JPH087780A - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
- Publication number
- JPH087780A JPH087780A JP13268294A JP13268294A JPH087780A JP H087780 A JPH087780 A JP H087780A JP 13268294 A JP13268294 A JP 13268294A JP 13268294 A JP13268294 A JP 13268294A JP H087780 A JPH087780 A JP H087780A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflection
- center beam
- horizontal
- coil
- deflection coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 対角方向に偏向されるサイドビームに対する
センタービームの縦方向のミスコンバージェンスを防止
すること。 【構成】 水平偏向コイルの小口径部側のフランジ部の
形状を、陰極線管の電子銃側からみて、水平走査線と平
行で、かつ角が丸みを持つ形状にして、水平偏向コイル
のネック側において、センタービームが垂直下方へ偏向
されることがないように構成した。 【効果】 従来よりコンバージェンスの特性上課題とさ
れてきたG−droopを、なくすことを可能とし、コ
ンバージェンスの検査工程においても、フェライトコア
による最終調整を容易とした。
センタービームの縦方向のミスコンバージェンスを防止
すること。 【構成】 水平偏向コイルの小口径部側のフランジ部の
形状を、陰極線管の電子銃側からみて、水平走査線と平
行で、かつ角が丸みを持つ形状にして、水平偏向コイル
のネック側において、センタービームが垂直下方へ偏向
されることがないように構成した。 【効果】 従来よりコンバージェンスの特性上課題とさ
れてきたG−droopを、なくすことを可能とし、コ
ンバージェンスの検査工程においても、フェライトコア
による最終調整を容易とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインライン型陰極線管に
用いられる偏向ヨークに関するものである。
用いられる偏向ヨークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の水平偏向コイルの小口径部
側のフランジ部について説明する。水平偏向コイルは、
インライン型陰極線管を用いるテレビジョンのシステム
上、ピンクッション磁界を形成しなければならないの
で、左右対称な形状が巻線によって形成されている。従
来のフランジ部は、巻線を流れる偏向電流の通り道とし
ての役割を果たしており、陰極線管のネックの形状に合
わせて半円形状になっている。
側のフランジ部について説明する。水平偏向コイルは、
インライン型陰極線管を用いるテレビジョンのシステム
上、ピンクッション磁界を形成しなければならないの
で、左右対称な形状が巻線によって形成されている。従
来のフランジ部は、巻線を流れる偏向電流の通り道とし
ての役割を果たしており、陰極線管のネックの形状に合
わせて半円形状になっている。
【0003】また、コンバージェンスに与える影響が少
ないと考えられていたことから、陰極線管のネックの形
状に合わせて必然的に半円形状となり、深い考察がなさ
れていなかった。
ないと考えられていたことから、陰極線管のネックの形
状に合わせて必然的に半円形状となり、深い考察がなさ
れていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昨今の
テレビジョンシステムにおいて、高精度、高画質を求め
る動きの中で、前記フランジ部の作る磁界の検討がなさ
れた結果、前記のようなフランジ部の形状が、コンバー
ジェンスの特性上課題とされてきたG−droopに大
きく関与していることがわかった。
テレビジョンシステムにおいて、高精度、高画質を求め
る動きの中で、前記フランジ部の作る磁界の検討がなさ
れた結果、前記のようなフランジ部の形状が、コンバー
ジェンスの特性上課題とされてきたG−droopに大
きく関与していることがわかった。
【0005】ここで、G−droopとは、対角方向に
偏向される、サイドビームに対するセンタービームの縦
方向のミスコンバージェンスのことをいう。図14は、
G−droopが顕著に目立つ場合の、陰極線管の画面
上にクロスハッチ信号を表示したときの状態を示してい
る。16はセンタービーム、17はサイドビーム、18
は陰極線管の画面、19はミスコンバージェンスで、画
面18の対角方向で縦方向に現われている。20は垂直
軸上の点を示す。
偏向される、サイドビームに対するセンタービームの縦
方向のミスコンバージェンスのことをいう。図14は、
G−droopが顕著に目立つ場合の、陰極線管の画面
上にクロスハッチ信号を表示したときの状態を示してい
る。16はセンタービーム、17はサイドビーム、18
は陰極線管の画面、19はミスコンバージェンスで、画
面18の対角方向で縦方向に現われている。20は垂直
軸上の点を示す。
【0006】図14で、明らかなように最外画枠のセン
タービーム16のサイドビーム17に対する縦方向の位
置の差がミスコンバージェンスとして垂直軸上の点20
ではないのに対して、対角19ではセンタービームが落
ち込んでいるのがわかる。なお、通常センタービーム1
6は、グリーンの蛍光体を打ち、サイドビーム17はレ
ッド及びブルーの蛍光体を打つ。
タービーム16のサイドビーム17に対する縦方向の位
置の差がミスコンバージェンスとして垂直軸上の点20
ではないのに対して、対角19ではセンタービームが落
ち込んでいるのがわかる。なお、通常センタービーム1
6は、グリーンの蛍光体を打ち、サイドビーム17はレ
ッド及びブルーの蛍光体を打つ。
【0007】上記のようなミスコンバージェンス現象の
原因を、水平偏向磁界の視点から解析すると下記の通り
である。図8は従来の偏向ヨークの一例を示す側面図
で、2は垂直偏向コイル、3はフェライトコアを示す。
図9は同偏向ヨークの電子銃側からみた平面図で、21
は従来の鞍型水平偏向コイルである。図10は同偏向ヨ
ークに用いる鞍型水平コイルの斜視図である。図11は
水平偏向コイルと、プリ偏向後(コマ補正後)における
センタービーム16とサイドビーム17の位置関係を表
した図である。図12は従来の水平偏向コイルの小口径
部側のフランジ部が作る磁界を表した図である。図13
は対角方向へ偏向されるセンタービームとサイドビーム
の軌道とそれに伴うミスコンバージェンスの説明図であ
る。
原因を、水平偏向磁界の視点から解析すると下記の通り
である。図8は従来の偏向ヨークの一例を示す側面図
で、2は垂直偏向コイル、3はフェライトコアを示す。
図9は同偏向ヨークの電子銃側からみた平面図で、21
は従来の鞍型水平偏向コイルである。図10は同偏向ヨ
ークに用いる鞍型水平コイルの斜視図である。図11は
水平偏向コイルと、プリ偏向後(コマ補正後)における
センタービーム16とサイドビーム17の位置関係を表
した図である。図12は従来の水平偏向コイルの小口径
部側のフランジ部が作る磁界を表した図である。図13
は対角方向へ偏向されるセンタービームとサイドビーム
の軌道とそれに伴うミスコンバージェンスの説明図であ
る。
【0008】水平磁界の影響を受ける前までの、センタ
ービーム16とサイドビーム17の位置は、コマ収差の
補正磁界(エンハンサシャントや、コマコレクター等)
の影響を受けた後であるために、図12のようにサイド
ビーム17対比センタービーム16が垂直方向へ早く偏
向されている。ちなみにコマ補正は、インラインカラー
管を用いたセルフコンバージェンスシステムにおいて、
電子ビームを偏向する磁界が、水平がピンクッション形
に、垂直がバレル形に歪んでいることによって起こる、
センタービームの偏向感度のサイドビームの偏向感度に
対する劣化を補正するために、センタービームにプリ偏
向を行なうものである。
ービーム16とサイドビーム17の位置は、コマ収差の
補正磁界(エンハンサシャントや、コマコレクター等)
の影響を受けた後であるために、図12のようにサイド
ビーム17対比センタービーム16が垂直方向へ早く偏
向されている。ちなみにコマ補正は、インラインカラー
管を用いたセルフコンバージェンスシステムにおいて、
電子ビームを偏向する磁界が、水平がピンクッション形
に、垂直がバレル形に歪んでいることによって起こる、
センタービームの偏向感度のサイドビームの偏向感度に
対する劣化を補正するために、センタービームにプリ偏
向を行なうものである。
【0009】対角方向へ偏向が行なわれる場合は、垂直
軸上の偏向とは違って、水平偏向コイルにも電流が流さ
れるために、ネックのフランジ部も図12の磁力線22
を形成し、磁力線22に近いセンタービーム16はこの
フランジ部の形成する磁力線の影響をより強く受けて、
矢印23の方向に、垂直下方への偏向を大きく受ける。
従って、対角方向へ偏向される場合のフランジ部も含め
た偏向領域の磁界の影響を受けたセンタービーム16
は、Z軸上の単位長さ当たりに垂直上方へ偏向される効
率がフランジ部のために悪化することになる。
軸上の偏向とは違って、水平偏向コイルにも電流が流さ
れるために、ネックのフランジ部も図12の磁力線22
を形成し、磁力線22に近いセンタービーム16はこの
フランジ部の形成する磁力線の影響をより強く受けて、
矢印23の方向に、垂直下方への偏向を大きく受ける。
従って、対角方向へ偏向される場合のフランジ部も含め
た偏向領域の磁界の影響を受けたセンタービーム16
は、Z軸上の単位長さ当たりに垂直上方へ偏向される効
率がフランジ部のために悪化することになる。
【0010】その結果、偏向領域における軌道は図13
のようになり、この状態から、蛍光面に対して、電子ビ
ームが放出されるが、センタービーム16は垂直方向に
より低い位置で蛍光面12に放出され、かつ、サイドビ
ーム17が広角度なのに対して、かなり狭い角度で蛍光
面に放出される(26>27)。図13で、24はセン
タービームが蛍光面へ放出されるときの垂直方向の高
さ、25はサイドビームが蛍光面へ放出されるときの垂
直面の高さを示す。26はサイドビームが偏向領域から
蛍光面へ放出されるときの角度、27はセンタービーム
が偏向領域から蛍光面へ放出されるときの角度を示す。
28はミスコンバージェンスである。
のようになり、この状態から、蛍光面に対して、電子ビ
ームが放出されるが、センタービーム16は垂直方向に
より低い位置で蛍光面12に放出され、かつ、サイドビ
ーム17が広角度なのに対して、かなり狭い角度で蛍光
面に放出される(26>27)。図13で、24はセン
タービームが蛍光面へ放出されるときの垂直方向の高
さ、25はサイドビームが蛍光面へ放出されるときの垂
直面の高さを示す。26はサイドビームが偏向領域から
蛍光面へ放出されるときの角度、27はセンタービーム
が偏向領域から蛍光面へ放出されるときの角度を示す。
28はミスコンバージェンスである。
【0011】上記のように対角の蛍光面12へ電子ビー
ムがランディングするまでに、蛍光面よりもかなり手前
で、電子ビームが交差することになり、図13のよう
に、サイドビーム17に対するセンタービーム16の縦
方向のミスコンバージェンス28が発生することにな
る。本発明の目的は上記のような課題を解決し、コンバ
ージェンスの特性上問題とされてきたG−droopを
なくすことができる偏向ヨークを提供しようとするもの
である。
ムがランディングするまでに、蛍光面よりもかなり手前
で、電子ビームが交差することになり、図13のよう
に、サイドビーム17に対するセンタービーム16の縦
方向のミスコンバージェンス28が発生することにな
る。本発明の目的は上記のような課題を解決し、コンバ
ージェンスの特性上問題とされてきたG−droopを
なくすことができる偏向ヨークを提供しようとするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、水平偏向コイルと垂直偏向コイルとを備
え、前記水平偏向コイルの小口径部側のフランジ部の形
状を陰極線管の電子銃側からみて、水平走査線と平行
で、かつ角が丸みを持つように設けた偏向ヨークとし
た。
に本発明は、水平偏向コイルと垂直偏向コイルとを備
え、前記水平偏向コイルの小口径部側のフランジ部の形
状を陰極線管の電子銃側からみて、水平走査線と平行
で、かつ角が丸みを持つように設けた偏向ヨークとし
た。
【0013】
【作用】上記のように構成することにより、水平偏向コ
イルの小口径部側のフランジ部が作る磁界が垂直軸と平
行となり、センタービームからは離れているため、セン
タービームへの偏向作用が少なくコンバージェンスの特
性上問題とされてきたG−droopをなくすことがで
きる。
イルの小口径部側のフランジ部が作る磁界が垂直軸と平
行となり、センタービームからは離れているため、セン
タービームへの偏向作用が少なくコンバージェンスの特
性上問題とされてきたG−droopをなくすことがで
きる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の実施例における偏向ヨーク
の側面図、図2は同偏向ヨークの電子銃側からみた平面
図である。図3は同偏向ヨークに用いる水平偏向コイル
の斜視図である。1は本発明の水平偏向コイル、2は垂
直偏向コイル、3はフェライトコアである。4は水平偏
向コイルの小口径部側のフランジ部を示す。
の側面図、図2は同偏向ヨークの電子銃側からみた平面
図である。図3は同偏向ヨークに用いる水平偏向コイル
の斜視図である。1は本発明の水平偏向コイル、2は垂
直偏向コイル、3はフェライトコアである。4は水平偏
向コイルの小口径部側のフランジ部を示す。
【0015】図4は、水平偏向コイル1と、プリ偏向後
におけるセンタービーム5とサイドビーム6の位置関係
を表した図である。図5は、水平偏向コイル1の小口径
部側のフランジ部4が作る磁界を表した図である。7は
磁力線、8は磁力線によってセンタービーム5が受ける
力の方向を示す。図6は、対角方向へ偏向されるセンタ
ービーム5とサイドビーム6の軌道の説明図である。9
は偏向領域、10はセンタービーム5が偏向領域9から
蛍光面へ放出されるときの角度、11はサイドビーム6
の放出される角度、12は蛍光面、13はミスコンバー
ジェンスを示す。14はセンタービームが蛍光面へ放出
されるときの垂直方向の高さ、15はサイドビームの高
さを示す。
におけるセンタービーム5とサイドビーム6の位置関係
を表した図である。図5は、水平偏向コイル1の小口径
部側のフランジ部4が作る磁界を表した図である。7は
磁力線、8は磁力線によってセンタービーム5が受ける
力の方向を示す。図6は、対角方向へ偏向されるセンタ
ービーム5とサイドビーム6の軌道の説明図である。9
は偏向領域、10はセンタービーム5が偏向領域9から
蛍光面へ放出されるときの角度、11はサイドビーム6
の放出される角度、12は蛍光面、13はミスコンバー
ジェンスを示す。14はセンタービームが蛍光面へ放出
されるときの垂直方向の高さ、15はサイドビームの高
さを示す。
【0016】水平磁界の影響を受ける前までの、センタ
ービーム5とサイドビーム6の位置は、コマ収差の補正
磁界(エンハンサシャントや、コマコレクター等)の影
響を受けた後であるために、図4のようにサイドビーム
6対比センタービーム5が垂直方向へ早く偏向されてい
る。対角方向へ偏向が行なわれる場合は、垂直軸(Z
軸)上への偏向とは違って、水平偏向コイルにも電流が
流されるために、本実施例のネックフランジ部も図5の
磁力線7を形成する。しかし、この磁力線7はフランジ
部4がセンタービームから離れているため、電子ビーム
へ作用を及ぼす磁束密度が低く、かつ垂直軸に平行にな
るように分布している。そのために、従来よりはセンタ
ービーム5への偏向作用が少なく、また、水平方向へ偏
向するように働く(矢印8)ため、垂直下方へ偏向され
ることがない。
ービーム5とサイドビーム6の位置は、コマ収差の補正
磁界(エンハンサシャントや、コマコレクター等)の影
響を受けた後であるために、図4のようにサイドビーム
6対比センタービーム5が垂直方向へ早く偏向されてい
る。対角方向へ偏向が行なわれる場合は、垂直軸(Z
軸)上への偏向とは違って、水平偏向コイルにも電流が
流されるために、本実施例のネックフランジ部も図5の
磁力線7を形成する。しかし、この磁力線7はフランジ
部4がセンタービームから離れているため、電子ビーム
へ作用を及ぼす磁束密度が低く、かつ垂直軸に平行にな
るように分布している。そのために、従来よりはセンタ
ービーム5への偏向作用が少なく、また、水平方向へ偏
向するように働く(矢印8)ため、垂直下方へ偏向され
ることがない。
【0017】従って、対角方向へ偏向される場合の、フ
ランジ部も含めた偏向領域9の磁界がセンタービーム5
に作用するときに、Z軸上の単位長さ当たりに垂直上方
へ偏向される割合は、フランジ部4の作用が小さい分だ
け、従来よりも効率が良くなるので、蛍光面12には、
従来のセンタービームよりも、垂直方向に高い位置14
で蛍光面12に放出され、かつ、サイドビームの高さ1
5には及ばないが、従来よりはかなり広角度(10)で
蛍光面に放出される。
ランジ部も含めた偏向領域9の磁界がセンタービーム5
に作用するときに、Z軸上の単位長さ当たりに垂直上方
へ偏向される割合は、フランジ部4の作用が小さい分だ
け、従来よりも効率が良くなるので、蛍光面12には、
従来のセンタービームよりも、垂直方向に高い位置14
で蛍光面12に放出され、かつ、サイドビームの高さ1
5には及ばないが、従来よりはかなり広角度(10)で
蛍光面に放出される。
【0018】その結果、偏向領域9における両ビームの
軌道は図6のようになり、蛍光面12に対して、電子ビ
ームが放出されると、蛍光面により近い状態にてセンタ
ービーム5とサイドビーム6とが交差するために、縦方
向のサイドビームとセンタービームのミスコンバージェ
ンス13も小さくなる。本発明の偏向ヨークを用いて、
陰極線管の画面上にクロスハッチ信号を表示した場合の
パターンは図7に示すようになり、図14の従来の偏向
ヨークを用いた場合と比べて対角方向の縦方向のミスコ
ンバージェンス13が改善されていることがわかる。
軌道は図6のようになり、蛍光面12に対して、電子ビ
ームが放出されると、蛍光面により近い状態にてセンタ
ービーム5とサイドビーム6とが交差するために、縦方
向のサイドビームとセンタービームのミスコンバージェ
ンス13も小さくなる。本発明の偏向ヨークを用いて、
陰極線管の画面上にクロスハッチ信号を表示した場合の
パターンは図7に示すようになり、図14の従来の偏向
ヨークを用いた場合と比べて対角方向の縦方向のミスコ
ンバージェンス13が改善されていることがわかる。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記のような構成としたので、
G−droopを、なくすことが可能となり、従来より
コンバージェンスの特性上の問題点を解消し、コンバー
ジェンスの製造工程においても、フェライトコアによる
最終調整が容易となる等の効果がある。
G−droopを、なくすことが可能となり、従来より
コンバージェンスの特性上の問題点を解消し、コンバー
ジェンスの製造工程においても、フェライトコアによる
最終調整が容易となる等の効果がある。
【図1】本発明の実施例として示した偏向ヨークの側面
図
図
【図2】同偏向ヨークの平面図
【図3】同偏向ヨークに用いる鞍型水平偏向コイルの斜
視図
視図
【図4】水平偏向コイルと、プリ偏向後におけるセンタ
ービームとサイドビームの位置関係説明図
ービームとサイドビームの位置関係説明図
【図5】水平偏向コイルの小口径部側のフランジ部の磁
界説明図
界説明図
【図6】対角方向へ偏向されるセンタービームとサイド
ビームの軌道説明図
ビームの軌道説明図
【図7】偏向ヨークを用いて、陰極線管の画面上にクロ
スハッチ信号を表示したパターン図
スハッチ信号を表示したパターン図
【図8】従来の偏向ヨークの側面図
【図9】同実施例の偏向ヨークの平面図
【図10】同鞍型水平コイルの斜視図
【図11】水平偏向コイルと、プリ偏向後におけるセン
タービームとサイドビームの位置関係説明図
タービームとサイドビームの位置関係説明図
【図12】水平偏向コイルの小口径部側のフランジ部が
作る磁界説明図
作る磁界説明図
【図13】対角方向へ偏向されるセンタービームとサイ
ドビームの軌道の説明図
ドビームの軌道の説明図
【図14】従来の偏向ヨークを用いて、陰極線管の画面
上にクロスハッチ信号を表示したパターン図
上にクロスハッチ信号を表示したパターン図
【符号の説明】 1 水平偏向コイル 2 垂直偏向コイル 4 小口径部側のフランジ部
Claims (1)
- 【請求項1】 水平偏向コイルと垂直偏向コイルとを備
え、前記水平偏向コイルの小口径部側のフランジ部の形
状を陰極線管の電子銃側からみて、水平走査線と平行
で、かつ角が丸みを持つように設けたことを特徴とする
偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13268294A JPH087780A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 偏向ヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13268294A JPH087780A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 偏向ヨーク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH087780A true JPH087780A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15087060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13268294A Pending JPH087780A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 偏向ヨーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087780A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100786830B1 (ko) * | 2001-08-17 | 2007-12-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | 음극선관용 편향 장치 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP13268294A patent/JPH087780A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100786830B1 (ko) * | 2001-08-17 | 2007-12-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | 음극선관용 편향 장치 |
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