JP2002288704A - 運転に関する格付システム - Google Patents

運転に関する格付システム

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JP2002288704A JP2001090866A JP2001090866A JP2002288704A JP 2002288704 A JP2002288704 A JP 2002288704A JP 2001090866 A JP2001090866 A JP 2001090866A JP 2001090866 A JP2001090866 A JP 2001090866A JP 2002288704 A JP2002288704 A JP 2002288704A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、デジタル式運行記録計を活用し、
トラックやタクシー、バスを含む車両の運転を客観的に
評価できる運転に関する格付システムを提供することを
課題とするものである。 【解決手段】 運転に関わる内容を格付するために設け
られる格付機関の格付機関サーバ2で、車両に備えられ
たデジタル式運行記録計511で記録された運行データ
5111として少なくとも速度、時間を取得し、格付す
ることで上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の運行状況か
ら運転に関する格付を行うシステムに関する技術分野に
属する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば一般の利用者が、トラック
で荷物の運搬を依頼したい場合や、タクシー(ハイヤー
も含む)やバスをチャーターしたい場合には、何らかの
基準で運送会社やタクシー会社が選択される。この選択
の際の基準としては、例えば運送会社やタクシー会社が
提供している広告、宣伝を参考にしたり、また知人から
の紹介であったり、あるいは過去に依頼した実績に基づ
いたりして決められる。しかし、このような選択基準
は、運送会社やタクシー会社側から送られる主観的な情
報や利用者側の経験的な情報に過ぎなかった。
【0003】上述したトラック、バス、タクシー等の実
際の運行状況を把握する方法の1つとして、瞬間速度、
運行距離、運行時間(以下では、速度、距離、時間と記
す)の利用が知られている。従来、法律(運輸規則第2
6条、安全規則第9条、同第34条)で定められた対象
車両には、運行記録計の装着が義務づけられており、こ
の運行記録計で記録された速度、時間及び二時刻間の走
行距離がデータとして取得される。ここでは、この運行
記録計により得られる速度、距離、時間を運行データと
称する。この運行記録計としては、アナログ式でチャー
ト紙にグラフとして運行の距離、速度、時間を記録する
タイプが普及しており、運転者は一連の運行が終了した
後、チャート紙を会社の担当者に提出していた。そし
て、会社はこのチャート紙の保管が義務づけられるとと
もに、チャート紙から運行状況を把握していた。図10
にチャート紙の記録例を示す。担当者は提出されたチャ
ート紙から、該当する運転者がその運行において、どの
様な運転を行ったかを項目に分けて判読する。例えば、
社内規則の最高速度の超過違反は無いか、また等速運転
を行っているか、あるいは記録にトゲトゲしい急加速は
無いか、といった諸々の現象をチャート紙のグラフから
目視により読み取っていた。そして、運転者のその運行
に問題があった場合には、朝礼等で注意を行ったり業務
管理に利用したりしていた。しかしながら、上述したよ
うなチャート紙の判読には熟練が必要であるとともに、
その判断結果が担当者の能力に依存する部分が多かっ
た。
【0004】このアナログ式運行記録計に替わり、近年
デジタル式運行記録計が急速に普及している。このデジ
タル式運行記録計とは、上述の速度と時間及び二時刻間
の走行距離のデータをデジタル式に取り出す車載用のセ
ンサ(走行センサ)である。これら速度、距離、時間の
運行データがデジタル化されているためコンピュータで
処理でき、アナログ式に比較して解析等の作業を素早く
かつ正確に行うことが可能となった。このデジタル式運
行記録計は、複数のメーカーから販売されており、その
内の一部は、国土交通省が定めた必要な技術的要件に沿
ったものとして型式認定され、法律で装着が義務づけら
れた車両には、認定されたものが取り付けられることに
なっている。しかしながら、本発明で用いる「デジタル
式運行記録計」とは、国土交通省に認定されたものだけ
でなく、同様のデータが取り出せるセンサ類の全てを指
すこととする。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】トラックやタクシー、
バス等に業務を依頼したい利用者側には、これらの会社
を選択する際の基準として、会社間を比較検討できるよ
うな客観的な情報を得たいという要望があった。特に近
年は、インターネットの普及により、ネット上で業務を
依頼するケースも増加しており、信用性が高く、わかり
やすい基準が求められている。
【0006】一方、アナログ式に代わって普及し始めて
いるデジタル式運行記録計のメーカー側では、現状では
従来のアナログ式よりデータの処理が容易という利点は
あるものの、アナログ式と同様に運転者へ安全運転の慣
行を喚起する程度の活用に止まっている。そのため、ア
ナログ式に比べて高価であるデジタル式運行記録計の販
売において、その普及を促進するためにも、さらに幅広
い活用方法が求められていた。
【0007】このような従来の課題を考慮して、本発明
は、デジタル式運行記録計を活用し、トラックやタクシ
ー、バスを含む車両の運転を客観的に評価できる運転に
関する格付システムを提供することを課題とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の運転に関する格付システムは、次のような
手段を採用する。
【0009】すなわち、請求項1では、車両に備えられ
たデジタル式運行記録計で記録される運行データとして
少なくとも速度、時間を格付に用いるためのシステムで
あって、運転に関わる内容を格付するための格付機関の
格付機関サーバが設けられ、この格付機関サーバには、
運行データとこの運行データに対応する運転者等の識別
情報とを含む個別データを取得する個別データ受信手段
と、この個別データに基づいて運転に関する格付をする
格付手段とが備えられる。
【0010】この手段では、デジタル式運行記録計を備
えたどの車両からも同様に得られる少なくとも速度、距
離を含む運行データと、この運行データを識別する情報
に基づいて、格付機関サーバで客観的に評価され運転に
関する格付が行われる。
【0011】また、請求項2では、請求項1記載の運転
に関する格付けシステムにおいて、車両の運行を管理す
る管理者の管理者端末がネットワークを介して前記格付
機関サーバに接続され、格付機関サーバの個別データ受
信手段では、個別データを管理者端末から受信し、格付
手段では、個別データに基づいて運転者及び管理者のい
ずれか一方または双方を格付することを特徴とする。
【0012】この手段では、格付機関サーバは、管理者
端末から個別データを受信し、これに基づき運転者及び
管理者のいずれか一方又は双方の格付が行なわれる。
【0013】また、請求項3では、請求項1または2記
載の運転に関する格付システムにおいて、格付機関サー
バには、運転者及び管理者のいずれか一方または双方を
それぞれの格付と関連づけて記憶する格付記憶手段と、
運転者及び管理者のいずれか一方または双方の格付を管
理者端末に送信する管理者端末向け格付送信手段とが備
えられることを特徴とする。
【0014】この手段では、格付機関サーバは、格付の
結果を記憶するとともに、格付の結果を個別データが送
られてきた管理者端末に送信して通知する。
【0015】また、請求項4では、請求項1から3のい
ずれかに記載の運転に関する格付システムにおいて、格
付の閲覧を希望する利用者端末が、前記格付機関サーバ
にネットワークを介して接続され、格付機関サーバに
は、運転に関する格付を利用者端末に開示する格付開示
手段が備えられることを特徴とする。
【0016】この手段では、格付機関サーバで格付され
た結果を、第三者である利用者も知ることができる。
【0017】また、請求項5では、請求項1から4のい
ずれかに記載の運転に関する格付システムにおいて、格
付機関サーバの格付手段には、個別データから評価項目
毎に数値化し、この数値を予め定められた指標に照合し
て格付することを特徴とする。
【0018】この手段では、個別データは直接格付に用
いられるのではなく、加工処理されて利用される。
【0019】また、請求項6では、請求項1から5のい
ずれかに記載の運転に関する格付システムにおいて、格
付機関サーバには、管理者端末を予め登録する管理者登
録手段が備えられていることを特徴とする。
【0020】この手段では、予め管理者の選別が可能と
なり、信用性が向上される。
【0021】また、請求項7では、請求項1から6のい
ずれかに記載の運転に関する格付システムにおいて、管
理者端末には、車両に備えられた車載端末において記録
媒体に記録された運行データを読み取る読取手段が備え
られることを特徴とする運転に関する。
【0022】この手段では、運行データの送信が、記録
媒体を用いてバッチ処理により行われる。
【0023】また、請求項8では、運転に関わる内容を
格付するために設けられる格付機関の格付機関サーバ
が、車両の運行を管理する管理者の管理者端末と、格付
の閲覧を希望する利用者端末とに、ネットワークを介し
て接続され、車両に備えられたデジタル式運行記録計で
記録される運行データとして少なくとも速度、時間を格
付に用いるためのシステムであって、格付機関サーバに
は、運行データとこの運行データに対応する運転者等の
識別情報とを含む個別データを管理者端末から取得する
個別データ受信手段と、個別データに基づいて運転者及
び管理者のいずれか一方または双方を格付する格付手段
と、運転者及び管理者のいずれか一方または双方をそれ
ぞれの格付と関連づけて記憶する格付記憶手段と、運転
者及び管理者のいずれか一方または双方の格付を管理者
端末に送信する管理者端末向け格付送信手段と、運転者
及び管理者の格付を利用者端末に開示する格付開示手段
とが備えられる。
【0024】この手段では、格付機関サーバは、管理者
端末から受信した運行データと識別情報により、運転者
及び管理者のいずれか一方または双方を格付し、この格
付の結果を管理者に通知するとともに、種々の格付の結
果を利用者端末に開示する。
【0025】また、請求項9では、車両の運行を管理す
る管理者の管理者端末が、運転に関わる内容を格付する
格付機関の格付機関サーバに、ネットワークを介して接
続され、車両に備えられたデジタル式運行記録計で記録
される運行データとして少なくとも速度、時間を格付に
用いるためのシステムであって、管理者端末には、運行
データに運転者、運転日、車両ID等の識別情報を付加
して個別データを作成する個別データ作成手段と、個別
データを格付機関サーバに送信する個別データ送信手段
と、運転者及び管理者のいずれか一方または双方の格付
を格付機関サーバから受信する格付受信手段と、受信し
た格付を表示する表示手段とが備えられる。
【0026】この手段では、管理者端末では、管理者が
管理する運転者の運行データと識別情報を格付機関サー
バに送信することにより、運転者及び管理者のいずれか
一方または双方の格付を知ることができる。
【0027】また、請求項10では、運転に関わる内容
を格付するために設けられる格付機関の格付機関サーバ
と、デジタル式運行記録計を備えた車両の車載端末が、
ネットワークを介して接続され、車両に備えられたデジ
タル式運行記録計で記録される運行データとして少なく
とも速度、時間を格付に用いるためのシステムであっ
て、車載端末には、運行データを送信する運行データ送
信手段と、この運行データに対応する運転者等の識別情
報を入力する識別情報入力手段と、識別情報を格付機関
サーバに送信する識別情報送信手段とが備えられ、格付
機関サーバには、運行データに基づいて運転に関する格
付をする格付手段とが備えられる。
【0028】この手段では、車載端末は得られた運行デ
ータを識別情報とともに格付機関サーバに送信し、これ
に基づき格付機関サーバでは運転に関する格付を行う。
【0029】また、請求項11では、請求項10記載の
運転に関する格付システムにおいて、格付手段では、運
転者及び運転者を管理する管理者のいずれか一方または
双方を格付することを特徴とする。
【0030】この手段では、車載端末から送信された運
行データと識別情報に基づき、運転者及び管理者のいず
れか一方または双方が格付される。
【0031】また、請求項12では、請求項11記載の
運転に関する格付システムにおいて、車載端末に対応す
る運転者を管理する管理者の管理者端末がネットワーク
を介して格付機関サーバに接続され、格付機関サーバに
は、管理者を予め登録する管理者登録手段と、運転者を
管理者と関連づけて予め登録する運転者登録手段と、運
転者及び管理者のいずれか一方または双方をそれぞれの
格付と関連づけて記憶する格付記憶手段と、運転者及び
管理者のいずれか一方または双方の格付を管理者端末に
送信する管理者端末向け格付送信手段とが備えられるこ
とを特徴とする。
【0032】この手段では、管理者や運転者を予め登録
することにより選別が可能となり、信用性が向上され
る。また、管理者端末では、運転者及び管理者のいずれ
か一方または双方の格付を知ることができる。
【0033】また、請求項13では、請求項10から1
2のいずれかに記載の運転に関する格付システムにおい
て、格付機関サーバには、少なくとも運転者の格付を車
載端末に送信する車載端末向け格付送信手段が備えられ
ることを特徴とする。
【0034】この手段では、車載端末で、少なくとも運
転者の格付の結果を知ることができる。
【0035】また、請求項14では、運転に関わる内容
を格付するために設けられる格付機関の格付機関サーバ
が、デジタル式運行記録計を備えた車両の車載端末と、
車載端末に対応する運転者を管理する管理者の管理者端
末とにネットワークを介して接続され、車両に備えられ
たデジタル式運行記録計で記録される運行データとして
少なくとも速度、時間を格付に用いるためのシステムで
あって、格付機関サーバには、運行データを車載端末か
ら受信する運行データ受信手段と、運行データに対応す
る運転者等の識別情報を車載端末から受信する識別情報
受信手段と、運行データに基づいて少なくとも運転者を
格付する格付手段と、車載端末または管理者端末のいず
れか一方または双方に格付を送信する格付送信手段とが
備えられる。
【0036】この手段では、格付機関サーバは、車載端
末から受信した運行データと識別情報に基づいて少なく
とも運行データに対応する運転者を格付し、この格付の
結果が車載端末または管理者端末のいずれか一方または
双方に通知される。
【0037】また、請求項15では、デジタル式運行記
録計を備えた車両の車載端末が、運転に関わる内容を格
付するために設けられる格付機関の格付機関サーバとネ
ットワークを介して接続され、車両に備えられたデジタ
ル式運行記録計で記録される運行データとして少なくと
も速度、時間を格付に用いるためのシステムであって、
車載端末には、運行データを送信する運行データ送信手
段と、運行データに対応する運転者等の識別情報を入力
する識別情報入力手段と、識別情報を格付機関サーバに
送信する識別情報送信手段と、運行データと識別情報に
基づいて格付機関サーバで格付された運転に関する格付
のうち、少なくとも運転者に関する格付を格付機関サー
バから受信する格付受信手段とが備えられる。
【0038】この手段では、車載端末は、格付機関サー
バに運行データと識別情報を送信し、これらに基づいて
格付機関サーバで格付された格付のうち、少なくとも運
転者に関する格付を知ることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の運転に関する格付システ
ムについて、図面に基づいて説明する。図1は実施の形
態(1)の概念図、図2は実施の形態(1)の概略構成
図、図3は実施の形態(1)の構成図、図4、図5は実
施の形態(1)の動作を示すフローチャートである。
【0040】実施の形態(1)の運転に関する格付シス
テム1は、車両に備えられたデジタル式運行記録計で記
録される運行データ5111として少なくとも速度、時
間を格付に用いるためのシステムであって、運転に関わ
る内容を格付するための格付機関の格付機関サーバ2が
設けられている。
【0041】また、格付機関サーバ2には、ネットワー
ク4を介して車両の運行を管理する管理者の管理者端末
3と、格付の閲覧を希望する利用者の利用者端末6とが
接続されている。また、車両には車載端末5が備えられ
ている。
【0042】なおここ言う車両とは、例えば自動車、自
動二輪車、原動機付き自転車等であるが、便宜上自動車
を例に記載する。現状では、この運行記録計はデジタル
式、アナログ式に拘わらず法律(運輸規則第26条、安
全規則第9条、同第34条)で定められた対象車両であ
るトラック、タクシー、ハイヤー、バスに装着が義務づ
けられているが、これらの車両に限定されるものではな
く、自発的に装着する車両も対象とする。また、デジタ
ル式運行記録計は、予め車両に備えられていても、後付
で備えられても、着脱自在に備えられてもいずれでもよ
い。また、管理者とは、トラックやバス、タクシー等の
車両を用いて業務を行う会社、またはその営業所(支
店)等を意味しており、管理者が個人の場合や、また管
理者と運転者とが同一の場合も含んでいる。
【0043】格付機関サーバ2は、入出力機能、記録機
能、通信機能、演算機能等を備えており、一般的には他
のコンピュータからの依頼に応える機能を持つメインフ
レームやワークステーション、パーソナルコンピュータ
等である。管理者端末3と利用者端末6は、入出力機
能、表示機能、記録機能、通信機能等を備えており、入
力機能としては、ボタン、タッチパネル、キーボード、
マウス等があり、表示機能としては、LCD、CRT等
がある。一般的には、ネットワーク接続してWebブラ
ウザ等により情報を得ることができるパーソナルコンピ
ュータ等である。ネットワーク4はインターネットやL
AN(Local Area Network)、無線
通信等からなるネットワークである。
【0044】この車載端末5は、デジタル式運行記録計
として運行データである速度、距離、時間を記録媒体に
記録する機能と、入出力機能、表示機能を備えており、
入力機能としては、ボタン、タッチパネル等があり、表
示機能としては、LCD等がある。記録媒体としてはI
Cカード、カートリッジ等が適用される。また、この車
載端末5は、予め自動車に備えられていても、後付で備
えられても、着脱自在に備えられてもいずれでもよい。
【0045】まず、管理者端末3の構成について説明す
る。管理者端末3には、読取手段311と個別データ作
成手段312と個別データ送信手段313と格付要求手
段314と格付受信手段315と表示手段316とが備
えられている。
【0046】読取手段311は、自動車毎に備えられた
車載端末5で運行データ5111が記録された記録媒体
の内容を読み取る手段である。この運行データ5111
は、自動車の運行毎にその距離、速度、時間がデジタル
化されて記録されたものである。上述したように、デジ
タル式運行記録手段511には車載端末5のメーカーに
関わらず同様のデータが得られる。読み取りはバッチ処
理で行われ、例えば、その日の業務の運行開始時に記録
媒体512が車載端末5にセットされ、運行の終了時に
記録媒体512が取り外されて管理者に提出されて読み
取られる。この記録媒体512には、運行データ511
1の他に適宜ヘッダー情報の書き込みが可能である。
【0047】個別データ作成手段312は、読み取られ
た運行データ5111にこの運行データ5111を識別
する識別情報を付加して個別データ3121を作成する
手段である。識別情報としては、法規4項で定められた
記録開始年月日、運転者名、車両番号または車両番号を
特定するための識別符号(ID)、主な運行区域が入力
される。また、管理者は、このデータを法律により1年
間保存する義務があるため記憶手段を備えてもよく、こ
の場合には識別情報としては、保存日時、保存作業実施
者、運行日数等も入力されて個別データ3121が作成
される。
【0048】個別データ送信手段313は、作成された
個別データ3121を格付機関サーバ2に送信する手段
である。この手段では、個別データ3121の全部また
は一部が抽出されて送信される。また、後述するように
送信する管理者が予め登録した管理者であるかどうかの
認証が行われた後に送信される。また、格付要求手段3
14は、格付機関サーバ2に格付の結果の送信を要求す
る手段である。この手段でも要求する管理者が予め登録
した管理者であるかどうかの認証が行われる。格付受信
手段315は、格付機関サーバ2から格付の結果を受信
する手段である。受信する格付としては、運転者の格付
と管理者の格付のいずれか一方でも双方でもよい。表示
手段316は、受信した格付を画面に表示する手段であ
る。
【0049】次に、格付機関サーバ2の構成について説
明する。格付機関サーバ2は、管理者端末3から得られ
たデータを受信するデータ受信部21と、データに基づ
いて格付を行う格付部22と、格付の結果を公表する開
示部23とに大別される。
【0050】まず、データ受信部21には、管理者登録
手段211と個別データ受信手段212と個別データ記
憶手段213とが備えられている。
【0051】管理者登録手段211は、予め格付を行う
対象となる管理者を登録する手段である。登録された管
理者には、認証のためにユーザIDとパスワード(その
他の方法でもよい)が付与される。管理者は、所在地、
連絡先、その他の管理者情報に関連づけて記憶される。
また、管理者は、会社単位には限らず、1つの会社に含
まれる営業所、支店単位でもよい。また、管理者が複数
の管理者と協業グループ(アライアンス)の関係にある
場合には、協業グループの関係も関連づけて登録されて
いる。この登録に際しては事前に管理者の調査を行い登
録の可否が決定される。これにより、格付される会社の
信用性の向上を図ることができる。
【0052】個別データ受信手段212は、管理者端末
3から個別データ3121を受信する手段である。格付
機関サーバ2には複数の管理者端末3が接続されてお
り、それぞれから個別データ3121を受信する。また
個別データ記憶手段213は、受信した個別データ31
21を運転者及び管理者と関連づけて記憶する手段であ
る。
【0053】次に、格付部22には、一次加工手段22
1と一次加工データ記憶手段222と二次加工手段22
3と二次加工データ記憶手段224と格付手段225と
格付記憶手段226とが備えられている。
【0054】一次加工手段221は、個別データ312
1にデータ処理をする手段である。この手段では、一旦
個別データ記憶手段213に記憶されている個別データ
3121を読み出し、デジタル化されているデータを有
意性のあるデータ(一次加工データと記す)に分解す
る。(表1)にデータ分解の項目を例示する。これらの
項目及びその分解方法は一例であり、限定するものでは
ない。
【表1】 (表1)では、速度帯、速度超過帯、連続走行、急加
速、急減速、最高速度、平均速度、アイドリング等に関
して20の項目に分解している。項目の一部を説明す
る。「1 速度帯別時間」の項目とは、0〜160km
/hの速度を5km/h刻みの速度帯に分割し、各速度
帯毎に1分間の走行に占める時間を抽出する。「2 速
度帯別分布」の項目とは、0〜160km/hの速度を
5km/h刻みの速度帯に分割し、各速度帯毎に1分間
の走行に占める時間の分布(割合)を抽出する。「3
速度帯別回数」の項目とは、0〜160km/hの速度
を5km/h刻みの速度帯に分割し、各速度帯毎に1分
間の走行に占める回数を抽出する。
【0055】一次加工データ記憶手段222は、一次加
工データを記憶する手段であり、過去の結果も累積して
記憶している。
【0056】二次加工手段223は、一次加工データを
運転状況の判断のために解析処理する手段である。この
手段では、一次加工データを評価が可能なデータ(二次
加工データと記す)に解析する。(表2)に解析の項目
とそれぞれの解析に用いた一次加工データを、(表3)
に解析の項目の一部について数値化するための算定式を
例示する。これらの項目及びその解析方法(算定式)は
一例であり、限定するものではない。
【表2】
【表3】 (表2)では、解析項目として最高速度、平均速度、連
続走行時間、連続走行距離、速度オーバー時間、急加
速、急減速、アイドリング時間、むら気運転等の9の項
目を示している。それぞれ、一次加工データを基に算出
されるものである。(表3)では、(表2)の「101
最高速度」の項目において、数値化する方法を例示し
ており、その他の項目は省略している。(表3)に示さ
れるように、「101 最高速度」ではデータを1時間
単位で抽出すると、ある特定の時間では、30km/h
以上の超過時が、4回8秒発生しこれに予め定めている
係数1.6を乗じて、マイナス51.2ポイントを算出
している。また、90km以上の超過が1回発生してい
るため、マイナス20ポイントが算出される。これらか
ら、満点100ポイントから上記ポイントを差し引いて
28.8ポイントという値がこの項目では算出される。
そして、1時間単位の値を集計して平均し、運行の全て
の時間の、「101 最高速度」の項目の代表ポイント
が求められる。
【0057】同様にその他の項目に関しても二次加工手
段222で代表ポイントが求められ、例えば(表4)に
示すような結果を導き出す。
【表4】 (表4)中の*を付した欄では、データを省略してい
る。運転者aの総合ポイントとしては、101〜109
の項目を合計して総合ポイントが求められる。管理者で
あるA1営業所のポイントは管理する運転者a〜cの総
合ポイントの平均値であり、さらにその上の管理者であ
るA運送会社のポイントはA1営業所とA2営業所のポ
イントの平均値である。さらにまた、管理者を総合する
協業グループ(アライアンス)のポイントは、A運送会
社、B運送会社、C会社のポイントの平均値である。こ
のように、運転者から得られるデータに基づいて段階的
に上位の管理者のポイントを求めることが可能である。
なお、このポイントの求め方も一例であって、これに限
定されたるものではなく、偏差値、波動(順位のバラツ
キを指す)等を用いて算出してもよい。
【0058】二次加工データ記憶手段224は、二次加
工データを記憶する手段であり、過去の結果も累積して
記憶している。
【0059】格付手段225は、二次加工データを予め
定められた指標(テーブル)に照合して格付を行う手段
である。(表5)に格付の一例を示す。
【表5】 (表5)は、(表4)で選られたポイントを基にA〜E
の5ランクに分けて示すことで格付を行っている。この
格付も、この5ランクの分け方に限定されるものではな
く、表記の方法、ランク数などは任意に設定される。ま
た、二次加工データのポイントをそのまま格付のランク
(値)としてもよい。
【0060】格付記憶手段226は、運転者及び管理者
を格付と関連づけて記憶する手段であり、過去の結果も
累積して記憶している。
【0061】上述の格付は、運転者の安全運転を評価す
る観点から格付を行っているが、その他に、例えばアイ
ドリングに関わるデータから運転者及び管理者の環境へ
の配慮度合いの観点で格付したり、また連続運転時間に
関わるデータから管理者労務管理の観点から格付を行っ
たりしてもよい。このように同一の運転者、管理者に対
して様々な観点からの格付が可能である。
【0062】次に、開示部23の構成について説明す
る。開示部23には、管理者端末要求受信手段231と
管理者端末向け格付送信手段232と格付開示手段23
3とが備えられている。
【0063】管理者端末要求受信手段231は、管理者
端末3から格付の送信の要求を受ける手段である。
【0064】管理者端末向け格付送信手段232は、格
付部22で決定された格付結果を管理者端末3に送信す
る手段である。この手段では、管理者端末3に対応する
管理者、及び管理者が管理する運転者の格付が送信され
る。これらはいずれか一方の送信でも双方の送信でもよ
い。送信に際しては、管理者端末3にメニュー画面が表
示され、一次加工データ記憶手段222、二次加工デー
タ記憶手段224、格付記憶手段226に含まれる任意
のデータの送信が可能である。
【0065】格付開示手段233は、利用者端末6に格
付を開示する手段である。開示の方法としては、例えば
格付機関サーバ2が提供するホームページで、管理者の
総合的な格付や、各観点からの格付を示すだけでなく、
格付機関サーバ2が把握する全管理者の中で順位を付け
て示したり、得意とする運行季節、得意とする運行地域
に分類したり、運転者の格付を示したりなど、様々な開
示の方法が可能である。また、この開示される格付結果
は、A〜Eの格付だけでなく二次加工データで得られた
ポイントで示しても良い。また開示される格付は任意の
周期(日毎、週毎、月毎等)で更新される。なお、開示
に際しては、個人(運転者)のプライバシーに関わる内
容は加工や削除する等の配慮が望ましい。
【0066】また、管理者端末3が利用者端末6とし
て、格付機関サーバ2が提供するホームページから自由
に格付の開示を受信することもできる。
【0067】このように構成された運転に関する格付シ
ステムの動作について具体例を示して説明する。この動
作は一例であるため、順序等はこれらに限定されない。
また、トラックを例示しているが、タクシーやバスにも
同様に適用される。
【0068】まず、トラックでの運送を業務とするA運
送会社のA1営業所(管理者)では、格付機関による格
付を受けるために、格付機関サーバ2に登録の申請を行
う(S101)。格付機関サーバ2では、このA運送会
社を調査し(S102)、調査結果が良好である場合に
のみ、登録の完了を通知する(S103)。このとき、
ユーザIDとパスワードを付与する。
【0069】A1営業所では、例えば3月1日の業務開
始前に、管理する全ての運転者a〜c(運転者)に車載
端末5で記録させるための記録媒体512を配布する。
運転者aは、自分の運転するトラックに乗車し、出庫時
に車載端末5に記録媒体512をセットし記録を開始さ
せる。
【0070】次に、業務が終了し一運行が完了すると
(運行は一日でない場合もある)、運転者aは車載端末
5から記録媒体512を抜き、A1営業所の担当者に業
務報告とともに提出する。担当者は管理者端末3の読取
手段311で、記録媒体512に含まれる運行データ5
111を読み取り(S104)、個別データ作成手段3
12で運行データ5111に運転者aの名前、この運行
データ5111を取得した車両ID、運行開始日時、主
な運行区域等の識別情報を付加して個別データ3121
を作成する(S105)。担当者は、運転者b、cにつ
いても同様に個別データ3121を作成する。
【0071】管理者が管理する全ての個別データ312
1は個別データ送信手段313で格付機関サーバ2に送
信される(S106)。通常は、一日の業務完了時に実
行される。送信に際しては、ユーザIDとパスワードに
よる認証で、管理者端末3が、予め管理者登録手段21
1に登録されているかどうかが照合される。登録されて
いることが確認されると、格付機関サーバ2の個別デー
タ受信手段212に、A営業所の全ての個別データ31
21が受信される(S107)。格付機関サーバ2に
は、A運送会社のA2営業所とB運送会社のB1営業
所、B2営業所、C会社のC1支店、C2支店を含む複
数の個別データ3121が送信されている。このA運送
会社、B運送会社、C会社は協業グループの関係にあ
る。そして、受信した全ての個別データ3121は、個
別データ記憶手段213にその運転者と管理者に関連づ
けて記憶される(S108)。
【0072】次に、一次加工手段221では、個別デー
タ3121を一次加工処理して一次加工データを作成し
(S109)、(表1)に示されるように分解し、一次
加工データ記憶手段222に記憶する(S110)す
る。そして、二次加工手段223では、この一次加工デ
ータを基に(表3)(表4)に示されるように解析して
二次加工データを作成し(S111)、二次加工データ
記憶手段224に記憶する(112)。格付手段225
では、二次加工データから(表5)に示されるように、
運転者aの3月1日の運転に対する格付が「C」である
と決定される。同様に運転者b、cの格付も得られる。
さらに運転者a〜cの点数を平均することで管理者であ
るA1営業所の格付も「B」であると決定される(S1
13)。そして、これら格付の結果は格付記憶手段22
6に記憶される(S114)。
【0073】次に、A1営業所の管理者端末3では、3
月2日の朝に担当者が、格付要求手段314により格付
機関サーバ2に格付の結果の送信を要求する(S11
5)。管理者端末要求受信手段231により要求が受信
され、ユーザIDとパスワードによる認証が行われる。
次に、格付機関サーバ2では、管理者端末向け格付送信
手段232により、A1営業所の管理者端末3に、運転
者a〜cの格付とA1営業所の格付や要求に応じたその
他のデータが送信され(S116)、管理者端末3の格
付受信手段315で受信され、表示手段316で画面に
表示される(S117)。受信結果は管理者端末3から
印刷も可能である。そして、A1営業所では朝会で、前
日の運転に対する評価を各運転者a〜cに伝え、安全運
転を奨励する。
【0074】なお、図面には記載していないが、A運送
会社の端末装置に、A1営業所とA2営業所の格付結果
を送信するように構成することで、A運送会社では、営
業所間の成績評価を行い営業所管理に活用できる。
【0075】また、格付機関サーバ2は、格付開示手段
232で利用者端末6にさまざまな観点での格付を開示
する(S118)。利用者端末6では、この格付の結果
を受信し(S119)、トラックによる輸送等の業務を
依頼する際に比較検討して運送会社を選択することがで
きる。
【0076】本発明の実施の形態(1)の格付は、デジ
タル式運行記録計の運行データを用い、管理者とは独立
した格付機関サーバ2で集計され決定された絶対的な値
であるため、きわめて客観性の高いものとなっている。
そのため、この格付は多様な用途へ活用することができ
る。以下にその一部を列挙する。例えば、運転者である
個人に対しては、安全運転を評価することで人事や給与
に反映させたり、転職時に個人の安全運転実績として雇
用評価に活用できる。この場合には、格付機関が運転者
に対して証明証を発行しても良い。また安全運転を基準
に全国のドライバーを対象にコンテストを実施してもよ
い。また、管理者である会社に対しては、安全運転管理
を評価したり、環境へ配慮度合いを評価したり、あるい
は労務管理評価に活用できる。また自社の運転技術や、
信用性をアピールするための宣伝用ツールとして用いた
り、運送価格の裏付け資料としても良い。さらに、自動
車保険や労災保険、運送保険の保険料設定のために活用
したり、信用調査機関へデータを販売したりしてもよ
い。
【0077】次に、本発明の実施の形態(2)について
説明する。図6は実施の形態(2)の概略構成図、図7
は実施の形態(2)の構成図、図8、図9は実施の形態
(2)の動作を示すフローチャートである。実施の形態
(2)で、実施の形態(1)と同様の説明には同一符号
を付し詳細を省略する。
【0078】実施の形態(2)では、格付機関サーバ2
に、管理者端末3と利用者端末6と自動車に備えられて
いる車載端末50とが、ネットワーク4を介して接続さ
れていることを特徴としている。
【0079】実施の形態(2)の車載端末50はデジタ
ル式運行記録手段511(デジタル式運行記録計)を一
体あるいは別体で備えている。そして、移動体通信機能
を有している。そのため、この車載端末50は、走行中
の自動車からデータを格付機関サーバ2に送信すること
ができる。この自動車からのデータの送信は、リアルタ
イムでも、一定時間間隔、一定データ量間隔でもいずれ
でも良い。
【0080】車載端末50の構成について説明する。車
載端末50にはデジタル式運行記録手段511と識別情
報入力手段513と識別情報送信手段514と運行デー
タ送信手段515と格付要求手段516と格付受信手段
517と格付表示手段518とが備えられている。
【0081】デジタル式運行記録手段511は前述と同
様に、運行時の速度、距離、時間の運行データ5111
を記録する手段である。識別情報入力手段513は、運
行データ5111を識別するための識別情報を入力する
手段である。識別情報としては、記録開始年月日、運転
者名、車両番号または車両番号を特定するための識別符
号(ID)、主な運行区域の他に、運転者に付与された
認証のためのユーザIDやパスワード(その他の方法で
も良い)がある。識別情報送信手段514は、識別情報
を格付機関サーバ2に送信する手段である。運行データ
送信手段515は、得られた運行データ5111をリア
ルタイムで格付機関サーバ2に送信する手段である。な
お、必要に応じて運行データ5111に加工処理を施し
てから送信してもよい。
【0082】格付要求手段516は、格付機関サーバ2
に格付の結果の送信を要求する手段である。この手段で
も要求する管理者が予め登録した管理者であるかどうか
の認証が行われる。格付受信手段517は、格付機関サ
ーバ2から格付の結果を受信する手段である。受信する
格付としては、少なくとも運転者の格付を受信するが、
その他のいずれの格付が受信されてもよい。また、表示
手段518は、受信した格付を画面に表示する手段であ
る。
【0083】実施の形態(2)の管理者端末3には、格
付要求手段314と格付受信手段315と表示手段31
6とが備えられている。これらは実施の形態(1)と同
様に、管理する運転者の格付の送信を要求し受信し表示
する。
【0084】実施の形態(2)の格付機関サーバ2は、
実施の形態(1)のデータ受信部21と、開示部23の
構成が異なっているが、その他は同様である。実施の形
態(2)のデータ受信部21は、管理者登録手段211
と運転者登録手段214と識別情報受信手段215と運
行データ受信手段216と運行データ記憶手段217と
を備えている。運転者登録手段214は、運行データ5
111を送信する運転者を予め登録する手段である。登
録に際しては、運転者毎にユーザIDとパスワード(認
証の方法は、これ以外でも良い)が付与される。識別情
報受信手段215は、車載端末50から送信された識別
情報を受信する手段である。運行データ受信手段216
は、車載端末50から送信された運行データ5111を
受信する手段である。運行データ記憶手段217は、受
信した運行データ5111を記憶する手段である。
【0085】実施の形態(2)の開示部23には、実施
の形態(1)の構成に加えて車載端末要求受信手段23
4と車載端末向け格付送信手段235が設けられてい
る。車載端末要求受信手段234は、車載端末50から
格付の送信の要求を受ける手段である。車載端末向け格
付送信手段235は、格付の結果を車載端末50に送信
する手段である。
【0086】このように構成された実施の形態(2)の
動作について具体例を示して説明する。この動作は一例
であるため、順序等はこれらに限定されない。また、実
施の形態(1)と同様の説明は省略する。
【0087】まず、トラックでの運送を業務とするA運
送会社のA1営業所(管理者)では、格付機関による格
付を受けるために、管理者端末3から格付機関サーバ2
に登録の申請を行う(S201)。格付機関サーバ2で
は、このA運送会社を調査し(S202)、調査結果が
良好である場合にのみ、登録の完了を通知する(S20
3)。このとき、ユーザIDとパスワードを付与する。
また、A1営業所では、管理者端末3から管理する運転
者の登録の申請を行う(S204)。運転者が登録され
る(S205)と運転者にもユーザIDとパスワードが
付与される。
【0088】A1営業所の運転者aは、自分の運転する
トラックに乗車し、出庫時に車載端末50の識別情報入
力手段513で、ユーザIDとパスワード及び識別情報
を入力し識別情報送信手段514で格付機関サーバ2に
送信し(S206)、格付機関サーバ2で受信される
(S207)。そして、デジタル式運行記録手段511
での記録を開始させる(S208)。
【0089】デジタル式運行記録手段511で記録され
る運行データ5111は、運行データ送信手段515に
より逐次格付機関サーバ2に送信される(S209)。
【0090】格付機関サーバ2では、運行データ511
1を運行データ受信手段215で受信し(S210)、
運行データ記憶手段216に運転者及び管理者と関連づ
けて記憶する(S211)。
【0091】次に、一次加工手段221では、運行デー
タ5111を一次加工処理し(S212)、(表1)に
示されるように分解し、一次加工データ記憶手段222
に記憶する(S213)する。動作のS214〜S22
0は、実施の形態(1)の図5のS111〜S117と
同様である。一方、車載端末50の格付要求手段516
により格付の結果の送信を要求する(S221)と、車
載端末要求受信手段234により要求が受信され、ユー
ザIDとパスワードによる認証が行われる。そして、車
載端末向け格付送信手段235により、運転者aの格付
が送信され(S222)、車載端末50の格付受信手段
517で受信され、表示手段518で画面に表示される
(S223)。動作のS224〜S225は、実施の形
態(1)の図5のS118〜S119と同様である。
【0092】この実施の形態(2)では、自動車の運行
の状況を格付機関サーバがリアルタイムでは把握するこ
とができるとともに、車載端末50で格付の結果を知る
ことができる。なお、管理者端末3は省略してもよく、
この場合、運転者が、管理者に業務管理されていない場
合などに適している。また、車載端末50に格付の結果
を送信する必要がない場合には、車載端末要求受信手段
234、車載端末向け格付送信手段235、格付要求手
段516、格付受信手段517、表示手段518は省略
してもよい。
【0093】また、自動車に各種センサ、例えばGPS
センサや温室度センサを装備したり、メール送受信機能
を備えたりして、車載端末50と格付機関サーバ2、も
しくは管理者端末3との間で種々の情報を送受信するよ
う構成してもよい。送受信される情報としては、位置情
報、メッセージ情報、冷凍庫内温度等があげられる。
【0094】その他の作用、効果については実施の形態
(1)と同様である。
【0095】また上述した実施の形態(1)(2)を組
み合わせて、車載端末50から管理者端末3にネットワ
ーク4を介して運行データ5111を送信し、管理者端
末3から格付機関サーバ2に送信するよう構成してもよ
い。
【0096】
【発明の効果】以上、詳述してきたように、本発明は認
定されたデジタル式運行記録計の標準化された運行デー
タ(速度、距離、時間)を格付機関サーバに集約してデ
ータ処理することにより、運転者及び管理者を客観的に
評価できる格付を得ることができる。この格付を用いる
ことによって、デジタル式運行記録計が備えられたトラ
ックやタクシー、バス等の会社を、利用者は比較検討す
ることができ、その会社のサービスや運転技術の信用性
を的確に判断すること可能となる。
【0097】また、運転者を管理する管理者は、絶対的
な評価値である格付を知ることにより、業務管理や営業
管理に幅広く活用でき、業務の促進を図ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態(1)の概念図である。
【図2】実施の形態(1)の概略構成図である。
【図3】実施の形態(1)の構成図である。
【図4】実施の形態(1)の動作を示すフローチャート
である。
【図5】実施の形態(1)の動作を示すフローチャート
である。
【図6】実施の形態(2)の概略構成図である。
【図7】実施の形態(2)の構成図である。
【図8】実施の形態(2)の動作を示すフローチャート
である。
【図9】実施の形態(2)の動作を示すフローチャート
である。
【図10】従来のアナログ式運行記録計のチャート紙の
図である。
【符号の説明】
1 運転に関する格付システム 2 格付機関サーバ 21 データ受信部 211 管理者登録手段 212 個別データ受信手段 213 個別データ記憶手段 214 運転者登録手段 215 識別情報受信手段 216 運行データ受信手段 217 運行データ記憶手段 22 格付部 221 一次加工手段 222 一次加工データ記憶手段 223 二次加工手段 224 二次加工データ記憶手段 225 格付手段 226 格付記憶手段 23 開示部 231 管理者端末要求受信手段 232 管理者端末向け格付送信手段 233 格付開示手段 234 車載端末要求受信手段 235 車載端末向け格付送信手段 3 管理者端末 311 読取手段 312 個別データ作成手段 3121 個別データ 313 個別データ送信手段 314 格付要求手段 315 格付受信手段 316 表示手段 4 ネットワーク 5、50 車載端末 511 デジタル式運行記録手段 5111 運行データ 512 記録媒体 513 識別情報入力手段 514 識別情報送信手段 515 運行データ送信手段 516 格付要求手段 517 格付受信手段 518 受信手段 6 利用者端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 貴彦 東京都渋谷区恵比寿1丁目28番1号 千代 田火災海上保険株式会社内 (72)発明者 森 由紀子 東京都渋谷区恵比寿1丁目28番1号 千代 田火災海上保険株式会社内 (72)発明者 松本 充博 岐阜県大垣市田口町1番地 株式会社セイ ノー情報サービス内 (72)発明者 西野 友弘 岐阜県大垣市田口町1番地 株式会社セイ ノー情報サービス内 Fターム(参考) 3E038 AA01 AA07 BA01 BA12 BB04 CA03 CB02 CB05 GA02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に備えられたデジタル式運行記録計
    で記録される運行データとして少なくとも速度、時間を
    格付に用いるためのシステムであって、 運転に関わる内容を格付するための格付機関の格付機関
    サーバが設けられ、この格付機関サーバには、運行デー
    タとこの運行データに対応する運転者等の識別情報とを
    含む個別データを取得する個別データ受信手段と、この
    個別データに基づいて運転に関する格付をする格付手段
    とが備えられる運転に関する格付システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の運転に関する格付けシス
    テムにおいて、 車両の運行を管理する管理者の管理者端末がネットワー
    クを介して前記格付機関サーバに接続され、 格付機関サーバの個別データ受信手段では、個別データ
    を管理者端末から受信し、格付手段では、個別データに
    基づいて運転者及び管理者のいずれか一方または双方を
    格付することを特徴とする運転に関する格付システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の運転に関する格
    付システムにおいて、 格付機関サーバには、運転者及び管理者のいずれか一方
    または双方をそれぞれの格付と関連づけて記憶する格付
    記憶手段と、運転者及び管理者のいずれか一方または双
    方の格付を管理者端末に送信する管理者端末向け格付送
    信手段とが備えられることを特徴とする運転に関する格
    付システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の運転
    に関する格付システムにおいて、格付の閲覧を希望する
    利用者端末が、前記格付機関サーバにネットワークを介
    して接続され、格付機関サーバには、運転に関する格付
    を利用者端末に開示する格付開示手段が備えられること
    を特徴とする運転に関する格付システム。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の運転
    に関する格付システムにおいて、格付機関サーバの格付
    手段には、個別データから評価項目毎に数値化し、この
    数値を予め定められた指標に照合して格付することを特
    徴とする運転に関する格付システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の運転
    に関する格付システムにおいて、格付機関サーバには、
    管理者端末を予め登録する管理者登録手段が備えられて
    いることを特徴とする運転に関する格付システム。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載の運転
    に関する格付システムにおいて、管理者端末には、車両
    に備えられた車載端末において記録媒体に記録された運
    行データを読み取る読取手段が備えられることを特徴と
    する運転に関する格付システム。
  8. 【請求項8】 運転に関わる内容を格付するために設け
    られる格付機関の格付機関サーバが、車両の運行を管理
    する管理者の管理者端末と、格付の閲覧を希望する利用
    者端末とに、ネットワークを介して接続され、車両に備
    えられたデジタル式運行記録計で記録される運行データ
    として少なくとも速度、時間を格付に用いるためのシス
    テムであって、 格付機関サーバには、運行データとこの運行データに対
    応する運転者等の識別情報とを含む個別データを管理者
    端末から取得する個別データ受信手段と、個別データに
    基づいて運転者及び管理者のいずれか一方または双方を
    格付する格付手段と、運転者及び管理者のいずれか一方
    または双方をそれぞれの格付と関連づけて記憶する格付
    記憶手段と、運転者及び管理者のいずれか一方または双
    方の格付を管理者端末に送信する管理者端末向け格付送
    信手段と、運転者及び管理者の格付を利用者端末に開示
    する格付開示手段とが備えられる運転に関する格付シス
    テム。
  9. 【請求項9】 車両の運行を管理する管理者の管理者端
    末が、運転に関わる内容を格付する格付機関の格付機関
    サーバに、ネットワークを介して接続され、車両に備え
    られたデジタル式運行記録計で記録される運行データと
    して少なくとも速度、時間を格付に用いるためのシステ
    ムであって、 管理者端末には、運行データに運転者、運転日、車両I
    D等の識別情報を付加して個別データを作成する個別デ
    ータ作成手段と、個別データを格付機関サーバに送信す
    る個別データ送信手段と、運転者及び管理者のいずれか
    一方または双方の格付を格付機関サーバから受信する格
    付受信手段と、受信した格付を表示する表示手段とが備
    えられる運転に関する格付システム。
  10. 【請求項10】 運転に関わる内容を格付するために設
    けられる格付機関の格付機関サーバと、デジタル式運行
    記録計を備えた車両の車載端末が、ネットワークを介し
    て接続され、車両に備えられたデジタル式運行記録計で
    記録される運行データとして少なくとも速度、時間を格
    付に用いるためのシステムであって、 車載端末には、運行データを送信する運行データ送信手
    段と、この運行データに対応する運転者等の識別情報を
    入力する識別情報入力手段と、識別情報を格付機関サー
    バに送信する識別情報送信手段とが備えられ、 格付機関サーバには、運行データに基づいて運転に関す
    る格付をする格付手段とが備えられる運転に関する格付
    システム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の運転に関する格付シ
    ステムにおいて、格付手段では、運転者及び運転者を管
    理する管理者のいずれか一方または双方を格付すること
    を特徴とする運転に関する格付システム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の運転に関する格付シ
    ステムにおいて、車載端末に対応する運転者を管理する
    管理者の管理者端末がネットワークを介して格付機関サ
    ーバに接続され、 格付機関サーバには、管理者を予め登録する管理者登録
    手段と、運転者を管理者と関連づけて予め登録する運転
    者登録手段と、運転者及び管理者のいずれか一方または
    双方をそれぞれの格付と関連づけて記憶する格付記憶手
    段と、運転者及び管理者のいずれか一方または双方の格
    付を管理者端末に送信する管理者端末向け格付送信手段
    とが備えられることを特徴とする運転に関する格付シス
    テム。
  13. 【請求項13】 請求項10から12のいずれかに記載
    の運転に関する格付システムにおいて、格付機関サーバ
    には、少なくとも運転者の格付を車載端末に送信する車
    載端末向け格付送信手段が備えられることを特徴とする
    運転に関する格付システム。
  14. 【請求項14】 運転に関わる内容を格付するために設
    けられる格付機関の格付機関サーバが、デジタル式運行
    記録計を備えた車両の車載端末と、車載端末に対応する
    運転者を管理する管理者の管理者端末とにネットワーク
    を介して接続され、車両に備えられたデジタル式運行記
    録計で記録される運行データとして少なくとも速度、時
    間を格付に用いるためのシステムであって、 格付機関サーバには、運行データを車載端末から受信す
    る運行データ受信手段と、運行データに対応する運転者
    等の識別情報を車載端末から受信する識別情報受信手段
    と、運行データに基づいて少なくとも運転者を格付する
    格付手段と、車載端末または管理者端末のいずれか一方
    または双方に格付を送信する格付送信手段とが備えられ
    る運転に関する格付システム。
  15. 【請求項15】 デジタル式運行記録計を備えた車両の
    車載端末が、運転に関わる内容を格付するために設けら
    れる格付機関の格付機関サーバとネットワークを介して
    接続され、車両に備えられたデジタル式運行記録計で記
    録される運行データとして少なくとも速度、時間を格付
    に用いるためのシステムであって、 車載端末には、運行データを送信する運行データ送信手
    段と、運行データに対応する運転者等の識別情報を入力
    する識別情報入力手段と、識別情報を格付機関サーバに
    送信する識別情報送信手段と、運行データと識別情報に
    基づいて格付機関サーバで格付された運転に関する格付
    のうち、少なくとも運転者に関する格付を格付機関サー
    バから受信する格付受信手段とが備えられる運転に関す
    る格付システム。
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