JP2002288024A - 情報処理データの記憶方法および対応する記憶装置 - Google Patents

情報処理データの記憶方法および対応する記憶装置

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JP2002288024A JP2002036651A JP2002036651A JP2002288024A JP 2002288024 A JP2002288024 A JP 2002288024A JP 2002036651 A JP2002036651 A JP 2002036651A JP 2002036651 A JP2002036651 A JP 2002036651A JP 2002288024 A JP2002288024 A JP 2002288024A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理システムの操作中に処理されたデー
タを記録する方法および装置であって、データがシステ
ムの主記憶手段4のレベルにファイルの形で記憶され、
バックアップ用に補助記憶手段5のレベルにコピーによ
って保存される記憶方法および記憶装置を提供するこ
と。 【解決手段】 この記憶方法は、転送トリガが周期的に
選択される時に、操作に応じてシステムの主記憶手段に
記録されているファイルを、直前の長い周期の間に変更
されなかった場合、最近に作成または変更されたファイ
ルを別のファイルから分離して別々に保存するために、
最初に記録されていた記憶手段の一次記憶域4Aから、
主記憶手段の別の記憶域4Bへ長い周期Tで周期的に転
送する段階を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
の操作によって得られるデータの記憶方法を目的とす
る。このデータはシステムの、ここでは、主記憶と呼ぶ
記憶手段に記録され、主記憶手段内に記憶されているデ
ータの操作を妨げる事故があった場合にコピーし直すこ
とができるように、バックアップ用に、ここでは、補助
記憶と呼ぶ記憶手段内にコピーによって保存される。ま
た、本発明は、この方法を実施することのできる記憶装
置も目的とする。
【0002】
【従来の技術】最初にデータが記憶される媒体以外の記
録媒体上で情報処理データの保存操作を実施すること
は、現在、情報処理システムでデータが失われた結果生
じ得る不都合を制限するために行われている。この喪失
は、ハードやソフトの欠陥やオペレータの操作ミスなど
非常に様々な原因で生じることがある。
【0003】知られている方法は、情報処理システムの
レベルで周期的に2つの異なる保存を実施することから
なる。第1の周期的保存は、長期と考えられる間隔、例
えば1週間または2週間に相当する間隔で、情報処理シ
ステムの操作の結果得られるデータを格納したファイル
の全体を、所定の媒体モジュール上に完全コピーするも
のである。第2の周期的保存は、明らかにより短い間隔
で、例えば約1日の間隔で、情報処理システムの操作の
結果得られるデータを格納したファイルを、選択的に増
分コピーするものである。すなわち、増分保存コピーの
枠内で、例えば、直前の保存コピーの後に作成または変
更されたファイルだけがコピーされる。
【0004】完全なコピー操作の枠内でコピーすべきデ
ータの量、およびこの操作の継続期間は、とりわけ情報
処理システムが、多数の相互接続マシンのグループから
なる場合、かかるコピーを頻繁に繰り返すことをしばし
ば妨げるほどのものである。
【0005】上記の知られている方法は、推奨される周
期的コピー操作の枠内で保存されたデータから、失われ
たデータの全体を簡単に復元できないという不都合があ
る。というのは、復元操作は複数のコピーを考慮しなけ
ればならず、例えば時間的に数週間以上にわたる一連の
コピーを考慮しなければならないからである。したがっ
て、復元のために実施すべき操作が非常に複雑になり、
その結果、比較的多数の媒体モジュールの再読み込みが
必要となることがあり、できるだけ迅速な復元が一般に
求められているのに、操作があまりにも長い継続期間に
わたることになり、情報処理システムの操作の目的であ
るユーザの要求に満足に応じることができなくなる。増
分コピーの利点は、作業を運悪く中断された時の状態で
復元できない場合に、コピー時に実行中であった作業の
コピーを各ユーザに供給できることである。追求してき
た目標は、各ユーザが、実行中に運悪く中断された作業
をやり直したり、やり直しさせたりしないようにするこ
とであり、実行中の作業の場合、復元が遅れるとユーザ
の興味が急速に失われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、情報処理システムの操作中に処理されたデータを記
録する方法を提供するものであり、このデータはシステ
ムの記憶手段(主記憶手段と呼ぶ)にファイルの形で記
憶され、かつバックアップ用に、記憶手段(補助記憶手
段と呼ぶ)にコピーによって保存される。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一特徴によれ
ば、この方法は、周期的に繰り返す転送トリガ時に、操
作に応じてシステムの主記憶手段に記録されるファイル
を、ファイルが直前の長い周期の間に作成されかつ/ま
たは変更されなかった場合、最近作成または変更された
ファイルを他のファイルから分離して別々に保存するた
めに、最初に主記憶手段に記録されていた一次記憶域と
呼ぶ記憶域から、同じ主記憶手段の二次記憶と呼ぶ別の
記憶域へ長い周期で周期的に転送する段階を含む。
【0008】本発明によれば、一次記憶域に記録されて
いるファイルが、一方では、その長い周期より短く、好
ましくは長い周期の約数となる中間の周期で、システム
の補助記憶手段に完全コピーによって保存され、他方で
は、中間の周期より短く、好ましくは中間の周期の約数
となる短い周期で、前記補助記憶手段に増分コピーによ
って保存され、二次記憶域に記録されているファイル
は、前記長い周期で補助記憶手段に保存される。
【0009】本発明によれば、主記憶手段における一次
記憶域から二次記憶域へのファイルの周期的転送が、ユ
ーザにとって全く透過的であるように、主記憶手段を含
む情報処理システムのオペレーティングシステムの制御
下で実施される。
【0010】本発明によれば、主記憶手段の二次記憶域
に記憶されているファイルへのアクセスポインタが、主
記憶手段の一次記憶域に位置するデータベースに記録さ
れており、該データベースは、ファイルを前記一次記憶
域から前記二次記憶域へ転送する際に、また二次記憶域
に記憶されている少なくとも1つのファイルの変更要求
あるいは削除要求の際に更新され、これらの要求はそれ
ぞれ、変更要求の場合には一次記憶域にファイルを再コ
ピーした後に、二次記憶域にあるファイルへのアクセス
ポインタを消去することにより行なわれる。
【0011】また、本発明は、データ処理エンティティ
に割り当てられたデータ記憶手段を含む、情報処理シス
テムのための記憶装置を提供するものであり、データ処
理エンティティは少なくとも1つのプロセッサを含み、
クロックシステムと連働して動作し、データ記憶手段
は、−データがファイルの形で記録され、情報処理シス
テムの操作時に処理エンティティの少なくとも1つのプ
ロセッサが、送信および制御のために通信する主記憶と
呼ぶ記憶手段と、−バックアップ用に設けられ、主記憶
手段から周期的にコピーされるファイルが記憶される補
助記憶と呼ぶ記憶手段とを含む。
【0012】本発明の一特徴によれば、主記憶手段は、
少なくとも2つの異なる記憶域として編成され、そのう
ちの一次と呼ぶ領域には新たに作成または変更したファ
イルが記憶され、二次と呼ぶ領域には、周期的に繰り返
す転送トリガ時に、一次領域に記録され、直前の長い周
期の間に変更されなかったファイルが、所定の長い周期
で周期的に転送され、前記領域により区別された保存が
可能となり、最近作成または変更されたファイルおよび
その他に対し異なる周期で異なるファイルをコピーす
る。
【0013】本発明、その特徴および利点を、下記の単
一図面と関連して以下の説明において明らかにする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明による処理情報データの記
憶方法は、相互接続を想定した1つまたは複数の処理マ
シンを含む情報処理システムの枠内で実施する。
【0015】この情報処理システムは、ここでは、1つ
または複数のデータ処理ユニットから構成された処理エ
ンティティ1を含むシステムの形で表わされ、データ処
理ユニットはそれぞれ然るべくプログラム化された少な
くとも1つのプロセッサを含む。エンティティ2は、処
理エンティティ1の1つまたは複数のユニットと、とり
わけ処理エンティティ1の1つまたは複数のユニットと
エンティティ2に含まれる様々なデータ記憶手段との間
のデータ交換を制御することを可能にするクロックシス
テム3とによって操作されるデータ記憶手段をまとめて
示す。
【0016】エンティティ1および2とクロックシステ
ム3を構成するために使用できる様々な要素は当業者に
知られているものであり、したがって、それらが直接本
発明の対象となるものではない限り、本書では詳細に説
明しない。
【0017】図1の概略原理図において、エンティティ
2の記憶手段は、ここで、主記憶と呼ぶ記憶手段4と、
保存またはバックアップ用のここで、補助記憶と呼ぶ記
憶手段5とから構成されるものとする。
【0018】主記憶手段4は、システムの操作段階で、
一般にエンティティ1のユニットが処理するデータを記
憶するためにこれらユニットで使用されることを想定し
ており、この処理は、特に使用、変換、作成等に対応す
るものである。
【0019】知られているように、主記憶手段4は例え
ば、図1にリンクL1で表すリンクを介して実施される
データ転送の枠内でデータ処理ユニット1と通信する、
1つまたは1組のハードディスクに対応する。同様に知
られているように、主記憶手段4とエンティティ1のユ
ニットとの間のかかるデータ転送は、例えば、記憶手段
からユニットプロセッサのランダムアクセスメモリに操
作プログラムまたはファイルをロードするとき、かかる
プログラムまたはファイルが定められた処理のためにプ
ロセッサで必要とされる場合に、実施される。同様に、
データの転送は、例えば、供給されたデータに対してプ
ロセッサが処理を行っている間にデータファイルの記録
の枠内で、データ処理エンティティから主記憶手段へ逆
方向で実施される。知られているように、これらのデー
タは、主記憶手段自体から引き出したものでもよく、ま
たユーザが開始したまたはユーザの要求に従って実施さ
れたコマンドに続いて、インターフェース、例えば、マ
ン−マシンあるいはマシン−マシンタイプのインターフ
ェースから供給されたものでもよい。
【0020】本発明によれば、周期的に繰り返す転送ト
リガ時に、システムの主記憶手段に記録されているデー
タファイルは、それが直前の転送周期Tの間にデータフ
ァイルが作成および/または変更されなかった場合、こ
のシステムの操作に応じて、当初記憶された領域からこ
こで、二次記憶と呼ぶ別の記憶域へ周期的に転送され
る。
【0021】この周期Tは約6カ月や1年など長く選択
される。当該ファイルは、それ自体がそのときまで存在
した、ここで、一次記憶と呼ぶ、記憶域4Aから、主記
憶手段のレベルにファイル用に設けられた二次記憶域4
Bに転送される。好ましくは、この、主記憶手段内での
一次記憶域から二次記憶域へのファイル転送に関する操
作は、あらゆる必要なコマンドを自由に利用できる情報
処理システムのオペレーティングシステムの制御下で実
施する。したがって、これらの操作は、システムユーザ
にとって全く透過的とすることができる。
【0022】主記憶手段に記憶されているファイルへの
アクセスは、従来、各記憶ファイルについて処理エンテ
ィティ1のレベルに確立されているポインタを介して得
られる。これらのポインタは、主記憶手段の領域4Aの
レベルに位置するデータベース内にまとめられており、
当業者に知られているプログラムを実行することによっ
て作成される。したがって、主記憶手段内で一次記憶域
から二次記憶域へのファイルの転送が情報処理システム
のオペレーティングシステムの制御下で実施される、好
ましい一実施形態では、ファイルのポインタのデータベ
ースは2つの記憶域4Aおよび4Bに共通である。別法
として、ファイルのポインタのデータベースを2つの記
憶域4Aおよび4Bで異なるように実施し、とりわけ一
次領域4Aから二次領域4Bへのファイルの転送が、情
報処理システムのオペレーティングシステムとは別のシ
ステムの制御下で実施される場合に、これら2つのデー
タベースを記憶域4A内に位置付けることも考えられ
る。
【0023】提案する好ましい実施形態では、ポインタ
のデータベースは、一次記憶域4Aへの新たなファイル
の記録、およびそこに記憶されているファイルに生じる
変更に応じて更新される。データベース内にまとめられ
ているポインタの更新は、ファイルが二次記憶域に転送
された後に、処理エンティティ1が引き続きそのファイ
ルにアクセスできるように、Tより長い時間前から変更
されてないファイルを一次領域4Aから二次領域4Bへ
転送する際に実施される。
【0024】二次領域4Bに含まれるファイルが変更の
対象となるときは、一次領域4Aに再コピーされる。二
次領域4Bへのアクセスを可能とするポインタがポイン
タのデータベースから消去され、一次領域4Aに実施し
たファイルのコピーが望み通り変更され、この領域4A
へのアクセスを可能とするポインタがファイルのポイン
タデータベース内に保存される。二次領域4Bに記憶さ
れているファイルの削除要求は、アクセスを可能とし、
そのときまでファイルのポインタベースに保存されてい
たポインタを消去する。
【0025】補助記憶手段5は、保存用に使用され、所
定の条件下で主記憶手段4と協働するように構成されて
いる。補助記憶手段は一般に、磁気テープやディスクな
ど、モジュールの形で実施される取外し可能かつ交換可
能な記録媒体とともに機能する記録/読取り機器を利用
する。
【0026】先に述べたように、主記憶手段と補助記憶
手段の間でのデータの転送は、クロックシステム3と連
携して処理エンティティ1の少なくとも1つのユニット
で、あるいは場合によっては、このクロックシステムと
連携してこの処理エンティティの複数ユニットの協働に
よって制御されるものと想定されている。このため、主
記憶手段4と、補助記憶手段5と、制御を確保するため
の処理エンティティの間で交換が行われる。この交換
は、図1上で送信リンクL1、L2、L3で表す1組の
送信手段を介して実施される。リンクL1、L2、L
3、主記憶手段4および補助記憶手段5は、それぞれの
性質が本発明の目的と間接的にしか関連していないの
で、本明細書では詳述しない。
【0027】本発明による情報処理データの記憶方法
は、特に、動作時に、情報処理システム内で作成かつ/
または変更された様々なデータに適用される。実際、確
実に再度発見できるように保存する前に事故が生じた場
合、これらのデータは永久に失われる恐れがある。知ら
れているように、これらの情報処理データには特に、情
報処理システムが、実行するアプリケーション処理の枠
内で作成また変更する操作データや、インデキシングデ
ータ、特にポインタが含まれる。これらのポインタはと
りわけ、操作段階で、作成または変更されたデータを記
録後に追跡し、つまり再発見することができるように作
成される。
【0028】本発明による記憶方法は、主記憶手段に記
憶されているファイルに対する様々な周期的保存操作を
可能にする。
【0029】第1の完全保存操作は、主記憶手段の二次
領域4B内に記憶されているファイルについて周期的に
実施される。この操作は、好ましくは、変更されていな
いファイルを最初の一次記憶域から二次記憶域へ周期的
に転送した後に実施される。これは、保存時に存在す
る、二次記憶域4Bの内容を補助記憶手段5のレベルに
再コピーすることにある。この内容は、補助手段5のレ
ベルの記録媒体6にコピーされると想定されており、こ
の媒体は、先にすでに示したように、一般に、取外し可
能でかつモジュール式である。この第1の完全保存操作
の期間は例えば、上記の転送の長い周期Tに相当し、し
たがって、第1の完全保存操作は主記憶手段の領域4A
と4Bの間での各転送後に実施される。
【0030】第2の完全保存操作は、主記憶手段4の一
次記憶域4Aの内容について周期的に実施される。この
操作は、とりわけ周期Tより短い、ここで、中間の周期
Tiと呼ぶ、期間で、例えばTiが約数となる期間で、
繰り返される。この中間の周期は、例えば周期Tを6カ
月とすると、約2週間となる。その操作は、保存時に存
在する一次記憶域4Aの内容を、補助記憶手段5のレベ
ルにコピーすることにある。この記憶は、例えば、記録
媒体6と同じタイプのものでよい記録媒体7上で実施さ
れる。
【0031】これらの異なる2つの完全保存操作の実行
は、一方では比較的長い時間の間変更されなかったファ
イルに関して行われ、他方では比較的短い周期で、最近
変更されたファイルに関して行われ、主記憶手段と補助
記憶手段の間で実施されるデータ転送の量に制限を設け
ることができる。変更されてないファイルが繰返し余分
に転送されるのをなくすことにより、これらの転送の継
続期間が低減される。また、これにより、記録媒体への
記憶に関する必要性が低減される。
【0032】増分保存操作は、主記憶手段の一次記憶域
4A内のレベルで周期的に実施される。この操作は、好
ましくは中間の周期より極めて短く、例えばその約数と
なる短い周期Trで繰り返され、この短い周期Trは、
例えば、中間の周期Tiが約2週間のとき、一日とな
る。増分保存操作は、前の保存以来作成または変更され
た、一次記憶域4A内に記録されているファイルを、補
助記憶手段5のレベルにコピーすることにある。例え
ば、このファイルからなる集合を記録媒体7の補助記憶
手段のレベルに記憶する。
【0033】主記憶手段の一次記憶域から実施される、
完全保存と増分保存を組み合わせることにより、上記と
同様の理由によって、主記憶手段と補助記憶手段の間で
行われるデータ転送の量、ならびにこれらの転送の継続
期間に制限を設けることもできる。したがって、この組
合せにより、記録媒体7への記憶に関する必要性が大幅
に低減される。
【0034】短い周期Trを増分保存のトリガ用に選択
することで、一方では、転送されるデータの量ならびに
増分コピー操作の実施に必要な時間に制限を設けること
ができ、他方では、転送時の事故により損失が生じた場
合、関連するデータの量を低減することが可能となる。
【0035】知られているように、補助記憶手段5のレ
ベルで実施される保存は、必要な場合に、あるいは一般
に間違いや事故の後で、できるだけ正確に主記憶手段4
の内容を復元できるように設けられたものである。
【0036】かかる復元には、主記憶手段の一次記憶域
4Aに記憶されているポインタのデータベースが、処理
可能な状態にあることが必要であり、そうでない場合
は、そのデータベースを回復するために補助記憶手段へ
の転送によって保存したポインタのデータベースを使用
する必要がある。
【0037】一次領域4Aにおけるポインタのデータベ
ースの回復は、ここでは記録媒体7上で実施された、最
後の保存から再コピーによって実施されるものと想定さ
れ、この保存は、増分保存とすることもでき、必要に応
じて一般に周期Trの完全保存とすることもできる。
【0038】存在するはずの主記憶手段のレベルに記憶
されていない1つまたは複数のファイルを仮に回復させ
るには、実施された保存に頼ることが必要となる。つま
り、保存した記録媒体6または7から、存在するはずで
あった一次記憶域4Aあるいは二次記憶域4Bに再コピ
ーすることができるように、保存したポインタのデータ
ベースを呼び出して補助記憶手段のレベルにこのファイ
ルのそれぞれの位置を得る。
【0039】以上の復元を必要とする事故の後、前もっ
て主記憶手段のレベルに位置付けられた1組のファイル
をできるだけ忠実に復元することが必要となることがあ
る。このとき、通常、補助記憶手段から主記憶手段のレ
ベルへ一連のコピーを実施する。この一連のコピーに
は、事故に先立って、記録媒体6で実施された二次記憶
域4Bの内容の最後の完全保存を再コピーすることが含
まれる。このコピーは、上記の事故の前に、記録媒体7
で実施された一次記憶域4Aの内容の最後の完全保存の
再コピーによって、また場合によっては、領域4Aの最
後の完全保存に続いて実施される増分保存の再コピーに
よって完遂される。
【0040】主記憶手段のレベルで、補助記憶手段のレ
ベルで保存したファイルから、補助記憶手段内に保存さ
れた最近のファイルポインタデータベースから実施され
る復元によって、ファイルポインタベースのポインタを
介してアクセス可能であった1組のファイルを、元通り
に、使用可能なように再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、データ記憶方法の実施に含まれ
る情報処理システムの諸要素を示す原理図である。
【符号の説明】
1 処理エンティティ 2 エンティティ 3 クロックシステム 4 主記憶手段 4A 一次記憶域 4B 二次記憶域 5 補助記憶手段 6 記録媒体 7 記録媒体 L1 リンク L2 リンク L3 リンク T 周期T Ti 中間の周期 Tr 短い周期

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データがシステムの主記憶手段(4)に
    ファイルの形で記憶され、かつバックアップ用に、補助
    記憶手段(5)にコピーによって保存される、情報処理
    システムの動作中に処理されたデータを記憶する方法で
    あって、周期的に繰り返す転送トリガ時に、操作に応じ
    てシステムの主記憶手段に記録されるファイルを、ファ
    イルが直前の長い周期の間に作成かつ/または変更され
    なかった場合、最近に作成または変更されたファイルを
    他のファイルから分離して別々に保存するために、最初
    に記録されていた主記憶手段の一次記憶と呼ぶ記憶域
    (4A)から、主記憶手段の二次記憶と呼ぶ別の記憶域
    (4B)へ長い周期(T)で周期的に転送する段階を含
    むことを特徴とする記憶方法。
  2. 【請求項2】 一次記憶域に記録されているファイル
    が、一方では、その長い周期Tより短く、好ましくは長
    い周期の約数となる中間の周期Tiで、システムの補助
    記憶手段に完全コピーによって保存され、他方では、中
    間の周期より短く、好ましくは中間の周期の約数となる
    短い周期Trで、前記補助記憶手段に増分のコピーによ
    って保存され、二次記憶域に記録されているファイル
    は、前記長い周期Tで補助記憶手段に保存される請求項
    1に記載の記憶方法。
  3. 【請求項3】 主記憶手段における一次記憶域から二次
    記憶域へのファイルの周期的転送が、ユーザにとって全
    く透過的であるように、主記憶手段を含む情報処理シス
    テムのオペレーティングシステムの制御下で実施される
    請求項1に記載の記憶方法。
  4. 【請求項4】 主記憶手段における一次記憶域から二次
    記憶域へのファイルの周期的転送が、ユーザにとって全
    く透過的であるように、これら2つの主記憶手段を含む
    情報処理システムのオペレーティングシステムの制御下
    で実施される請求項2に記載の記憶方法。
  5. 【請求項5】 主記憶手段の二次記憶域(4B)に記憶
    されているファイルへのアクセスポインタが、これら主
    記憶手段の一次記憶域(4A)に位置するデータベース
    に記録されており、データベースは、ファイルを前記一
    次記憶域から前記二次記憶域へ転送する際に、また二次
    記憶域に記憶されている少なくとも1つのファイルの変
    更要求あるいは削除要求の際に更新され、これらの要求
    はそれぞれ、変更要求の場合には一次記憶域にファイル
    を再コピーした後に、二次記憶域にあるファイルへのア
    クセスポインタを消去することにより行なわれる請求項
    1から4のいずれか一項に記載の記憶方法。
  6. 【請求項6】 データ処理エンティティ(1)に割り当
    てられたデータ記憶手段を含む、情報処理システムのた
    めのデータ記憶装置であって、データ処理エンティティ
    は少なくとも1つのプロセッサを含み、クロックシステ
    ム(3)と連働して動作し、データ記憶手段は、 データがファイルの形で記録され、情報処理システムの
    動作時に処理エンティティの少なくとも1つのプロセッ
    サが、送信および制御のために通信する主記憶とよぶ記
    憶手段(4)と、 バックアップ用に設けられ、主記憶手段から周期的にコ
    ピーされるファイルが保存される補助記憶と呼ぶ記憶手
    段(5)とを含み、 主記憶手段が、少なくとも2つの異なる記憶域として編
    成され、そのうちの一方である一次領域(4A)には新
    たに作成かつ/または変更されたファイルが保存され、
    他方の二次領域(4B)には、周期的に繰り返す転送ト
    リガ時に、一次領域に記録され、直前の長い周期(T)
    に作成かつ/または変更されなかったファイルが、所定
    の長い周期(T)で周期的に転送され、前記領域により
    区別された保存が可能となり、最近作成または変更され
    たファイルおよびその他に対し異なる周期で異なるファ
    イルをコピーすることを特徴とする記憶装置。
JP2002036651A 2001-02-15 2002-02-14 情報処理データの記憶方法および対応する記憶装置 Withdrawn JP2002288024A (ja)

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