JP2002286682A - 通気構造を有するセンサ - Google Patents

通気構造を有するセンサ

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JP2002286682A JP2001092798A JP2001092798A JP2002286682A JP 2002286682 A JP2002286682 A JP 2002286682A JP 2001092798 A JP2001092798 A JP 2001092798A JP 2001092798 A JP2001092798 A JP 2001092798A JP 2002286682 A JP2002286682 A JP 2002286682A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間にわたり、しっかりとフィルタを押圧
固定して、優れた防水性を確保できる通気構造を有する
センサを提供すること。 【解決手段】 外筒11の上部の開口部11aには、保
持部材14が内嵌されており、保持部材14は、外筒1
1の外側から保護カバー16とともに加締められること
により、気密性及び水密性を確保する様に、外筒11に
一体に固定されている。保持部材14の軸中心には、セ
ンサ内部と外部とを連通する通気孔35が形成されてい
る。保持部材14の外側には、通気孔35の外側の開口
端35aを覆うとともに、保持部材14の外側面の大部
分を覆うように、通気フィルタ41が配置されている。
更に、通気フィルタ41を覆うように、通気フィルタ4
1の外側には、通気フィルタ41等を飛び石などから保
護するためと、通気フィルタ41を押圧して固定するた
めに、キャップ状の金属製の保護カバー16が配置され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車等の
排気ガス中の酸素濃度を測定する酸素センサ、又は温度
センサなどのセンサの様に、通気構造を有するセンサに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、混合ガス中から特定のガス成
分の濃度を検出するガスセンサとして、HCセンサやN
Oxセンサ等、種々のものが知られている。この種のガ
スセンサの一つとして、例えば特開平9−54063号
公報に示される様な外気導入型の酸素センサがある。
【0003】前記酸素センサでは、外気を導入する通気
孔を、センサの最上部に設けられたゴム製のシール部材
の中央を軸方向に貫通するように形成するとともに、通
気孔を硬質の撥水性フィルタ(水を通さずに通気を確保
するフィルタ)で覆うことにより、通気性と防水性を保
持している。
【0004】しかし、この様な硬質フィルタを通気孔全
体にわたって配置した構成では、通気孔における圧力損
失が大きくなってしまい、その通気性を十分に確保する
ことが困難であった。そこで、例えば特許公開2000
−193632号公報では、図11(a)に示す様に、
シート状の撥水性フィルタ(通気フィルタ)P1を金属
製の筒状部材(止め金具)P2にかぶせ、この状態で、
通気フィルタP1及び止め金具P2をゴム製のシール部
材P3の通気孔P4に嵌挿することにより、通気性及び
防水性を保持する技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した技
術では、硬質の止め金具P2によって通気フィルタP1
を保持する構成のために、通気フィルタP1に過大が応
力が加わった場合には、通気フィルタP1の性能が低下
するおそれがあった。
【0006】つまり、通気フィルタP1を通気孔P4に
嵌挿する場合には、通気孔P4の内周面との摩擦力によ
り、通気フィルタP1が強く引っ張られる状態となるた
め、通気フィルタP1の材質によっては、嵌挿の際に通
気フィルタP1が薄肉化して耐水圧が下がり、防水性能
が低下する可能性が懸念される。
【0007】この対策として、本出願人は、図11
(b)に示す様に、ゴム製のシール部材P11の外側
に、通気孔P12の開口端を覆うように平板状の通気フ
ィルタP13を配置し、この通気フィルタP13を外側
から金属キャップP14で押さえて固定する方法を検討
中である。
【0008】ところが、この場合には、長期間使用する
うちに、ゴム製のシール部材P11が膨張や収縮を繰り
返して、金属キャップP14の中央部を同図の上下方向
に何度も移動させるので、金属キャップP14が疲労し
てへたってしまう恐れがある。そのため、通気フィルタ
P13を押圧する力が低下する可能性があるので、一層
の改善が望まれている。
【0009】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、長期間にわたり、しっか
りとフィルタを押圧固定して、優れた防水性を確保でき
る通気構造を有するセンサを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】(1)請
求項1の発明は、センサの内部と外部とを連通する連通
部(例えば筒状部材である外筒の連通部)に、通気を確
保するための通気孔を形成したゴム製の保持部材(例え
ばシール部材)を配置するとともに、通気孔を覆うよう
に通気性及び防水性を有するフィルタ(例えば通気フィ
ルタ)を配置したセンサ(例えば酸素センサ)に関する
ものである。
【0011】本発明では、通気孔の外側の開口端を覆う
ようにフィルタを配置するとともに、フィルタの外側
に、フィルタを押さえて固定する保護カバーを配置して
いる。更に、この保護カバーには、フィルタを介する通
気が可能な通気連通孔と、保護カバーに加わる応力を弾
性変形することによる緩和する弾性変形部を設けてい
る。
【0012】これにより、フィルタは保護カバーによっ
て外側より押さえられてしっかりと固定される。しか
も、保護カバーには、弾性変形部が設けられているの
で、保護カバーに繰り返して応力が加わった場合でも、
この弾性変形部が弾性変形してその応力を緩和するの
で、保護カバーの劣化(金属の場合は金属疲労)による
へたりが生じにくい。
【0013】つまり、保護カバーには、他の部分より弾
性変形し易い例えば凹状た凸状の弾性変形部が設けてあ
るので、ゴム製の保持部材の膨張や収縮により、保護カ
バーに繰り返して応力が加わった場合でも、ゴムの熱膨
張率による体積変化を吸収するだけの変形を生じるの
で、保護カバーの弾性変形を超えて塑性変形させるよう
な応力が生じ難い。よって、保護カバーのフィルタを固
定する能力(押圧力)が低下し難いので、長期間にわた
り、高い防水性を確保することができる。
【0014】(2)請求項2の発明では、弾性変形部
は、凹部及び/又は凸部である。本発明は、弾性変形部
を例示したものであり、凹部や凸部により、弾性変形が
可能となる。 (3)請求項3の発明では、保護カバーが、金属製部材
である。
【0015】保護カバーが金属製の場合には、加工性が
高く、また薄肉とした場合でも、フィルタを固定するた
めの十分な力を有するので好適である。従って、上述し
た応力を緩和する例えば凹部や凸部等の弾性変形部を設
けることで、金属疲労によるへたりを防止できるので、
金属を用いることによる利点(加工性良、薄肉化容易、
低コスト等)を生かすことができる。
【0016】尚、保護カバーの板厚は、0.2〜0.5
mmの厚さの金属材料(例えばステンレス)が、適度な
弾性及び十分な強度を有しているので好適である。 (4)請求項3の発明では、凹部及び/又は凸部を、通
気連通孔の周囲を囲むように、環状(リング状)に設け
ている。
【0017】これにより、保護カバーの例えば中央部分
に形成された通気連通孔の周囲に対して、軸方向に繰り
返し応力が加わった場合でも、その応力を均等に緩和す
ることができるので、保護カバーがへたりにくいという
利点がある。この凹部や凸部としては、例えば保護カバ
ーの通気連通孔が円形である場合には、通気連通孔の周
囲に同心円状に形成することが、保護カバーに歪みが生
じ難いので好適である。
【0018】(5)請求項5の発明では、センサはガス
センサである。本発明は、センサの種類を例示したもの
であり、ここでは、ガスの種類を検出したり、ガスの濃
度を検出するガスセンサが挙げられる。このガスセンサ
としては、酸素の濃度を測定する酸素センサ、NOX
濃度を測定するNOXセンサ、HCの濃度を測定するH
Cセンサ、COの濃度を測定するCOセンサなどが挙げ
られる。
【0019】尚、ガスセンサ以外に、上述した通気構造
を有するセンサとしては、例えば温度センサなどが挙げ
られる。 (6)請求項6の発明では、センサは、内燃機関の排気
を浄化する触媒(例えば三元触媒)の下流側に配置され
る下流センサである。
【0020】つまり、いわゆる下流センサ(モニタセン
サ)は、排気管の下流側に取り付けられて、車体の外部
に露出しているので、上述した高圧水や飛び石の影響を
受け易いが、本発明の下流センサでは、上述した通気構
造を備えているので、フィルタが破損し難い等の効果を
発揮でき、好適である。
【0021】尚、下流センサだけでなく、触媒の上流側
に取り付けられる上流センサ(制御センサ)に、上述し
た通気構造を設けることにより、同様な効果を奏する。 (7)請求項7の発明では、センサが、検出素子と、検
出素子を保持する主体金具と、検出素子の上端側に大気
から隔離された基準ガス空間を形成する筒状部材と、筒
状部材とともに基準ガス空間を形成する保持部材とを備
えている。
【0022】本発明は、センサの構成を例示したもので
あり、このセンサとしては、例えば、ジルコニアを主成
分とする固体電解質体からなり、酸素濃度を検出する検
出素子を備えた酸素センサが挙げられる。 (8)請求項8の発明では、センサの後端側に連通部が
設けられ、連通部に取り付けられた保持部材を介して、
検出素子から伸びるリード線が外部に取り出される構成
を備えている。
【0023】本発明は、センサの構成を例示したもので
あり、このセンサとしては、保持部材を介してリード線
が伸びる例えば酸素センサが挙げられる。 (9)請求項9の発明では、通気連通孔を、保護カバー
に複数個形成している。
【0024】(10)請求項10の発明では、通気孔
を、保持部材に複数個形成している。 (11)請求項11の発明では、通気連通孔の少なくと
もいずれか一つに対して、通気孔を複数配置している。 (12)請求項12の発明では、通気孔の少なくともい
ずれか一つに対して、通気連通孔を複数配置している。
【0025】前記請求項9〜12の発明の様に、通気連
通孔(又は通気孔)を複数形成して通気連通孔(又は通
気孔)の径を小さくしても、センサ内部に導入する基準
ガスをクリーンに保つために必要な酸素十分に供給で
き、しかも、通気フィルタの外部から機械的な力が加わ
った場合にも、通気フィルタが破れ難いという効果があ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の通気構造を有す
るセンサの実施の形態の例(実施例)について説明す
る。 (実施例1)本実施例の通気構造を有するセンサは、例
えば自動車の排気系に取り付けられて、検出ガス(排気
ガス)中の酸素濃度を測定する酸素センサ(ガスセン
サ)である。
【0027】具体的には、検出素子の大気側と測定ガス
側の酸素濃度の違いに基づいて起電力を発生するタイプ
の酸素センサであり、そのため、検出素子の大気側(セ
ンサ内部)にセンサ外部より大気を導入するための通気
構造を必要とするものである。
【0028】a)まず、本実施例の酸素センサの構成に
ついて、図1等に基づいて説明する。尚、図1は、酸素
センサの全体構成を示す断面図である。図1に示す様
に、酸素センサ1は、先端が閉じた中空軸状の検出素子
3と、検出素子3内に配置された軸状のセラミックヒー
タ5と、検出素子3を収容するケーシング7等から構成
されている。
【0029】前記検出素子3は、ZrO2を主成分とす
る固体電解質体からなり、その内側及び外側の表面に電
極(図示せず)が形成されている。前記ケーシング7
は、金属製(JIS:SUS430)の主体金具9と金
属製(JIS:SUS304)の外筒11とを軸方向に
接続した筒状の容器であり、その先端側には、プロテク
タ13が取り付けられ、その後端側(同図の上部)に
は、後に詳述する様に、保持部材(シール部材)14等
を備えた通気構造15が形成されている。
【0030】このうち、主体金具9は、その外周面に、
酸素センサ1を排気管17に固定するためのネジ部19
を備えるとともに、その内部に、セラミックホルダ2
1、23及びセラミック粉末25を収容し、検出素子3
の先端側(同図の下部)を主体金具9から突出させた状
態で保持している。
【0031】前記主体金具9の上部には、筒状部9aが
形成され、その筒状部9aの内側に延出したフランジ部
9bが、リング27を介して、セラミックホルダ21,
23及びセラミック粉末25を上方から固定している。
また、前記主体金具9の筒状部aの外側には、前記外筒
11が外嵌されており、この外筒11の内側に、セラミ
ックス製のセパレータ29及び保持部材14等が収容さ
れている。
【0032】つまり、検出素子3やセラミックヒータ5
からそれぞれ伸びる複数の端子金具31は、セパレータ
29内部で各リード線33と接続され、各リード線33
は、保持部材14を貫いて外部に伸びている。 b)次に、本実施例の要部である酸素センサ1の通気構
造15について、図2〜図4に基づいて説明する。
【0033】尚、図2は通気構造15の断面を示し、図
3はそれを分解して示し、図4は保護カバーを示してい
る。まず、図2及び図3に示す様に、外筒11の上部の
開口部(連通部)11aには、円盤状のフッソゴム製の
保持部材(厚み6mm×外径φ13.9mm)14が内
嵌されており、この保持部材14は、外筒11の外側か
ら(後述する保護カバー16とともに)加締められるこ
とにより、気密性及び水密性を確保する様に、外筒11
に一体に固定されている。
【0034】保持部材14の軸中心には、センサ内部と
外部とを連通する通気孔(内径φ4mm)35が形成さ
れ、通気孔35の周囲には、リード線33が通されるリ
ード線挿通孔36が、リード線33の本数に合わせて4
箇所に設けられている。また、保持部材14の外側(両
図の上方)には、通気孔35の周囲を囲むように環状に
突出する凸状部14aが形成されている。
【0035】更に、前記保持部材14の外側には、通気
孔35の外側の開口端35aを覆うとともに、保持部材
14の外側面(上面)の大部分を覆うように、撥水性フ
ィルタ(通気フィルタ)41が配置されている。この通
気フィルタ41は、通気性及び防水性を備えたシート状
のフィルタであり、その円形の通気フィルタ41の周縁
部には、等間隔(中心から90度間隔)で4箇所にリー
ド線33が通るリード線挿通孔41aがあけられてい
る。尚、通気フィルタ41は、例えばPTFE(ポリテ
トラフルオロエチレン)製のゴアテックス(商品名)に
より構成されている。
【0036】更に、前記通気フィルタ41を覆うよう
に、通気フィルタ41の外側(上面)には、通気フィル
タ41等を飛び石などから保護するためと、通気フィル
タ41を押圧して固定するために、キャップ状の金属製
(JIS:SUS304)の保護カバー16が配置され
ている。
【0037】この保護カバー16は、図4に示す様に、
略円板状の上部16aとその外周縁から垂直に伸びる円
筒形の外周部16bとからなり、保護カバー16の上部
16aには、通気孔35と対応する位置に、通気フィル
タ41を介する通気を妨げない様に、通気連通孔47が
形成されている。また、通気連通孔47を中心にして、
その軸中心から均等な距離にて、90度間隔でリード線
33を通すためのリード線挿通孔49が形成されてい
る。
【0038】特に本実施例では、保護カバー16の上部
16aは、通気連通孔47の周囲を円形に囲む様(同心
円状)に、内側(下側)にへこむ環状凹部50が設けら
れている。この環状凹部50は、保護カバー16の保持
部材14の凸状部14aに当接する部分16cが、(保
持部材14の熱による膨張や収縮により)上下方向に移
動した場合に、その応力を緩和する役目を果たすもので
ある。
【0039】従って、上述した構成により、図2に示す
様に、通気フィルタ41は、通気孔35を覆うようにし
て、保持部材14と保護カバー16とに挟持され、保護
カバー16により押圧固定されている。また、保護カバ
ー16の外周部16bは、保持部材14の外周面と外筒
材11の内周面とに挟まれるようにして、外筒11の上
部に内嵌しており、外筒11の外周側から加締められる
ことにより、保護カバー16が通気フィルタ41を押圧
固定した状態にて、保持部材14と保護カバー16と外
筒11とが一体化されている。
【0040】c)次に、上述した酸素センサ1の製造方
法を簡単に説明する。図3に示す様に、保持部材14の
上側に通気フィルタ41を配置し、通気フィルタ41を
覆うようにして保持部材14の上側から保護カバー16
をかぶせる。このとき、保持部材14、通気フィルタ4
1、及び保護カバー16のそれぞれのリード線挿通孔3
6、41a、49が一致する様に、保持部材14、通気
フィルタ41、及び保護カバー16の回転方向の位置を
合わせる。
【0041】尚、保持部材14、通気フィルタ41、及
び保護カバー16のそれぞれのリード線挿通孔36、4
1a、49を一致させることにより、通気フィルタ41
は確実に通気孔35を塞ぐ位置に配置されることにな
る。これにより、保持部材14、通気フィルタ41、及
び止め部材43が一体になった通気ユニット51が構成
される。
【0042】次に、図2に示す様に、保持部材14、通
気フィルタ41、及び保護カバー16のリード線挿通孔
36、41a、49に、各リード線33を挿通させ、こ
のリード線33を挿通した通気ユニット51を、外筒1
1の連通部11aに内嵌する。
【0043】次に、外筒11の外側より例えば4点加締
め等の加締めを行うことにより、保持部材14と保護カ
バー16と外筒11とを、気密性及び水密性を保って結
合する。これにより、前記通気ユニット51を外筒11
の連通部11aに固定してなる本実施例の通気構造15
が完成する。
【0044】d)次に、本実施例の酸素センサ1の使用
位置について、図5に基づいて説明する。図5に示す様
に、例えば自動車の内燃機関(エンジン)52には、燃
焼したガス(排気)を外部に排出するために排気管17
が接続されており、排気管17の途中には、排気を浄化
するために三元触媒53が取り付けられている。
【0045】本実施例の酸素センサ1は、三元触媒53
の下流側に取り付けられる下流センサ(モニタセンサ)
として使用されるものであり、三元触媒から排出される
排気中の酸素濃度を検出し、その信号を電子制御装置
(ECU)55に出力する。従って、この酸素センサ1
により検出された値が適切な範囲である場合には、三元
触媒にて好適に排気の浄化が行われていることが分か
る。
【0046】尚、本実施例の酸素センサ1と同様な構成
の酸素センサ2を、三元触媒53の上流側に取り付け
て、いわゆる上流側センサ(制御センサ)として使用す
ることもできる。この場合は、エンジン52から排出さ
れた排気中の酸素濃度を検出し、その信号をECU55
にて判断して、燃料供給量や吸気量等を調節することに
より、好適な空燃比制御などを行うことができる。
【0047】e)この様に、本実施例の酸素センサ1で
は、その通気構造15として、保持部材14の外側(上
側)に通気フィルタ41を配置するとともに、通気フィ
ルタ41の外側を覆うように保護カバー16を配置し、
更に保護カバー16の上部16aには、環状凹部50を
形成している。
【0048】これにより、通気フィルタ41は保護カバ
ー16によって外側より押さえられてしっかりと固定さ
れる。しかも、金属製の保護カバー16には、環状凹部
50が設けられているので、保護カバー16に繰り返し
て応力が加わった場合でも、金属疲労によるへたりが生
じにくい。
【0049】つまり、保護カバー16には、他の部分よ
り弾性変形し環状凹部50が設けてあるので、ゴム製の
保持部材14の膨張や収縮により、保護カバー16に繰
り返して応力が加わった場合でも、保護カバー16の通
気フィルタ41を押圧固定する能力(押圧力)が低下し
にくく、よって、長期間にわたり、高い防水性を確保す
ることができる。 (実施例2)次に、実施例2について説明するが、前記
実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
【0050】本実施例は、保護カバーの形状に特徴があ
り、その他の構成は前記実施例1とほぼ同様である。図
6に示す様に、本実施例の酸素センサにおいては、その
保護カバー61は、略円板状の上部63と円筒状の外周
部65とからなるキャップ状の金属製の部材であり、そ
の軸中心には、通気連通孔67を備えるとともに、通気
連通孔67の周囲には、リード線挿通孔69を備えてい
る。
【0051】特に本実施例では、外周部65の上部に
は、上述した保持部材79(図7参照)の膨張や収縮に
伴う応力の緩和のために、外周部65をその全周にわた
って取り巻いて外周側に突出する環状凸部71を備えて
いる。また、前記保護カバー61は、図7に示す様に、
外筒73の上端に内嵌し、前記実施例1と同様に、その
上部63により、通気孔75を覆うように配置された通
気フィルタ77を押圧固定している。
【0052】また、保護カバー61の外周部65は、外
筒73の外側より、例えばレーザ溶接により外筒11と
接合されている。尚、ゴム製の保持部材79は、加締め
により、その位置が固定されている。上述した構成によ
り、本実施例では、前記実施例1と同様な効果を奏す
る。つまり、金属製の保護カバー61には、環状凸部7
1が設けられているので、保護カバー61に繰り返して
応力が加わった場合でも、金属疲労によるへたりが生じ
にくい。 (実施例3)次に、実施例3について説明するが、前記
実施例2と同様な箇所の説明は省略する。
【0053】本実施例は、通気構造に特徴があり、その
他の構成は前記実施例2とほぼ同様である。図8に示す
様に、本実施例の酸素センサにおいては、前記実施例2
とほぼ同様に、フッ素ゴム製の保持部材81の上面を覆
うように、シート状の通気フィルタ83が配置され、更
に、通気フィルタ83を覆って外筒85に内嵌するよう
に、金属製の(外周部87aが側方に張り出す)キャッ
プ状の保護カバー87が配置されている。
【0054】特に本実施例では、保護カバー87には、
リード線89が挿通するリード線挿通孔91が4箇所に
形成されるとともに、各リード線挿通孔91の間に1箇
所づつ、従って合計4箇所に、直径φ1.2mmの通気
連通孔93が形成されている。
【0055】それに対応して、同様に、保持部材81に
は、リード線89が挿通するリード線挿通孔(図示せ
ず)が4箇所に形成されるとともに、各リード線挿通孔
の間に1箇所づつ、従って合計4箇所に、直径φ0.8
mmの通気孔95が形成されている。
【0056】つまり、本実施例は、前記実施例1、2と
は異なり、細径の通気孔95及び通気連通孔93が複数
形成されている。本実施例は、前記実施例1と同様な効
果を奏するとともに、通気孔95及び通気連通孔93の
径を小さくしても、センサ内部に導入する基準ガスをク
リーンに保つために必要な酸素十分に供給でき、しか
も、通気フィルタ83の外部から機械的な力が加わった
場合に、通気フィルタ83が破れ難いという効果があ
る。 (実施例4)次に、実施例4について説明するが、前記
実施例3と同様な箇所の説明は省略する。
【0057】本実施例は、通気構造に特徴があり、その
他の構成は前記実施例3とほぼ同様である。図9に示す
様に、本実施例の酸素センサにおいては、前記実施例3
とほぼ同様に、フッ素ゴム製の保持部材101の上面を
覆うように、シート状の通気フィルタ103が配置さ
れ、更に、通気フィルタ103を覆って外筒105に内
嵌するように、金属製の(外周部107aが側方に張り
出す)キャップ状の保護カバー107が配置されてい
る。
【0058】特に本実施例では、保護カバー107に
は、その中央に、直径φ4.0mmの通気連通孔109
が形成されるとともに、通気連通孔109の周囲には、
リード線111が挿通するリード線挿通孔113が4箇
所に形成されている。それに対応して、保持部材101
には、通気連通孔109の円内にて、多数(合計21
本)の直径φ0.4mmの細径の通気孔115が、図9
(a)の縦横方向に等間隔で形成されている。また、通
気孔115の周囲には、リード線111が挿通するリー
ド線挿通孔117が4箇所に形成されている。
【0059】つまり、本実施例は、前記実施例3とは異
なり、一箇所の通気連通孔109に対して多数の通気孔
115が形成されている。本実施例においても、前記実
施例3と同様な効果を奏するとともに、多数の通気孔1
15が形成されているので、一層通気性に優れている。 (実施例5)次に、実施例5について説明するが、前記
実施例3と同様な箇所の説明は省略する。
【0060】本実施例は、通気構造に特徴があり、その
他の構成は前記実施例3とほぼ同様である。図10に示
す様に、本実施例の酸素センサにおいては、前記実施例
3とほぼ同様に、フッ素ゴム製の保持部材121の上面
を覆うように、シート状の通気フィルタ123が配置さ
れ、更に、通気フィルタ123を覆って外筒125に内
嵌するように、金属製の(外周部127aが側方に張り
出す)キャップ状の保護カバー127が配置されてい
る。
【0061】特に本実施例では、保護カバー127に
は、その中央に、直径φ4.0mmの円内にて、多数
(合計21本)の直径φ0.4mmの細径の通気連通孔
129が、図10(a)の縦横方向に等間隔で形成され
ている。また、通気連通孔群129の周囲には、リード
線131が挿通するリード線挿通孔133が4箇所に形
成されている。
【0062】それに対応して、保持部材121には、そ
の中央に、通気連通孔群129の形成位置を囲む様に、
1箇所に直径φ4.0mmの通気孔135が形成されて
いる。また、通気孔135の周囲には、リード線131
が挿通するリード線挿通孔137が4箇所に形成されて
いる。
【0063】つまり、本実施例は、前記実施例3とは異
なり、一箇所の通気孔135に対して多数の通気連通孔
129が形成されている。本実施例においても、前記実
施例3と同様な効果を奏するとともに、多数の通気連通
129が形成されているので、一層通気性に優れてい
る。
【0064】尚、本発明は前記実施例になんら限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々の態様で実施しうることはいうまでもない。 (1)例えば、前記実施例では、酸素センサを例に挙げ
たが、上述した通気構造を用いるものであれば、温度セ
ンサ等の各種のセンサに適用することができる。
【0065】(2)また、前記実施例では、応力を緩和
するために環状凹部又は環状凸部を設けたが、環状凹部
及び環状凸部の両方を形成してもよい。更に、環状凹部
や環状凸部を、それぞれ複数個設けてもよく、特に数に
限定はない。 (3)更に、応力を緩和する凹部や凸部であればよいの
で、特に環状でなくてもよい。例えば環状の一部が途切
れていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の酸素センサを破断して示す説明図
である。
【図2】 実施例1の酸素センサの通気構造を拡大して
示す断面図である。
【図3】 実施例1の酸素センサの通気構造を示す分解
斜視図である。
【図4】 実施例1の保護カバーを示し、(a)はその
斜視図、(b)はその平面図、(c)は(b)のA−A
断面図である。
【図5】 実施例1の酸素センサの使用方法を示す説明
図である。
【図6】 実施例2の保護カバーを示し、(a)はその
斜視図、(b)はその平面図、(c)は(b)のA−A
断面図である。
【図7】 実施例2の酸素センサの通気構造を拡大して
示す断面図である。
【図8】 実施例3の酸素センサの通気構造を拡大して
示し、(a)はその平面図、(b)は(a)のA−A断
面図である。
【図9】 実施例4の酸素センサの通気構造を拡大して
示し、(a)はその平面図、(b)は(a)のA−A断
面図である。
【図10】 実施例5の酸素センサの通気構造を拡大し
て示し、(a)はその平面図、(b)は(a)のA−A
断面図である。
【図11】 従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1、2…酸素センサ 3…固体電解質体 11、73、85、105、125…外筒 11a…連通部 14、79、81、101、121…保持部材 15…通気構造 16、61、87、107、127…保護カバー 35、75、95、115、135…通気孔 41、77、83、103、123…通気フィルタ 47、67、93、109、129…通気連通部 50…環状凹部 71…環状凸部
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Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサの内部と外部とを連通する連通部
    に、通気を確保するための通気孔を形成したゴム製の保
    持部材を配置するとともに、前記通気孔に通気性及び防
    水性を有するフィルタを配置したセンサにおいて、 前記通気孔の外側の開口端を覆うように前記フィルタを
    配置するとともに、前記フィルタの外側に、前記フィル
    タを押さえて固定する保護カバーを配置し、 更に、前記保護カバーには、前記フィルタを介する通気
    が可能な通気連通孔を設けるとともに、前記保護カバー
    に加わる応力を緩和する弾性変形部を設けたことを特徴
    とする通気構造を有するセンサ。
  2. 【請求項2】 前記弾性変形部は、凹部及び/又は凸部
    であることを特徴とする請求項1に記載の通気構造を有
    するセンサ。
  3. 【請求項3】 前記保護カバーが、金属製部材であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の通気構造を有す
    るセンサ。
  4. 【請求項4】 前記凹部及び/又は凸部を、前記通気連
    通孔の周囲を囲むように、環状に設けたことを特徴とす
    る請求項2〜3に記載の通気構造を有するセンサ。
  5. 【請求項5】 前記センサが、ガスセンサであることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の通気構造を
    有するセンサ。
  6. 【請求項6】 前記センサが、内燃機関の排気を浄化す
    る触媒の下流側に配置される下流センサであることを特
    徴とする請求項5に記載の通気構造を有するセンサ。
  7. 【請求項7】 前記センサが、検出素子と、前記検出素
    子を保持する主体金具と、前記検出素子の上端側に大気
    から隔離された基準ガス空間を形成する前記筒状部材
    と、前記筒状部材とともに前記基準ガス空間を形成する
    前記保持部材と、を備えたことを特徴とする請求項5又
    は6に記載の通気構造を有するセンサ。
  8. 【請求項8】 前記センサの後端側に前記連通部が設け
    られ、該連通部に取り付けられた前記保持部材を介し
    て、前記検出素子から伸びるリード線が外部に取り出さ
    れる構成を備えたことを特徴とする前請求項7に記載の
    通気構造を有するセンサ。
  9. 【請求項9】 前記通気連通孔を、前記保護カバーに複
    数個形成したことを特徴とする前請求項1〜8のいずれ
    かに記載の通気構造を有するセンサ。
  10. 【請求項10】 前記通気孔を、前記保持部材に複数個
    形成したことを特徴とする前請求項1〜9のいずれかに
    記載の通気構造を有するセンサ。
  11. 【請求項11】 前記通気連通孔の少なくともいずれか
    一つに対して、前記通気孔を複数配置したことを特徴と
    する前請求項1〜10のいずれかに記載の通気構造を有
    するセンサ。
  12. 【請求項12】 前記通気孔の少なくともいずれか一つ
    に対して、前記通気連通孔を複数配置したことを特徴と
    する前請求項1〜10のいずれかに記載の通気構造を有
    するセンサ。
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