JP2002286038A - モータ及びこれを備えたディスク装置 - Google Patents
モータ及びこれを備えたディスク装置Info
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Abstract
が防止され、長期間にわたって優れた性能を維持するこ
とができる流体動圧軸受を有するモータ及びこれを備え
たディスク装置を提供する。 【解決手段】スリーブ部材と、スリーブ部材に対して相
対回転自在である軸部材と、スリーブ部材と軸部材との
間に充填された潤滑油とから構成される流体動圧軸受を
有するモータ及びこのモータによって記録ディスクを回
転駆動するディスク装置。スリーブ部材は、硬度Hvが
180以下である基材から形成され、基材表面にこの基
材より高い硬度の金属層を有すると共に、金属層には基
材が底面に露出するように動圧溝が形成されている。
Description
えたディスク装置に関し、より詳細には耐摩耗性に優
れ、焼き付きの生じにくい流体動圧軸受を有するモータ
及びこれを備えたディスク装置に関するものである。
駆動するディスク装置では、記録ディスクの高容量化に
伴い高い振れ精度が要求され、また高速化に伴う音寿命
の問題で、ボールベアリングから流体動圧軸受を使用す
る動きが高まっている。
トとスリーブ及びこれらの間に作動流体として介在され
る潤滑油並びにモータの回転時に潤滑油に動圧を誘起す
る動圧溝とから成る。尚、動圧溝は一般的にスリーブ側
に設けられることが多い。
るシャフトは、機械的強度、加工性、線材の入手のし易
さ等からステンレス材、特にマルテンサイト系のスレン
レス材が多く使用される。これに相対するスリーブ材に
は同じ理由からステンレス材が適しているが、スリーブ
にステンレス材を使用すると、同系組成の材料であるた
めに接触・摺動時に凝着による焼き付きを生じ易い。そ
こでステンレス材に種々のコーティングを施したり、熱
処理が施されているが、充分とは言えない。
の材料を使用することも多いが、銅系材料を使用した場
合には摩耗が大きく、経時的に振れ精度が悪くなった
り、摩耗粉により潤滑油粘度が上昇し電流値が大きくな
る恐れがある。
ブの表面にメッキを施すことも提案されているが、溝加
工の際に生じる切削粉、バリ等が溝周辺に残留してメッ
キ表面にムラが生じたり、切削粉そのものがメッキされ
て突起が生じる。このようにして形成された突起は、硬
度がステンレス材よりも高く、シャフトを傷つけたり正
常な回転に異常を来したりする恐れがある。また異物や
摩耗粉は、モータの回転時に動圧溝によるポンピングア
クションで動圧発生部に集中することとなり、咬み込み
による焼き付きを起こしやすくなる。
じる切削粉、バリは粘りがあって洗浄では容易に除去で
きず、溝内部は研磨も技術的に困難で且つ摩耗粉を逆に
発生させることとなる。尚、電解加工による溝形成は、
銅系材料にはイオン化しにくいことから適さず、シャー
プな形状の溝を形成することは難しい。
されたものであり、優れた耐摩耗性を有するとともに、
潤滑油中に金属粉等の異物が混入し動圧発生部に集中し
たとしても、この異物により引き起こされる焼き付きを
防止でき、長期間にわたって優れた性能を維持すること
ができる流体動圧軸受を有するモータ及びこれを備えた
ディスク装置を提供することである。
に、本発明のモータは、スリーブ部材と、該スリーブ部
材に対して相対回転自在である軸部材と、該スリーブ部
材と該軸部材との間に充填された潤滑油とから構成され
る流体動圧軸受を有するモータにおいて、前記スリーブ
部材は、硬度Hvが180以下である基材表面に、この
基材より高い硬度の金属層を有し、前記基材が底面に露
出するように前記金属層に動圧溝が形成されていること
を特徴とするものである。
テンレス材よりも硬度の低い、Hv180以下のもので
あれば良いが、加工性を含めた取り扱い易さ、コストの
観点から、銅または銅合金が好ましい。
加工性の面からニッケルもしくはニッケルを主成分とす
る合金が好ましく、充分な軸受特性と耐摩耗性並びに耐
焼き付き性を得るために、金属層の膜厚は3〜15μ
m、好ましくは5〜10μmの範囲に設定するのが良
い。
きるが、均一性、コストの点からメッキにより形成する
ことが推奨される。この場合のメッキは、無電解メッキ
あるいは電解メッキのいずれでも可能である。
き、底面に素材が露出するように行う必要があり、加工
時に微細な切削粉、バリの発生しない電解加工によって
行うのが好ましい。
発生部に集中した際に、異物の許容体積を増し局部的な
堆積を防止するために、動圧溝を加工した際に、潤滑油
の流動方向下流側の端部または最も高い動圧が発生する
動圧溝の屈曲部を連通するように、金属層を設ける前の
基材に予め周回溝を設けることが好ましい。この周回溝
の幅は金属層の形成時に完全に塞がれない範囲で且つ軸
受特性に影響しない範囲であれば良い。
ングと、このハウジングの内部に固定されるモータと、
記録ディスクに情報の書き込み及び/又は読み出しを行
う情報アクセス手段とを備えたディスク装置であって、
前記記録ディスクを回転駆動するモータとして前記モー
タを用いることを特徴とする。
て各図面を参照しながら説明する。
に示すように、硬度Hv180以下である基材1上に基
材1より硬度の高い金属層2を形成し、この金属層2
に、基材1の表面が底面に露出するように動圧溝3を設
けてスリーブを形成する。モータが回転すると、潤滑油
は動圧溝3の流動方向下流側または屈曲部の方向に流動
するため、潤滑油中に混入した金属粉等の異物が動圧発
生部に集中して堆積する。対向するシャフトとの間の間
隔が堆積した異物のために狭くなるあるいはシャフトと
の間の間隙よりも大な異物が引っかかるとシャフトとス
リーブとの接触や摺動が生じるが、そのような場合で
も、動圧溝3の溝底面が軟らかいため異物が表面に埋め
込まれるため焼き付きにまで到らない。一方、動圧溝3
以外の基材表面には硬度の高い金属層2が形成されてい
るため、長期間の使用によってもスリーブが摩耗するこ
とはない。尚、図1において、基材1の表面が露出する
深さまで動圧溝3を形成しているが、さらに基材1にも
動圧溝3を形成しても構わない。
工性、線材の入手のし易さ等からステンレス材が適して
いる。また、スリーブの基材1として使用している硬度
Hv180以下の金属材料としては、銅、アルミニウ
ム、マグネシウム等並びにこれらを主成分とする合金が
挙げられるが、加工性を含めた取扱易さやコストの観点
から銅または銅合金が好ましい。銅を主成分とする合金
としては、例えばZn、Ni、Pb、Sn、P、Be等
の元素を1または2以上配合しているものを挙げること
ができる。
ている硬度の高い金属層2の材料は特に限定されるもの
ではないが、硬度と加工性の観点からニッケルまたはニ
ッケルを主成分をする合金が好ましい。ニッケルを主成
分とする合金にはFe、Nb、Cr、Co、P、B、W
等のうち1または2以上の元素を配合している。
ッキ法、物理蒸着法、CVD法等が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。ただ、無電解メッキ法は
ニッケルまたはニッケルを主成分とする合金からなる金
属層を形成する場合に、均一な膜が形成可能であるため
好ましい形成方法である。
mの範囲が好ましい。金属層2の膜厚が3μm未満の場
合、強力な力がかかると金属層が破れる等の不具合が生
じる。他方15μmを越える場合、軸受剛性の低下や動
圧溝3の底面に基材が露出するまでの加工時間が長くな
る等加工性やコストの問題が生じる。膜厚のより好まし
い下限値は5μmであり、上限値は10μmである。
に、金属層2の形成後アニール処理を行っても良い。ア
ニール処理の条件は金属層2の組成や膜厚等から適宜決
定すればよい。尚、アニール処理は動圧溝3の加工前で
もよいし、加工後でもよい。
は、電解加工や切削加工、転造加工、プレス加工、レー
ザー加工等従来公知の加工方法を用いることができる
が、特に限定されるものではない。但し、転造やプレス
加工では加工による軸受部材の歪みやバリ等が生じ易
く、レーザー加工ではパーティクルの問題があるため、
電解加工が好ましい。電解加工は溝部分の金属材料を電
解溶出させて加工するため、潤滑油中の異物の原因とな
る微細なバリ、むしれ、切り粉が発生しないことから特
に好ましい加工方法である。
ションによって潤滑油を流動させて軸受作用を奏させる
形状であれば特に限定されるものではない。例えばヘリ
ングボーン状溝やスパイラル状溝が挙げられる。また焼
き付きを効果的に防止する観点から、後に詳述するとお
り、動圧溝3の潤滑油の流動方向下流側端部または屈曲
部を連通するように周回溝をさらに設けてもよい。
す。図2(a)に示すように、ヘリングボーン状動圧溝
31を形成した場合、潤滑油の流動方向下流側端部、す
なわち「く」字状の溝の屈曲部Bを連通するように周回
溝4を形成する。モータが矢印Xの方向に回転すると、
潤滑油は逆方向に流動し動圧溝31に沿って周回溝4へ
向かい、周回溝4で2つの流れが衝突して紙面において
垂直方向へ流動する。従って、潤滑油中の異物は動圧溝
31及び周回溝4に集積する。
圧溝32を形成した場合、右上がりの傾きのスパイラル
状溝32の上端部に周回溝4を形成する。矢印X方向に
モータが回転すると潤滑油は逆方向に流動するため、ス
パイラル状溝32に沿って潤滑油は右上がりに向かい、
周回溝4の側壁に衝突して紙面において垂直方向に流動
する。従って、潤滑油中の異物は図2(a)の場合と同
様に動圧溝32及び周回溝4に集積する。
圧溝33を所定間隔で2つ形成した場合、矢印X方向に
モータが回転すると潤滑油はスパイラル状溝33に沿っ
て矢印Yの方向に向かい、周回溝4の中央部で2つの流
れが衝突して紙面において垂直方向へ流動する。
成したヘリングボーン状動圧溝34の中央屈曲部Bに周
回溝4を形成した外観図を示す。
合、前述の金属層を基材表面に形成した後、動圧溝と同
時に周回溝を形成する。あるいは周回溝を基材表面に直
接加工した後、メッキ法により金属層を基材表面に形成
し、その後に動圧溝を形成する。この場合、周回溝幅を
金属層の膜厚より5〜10μm程度広くしておくと、各
溝部分には金属層が形成されないため、溝を形成した基
材に金属層をメッキするだけで、金属層にも周回溝が形
成される。
って、ハードディスク駆動用のモータの概略断面図であ
る。モータ7は、ブラケット71と、このブラケット7
1の中央開口部に一方の端部が外嵌固定されるシャフト
72、このシャフト72に対して相対的に回転自在に保
持されたロータ73とを備える。ブラケット71にはス
テータ711が固定され、ロータ73にはステータ71
1と対向した位置にロータマグネット731が設けら
れ、ステータ711とロータマグネット731との間で
回転駆動力が発生する。
外方に突出する円盤状の上部スラストプレート721と
下部スラストプレート722があり、これらのスラスト
プレート721,722間のシャフト72の外周面には
気体介在部74が形成されている。
ィスクDが載置されるロータハブ732と、ロータ73
の内周側に位置し、潤滑油75が保持される微小間隙を
介してシャフト72に支持されるスリーブ734とを備
えている。さらにスリーブ734には、上部及び下部ス
ラストプレートの外側に蓋をする形で、上部カウンタプ
レート76a及び下部カウンタプレート76bが設けら
れている。
トプレート721,722が本発明における軸部材、ス
リーブ734が本発明のスリーブ部材に相当する。この
スリーブ部材が、銅を主成分とする基材表面にニッケル
を主体とするメッキ層を形成したものである。そして後
述するように、スリーブ734の貫通孔77の内周面の
上部・下部にはヘリングボーン状の動圧溝78が、また
上部スラストプレート721の下面及び下部スラストプ
レート722の上面にはスパイラル状の動圧溝79が、
電解加工によりそれぞれ形成されている。
在部74の上部に隣接するシャフト72の外周部から、
上部スラストプレート721の下面、外周面及び上面該
謬部に至る部分には、対向するスリーブ734の内周部
貫通孔77の上部から上部カウンタプレート76aの下
面に至る部分との間に微小間隙が形成され、潤滑油75
が保持されている。そして上部スラストプレート721
の下面及び下部スラストプレート722の上面には、ロ
ータ73の回転に伴い潤滑油75中に動圧を発生するス
パイラル状の動圧溝79が形成されている。動圧溝79
は、モータの回転時に潤滑油75を矢印Aの方向に押圧
し、ロータ部を軸線方向に保持する支持力を発生する作
用を奏する。さらにスリーブ734の貫通孔77の内周
面の上部・下部の潤滑油保持部には、ヘリングボーン状
の動圧溝78が形成されている。動圧溝78は、モータ
の回転時に潤滑油75を矢印Bの方向に押圧し、ロータ
部を半径方向に保持する支持力を発生する作用を奏す
る。
間隙内の潤滑油75の動圧圧力分布は、上部スラストプ
レートの下面内周部P付近で最も高くなる。この結果、
潤滑油75内に溶け込んでいた空気が気泡化すると、そ
の気泡は前記内周部Pの外側に拡散排除され、下方の気
体介在部74内の空隙部又は上方の上部カウンタプレー
ト76aの下面空隙部に至る。そしてこれらの空隙部
は、直接又は外気連通孔70により大気に開放されてい
るので、ここから気泡は外気に解放され、気泡の膨張に
起因する潤滑油漏れは防止される。
タプレート76aの下面と上部スラストプレート721
の上面との間には、軸方向に向かう程その間隙が徐々に
広がるテーパーシール部が形成され、テーパーシール部
の端部には撥油剤が塗布されている。同様に、前記潤滑
油保持部の他端であるシャフト72の中央部の気体介在
部74の上部にも、シャフト72の外周面とスリーブ7
34の内周面との間で、潤滑油保持部から軸方向下方に
離れる程その間隙が徐々に広がるテーパシール部が形成
され、テーパシール部の端部には撥油剤が塗布されてい
る。これらの両端に形成されたテーパシール部により、
潤滑油内部に生じる動圧力、大気圧、テーパシール部の
表面張力がバランスした位置に潤滑油の気液界面が形成
され保持される。テーパシール部に塗布された撥油剤
は、潤滑油がシャフトやスリーブの金属表面を伝って拡
散する、いわゆる潤滑油マイグレーションを防止する作
用も有する。これらの潤滑油保持構造により、潤滑油漏
れが無く且つ負荷支持力の高い流体軸受構造を実現して
いる。
構造が、シャフト72の中央部に設けられた気体介在部
74の下部から下部スラストプレート722及び下部カ
ウンタプレート76bに上下逆配置で形成されており、
この下部動圧軸受によりロータ部は一層安定に支持され
る。
態である概略説明図を示す。ハウジング81の内部に
は、情報を高密度に記憶する記録ディスク83を回転自
在に支持したスピンドルモータ82と、記録ディスク8
3に対して情報の読み書きを行う情報アクセス手段87
が配置されている。この情報アクセス手段87は、記録
ディスク83上の情報を読み書きするヘッド86と、ヘ
ッド86を支えるアーム85と、ヘッド86及びアーム
85を記録ディスク83上の所要の位置に移動させるア
クチュエータ部84から少なくとも構成されている。そ
してスピンドルモータ82として前記のモータが用いら
れている。
近年飛躍的に向上し、記録ディスクの設置環境として塵
・埃等の極端に少ないクリーンな環境が必須となってい
る。従って、ハウジング81の内部を外気から遮断した
高度にクリーンな空間とするためには、情報アクセス手
段87及びスピンドルモータ82として、潤滑油のミス
ト等が外部に漏れない機構のものを使用するのが望まし
い。
記の評価試験を行った実施例と比較例の概略断面図を示
す。
する合金(BC6C)を基材としてスリーブを作製し、
その表面に無電解メッキ法により膜厚5μmのニッケル
層を形成した。その後、電解加工により基材が露出する
ように動圧溝を加工しサンプルとした。図5(a)にサ
ンプルの概略断面図を示す。
50のステンレスを用いた他は実施例と同様に作製して
サンプルとした。図5(b)にサンプルの概略断面図を
示す。
より浅い、動圧溝の底面に基材が露出していない他は実
施例と同様に作製してサンプルとした。図5(c)にサ
ンプルの概略断面図を示す。
とする合金(BC6C)を基材としてスリーブを作製
し、その表面に直接切削加工により動圧溝を加工しサン
プルとした。図5(d)にサンプルの概略断面図を示
す。
サンプルとステンレス材のシャフトによりモータを作製
した。さらに評価試験前に予めスリーブとシャフトとの
間に充填する潤滑油中に粒径約1μmの粒子を1mg異
物として混入させておく。このようなモータを各サンプ
ル毎に10台づつ作製し、温度80℃の環境下で間欠運
転(10秒間運転/10秒間停止)を積算回転数が30
万回になるまで行い、途中で停止したモータの台数によ
り評価を行った。評価結果は表1に示す。評価後にモー
タを分解して軸受部の状態を観察した。
台中2台しか停止していないが、比較例1は動圧溝底面
の硬度が高いために、異物を吸収できずに焼付きが生じ
ている。比較例2は動圧溝底面の硬度が高い上、溝深さ
が浅いために十分な軸受剛性が得られず、多くのモータ
が停止している。比較例3は停止しているモータの数は
少ないが、このモータを分解すると摩耗粉により潤滑油
は黒くゲル化していることが確認できた。表面の硬度が
低いため焼き付くことはないが、摩耗により駆動電流値
が増加し停止している。
優れた耐摩耗性を有し、潤滑油中に金属粉等の異物が混
入し動圧発生部に集中したとしても、このような異物に
より引き起こされる焼き付きを防止することができ、長
期間にわたって優れた性能を維持することができる。
部に固定され、記録媒体を回転部に装着したモータを備
え、このモータとして前記のモータを用いるので、装置
の長寿命化を測ることができる。
略構成を示す部分拡大断面図である。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 スリーブ部材と、該スリーブ部材に対し
て相対回転自在である軸部材と、該スリーブ部材と該軸
部材との間に充填された潤滑油とから構成される流体動
圧軸受を有するモータにおいて、 前記スリーブ部材は、硬度Hvが180以下である基材
表面に、この基材より高い硬度の金属層を有し、前記基
材が底面に露出するように前記金属層に動圧溝が形成さ
れていることを特徴とするモータ。 - 【請求項2】 前記基材が銅又は銅を主成分とする合金
である請求項1記載のモータ。 - 【請求項3】 前記金属層がニッケル又はニッケルを主
成分とする合金であり且つ層厚3〜15μmの範囲であ
る請求項1又は2記載のモータ。 - 【請求項4】 前記金属層がメッキにより形成されたも
のである請求項1〜3のいずれかに記載のモータ。 - 【請求項5】 前記動圧溝が電解加工により形成された
ものである請求項1〜4のいずれかに記載のモータ。 - 【請求項6】 前記動圧溝の潤滑油の流動方向下流側の
端部または屈曲部を連通するように周回溝が形成される
請求項1〜5のいずれかに記載のモータ。 - 【請求項7】 ハウジングと、該ハウジングの内に固定
されて記録ディスクを回転駆動するモータと、前記記録
ディスクに対して情報の書き込み及び/又は読み出しを
行う情報アクセス手段とを備えたディスク駆動装置であ
って、 前記モータとして請求項1〜6のいずれかに記載のモー
タを用いることを特徴とするディスク装置。
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---|---|---|---|
JP2001086577A JP4599738B2 (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | モータ及びこれを備えたディスク装置 |
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