JP2002285645A - 外壁パネル及び外壁接合構造 - Google Patents

外壁パネル及び外壁接合構造

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道郎 荒木
Tomoya Takatsugi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外壁パネルを乾式で建て込みする場合には、
外壁パネルの木枠に予め溝加工をしてブレードを取り付
けておく必要があったため、このことが外壁パネルの製
作過程で工数を増やすことに繋がり、コストを低廉化さ
せるうえでのネックとなっていた。 【解決手段】 外壁パネル1において、木枠2とサイデ
ィング材3とを重ね張りする接着剤層6を、サイディン
グ材3の外縁部から所定幅Wだけサイディング材3の板
面内方へ控えた状態で設けておき、この接着剤層6の控
えられた領域に防水層12を設けた。これで木枠に対す
る溝加工等は不要となり、製作が極めて容易で、且つ低
コスト化を推進できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁パネル及び外
壁接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物等の外壁材として使用される外壁パ
ネルは、パネル形体に枠組みされた木枠に対し、その表
面側に接着剤層を介してサイディング材を重ね張りした
もので、例えば畳程度の大きさ(それ以上のものもそれ
以下のものも多種ある)を有しており、これを建物躯体
の外面に合わせて縦横に並べながら面一に張り付けてゆ
くことで建物外壁を構成させるというものである。この
外壁パネルの相互隣接間や、この外壁パネルと窓枠など
の条材型建材との境界部などにおいては、目地詰めやコ
ーキング等の防水処理を施す必要があるが、従来、これ
らの防水処理を湿式ではなく、乾式で行う方法が種々提
案されている(例えば特開2001−11958号公
報、特開2001−3537号公報、特開2000−1
968号公報、特開平11−324150号公報等参
照)。
【0003】このようななかで本出願人も、図11に示
すような乾式による防水処理構造を採用している。この
構造では、外壁パネル100の木枠101に対し、その
側部隅面に、予め断面L型で舌片状に側方へ張り出すブ
レード102を取り付けておき、隣接する外壁パネル相
互間に乾式目地材103を押し込むというものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本出願人が採用してい
た乾式による防水処理構造では、上記したように外壁パ
ネル100の木枠101に対してブレード102を取り
付けるための溝加工が必要となっていたため、このこと
が外壁パネルの製作過程で工数を増やすことに繋がり、
コストを低廉化させるうえでのネックとなっていた。本
発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、製作
が容易で低コスト化を推進できる外壁パネルを提供する
ことを目的とすると共に、この外壁パネルの使用によっ
て低コスト化と施工の容易性並びに防水作用の確実性と
が得られるようにした外壁接合構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は次の手段を講じた。即ち、本発明に係る外
壁パネルは、パネル形体に枠組みされた木枠と、この木
枠の表面側に接着剤層を介して重ね張りされるサイディ
ング材とを有したものである。そして、上記接着剤層
は、サイディング材の外縁部から所定幅だけサイディン
グ材の板面内方へ控えた状態で設けられており、この接
着剤層の控えられた領域に防水層が設けられているもの
である。
【0006】このようにすることで、木枠に対しては何
ら溝加工を要するものではない。また、ブレードや乾式
目地材等の専用部品を用いていないので、低コスト化を
一層進めることができる。のみならず、木枠とサイディ
ング材との界面が、接着剤層だけでなく、防水層によっ
ても止水されているので、従来の各種乾式防水処理構造
に比しても、防水作用が確実となっている。なお、サイ
ディング材は、一つの木枠内にあって複数枚を割付した
ものとすることができる。
【0007】この場合、木枠には、各サイディング材が
隣接する部分に対応する配置でその枠内を区画する仕切
桟を設けることになる。そこで、このような場合におい
て接着剤層は、上記木枠の外周部に対応する部分だけで
なく、仕切桟に対応する部分をも含めた全ての部分に対
し、各サイディング材の外縁部から所定幅だけサイディ
ング材の板面内方へ控えた状態で設けるようにする。そ
して、この接着剤層の控えられた全ての領域に対して、
防水層を設ければよいことになる。
【0008】更に、サイディング材の一辺部に対し、窓
枠等の条材型建材を沿接状に設ける場合がある。この場
合、サイディング材と条材型建材との隣接部分において
上記接着剤層は、サイディング材の外縁部から所定幅だ
けサイディング材の板面内方へ控えた状態で設けてお
き、この接着剤層の控えられた領域を含んで条材型建材
の裏面部に相当する位置まで防水層を設けるようにす
る。一方、本発明に係る外壁接合構造は、パネル形体に
枠組みされた木枠の表面側に接着剤層を介してサイディ
ング材が重ね張りされて成る外壁パネルを用いるもので
あって、この外壁パネルを窓枠等の条材型建材に隣接さ
せて設置するか、又はこの外壁パネル同士を相互隣接さ
せて設置するものである。
【0009】そして、これらの場合に用いる外壁パネル
は、いずれも、接着剤層がサイディング材の外縁部から
所定幅だけサイディング材の板面内方へ控えた状態で設
けられ、且つこの接着剤層の控えられた領域(接着剤層
のない領域)に防水層が設けられているという、上記の
基本構成を具備している。そして、外壁パネルを条材型
建材に隣接させて設置する場合では、各外壁パネルにお
いて、木枠の外縁部がサイディング材の外縁より側方へ
張り出して設けられているものとし、且つこの張り出し
た木枠表面にも上記防水層が延長形成されているものと
する。
【0010】この場合には、サイディング材の外縁から
張り出した木枠表面に対して設けられた防水層に対し、
条材型建材を被覆状に当接させることができることにな
る。そのため、防水層と条材型建材との間での止水性は
保たれる。これに対し、外壁パネル同士を相互隣接させ
て設置する場合では、各外壁パネルにおいて、木枠の側
面へ回り込むかたちで防水層が延長形成されているもの
とする。この場合には、各外壁パネルを互いに突き合わ
せるようにすることにより、その隣接間で木枠の側面に
回り込んだ防水層同士が当接することになる。
【0011】そのため、このように互いに当接する防水
層同士で、その間の止水性は保たれる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。図1乃至図4は、本発明に係る外
壁パネル1の第1実施形態を示している。図4から明ら
かなように、この外壁パネル1は、パネル形体に枠組み
された木枠2と、この木枠2の表面側に重ね張りされる
サイディング材3とを有したものである。この第1実施
形態の外壁パネル1では、パネル内の所定高さ位置に窓
開口4が設けられたものとしてあり、またサイディング
材3は、この窓開口4の上部に横並びで2枚が割り付け
られていると共に、窓開口4の下部でも横並びで2枚が
割り付けられたものとなっており、一つの木枠2に対し
て複数のサイディング材3が設けられていることにな
る。
【0013】このようなことから、木枠2には、少なく
とも各サイディング材3の隣接部分に対応する配置でそ
の枠内を区画する仕切桟5が設けられている。図1乃至
図3に示すように、木枠2とサイディング材3とは、接
着剤層6を介して互いに接着されている。図1では、こ
の外壁パネル1同士を相互隣接させた状態で連結設置し
た状況(図4中のA−A線断面)を示しており、各外壁
パネル1における木枠2の裏面側に間柱7を介して内壁
材8が設けられたものとしており、また外壁パネル1の
隣接境界をP(併せて図4も参照)で示している。
【0014】この外壁パネル1の外周部となる部分で
は、木枠2の外縁部がサイディング材3の外縁より側方
へ半目地分だけ張り出して設けられており、外壁パネル
1同士を相互隣接させることによって互いのサイディン
グ材3相互間にできる目地スペースに、乾式目地材10
が詰め込まれている。なお、外壁パネル1同士を連結す
るボルトは、木枠2において互いに平行当接する部分
(上記隣接境界P)を横切る方向で貫通させるが、図1
ではその図示を省略してある。
【0015】この図1から明らかなように、上記接着剤
層6は、サイディング材3の外縁部から所定幅Wだけサ
イディング材3の板面内方へ控えた状態で設けられてい
る。そして、この接着剤層6の控えられた領域(接着剤
層6のない領域)には、防水層12が設けられている。
この防水層12は、木枠2の側面へも回り込むかたちで
延長形成されており、その全体として断面L字状になっ
ている。なお、図1からは防水層12がT字状を呈して
いるように見えるが、これは上記したように外壁パネル
1同士を相互隣接させたことによってL字同士が背会わ
せになり、その結果としてT字状を呈しているものであ
る。
【0016】このように、外壁パネル1同士が互いに突
き合わせ状態で隣接設置されることで、その隣接間で木
枠2の側面に回り込んだ防水層12同士が当接するの
で、これら両防水層12同士で、外壁パネル1の相互間
の止水性は確実に保たれることになる。この防水層12
には、例えばEPDM(エチレン−プロピレン−ジェン
タ−ポリマー)等の発泡性素材を用いればよい。一方、
図2では、個々の外壁パネル1内におけるサイディング
材3の相互隣接部分(図4中のB−B線断面)を示して
おり、両側のサイディング材3に跨る配置となった仕切
桟5の裏面側に間柱7を介して内壁材8が設けられたも
のとしてある。
【0017】この図2から明らかなように、この部分で
も上記接着剤層6は、両側のサイディング材3の外縁部
から所定幅Wだけ、それぞれのサイディング材3の板面
内方へ控えた状態で設けられている。そして、この接着
剤層6の控えられた領域(接着剤層6のない領域)に、
両側のサイディング材3に跨る配置で防水層12が設け
られている。従って、一つの外壁パネル1内で相互隣接
するサイディング材3の間でも、その間の止水性は確実
に保たれることになる。
【0018】なお、ここの部分でも、サイディング材3
の相互間には目地スペースが確保され、ここに乾式目地
材10が詰め込まれている。図3では、窓開口4に臨ん
だサイディング材3の一辺部に対し、窓枠等の条材型建
材15が沿接状に設けられている部分(図4中のC−C
線断面)を示しており、木枠2には、この条材型建材1
5をバックアップする配置で仕切桟16が設けられ、こ
の仕切桟16の裏面側に支持枠17を介して内壁材8が
設けられたものとしてある。
【0019】この部分では、仕切桟16の外縁部がサイ
ディング材3の外縁より側方へ大きく張り出して設けら
れており、この張り出した部分に条材型建材15が取り
付けられるものとなっている。なお、図例の条材型建材
15は、網戸用及びサッシ戸(いずれも図示略)用のレ
ール部18をも一体的(一部のカバー部分は別体)に具
備したものとしてある。この図3から明らかなように、
サイディング材3と条材型建材15とが隣接する部分で
も、上記接着剤層6は、サイディング材3の外縁部から
所定幅Wだけ、サイディング材3の板面内方へ控えた状
態で設けられている。
【0020】そして、この接着剤層6の控えられた領域
(接着剤層6のない領域)を含んで、仕切桟16がサイ
ディング材3から張り出した部分の表面へもわたるよう
に防水層12が設けられている。そのため、この防水層
12は、条材型建材15の裏面部に相当する位置まで延
長形成されていることになり、この防水層12からすれ
ば、この表面側に条材型建材15が被覆状に当接されて
いることになる。従って、仕切桟16と条材型建材15
との間での止水性は保たれ、また仕切桟16とサイディ
ング材3との間での止水性も当然に保たれているので、
結果、サイディング材3と条材型建材15との間での止
水性は保たれていることになる。
【0021】なお、条材型建材15とサイディング材3
との間に乾式目地材10を設けておけば、サイディング
材3と条材型建材15との間での止水性はより一層高め
られる。以上の説明から明らかなように、この外壁パネ
ル1では、外壁パネル1の相互間、 一つの外壁パネル
1内で相互隣接するサイディング材3の間、及びサイデ
ィング材3と条材型建材15との間で、防水層12によ
る止水性が得られるものである。
【0022】殊に、木枠2(仕切桟5,16を含む)と
サイディング材3との界面は、接着剤層6と防水層12
との双方で止水されることになるので、極めて高い防水
作用が得られている。なお、図3で説明したサイディン
グ材3と条材型建材15との隣接部は、一つの外壁パネ
ル1の中で設けられている場合だけに限らず、外壁パネ
ル1の外周部と条材型建材15とを隣接させる場合に
も、略同じかたちで実施できるものである。
【0023】図5乃至図7は、本発明に係る外壁パネル
1の第2実施形態を示している。この第2実施形態の外
壁パネル1が、上記した第1実施形態と最も異なるとこ
ろの一つは、図5及び図6から明らかなように、互いに
隣接するサイディング材3の相互間に目地を設けていな
い(図1及び図2中の乾式目地材10がない)点にあ
る。また一つは、図7から明らかなように、条材型建材
15において、防水層12との当接部分に複数の脚20
を設けて、防水層12に対する条材型建材15の当接面
圧を高め、止水性を高めている点にある。
【0024】これら以外の構成及び作用効果について
は、上記第1実施形態と略同様であるので、ここでの詳
説は省略する。図8は、本発明に係る外壁パネル1の第
3実施形態を示している。この第3実施形態の外壁パネ
ル1が、上記した第1実施形態と最も異なるところは、
条材型建材15において、防水層12との当接部分の一
部に脚21と段差22とを交互配置となるように設け
て、防水層12に対する条材型建材15の当接面圧を高
めると共にこれら脚21と段差22との間で毛管現象の
破壊を狙って、全体的な止水性を高めている点にある。
【0025】これ以外の構成及び作用効果については、
上記第1実施形態と略同様であるので、ここでの詳説は
省略する。図9は、本発明に係る外壁パネル1の第4実
施形態を示している。この第4実施形態の外壁パネル1
が、上記した第1実施形態と最も異なるところは、条材
型建材15において、防水層12との当接部分に山形の
内部折れ部23を設けて、この内部折れ部23と防水層
12との間にできる微少隙間で毛管現象の破壊を狙って
止水性を高めている点にある。
【0026】これ以外の構成及び作用効果については、
上記第1実施形態と略同様であるので、ここでの詳説は
省略する。図10は、本発明に係る外壁パネル1の第4
実施形態を示している。この第4実施形態の外壁パネル
1が、上記した第1実施形態と最も異なるところは、条
材型建材15において、防水層12との当接部分の一部
に脚24を設けると共に、これによって防水層12との
間にできる隙間へコーキング材25を充填させること
で、全体的な止水性を高めている点にある。
【0027】これら以外の構成及び作用効果について
は、上記第1実施形態と略同様であるので、ここでの詳
説は省略する。ところで、本発明は、上記各実施形態に
限定されるものではなく、細部については適宜変更でき
るものである。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る外壁パネルでは、木枠とサイディング材とを重ね
張りする接着剤層を、サイディング材の外縁部から所定
幅だけサイディング材の板面内方へ控えた状態で設けて
おき、この接着剤層の控えられた領域に防水層を設けて
いるので、木枠に対する溝加工等は不要となり、製作が
極めて容易で、且つ低コスト化を推進できる。しかも、
木枠とサイディング材との間の防水性は、接着剤層と防
水層との双方で行われ、高い防水作用が得られる。
【0029】一方、この外壁パネルを用いた本発明に係
る外壁接合構造では、低コスト化と施工の容易性並びに
防水作用の確実性とが得られる。また、施工後において
も外壁パネルをはじめ、一部のサイディング材や条材型
建材の交換が簡単にできるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4のA−A線に相当させて外壁パネル相互の
施工状態を示した拡大断面図である。
【図2】図4のB−B線拡大断面図である。
【図3】図4のC−C線拡大断面図である。
【図4】本発明に係る外壁パネルの第1実施形態を示し
た正面図である。
【図5】本発明に係る外壁パネルの第2実施形態を図1
と同じ視点で示した断面図である。
【図6】本発明に係る外壁パネルの第2実施形態を図2
と同じ視点で示した断面図である。
【図7】本発明に係る外壁パネルの第2実施形態を図3
と同じ視点で示した断面図である。
【図8】本発明に係る外壁パネルの第3実施形態を図3
と同じ視点で示した断面図である。
【図9】本発明に係る外壁パネルの第4実施形態を図3
と同じ視点で示した断面図である。
【図10】本発明に係る外壁パネルの第5実施形態を図
3と同じ視点で示した断面図である。
【図11】従来における外壁パネル相互の施工状態を示
した拡大断面図である。
【符号の説明】
1 外壁パネル 2 木枠 3 サイディング材 5 仕切桟 6 接着剤層 12 防水層 15 条材型建材
フロントページの続き (72)発明者 荒木 道郎 大阪府大阪市中央区南船場3丁目12番12号 クボタハウス株式会社内 (72)発明者 高次 智也 大阪府大阪市中央区南船場3丁目12番12号 クボタハウス株式会社内 Fターム(参考) 2E001 DA01 FA04 FA52 FA53 FA67 GA10 GA24 GA46 GA63 GA66 HC01 HD01 HF00 KA01 KA08 LA04 MA02 MA04 2E110 AA14 AA42 AA52 AA70 AB04 AB22 BA15 DD01 DD14 2E162 BA05 BB08 CE00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル形体に枠組みされた木枠(2)
    と、該木枠(2)の表面側に接着剤層(6)を介して重
    ね張りされるサイディング材(3)とを有し、上記接着
    剤層(6)は、サイディング材(3)の外縁部から所定
    幅(W)だけサイディング材(3)の板面内方へ控えた
    状態で設けられており、この接着剤層(6)の控えられ
    た領域に防水層(12)が設けられていることを特徴と
    する外壁パネル。
  2. 【請求項2】 パネル形体に枠組みされた木枠(2)
    と、該木枠(2)の表面側に接着剤層(6)を介して重
    ね張りされるサイディング材(3)とを有し、上記サイ
    ディング材(3)は複数枚の割付になっていると共に、
    上記木枠(2)には各サイディング材(3)が隣接する
    部分に対応する配置でその枠内を区画する仕切桟(5)
    が設けられており、 上記接着剤層(6)は、上記木枠(2)の外周部及び仕
    切桟(5)に対応する全ての部分において各サイディン
    グ材(3)の外縁部から所定幅(W)だけサイディング
    材(3)の板面内方へ控えた状態で設けられており、こ
    の接着剤層(6)の控えられた領域に防水層(12)が
    設けられていることを特徴とする外壁パネル。
  3. 【請求項3】 パネル形体に枠組みされた木枠(2)
    と、該木枠(2)の表面側に接着剤層(6)を介して重
    ね張りされるサイディング材(3)と、該サイディング
    材(3)の一辺部に沿って隣接配置される条材型建材
    (15)とを有し、上記サイディング材(3)と条材型
    建材(15)との隣接部分において、上記接着剤層
    (6)は、サイディング材(3)の外縁部から所定幅
    (W)だけサイディング材(3)の板面内方へ控えた状
    態で設けられ且つこの接着剤層(6)の控えられた領域
    を含んで条材型建材(15)の裏面部に相当する位置ま
    で防水層(12)が設けられていることを特徴とする外
    壁パネル。
  4. 【請求項4】 パネル形体に枠組みされた木枠(2)の
    表面側に接着剤層(6)を介してサイディング材(3)
    が重ね張りされて成る外壁パネルを条材型建材(15)
    に隣接させて設置する外壁接合構造であって、 上記各外壁パネルは、木枠(2)の外縁部がサイディン
    グ材(3)の外縁より側方へ張り出して設けられている
    と共に、上記接着剤層(6)がサイディング材(3)の
    外縁部から所定幅(W)だけサイディング材(3)の板
    面内方へ控えた状態で設けられ且つこの接着剤層(6)
    の控えられた領域を含んでサイディング材(3)の外縁
    から張り出した木枠(2)表面にわたって防水層(1
    2)が設けられており、 該防水層(12)においてサイディング材(3)の外縁
    から張り出した木枠(2)表面に設けられた部分に上記
    条材型建材(15)が被覆状に当接されていることを特
    徴とする外壁接合構造。
  5. 【請求項5】 パネル形体に枠組みされた木枠(2)の
    表面側に接着剤層(6)を介してサイディング材(3)
    が重ね張りされて成る外壁パネル(1)同士を相互隣接
    させて設置する外壁接合構造であって、 上記各外壁パネル(1)は、接着剤層(6)がサイディ
    ング材(3)の外縁部から所定幅(W)だけサイディン
    グ材(3)の板面内方へ控えた状態で設けられ且つこの
    接着剤層(6)の控えられた領域を含んで木枠(2)の
    側面へ回り込むかたちで防水層(12)が設けられてお
    り、 各外壁パネル(1)の隣接間で木枠(2)の側面に回り
    込んだ防水層(12)同士が当接していることを特徴と
    する外壁接合構造。
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