JP2002285180A - 金属加工油用基油 - Google Patents

金属加工油用基油

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JP2002285180A
JP2002285180A JP2001091669A JP2001091669A JP2002285180A JP 2002285180 A JP2002285180 A JP 2002285180A JP 2001091669 A JP2001091669 A JP 2001091669A JP 2001091669 A JP2001091669 A JP 2001091669A JP 2002285180 A JP2002285180 A JP 2002285180A
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oil
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carbon atoms
alcohol
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JP2001091669A
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Takeshi Okamoto
毅 岡本
Takakazu Imai
堯一 今井
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼鈍工程においてスラッジ残存量の少ない、
金属加工油用として優れた基油を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1)で表され、数平均分子
量が6000〜20000かつOH当量が2000〜2
0000の一種以上のポリエーテル(A)からなり、
(A)の40℃での動粘度が700〜1800mm2
sであり、TU値が0.12meq/g以下であること
を特徴とする金属加工油用基油。 R[O[(XO)m/(AO)n]−H]k (1) [式中Rは炭素数1〜18の1〜6個の水酸基を有する
化合物からすべての水酸基を除いた残基、Xは1,2−
プロピレン基、Aは1,2−プロピレン基以外の炭素数
2〜4のアルキレン基、mは10〜500、nは0〜5
0、kは1〜6の整数であり、m/(m+n)≧0.9
である。n≠0の場合、[(XO)m/(AO)n]の部分の結
合順序は問わず、結合形式はランダムでもブロックでも
よい。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリエーテル系金属
加工油用基油に関する。さらに詳しくは、金属、特に銅
または銅合金の加工油用基油として有用な基油に関す
る。
【0002】
【従来の技術】金属、特に銅管および銅合金管を製造す
る場合、引き抜き加工油としてポリブテンが使用されて
いるが、引き抜き加工後の焼鈍工程において、スラッジ
(残留油)が残存することが問題となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は焼鈍工程にお
いてスラッジ残存量の少ない、金属加工油用として優れ
た基油を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点に鑑み、鋭意検討した結果、本発明に到達した。即
ち、本発明は、下記一般式(1)で表され、数平均分子
量が6000〜20000かつOH当量が2000〜2
0000の一種以上のポリエーテル(A)からなり、
(A)の40℃での動粘度が700〜1800mm2
sであり、炭素−炭素末端二重結合基含有不飽和成分量
(TU値)が0.12meq/g以下(ただし、Rに固
有のTU値をもつ場合は、それを差し引いた値)である
ことを特徴とする金属加工油用基油;並びに上記の金属
加工油用基油からなる加工油を用いる金属の引き抜き加
工方法である。 R[O[(XO)m/(AO)n]−H]k (1) [式中Rは炭素数1〜18の1〜6個の水酸基を有する
化合物からすべての水酸基を除いた残基、Xは1,2−
プロピレン基、Aは1,2−プロピレン基以外の炭素数
2〜4のアルキレン基、mは10〜500、nは0〜5
0、kは1〜6の整数であり、m/(m+n)≧0.9
である。n≠0の場合、[(XO)m/(AO)n]の部分の結
合順序は問わず、結合形式はランダムでもブロックでも
よい。m、nが複数の場合は同じでも異なっていてもよ
い。]
【0005】
【発明の実施の形態】上記一般式(1)におけるRは、
炭素数1〜18の1〜6個の水酸基を有する化合物から
すべての水酸基を除いた残基であり、直鎖、分岐もしく
は環状の1〜6価のアルコールの残基、1〜6価のフェ
ノール類の残基、および1〜6価の芳香脂肪族アルコー
ルの残基が挙げられる。炭素数が18を超えるとスラッ
ジの残存量が多くなり、炭化水素基の価数が6を超える
と潤滑性能が悪くなる。
【0006】1価のアルコールから水酸基を除いた残基
を形成する1価アルコールとしては、直鎖もしくは分岐
の炭素数1〜18の飽和モノオール(メタノール、エタ
ノール、n−およびi−のプロパノール、ブタノール、
ペンタノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノ
ール、ノニルアルコール、デシルアルコール、ウンデシ
ルアルコール、ドデシルアルコール、トリデシルアルコ
ール、テトラデシルアルコール、ペンタデシルアルコー
ル、へプタデシルアルコール、オクタデシルアルコール
など);cis−もしくはtrans−の炭素数2〜1
8の不飽和モノオール(アルケニル基もしくはアルキニ
ル基を有するアルコール、例えば、エテニルアルコー
ル、1−、2−及びiso−プロペニルアルコール、ブ
テニルアルコール、ペンチニルアルコール、ヘキセニル
アルコール、ペプテニルアルコール、ノネニルアルコー
ル、デセニルアルコール、ウンデセニルアルコール、ド
デセニルアルコール、トリデセニルアルコール、テトラ
デセニルアルコール、ペンタデセニルアルコール、ヘキ
サデセニルアルコール、ヘプタデセニルアルコール、オ
クタデセニルアルコールなど);および炭素数4〜18
の脂環式モノオール(シクロペンタノール、シクロヘサ
ノールなど)などが挙げられる。
【0007】2価のアルコールの残基を形成する2価ア
ルコールとしては、炭素数2〜18の脂肪族ジオール
(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−、1,4−および1,2−ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオー
ル、1,2−および1,8−オクタンジオール、イソブ
チレングリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオ
ール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオ
ール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、
2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール、
および2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジオールな
どのアルキレングリコール);炭素数4〜18の脂環式
ジオール(例えば、1,4−シクロヘキサンジオール、
1,4−シクロヘキサンジメタノールなどのシクロアル
キレングリコール);水添ビスフェノール類(例えば、
水添ビスフェノールA、水添ビスフェノールF);およ
び複素環ジオール(例えば、1,4,3,6−ソルビ
ド)などが挙げられる。
【0008】3〜6価のアルコールの残基を形成する3
〜6価のアルコールとしては、炭素数3〜18の3価ア
ルコール(脂肪族トリオール、例えば、グリセリン、
1,2,3−ブタントリオール、1,2,3−ペンタン
トリオール、2−メチル−1,2,3−プロパントリオ
ール、2−メチル−2,3,4−ブタントリオール、2
−エチル−1,2,3−ブタントリオール、2,3,4
−ペンタントリオール、2,3,4−ヘキサントリオー
ル、4−プロピル−3,4,5−ヘプタントリオール、
2,4−ジメチル−2,3,4−ペンタントリオール、
ペンタメチルグリセリン、1,2,4−ブタントリオー
ル、1,2,4−ペンタントリオール、トリメチロール
エタン、トリメチロールプロパンなどのアルカントリオ
ール);炭素数5〜18の4〜6価の多価アルコール
(脂肪族ポリオール、例えば、ペンタエリスリトール、
ソルビトール、マンニトール、1,5−、3,6−およ
び1,4−ソルビタン、ジグリセリンなどのアルカンポ
リオールおよびその分子内もしくは分子間脱水物;なら
びにショ糖、グルコース、マンノース、フラクトース、
メチルグルコシドなどの糖類およびその誘導体)が挙げ
られる。
【0009】1価のフェノール類から水酸基を除いた残
基を形成するフェノール類としては、炭素数6〜18の
1価フェノール類、例えば、フェノール、アルキルフェ
ノール(o、m又はp−メチルフェノール、m、p−ジ
メチルフェノール、2,6−ジメチルフェノール、o、
mまたはp−エチルフェノール、p−n−ブチルフェノ
ール、p−オクチルフェノールおよびp−ノニルフェノ
ールなど)、モノスチリルフェノールおよびモノベンジ
ルフェノールなどが挙げられる。2〜6価のフェノール
類の残基を形成するフェノール類としては、炭素数6〜
18の2〜6価のフェノール類が挙げられる。上記フェ
ノール類としては、単環多価フェノール〔例えば、2価
フェノール(カテコール、レゾルシン、ヒドロキノンな
ど)、トリオキシベンゼン、テトラオキシベンゼン、ヘ
キサオキシベンゼンなど)、ビスフェノール類(例え
ば、ビスフェノールA、ビスフェノールFなど)などが
挙げられる。
【0010】1〜6価の芳香脂肪族アルコールの残基を
形成する芳香脂肪族アルコールとしては、炭素数7〜1
8のアラルキルアルコール(ベンジルアルコール、フェ
ネチルアルコールなど)、炭素数8〜18の置換アラル
キルアルコール(o、mまたはp−メチルベンジルアル
コール、p−n−ブチルフェネチルアルコールなど)な
どが挙げられる。
【0011】これらのうち好ましいのは、2〜6価の炭
素数2〜18のアルコールからすべての水酸基を除いた
残基、さらに3〜6価の炭素数3〜13のアルコールの
残基、特に3価の炭素数3〜6の脂肪族アルコールの残
基である。
【0012】一般式(1)のXは1,2−プロピレン
基、Aは1,2−プロピレン基以外の炭素数2〜4の炭
化水素基であり、(XO)は1,2−オキシプロピレン
基、(AO)はそれ以外の炭素数2〜4のオキシアルキ
レン基を表す。Aとしては例えばエチレン基、1,3−
プロピレン基、1,2−ブチレン基、イソブチレン基、
2,3−ブチレン基、1,4−ブチレン基が挙げられ
る。これらのうち好ましくはエチレン基、1,2−ブチ
レン基である。
【0013】一般式(1)のmは10〜500の整数で
あり、好ましくは17〜350である。mが10より小
さいと、引き抜き加工のような金属加工において、金属
表面に十分強度をもつ油膜が得られない。mが500を
超えると、動粘度が高くなり、金属加工機器への負荷が
大きくなる。nは0〜50の整数であり、好ましくは0
〜35、特に好ましくは0である。nが50を超えると
スラッジの残存量が多くなる。n≠0の場合、(XO)
と(AO)の結合順序は問わず、結合形式はランダムで
もブロックでもよく、m、nが複数の場合は同じでも異
なっていてもよい。m/(m+n)は0.9以上であ
り、好ましくは1.0である。m/(m+n)が0.9
より小さいとスラッジの残存量が多くなる。kは1〜6
の整数であり、好ましくは2〜6、さらに好ましくは3
〜6、特に好ましくは3である。kが6を超えると潤滑
性能が悪くなる。
【0014】(A)の数平均分子量(Mn)[水酸基価
測定による。以下も同様とする。]は6000〜200
00であり、好ましくは7000〜18000であり、
さらに好ましくは8000〜15000である。Mnが
6000より小さいと、引き抜き加工のような金属加工
において、金属表面に十分強度をもつ油膜が得られな
い。Mnが20000を超えると、動粘度が高くなり、
金属加工機器への負荷が大きくなる。
【0015】(A)のOH当量(OH1個当たりの数平
均分子量。以下も同様とする。)は2000〜2000
0であり、好ましくは2200〜9000、さらに好ま
しくは2300〜5000である。OH当量が2000
より小さいと引き抜き加工のような金属加工において、
金属表面に十分強度をもつ油膜が得られない。OH当量
が20000を超えると、動粘度が高くなり、金属加工
機器への負荷が大きくなる。
【0016】(A)の40℃での動粘度は700〜18
00mm2 /sであり、好ましくは800〜1600で
ある。40℃での動粘度が700mm2 /sより小さい
と、引き抜き加工のような金属加工において、金属表面
に十分強度をもつ油膜が得られない。40℃での動粘度
が1800mm2 /sを超えると、金属加工機器への負
荷が大きくなる。
【0017】(A)のTU値は0.12meq/g以下
であり、好ましくは0.11meq/g以下である。T
U値が0.12meq/gを超えると、一般に分子量分
布が広くなることにより、低温時の鉱物油への溶解性が
悪化するとともに、吸湿性も増大する。
【0018】本発明において、(A)は、通常、R[O
H]k で表される炭素数1〜18のk個(1〜6個)の
水酸基を有する化合物に、プロピレンオキサイド(以下
POと略記)および必要によりPO以外の炭素数2〜4
のアルキレンオキサイドを付加することにより得られ
る。上記炭素数2〜4のアルキレンオキサイドとして
は、エチレンオキサイド(以下EOと略記)、1,2
−、1,3−、1,4−および2,3−ブチレンオキサ
イド、ならびにこれらの2種以上の併用(ブロック及び
/又はランダム付加)が挙げられる。これらのうち好ま
しくはEOおよび1,2−ブチレンオキサイドである。
【0019】(A)のMnは6000〜20000であ
るが、前記の方法で(A)を製造する場合、触媒として
通常一般的に用いられる水酸化カリウムを用いると、O
H当量が2000以上になるとTU値が0.15meq
/g程度以上となり、OH当量が3200を超えること
は困難である。Mnが6000以上、OH当量が200
0以上で、TUが0.12meq/g以下の(A)を得
る方法としては、触媒として[Zn3[Co(CN)6]・H
2O]等の複合金属シアノ錯体、アルミニウムポルフィ
リン等のポルフィリン錯体および水酸化セシウムなどを
使用してアルキレンオキサイドを付加重合する方法が挙
げられる。好ましくは重合後の触媒除去操作(例えば、
無機の固体酸等の吸着処理剤による。)が簡単であると
いう点で水酸化セシウムである。これらの触媒を最初か
ら投入して作成してもよいが、あらかじめ水酸化カリウ
ム等の通常用いられる水酸化セシウム以外のアルカリ金
属触媒で低分子量品を作成しておき、次に水酸化セシウ
ム触媒を投入してアルキレンオキサイドを付加重合し、
高分子量化してもよい。また、水酸化セシウム触媒を用
いて、複数段階で水酸化セシウムを加えてアルキレンオ
キサイドを付加重合することにより、高分子量化しても
よい。
【0020】本発明において、アルキレンオキサイドの
付加重合に適用する条件としては、温度は通常60〜1
50℃であり、好ましくは80〜120℃である。
【0021】本発明の金属加工油用基油は、(A)単独
であることが好ましいが、必要に応じて炭化水素系潤滑
油を添加することができる。炭化水素系潤滑油としては
溶剤精製油、パラフィン系鉱油、ナフテン系鉱油、アル
キル(炭素数10〜100)ベンゼン、アルキル(炭素
数10〜100)ナフタレン、ポリ−α−オレフィン
(オレフィンの炭素数2〜50)、ポリブテン、ポリイ
ソブテン等が挙げられる。好ましいのは、ポリブテン及
びポリイソブテンである。これらの炭化水素系潤滑油の
動粘度(JIS K 2283に従って測定。)は、4
0℃において1〜9500mm2 /sであることが好ま
しい。(A)と炭化水素系潤滑油の配合割合は、(A)
を用いる効果が得られる範囲であれば任意であるが、好
ましくは(A)/炭化水素系潤滑油の質量比が5/95
〜100/0、特に20/80〜80/20である。こ
の範囲内であれば、混合基油は(A)と炭化水素の両方
の特長を発揮することができる。
【0022】本発明の金属加工油用基油は、単独でも使
用可能であるが、必要により、酸化防止剤、油性剤、極
圧剤、金属不活性化剤、防錆剤、消泡剤、粘度指数向上
剤および流動点降下剤などの添加剤を加えて使用するこ
とができる。これらの添加剤は2種以上を併用してもよ
い。
【0023】酸化防止剤としてはフェノール系酸化防止
剤〔例えば2,4−ジメチル−6−tert−ブチルフ
ェノール、4,4−ブチリデンビス(6−tert−ブ
チルメタクレゾール)等〕;アミン系酸化防止剤(例え
ばフェニル−α−ナフチルアミン、フェニル−β−ナフ
チルアミン等);ジアルキル(炭素数1〜36)ジチオ
リン酸亜鉛;ジアリル(炭素数2〜36)ジチオリン酸
亜鉛;有機硫化物;有機セレナイド等が挙げられる。使
用する場合の添加量は、好ましくは0.01〜2%、特
に0.1〜1%である。なお、添加剤の添加量は、特記
しない限り、基油〔(A)または(A)と炭化水素系潤
滑油の混合物〕に対する添加量であり、%は質量%を表
す。
【0024】油性剤としてはラードオイル等の油脂;炭
素数8〜36の長鎖脂肪酸(例えばオレイン酸、ステア
リン酸等);炭素数8〜36の高級アルコール(例えば
オレイルアルコール、ステアリルアルコール等);炭素
数8〜36のエステル(例えばステアリン酸ブチル
等);炭素数8〜36のアミン(例えばステアリルアミ
ン、オレイルアミン等)等が挙げられる。使用する場合
の添加量は、好ましくは0.05〜25%、特に0.1
〜20%である。
【0025】極圧剤としては鉛石けん(ナフテン酸鉛
等);硫黄化合物(硫化脂肪酸エステル、硫化スパーム
油、硫化テルペン、ジベンジルダイサルファイド等);
塩素化合物(塩素化パラフィン、クロロナフサザンテー
ト等);リン化合物(トリクレジルホスフェート、トリ
ブチルホスフェート、トリクレジルホスファイト、n−
ブチルジ−n−オクチルホスフィネート、ジ−n−ブチ
ルジヘキシルホスホネート、ジ−n−ブチルフェニルホ
スホネート、ジブチルホスホロアミデート、アミンジブ
チルホスフェート等)等が挙げられる。使用する場合の
添加量は、好ましくは1〜30%、特に5〜20%であ
る。
【0026】金属不活性化剤としては例えばベンゾトリ
アゾール、メルカプトベンゾチアゾール、N、N’−ジ
サリチリデン−1,2−ジアミノプロパン、アリザリン
等が挙げられる。使用する場合の添加量は、好ましくは
0.01〜2%、特に0.1〜1%である。
【0027】防錆剤としては例えばドデカン二酸塩、炭
素数12〜22のアルケニルコハク酸塩;アルキル基の
炭素数が8〜18のアルキルリン酸エステル塩;(シク
ロ)アルキルアミン(炭素数1〜36)もしくは複素環
アミン(炭素数4〜36)アルキレンオキシド(炭素数
2〜4)(1〜10モル)付加物(例えばシクロヘキシ
ルアミンEO2モル付加物、シクロヘキシルアミンPO
2モル付加物、モルホリンEO1モル付加物、モルホリ
ンPO1モル付加物等);石油スルホネート;アルキル
(炭素数1〜36)ナフタレンスルホン酸塩及びソルビ
タンエステル(例えばソルビタンラウレート、ソルビタ
ンステアレート等)等が挙げられる。使用する場合の添
加量は、好ましくは0.05〜2%、特に0.1〜1%
である。
【0028】消泡剤としてはポリオルガノシロキサン
(例えばポリジメチルシロキサン等)等が挙げられる。
使用する場合の添加量は、好ましくは1〜700pp
m、特に2〜100ppmである。
【0029】粘度指数向上剤としてはMw(ゲルパーミ
エーションクロマトグラフィーによる。)が20,00
0〜1,500,000のポリアルキル(炭素数1〜1
8)メタクリレートやポリアルキル(炭素数1〜18)
アクリレート;Mwが5,000〜300,000のポ
リイソブチレン;Mwが10,000〜300,000
のポリアルキル(炭素数8〜12)スチレン;オレフィ
ン(炭素数2〜12)共重合体[例えばエチレン−プロ
ピレン(モル比5/95〜95/5)共重合体、スチレ
ン−イソプレン(モル比5/95〜95/5)共重合体
の水添物等]等が挙げられる。使用する場合の添加量
は、好ましくは1〜15%、特に2〜10%である。
【0030】流動点降下剤としてはポリアルキル(炭素
数6〜24)メタクリレート;ナフタレン−塩素化パラ
フィン縮合生成物;エチレン−ビニルアセテート(モル
比5/95〜95/5)共重合体;ポリアクリルアミ
ド;ビニルカルボキシレート(炭素数1〜36)−ジア
ルキル(炭素数1〜36)フマレート(モル比5/95
〜95/5)共重合体等が挙げられる。これらの流動点
降下剤のMwはいずれも1,000〜100,000で
ある。使用する場合の添加量は、好ましくは0.05〜
1%、特に0.1〜0.5%である。
【0031】上記の添加剤の添加量の合計は、基油に対
して50%以下であることが好ましく、特に0.1〜4
0%が好ましい。また、これらの添加剤は、2種以上を
併用してもよい。
【0032】本発明の基油は、熱処理油(焼入油、焼鈍
油)、圧延油、プレス油、引き抜き油等の金属加工油用
に基油として用いることができるが、潤滑性に優れるだ
けでなく、焼鈍後のスラッジ残存量が極めて少ないこと
から、金属、特に銅または銅合金の引き抜き加工油用基
油として、引き抜き加工に好適に用いることができる。
【0033】
【実施例】以下の実施例によって本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。動粘度
はJIS K 2283に従って測定した。TU値は1
H−NMR より炭素−炭素末端二重結合不飽和部(ア
リル基およびプロペニル基)のプロトン量を定量するこ
とで求めた。
【0034】焼鈍後のスラッジ量を評価するために、熱
重量測定装置(島津製作所製 TGA−50)を用いて
蒸発性試験を行った。試験後のアルミニウム製パンの中
の残存物の外観を目視により観察することにより蒸発性
を評価し、パンの中に炭化物等の残存物が多量に存在す
る場合を×、残存物が一部残存する場合を△、残存物が
ほとんどない場合を○とした。蒸発性が優れる場合
(○)はスラッジ量が少なく、劣る場合(×)はスラッ
ジ量が多いということができる。試験条件を下記に示
す。 <蒸発性試験条件> (1)セル:アルミニウム製パン(直径5mm、深さ1
mm) (2)サンプル量:10〜13mg (3)昇温速度:10℃/分(開始温度25℃、終了温
度500℃) (4)雰囲気:窒素
【0035】潤滑性は振動摩擦摩耗試験機(オプチモー
ル社製 SRV試験器)を用い、鋼球と平面の鋼円盤と
の点接触(荷重200N、300N)における摩擦係数
及び鋼球上の摩耗痕径を観察することにより、評価し
た。試験条件を下記に示す。 <潤滑性試験条件> (1)振幅:2mm (2)振動数:50Hz (3)温度:30℃ (4)時間:10分間 (5)摩擦係数:時間10分間の平均 (6)油膜切れ:摩擦係数(μ)が立ち上がる状態を見
た。 ○:なし(μ安定)、△:あり(μやや変動)、×:あ
り(μ変動大) (7)摩耗痕:10mm鋼球(SUJ−2)の摩耗直径
(mm) なお、特記しない限り、文中の部は質量部を表す。
【0036】製造例1 ガラス製オートクレーブにトリメチロールプロパン8
9.3部(0.67モル)と水酸化セシウムの50質量
%水溶液7.0部を仕込み、130℃で5時間減圧脱水
後、耐圧滴下ロートからPO910.7部(15.7モ
ル)を100〜110℃で10時間かけて滴下した。そ
の後、130℃で5時間反応し、冷却し、ベース(1−
1)1000部を得た。次に、ベース(1−1)25
0.0部と水酸化セシウムの50質量%水溶液7.0部
をガラス製オートクレーブに仕込み、130℃で5時間
減圧脱水後、耐圧滴下ロートからPO750.0部(1
2.9モル)を100〜110℃で10時間かけて滴下
した。その後、130℃で5時間反応し、冷却し、ベー
ス(1−2)1000部を得た。さらに、ベース(1−
2)285.8部と水酸化セシウムの50質量%水溶液
7.0部をガラス製オートクレーブに仕込み、130℃
で5時間減圧脱水後、耐圧滴下ロートからPO714.
2部(12.3モル)を100〜110℃で10時間か
けて滴下した。その後、130℃で5時間反応し、冷却
し、ベース(1−3)1000部を得た。ベース(1−
3)を吸着処理剤〔協和化学工業(株)製キョーワード
600、以下同様とする。〕で処理し、濾過することに
より水酸化セシウムを除去し、減圧脱水後、トリメチロ
ールプロパンのPO付加重合物(A1)990部を得
た。
【0037】製造例2 ガラス製オートクレーブにソルビトール121.2部
(0.67モル)と水酸化セシウムの50質量%水溶液
7.0部を仕込み、130℃で5時間減圧脱水後、耐圧
滴下ロートからPO910.7部(15.7モル)を1
00〜110℃で10時間かけて滴下した。その後、1
30℃で5時間反応し、冷却し、ベース(2−1)10
30部を得た。次に、ベース(2−1)258.0部と
水酸化セシウムの50質量%水溶液7.0部をガラス製
オートクレーブに仕込み、130℃で5時間減圧脱水
後、耐圧滴下ロートからPO750.0部(12.9モ
ル)を100〜110℃で10時間かけて滴下した。そ
の後、130℃で5時間反応し、冷却し、ベース(2−
2)1008部を得た。さらに、ベース(2−2)20
2.8部と水酸化セシウムの50質量%水溶液7.0部
をガラス製オートクレーブに仕込み、130℃で5時間
減圧脱水後、耐圧滴下ロートからPO797.2部(1
3.7モル)を100〜110℃で10時間かけて滴下
した。その後、130℃で5時間反応し、冷却し、ベー
ス(2−3)1000部を得た。ベース(2−3)を吸
着処理剤で処理し、濾過することにより水酸化セシウム
を除去し、減圧脱水後、ソルビトールのPO付加重合物
(A2)990部を得た。
【0038】比較製造例1 ガラス製オートクレーブにソルビトール182.0部
(1.0モル)と水酸化カリウム4.8部を仕込み、1
30℃で1時間減圧脱水後、耐圧滴下ロートからPO1
728部(29.8モル)を100〜110℃で10時
間かけて滴下した。その後、130℃で5時間反応し、
冷却し、ベース(3−1)1910部を得た。次に、ベ
ース(3−1)191.0部と水酸化カリウム12.0
部をガラス製オートクレーブに仕込み、130℃で1時
間減圧脱水後、耐圧滴下ロートからPO4809部(8
2.9モル)を100〜110℃で10時間かけて滴下
した。その後、130℃で5時間反応し、冷却し、ベー
ス(3−2)5000部を得た。ベース(3−2)を吸
着処理剤で処理し、濾過することにより水酸化カリウム
を除去し、減圧脱水後、ソルビトールのPO付加重合物
(B1)4800部を得た。
【0039】比較製造例2 ベース(1−2)1000部を吸着処理剤で処理し、濾
過することにより水酸化セシウムを除去し、減圧脱水
後、トリメチロールプロパンのPO付加重合物(B2)
990部を得た。
【0040】比較製造例3 ベース(1−2)604部と水酸化セシウムの50質量
%水溶液35.0部をガラス製オートクレーブに仕込
み、130℃で5時間減圧脱水後、耐圧滴下ロートから
PO4396部(75.8モル)を100〜110℃で
10時間かけて滴下した。その後、130℃で5時間反
応し、冷却し、ベース(4−1)5000部を得た。ベ
ース(4−1)を吸着処理剤で処理し、濾過することに
より水酸化セシウムを除去し、減圧脱水後、トリメチロ
ールプロパンのPO付加重合物(B3)4800部を得
た。
【0041】比較製造例4 ガラス製オートクレーブにトリメチロールプロパン8
9.3部(0.67モル)と水酸化セシウムの50質量
%水溶液7.0部を仕込み、130℃で5時間減圧脱水
後、耐圧滴下ロートからPO819.6部(14.1モ
ル)とEO91.1部(2.1モル)の混合物を100
〜110℃で10時間かけて滴下した。その後、130
℃で5時間反応し、冷却し、ベース(5−1)1000
部を得た。次に、ベース(5−1)250.0部と水酸
化セシウムの50質量%水溶液7.0部をガラス製オー
トクレーブに仕込み、130℃で5時間減圧脱水後、耐
圧滴下ロートからPO675.0部(11.6モル)と
EO75部(1.7モル)の混合物を100〜110℃
で10時間かけて滴下した。その後、130℃で5時間
反応し、冷却し、ベース(5−2)1000部を得た。
さらに、ベース(5−2)285.8部と水酸化セシウ
ムの50質量%水溶液7.0部をガラス製オートクレー
ブに仕込み、130℃で5時間減圧脱水後、耐圧滴下ロ
ートからPO642.8部(11.1モル)とEO7
1.4部(1.6モル)の混合物を100〜110℃で
10時間かけて滴下した。その後、130℃で5時間反
応し、冷却し、ベース(5−3)1000部を得た。ベ
ース(5−3)を吸着処理剤で処理し、濾過することに
より水酸化セシウムを除去し、減圧脱水後、トリメチロ
ールプロパンのPO/EO[m/(m+n)=0.8
7]ランダム付加重合物(B4)990部を得た。
【0042】実施例1、2、比較例1〜4 (A1)、(A2)を実施例1、2、(B1)〜(B
4)を比較例1〜4の金属加工油用基油とした。Mn、
OH当量、TU(meq/g)、40℃での動粘度(m
2 /s)、焼鈍後のスラッジ量を表す蒸発性試験結
果、潤滑性を表す200N、300Nの荷重下における
摩擦係数、摩耗痕径および油膜切れを表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】本発明の金属加工油用基油を用いた実施例
1、2のいずれも、蒸発性、潤滑性に優れている。それ
に対して、比較例1、3及び4は蒸発性が不十分であ
る。また、比較例2は潤滑性が不十分である。
【0045】
【発明の効果】本発明のポリエーテル系金属加工油用基
油は、蒸発性および潤滑性に優れているため、熱処理
油、圧延油、プレス油、引き抜き油等の金属加工油用基
油、特に銅または銅合金の引き抜き加工油用基油として
極めて好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10N 40:20 C10N 40:20 A Z 40:24 40:24 Z 70:00 70:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表され、数平均分子
    量が6000〜20000かつOH当量が2000〜2
    0000の一種以上のポリエーテル(A)からなり、
    (A)の40℃での動粘度が700〜1800mm2
    sであり、炭素−炭素末端二重結合基含有不飽和成分量
    (TU値)が0.12meq/g以下(ただし、Rに固
    有のTU値をもつ場合は、それを差し引いた値)である
    ことを特徴とする金属加工油用基油。 R[O[(XO)m/(AO)n]−H]k (1) [式中Rは炭素数1〜18の1〜6個の水酸基を有する
    化合物からすべての水酸基を除いた残基、Xは1,2−
    プロピレン基、Aは1,2−プロピレン基以外の炭素数
    2〜4のアルキレン基、mは10〜500、nは0〜5
    0、kは1〜6の整数であり、m/(m+n)≧0.9
    である。n≠0の場合、[(XO)m/(AO)n]の部分の結
    合順序は問わず、結合形式はランダムでもブロックでも
    よい。m、nが複数の場合は同じでも異なっていてもよ
    い。]
  2. 【請求項2】 (A)が、炭素数1〜18の1〜6個の
    水酸基を有する化合物に水酸化セシウム触媒の存在下に
    アルキレンオキサイドが付加されてなる請求項1記載の
    金属加工油用基油。
  3. 【請求項3】 一般式(1)のkが3〜6である請求項
    1または2記載の金属加工油用基油。
  4. 【請求項4】 金属の引き抜き加工油用である請求項1
    〜3のいずれか記載の金属加工油用基油。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか記載の金属加工
    油用基油からなる加工油を用いる金属の引き抜き加工方
    法。
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