JP2002284664A - 美白用皮膚外用剤 - Google Patents

美白用皮膚外用剤

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JP2002284664A
JP2002284664A JP2001094505A JP2001094505A JP2002284664A JP 2002284664 A JP2002284664 A JP 2002284664A JP 2001094505 A JP2001094505 A JP 2001094505A JP 2001094505 A JP2001094505 A JP 2001094505A JP 2002284664 A JP2002284664 A JP 2002284664A
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acid
skin
whitening
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JP2001094505A
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Katsunori Yoshida
克典 吉田
Toshio Hariki
利男 梁木
Haruhiko Inoue
東彦 井上
Tadashi Nakamura
忠司 中村
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 優れた使用感を有する美白皮膚外用剤の提
供。 【解決手段】 アルブチン、L−アスコルビン酸、グル
タチオン、トラネキサム酸、アルコキシサリチル酸、コ
ウジ酸、エラグ酸、レゾルシン及びそれらの誘導体、カ
ミツレエキス等の水溶性美白剤成分と親水性連鎖部分に
よって分離された、アルキル、芳香族フッ化炭素、アル
キルシリコーン基からなる疎水基を含むグラフト又はシ
ーケンシャルポリマー等である会合性ポリマーとを含有
する美白用皮膚外用剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は美白用皮膚外用剤に
関する。さらに詳しくは、肌に塗布したとき、美白剤に
よるべたつき感がなく、優れた使用感を与える美白用皮
膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】女性にとって美容上もっとも多い悩みの
一つに「しみ・そばかす」がある。これらを解決する方
法として、美白効果を有する薬剤を配合した皮膚外用剤
が多数上市されている。
【0003】これらの多くは、固形油分を配合したクリ
ーム状、水溶性増粘剤により増粘された乳液またはジェ
ル状、低粘度のローション状のような粘性を示唆する外
観を呈する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】美白剤成分として、特
に、アスコルビン酸とその誘導体、トラネキサム酸とそ
の誘導体、アルコキシサリチル酸及びその塩などを配合
した場合、一般に増粘剤として汎用されているカルボキ
シビニルポリマーを使用すると、著しく減粘し、製剤の
形態及び安定性を保つことができない。
【0005】一方、キサンタンガムやジェランガムなど
の増粘多糖類は、このような減粘作用は示さないが、粘
性のある外観を保つには比較的高濃度の配合が必要にな
り、べたつき感が強調され、肌に塗布したときの使用感
が著しく悪くなる。
【0006】したがって、粘性の外観を示しながら、べ
たつかず使用感の優れた、増粘美白用皮膚外用剤が強く
求められていた。
【0007】本発明者等は上述の課題に鑑み鋭意研究を
重ねた結果、水溶性美白薬剤に対し、特定の構造の会合
性ポリマーを配合すると、水溶性美白剤特有の乾燥時の
べたつきを防ぎ優れた使用感を有する皮膚外用剤を調製
できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0008】本発明は、べたつきが少なく肌感触に優れ
た美白用皮膚外用剤を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、水
溶性美白剤成分と会合性ポリマーとを含有する美白用皮
膚外用剤を提供するものであり、会合性ポリマーの含有
量が皮膚外用剤全量に対して0.1〜10質量%のとき
に本発明の効果を十分に発揮するものである。
【0010】また、本発明は、前記水溶性美白剤成分
が、アルブチン、L−アスコルビン酸およびその誘導
体、グルタチオン、トラネキサム酸およびその誘導体グ
ルコシド、アルコキシサリチル酸及びその塩、コウジ酸
及びその誘導体、エラグ酸、レゾルシン誘導体、カミツ
レエキスからなる群から選ばれた一種または二種以上で
ある上記の美白用皮膚外用剤を提供するものである。
【0011】さらに、本発明は、前記会合性ポリマー
が、親水性連鎖部分によって分離された、少なくとも2
つの直鎖又は分岐アルキル、芳香族、フッ化炭素、アル
キルシリコーン基からなる疎水基を含むグラフト又はシ
ーケンシャルポリマーである上記の美白用皮膚外用剤を
提供するものである。
【0012】また、本発明は、前記会合性ポリマーが、
下記一般式(1)で表される疎水変性ポリエーテルウレ
タンである上記の美白用皮膚外用剤を提供するものであ
る。
【0013】
【化2】一般式(1) R1−{(O−R2)k−OCONH−R3[−NHCOO−(R4−O)n−R5]h}m 〔式中、R1、R2及びR4は、互いに同一でも異なって
も良い炭化水素基を表し、R3はウレタン結合を有して
も良い炭化水素基を表し、R5は直鎖、分岐鎖又は2級
の炭化水素基、フッ化炭素基、アルキルシリコーン基及
び/または芳香族炭化水素基を表し、mは2以上の数で
あり、hは1以上の数であり、k及びnは独立に0〜1
000の範囲の数である〕
【0014】さらに、本発明は、一般式(1)の疎水変
性ポリエーテルウレタンにおいて、R2及び/又はR4
互いに同一でも異なっても良い炭素原子数2〜4のアル
キレン基、又は、フェニルエチレン基である上記の美白
用皮膚外用剤を提供するものである。
【0015】また、本発明は、一般式(1)の疎水変性
ポリエーテルウレタンにおいて、R 3がR3-(NCO)h+1
で表されるポリイソシアネートの残基である上記の美白
用皮膚外用剤を提供するものである。
【0016】さらに、本発明は、前記R3-(NCO)h+1
で表されるポリイソシアネートの残基が、2〜8価のポ
リオールと、2〜4価のポリイソシアネートを反応させ
て得られるポリイソシアネートの残基であることを特徴
とする上記の美白用皮膚外用剤を提供するものである。
【0017】また、本発明は、一般式(1)の疎水変性
ポリエーテルウレタンにおいて、R 1がR1-(OH)mで表
されるポリオールの残基であることを特徴とする上記の
美白用皮膚外用剤を提供するものである。
【0018】さらに、本発明は、一般式(1)の疎水変
性ポリエーテルウレタンにおいて、R5が炭素原子数8
〜36の直鎖、分岐鎖又は2級の炭化水素基または炭素
原子数4〜24の直鎖、分枝鎖又は2級のフッ化炭素基
である上記の美白用皮膚外用剤を提供するものである。
【0019】また、本発明は、一般式(1)の疎水変性
ポリエーテルウレタンにおいて、R 5が炭素原子数10以
上の芳香族炭素基で上記の美白用皮膚外用剤を提供する
ものである。
【0020】さらに、本発明は、一般式(1)の疎水変
性ポリエーテルウレタンにおいて、R5が分子量200以上
のアルキルシリコーンである上記の美白用皮膚外用剤を
提供するものである。
【0021】また、本発明は、一般式(1)の疎水変性
ポリエーテルウレタンが、R1-[(O-R2)k-OH]mで表
されるポリエーテルポリオールと、R3−(NCO)h+1
表されるポリイソシアネートと、HO−(R4−O)n−R
5で表されるポリエーテルモノアルコールとの反応物で
ある上記の美白用皮膚外用剤を提供するものである。
【0022】さらに、本発明は、前記水溶性美白薬剤の
含有量が、皮膚外用剤全量に対して0.01〜20質量
%である上記の美白用皮膚外用剤を提供するものであ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
【0024】本発明に用いる水溶性の美白成分は、アル
ブチン、L−アスコルビン酸およびその誘導体、グルタ
チオン、トラネキサム酸およびその誘導体グルコシド、
アルコキシサリチル酸及びその塩、コウジ酸及びその誘
導体、エラグ酸、レゾルシン誘導体、カミツレエキスが
好ましい。
【0025】特に、L−アスコルビン酸およびその誘導
体、アルブチン、グルタチオン、トラネキサム酸および
その誘導体、アルコキシサリチル酸及びその塩が特に好
ましい。
【0026】L−アスコルビン酸は、一般にビタミンC
といわれ、その強い還元作用により、細胞呼吸作用、酵
素賦活作用、膠原形成作用を有し、かつメラニン還元作
用を有する。
【0027】L−アルコルビン酸誘導体としては、例え
ば、L−アスコルビン酸モノステアレート、L−アスコ
ルビン酸モノパルミテート、L−アスコルビン酸モノオ
レート等のL−アスコルビン酸モノアルキルエステル
類、L−アスコルビン酸モノリン酸エステル、L−アス
コルビン酸-2-硫酸エステルなどのL−アスコルビン酸
モノエステル類;L−アスコルビン酸ジステアレート、
L−アスコルビン酸ジパルミテート、L−アスコルビン
酸ジオレートなどのL−アスコルビン酸ジアルキルエス
テル類;L−アスコルビン酸トリステアレート、L−ア
スコルビン酸トリパルミテート、L−アスコルビン酸ト
リオレートなどのL−アスコルビン酸トリアルキルエス
テル類;L−アスコルビン酸トリリン酸エステルなどの
L−アスコルビン酸トリエステル類;L−アスコルビン
酸2−グルコシドなどのL−アスコルビン酸グルコシド
類が挙げられる。
【0028】特に、L−アスコルビン酸、L−アスコル
ビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸-2-硫酸エ
ステル、L−アスコルビン酸2−グルコシドまたはそれ
らの塩が好ましく用いられる。L−アスコルビン酸およ
びその誘導体は、1種または2種以上を用いることがで
きる。
【0029】トラネキサム酸誘導体としては、トラネキ
サム酸の二量体(例えば、塩酸トランス−4−(トラン
ス−アミノメチルシクロヘキサンカルボニル)アミノメ
チルシクロヘキサンカルボン酸)、トラネキサム酸とハ
イドロキノンのエステル体(例えば、トランス−4−ア
ミノメチルシクロヘキサンカルボン酸4’−ヒドロキシ
フェニルエステル)、トラネキサム酸とゲンチシン酸の
エステル体(例えば、2−(トランス−4−アミノメチ
ルシクロヘキシルカルボニルオキシ)−5−ヒドロキシ
安息香酸およびその塩)、トラネキサム酸のアミド体
(例えば、トランス−4−アミノメチルシコロヘキサン
カルボン酸メチルアミドおよびその塩、トランス−4−
(P−メトキシビンゾイル)アミノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸およびその塩、トランス−4−グアニジノ
メチルシクロヘキサンカルボン酸およびその塩)などが
挙げられる。
【0030】アルコキシサリチル酸は、サリチル酸の3
位、4位または5位のいずれかの水素原子がアルコキシ基
にて置換されたものであり、置換基であるアルコキシ基
は、好ましくはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基の
いずれかであり、さらに好ましくはメトキシ基またはエ
トキシ基である。具体的に化合物名を例示すれば、3-メ
トキシサリチル酸、3-エトキシサリチル酸、4-メトキシ
サリチル酸、4-エトキシサリチル酸、4-プロポキシサリ
チル酸、4-イソプロポキシサリチル酸、4-ブトキシサリ
チル酸、5-メトキシサリチル酸、5-エトキシサリチル
酸、5-プロポキシサリチル酸などが挙げられる。また、
前記アルコキシサリチル酸は、既知の方法により塩にす
ることができるが、本発明の皮膚外用剤にはアルコキシ
サリチル酸を塩のかたちで配合しても一向に差し支えな
い。そのような塩としては、特に限定はされないが、例
えば、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩のよう
なアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩のほか、ア
ンモニウム塩、アミノ酸塩等の塩が挙げられる。また、
レゾルシン誘導体としては、4−ブチルレゾルシンが挙
げられ、コウジ酸誘導体としてはコウジ酸グルコシドが
挙げられる。美白剤として使用される植物抽出エキスも
好ましく配合される。好ましい植物抽出エキスとして
は、例えば、カミツレエキス、オドリコソウエキス、オ
ウゴンエキス、ユキノシタエキス、緑茶エキス、ハマメ
リスエキス、エンメイソウエキス、ルムプヤンエキス、
コラデカバロエキス、イザヨイバラエキス、エイジツエ
キス等が挙げられる。これらの植物抽出エキスは、水、
エタノール、1,3−ブチレングリコール等の溶媒抽出
物である。
【0031】水溶性美白剤成分は1種または2種以上を
用いることができる。水溶性美白成分の配合量は、皮膚
外用剤全量中に0.01〜20質量%が好ましく、特に
好ましくは、0.1%〜10質量%である。
【0032】本発明に用いる会合性ポリマーは、親水性
連鎖部分によって分離された、少なくとも2つの直鎖又
は分岐アルキル、芳香族、フッ化炭素、アルキルシリコ
ーン基からなる疎水基を含むグラフト又はシーケンシャ
ルポリマーであることが望ましい。なかでも疎水変性ポ
リエーテルウレタンが好適である。
【0033】疎水変性ポリエーテルウレタンは、会合性
増粘剤として機能し、水溶性媒体の粘度を増加させるこ
とができるため、粘性調整剤として用いられている(例
えば、特開平9−71766号公報参照)。
【0034】一般式(1)で表される疎水変性ポリエー
テルウレタンは、例えば、R1−[(O−R2)k−OH]m
表される1種または2種以上のポリエーテルポリオール
と、R3−(NCO)h+1で表される1種または2種以上の
ポリイソシアネートと、HO−(R4−O)n−R5で表さ
れる1種または2種以上のポリモノアルコールとを反応
させることにより得ることができる。
【0035】この場合、一般式(1)中のR1〜R5は、
用いるR1−[(O−R2)k−OH]m、R3−(NCO)h+1
HO−(R4−O)n−R5により決定される。3者の仕込
み比は、特に限定されないが、ポリエーテルポリオール
およびポリエーテルモノアルコール由来の水酸基と、ポ
リイソシアネート由来のイソシアネート基の比が、NC
O/OH=0.8:1〜1.4:1であるのが好まし
い。
【0036】一般式(1)の疎水変性ポリエーテルウレ
タンを得るのに好ましく用いられるR1−[(O−R2)k
OH]mで表されるポリエーテルポリオールは、m価のポ
リオールに、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイド、エピクロルヒドリン等のアル
キレンオキサイド、スチレンオキサイド等を付加重合す
ることによりできる。
【0037】ここでm価のポリオールとしては、2〜8
価のものが好ましく、例えば、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサメチ
レングリコール、ネオペンチルグリコール等の2価アル
コール;グリセリン、トリオキシイソブタン、1,2,3
−ブタントリオール、1,2,3−ペンタトリオール、2
−メチル−1,2,3−プロパントリオール、2−メチル
−2,3,4−ブタントリオール、2−エチル−1,2,3
−ブタントリオール、2,3,4−ペンタントリオール、
2,3,4−ヘキサントリオール、4−プロピル−3,4,
5−ヘプタントリオール、2,4−ジメチル−2,3,4
−ペンタントリオール、ペンタメチルグリセリン、ペン
タグリセリン、1,2,4−ブタントリオール、1,2,4
−ペンタントリオール、トリメチロールエタン、トリメ
チロールプロパン等の3価アルコール;ペンタエリスリ
トール、1,2,3,4−ペンタンテトロール、2,3,4,
5−ヘキサンテトロール、1,2,4,5−ペンタンテト
ロール、1,3,4,5−ヘキサンテトロール等の4価の
アルコール;アドニット、アラビット、キシリット等の
5価アルコール;ジペンタエリスリトール、ソルビッ
ト、マンニット、イジット等の6価アルコール;ショ糖
等の8価アルコール等が挙げられる。
【0038】また、付加させるアルキレンオキサイド、
スチレンオキサイド等により、R2が決定され、特に入
手が容易であり、優れた効果を発揮させるためには、炭
素原子数2〜4のアルキレンオキサイドあるいはスチレ
ンオキサイドが好ましい。付加させるアルキレンオキサ
イド、スチレンオキサイドは、単独重合、2種類以上の
ランダム重合あるいはブロック重合であって良い。付加
の方法は通常の方法であって良い。
【0039】また、重合度kは、0〜1000であり、
好ましくは1〜500、更に好ましくは10〜250が
良い。
【0040】また、R2に占めるエチレン基の割合が、
好ましくは全R2の50〜100質量%であると、本発
明に良好な会合性増粘剤が得られる。
【0041】また、R1−[(O−R2)k−OH]mの分子量
は500〜100,000のものが好ましく、1,00
0〜50,000のものが特に好ましい。
【0042】一般式(1)の疎水変性ポリエーテルウレ
タンを得るのに好ましく用いられるR3−(NCO)h+1
表されるポリイソシアネートは、分子中に2個以上のイ
ソシアネート基を有するものであれば特に限定されな
い。例えば、脂肪族ジイソシアネート、芳香族ジイソシ
アネート、脂環族ジイソシアネート、ビフェニルジイソ
シアネート、フェニルメタンのジイソシアネート、トリ
イソシアネート、テトライソシアネート等が挙げられ
る。
【0043】脂肪族ジイソシアネートとしては、例え
ば、メチレンジイソシアネート、ジメチレンジイソシア
ネート、トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレ
ンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジプロピルエー
テルジイソシアネート、2,2−ジメチルペンタンジイ
ソシアネート、3−メトキシヘキサンジイソシアネー
ト、オクタメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリ
メチルペンタンジイソシアネート、ノナメチレンジイソ
シアネート、デカメチレンジイソシアネート、3−ブト
キシヘキサンジイソシアネート、1,4−ブチレングリ
コールジプロピルエーテルジイソシアネート、チオジヘ
キシルジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネ
ート、パラキシリレンジイソシアネート、テトラメチル
キシリレンジイソシアネート等が挙げられる。
【0044】芳香族ジイソシアネートとしては、例え
ば、メタフェニレンジイソシアネート、パラフェニレン
ジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネー
ト、2,6−トリレンジイソシアネート、ジメチルベン
ゼンジイソシアネート、エチルベンゼンジイソシアネー
ト、イソプロピルベンゼンジイソシアネート、トリジン
ジイソシアネート、1,4−ナフタレンジイソシアネー
ト、1,5−ナフタレンジイソシアネート、2,6−ナフ
タレンジイソシアネート、2,7−ナフタレンジイソシ
アネート等が挙げられる。
【0045】脂環族ジイソシアネートとしては、例え
ば、水添キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート等が挙げられる。ビフェニルジイソシアネ
ートとしては、例えば、ビフェニルジイソシアネート、
3,3'−ジメチルビフェニルジイソシアネート、3,3'
−ジメトキシビフェニルジイソシアネート等が挙げられ
る。
【0046】フェニルメタンのジイソシアネートとして
は、例えば、ジフェニルメタン−4,4'−ジイソシアネ
ート、2,2'−ジメチルジフェニルメタン−4,4'−ジ
イソシアネート、ジフェニルジメチルメタン−4,4'−
ジイソシアネート、2,5,2',5'−テトラメチルジフ
ェニルメタン−4,4'−ジイソシアネート、シクロヘキ
シルビス(4−イソシオントフェニル)メタン、3,3'
−ジメトキシジフェニルメタン−4,4'−ジイソシアネ
ート、4,4'−ジメトキシジフェニルメタン−3,3'−
ジイソシアネート、4,4'−ジエトキシジフェニルメタ
ン−3,3'−ジイソシアネート、2,2'−ジメチル−
5,5'−ジメトキシジフェニルメタン−4,4'−ジイソ
シアネート、3,3'−ジクロロジフェニルジメチルメタ
ン−4,4'−ジイソシアネート、ベンゾフェノン−3,
3'−ジイソシアネート等が挙げられる。
【0047】トリイソシアネートとしては、例えば、1
−メチルベンゼン−2,4,6−トリイソシアネート、
1,3,5−トリメチルベンゼン−2,4,6−トリイソシ
アネート、1,3,7−ナフタレントリイソシアネート、
ビフェニル−2,4,4'−トリイソシアネート、ジフェ
ニルメタン−2,4,4'−トリイソシアネート、3−メ
チルジフェニルメタン−4,6,4'−トリイソシアネー
ト、トリフェニルメタン−4,4',4''−トリイソシア
ネート、1,6,11−ウンデカントリイソシアネート、
1,8−ジイソシアネート−4−イソシアネートメチル
オクタン、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネー
ト、ビシクロヘプタントリイソシアネート、トリス(イ
ソシアネートフェニル)チオホスフェート等が挙げられ
る。
【0048】また、これらのポリイソシアネート化合物
のダイマー、トリマー(イソシアヌレート結合)で用い
られても良く、また、アミンと反応させてビウレットと
して用いても良い。さらに、これらのポリイソシアネー
ト化合物と、ポリオールを反応させたウレタン結合を有
するポリイソシアネートも用いることができる。ポリオ
ールとしては、2〜8価のものが好ましく、前述のポリ
オールが好ましい。なお、R3−(NCO)h+1として3価
以上のポリイソシアネートを用いる場合は、このウレタ
ン結合を有するポリイソシアネートが好ましい。
【0049】一般式(1)の疎水性変性ポリエーテルウ
レタンを得るのに好ましく用いられるHO−(R4−O)n
−R5で表されるポリエーテルモノアルコールは、最終
的に会合性ポリマー構造中の親水性連鎖部分によって分
離された少なくとも2つの疎水基にあたり、直鎖および
分岐鎖または2級の1価アルコールのポリエーテルであ
れば特に限定されない。
【0050】このような化合物は、例えば直鎖および分
岐鎖または2級の1価アルコールに、エチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、エピ
クロルヒドリン等のアルキレンオキサイド、スチレンオ
キサイドを付加重合することにより得ることができる。
ここでいう直鎖アルコールとは、下記の一般式(2)で
表される。
【化3】R6−OH (2) また、分岐鎖アルコールとは、下記の一般式(3)で表
される。
【化4】 また、2級アルコールとは、下記一般式(4)で表され
る。
【化5】
【0051】したがって、R5は、上記の一般式(2)〜
(4)において水酸基を除いた基である。上記の一般式
(2)〜(4)においてR6、R7、R8、R10およびR11
は炭化水素基またはフッ素炭素基であり、例えば、アル
キル基、アルケニル基、アルキルアリール基、シクロア
ルキル基、シクロアルケニル基等である。アルキル基と
しては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、ターシャリブチル、ペンチ
ル、イソペンチル、ネオペンチル、ターシャリペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシ
ル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシ
ル、イソトリデシル、ミリスチル、パルミチル、ステア
リル、イソステアリル、イコシル、ドコシル、テトラコ
シル、トリアコンチル、2−オクチルドデシル、2−ド
デシルヘキサデシル、2−テトラデシルオクタデシル、
モノメチル分岐−イソステアリル等が挙げられる。アル
ケニル基としては、例えば、ビニル、アリル、プロペニ
ル、イソプロペニル、ブテニル、ペンテニル、イソペン
テニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニ
ル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル、テトラデセ
ニル、オレイル等が挙げられる。アルキルアリール基と
しては、フェニル、トルイル、キシリル、クメニル、メ
シチル、ベンジル、フェネチル、スチリル、シンナミ
ル、ベンズヒドリル、トリチル、エチルフェニル、プロ
ピルフェニル、ブチルフェニル、ペンチルフェニル、ヘ
キシルフェニル、ヘプチルフェニル、オクチルフェニ
ル、ノニルフェニル、α−ナフチル、β−ナフチル基等
が挙げられる。シクロアルキル基、シクロアルケニル基
としては、例えば、シクロペンチル、シクロヘキシル、
シクロヘプチル、メチルシクロペンチル、メチルシクロ
ヘキシル、メチルシクロヘプチル、シクロペンテニル、
シクロヘキセニル、シクロヘプテニル、メチルシクロペ
ンテニル、メチルシクロヘキセニル、メチルシクロヘプ
テニル基等が挙げられる。
【0052】上記一般式(3)において、R9は炭化水
素基またはフッ化炭素基である。例えば、アルキレン
基、アルケニレン基、アルキルアリーレン基、シクロア
ルキレン基、シクロアルケニレン基等であり、特にアル
キレン基が好ましい。また、R7、R8はメチル基が好ま
しい。
【0053】上記一般式(2)、(3)、(4)におい
ては、それぞれ化学式中の合計の炭素原子数が8〜36
の場合が好ましく、さらに好ましくは12〜30、最も
好ましくは18〜24の場合である。すなわち、R5
合計炭素原子数である。
【0054】また、R5は、最終的な会合性ポリマー構
造中で疎水基としてはたらく基であれば特に限定され
ず、炭化水素、フッ化炭素基、アルキルシリコーン基、
芳香族炭化水素基が挙げられる。
【0055】アルキルシリコーン基は下記の一般式
(5)で表される。
【化6】 ここでR1〜R7は互いに同一でも異なっても良い直鎖、分
岐鎖及び芳香族炭化水素又はフッ化炭素基を、R8は酸
素、窒素原子を含んでも良い炭化水素又はフッ化炭素の
残基を表す。上記一般式(5)では、末端に水酸基を有
する構造を示したが、水酸基の位置はアルキルシロキサ
ン構造中のいずれの位置にあっても構わない。このよう
な構造を有する化合物として、チッソ社製サイラプレー
ンFM0411、FM0421、FM0425などが挙げられる。アルキル
シリコーンとして好ましくは分子量が200以上、より好
ましくは分子量500以上のものが好適である。
【0056】芳香族炭化水素は、水溶媒中では疎水性相
互作用のみならずπ-π相互作用により、非常に強く会
合する性質を有するため会合性ポリマーの材料として好
適である。水酸基を有する芳香族炭化水素としては、コ
レステロール、コレスタノール、フィトステロール、フ
ィトスタノールとこれらの誘導体が好ましい。
【0057】また、付加させるアルキレンオキサイド、
スチレンオキサイドは、単独重合、2種以上のランダム
重合あるいはブロック重合であって良い。付加の方法は
通常の方法であって良い。重合度nは0〜1000であ
り、好ましくは1〜200、更に好ましくは10〜50
が良い。また、R4に占めるエチレン基の割合が、好ま
しくは全R4の50〜100質量%、さらに好ましく
は、65〜100質量%であると、本発明の目的に好ま
しい会合性増粘剤が得られる。
【0058】上記の一般式(1)で表される化合物を製
造する方法としては、通常のポリエーテルとイソシアネ
ートとの反応と同様にして、例えば80〜90℃で1〜
3時間加熱し、反応せしめて得ることができる。
【0059】また、R1−[(O−R2)k−OH]mで表され
るポリエーテルポリオール(a)と、R3−(NCO)h+1
で表されるポリイソシアネート(b)と、HO−(R4
O)n−R5で表されるポリエーテルモノアルコール
(c)とを反応させる場合には、一般式(1)の構造の
化合物以外のものも副生することがある。例えば、ジイ
ソシアネートを用いた場合、主生成物としては一般式
(1)で表されるc−b−a−b−c型の化合物が生成
するが、その他、c−b−c型、c−b−(a−b)x
a−b−c型等の化合物が副生することがある。この場
合、特に一般式(1)型の化合物を分離することなく、
一般式(1)型の化合物を含む混合物の状態で本発明に
使用することができる。
【0060】本発明に用いる会合性ポリマーは、好まし
くは疎水変性ポリエーテルウレタンであるが、その本質
は水中での疎水会合性にあるため、ポリマー中の親水性
連鎖と疎水性連鎖との結合はウレタンに限られず、使用
する出発原料によって、尿素、エーテル、エステル、ア
ミド結合などがポリマー中に形成されても一向に差し支
えない。
【0061】会合性ポリマーは、美白用皮膚外用剤全量
に対して通常0.1〜10質量%配合される。上記疎水
変性ポリエーテルウレタンを0.1〜10質量%配合す
ることが好適である。配合量が0.1質量%より少ない
場合には添加効果が認められないことがあり、10質量
%より多い場合には、粘度が高くなりすぎて、製造時の
取り扱いに不都合を生じるようになり、作業効率が低下
したり、実使用時に容器からの取り出しに不都合を生じ
たり、肌へ塗布時の伸びが悪くなる場合がある。
【0062】本発明の美白用皮膚外用剤は、皮膚外用剤
に通常使用される成分に上記必須成分を配合して常法に
より製造される。粘性を有する外観、すなわち、ジェル
状または乳液状の外観を有する増粘美白用皮膚外用剤が
好ましい。皮膚外用剤に通常使用される成分とは、例え
ば、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素
油、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル油、シリコ
ーン油、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両
性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性高
分子、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、低級
アルコール、多価アルコール、糖、アミノ酸、有機アミ
ン、高分子エマルジョン、pH調製剤、皮膚栄養剤、ビタ
ミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、香料、水等である。
以下に具体的な配合可能成分を列挙するが、上記必須配
合成分と、下記成分の一種または二種以上とを配合して
本発明の皮膚外用剤を調製できる。
【0063】粉末成分としては、例えば、無機粉末(例
えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、
白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキ
ュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸
アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケ
イ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステ
ン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸
バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カ
ルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セ
ラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜
鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウ
ム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド
樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタ
クリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとア
クリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉
末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等);無
機白色顔料(例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無
機赤色系顔料(例えば、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄
等);無機褐色系顔料(例えば、γ−酸化鉄等);無機
黄色系顔料(例えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系
顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫
色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイ
オレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、
水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料
(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化
チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ
塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化
チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔
等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、
カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はア
ルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201
号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色
220号、赤色226号、赤色228号、赤色405
号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色
401号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3
号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色
230号、赤色401号、赤色505号、橙色205
号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203
号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、ク
ロロフィル、β−カロチン等)等が挙げられる。
【0064】液体油脂としては、例えば、アボガド油、
ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロ
コシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴ
マ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ
油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆
油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ
油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン等
が挙げられる。
【0065】固体油脂としては、例えば、カカオ脂、ヤ
シ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化
牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化
油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
【0066】ロウとしては、例えば、ミツロウ、カンデ
リラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、
イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリ
ン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サト
ウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸
ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリ
ン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、P
OEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロール
エーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、PO
E水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられ
る。
【0067】炭化水素油としては、例えば、流動パラフ
ィン、オゾケライト、スクワラン、プリスタン、パラフ
ィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリ
スタリンワックス等が挙げられる。
【0068】高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ニン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソ
ステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペ
ンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)
等が挙げられる。
【0069】高級アルコールとしては、例えば、直鎖ア
ルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコ
ール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミ
リスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステア
リルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノ
ステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2-
デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレス
テロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、
イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)
等が挙げられる。
【0070】エステル油としては、例えば、ミリスチン
酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オク
チルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン
酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチ
ル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデ
シル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ス
テアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、
12-ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ-2-エチル
ヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトー
ル脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N-アルキルグ
リコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リン
ゴ酸ジイソステアリル、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グ
リセリン、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプ
ロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパ
ン、テトラ-2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトー
ル、トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタ
ン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、ト
リイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2-
エチルヘキサノエート、2-エチルヘキシルパルミテー
ト、トリミリスチン酸グリセリン、トリ-2-ヘプチルウ
ンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステ
ル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミ
チン酸2-ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチ
ル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシル
エステル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、エチ
ルラウレート、セバシン酸ジ−2-エチルヘキシル、ミリ
スチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘキシルデ
シル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソ
プロピル、コハク酸2-エチルヘキシル、クエン酸トリエ
チル等が挙げられる。
【0071】シリコーン油としては、例えば、鎖状ポリ
シロキサン(例えば、ジメチルポリシロキサン、メチル
フェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン
等);環状ポリシロキサン(例えば、オクタメチルシク
ロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサ
ン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等)、3次元
網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴ
ム、各種変性ポリシロキサン(アミノ変性ポリシロキサ
ン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポ
リシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等)等が挙げ
られる。
【0072】アニオン界面活性剤としては、例えば、脂
肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミ
チン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩
(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリ
ウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、
POE-ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE-ラウリル
硫酸ナトリウム等);N-アシルサルコシン酸(例えば、
ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミ
ドスルホン酸塩(例えば、N-ミリストイル-N-メチルタ
ウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナト
リウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等);リ
ン酸エステル塩(POE-オレイルエーテルリン酸ナトリウ
ム、POE-ステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク
酸塩(例えば、ジ-2-エチルヘキシルスルホコハク酸ナ
トリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオ
キシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリ
プロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);
アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベン
ゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシル
ベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エス
テル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナト
リウム等);N-アシルグルタミン酸塩(例えば、N-ラウ
ロイルグルタミン酸モノナトリウム、N-ステアロイルグ
ルタミン酸ジナトリウム、N-ミリストイル-L-グルタミ
ン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油
等);POE-アルキルエーテルカルボン酸;POE-アルキル
アリルエーテルカルボン酸塩;α-オレフィンスルホン
酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコー
ル硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸
エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸
ナトリウム;N-パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタ
ノールアミン;カゼインナトリウム等が挙げられる。
【0073】カチオン界面活性剤としては、例えば、ア
ルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、塩化ステア
リルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチル
アンモニウム等);アルキルピリジニウム塩(例えば、
塩化セチルピリジニウム等);塩化ジステアリルジメチ
ルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩;塩
化ポリ(N,N'-ジメチル-3,5-メチレンピペリジニウム);
アルキル四級アンモニウム塩;アルキルジメチルベンジ
ルアンモニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジア
ルキルモリホニウム塩;POE-アルキルアミン;アルキル
アミン塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミルアルコール
脂肪酸誘導体;塩化ベンザルコニウム;塩化ベンゼトニ
ウム等が挙げられる。
【0074】両性界面活性剤としては、例えば、イミダ
ゾリン系両性界面活性剤(例えば、2-ウンデシル-N,N,N
-(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)-2-イミダゾリン
ナトリウム、2-ココイル-2-イミダゾリニウムヒドロキ
サイド-1-カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等);ベ
タイン系界面活性剤(例えば、2-ヘプタデシル-N-カル
ボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベ
タイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキ
ルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)等が
挙げられる。
【0075】親油性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、ソルビタン
モノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソ
ルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテー
ト、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオ
レエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ-2-エチ
ルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ-2-エ
チルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセ
リンポリグリセリン脂肪酸類(例えば、モノ綿実油脂肪
酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイ
ン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α'
-オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステア
リン酸グリセリンリンゴ酸等);プロピレングリコール
脂肪酸エステル類(例えば、モノステアリン酸プロピレ
ングリコール等);硬化ヒマシ油誘導体;グリセリンア
ルキルエーテル等が挙げられる。
【0076】親水性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、POE-ソルビタン脂肪酸エステル類(例えば、POE-ソ
ルビタンモノオレエート、POE-ソルビタンモノステアレ
ート、POE-ソルビタンモノオレート、POE-ソルビタンテ
トラオレエート等);POEソルビット脂肪酸エステル類
(例えば、POE-ソルビットモノラウレート、POE-ソルビ
ットモノオレエート、POE-ソルビットペンタオレエー
ト、POE-ソルビットモノステアレート等);POE-グリセ
リン脂肪酸エステル類(例えば、POE-グリセリンモノス
テアレート、POE-グリセリンモノイソステアレート、PO
E-グリセリントリイソステアレート等のPOE-モノオレエ
ート等);POE-脂肪酸エステル類(例えば、POE-ジステ
アレート、POE-モノジオレエート、ジステアリン酸エチ
レングリコール等);POE-アルキルエーテル類(例え
ば、POE-ラウリルエーテル、POE-オレイルエーテル、PO
E-ステアリルエーテル、POE-ベヘニルエーテル、POE-2-
オクチルドデシルエーテル、POE-コレスタノールエーテ
ル等);プルロニック型類(例えば、プルロニック
等);POE・POP-アルキルエーテル類(例えば、POE・PO
P-セチルエーテル、POE・POP-2-デシルテトラデシルエ
ーテル、POE・POP-モノブチルエーテル、POE・POP-水添
ラノリン、POE・POP-グリセリンエーテル等);テトラP
OE・テトラPOP-エチレンジアミン縮合物類(例えば、テ
トロニック等);POE-ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例
えば、POE-ヒマシ油、POE-硬化ヒマシ油、POE-硬化ヒマ
シ油モノイソステアレート、POE-硬化ヒマシ油トリイソ
ステアレート、POE-硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸
モノイソステアリン酸ジエステル、POE-硬化ヒマシ油マ
レイン酸等);POE-ミツロウ・ラノリン誘導体(例え
ば、POE-ソルビットミツロウ等);アルカノールアミド
(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン
酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミ
ド等);POE-プロピレングリコール脂肪酸エステル;PO
E-アルキルアミン;POE-脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エ
ステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;ト
リオレイルリン酸等が挙げられる。
【0077】保湿剤としては、例えば、ポリエチレング
リコール、プロピレングリコール、グルセリン、1,3-ブ
チレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マル
チトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイ
チン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレステリ
ル-12-ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、胆汁
酸塩、dl-ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラー
ゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出
物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等
が挙げられる。
【0078】天然の水溶性高分子としては、例えば、植
物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガ
ム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガ
ム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシー
ド(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デン
プン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリ
チルリチン酸);微生物系高分子(例えば、キサンタン
ガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン
等);動物系高分子(例えば、コラーゲン、カゼイン、
アルブミン、ゼラチン等)等が挙げられる。
【0079】半合成の水溶性高分子としては、例えば、
デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプ
ン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロー
ス系高分子(メチルセルロース、エチルセルロース、メ
チルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、
セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アル
ギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエ
ステル等)等が挙げられる。
【0080】合成の水溶性高分子としては、例えば、ビ
ニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキ
シビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子
(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、6
0,000のポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重
合体等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸
ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルア
ミド等);ポリエチレンイミン;カチオンポリマー等が
挙げられる。
【0081】紫外線吸収剤としては、例えば、安息香酸
系紫外線吸収剤(例えば、パラアミノ安息香酸(以下、P
ABAと略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N-ジプロ
ポキシPABAエチルエステル、N,N-ジエトキシPABAエチル
エステル、N,N-ジメチルPABAエチルエステル、N,N-ジメ
チルPABAブチルエステル、N,N-ジメチルPABAエチルエス
テル等);アントラニル酸系紫外線吸収剤(例えば、ホ
モメンチル-N-アセチルアントラニレート等);サリチ
ル酸系紫外線吸収剤(例えば、アミルサリシレート、メ
ンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オク
チルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサ
リシレート、p-イソプロパノールフェニルサリシレート
等);桂皮酸系紫外線吸収剤(例えば、オクチルシンナ
メート、エチル-4-イソプロピルシンナメート、メチル-
2,5-ジイソプロピルシンナメート、エチル-2,4-ジイソ
プロピルシンナメート、メチル-2,4-ジイソプロピルシ
ンナメート、プロピル-p-メトキシシンナメート、イソ
プロピル-p-メトキシシンナメート、イソアミル-p-メト
キシシンナメート、オクチル-p-メトキシシンナメート
(2-エチルヘキシル-p-メトキシシンナメート)、2-エト
キシエチル-p-メトキシシンナメート、シクロヘキシル-
p-メトキシシンナメート、エチル-α-シアノ-β-フェニ
ルシンナメート、2-エチルヘキシル-α-シアノ-β-フェ
ニルシンナメート、グリセリルモノ-2-エチルヘキサノ
イル-ジパラメトキシシンナメート等);ベンゾフェノ
ン系紫外線吸収剤(例えば、2,4-ジヒドロキシベンゾフ
ェノン、2,2'-ジヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノ
ン、2,2'-ジヒドロキシ-4,4'-ジメトキシベンゾフェノ
ン、2,2',4,4'-テトラヒドロキシベンゾフェノン、2-ヒ
ドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-
メトキシ-4'-メチルベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-
メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸塩、4-フェニル
ベンゾフェノン、2-エチルヘキシル-4'-フェニル-ベン
ゾフェノン-2-カルボキシレート、2-ヒドロキシ-4-n-オ
クトキシベンゾフェノン、4-ヒドロキシ-3-カルボキシ
ベンゾフェノン等);3-(4'-メチルベンジリデン)-d,l-
カンファー、3-ベンジリデン-d,l-カンファー;2-フェ
ニル-5-メチルベンゾキサゾール;2,2'-ヒドロキシ-5-
メチルフェニルベンゾトリアゾール;2-(2'-ヒドロキシ
-5'-t-オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール;2-(2'-
ヒドロキシ-5'-メチルフェニルベンゾトリアゾール;ジ
ベンザラジン;ジアニソイルメタン;4-メトキシ-4'-t-
ブチルジベンゾイルメタン;5-(3,3-ジメチル-2-ノルボ
ルニリデン)-3-ペンタン-2-オン等が挙げられる。
【0082】金属イオン封鎖剤としては、例えば、1-ヒ
ドロキシエタン-1,1-ジフォスホン酸、1-ヒドロキシエ
タン-1,1-ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二
ナトリウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリ
ウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メ
タリン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、
アスコルビン酸、コハク酸、エデト酸、エチレンジアミ
ンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられ
る。
【0083】低級アルコールとしては、例えば、エタノ
ール、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルア
ルコール、t-ブチルアルコール等が挙げられる。
【0084】多価アルコールとしては、例えば、2価の
アルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、トリメチレングリコール、1,2-ブチレング
リコール、1,3-ブチレングリコール、テトラメチレング
リコール、2,3-ブチレングリコール、ペンタメチレング
リコール、2-ブテン-1,4-ジオール、ヘキシレングリコ
ール、オクチレングリコール等);3価のアルコール
(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等);
4価アルコール(例えば、1,2,6-ヘキサントリオール等
のペンタエリスリトール等);5価アルコール(例え
ば、キシリトール等);6価アルコール(例えば、ソル
ビトール、マンニトール等);多価アルコール重合体
(例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリ
エチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリ
ン、ポリグリセリン等);2価のアルコールアルキルエ
ーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコール
モノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシ
ルエーテル、エチレングリコールモノ2-メチルヘキシル
エーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エ
チレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコー
ルイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチル
エーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチ
レングリコールジブチルエーテル等);2価アルコール
アルキルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリ
コールジエチルエーテル、ジエチレングリコールブチル
エーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリ
エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレング
リコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエ
ーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、
ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレン
グリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブ
チルエーテル等);2価アルコールエーテルエステル
(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセ
テート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテ
ート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテー
ト、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテー
ト、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコ
ールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチル
エーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチル
エーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチル
エーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチル
エーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピ
ルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェ
ニルエーテルアセテート等);グリセリンモノアルキル
エーテル(例えば、キシルアルコール、セラキルアルコ
ール、バチルアルコール等);糖アルコール(例えば、
ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マン
ニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フル
クトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトー
ス、デンプン分解糖還元アルコール等);グリソリッ
ド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE-テトラ
ハイドロフルフリルアルコール;POP-ブチルエーテル;
POP・POE-ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレン
グリセリンエーテル;POP-グリセリンエーテル;POP-グ
リセリンエーテルリン酸;POP・POE-ペンタンエリスリ
トールエーテル、ポリグリセリン等が挙げられる。
【0085】単糖としては、例えば、三炭糖(例えば、
D-グリセリルアルデヒド、ジヒドロキシアセトン等);
四炭糖(例えば、D-エリトロース、D-エリトルロース、
D-トレオース、エリスリトール等);五炭糖(例えば、
L-アラビノース、D-キシロース、L-リキソース、D-アラ
ビノース、D-リボース、D-リブロース、D-キシルロー
ス、L-キシルロース等);六炭糖(例えば、D-グルコー
ス、D-タロース、D-ブシコース、D-ガラクトース、D-フ
ルクトース、L-ガラクトース、L-マンノース、D-タガト
ース等);七炭糖(例えば、アルドヘプトース、ヘプロ
ース等);八炭糖(例えば、オクツロース等);デオキ
シ糖(例えば、2-デオキシ-D-リボース、6-デオキシ-L-
ガラクトース、6-デオキシ-L-マンノース等);アミノ
糖(例えば、D-グルコサミン、D-ガラクトサミン、シア
ル酸、アミノウロン酸、ムラミン酸等);ウロン酸(例
えば、D-グルクロン酸、D-マンヌロン酸、L-グルロン
酸、D-ガラクツロン酸、L-イズロン酸等)等が挙げられ
る。
【0086】オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、グン
チアノース、ウンベリフェロース、ラクトース、プラン
テオース、イソリクノース類、α,α−トレハロース、
ラフィノース、リクノース類、ウンビリシン、スタキオ
ースベルバスコース類等が挙げられる。
【0087】多糖としては、例えば、セルロース、クイ
ンスシード、コンドロイチン硫酸、デンプン、ガラクタ
ン、デルマタン硫酸、グリコーゲン、アラビアガム、ヘ
パラン硫酸、ヒアルロン酸、トラガントガム、ケラタン
硫酸、コンドロイチン、キサンタンガム、ムコイチン硫
酸、グアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカスト
ビンガム、サクシノグルカン、カロニン酸等が挙げられ
る。
【0088】アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸
(例えば、スレオニン、システイン等);塩基性アミノ
酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。ま
た、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシン
ナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム)、アシル
グルタミン酸塩、アシルβ-アラニンナトリウム、グル
タチオン、ピロリドンカルボン酸等が挙げられる。
【0089】有機アミンとしては、例えば、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、モルホリン、トリイソプロパノールアミン、2-アミ
ノ-2-メチル−1,3-プロパンジオール、2-アミノ-2-メチ
ル-1-プロパノール等が挙げられる。
【0090】高分子エマルジョンとしては、例えば、ア
クリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマル
ジョン、アクリルレジン液、ポリアクリルアルキルエス
テルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、
天然ゴムラテックス等が挙げられる。
【0091】pH調製剤としては、例えば、乳酸−乳酸ナ
トリウム、クエン酸−クエン酸ナトリウム、コハク酸−
コハク酸ナトリウム等の緩衝剤等が挙げられる。
【0092】ビタミンとしては、例えば、ビタミンA、
B1、B2、B6、C、Eおよびその誘導体、パントテン
酸およびその誘導体、ビオチン等が挙げられる。
【0093】酸化防止剤としては、例えば、トコフェロ
ール類、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキ
シアニソール、没食子酸エステル類等が挙げられる。
【0094】酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、
クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コ
ハク酸、フマル酸、ケファリン、ヘキサメタフォスフェ
イト、フィチン酸、エチレンジアミン四酢酸等が挙げら
れる。
【0095】その他の配合可能成分としては、例えば、
防腐剤(エチルパラベン、ブチルパラベン等);消炎剤
(例えば、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸
誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜
鉛、アラントイン等);美白剤(例えば、胎盤抽出物、
ユキノシタ抽出物、アルブチン等);各種抽出物(例え
ば、オウバク、オウレン、シコン、シャクヤク、センブ
リ、バーチ、セージ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニア
オイ、アイリス、ブドウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、
サフラン、センキュウ、ショウキュウ、オトギリソウ、
オノニス、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、海
藻等)、賦活剤(例えば、ローヤルゼリー、感光素、コ
レステロール誘導体等);血行促進剤(例えば、ノニル
酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコ
チン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、ジ
ンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、タンニン
酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イ
ノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シ
ンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミ
ル、セファランチン、γ−オリザノール等);抗脂漏剤
(例えば、硫黄、チアントール等);抗炎症剤(例え
ば、トラネキサム酸、チオタウリン、ヒポタウリン等)
等が挙げられる。
【0096】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説
明する。本発明はこれらの実施例により限定されない。
なお、配合量については、他に指定のない限り質量%を
示す。
【0097】実施例に先だって、疎水変性ポリエーテル
ウレタンの製造例について示す。 <製造例A>温度計、窒素導入管及び攪拌機を付した容
器1000mLの4つ口フラスコにポリエチレングリコ
ール(PEG)(分子量約11000)(R1−[(O−
2)k−OH]mに相当)を550部、下記一般式(6)
【化7】 C1225−CH(C1021)−CH2−O−(CH2CH2O)20−H (6) の分岐アルコールのエチレンオキサイド(EO)20モル
付加物(HO−(R4−O)n−R5に相当)を、198部
仕込み、次いで、80℃に冷却しヘキサメチレンジイソ
シアネート(HMDI)(R3−(NCO)h+1に相当)2
9.6部を加え、窒素気流下80〜100℃に2時間反
応させ、イソシアネートが0%であることを確認し、常
温で淡黄色固体の反応生成物を得た。
【0098】製造例Aと同様にして、種々の疎水変性ポ
リエーテルウレタンを調製することができる。例えば、
「表1」に示される製造例A〜Gによる疎水変性ポリエ
ーテルウレタンは、本発明に好ましく用いることができ
る。
【0099】
【表1】 *1:サイラプレーンFM0411(チッソ社) *2:サイラプレーンFM0421(チッソ社)
【0100】上記製造例の他、市販の会合性ポリマー、
例えば、疎水変性ポリエーテルウレタンとしては、旭電
化工業製アデカノールUH140S、UH−420、U
H−438、UH−750、GT−700、HULS社
製Serad−FX1100、FX1010、103
5、Rheox社製Rheolate205、208、
204、225、278、244、Rohm&Haas
社製DW1206F、1206J、1206G、Akz
o社製Dapral−T212、Borchers社製
Borchigel−LW44、L75N、ISP社製
Acylin44、46などが挙げられる。また、その
他の会合性ポリマーとして、Croda社製Croth
ix、Kessco社製PEG−4000、Witco
社製Witconal L32、Aqualon社製N
atrosol Plus Grade 330 C
S、Natorosol Plus Grade 43
0 CSも、本発明における使用に適している。
【0101】まず、各処方例の開示に先立ち、評価方法
を示す。 「使用感官能試験方法」各試験品について、男女30名
計60名のパネルに使用感を判定してもらい、塗り伸ば
しやすさ、さっぱり感、なめらかさ、うるおい、べたつ
きなどの使用感を感じたパネルの人数を基準にして、各
試験品の使用感を以下の基準で判定し、「表2」に示し
た。
【0102】「評価基準」 塗布時の塗り伸ばしやすさの評価基準 ◎:塗り伸ばしやすいと感じた人が30人以上 ○:塗り伸ばしやすいと感じた人が10人以上30人未
満 △:塗り伸ばしやすいと感じた人が5人以上10人未満 ×:塗り伸ばしやすいと感じた人が5人未満
【0103】肌のさっぱり感の評価基準 ◎:肌のさっぱり感を感じた人が30人以上 ○:肌のさっぱり感を感じた人が10人以上30人未満 △:肌のさっぱり感を感じた人が5人以上10人未満 ×:肌のさっぱり感を感じた人が5人未満
【0104】肌のなめらかさの評価基準 ◎:肌のなめらかさを感じた人が30人以上 ○:肌のなめらかさを感じた人が10人以上30人未満 △:肌のなめらかさを感じた人が5人以上10人未満 ×:肌のなめらかさを感じた人が5人未満
【0105】肌のうるおい感の評価基準 ◎:肌のうるおい感を感じた人が30人以上 ○:肌のうるおい感を感じた人が10人以上30人未満 △:肌のうるおい感を感じた人が5人以上10人未満 ×:肌のうるおい感を感じた人が5人未満
【0106】肌のべたつき感の評価基準 ◎:肌のべたつきのなさを感じた人が30人以上 ○:肌のべたつきのなさを感じた人が10人以上30人
未満 △:肌のべたつきのなさを感じた人が5人以上10人未
満 ×:肌のべたつきのなさを感じた人が5人未満
【0107】
【表2】 「製法」(10)に(6)を溶解した後、(1)(2)
(3)を加え溶解する。次に油相(4)(5)を加えて
均一に分散を行ったものに、(8)に(7)を加え分散
したものを加える。さらに、(10)の一部に(9)を
溶解したもので中和を行い、均一分散を行う。
【0108】
【表3】 ─────────────────────────────────── 比較例:1 2 3 4 5 6 7 実施例:1 2 3 [使用感] 塗り伸ばしやすさ × △ △ × × △ × ○ ◎ ○ さっぱり感 ○ △ △ × × ○ × ◎ ◎ ◎ なめらかさ × △ △ △ △ × × ◎ ◎ ◎ うるおい感 × × △ △ × × × ◎ ◎ ◎ べたつき感 ○ △ × × × ○ × ○ ◎ ○ ───────────────────────────────────
【0109】表3に示したように、水溶性美白薬剤に会
合性ポリマーを含有させることにより、使用感に優れた
効果を発揮することが分かる。
【0110】次に以下に示す処方で汎用の水溶性増粘剤
と会合ポリマーとの増粘効果及び外観の違いを調べた。 「実施例4」 (1)会合性ポリマー増粘剤 (表4に示す増粘剤) 2.0 (2)1,3−ブチレングリコール 2.0 (3)ジプロピレングリコール 3.0 (4)アスコルビン酸2−グルコシド 2.0 (5)クエン酸 0.02 (6)クエン酸ナトリウム 0.08 (7)EDTA 0.02 (8)メチルパラベン 0.15 (9)フェノキシエタノール 0.1 (10)エタノール 5.0 (11)水酸化カリウム 適量 (12)イオン交換水 残余 <製造法>(1)(2)(3)(8)(10)を混合溶
解し、(4)(5)(6)(7)(9)(11)(1
2)を混合溶解したものに攪拌しながら加え均一にし
た。
【0111】
【表4】 *1:カーボポール941(Goodlich社) *2:ハイビスワコー104(和光純薬) *3:Pemulen TR−2(Goodlich
社)
【0112】上記に示すように、本発明の会合ポリマー
を配合した美白用皮膚外用剤は、美白薬剤による減粘も
なく透明ジェル状の外観を示した。一方、汎用増粘剤で
あるカルボキシビニルポリマーを配合した場合では、減
粘し液状の外観を有するようになった。また、比較的美
白薬剤に影響を受け難い多糖類増粘剤では、白濁し不透
明な弾性ゲル状になった。
【0113】以下に、本発明の美白化粧料の処方例を示
す。 「実施例5」 (質量%) (1)セチルアルコール 5.0 (2)ステアリン酸 3.0 (3)スクワラン 10.0 (4)グリセロールトリ2-エチルヘキサン酸エステル 7.0 (5)ジプロピレングリコール 5.0 (6)グリセリン 5.0 (7)プロピレングリコールモノステアリン酸エステル 1.5 (8)POE(20)セチルアルコールエーテル 1.5 (9)トリエタノールアミン 適 量 (10)アスコルビン酸グルコシド 2.0 (11)4−メトキシサリチル酸カリウム 3.0 (11)製造例Aの化合物 1.0 (12)アデカノールGT−700 1.0 (13)防腐剤 適 量 (14)酸化防止剤 適 量 (15)香料 適 量 (16)イオン交換水 残 余
【0114】 「実施例6」 (1)シクロメチコン 5.0 (2)ジメチルポリシロキサン 5.0 (3)オクチルメトキシシンナメート 5.0 (4)Pemulen TR−2 0.2 (アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体) (5)アルブチン 5.0 (6)トラネキサム酸 1.0 (7)製造例Cの化合物 0.5 (7)アデカノールGT−700 1.0 (8)ジメチコンコポリオール 0.5 (9)ビタミンA 0.2 (10)エタノール 2.0 (11)グリセリン 4.0 (12)イソステアリン酸 0.1 (13)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.1 (14)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 (15)ヨクインエキス 0.1 (16)サイコエキス 0.1 (17)油溶性甘草エキス 0.01 (18)スイカズラエキス 0.2 (19)水酸化ナトリウム 適 量 (20)キサンタンガム 0.1 (21)防腐剤 適 量 (22)香料 適 量 (23)ピロ亜硫酸ナトリウム 適 量 (24)イオン交換水 残 余
【0115】 「実施例7」 (1)シクロメチコン 5.0 (2)セピゲル 305 0.5 (3)アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1 (4)トラネキサム酸 1.0 (5)製造例Dの化合物 0.5 (6)アデカノールGT−700 2.0 (7)エタノール 5.0 (8)グリセリン 10.0 (9)1,3−ブチレングリコール 4.0 (10)アスコルビン酸リン酸マグネシウム 1.0 (11)トリメチルグリシン 2.0 (12)ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 (13)クエン酸 適 量 (14)クエン酸Na 適 量 (15)フェノキシエタノール 0.2 (16)色剤 適 量 (17)香料 適 量 (18)イオン交換水 残 余
【0116】 「実施例8」 (1)1,3−ブチレングリコール 2.0 (2)ジプロピレングリコール 1.0 (3)グリセリン 2.0 (4)アデカノールGT−700 2.0 (5)Pemulen TR−2 0.2 (6)デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0 (7)スクワラン 1.0 (8)アルブチン 6.3 (9)ビタミンEアセテート 0.5 (10)4−メトキシサリチル酸カリウム 1.0 (11)水酸化カリウム 適 量 (12)クエン酸 0.02 (13)クエン酸ナトリウム 0.08 (14)EDTA 0.02 (15)ピロ亜硫酸ナトリウム 0.003 (16)メチルパラベン 0.15 (17)フェノキシエタノール 0.1 (18)1,2-ペンタンジオール 0.1 (19)色素 適 量 (20)エタノール 5.0 (21)イオン交換水 残 余
【0117】 「実施例9」 (1)ジプロピレングリコール 2.0 (2)グリセリン 5.0 (3)アデカノールGT−700 3.0 (4)ショ糖脂肪酸エステル 1.0 (5)ステアロイルグルタミン酸ナトリウム 1.0 (6)サイコサポニン 0.5 (7)ベヘニルアルコール 1.0 (8)スクワラン 1.5 (9)デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0 (10)アスコルビン酸2−グルコシド 3.0 (11)水酸化カリウム 適 量 (12)クエン酸 0.02 (13)クエン酸ナトリウム 0.08 (14)EDTA 0.02 (15)メチルパラベン 0.15 (16)エタノール 1.0 (17)イオン交換水 残 余
【0118】 「実施例10」 (1)ジプロピレングリコール 5.0 (2)アデカノールGT−700 2.0 (3)キサンタンガム 0.05 (4)サクシノグルカン 0.1 (5)トウモロコシデンプン粉末 6.0 (6)球状シリカ粉末 2.0 (7)アスコルビン酸2−グルコシド 2.0 (8)アルブチン 5.0 (9)4−メトキシサリチル酸カリウム 2.0 (10)水酸化カリウム 適 量 (11)クエン酸 0.02 (12)クエン酸ナトリウム 0.08 (13)EDTA 0.02 (14)ピロ亜硫酸ナトリウム 0.003 (15)ポリエチレングリコール400 5.0 (16)フェノキシエタノール 0.15 (17)色素 適 量 (18)イオン交換水 残 余
【0119】
【発明の効果】本発明によれば、肌に塗布したとき、美
白剤によるべたつき感がなく、優れた使用感を有する美
白用皮膚外用剤を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 F K (72)発明者 梁木 利男 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 (72)発明者 井上 東彦 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 (72)発明者 中村 忠司 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 Fターム(参考) 4C083 AA111 AB032 AB172 AB352 AC022 AC072 AC102 AC122 AC172 AC182 AC242 AC302 AC312 AC342 AC371 AC422 AC471 AC482 AC532 AC542 AC582 AC621 AC622 AC841 AD071 AD072 AD092 AD112 AD152 AD172 AD242 AD332 AD352 AD391 AD392 AD411 AD412 AD532 AD622 AD641 AD662 EE06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性美白剤成分と会合性ポリマーとを
    含有し、会合性ポリマーの含有量が0.1〜10質量%
    である美白用皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 前記水溶性美白剤成分が、アルブチン、
    L−アスコルビン酸およびその誘導体、グルタチオン、
    トラネキサム酸およびその誘導体グルコシド、アルコキ
    シサリチル酸及びその塩、コウジ酸及びその誘導体、エ
    ラグ酸、レゾルシン誘導体、カミツレエキスからなる群
    から選ばれた一種または二種以上である請求項1記載の
    美白用皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】 前記会合性ポリマーが、親水性連鎖部分
    によって分離された、少なくとも2つの直鎖又は分岐ア
    ルキル、芳香族、フッ化炭素、アルキルシリコーン基か
    らなる疎水基を含むグラフト又はシーケンシャルポリマ
    ーである請求項1又は2記載の美白用皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】 前記会合性ポリマーが、下記一般式
    (1)で表される疎水変性ポリエーテルウレタンである
    請求項1〜3記載の美白用皮膚外用剤。 【化1】一般式(1) R1−{(O−R2)k−OCONH−R3[−NHCOO−(R4−O)n−R5]h}m 〔式中、R1、R2及びR4は、互いに同一でも異なって
    も良い炭化水素基を表し、R3はウレタン結合を有して
    も良い炭化水素基を表し、R5は直鎖、分岐鎖又は2級
    の炭化水素基、フッ化炭素基、アルキルシリコーン基及
    び/または芳香族炭化水素基を表し、mは2以上の数で
    あり、hは1以上の数であり、k及びnは独立に0〜1
    000の範囲の数である〕
  5. 【請求項5】 一般式(1)の疎水変性ポリエーテルウ
    レタンにおいて、R2及び/又はR4が互いに同一でも異
    なっても良い炭素原子数2〜4のアルキレン基、又は、
    フェニルエチレン基である請求項4記載の美白用皮膚外
    用剤。
  6. 【請求項6】 一般式(1)の疎水変性ポリエーテルウ
    レタンにおいて、R3がR3-(NCO)h+1で表されるポリ
    イソシアネートの残基である請求項4または5記載の美
    白用皮膚外用剤。
  7. 【請求項7】 前記R3-(NCO)h+1で表されるポリイソ
    シアネートの残基が、2〜8価のポリオールと、2〜4
    価のポリイソシアネートを反応させて得られるポリイソ
    シアネートの残基であることを特徴とする請求項6記載
    の美白用皮膚外用剤。
  8. 【請求項8】 一般式(1)の疎水変性ポリエーテルウ
    レタンにおいて、R1がR1-(OH)mで表されるポリオー
    ルの残基であることを特徴とする請求項5〜7記載の美
    白用皮膚外用剤。
  9. 【請求項9】 一般式(1)の疎水変性ポリエーテルウ
    レタンにおいて、R5が炭素原子数8〜36の直鎖、分
    岐鎖又は2級の炭化水素基または炭素原子数4〜24の
    直鎖、分枝鎖又は2級のフッ化炭素基である請求項5〜
    8記載の美白用皮膚外用剤。
  10. 【請求項10】 一般式(1)の疎水変性ポリエーテルウ
    レタンにおいて、R 5が炭素原子数10以上の芳香族炭素
    基で請求項5〜9記載の美白用皮膚外用剤。
  11. 【請求項11】 一般式(1)の疎水変性ポリエーテルウ
    レタンにおいて、R 5が分子量200以上のアルキルシリコ
    ーンである請求項5〜10記載の美白用皮膚外用剤。
  12. 【請求項12】 一般式(1)の疎水変性ポリエーテルウ
    レタンが、R1-[(O-R2)k-OH]mで表されるポリエー
    テルポリオールと、R3−(NCO)h+1で表されるポリイ
    ソシアネートと、HO−(R4−O)n−R5で表されるポ
    リエーテルモノアルコールとの反応物であることを特徴
    とする請求項4記載の美白用皮膚外用剤。
  13. 【請求項13】 前記水溶性美白薬剤の含有量が、皮膚外
    用剤全量に対して0.01〜20質量%である請求項1
    〜12記載の美白用皮膚外用剤。
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