JP2002284376A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
- Publication number
- JP2002284376A JP2002284376A JP2001081379A JP2001081379A JP2002284376A JP 2002284376 A JP2002284376 A JP 2002284376A JP 2001081379 A JP2001081379 A JP 2001081379A JP 2001081379 A JP2001081379 A JP 2001081379A JP 2002284376 A JP2002284376 A JP 2002284376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- roller
- sheet
- rollers
- mounting table
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
方向に確実に送給し、かつ、そのような効果を簡易かつ
安価に達成する。 【解決手段】 用紙処理装置2の用紙送給口に着脱可能
な給紙装置1であって、複数枚の用紙を積層状態に載置
可能な載置台3と、その上方に配置され、最上位の用紙
に接触させられる給紙ローラ4と、本体側給紙ローラに
給紙ローラ4を接続してこれらを連動させる駆動力伝達
手段7と、載置台3を給紙ローラ4方向に付勢する付勢
手段とを具備し、給紙ローラ4が、載置台3に対して平
行間隔をあけ、用紙の幅方向に沿って配されるローラ軸
10と、該ローラ軸10に、その長手方向に間隔をあけ
て固定された複数のローラ11,12,13とを具備
し、駆動力伝達手段7が、ローラ11,12間のローラ
軸10に設けられている給紙装置1を提供する。
Description
用紙処理装置の用紙送給口に取り付けられて、用紙を供
給する給紙装置に関するものである。
紙載置台と、積層状態の用紙の最上位に接触させられる
給紙ローラとを具備する給紙装置が知られている。この
給紙装置の給紙ローラには、独自のモータが接続され、
該モータは、給紙装置を用紙処理装置に取り付ける際に
給紙装置および用紙処理装置のそれぞれに設けたコネク
タを接続することにより、動力および動作タイミングの
制御信号を用紙処理装置側から受けるようになってい
る。
置20は、その用紙載置台21の両側に、用紙送給口
(図示略)に供給される用紙Pの幅方向の両端に接触し
て用紙Pの送給を案内する用紙ガイド22が設けられて
いる。この用紙ガイド22は、用紙載置台21上に載置
される用紙Pの幅に合わせてその位置を変更することが
でき、用紙Pの送給中に用紙Pのスキューを防止しつつ
案内するようになっている。また、用紙ガイド22の位
置調整は、両側の用紙ガイド22が用紙載置台21の中
心線から常に等距離に配される中心合わせ方式が採用さ
れている
は、用紙載置台21上に置かれる全てのサイズの用紙P
に接触するように、用紙載置台21の幅方向の中央位置
に1カ所、用紙Pの最小幅寸法より小さい長さのものが
配置されているのが一般的である。すなわち、図7に示
されるような大きなサイズの用紙Pに対しても、図8に
示されるような小さいサイズの用紙Pに対しても、給紙
ローラ23が該用紙Pの幅方向の中央位置に接触して、
ローラ軸24が回転されることにより、最上位の用紙P
1のみを用紙処理装置の用紙送給口に送給するようにな
っている。図7中、符号25は、用紙載置台21を給紙
ローラ23に向けて付勢する付勢手段である。
ように通常のプリンタ用紙やはがきのような平坦な用紙
Pを送給する場合には問題が少ないが、近年、多様な印
刷形態が望まれ、特に、封筒に宛名を印刷する場合に上
記給紙装置20を使用すると、以下の問題が生ずる。
筒を構成している紙の糊代部分における紙の枚数が他の
部分よりも多くなる結果、厚みが不均一であり、このよ
うに不均一な厚みの封筒を複数枚積層状態に積み重ねる
と、積み重ねる封筒の数が増えれば増えるほど、その厚
みの不均一さが強調されるという点である。また、封筒
は袋状に形成されているために、内部に空気を含むこと
になる。
筒のような用紙Pの束を幅方向中央の短い1カ所の給紙
ローラ23のみで押さえる場合には、用紙P自体のカー
ルと、内部の空気層とによって、図9に示されるよう
に、給紙ローラ23で押さえた部分のみが下がり、両側
が反り上がる状態となる不都合が発生する。
の両端は、図9に示されるように用紙ガイド22の側面
から離れる。そして、この状態で用紙処理装置に送給さ
れる場合には、用紙ガイド22による案内が得られず
に、用紙載置台21から用紙処理装置に送給される課程
において用紙Pが回転し、用紙Pに対して斜めに印字が
行われたり、印字された宛名が歪んだりする不都合が発
生する。
を用紙Pとして用紙載置台21上に配置する場合に生ず
る。この場合は、封筒の封となる封部pのある側の厚み
が厚くなるので、このような用紙Pを積層状態に積み重
ね、かつ、図11に示されるように、封部pを幅方向の
一側に配するように用紙載置台21上に載置すると、給
紙ローラ23は厚みの厚い封部pのみにおいて用紙Pと
接触し、他の部分では用紙Pから離れてしまう問題が生
ずる。
ラ23を回転させると、用紙Pには、給紙ローラ23か
ら用紙Pの紙面に直交する軸線回りに回転させようとす
る力が作用し、用紙ガイド22による案内が不十分であ
ると、用紙載置台21から用紙処理装置に送給される際
に用紙Pがスキューしてしまう不都合がある。
の両面に印刷を行う場合にも発生する。すなわち、片面
に印刷が施された用紙Pは、先に行われた印刷時に加熱
定着器(図示略)を通過させられて加熱されているため
に、カールを生じていることが多い。この場合には、上
述した第1の問題点と同様に、用紙Pの幅方向の両端が
用紙ガイド22から離れてしまう不都合がある。
たものであって、封筒のような厚みが不均一な用紙であ
っても、所定の送給方向に確実に送給することができる
とともに、そのような効果を簡易かつ安価に達成するこ
とができる給紙装置を提供することを目的としている。
に、この発明は、以下の手段を提案している。この発明
に係る給紙装置は、用紙処理装置の用紙送給口に連結さ
せた給紙装置であって、複数枚の用紙を積層状態に載置
可能な載置台と、該載置台の上方に配置され、該載置台
上に載置された用紙のうち、最上位の用紙に接触させら
れる給紙ローラと、給紙装置が用紙処理装置の用紙送給
口に取り付けられたときに、該用紙送給口に設けられた
本体側給紙ローラに、前記給紙ローラを接続してこれら
給紙ローラを連動させる駆動力伝達手段と、前記載置台
を前記給紙ローラ方向に付勢する付勢手段とを具備し、
前記給紙ローラが、前記載置台に対して平行間隔をあ
け、用紙の幅方向に沿って配されるローラ軸と、該ロー
ラ軸に、その長手方向に間隔をあけて固定された複数の
ローラとを具備し、前記駆動力伝達手段が、前記ローラ
間のローラ軸に設けられている給紙装置を提案してい
る。
用紙を積層状態にして載置台に載せると、付勢手段の作
動によって、その最上位の用紙が給紙ローラに接触す
る。この給紙装置を用紙処理装置の用紙送給口に取り付
けると、駆動力伝達手段が本体または本体に近い給紙ロ
ーラである本体側給紙ローラに給紙装置側の給紙ローラ
を接続するので、本体側給紙ローラが作動すると、給紙
装置の給紙ローラがこれに連動して回転し、積層状態の
用紙の内の最上位の用紙を用紙送給口に供給する。
ラがローラ軸の長手方向に間隔をあけて複数設けられて
いるので、幅広の用紙の場合には、最上位の用紙の上面
に複数のローラが幅方向に複数の箇所で同時に接触し、
幅方向の両端が反り上がる傾向のある封筒のような用紙
の反り上がりを押さえることができる。その結果、用紙
を幅方向に平坦な状態に保持することができ、用紙のス
キューを防止して、用紙送給口に正しく供給することが
可能となる。
ローラ間のローラ軸に設けることとすれば、ローラ間の
隙間を有効に利用してスペースの節約を図ることができ
る。また、ローラ軸の長手方向に長い1つのローラを用
いるのではなく、間隔をあけて配される複数のローラを
採用することにより、ローラの構成材料を節約すること
が可能となり、コスト低減にもつながる。
て、前記駆動力伝達手段が、前記ローラ軸に取り付けら
れる被動ギヤと、該被動ギヤに噛合するアイドルギヤと
を具備し、該アイドルギヤが、前記本体側給紙ローラに
固定された駆動ギヤに噛合する給紙装置を提案してい
る。
理装置の用紙送給口に取り付けると、アイドルギヤが、
本体側給紙ローラに固定された駆動ギヤに噛合する。し
たがって、本体側給紙ローラが作動させられると、駆動
ギヤが回転し、該駆動ギヤに噛合しているアイドルギヤ
を介して被動ギヤが駆動ギヤと同一方向に回転させられ
る。被動ギヤはローラ軸に取り付けられているので、被
動ギヤが回転するとローラ軸を介して各ローラが回転さ
れる。すなわち、本体側給紙ローラが回転すると、これ
に連動して、給紙ローラが同一方向に回転し、載置台上
の用紙を用紙送給口に送給する。
積層状態の用紙の最上位に接触する給紙装置の給紙ロー
ラとは異なり、給紙装置から送給された1枚の用紙をさ
らに用紙処理装置内に送り込むように機能するため、用
紙1枚分の厚みの不均一さの影響を受けるだけであり、
用紙の幅方向に複数設けられている必要はない。このた
め、本体側給紙ローラは、通常、幅方向の中央位置に1
カ所の短いローラを備えているだけであり、駆動力伝達
手段に接続する駆動ギヤを本体側給紙ローラと一体化さ
せることにより部品点数の削減を図ることができる。
段をローラ間の隙間に配置しているので、本体側給紙ロ
ーラと一体的に設けられている駆動ギヤからの駆動力を
きわめて簡易な構成によって給紙ローラに伝達すること
が可能となる。
て、前記ローラが、前記載置台の中央および両側の3カ
所に設けられている給紙装置を提案している。この発明
に係る給紙装置によれば、幅の小さい用紙の場合には、
中央のローラのみが用紙に接触してこれを送給し、幅の
大きい用紙の場合には、両側のローラが用紙の幅方向の
両端を押さえるので、正しい姿勢で用紙処理装置に用紙
を供給することが可能となる。そして、中央のローラ
と、両側のローラのいずれかとの間に形成されている隙
間に動力伝達手段を配置すれば、本体側給紙ローラに設
けられている駆動ギヤから簡易に動力を得ることが可能
となる。
実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形
態に係る給紙装置1を用紙処理装置2、例えば、プリン
タ本体に取り付けた状態を示す斜視図である。
層状態に積み重ねて載置する載置台3と、該載置台3の
上方に配置され、該載置台3上に載置された用紙のう
ち、最上位の用紙に接触させられる給紙ローラ4と、用
紙送給口5に設けられた本体側給紙ローラ6(図2参
照)に、給紙ローラ4を接続してこれら給紙ローラ4,
6を連動させる駆動力伝達手段7と、載置台3を給紙ロ
ーラ4方向に付勢する付勢手段8(図4参照)とを具備
している。図中符号9は、用紙の幅方向両側に配置され
て、用紙の送給を案内する用紙ガイドである。
行間隔をあけ、用紙の幅方向に沿って配されるローラ軸
10と、該ローラ軸10に、その長手方向に間隔をあけ
て固定された3個のローラ11,12,13とを具備し
ている。前記ローラ軸10は給紙装置1側部のハウジン
グ1aに回動自在に保持されている。前記ローラ10
は、例えば、ゴムローラである。3個のローラ11,1
2,13は同一のものであり、部品を共通化することに
よってコストの削減を図っている。
の幅方向の中央位置と、その両側に間隔をあけて1個ず
つ設けられている。該ローラ11,12,13の長さ寸
法は、送給される最小サイズの用紙の幅寸法より小さく
設定されている。また、ローラ11,12,13間の間
隔寸法は、送給される最大サイズの用紙の幅方向の両側
近傍を両側のローラ12,13が押さえることができる
程度に設定されている。
1の給紙ローラ4の中央に配置されているローラ11と
同じ幅方向の位置に配され、該ローラ11とほぼ同じ長
さ寸法を有するゴムローラである。本体側給紙ローラ6
の一端には、駆動ギヤ14が固定されている。駆動ギヤ
14は、例えば、本体側給紙ローラ6と一体的に成形さ
れることにより、部品点数を削減し、コストを低減する
ように構成されていてもよい。
ように、前記給紙装置1の中央のローラ11と、一側の
ローラ12との間の間隔位置において、ローラ軸10に
固定された被動ギヤ15と、該被動ギヤ15に噛合する
アイドルギヤ16とを具備している。アイドルギヤ16
は、ローラ軸10に、その軸線回りに回転自在に保持さ
れたブラケット17に回転自在に支持されている。図1
中符号18は、被動ギヤ15とローラ軸10との結合状
態を連結・分離するクラッチである。
から取り外した状態を示し、図3は、給紙装置1を用紙
処理装置2本体に取り付けた状態を示している。図3に
示されるように、給紙装置1を用紙処理装置2本体の用
紙送給口5に取り付けると、前記駆動力伝達手段7のア
イドルギヤ16が、本体側給紙ローラ6と一体的に構成
されている駆動ギヤ14に噛合するようになっている。
に、載置台3の下部に配置されていて、該載置台3をそ
の上方に配されている給紙ローラ4に近接するように付
勢しており、載置台3上に用紙Pが積層状態に配置され
た場合には、該用紙Pの内の最上位の用紙P1を給紙ロ
ーラ4に所定の圧力で押しつけるように構成されてい
る。
紙装置1の作用について以下に説明する。本実施形態に
係る給紙装置1によれば、積層状態の用紙Pの内の最上
位の用紙P1に接触する給紙ローラ4が、ローラ軸10
の長手方向に間隔をあけて3カ所に配置された3個のロ
ーラ11,12,13を具備しているので、図4に示さ
れるように、用紙P1の幅方向の中央位置のみならず、
用紙P1の幅方向の両端近傍位置においても用紙P1を上
から押しつけることができる。
厚みが不均一なものであっても、図4に示されるよう
に、その幅方向の両端をローラ12,13で押さえるこ
とによって、用紙Pの両側が反り上がって用紙ガイド9
から離れることが防止され、また、ローラ11,12,
13と用紙とが複数の箇所で接触し、同一の駆動力を用
紙P1に伝達するので、載置台3上の用紙P1が回転する
という不都合の発生が阻止されることになる。
もちろん、図5および図6に示されるように、用紙Pの
サイズに合わせて用紙ガイド9を移動させることによ
り、適正な送給を行うことができる。
を間隔をあけて配置したので、1本の長いローラを使用
する場合と比較して、ローラ11,12,13の構成材
料を節約できるという利点がある。ローラ11,12,
13はゴムローラであり、そのコストの大部分がローラ
11,12,13表面のゴム材料に依存することに鑑み
れば、ゴム材料の節約が、すなわちコストの効果的な低
減につながっているといえる。また、間隔部分がゴムロ
ーラの厚み方向の逃げ部となり、用紙の両側が反り上が
ることを防止することにもなる。
を用紙処理装置2の用紙送給口5に取り付けた状態で、
図示しないモータの作動によって本体側給紙ローラ6を
作動させると、該本体側給紙ローラ6と一体的に構成さ
れている駆動ギヤ14も回転させられる。駆動ギヤ14
には給紙装置1の駆動力伝達装置7のアイドルギヤ16
が噛合され、アイドルギヤ16には被動ギヤ15が噛合
しているので、駆動ギヤ14が回転すると、被動ギヤ1
5も同一方向に回転駆動させられる。
ラ軸10に結合されているので、ローラ軸10に取り付
けられている全てのローラ11,12,13を同一の回
転速度で同一の方向に回転させる。ローラ11,12,
13は全て同一の寸法を有し、その周速度も同一であ
る。これにより、該ローラ11,12,13に接触して
いた最上位の用紙P1が、幅方向の複数の箇所において
同一の送り速度で推進され、用紙処理装置2の用紙送給
口5に向かって送給され、用紙処理装置2本体の本体側
給紙ローラ6に受け渡されて、さらに用紙処理装置2本
体内部に送給されていく。
よれば、載置台3上から供給される用紙Pが、その幅方
向の両端近傍を各ローラ12,13によって反り上がら
ないように支持され、かつ、複数のローラ11,12,
13によって同一の駆動力を伝達されることにより、用
紙ガイド9に沿って、正しい姿勢で本体側給紙ローラ6
に受け渡されるので、スキューが生ずることがなく、印
字が斜めになったり、歪んだりする等の不都合の発生が
確実に防止されることになる。
によれば、駆動力伝達手段7をローラ11とローラ12
との間の隙間に配置しているので、スペースを効率よく
利用することができる。すなわち、給紙装置1の給紙ロ
ーラ4を本体側給紙ローラ6に連動させるための駆動力
伝達手段7を幅方向の中央位置近傍に配することができ
る。本体側給紙ローラ6は、用紙の幅方向の中央のみに
配置されているので、駆動力伝達手段7を幅方向の中央
近傍に設けることにより、該駆動力伝達手段7を駆動す
る駆動ギヤ14を本体側給紙ローラ6に一体的に設ける
ことができ、部品点数を削減することができる。
給紙ローラ6に設けた駆動ギヤ14からの駆動力をロー
ラ軸10に伝達するための駆動力伝達機構7を1つのア
イドルギヤ16と1つの被動ギヤ15とを具備する極め
て簡易な構成とすることができ、その製造コストをさら
に低減することができるという効果がある。
用紙Pは、その後、用紙処理装置2内部のレジストロー
ラ(図示略)に引き渡されて送給されることになるが、
その送給の課程で、用紙Pの後端が給紙装置1の給紙ロ
ーラ4から外れる前に、前記クラッチ18が作動して、
被動ギヤ15とローラ軸10との結合を分離する。した
がって、給紙ローラ4から先の用紙Pの後端が外れた時
点で、最上位の用紙P 1が入れ替わり、次の用紙Pが最
上位の用紙となって給紙ローラ4に接触することになる
が、本体側給紙ローラ6の回転によって、駆動ギヤ1
4、アイドルギヤ16および被動ギヤ15が回転させら
れる一方、クラッチ18によって被動ギヤ15とローラ
軸10との結合が切り離されているので、ローラ11,
12,13は回転せず、次の用紙が先の用紙に続いて送
給されることはない。
軸線方向に間隔をあけて配置した3個のローラを全て同
一形状のゴムローラとして説明したが、これに代えて、
中央のローラのみをゴムローラとし、両側のローラをゴ
ムローラより摩擦係数の小さい周面を有する材料からな
る補助ローラにより構成してもよい。この場合には、主
として、摩擦係数の大きなゴムローラによって、用紙に
送りをかける一方で、摩擦係数の小さい補助ローラで
は、反り上がろうとする用紙の端部を抑えることができ
る。
央のゴムローラの長手方向の全域にわたって接触させる
ことが可能となり、接触の偏りによるスキューの発生を
防止することができる。この場合、中央のゴムローラ
は、例えば、エチレンプロピレンジエンゴム(EPD
M)製で摩擦係数μ=1.0〜2.0、両側の補助ロー
ラは、例えば、ポリアセタール(POM)製で摩擦係数
μ≦0.8であることが好ましい。なお、本発明はこれ
らの材質に限定されるものではない。
ローラの外径寸法よりも小さく設定すれば、幅方向の片
側の厚みが厚い用紙であっても、用紙の厚い部分に外径
寸法の小さい補助ローラを接触させて、中央のゴムロー
ラを用紙に確実に接触させることが可能となり、さらに
効果的である。この場合、中央のゴムローラが、例え
ば、直径28mm、両側の補助ローラが、例えば、直径
26mmである。なおこの発明は、この数値に限定され
るものではない。
ば、用紙の幅方向に間隔をあけて配される複数のローラ
によって、用紙の幅方向に沿う複数の位置で最上位の用
紙を押さえることができ、厚さ寸法の不均一さや、用紙
の湾曲による用紙両端の反り上がりを確実に抑え、適正
な印刷を行うことができるという効果を奏する。
幅方向の複数の箇所において、送給力が印加されるの
で、用紙が載置台上で回転することを防止することがで
きるという効果もある。また、用紙の幅方向の全体にわ
たる長いローラを用いる場合と比較すると、ローラ間の
間隔分だけローラの構成材料を節約することもでき、さ
らに、ローラ間に間隔を設けたことによって、その間隔
を駆動力伝達手段の配置のために利用することができ
る。
確保して、スペースの節約を図るとともに、中央のみに
配置される本体側給紙ローラへの駆動力伝達手段の接続
を簡易に行うことができるという効果を奏する。
付けられる被動ギヤと、該被動ギヤに噛合するアイドル
ギヤとを具備し、該アイドルギヤが、本体側給紙ローラ
に固定された駆動ギヤに噛合する構造とすれば、きわめ
て簡易な構造で、確実な駆動力の伝達を行い、給紙ロー
ラと本体側給紙ローラとを同一方向に連動して回転駆動
することができる。
置台の幅方向の中央と、その両側に3個配置することに
すれば、最も簡易な構成で、上記効果を達成することが
できる。
処理装置に取り付けた状態を示す斜視図である。
れている状態を示す縦断面図である。
ている状態を示す縦断面図である。
筒を送給する場合を示す正面図である。
坦な用紙を送給する場合を示す正面図である。
坦な用紙を送給する場合を示す正面図である。
な用紙を送給する場合を示す正面図である。
な用紙を送給する場合を示す正面図である。
送給する場合を示す正面図である。
り送給する場合を示す正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 用紙処理装置の用紙送給口に連結させ
た給紙装置であって、 複数枚の用紙を積層状態に載置可能な載置台と、 該載置台の上方に配置され、該載置台上に載置された用
紙のうち、最上位の用紙に接触させられる給紙ローラ
と、 給紙装置が用紙処理装置の用紙送給口に取り付けられた
ときに、該用紙送給口に設けられた本体側給紙ローラ
に、前記給紙ローラを接続してこれら本体側給紙ローラ
と給紙ローラとを連動させる駆動力伝達手段と、 前記載置台を前記給紙ローラ方向に付勢する付勢手段と
を具備し、 前記給紙ローラが、前記載置台に対して平行間隔をあ
け、用紙の幅方向に沿って配されるローラ軸と、該ロー
ラ軸に、その長手方向に間隔をあけて固定された複数の
ローラとを具備し、 前記駆動力伝達手段が、前記ローラ間のローラ軸に設け
られている給紙装置。 - 【請求項2】 前記駆動力伝達手段が、前記ローラ軸
に取り付けられる被動ギヤと、該被動ギヤに噛合するア
イドルギヤとを具備し、 該アイドルギヤが、前記本体側給紙ローラに固定された
駆動ギヤに噛合する請求項1記載の給紙装置。 - 【請求項3】 前記ローラが、前記載置台の中央およ
び両側の3カ所に設けられている請求項1または請求項
2記載の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001081379A JP2002284376A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001081379A JP2002284376A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002284376A true JP2002284376A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18937498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001081379A Pending JP2002284376A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002284376A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007326681A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Ricoh Co Ltd | シート材給送装置、これを備えた画像形成装置 |
US8191891B2 (en) | 2008-07-01 | 2012-06-05 | Ricoh Company | Paper feeding device having tray with curved auxiliary member |
-
2001
- 2001-03-21 JP JP2001081379A patent/JP2002284376A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007326681A (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-20 | Ricoh Co Ltd | シート材給送装置、これを備えた画像形成装置 |
JP4762795B2 (ja) * | 2006-06-08 | 2011-08-31 | 株式会社リコー | シート材給送装置、これを備えた画像形成装置 |
US8191891B2 (en) | 2008-07-01 | 2012-06-05 | Ricoh Company | Paper feeding device having tray with curved auxiliary member |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5504889B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2002284376A (ja) | 給紙装置 | |
JP3754036B2 (ja) | 印刷機の給紙装置及び印刷機 | |
JP3659168B2 (ja) | 給紙装置及び該給紙装置を備えた記録装置 | |
JP3607467B2 (ja) | 自動給紙装置 | |
JP3615664B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP3102911B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP3295830B2 (ja) | 印刷装置の自動用紙搬送機構 | |
JPH10279119A (ja) | 紙送り装置 | |
JPH0840577A (ja) | シート材給送装置 | |
JPH0316840Y2 (ja) | ||
JP2728403B2 (ja) | 紙送り装置 | |
KR20030059560A (ko) | 잉크젯 프린터의 드라이브롤러 해제장치 | |
JP4182820B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH0547158Y2 (ja) | ||
JP2002265074A (ja) | 画像形成装置の給紙機構 | |
JPH0986729A (ja) | 給紙搬送装置 | |
JP4071912B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP2752941B2 (ja) | 用紙搬送装置 | |
JPH10329987A (ja) | 画像形成装置の用紙搬送機構 | |
JP2002068508A (ja) | 給紙装置 | |
JPH09110206A (ja) | プリンタにおける給紙装置及び給紙方法 | |
JP2002128312A (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JPH09290931A (ja) | 用紙搬送装置およびプリンタ | |
JP2004083203A (ja) | 給紙機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050317 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070116 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070911 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071018 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071113 |