JP2002281218A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2002281218A
JP2002281218A JP2001081246A JP2001081246A JP2002281218A JP 2002281218 A JP2002281218 A JP 2002281218A JP 2001081246 A JP2001081246 A JP 2001081246A JP 2001081246 A JP2001081246 A JP 2001081246A JP 2002281218 A JP2002281218 A JP 2002281218A
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Itaru Kodaira
格 小平
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿送信の原稿読み取り時に、画像の縮小,
切り出し処理の必要をユーザに確実に通知し、かつ縮
小,切り出し処理の可否や条件を変更する。 【解決手段】 ユーザ入力の宛先を変数adrにセット
(S10)。宛先adrの記録幅を検索、結果(記録
幅)をr_widthにセット。蓄積メモリ上の画像デ
ータを蓄積するファイルをオープン(S11)、ページ
カウンタpを初期化(S12)。原稿の給紙中に検知さ
れた検出幅をwidthにセット(S13)。r_wi
dthを判定し(S14)、r_widthが未定義で
なく(No)、かつ検出幅のwidthが記録幅のr_
widthより大きいとき(Yes)、「送信時に縮小
されます」のアラートを表示(S15)。次に、pを1
増やし、検出幅のwidthで原稿をスキャン、蓄積メ
モリpページ目に蓄積、原稿を排紙(S16)。原稿排
紙後、次原稿の有無を調べ(S17)、次原稿があれば
(Yes)処理S13から繰り返す。次原稿がなければ
(No)蓄積メモリのファイルをクローズして読み取り
動作を終了する(S18)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
およびファクシミリ機能を有する複合機において、特
に、原稿の画像を蓄積して送信するため画像読み取り処
理を行うファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のファクシミリ装置は、相
手機と回線接続後、1ページずつ原稿を読み取りながら
その都度画像を送信する「直接送信」と、一旦全ページ
の原稿を読み取ってメモリに画像を蓄積してから、相手
機に回線接続して蓄積画像を送信する「メモリ送信」と
がある。
【0003】直接送信にはその場で相手機と回線がつな
がったことを確認できる点があるが、通信しながら原稿
を読み取るため、読み取りの各動作(原稿の入れ替えな
ど)には時間の制約があり、動作に時間がかかりすぎる
と通信が切れてしまう場合がある。または通信が切れな
くても、回線がつながった状態で読み取り動作を行うた
め、読み取り動作の処理で時間がかかって通信上は送受
信していない状態が多くなり、それだけ余計に通信コス
トがかかることになる。
【0004】これに対して、メモリ送信は一旦原稿を読
み取ってから送信を行うため、これらの通信上の欠点が
ない他、読み取りが終わった時点でユーザはファクシミ
リ装置を離れることができるため、ユーザのファクシミ
リ操作に関わる時間も直接送信に比べて短くなる。また
メモリに一旦画像が蓄積されるため、話し中等で相手機
と回線がつながらなくても時間をおいて再び送信を試み
ることができたり、指定した時刻に送信するようにした
り、同じ原稿の画像を複数の相手先に送信したりできる
という長所がある。
【0005】しかし、メモリ送信では読み取りが完了し
た後で通信を行うため、読み取り時には相手機の受信能
力が不明である。受信能力の一つには記録幅能力があ
り、例えば、A3幅の原稿を読み取った後、通信の実行
により相手機の記録幅能力がA4幅であった場合、A3
幅の画像はそのままA3幅で送信することはできず、A
4幅の画像に変更して送信する必要がある。このため、
A3幅の画像をA4幅に縮小して送信を行うか、A3幅
の画像に対してA4幅分切り出して送信する必要があ
る。
【0006】前者の場合、画像処理の完了した画像に対
して、さらに間引き等によって縮小する必要があるため
に画質の劣化が甚だしく、後者の場合、画像の一部が送
信されないという問題があった。また、特開平6−98
055号公報に記載されるファクシミリ送信機は、送信
原稿に記録幅の異なる物が存在する場合に、縮小処理を
必要としない原稿も縮小されて見にくくなることを防ぐ
ため、相手機の記録幅と原稿の記録幅を比較した結果に
応じて縮小処理を行う。
【0007】また、特開平5−83506号公報に記載
されたファクシミリ装置は、相手機の能力に合わせて送
信できるように、できるだけ複数の相手機の仕様で原稿
を作成することから、大容量のファクシミリ符号化デー
タ記憶装置の必要をなくすため、相手機の装置情報を記
憶し、その仕様に合わせたイメージ展開を行って送信す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のファクシミリ装置は、縮小したり一部だけ切
り出したりして送信した場合は、アラートを表示してユ
ーザに対して知らせた方が良いが、この記録幅能力がわ
かるのは原稿読み取り後の通信時であり、その時点では
ユーザはファクシミリ装置の前を離れていることが多い
ため(特に送信時刻を指定した場合など)、アラートを
表示してもユーザが気がつかないことが多いという問題
があった。
【0009】また、特に、一部の切り出しの処理におい
ては、送信するために自動的に行われることから、ユー
ザの意図した原稿部分(必要とする部分)が送られず
に、受信側からの受信結果から再送を要することになる
という問題もあった。
【0010】本発明は、前記従来技術の問題を解決する
ことに指向するものであり、原稿を送信するための原稿
読み取り時に、画像の縮小,切り出しの処理の実施を必
要とすることをユーザに確実に通知でき、かつ縮小,切
り出しの処理の実施の可否や条件の変更可能なファクシ
ミリ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るファクシミリ装置は、原稿の画像を読
み取る画像読取り手段と、相手機に読み取った画像を送
信する通信手段と、ユーザの指示入力,装置状態を表示
出力する表示手段とを有するファクシミリ装置におい
て、原稿の原稿情報を検知する検知手段と、相手機の宛
先情報、および宛先情報に対応した相手機の装置情報を
記憶する記憶手段とを備え、画像の送信時に相手機の宛
先情報と、宛先情報に対応した相手機の装置情報とを記
憶手段に記憶し、原稿の読み取り時において、相手機の
宛先情報に対応した装置情報の記憶の有無を確認し、記
憶されていた場合には、検知手段によって検知した原稿
情報と、装置情報とを比較し、比較の結果に基づく処理
を行うことを特徴とする。
【0012】また、前記検知手段によって検知した原稿
情報と、宛先情報に対応した装置情報との比較の結果
を、表示手段によって表示出力してユーザに通知するこ
と、さらに、表示手段によって表示出力してユーザに通
知すると共に、ユーザによる表示手段への指示入力に応
じた処理を行うこと、また受信した原稿を記録紙上に形
成する画像形成手段によって印刷出力してユーザに通知
することを特徴とする。
【0013】また、前記検知手段によって検知した原稿
情報と、宛先情報に対応した装置情報との比較の結果に
より、原稿読取り手段に予め設定されている処理の可否
を判断し、ユーザにより選択入力された処理を実行する
ことを特徴とする。
【0014】また、前記原稿読取り手段により行う原稿
の読み取り処理を、読み取り画像の縮小処理としたこ
と。さらに、前記縮小処理において、画像を縮小する比
率をユーザによって任意に選択すること、また、前記原
稿読取り手段により行う原稿の読み取り処理を、読み取
り画像の切り出し処理としたこと、さらに、前記切り出
し処理において、画像の切り出す位置をユーザによって
任意に選択することを特徴とする。
【0015】また、前記検知手段によって検知する原稿
情報、および宛先情報に対応した装置情報において比較
する情報を、A3幅,B4幅,A4幅の用紙幅情報とし
たこと、また記録紙上に形成する普通,小,微少の文字
サイズ情報としたこと、またカラー,白黒の色情報とし
たことを特徴とする。
【0016】また、前記宛先情報に対応した装置情報
を、画像の送信時に取得した相手機の装置情報と記憶手
段に記憶した装置情報との比較により、相手機の宛先情
報に対応した装置情報の有無、および装置情報の更新,
追加処理を行うか否かをユーザに通知することを特徴と
する。
【0017】前記構成によれば、ユーザが送信する原稿
の読み取り処理中に、原稿に対する圧縮や一部分の切り
出し処理の必要なことを確認でき、さらに、ユーザに通
知することができる。
【0018】また、ユーザにより原稿に対する圧縮や一
部分の切り出し等の処理を行うか否か選択することがで
き、また前記処理の設定を任意に変更することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にお
ける実施の形態を詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態におけるファク
シミリ装置の概略構成を示すブロック図である。図1に
おいて、1は複数の原稿を読み取るために搬送する自動
原稿送り手段(ADF)、2は搬送された原稿を読み取
る画像読取り手段、3は受信した画像データを画像形成
する画像形成手段、4は他の端末(相手機)と画像デー
タの送受信を行う通信手段、5はユーザからの操作入力
や装置の状態表示等を行う表示手段、6は装置の各手段
を制御する制御手段、7は受信側端末の情報等を記憶す
る記憶手段である。
【0021】ここで、G3規格のファクシミリ装置の標
準プロトコル手順を簡単に説明する。G3規格のファク
シミリ装置の交信手順は、次の5つのフェーズに大きく
分けられる。 1.フェーズA:発呼 2.フェーズB:前手順 (発呼側と着呼側の能力の識別を行い送信条件を決定す
る。) 3.フェーズC:画送信 4.フェーズD:後手順 (画像送信後の指示および受信確認を行う。) 5.フェーズE:回線切断 図2は標準的なG3プロトコル交信の例を示す図であ
る。
【0022】まず、端末の発呼側から着呼側に1100
Hzの呼出信号CNGを送信する。着呼側はCNGを受
信すると発呼側に2100Hzの被呼端末識別信号CE
Dを送信する。ここまでがフェーズAである。
【0023】次に、フェーズBに移る。そこではまず着
呼側からCEDに続いて被呼端末識別信号CSI、デジ
タル識別信号DISを送信する。CSIでは発呼側に着
呼側端末のCSIコード(国際識別番号)を伝え、DI
Sでは着呼側の有する機能(着呼側でサポートしている
記録幅能力,解像度能力,圧縮方式等の情報)を伝え
る。これに対し発呼側ではDISを受信後に、まず送信
端末識別信号TSIを送信し、次いでデジタル命令信号
DCSを送信する。TSIでは着呼側に発呼側のCSI
コードを伝え、DCSでは発呼側の機能とDISでわか
った着呼側の端末機能から決定した交信条件(どの画像
幅,解像度,圧縮方式で送信するか等の情報)を伝え
る。
【0024】さらに通信速度を決定するため、発呼側か
ら着呼側にトレーニング信号TCFを送信する。通常こ
のTCFは最初は発呼側と着呼側の持つ最高速度で送信
する。この信号に対し着呼側で正常に受信できたら発呼
側に受信準備確認信号CFRを送信する。もし受信でき
なかったらトレーニング失敗信号FTTを送信する。発
呼側ではFTTを受け取ったら速度を落として再びTC
Fを送信する。
【0025】例えば、28800bpsのTCFに対し
てFTTが返ってきた場合、26400bpsのTCF
を送信する。CFRを受け取ったらその時のTCFの速
度を記憶しておき、フェーズBは終了する。
【0026】次に、フェーズCに移る。ここではフェー
ズBでTCFによって決定した速度により、発呼側から
着呼側にスキャンした画像をメッセージとして送信す
る。この1ページの画像送信が完了するとフェーズDに
移る。
【0027】次に、フェーズDにおいて、次ページがな
い場合は発呼側から着呼側に手順終了信号EOPを送信
する。また、同じ送信モードで次のページのメッセージ
(画像)を送信する場合はマルチページ信号MPSを送
信する。異なる送信モードで次のページのメッセージ
(画像)を送信する場合はメッセージ終了信号EOMを
送信する。着呼側ではEOP,MPS,EOMのいずれ
かを受け取ると発呼側にメッセージ確認信号MCFを送
信する。
【0028】発呼側でMCFを受け取るとフェーズDは
終了する。この後、どのフェーズに進むかは、フェーズ
DでEOP,MPS,EOMのどれを送信したかによっ
て決定される。
【0029】EOPを送信した場合、すなわち次ページ
がない場合はフェーズEに進む。フェーズEでは発呼側
から着呼側に切断命令信号DCNを送信し、回線を切断
して交信が終了する。
【0030】MPSを送信した場合、すなわち次ページ
を同じ送信モードで送信する場合はフェーズCに戻り、
次ページのメッセージ(画像)の送信に移る。
【0031】EOMを送信した場合、すなわち次ページ
を異なる送信モードで送信する場合、DCSで一旦決定
した送信条件を決め直す必要があるため、フェーズBに
戻る。
【0032】G3規格の標準プロトコルでは、フェーズ
の途中から通信を行うことはできず、また、フェーズの
途中の交信をスキップすることはできない。したがっ
て、送信モードがどのように変わる場合でも、EOMを
送信して、フェーズBの先頭からやり直す必要がある。
【0033】G3規格のファクシミリ装置では送信する
ときの画像幅として幅の大きい順にA3幅,B4幅,A
4幅の3種類がある。DISで着呼(受信)側から発呼
(送信)側に通知される記録幅能力もA3幅,B4幅,
A4幅の3種類があり、記録幅能力A3幅の場合はA3
幅,B4幅,A4幅すべての画像幅で受信できるが、記
録幅能力がB4幅の場合はB4幅,A4幅のみ受信可能
でA3幅では受信できず、記録幅能力がA4幅の場合は
A4幅のみ受信可能でA3幅、B4幅では受信できな
い。したがって、DISで記録幅能力B4幅と通知され
た場合は、DCSでは送信幅B4またはA4を受信側に
通知し、その幅で画像を送信しなければならない。
【0034】次に、ファクシミリ装置に設けられた自動
原稿送り装置(ADF)を用いて、ファクシミリ装置の
メモリ送信時における複数の原稿を連続的に読み取る手
順を説明する。
【0035】図3に示すブロック図のように、ADF1
における原稿台9に置かれた原稿群10から、繰り出し
ローラ11をによって原稿を繰り出し、分離ローラ12
と逆転コロ13によって一番上にある原稿一枚を分離・
搬送し、給紙ローラ14を回転させて原稿の先端がスキ
ャナ17の手前のレジスト位置15に来るまで給紙・搬
送する。レジスト位置15の手前にはレジストセンサ1
6が設けられており、原稿の先端がレジストセンサ16
を通過してから一定時間後に給紙ローラ14を停止させ
ることにより、原稿の先端をレジスト位置15に停止さ
せることができる。ここで、原稿が一枚ずつ分離されて
から、原稿の先端がレジスト位置15に給紙される間
に、幅センサ18によって原稿の幅を一枚ずつ検知する
ことができる。
【0036】次に、画像読取り手段2において、スキャ
ナ17のランプを点灯してスキャンできるように準備す
る。そして給紙ローラ14と排紙ローラ19を回転させ
て、先端がレジスト位置15にあった原稿を排紙口20
まで搬送・排紙する。その搬送中に原稿の先端から後端
までがスキャナ17を通過するため、その間スキャナ1
7のゲートを開くことによって原稿の画像が先端から後
端までスキャンされる。
【0037】原稿先端でゲートを開くタイミングに関し
ては、各ローラを動かしてから一定時間後(レジスト位
置15からスキャナ17までの距離分)にゲートを開
き、原稿後端でゲートを閉じるタイミングに関しては、
原稿後端がレジストセンサ16を通過してから一定時間
後(レジストセンサ16からスキャナ17までの距離
分)にゲートを閉じればよい。
【0038】一方、スキャナ17でスキャンされた画像
は画像処理部22に転送される。スキャンした画像は、
まず画像処理部22で様々な画像処理が行われ、ファク
シミリ送信用の画像データに処理した後、記憶手段7を
構成するページメモリ23に蓄積される。ページメモリ
23に蓄積された画像データは、圧縮器24によって圧
縮され、蓄積メモリ26に蓄積される。ここで、圧縮し
てメモリに蓄積するのは、なるべく多くのページが蓄積
メモリ26に蓄積できるようにするためである。
【0039】こうして一枚の原稿の送信あるいは読み取
りが終了すると、次原稿があるかどうかを調べ、次原稿
がある場合は前述と同様に給紙動作を繰り返す。次原稿
の有無は原稿台9の上に設けられた原稿有無センサ21
をチェックすることによって判別できる。原稿有無セン
サ21をチェックする際、前の原稿の後端が原稿有無セ
ンサ21より先に進んだタイミングでチェックする必要
があるが、例えばスキャン終了のタイミング(スキャナ
17のゲートを閉じるタイミング)等でチェックすれば
よい。
【0040】次に、原稿読み取り後に蓄積メモリ26に
蓄積された画像データを受信側端末に送信する手順を説
明する。まず、蓄積メモリ26に圧縮して蓄積された画
像データを伸長器25によってページメモリ23に伸長
する。次いでモデム用圧縮器27によって、フェーズB
のDCSで決定した圧縮方式で画像データを再圧縮し、
モデム28に転送する(ここで蓄積メモリ26に蓄積す
るときの圧縮方式とモデム28に転送するときの圧縮方
式が同じであれば、伸長・再圧縮せずに蓄積メモリ26
から直接モデム28に転送することもできる)。モデム
28では、転送されてきた画像データを変調し、フェー
ズCにおけるメッセージ信号として受信側端末に送信す
る。
【0041】図3に示した各部は制御手段6のメインコ
ントローラ30によって制御される。メインコントロー
ラ30はADF1,画像形成手段3,スキャナ17等の
画像読取り手段2の各部,通信手段4のモデム28等の
他、表示手段5であるユーザからのキー入力やユーザに
対して装置状態の画面表示を行う操作部31や、記憶手
段7のデータ保持用のSRAM29等を制御する。
【0042】また、図4は受信側端末の記録幅を記憶す
るテーブルの例を示し、Sadr[i]は宛先を記憶す
る配列変数、Swidth[i]は記録幅を記憶する配
列変数である。Sadr[i],Swidth[i]は
共に、図3に示す構成においてはSRAM29に記憶す
る。iはインデックス用の変数であり、i=0,1,
2,…とする。
【0043】ここでは、iが十分大きい値をとれるよう
にSadr[i],Swidth[i]ともSRAM2
9上にエリアが確保されているとする(テーブルが一杯
になることは考えない)。図4におけるi=0に関し
て、Sadr[0]=“03XXXXXXXX”,Sw
idth[0]=B4幅となっているが、これは“03
XXXXXXXX”という宛先の受信側端末の記録幅が
B4幅であることを示す。同様に宛先“YYYYYYY
Y”の受信側端末の記録幅はA3幅、宛先“06ZZZ
ZZZZZ”の受信側端末の記録幅はA4幅であること
を示す。
【0044】また、Sadr[i]=NULLであると
ころは宛先が未定義であり、宛先−記録幅のテーブルが
記憶されていないことを示す。このテーブルでは、ある
iでSadr[i]=NULLだとすると、それより大
きいj(>i)についてSadr[j]=NULLであ
るとする。すなわち、宛先の設定されているテーブル
と、宛先未定義のテーブルはそれぞれ連続しているとす
る(図3の例ではi=0〜2に宛先が設定され、i=3
以降では宛先未定義)。これはテーブル検索時にi=
0,1,2…と検索を行って、あるところでSadr
[i]=NULLであればそこがテーブルの終わり(そ
れ以降はすべてNULL)と見なせるようにするためで
ある。
【0045】図5は本実施の形態における記録幅テーブ
ルに設定を追加する手順を示すフローチャートである。
図5のフローチャートでは追加したい宛先をadr、そ
の記録幅をwidthにセットして実行される。i=0
から順にSRAMに記憶されているテーブルの宛先Sa
dr[i]を調べるため、iに0を入力する(S1)。
Sadr[i]がNULL(宛先未定義)か否かを確認
して(S2)、NULLであったら(Yes)、adr
に一致する宛先が見つかる前にテーブルが終了したとい
うことなので、インデックスiのところに宛先(Sad
r[i]←adr)と記録幅(Swidth[i]←w
idth)を設定し(S3)、終了する。
【0046】処理S2において、NULLでなく(N
o)、次のSadr[i]がadrの確認処理において
(S4)、Sadr[i]がadrに一致したら(Ye
s)、それに対応する記録幅を(Swidth[i]←
width)更新して(S5)、終了する。NULLに
もadrにも一致しなかったらインデックスiを1つ増
やして同様の比較処理を繰り返す(S6)。
【0047】次に、図6は本実施の形態における記録幅
テーブルよりある宛先adrに対する記録幅を検索する
手順を示すフローチャートである。この図6の処理は図
5に示す処理における追加設定する宛先に代えて、検索
したい宛先をadrにセットして実行され、戻り値とし
てその宛先の記録幅が返る(宛先がテーブルにない場合
は「未定義」が返る)。図5のフローチャートと同様に
i=0から順にSRAMに記憶されているテーブルの宛
先Sadr[i]を調べる。それがNULL(宛先未定
義)であったら、adrに一致する宛先が見つかる前に
テーブルが終了したということなので、「未定義」を戻
り値として返して終了する(S7)。Sadr[i]が
adrに一致したら、それに対応する記録幅(Swid
th[i])を戻り値として返して終了する(S8)。
NULLLにもadrにも一致しなかったらインデック
スiを増やして同様の比較を繰り返す。
【0048】以上のように、画像の送信時に取得した相
手機の装置情報の有無を検索し、結果をユーザに通知す
ると共に、宛先情報に対応した装置情報の変更,追加処
理においてもユーザに通知し、かつユーザによる処理実
行指示によって行うようにする。これにより、装置情報
の記憶していない相手機に送信することが事前に通知さ
れれば、テスト用の原稿を一度送信して、相手機の装置
情報を取得し、それに基づいて重要な原稿を送信するこ
とができ、効率の良い処理を行うことができる。
【0049】図7は本実施の形態における実施例1の受
信側端末の記録幅より原稿幅が大きいときに読み取り時
のアラート表示を示すフローチャートである。図7のフ
ローチャートは、送信前の読み取り開始から終了までの
処理部分を示しており、実際にはこの処理を行った後、
相手先と回線を接続して蓄積メモリに蓄積された画像を
送信する。
【0050】まず、ユーザが入力した宛先を変数adr
にセットする(S10)。そして、図6に示した手順に
従って宛先のadrに対する記録幅を検索し、検索した
結果(記録幅)をr_widthにセットする(A3幅
/B4幅/A4幅/未定義)。
【0051】次に、蓄積メモリ上に画像データを蓄積す
るファイルをオープンし(S11)、ページカウンタ用
の変数pを0に初期化する(S12)。原稿台上の原稿
を1枚給紙し、給紙中に検出された原稿の幅をwidt
hにセットする(A3幅/B4幅/A4幅)(S1
3)。そして、r_widthの判定を行い(S1
4)、r_widthが未定義でなく(No)、かつ検
出幅のwidthが記録幅のr_widthより大きけ
れば(Yes;比較はA3幅>B4幅>A4幅として行
う)、「送信時に縮小されます」といったアラートを表
示する(S15)。
【0052】この時点では、原稿がファクシミリ内にま
だ残っているために、ユーザはファクシミリ装置の近く
にいることから、このアラートは確実にユーザに知らせ
ることができる。
【0053】次に、pを1増やし、検出幅のwidth
で原稿をスキャンし、蓄積メモリのpページ目に蓄積
し、原稿を排紙する(S16)。原稿排紙後、次原稿の
有無を調べ(S17)、次原稿があれば(Yes)処理
S13へ戻り原稿給紙から手順を繰り返す。次原稿がな
ければ(No)蓄積メモリのファイルをクローズして読
み取り動作を終了する(S18)。
【0054】図8は本実施の形態における実施例2の読
み取り時に設定する各パラメータを説明する図である。
図8に示す各パラメータを変更することにより、縮小し
てスキャンしたり、原稿の一部のみをスキャンするよう
になる。
【0055】図8に示すように設定する各パラメータ
は、主走査解像度dx、副走査解像度dy、主走査方向
起点x0、主走査長xの4つである。また、図8は原稿
台に原稿をセットしたときのイメージであり、左方向を
給紙方向とし、原稿はADFの原稿台の左上を基準位置
としてセットされる。このときスキャン時の主走査方向
は原稿に対して上から下への方向となり、副走査方向は
原稿に対して左から右となる。
【0056】ここで、設定するパラメータとして主走査
/副走査解像度がある。例えば、200dpiでスキャ
ンした画像を200dpiで印刷すると印刷時に等倍の
画像となるが、スキャン時に150dpiでスキャン
し、印刷時に200dpiで印刷すると75%に縮小さ
れた画像となって印刷される。したがって、この解像度
の設定を変更することにより縮小してスキャンすること
ができる。
【0057】このほか、図8では主走査方向起点と主走
査長を設定できるようにしている。なお、副走査につい
ては、起点は原稿先端、副走査長は原稿自体の長さであ
り、原稿の先端から後端までをスキャンする。
【0058】図9は、実施例2における相手先の記録幅
より原稿幅の方が大きいときに、送信を中止するか、縮
小して送信するか、または一部を切り出して送信するか
をユーザにより選択する処理部分を示すフローチャート
である。本実施例2を示す図9において、前述の実施例
1の図7の処理と同様に、送信前の読み取り開始から終
了までの処理部分を示す。ここで、図7に示すフローチ
ャートにおいて説明した各処理に対応して同等の処理を
行うものには同一の符合を付す。
【0059】図9において、図7の処理S10〜S13
と同様に宛先から記録幅を検索してr_widthにセ
ットし、widthに原稿の幅をセットする。
【0060】さらに、処理S14のr_widthの判
断において、r_widthが未定義か(Yes)、ま
たは未定義でなく(No)検出幅のwidthが記録幅
のr_widthより大きくなければ(No)、通常時
のスキャン条件を設定する(スキャン条件の設定内容に
ついては後述)(S20)。
【0061】また、r_widthが未定義でなく(N
o)、かつ検出幅のwidthが記録幅のr_widt
hより大きければ(Yes)、「原稿幅が受信できる幅
より大きいため、このままの幅では送信できません。ど
うしますか? 送信中止/縮小して送信/画像の
一部だけ送信」といったアラートを表示し、ユーザにキ
ー入力等によって、送信中止か、縮小して送信か、画像
の一部だけ送信かのいずれかを選択させる(S21)。
【0062】ユーザが「送信中止」を選択した場合
()、まずレジスト位置に停止している原稿を排紙
し、ファイルをクローズし、そのファイルを消去して終
了する(S22)。この場合、受信側端末と回線を接続
前に中止するので、通信コストを発生させることなく中
止ができる。
【0063】「縮小して送信」を選択した場合()、
縮小時のスキャン条件を設定し(S23)、または「画
像の一部だけ送信」を選択した場合()、切り出し時
のスキャン条件を設定する(S24)。
【0064】このようにしてスキャン条件(通常/縮小
/切り出し)が設定されたら、図7に示したフローチャ
ートの処理S16以降と同様にページカウンタ用変数p
を1増やし、設定したスキャン条件で原稿をスキャン
し、蓄積メモリのpページ目に蓄積する。
【0065】図10(a)は通常時、図10(b)は縮
小時、図10(c)は切り出し時における、それぞれの
スキャン条件の設定を示す図である。設定するのは図8
で示した4つのパラメータ(主走査解像度dx(単位d
pi)、副走査解像度dy(単位dpi)、主走査方向
起点x0(単位dot)、主走査長x(単位dot))
である。また図10において、送信時の解像度は主走査
200dpi、副走査200dpiを例としている。
【0066】まず、通常時(原稿の幅で送信できると
き)は、縮小する必要がないのでdx=200、dy=
200である。主走査方向起点についても、特にずらし
てスキャンする必要がないのでx0=0である。主走査
長については、G3プロトコルにより200×200d
piで送信する場合、1ラインあたりのドット数はA3
幅なら2432ドット,B4幅なら2048ドット,A
4幅なら1728ドットと定められているため、それら
のドット数分スキャンするように設定する。
【0067】縮小時においても、特にずらしてスキャン
する必要がないのでx0=0である。また、送信時には
r_widthの幅で送信しなければならないので、x
はr_widthで示される幅に対応するドット数を設
定する。
【0068】例えば、原稿幅A3、記録幅B4でA3→
B4に縮小したい場合、解像度としては通常時の解像度
に対し(2048(B4幅)÷2432(A3幅))倍
したものを設定することにより、A3→B4に縮小して
スキャンすることができる。したがって、200×20
0dpiで送信する場合、dxを
【0069】
【数1】 dx=2048÷2432×200=168.4dpi に設定してスキャンする。
【0070】ここで、原稿に対する主走査長をmm長で
比較すると、通常時は
【0071】
【数2】25.4[mm/inch]×2432[do
t]÷200[dot/inch]=308.9[m
m] 縮小時は
【0072】
【数3】25.4[mm/inch]×2048[do
t]÷168.4[dot/inch]=308.9
[mm] 原稿に対しては同じ長さ分がスキャンされていることが
わかる。
【0073】副走査方向の解像度dyについても、主走
査と同じように縮小を加えた解像度を設定する。副走査
方向についてはスキャン範囲が原稿先端から後端までと
なっているため、解像度設定を変更しても原稿に対する
スキャン範囲には影響しない。
【0074】また、切り出し時は、まず等倍でスキャン
するのでdx=200、dy=200である。また、x
はr_widthで示される幅に対応するドット数を設
定する。x0はどの部分を切り出すかによって変わって
くるが、原稿の右側を切り出す場合はx0=0でよい。
【0075】ここで、前述した実施例2のように読み取
り時に縮小するのではなく、画像読み取り後の送信時に
縮小する場合について説明する。図11ではA3幅とし
てスキャンされた画像を、送信時にB4幅で送信するた
めにA3→B4に縮小する場合の例を示す図である。こ
の場合、幅2432ドット(A3幅)の画像が幅204
8(B4幅)になるように、その差の384ドットを間
引くことになる。
【0076】
【数4】2432:384=19:3 したがって、(数4)に示すように19ライン中3ライ
ンを間引けばよく、図11に示す主走査方向の間引きの
方法をとることで、なるべく均等に間引くことができ
る。しかしながら、間引いたところは1ライン分が消失
することになるため、間引き後の画像は不均一な画像と
なってしまう。
【0077】また、画像スキャンの際には、設定した解
像度でスキャンした後、γ変換,MTFフィルタ,平滑
化フィルタなど様々な画像処理を施して最終的な画像が
完成する。この完成した画像に対して、間引き処理を行
うと画質が甚だしく劣化してしまう。
【0078】これに対して、スキャン時の解像度を調整
することにより縮小するのであれば、画像の縮小自体は
画像処理を行う前に完了しているため、画像の劣化は後
で間引いた画像に比べるとかなり小さくて済む。
【0079】次に、図12は本実施の形態における実施
例3の切り出し処理の一部分を示すフローチャートであ
る。相手先の記録幅より原稿幅の方が大きい場合に、ユ
ーザが一部を切り出して送信する選択をした場合に、ど
の部分を切り出すかを選択する。図12は、図9のフロ
ーチャートの処理S21において、ユーザがの「画像
の一部だけ送信」を選択してから、共通部分であるペー
ジカウンタ用変数pを1増やす(処理S16)までの部
分である処理S24を示している。
【0080】図12では、図9の処理S21において
「画像の一部だけ送信」の選択後、続いて「どの部分
を送信しますか?右側/左側/中央」といった画
面を表示してユーザによるキー入力等によって、右側を
切り出すか、左側を切り出すか、中央部分を切り出すか
を選択させる(S25)。そして、それぞれの選択結果
に応じて切り出し用のスキャン条件を設定して共通部分
のフローチャートの処理S16に戻る。
【0081】図13(a)は原稿右側、図13(b)は
原稿左側、図13(c)は原稿中央の切り出し時にそれ
ぞれのスキャン条件の設定を示す図である。設定が変わ
るのは主走査方向起点x0だけである。前述したように
原稿の右側を切り出す場合はx0=0である。左側を切
り出す場合は、r_widthの幅からwidthの幅
分起点をずらすことによって、主走査方向のスキャン範
囲の終点がちょうど主走査方向左端となる。したがっ
て、例えばA3幅の原稿からB4幅の原稿の左側を切り
出す場合、x0を
【0082】
【数5】x0=2432(A3幅)−2048(B4
幅)=384[dot] に設定すればよい。中央を切り出す場合、x0を右側切
り出し時と左側切り出し時のちょうど中間に設定すれば
良い。
【0083】以上のように、ユーザによって原稿の切り
出し処理をする位置が選択でき、必要な箇所を確実に送
信することができる。
【0084】なお、本実施の形態においては、装置情報
として用紙幅を例に説明したが、ファクシミリ機能を有
する複合機のような場合には、送信する画像データとし
てスキャナから読み込まれた画像イメージでなく、例え
ば文字サイズを表すフォントデータを送信用の画像デー
タに変換するような場合において文字サイズ情報(普
通,小,微少)であっても良く、さらには写真等の原稿
の送信を行う場合、カラー,白黒の色情報としても良
い。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記憶した相手機の宛先情報に対応した装置情報と、検知
手段で検知した原稿情報との比較結果に基づく処理が可
能となり、例えば、相手機能力の記録幅より読み取り原
稿の幅が上回ったときにアラート表示し、圧縮または一
部切り出し処理により送信することをユーザに確実に伝
え、かつその条件に応じた送信の中止/継続をユーザが
選択でき、さらに、圧縮または一部切り出し処理の設定
をすることができ、ユーザの意図した画像の送信を行う
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるファクシミリ装置
の概略構成を示すブロック図
【図2】標準的なG3プロトコル交信の例を示す図
【図3】本発明の実施の形態におけるファクシミリ装置
の概略構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態におけるファクシミリ装置
の受信側端末の記録幅を記憶するテーブルの例を示す図
【図5】本発明の実施の形態における記録幅テーブルに
設定を追加する手順を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態における記録幅テーブルよ
りある宛先adrに対する記録幅を検索する手順を示す
フローチャート
【図7】本発明の実施の形態における実施例1の受信側
端末の記録幅より原稿幅が大きいときに読み取り時のア
ラート表示を示すフローチャート
【図8】本発明の実施の形態における実施例2の読み取
り時に設定する各パラメータを説明する図
【図9】実施例2における相手先の記録幅より原稿幅の
方が大きいときに、送信を中止するか、縮小して送信す
るか、または一部を切り出して送信するかをユーザによ
り選択する処理部分を示すフローチャート
【図10】(a)は通常時、(b)は縮小時、(c)は
切り出し時にそれぞれのスキャン条件の設定を示す図
【図11】A3幅としてスキャンされた画像を、送信時
にB4幅で送信するためにA3→B4に縮小する場合の
例を示す図
【図12】本発明の実施の形態における実施例3の切り
出し処理の一部分を示すフローチャート
【図13】(a)は原稿右側、(b)は原稿左側、
(c)は原稿中央の切り出し時にそれぞれのスキャン条
件の設定を示す図
【符号の説明】
1 ADF 2 画像読取り手段 3 画像形成手段 4 通信手段 5 表示手段 6 制御手段 7 記憶手段 9 原稿台 10 原稿群 11 繰り出しローラ 12 分離ローラ 13 逆転コロ 14 給紙ローラ 15 レジスト位置 16 レジストセンサ 17 スキャナ 18 幅センサ 19 排紙ローラ 20 排紙口 21 原稿有無センサ 22 画像処理部 23 ページメモリ 24 圧縮器 25 伸長器 26 蓄積メモリ 27 モデム用圧縮器 28 モデム 29 SRAM 30 メインコントローラ 31 操作部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る画像読取り手段
    と、相手機に読み取った前記画像を送信する通信手段
    と、ユーザの指示入力,装置状態を表示出力する表示手
    段とを有するファクシミリ装置において、 前記原稿の原稿情報を検知する検知手段と、前記相手機
    の宛先情報、および前記宛先情報に対応した相手機の装
    置情報を記憶する記憶手段とを備え、画像の送信時に前
    記相手機の宛先情報と、前記宛先情報に対応した相手機
    の装置情報とを前記記憶手段に記憶し、原稿の読み取り
    時において、相手機の宛先情報に対応した装置情報の記
    憶の有無を確認し、記憶されていた場合には、前記検知
    手段によって検知した原稿情報と、前記装置情報とを比
    較し、前記比較の結果に基づく処理を行うことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段によって検知した原稿情報
    と、宛先情報に対応した装置情報との比較の結果を、表
    示手段によって表示出力してユーザに通知することを特
    徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段によって検知した原稿情報
    と、宛先情報に対応した装置情報との比較の結果を、表
    示手段によって表示出力してユーザに通知すると共に、
    前記ユーザによる前記表示手段への指示入力に応じた処
    理を行うことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段によって検知した原稿情報
    と、宛先情報に対応した装置情報との比較の結果を、受
    信した原稿を記録紙上に形成する画像形成手段によって
    印刷出力してユーザに通知することを特徴とする請求項
    1記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段によって検知した原稿情報
    と、宛先情報に対応した装置情報との比較の結果によ
    り、原稿読取り手段に予め設定されている処理の可否を
    判断し、ユーザにより選択入力された処理を実行するこ
    とを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記原稿読取り手段により行う原稿の読
    み取り処理を、読み取り画像の縮小処理としたことを特
    徴とする請求項5記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記縮小処理において、画像を縮小する
    比率をユーザによって任意に選択することを特徴とする
    請求項6記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記原稿読取り手段により行う原稿の読
    み取り処理を、読み取り画像の切り出し処理としたこと
    を特徴とする請求項5記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記切り出し処理において、画像の切り
    出す位置をユーザによって任意に選択することを特徴と
    する請求項7記載のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 前記検知手段によって検知する原稿情
    報、および宛先情報に対応した装置情報において比較す
    る情報を、A3幅,B4幅,A4幅の用紙幅情報とした
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    ファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 前記検知手段によって検知する原稿情
    報、および宛先情報に対応した装置情報において比較す
    る情報を、記録紙上に形成する普通,小,微少の文字サ
    イズ情報としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載のファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 前記検知手段によって検知する原稿情
    報、および宛先情報に対応した装置情報において比較す
    る情報を、カラー,白黒の色情報としたことを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれか1項に記載のファクシミリ装
    置。
  13. 【請求項13】 前記宛先情報に対応した装置情報を、
    画像の送信時に取得した相手機の装置情報と記憶手段に
    記憶した装置情報との比較により、前記相手機の宛先情
    報に対応した装置情報の有無、および前記装置情報の更
    新,追加処理を行うか否かをユーザに通知することを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のファクシ
    ミリ装置。
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