JP2001238060A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001238060A
JP2001238060A JP2000048678A JP2000048678A JP2001238060A JP 2001238060 A JP2001238060 A JP 2001238060A JP 2000048678 A JP2000048678 A JP 2000048678A JP 2000048678 A JP2000048678 A JP 2000048678A JP 2001238060 A JP2001238060 A JP 2001238060A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙の両面に記録する画像と片面に記録す
る画像を混在させて画像を送信する場合に、通信時間を
短縮することが可能な通信端末装置を提供する。 【解決手段】 両面記録を指定して送信する画像と、片
面記録を指定して送信する画像とを混在させて通信部1
6から受信側へ送信する場合、主制御部11は、片面記
録を指定して送信する画像の他方の面の画像として、例
えば白画像を付加し、すべて両面記録を指定して送信す
る。これによって、両面記録を指定して送信する通信手
順をそのまま利用して送信することができ、また、両面
記録を指定して送信する通信手順から片面記録を指定し
て送信する通信手順に切り換えるたびに通信手順をフェ
ーズBに戻すといった通信時間の無駄を省くことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙の両面に記
録することを指定して画像の送信が可能な通信端末装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信端末装置においてファクシミ
リ通信を行う手順として、送信先の通信端末装置におい
て記録紙の表裏両面に画像を形成することを指定して送
信可能な通信手順が考えられている。図6、図7は、通
信端末装置で行われる両面記録機能を用いたファクシミ
リ通信手順の一例を示す説明図である。これは、主とし
てグループ3の装置で採用されている通信手順のシーケ
ンスを示したものであり、図6には両面に記録する表面
の画像と裏面の画像を交互に送信する交互モード(Al
ternate mode)における例を示している。
また図7には先に表面に記録する画像を続けて送信し、
その後に裏面に記録する画像を続けて送信する連続モー
ド(Continuous mode)における例を示
している。例えば受信側で1枚ずつ記録紙の表裏を返す
場合には交互モードが適している。また、表面を記録し
た記録紙を一旦蓄積してから裏面の記録を行う場合には
連続モードが適している。なお、いずれも非ECMモー
ドの場合を示しているが、ECMモードにおいてもほぼ
同様である。また、図6,図7では、送信側の通信端末
装置を発呼側端末、受信側の通信端末装置を被呼側端末
として示している。
【0003】通信手順は、時系列順に呼設定を行うフェ
ーズA、メッセージ前手順のフェーズB、メッセージ中
手順のフェーズC、メッセージ後手順のフェーズD、呼
復旧のフェーズEに分かれる。このうち、フェーズBの
DIS信号及びDCS信号において、両面記録を行う場
合の設定を行う。DIS信号によって、受信側の通信端
末装置が両面記録の機能を有していることを送信側の通
信端末装置に伝える。そして、図6に示すDCS信号に
おいて、特定のビットを‘1’にすることによって、交
互モードによる両面記録画像の送信を設定する。同様
に、図7に示すDCS信号において、別の特定のビット
を‘1’にすることによって、連続モードによる両面記
録画像の送信を設定する。
【0004】実際に画像を送信するのはフェーズCであ
る。図6に示す交互モードでは、まず表面に記録する画
像を送信した後、続けて同じ記録紙の裏面に記録する画
像を送信する。これを繰り返してゆくことになる。ま
た、図7に示す連続モードでは、まず表面に記録する画
像を続けて送信してしまう。表面に記録する画像を送り
終えたら、次に裏面に記録する画像を続けて送信するこ
とになる。このようにして、受信側の通信端末装置に応
じて、記録紙の両面に記録する画像を送信することがで
きる。なお、送信される画像のページ数及び表裏の別
は、図6,図7に示す通信制御信号のうち、MPS(マ
ルチページ信号)およびEOP(手順終了信号)のフレ
ーム3のファクシミリ情報フィールドに(送信ページ,
0(表面)または1(裏面))の情報を付加されるもの
として示している。例えば3ページ目の画像が記録紙の
表面に記録される画像であれば、MPSに(3,0)の
情報を付加する。また、4ページ目の画像が記録紙の裏
面に記録される画像であれば、MPSに(4,1)の情
報を付加する。
【0005】このような通信手順に従えば、送信側の通
信端末装置からの指定によって、受信側の通信端末装置
で記録紙の両面に画像を形成させることができる。これ
によって、例えば両面原稿に形成されている画像をその
まま受信側で再現したり、送信側で意図した両面印刷を
受信側に行わせることができる。また、受信側では、両
面受信を行うことによって、記録紙を節約することがで
きる。
【0006】ところで、記録紙の両面に記録したい画像
と、記録紙の片面のみに記録したい画像を混在させて送
信したい場合がある。しかし、上述のような両面原稿を
送信する際の通信手順では、両面記録の画像を送信する
際には、その旨をフェーズBにおいて設定してしまうた
め、両面記録の画像の通信途中で片面のみに記録したい
画像を送信しようとしても挿入することができない。例
えば両面から片面、あるいは片面から両面に移行する際
に、通信手順をフェーズBに戻し、DIS、DCS信号
のやりとりからやり直すことも考えられる。しかしこの
方法では、フェーズBをやり直すために数秒から10数
秒程度も時間を要するため、通信時間が無駄になり、通
信コストがかかるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、記録紙の両面に記録する画
像と片面に記録する画像を混在させて画像を送信する場
合に、通信時間を短縮することが可能な通信端末装置を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、両面記録を指
定して画像を送信可能な通信端末装置において、相手先
との通信を行う通信手段と、前記片面記録を指定する画
像と前記両面記録を指定する画像を混在させて送信する
ときに前記片面記録が指定された画像については他方の
面を白画像とした両面記録を指定する画像として前記通
信手段に送信させる制御手段を有することを特徴とする
ものである。このように、混在している片面のみに記録
する画像については、その他方の面が白画像であるとし
て両面記録を指定する画像として送信するので、片面の
みに記録する画像が含まれていても、すべて両面に記録
する画像として送信する。そのため、両面記録の画像を
送信する手順でそのまま送信することができるので、例
えば上述のようにフェースBの手順をやり直すなどとい
った必要が無く、通信時間の短縮を図ることができる。
【0009】また、片面に記録する画像の他方の面の画
像として送信する白画像としては、例えば、片面に記録
する画像の副走査方向のサイズに満たないサイズの白ラ
インで構成される画像を送信することができる。例えば
1ページよりも短い白画像を送信することができる。こ
れによって、白画像の送信による通信時間の増大を抑え
ることができる。
【0010】さらに、片面に記録する画像の他方の面の
画像として白画像を送信する際には、発信元に関する情
報を付加しないで送信することができる。上述のように
片面の記録が指定された画像については他方の面の画像
として白画像を送信することができるが、このとき、発
信元に関する情報を付加しなければ、白画像を送信した
面には何も記録されない。そのため、受信側において、
片面のみに画像が記録された記録紙を得ることができ
る。
【0011】あるいは、片面に記録する画像の他方の面
の画像として、例えば「空白ページ」といった空白であ
ることを示す内容を含む画像を挿入することもできる。
これによって、受信側では、空白のページが自装置の故
障やフィードエラーなどで発生したものではなく、送信
側で意図したものであることを正確に認識することがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信端末装置の
実施の一形態を示すブロック図である。図中、11は主
制御部、12は表示部、13は操作部、14は読取部、
15は記録部、16は通信部、17はNCU、18はモ
デム、19は画像メモリ、20はRAM、21はRO
M、22はバスである。
【0013】主制御部11は、通信端末装置全体を制御
し、各部を動作させて、画像送受信機能などを実現す
る。特に画像送信機能では、利用者の指示あるいは原稿
の状態に応じて、読取部14で読み取った原稿の画像を
記録紙の片面に記録するように指定して通信部16から
送信するほか、両面に記録するように指定して通信部1
6から送信することができる。このとき、記録紙の両面
に記録する画像と片面に記録する画像を混在させて送信
するように利用者により指示された場合には、片面に記
録するように指示された画像について他方の面の画像と
して白画像を生成し、すべて両面に記録する画像として
送信するように制御する。白画像は、1ページ分の画像
である必要はなく、所定のライン数の白ラインを送信す
ればよい。白画像の送信の際には、発信元に関する情報
を送信しないように制御するとよい。あるいは、白画像
の代わりに、例えば空白ページである旨のメッセージが
記載された画像を送信してもよい。この画像は、その都
度生成してもよいし、RAM20や画像メモリ19、あ
るいはROM21などに予め蓄積させておき、必要なと
きに読み出してもよい。
【0014】表示部12は、利用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスな
ど、種々の情報を表示することができる。
【0015】操作部13は、利用者からの情報の入力
や、装置に対する各種の指示を行う際に用いられる。表
示部12とともに用いることにより、各種の機能設定を
行うことができる。特に、送信する画像を送信先におい
て記録紙の両面に記録させるのか、記録紙の片面に記録
させるのかを指定することができる。なお、この指定は
例えば画像毎に指定できるものとし、1通信中の画像に
ついて、両面に記録させる画像と片面に記録させる画像
とを混在して指定することが可能である。また、この指
定に連動して、あるいは別途、読取部14において原稿
の両面を読み取るのか、片面のみを読み取るのかを切り
換えることもできる。さらに、記録紙の両面に記録する
画像と片面に記録する画像とを混在して送信するように
指示した場合、さらに、片面に記録する画像の記録面と
は反対の面を、空白の画像とするか、空白のページであ
ることを示すメッセージを記録させるかを利用者が設定
することができる。もちろん、その他の各種の設定や指
示などを行うこともでき、例えば、画像送信機能あるい
はその他の機能の選択や、選択した機能の実行指示など
を行うことができる。
【0016】読取部14は、主制御部11による制御に
従い、送信すべき原稿上の画像を読み取る。また、原稿
の搬送機能を有し、両面原稿については、その読取面が
反転するように搬送し、原稿の両面を連続的に読み取る
ことが可能なように構成されていてもよい。もちろん、
原稿が移動しない方式の読取装置でもよく、また、両者
を選択的に利用可能な構成であってもよい。
【0017】記録部15は、主制御部11の制御に従っ
て受信した画像を記録紙上に記録する。また、記録紙の
搬送機能を有し、両面記録時にはその記録面が反転する
ように搬送し、記録紙の両面を連続的に読み取ることが
可能である。記録方法としては、例えば電子写真方式
や、熱転写方式、インクジェット方式など、種々の方式
を採用することができる。
【0018】通信部16は、例えば公衆回線などを介し
て通信相手先の機器との通信を行う。NCU17は、回
線などの制御を行う。また、モデム18は、送受信する
画像データの変復調を行う。
【0019】画像メモリ19は、送信する画像データや
受信した画像データ、読取部14で読み取った画像、そ
の他処理中の画像等を記憶する。画像を記憶する場合、
そのまま記憶してもよいし、圧縮された状態で記憶して
もよい。
【0020】RAM20は、主制御部11や他の各部の
処理においてデータの保存が必要なときに用いられる。
ROM21は、主制御部11の動作を規定したプログラ
ムや、片面原稿の画像のない側の固定的なデータなどが
格納されている。
【0021】バス22は、主制御部11、表示部12、
操作部13、読取部14、記録部15、通信部16(N
CU17、モデム18)、画像メモリ19、RAM2
0、ROM21等を相互に接続しており、これらの間の
データ転送を可能にしている。これらのほか、外部記憶
装置など、各種の機器がバス22に接続されていてもよ
い。また、例えばバス22にインタフェースを接続し、
そのインタフェースを介して外部のコンピュータやLA
N等と接続されていてもよい。
【0022】次に、本発明の通信端末装置の実施の一形
態における動作の一例について説明する。なお、両面記
録を行う画像の送信方法については、例えば図6,図7
で説明した通信手順など、送信先の通信端末装置が採用
している方法に従うものとする。また、両面記録を行う
画像と片面記録を行う画像を混在させて送信する場合、
片面記録を行う画像の反対面の画像としては、事前の設
定に応じて白画像または「空白ページです」とメッセー
ジの記載された画像を送信するものとする。もちろん、
メッセージの画像は任意である。
【0023】図2は、原稿読み取り及び送信処理の一例
を示すフローチャートである。ここでは、先に原稿の画
像を読み取り、読み取った画像データを蓄積してから送
信するメモリ送信の例を示している。また、以下に示す
例では、読取部14において両面読取を行うかあるいは
片面読取を行うかを利用者が指示し、その指示を両面記
録あるいは片面記録の指示とする場合について示す。ま
た、1通信によって送信する画像を読み取る際に両面読
取と片面読取が混在し、両面記録の指定及び片面記録の
指定が混在した送信を行うことも可能である。
【0024】まず、S31において、操作者が操作部1
3で送信先の入力を行う。すでに様々な送信先が設定さ
れている場合は、その中から選択してもよい。さらにS
32において、操作者は操作部13から、読取部14で
読み取る原稿について両面読み取る必要があるか、片面
のみを読み取るかを設定する。なお、この設定内容はR
AM20に格納しておき、それぞれの原稿から読み取っ
た画像に関連づけておくことができる。次に、S33に
おいて読取原稿の枚数をカウントするためのカウンタN
をリセットし、原稿番号を1とする。なお、この原稿番
号Nは、両面の画像を読み取って2ページ分の画像とな
る場合でも原稿1枚ごとに特定するための番号である。
【0025】S34において、読取部34でN番目の原
稿の表(おもて)面を読み取り、読み取った画像データ
を画像メモリ19に格納する。次に、S35において原
稿の両面読取が必要か否かを設定内容から判断する。両
面読取が必要であればS36において読取部14で原稿
を反転させた後、S37でN番目の原稿の裏面を読み取
り、読み取った画像データを画像メモリ19に格納す
る。片面読取が設定されている場合には、S36及びS
37の処理はスキップしてS38に進む。S38におい
て、原稿番号Nを1だけ増加させる。S39において、
次の原稿があるか否かを判定し、次の原稿があればS3
4に戻り、読取処理を続ける。読み取るべき原稿の画像
を読み取ったら、S40に進む。
【0026】次の段階において、蓄積した画像の送信を
行う。S40において、NCU17でS31において入
力された送信先へ発呼を行う。そして、S41において
送信先の装置からのDIS(デジタル識別信号)をNC
U17で受信検出する。次に、S42において、DIS
の内容から、送信先の装置が両面受信が可能か否か判断
する。送信先の装置が両面受信できない場合には、S4
3において、読み取った画像を、順次、片面送信する。
例えば原稿の両面の画像を読み取った場合でも、表面の
画像と裏面の画像をそれぞれ片面記録を行う画像として
送信する。1通信で送信するすべての画像を送信し終え
たら、S44において回線を切断し、送信処理を終了す
る。
【0027】送信先の装置が両面受信可能である場合に
は、両面記録を指定して送信可能である。この場合、図
6,図7で示したように、交互モードと連続モードがあ
る。S45において、いずれのモードで送信するかを判
断し、交互モードで送信する場合には、S46におい
て、交互モードを設定して画像を送信する。また、連続
モードで送信する場合には、S47において、連続モー
ドを設定して画像を送信する。なお、いずれのモードに
するかは、DISの内容から決定する。
【0028】図3は、交互モードで両面記録を指定した
画像を送信する場合の処理の一例を示すフローチャート
である。S51において、DCS(デジタル命令信号)
に交互モードを設定して送信し、以後、交互モードによ
る通信を行う。S52において送信先からのCFR(受
信準備確認信号)を検出後、各画像の送信処理に移る。
【0029】S53において、送信ページ数を示す変数
TXPAGE、発信元データに付加するページ数を示す
変数TTIPAGE、および原稿番号を示す変数Nをそ
れぞれ1にリセットする。
【0030】次に、S54において、N枚目(原稿番号
N)となる原稿の表面画像を、変数TTIPAGEが示
すページ番号を含む送信元データを付加して、通信部1
6を介して送信する。そしてS55において、次画像存
在するか否かを判断する。次画像が存在しない場合はS
70へ進み、ファクシミリ情報フィールドに(TXPA
GE,0)を付加したEOPを送信する。そして、S7
1でMCFを検出したら、S72においてDCN(切断
命令信号)を送出し、S73において回線を切断して処
理を終える。
【0031】また、次画像が存在する場合には、S56
において、ファクシミリ情報フィールドに(TXPAG
E,0)を付加したMPSを送信する。そして、S57
において、変数TXPAGEを1つ増加させる。次に、
S58においてN枚目の原稿が両面原稿であるか否かを
判断する。そして、両面原稿である場合は、S59にお
いて変数TTIPAGEを1つ増加させ、S60におい
て、N枚目の原稿の裏面画像に変更された変数TTIP
AGEの値をページ番号として含む送信元デーを付加し
て、通信部16を介して送信する。そして、S61にお
いて、変数TTIPAGEの値をさらに1つ増加させ
る。
【0032】S58でN枚目の原稿が片面原稿であると
判断された場合には、原稿から読み取った画像の反対面
の画像として、白画像あるいは空白ページである旨を示
すメッセージを含む画像を送信する。S66において、
片面原稿の裏面に文字メッセージを記載して送出する設
定がなされているか否かを判断する。そして、文字を記
載して送出する設定がなされている場合は、S67にお
いて、例えば「空白ページです」といった文字メッセー
ジを含む画像を送信し、S62へ進む。なお、文字メッ
セージは、裏面が空白であることを伝えるものであれば
どのようなものでもよい。また、文字メッセージを送出
する設定ではない場合には、S68において、裏面をす
べて白画像とするために全白のラインをLライン分送信
し、S62へ進む。なお、通常は1ページに満たない画
像であっても1ページ分の記録を行うので、これを利用
し、全白のライン数Lを表面の1ページ分のライン数よ
りも少ない数に設定しておくことができる。これによっ
て、通信時間を削減することができる。S67またはS
68において全白ラインの画像あるいは空白ページであ
ることを示すメッセージを送信する場合には、発信元デ
ータを付加しないで送信する。これによって、空白ペー
ジにページ番号が振られることがなくなる。
【0033】S62では、次原稿の画像が存在するか否
かを判断し、次原稿が存在すれば、S63において、フ
ァクシミリ情報フィールドに(TXPAGE,1)を付
加したMPSを送信する。次にS64で送信先からのM
CFを受信検出した後。S65において変数TXPAG
E及び原稿番号Nを1つずつ増加させ、S54へ戻る。
このようにして、各原稿毎に、両面を読み取っていれば
S54で表面を送信し、S60で裏面を送信する。ま
た、片面のみを読み取っている場合には、読み取った画
像をS54で送信し、S67またはS68において反対
面の画像を送信することで両面の画像として送信してい
る。
【0034】このようにしてすべての原稿について、読
み取った画像を送信し、最後の原稿の裏面の画像を送信
すると、S62において次の原稿が存在しないことが検
出される。この場合には、S69において、ファクシミ
リ情報フィールドに(TXPAGE,1)を付加したE
OPを送信する。そして、S71でMCFを受信検出
後、S72でDCNを送信し、S73で回線を切断して
処理を終える。
【0035】図4、図5は、連続モードで両面記録を指
定した画像を送信する場合の処理の一例を示すフローチ
ャートである。まずS81において、DCSに連続モー
ドを設定して送信する。S82において送信先の装置か
らのCFRを受信検出した後、各画像の送信処理に移
る。
【0036】S83において、送信ページ数を示す変数
TXPAGE、発信元データに付加するページ数を示す
変数TTIPAGE、および原稿番号を示す変数Nをそ
れぞれ1にリセットする。
【0037】連続モードでは、表面の画像のみを連続し
て送信した後、裏面の画像のみを連続して送信する。ま
ずS84〜S91に示す処理によって、原稿の表面画像
を連続して送信する。S84において、N枚目となる原
稿の表面画像を、変数TTIPAGEが示すページ番号
を含む送信元データを付加して送信する。そしてS85
において、N枚目の原稿が両面原稿であるか否かを判断
する。両面原稿である場合はS86において、変数TT
IPAGEの数を2つ増加させてS88へ進む。なお、
両面原稿の場合にS86で変数TTIPAGEを2つ増
加させる理由は、裏面画像が送信される際に、変数TT
IPAGE+1のページ番号を使用するためである。ま
た、N枚目の原稿が片面原稿であった場合には、S87
において、変数TTIPAGEの数を1つ増加させてS
88へ進む。これは、片面原稿の場合には裏面画像に送
信ページ数を付与しないことによる。そして、S88に
おいて、ファクシミリ情報フィールドに(TXPAG
E,0)を付加したMPSを送信する。次に、S89で
MCFを受信検出する。
【0038】次に、S90において、次原稿があるか否
かを判断する。次原稿がある場合はS91へ進み、原稿
番号を示す変数Nを1つ、変数TXPAGEを2つ増加
させ、S84へ戻る。このようにして、原稿の表面画像
のみを続けて送信してゆく。
【0039】S90で次原稿が無いことが検出された
ら、表面画像の送信を終了し、次に裏面画像の送信処理
に移る。S92において、原稿番号を示す変数Nを1
に、変数TXPAGE及びTTIPAGEを2にリセッ
トする。
【0040】S93において、N枚目の原稿が両面原稿
であるか否かを判断する。両面原稿である場合は、S9
4において、N枚目の原稿の裏面画像を、変数TTIP
AGEが示すページ番号を含む送信元データを付加して
送信する。そしてS95において、変数TTIPAGE
を1つ増加させ、S96へ進む。
【0041】一方、S93で片面原稿であると判断され
た場合には、S100において、次原稿、すなわちN+
1枚目の原稿が存在するか否かを判断する。N+1枚目
の原稿が存在する場合には、さらにS101において、
片面原稿の裏面に文字メッセージを記載して送出する設
定がなされているか否かを判断する。そして、文字を記
載して送出する設定がなされている場合は、S102に
おいて、例えば「空白ページです」等の文字メッセージ
を含む画像を送信し、S96へ進む。また、文字を記載
して送出する設定がなされていない場合は、S103に
おいて、裏面をすべて白画像とするために全白のライン
をLライン分送信し、S96へ進む。なお、交互モード
の場合と同様に、全白のライン数Lを表面の1ページ分
のライン数よりも少ない数に設定しておく。これによっ
て、通信時間を削減することができる。また、S102
またはS103において全白ラインの画像あるいは空白
ページであることを示すメッセージを送信する場合に
は、発信元データを付加しないで送信する。これによっ
て、空白ページにページ番号が振られることがなくな
る。
【0042】S96においては、次原稿、すなわちN+
1枚目の原稿が存在するか否かを判断する。次原稿が存
在する場合には、S97において、ファクシミリ情報フ
ィールドに(TXPAGE,1)を付加したMPSを送
信し、S98においてMCFを受信検出する。そして、
S99において、原稿番号を示す変数N及び変数TTI
PAGEを1つ、変数TXPAGEの数を2つ増加さ
せ、S93へ戻る。この時点では既に表面画像を送信し
ているので、表面画像のページ数をスキップするため、
変数TXPAGEの数を2つ増加させている。また、変
数TTIPAGEはS95でも1増加させているので、
ここでは1増加させるのみである。
【0043】上述のような裏面画像の送信処理を繰り返
し行い、S96あるいはS100で次原稿が存在しない
と判断された場合には、すべての画像の送信を終えたこ
とを示す。S104において、ファクシミリ情報フィー
ルドに(TXPAGE,1)を付加したEOPを送信す
る。S105でMCFを受信検出したら、S106でD
CN(切断命令信号)を送信し、S107で回線を切断
して処理を終了する。
【0044】以上の手順において、片面原稿の裏面を白
画像データとして送信した場合、概ね1秒程度でその送
信を終えることができ、フェーズBの手順からやり直す
場合に比べて通信時間を短縮することが可能になる。ま
た、白画像の送信時は送信元データを付加せずに送信す
るので、受信側においては片面のみの記録紙の裏には何
も印刷されず、両面記録時にも適切に片面記録が行われ
る。もちろん、空白ページを異常と勘違いしないよう
に、白画像に代えて空白ページであることを示す文字メ
ッセージを含む画像を送信することも可能である。
【0045】上述の動作例では、読取部14において両
面読取を行うかあるいは片面読取を行うかを利用者が指
示し、その指示を両面記録あるいは片面記録の指示とす
る場合について示した。しかしこれに限らず、例えば片
面読取を行った画像について両面記録を指示して送信す
ることも可能であるし、両面読取を行った画像について
片面記録を指示して送信することも可能である。その場
合には、読取に対する両面あるいは片面の指示と、送信
する際の両面あるいは片面の指示を利用者が行えばよ
い。また、1通信によって送信する画像として、これら
を混在させてもよい。
【0046】なお、上述の動作の説明では送信時の処理
について説明したが、もちろん、両面記録が指定された
画像を受信することもできる。受信処理においては、記
録部15の記録方式、例えば両面記録が可能か否か、両
面記録が可能であれば交互モードに適しているのか、連
続モードに適しているのかによって、通信手順中のDI
Sにより受信能力を宣言し、DCSによって送られてく
る設定に従って受信処理を行えばよい。受信した画像
は、例えばMPSやEOPなどに含まれているページ番
号や表裏を示す情報などを付加して画像メモリ19に蓄
積し、記録部15で記録出力することができる。
【0047】また、図1に示した構成例では、画像送受
信機能とともに複写機能も付加することができる。ま
た、このような構成に限らず、例えば外部機器とのデー
タの授受を行うインタフェースを設け、外部機器から受
け取った画像について、指示に従って両面記録を指定し
て送信するなどといったことも可能である。この場合
も、表裏の情報が画像に付加されていれば、両面及び片
面記録の指定が混在していても、本発明によれば短い通
信時間で送信することが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、両面記録を指定して送信可能な通信端末装置
において、両面記録を指定した画像と片面記録を指定し
た画像が混在していても、片面記録を指定した画像につ
いて他方の面の画像として例えば白画像を付加して両面
記録を指定したものとして送信するので、短い通信時間
で送信することができるという効果がある。付加する白
画像は、1ページに満たない画像でよい。また、付加し
た白画像のページには発信元データを付加しないことに
よって、受信側で得られた記録物は片面記録と同様とな
る。白画像の代わりに、空白ページである旨のメッセー
ジを付加することもでき、その場合には空白ページを装
置の異常と誤認することがなくなり、空白ページである
ことを容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の実施の一形態を示すブ
ロック図である。
【図2】原稿読み取り及び送信処理の一例を示すフロー
チャートである。
【図3】交互モードで両面記録を指定した画像を送信す
る場合の処理の一例を示すフローチャートである。
【図4】連続モードで両面記録を指定した画像を送信す
る場合の処理の一例を示すフローチャートである。
【図5】連続モードで両面記録を指定した画像を送信す
る場合の処理の一例を示すフローチャート(続き)であ
る。
【図6】通信端末装置で行われる両面記録機能を用いた
ファクシミリ通信手順(交互モード)の一例を示す説明
図である。
【図7】通信端末装置で行われる両面記録機能を用いた
ファクシミリ通信手順(連続モード)の一例を示す説明
図である。
【符号の説明】
11…主制御部、12…表示部、13…操作部、14…
読取部、15…記録部、16…通信部、17…NCU、
18…モデム、19…画像メモリ、20…RAM、21
…ROM、22…バス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面記録を指定して画像を送信可能な通
    信端末装置において、相手先との通信を行う通信手段
    と、前記片面記録を指定する画像と前記両面記録を指定
    する画像を混在させて送信するときに前記片面記録が指
    定された画像については他方の面を白画像とした両面記
    録を指定する画像として前記通信手段に送信させる制御
    手段を有することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、白画像として、前記片
    面記録が指定された画像の副走査方向のサイズに満たな
    いサイズの白ラインで構成される画像を前記通信手段に
    送信させることを特徴とする請求項1に記載の通信端末
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記白画像の送信時に
    は発信元に関する情報を付加しないで前記通信手段に送
    信させることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の通信端末装置。
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