JP2002279739A - 光ピックアップ送り機構およびそれを用いた光ディスク装置 - Google Patents

光ピックアップ送り機構およびそれを用いた光ディスク装置

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JP2002279739A
JP2002279739A JP2001079938A JP2001079938A JP2002279739A JP 2002279739 A JP2002279739 A JP 2002279739A JP 2001079938 A JP2001079938 A JP 2001079938A JP 2001079938 A JP2001079938 A JP 2001079938A JP 2002279739 A JP2002279739 A JP 2002279739A
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JP
Japan
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optical pickup
rack
lead screw
feed mechanism
elastic body
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JP2001079938A
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Yoshiyuki Fujii
善之 藤井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップ移動範囲において、駆動負荷
の増大がなく、しかも歯飛びを生じさせることがない、
薄型光ディスクドライブ対応の光ピックアップ送り機構
を提供する。 【解決手段】 光ピックアップ本体2に板バネ4を固定
し、板バネ4に付勢されるラック3をリードスクリュー
1に噛合わせ、リードスクリュー1の回転により光ピッ
クアップ本体2を送る光ピックアップ送り機構におい
て、板バネ4の中央部に通常の状態では無負荷でラック
乗り上げ方向に力がかかったのみ作用する第二の付勢バ
ネ4bを設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置の光
ピックアップ送り機構に関するものであり、特にラック
の歯飛びを生じない特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の光ディスク装置の光ピック
アップ送り機構について説明する。図6aは従来の光ピ
ックアップ送り機構の概略構成を示す斜視図である。図
6bは従来の光ピックアップ送り機構のラック取付け部
を拡大した斜視図である。
【0003】図6aにおいて、リードスクリュー1は回
転自在(図おけるB)に、光ピックアップ本体2はディス
クの半径方向に移動可能(図におけるA)に支持されてい
る。光ピックアップ本体2に取付けられたラック3をリ
ードスクリュー1に圧接するための板バネ4がねじ5に
より光ピックアップ本体2に固定されており、ラック3
は、図6bに示す板バネ4aの弾力によりリードスクリ
ュー1と噛合い、リードスクリュー1が光ピックアップ
送りモータ(図示なし)によって回転されることによ
り、光ピックアップ本体2がディスク半径方向Aに送ら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、板バネ4aの付勢力を弱くすれば光ピッ
クアップ本体2の駆動に有効であるが、付勢力が弱すぎ
ると不用意な歯飛びを生じ、また逆に付勢力を強くすれ
ばラック3の歯飛び防止に有効であるが、付勢力が強す
ぎると摩擦力により駆動負荷が増す等の不具合が生じて
いた。そのため付勢力の設定が容易でないという問題が
あった。
【0005】そのための解決策として特開2000−1
56054があった。図7に示すように、ステップモー
タ6およびリードスクリュー1を用い、板バネ4に対向
してリードスクリューホルダー7に板バネ4の変位量を
制限するリミッタを配置したものであり、ステップモー
タ6以外のモータを用いる場合においては、ストッパー
として別部品を設けなければならず部品点数も増加し、
また、光ピックアップ本体2の駆動に干渉しない位置に
ストッパーを設けなければならないためスペースに余裕
のない薄型光ディスク装置には不向きの構成であった。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、部品点数も少なく、小スペースで、摩擦力による駆
動負荷の増大がなく、しかも、歯飛びを生じさせること
がない光ピックアップ送り機構および光ディスク装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の光ピックアップ送り機構は、光ピッ
クアップ本体に弾性体を固定し、弾性体に付勢されるラ
ックをリードスクリューに噛合わせ、リードスクリュー
の回転により光ピックアップ本体を移動させる光ピック
アップ送り機構において、弾性体は、リードスクリュー
の回転時に常に作用する弾性体Aと、ラックの取付け位
置に対し弾性体先端が近接し通常のリードスクリュー回
転時には作用せず、かつラックがリードスクリューから
外れ歯飛びが生じる際に、ラックがリードスクリューか
ら外れる方向の変位に作用する弾性体Bとより構成する
ことにより、光ピックアップの送りに対する駆動力が大
きく、かつ、歯飛びを抑えるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、光ピッ
クアップ本体に弾性体を固定し、前記弾性体に付勢され
るラックをリードスクリューに噛合わせ、前記リードス
クリューの回転により前記光ピックアップ本体を移動さ
せる光ピックアップ送り機構において、前記弾性体は、
前記リードスクリューの回転時に常に作用する弾性体A
と、前記ラックの取付け位置に対し弾性体先端が近接し
通常のリードスクリュー回転時には作用せず、かつ前記
ラックが前記リードスクリューから外れ歯飛びが生じる
際に、前記ラックが前記リードスクリューから外れる方
向の変位に作用する弾性体Bとより構成することによ
り、光ピックアップの送りに対する駆動力が大きく、か
つ、歯飛びを抑えることができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
された光ピックアップ送り機構において、前記弾性体が
板バネであることにより、スペースを必要とせず、かつ
光ピックアップの送りに対する駆動力が大きく、歯飛び
を抑えることができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
された光ピックアップ送り機構において、前記弾性体A
および前記弾性体Bを一体部品にすることにより、部品
点数も増加することなく歯飛び抑制のストッパーを有す
ることが可能となる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
された光ピックアップ送り機構において、前記弾性体B
の弾性係数が前記弾性体Aより大きくすることにより、
ラックの抑制効果を高めることができる。
【0012】(実施の形態)以下に、本発明の請求項1お
よび請求項4に記載された発明の実施の形態について、
図1を用いて説明する。図1aは本発明に係る光ピック
アップ送り機構の概略構成を示す斜視図であり、図1b
は本発明に係る光ピックアップ送り機構のラック取付け
部を拡大した斜視図である。
【0013】図1aにおいて、リードスクリュー1は図
示しない軸受けに回転自在に支持されており、光ピック
アップ送りモータ(図示なし)の回転駆動がギヤを介し
てリードスクリュー1に伝達されることでリードスクリ
ュー1は回転する。
【0014】光ピックアップ本体2に締結されたラック
3をリードスクリュー1に圧接するための板バネ4は、
ねじ5により光ピックアップ本体2に固定されている。
【0015】ラック3は図1bに示す板バネ4aの弾力
によりリードスクリュー1と噛合い、リードスクリュー
1の回転Bにより、光ピックアップ本体2に備わってい
る対物レンズ2aがスピンドルモータ8の上部に設置さ
れているターンテーブル8aにクランプされたディスク
の半径方向Aに送られるように案内される。
【0016】ラック3がリードスクリュー1から外れる
方向の変位に作用する図1bに示す板バネ4bは、板バ
ネ4bの先端がラック3に近接するように固定されてい
る。
【0017】ラック3がリードスクリュー1から外れる
方向の変位に作用する板バネ4bを設けたことにより光
ピックアップ本体2がディスクの半径方向Aに送られる
通常送り動作において、板バネ4aに弱い付勢力を設定
することができ、摩擦力が大きすぎて駆動負荷が増大す
ることもなく、衝撃等でラック3が乗り上げる方向に力
がかかった場合には、板バネ4bがラック3の変位に対
するストッパーとして作用するのでラック3が歯飛びす
ることが防止される。
【0018】本実施例では弾性体を板バネとして説明し
たが、たとえばコイルバネ、ゴム材、樹脂材などを使用
して実施してもよいことは言うまでもない。
【0019】また、本実施例は以上のように構成されて
いるが、発明はこれに限られず、例えば、図2のように
板バネ4aと板バネ4bを別部品で構成し、板バネ4a
と板バネ4bを2枚重ねに取付け、図3に示す構成にし
てもよい。
【0020】また、図3に示す構成の板バネ4aと板バ
ネ4bの取付け順序を逆にした図4に示す構成にしても
よい。
【0021】また、板バネ4bを、板バネ4aよりもば
ね定数を大きくことにより、ラック3の歯飛びに対する
抑制効果を高めることができる。
【0022】また、板バネ4とラック3とを一体構造と
してもよく、ラック3をシャーシ面方向以外の方向に付
勢してもよい。さらに、リードスクリュー1はギアを介
さないステップモータを用いてもよい。
【0023】また、ラック3、板バネ4取付け用の光ピ
ックアップ本体2上の位置決めピンの寸法公差が大き
く、板バネ4bによるラック3乗り上げ方向へのストッ
パーとしての効果が小さくなることが予想される場合
は、図5に示すように、あらかじめラック3bとラック
3bに近接する板バネ4bの距離が大きくなるよう金型
で曲げておき、光ピックアップ本体2にリードスクリュ
ー1、ラック3、板バネ4を組み立後、治具を用いて板
バネ4bを折り曲げる手法をとることもできる。この
際、リードスクリュー1とラックの歯4cは噛み合って
おり、力F方向にラック3は動かないので、折り曲げる
力の大小に関わらず板バネ4bの力F方向への変形は制
限され、光ピックアップ本体2のラック3、板バネ4を
取付けるための位置決めピンの寸法誤差に関わらず精度
よく板バネ4を取付け可能で、なおかつ、光ピックアッ
プ通常送り動作の駆動負荷になることもない光ピックア
ップ送り装置を提供することが可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明の光ピックアップ送り機構によれ
ば、光ピックアップ移動範囲において、駆動負荷の増大
がなく、しかも、歯飛びを生じさせることがなく、薄型
光ディスクドライブにも対応可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に係る光ピックアップ送り機構の
概略構成を示す斜視図 (b)本発明に係る光ピックアップ送り機構のラック取
付け部を拡大した斜視図
【図2】本発明の別形態の光ピックアップ送り機構の概
略構成を示す斜視図
【図3】本発明の図3に示す形態の光ピックアップ送り
機構斜視図
【図4】本発明の別形態の光ピックアップ送り機構斜視
【図5】本発明の別形態の光ピックアップ送り機構のラ
ック取付け部を説明した側面図
【図6】(a)従来の光ピックアップ送り機構の概略構
成を示す斜視図 (b)従来の光ピックアップ送り機構のラック取付け部
を拡大した斜視図
【図7】従来の光ピックアップ送り機構説明図
【符号の説明】
1 リードスクリュー 2 光ピックアップ本体 2a 対物レンズ 3 ラック 3a 板バネ接触部 3b 板バネ4bの先端が接触する面 3c ラックの歯 4 板バネ全体 4a リードスクリュー回転時に常に作用する板バネを
示す 4b 本発明であるラックがリードスクリューから外れ
る方向の変位に作用する板バネを示す 5 ビス 6 ステップモータ 7 リードスクリューホルダー 8 スピンドルモータ 8b ディスクのターンテーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップ本体に弾性体を固定し、
    前記弾性体に付勢されるラックをリードスクリューに噛
    合わせ、前記リードスクリューの回転により前記光ピッ
    クアップ本体を移動させる光ピックアップ送り機構にお
    いて、前記弾性体は、前記リードスクリューの回転時に
    常に作用する弾性体Aと、前記ラックの取付け位置に対
    し弾性体先端が近接し通常のリードスクリュー回転時に
    は作用せず、かつ前記ラックが前記リードスクリューか
    ら外れ歯飛びが生じる際に、前記ラックが前記リードス
    クリューから外れる方向の変位に作用する弾性体Bとよ
    り構成されていることを特徴とした光ピックアップ送り
    機構。
  2. 【請求項2】 前記弾性体が板バネであることを特徴と
    した請求項1に記載の光ピックアップ送り機構。
  3. 【請求項3】 前記弾性体Aおよび前記弾性体Bが一体
    部品であることを特徴とした請求項1に記載の光ピック
    アップ送り機構。
  4. 【請求項4】 前記弾性体Bの弾性係数が前記弾性体A
    より大きいことを特徴とした請求項1に記載の光ピック
    アップ送り機構。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4記載の光ピックア
    ップ送り機構を用いたことを特徴とした光ディスク装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100480631B1 (ko) * 2002-11-14 2005-03-31 삼성전자주식회사 광픽업유닛 피딩장치 및 이를 채용한 광디스크 드라이브
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