JP2002279130A - Idカードを用いた情報処理機とidカード処理方法 - Google Patents

Idカードを用いた情報処理機とidカード処理方法

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JP2002279130A
JP2002279130A JP2001082439A JP2001082439A JP2002279130A JP 2002279130 A JP2002279130 A JP 2002279130A JP 2001082439 A JP2001082439 A JP 2001082439A JP 2001082439 A JP2001082439 A JP 2001082439A JP 2002279130 A JP2002279130 A JP 2002279130A
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JP2001082439A
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Michihide Tazaki
通英 田崎
Keigo Igarashi
圭吾 五十嵐
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、手書きで違反切符Tを作成する
際の誤記などを防ぎ、かつ、違反切符Tの作成に要する
時間の短縮を図ることができる。 【解決手段】 この発明は、運転免許証Cから免許証情
報を読取って、オペレータが指定する違反内容と上記免
許証情報とから違反切符Tの印刷データを作成し、この
印刷データを印刷出力するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、集積回
路が内蔵されたICカード型免許証などのIDカードを
処理するIDカードを用いた情報処理機とIDカード処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、交通違反を犯した違反者には、警
察官が違反券(違反切符)を作成して違反者に手渡して
いる。このような違反切符は、違反者が提示する運転免
許証と違反内容とに基づいて警察官が手書きで記載する
ものである。通常、交通違反の違反切符には、違反者の
住所、本籍、氏名、免許証番号、違反の種類、及び違反
点数などの多数の項目が存在する。このため、違反切符
を作成する際、警察官が間違って書き取る(誤字、脱字
など)可能性があり、また、違反切符を作成する際に時
間がかかってしまうという問題点がある。
【0003】また、交通違反を犯した違反者は、後日、
管轄の警察署に出向いたり、銀行や郵便局などに出向い
て反則金の支払いを行う。一般に、交通違反では、例え
ば、スピード違反や駐車違反などの反則金を払うだけで
処理が完了するものがあるが、このような場合でも、違
反者は、平日に金融機関に出向いて反則金を払う必要が
ある。このため、仕事などで平日に時間が取りづらい人
は、反則金を支払うのが遅れたり、払い忘れてしまうこ
とがあるという問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、違反
内容とIDカードの記載内容とに基づいて、手書きで違
反券を作成するようにしていると、違反券の作成時に誤
って書込みを行ってしまったり、違反券の作成に時間が
かかってしまうという問題点を解決するもので、違反券
の作成時に、誤った内容を書込んでしまったり、違反券
の作成に時間がかかってしまうことがないIDカードを
用いた情報処理機とIDカード処理方法を提供すること
を目的とする。
【0005】また、違反に対する反則金を支払いに行く
時間が取りづらい違反者が、反則金を支払うのが遅れた
り、払い忘れてしまうことがあるという問題点を解決す
るもので、違反に対する反則金を支払いに行く時間が取
りづらい違反者であっても、簡単に反則金の支払いを行
うことができ、反則金を支払うのが遅れたり、払い忘れ
てしまうことがないIDカードを用いた情報処理機とI
Dカード処理方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のIDカードを
用いた情報処理機は、免許証情報が記憶されている集積
回路を内蔵するIDカードを受入れる受入手段と、この
受入手段により受入れた上記IDカードに内蔵されてい
る集積回路から免許証情報を読取る読取手段と、上記I
Dカードの所持者に対する違反情報が指定される操作手
段と、この操作手段により指定された違反情報と上記読
取手段により読取った免許証情報とに基づいて違反券を
印刷する印刷手段とを有する。
【0007】この発明のIDカードを用いた情報処理機
は、免許証情報が記憶されている集積回路を内蔵するI
Dカードを受入れる受入手段と、この受入手段により受
入れた上記IDカードに内蔵されている集積回路から免
許証情報を読取る読取手段と、この読取手段にて読取っ
た免許証情報による、発行済みのIDカードに関する情
報を管理しているホストコンピュータからの情報に基づ
いて、上記IDカードが有効か否かを判断する判断手段
と、この判断手段により上記読取手段にて免許証情報を
読取ったIDカードが有効であると判断した場合に、上
記IDカードの所持者に対する違反情報が指定される操
作手段と、この操作手段により指定された違反情報と、
上記読取手段にて読取った免許証情報あるいは上記ID
カードに対応する上記ホストコンピュータからの情報と
に基づいて違反券を印刷する印刷手段とを有する。
【0008】この発明のIDカードを用いた情報処理機
は、免許証情報が記憶されている集積回路を内蔵するI
Dカードを受入れる受入手段と、この受入手段により受
入れた上記IDカードに内蔵されている集積回路から免
許証情報を読取る読取手段と、この読取手段にて読取っ
た免許証情報による、発行済みのIDカードに関する情
報を管理しているホストコンピュータからの情報に基づ
いて、上記IDカードが有効か否かを判断するととも
に、上記IDカードの所持者が手配中か否か判断する判
断手段と、上記IDカードの所持者が手配中の人物であ
ると判断した場合、上記IDカードの所持者が手配中の
人物であることを示す情報を表示する表示手段と、この
判断手段により上記読取手段にて免許証情報を読取った
IDカードの所持者が手配中の人物でなく、かつ、上記
IDカードが有効であると判断した場合に、上記IDカ
ードの所持者に対する違反情報が指定される操作手段
と、この操作手段により指定された違反情報と、上記読
取手段にて読取った免許証情報あるいは上記IDカード
に対応する上記ホストコンピュータからの情報とに基づ
いて違反券を印刷する印刷手段とを有する。
【0009】この発明のIDカードを用いた情報処理機
は、免許証情報と金額情報とが記憶されている集積回路
を内蔵するIDカードを受入れる受入手段と、この受入
手段により受入れた上記IDカードに内蔵されている集
積回路から免許証情報を読取る読取手段と、上記IDカ
ードの所持者に対する違反情報が指定される操作手段
と、この操作手段により指定された違反情報と上記読取
手段により読取った免許証情報とに基づいて違反券を印
刷する印刷手段と、この印刷手段により印刷された違反
券の内容に上記IDカードの所持者が同意した場合に、
上記読取手段により上記集積回路に記憶されている金額
情報を読み出して、上記違反内容に基づく反則金を支払
う処理を行う支払処理手段とを有する。
【0010】この発明のIDカードを用いた情報処理機
は、免許証情報と金額情報とが記憶されている集積回路
を内蔵するIDカードを受入れる受入手段と、この受入
手段により受入れた上記IDカードに内蔵されている集
積回路から免許証情報を読取る読取手段と、この読取手
段にて読取った免許証情報による発行済みのIDカード
に関する情報を管理しているホストコンピュータからの
情報に基づいて、上記IDカードが有効か否かを判断す
る判断手段と、この判断手段により上記読取手段にて免
許証情報を読取ったIDカードが有効であると判断した
場合に、上記IDカードの所持者に対する違反情報が指
定される操作手段と、この操作手段により指定された違
反情報と、上記読取手段にて読取った免許証情報あるい
は上記IDカードに対応する上記ホストコンピュータか
らの情報とに基づいて違反券を印刷する印刷手段と、こ
の印刷手段により印刷された違反券の内容に上記IDカ
ードの所持者が同意した場合に、上記読取手段により上
記集積回路に記憶されている金額情報を読み出して、上
記違反内容に基づく反則金を支払う処理を行う支払処理
手段とを有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明のID
カードを用いた情報処理機の実施の形態に係るICカー
ド型免許証処理機1の外観構成を示す斜視図である。ま
た、図2は、図1に示すICカード型免許証処理機1の
正面図を示す図である。
【0012】図1及び図2に示すように、ICカード型
免許証処理機(IDカード処理機)1は、免許証挿入口
(挿入口)11、操作ボタン12、表示パネル13、違
反切符(違反券)排出口(排出口)14、及びアンテナ
部15を有している。また、ICカード型免許証(運転
免許証、IDカード)Cは、表面に本人の顔画像ととも
に、住所、本籍、氏名、生年月日、免許証番号、有効期
間などが記載されており、内部にIC(集積回路)Ca
が内蔵されている。
【0013】上記免許証挿入口11は、上記ICカード
型免許証Cが挿入される。上記操作ボタン12は、警察
官などのオペレータが操作を行うものであり、違反内容
などの指示を入力するものである。上記表示パネル13
は、操作内容、ICカード型免許証から読取った内容、
あるいは操作案内などを表示する。上記違反切符排出口
14は、後述する印刷部により印刷された違反切符Tが
排出されるものである。上記アンテナ部15は、後述す
る通信制御部の制御に基づいて無線通信用の信号(電
波)を送受信するものである。
【0014】また、このICカード型免許証処理機1
は、上記アンテナ部15を介してホストコンピュータ
H、あるいはクレジット会社などの金融機関と無線通信
を行う機能を有している。上記ホストコンピュータH
は、警察署などに設置され、発行済みのICカードに関
する情報や指名手配中の人物に関する情報などを管理し
ている。上記クレジット会社は、後述する第2の実施の
形態で利用される反則金の支払いを行う金融機関であ
る。
【0015】また、上記ICカード型免許証Cの表面に
は、上述したような運転免許証としての情報が印刷され
ている。上記集積回路Caには、ICカード型免許証C
の表面に記載されているような住所、本籍、氏名、生年
月日、免許証番号、有効期間などの免許証情報がデータ
で記憶されている。
【0016】図3は、ICカード型免許証処理機1の内
部構成を概略的に示すブロック図である。図3に示すよ
うに、ICカード型免許証処理機1には、上記免許証挿
入口(受入手段)11、操作ボタン(操作手段)12、
表示パネル(表示手段)13、違反切符排出口14、及
びアンテナ部15などの他に、CPU(判断手段、支払
処理手段)21、ROM22、RAM23、割り込みコ
ントローラ24、タイマ25、通信制御部26、IC読
取部(読取手段)27、印刷部(印刷手段)28などを
有している。
【0017】上記CPU21は、ICカード型免許証処
理機1の全体を制御するものである。上記ROM22
は、制御プログラムや種々の制御データが記憶されてい
る。上記RAM23は、免許証から読取ったデータ、操
作部により指定された内容、あるいはホストコンピュー
タHからダウンロードしたデータなどのデータを一時的
に記憶するものである。上記割り込みコントローラ24
は、実行中の処理に割り込んで他の処理を行う場合のコ
ントローラである。上記タイマ25は、時間を計時する
ものである。
【0018】上記通信制御部26は、所定の通信方式に
よる通信を制御するものであり、上記アンテナ部15を
介して通信データの送受信を行うものである。上記IC
読取部27は、上記ICカード型免許証Cに内蔵されて
いる上記集積回路Caから免許証情報を読取る。上記印
刷部28は、指定された違反内容と上記IC読取部27
が読取った免許証情報とに基づいて違反切符Tを印刷す
るものである。
【0019】次に、上記のように構成されるICカード
型免許証処理機1による第1の実施の形態としての違反
切符Tの作成処理について説明する。図4は、第1の実
施の形態としての違反切符Tの作成処理を説明するため
のフローチャートである。まず、交通違反を認めた警察
官は、違反者が所持する運転免許証(ICカード型免許
証)Cを受取る。違反者から運転免許証を受取ると、警
察官は、違反者から受取った運転免許証Cを上記免許証
挿入口11に挿入する(ステップS1)。CPU21
は、免許証挿入口11に運転免許証Cが挿入されると、
挿入された運転免許証Cの集積回路Caに記憶されてい
る免許証情報を上記IC読取部27により読取る(ステ
ップS2)。このIC読取部27により読取った免許証
情報は、上記RAM23に一旦格納される。
【0020】また、警察官は、運転免許証Cを上記免許
証挿入口11に挿入した後、上記操作ボタン12により
違反内容を指定する(ステップS3)。この際、CPU
21は、指定された違反内容に応じて違反点数を判定す
る。このように警察官により指定された違反内容及びC
PU21により判定された違反点数は、上記RAM23
に格納される。なお、違反内容及び違反点数等は、上記
表示パネル13に表示するようにしても良い。
【0021】上記操作ボタン12により違反内容を指定
した警察官は、上記操作ボタン12により印刷開始を指
定する。すると、CPU21は、印刷開始の指定を受付
けて、違反切符Tの印刷処理を実行する(ステップS
4)。この違反切符Tの印刷処理において、CPU21
は、まず、上記ROM22に記憶されている所定の違反
切符Tのフォーマットを読み出す。さらに、CPU21
は、上記RAM23に格納されている免許証情報及び違
反内容を読み出して上記ROM22から読み出した所定
のフォーマットの各項目に入力して行く。
【0022】これにより、CPU21は、所定のフォー
マットの違反切符Tの印刷データを作成する。違反切符
Tの印刷データが完成すると、CPU21は、上記印刷
部28により作成した印刷データを帳票に印刷して違反
切符Tを作成し、上記違反切符排出口14から排出す
る。違反切符Tが排出されると、警察官は、上記操作ボ
タン12の操作によりICカード型免許証処理機1内に
受入れている運転免許証を上記免許証挿入口11から排
出させて(ステップS5)、違反切符Tの作成処理を終
了する。
【0023】上記のように、運転免許証から免許証情報
を読取って、オペレータが指定する違反内容と上記免許
証情報とから違反切符Tの印刷データを作成し、この印
刷データを印刷出力するようにした。これにより、手書
きで違反切符Tを作成する際の誤記などを防ぎ、かつ、
違反切符Tの作成に要する時間の短縮を図ることができ
る。
【0024】次に、図1〜図3に示すようなICカード
型免許証処理機1による第2の実施の形態としての違反
切符Tの作成処理及び反則金の支払い処理について説明
する。この第2の実施の形態では、上記運転免許証Cの
集積回路Ca内にクレジットカードとして利用可能なデ
ータが記憶されているものとする。つまり、この第2の
実施の形態では、上記運転免許証Cが、通常の運転免許
証としての機能とともに、クレジットカードとしての機
能を有するものとする。なお、以下の説明では、運転免
許証Cがクレジットカードとして利用可能なものとする
が、運転免許証Cがデビットカードあるいはプリペイド
カードとして利用可能なものであっても同様に実現でき
るものである。
【0025】図5は、第2の実施の形態として、クレジ
ットカードの機能を有する運転免許証による違反切符T
の作成処理を説明するためのフローチャートである。ま
ず、交通違反を認めた警察官は、違反者が所持する運転
免許証(ICカード型免許証)Cを受取る。違反者から
運転免許証Cを受取ると、警察官は、違反者から受取っ
た運転免許証Cを上記免許証挿入口11に挿入する(ス
テップS11)。CPU21は、免許証挿入口11に運
転免許証Cが挿入されると、挿入された運転免許証Cの
集積回路Caに記憶されている免許証情報を上記IC読
取部27により読取る(ステップS12)。このIC読
取部27により読取った免許証情報は、上記RAM23
に一旦格納される。
【0026】上記IC読取部27により免許証情報を読
取ると、上記CPU21は、読取った免許証情報のうち
免許証番号に基づいて上記通信制御部26によりアンテ
ナ部15を介してホストコンピュータHに問い合わせを
行う(ステップS13)。
【0027】上記ホストコンピュータHは、ICカード
型免許証処理機1からの免許証番号による問合せを受信
すると、当該免許証番号に関する情報を検索する。この
検索結果として、上記ホストコンピュータHは、上記免
許証番号に関する情報をICカード型免許証処理機1へ
返信する。この際、ホストコンピュータHは、免許証番
号に基づいて、手配中の人物でないか、運転免許証は有
効か否かを判定し、この判定結果のみをICカード型免
許証処理機1へ返信するようにしても良い。
【0028】このホストコンピュータHからの免許証番
号に関する問合せの返答を受信すると、上記CPU21
は、返答内容により上記免許証番号に対応する人物が手
配中の人物であった場合(ステップS15、YES)、
手配中の人物の情報をホストコンピュータHからダウン
ロードする(ステップS16)。CPU21は、手配中
の人物の情報をダウンロードすると、手配中の人物の情
報を上記表示パネル13上に表示する(ステップS1
7)。これにより、ICカード型免許証処理機1では、
違反切符Tの作成だけでなく、手配中の人物の捜索に利
用できる。
【0029】また、上記免許証情報に対応する人物が手
配中でなければ、CPU21は、上記ホストコンピュー
タHからの情報に基づいて上記免許証情報に対応する運
転免許証Cが有効であるか否かを判断する(ステップS
18)。この判断により上記運転免許証Cが無効である
と判断した場合、上記CPU21は、運転免許証が無効
である旨を上記表示パネル13に表示する(ステップS
19)。この際、上記表示パネル13には、無効である
理由が表示される。これにより、運転免許証が無効であ
る場合、警察官は、交通違反を犯した違反者に対して相
応の対応をとることができ、無効な運転免許証を所持し
ている人物の取り締まりを強化できる。
【0030】また、上記判断により上記運転免許証が有
効できると判断した場合、CPU21は、上記免許証情
報を上記表示パネル13に表示するなどの処理を行っ
て、警察官に違反内容の指定を案内する。この案内に従
って、警察官は、上記操作ボタン12により違反内容を
指定する(ステップS20)。この際、CPU21は、
指定された違反内容に応じて違反点数を判定する。この
ように警察官により指定された違反内容及びCPU21
により判定された違反点数は、上記RAM23に格納さ
れる。なお、違反内容及び違反点数等は、上記表示パネ
ル13に表示するようにしても良い。
【0031】上記操作ボタン12により違反内容を指定
した警察官は、上記操作ボタン12により印刷開始を指
定する。すると、CPU21は、印刷開始の指定を受付
けて、違反切符Tの印刷処理を実行する(ステップS2
1)。この違反切符Tの印刷処理において、CPU21
は、まず、上記ROM22に記憶されている所定の違反
切符Tのフォーマットを読み出す。さらに、CPU21
は、上記RAM23に格納されている免許証情報及び違
反内容を読み出して上記ROM22から読み出した所定
のフォーマットの各項目に入力して行く。
【0032】これにより、CPU21は、所定のフォー
マットの違反切符Tの印刷データが作成する。違反切符
Tの印刷データが完成すると、CPU21は、上記印刷
部28により作成した印刷データを帳票に印刷して違反
切符Tを作成し、上記違反切符排出口14から排出す
る。この違反切符Tが排出された後に違反者が違反内容
を認めて反則金の支払いを要望すると(ステップS2
3、YES)、警察官は、上記操作ボタン12により反
則金の支払い処理の開始を指定する(ステップS2
4)。
【0033】すると、上記CPU21は、上記運転免許
証Cの集積回路Caに記憶されている金額情報に基づい
て反則金の支払い処理を行う(ステップS25)。この
場合、例えば、上記集積回路Caにクレジットカードと
しての情報が記憶されていれば、CPU21は、上記通
信制御部26によりクレジット会社との無線通信を行っ
て反則金の請求を行う。これにより、違反者は、クレジ
ット会社を介して反則金の支払いを済ませることがで
き、後日、金融機関等に出向いて反則金を支払う必要が
なくなる。
【0034】このような反則金の支払い処理が終了する
と、警察官は、上記操作ボタン12の操作により上記受
入れている運転免許証Cを上記免許証挿入口11から排
出し(ステップS26)、違反切符Tの作成処理と反則
金の支払い処理を終了する。
【0035】また、違反者からの反則金の支払いの要望
がなければ、警察官は、上記操作ボタン12の操作によ
りICカード型免許証処理機1内に受入れられている運
転免許証を上記免許証挿入口11から排出し(ステップ
S26)、違反切符Tの作成処理を終了する。
【0036】上記のように、受入れた運転免許証が有効
か否かをホストコンピュータに問い合わせて有効である
と判断された場合に、指定される違反内容と上記運転免
許証から読取られる免許証情報とに基づいて違反切符T
を作成するようにしたものである。これにより、違反切
符Tの作成時に、その場で運転免許証の有効性を判断で
き、かつ、違反切符Tの作成を効率化できる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、違反券の作成時に、誤った内容を書込んでしまった
り、違反券の作成に時間がかかってしまうことがないI
Dカードを用いた情報処理機とIDカード処理方法を提
供できる。
【0038】また、違反に対する反則金を支払いに行く
時間が取りづらい違反者であっても、簡単に反則金の支
払いを行うことができ、反則金を支払うのが遅れたり、
払い忘れてしまうことがないIDカードを用いた情報処
理機とIDカード処理方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るICカード型免許
証処理機の外観構成を示す斜視図。
【図2】図1のICカード型免許証処理機の外観構成を
示す正面図。
【図3】図1のICカード型免許証処理機の内部構成を
概略的に示すブロック図。
【図4】第1の実施の形態に係る違反切符の作成処理を
説明するためのフローチャート。
【図5】第2の実施の形態に係る違反切符の作成処理及
び反則金の支払い処理を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…ICカード型免許証処理機、11…上記免許証挿入
口(受入手段)、12…操作ボタン(操作手段)、13
…表示パネル(表示手段)、14…違反切符排出口、1
5…アンテナ部、21…CPU(判断手段、支払処理手
段)、22…ROM、23…RAM、26…通信制御
部、27…IC読取部(読取手段)、28…印刷部(印
刷手段)、C…ICカード型運転免許証(IDカー
ド)、Ca…IC(集積回路)、T…違反切符、H…ホ
ストコンピュータ、K…金融機関
フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA40 SA06 SA13 SA30 TA27 TA28 5B035 AA13 BB09 BC00 5B058 CA24 KA02 KA05 YA20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 免許証情報が記憶されている集積回路を
    内蔵するIDカードを受入れる受入手段と、 この受入手段により受入れた上記IDカードに内蔵され
    ている集積回路から免許証情報を読取る読取手段と、 上記IDカードの所持者に対する違反情報が指定される
    操作手段と、 この操作手段により指定された違反情報と上記読取手段
    により読取った免許証情報とに基づいて違反券を印刷す
    る印刷手段と、 を具備したことを特徴とするIDカードを用いた情報処
    理機。
  2. 【請求項2】 免許証情報が記憶されている集積回路を
    内蔵するIDカードを受入れる受入手段と、 この受入手段により受入れた上記IDカードに内蔵され
    ている集積回路から免許証情報を読取る読取手段と、 この読取手段にて読取った免許証情報による発行済みの
    IDカードに関する情報を管理しているホストコンピュ
    ータからの情報に基づいて、上記IDカードが有効か否
    かを判断する判断手段と、 この判断手段により上記読取手段にて免許証情報を読取
    ったIDカードが有効であると判断した場合に、上記I
    Dカードの所持者に対する違反情報が指定される操作手
    段と、 この操作手段により指定された違反情報と、上記読取手
    段にて読取った免許証情報あるいは上記IDカードに対
    応する上記ホストコンピュータからの情報とに基づいて
    違反券を印刷する印刷手段と、 を具備したことを特徴とするIDカードを用いた情報処
    理機。
  3. 【請求項3】 さらに、上記判断手段により上記読取手
    段にて免許証情報を読取ったIDカードが無効であると
    判断した場合、当該IDカードが無効である旨を表示す
    る表示手段を有することを特徴とする上記請求項2に記
    載のIDカードを用いた情報処理機。
  4. 【請求項4】 免許証情報が記憶されている集積回路を
    内蔵するIDカードを受入れる受入手段と、 この受入手段により受入れた上記IDカードに内蔵され
    ている集積回路から免許証情報を読取る読取手段と、 この読取手段にて読取った免許証情報による発行済みの
    IDカードに関する情報を管理しているホストコンピュ
    ータからの情報に基づいて、上記IDカードが有効か否
    かを判断するとともに、上記IDカードの所持者が手配
    中か否か判断する判断手段と、 上記IDカードの所持者が手配中の人物であると判断し
    た場合、上記IDカードの所持者が手配中の人物である
    ことを示す情報を表示する表示手段と、 この判断手段により上記読取手段にて免許証情報を読取
    ったIDカードの所持者が手配中の人物でなく、かつ、
    上記IDカードが有効であると判断した場合に、上記I
    Dカードの所持者に対する違反情報が指定される操作手
    段と、 この操作手段により指定された違反情報と、上記読取手
    段にて読取った免許証情報あるいは上記IDカードに対
    応する上記ホストコンピュータからの情報とに基づいて
    違反券を印刷する印刷手段と、 を具備したことを特徴とするIDカードを用いた情報処
    理機。
  5. 【請求項5】 免許証情報と金額情報とが記憶されてい
    る集積回路を内蔵するIDカードを受入れる受入手段
    と、 この受入手段により受入れた上記IDカードに内蔵され
    ている集積回路から免許証情報を読取る読取手段と、 上記IDカードの所持者に対する違反情報が指定される
    操作手段と、 この操作手段により指定された違反情報と上記読取手段
    により読取った免許証情報とに基づいて違反券を印刷す
    る印刷手段と、 この印刷手段により印刷された違反券の内容に上記ID
    カードの所持者が同意した場合に、上記読取手段により
    上記集積回路に記憶されている金額情報を読み出して、
    上記違反内容に基づく反則金を支払う処理を行う支払処
    理手段と、 を具備したことを特徴とするIDカードを用いた情報処
    理機。
  6. 【請求項6】 免許証情報と金額情報とが記憶されてい
    る集積回路を内蔵するIDカードを受入れる受入手段
    と、 この受入手段により受入れた上記IDカードに内蔵され
    ている集積回路から免許証情報を読取る読取手段と、 この読取手段にて読取った免許証情報による発行済みの
    IDカードに関する情報を管理しているホストコンピュ
    ータからの情報に基づいて、上記IDカードが有効か否
    かを判断する判断手段と、 この判断手段により上記読取手段にて免許証情報を読取
    ったIDカードが有効であると判断した場合に、上記I
    Dカードの所持者に対する違反情報が指定される操作手
    段と、 この操作手段により指定された違反情報と、上記読取手
    段にて読取った免許証情報あるいは上記IDカードに対
    応する上記ホストコンピュータからの情報とに基づいて
    違反券を印刷する印刷手段と、 この印刷手段により印刷された違反券の内容に上記ID
    カードの所持者が同意した場合に、上記読取手段により
    上記集積回路に記憶されている金額情報を読み出して、
    上記違反内容に基づく反則金を支払う処理を行う支払処
    理手段と、 を具備したことを特徴とするIDカードを用いた情報処
    理機。
  7. 【請求項7】 免許証情報が記憶されている集積回路を
    内蔵するIDカードを受入れる受入工程と、 この受入工程により受入れた上記IDカードに内蔵され
    ている集積回路から免許証情報を読取る読取工程と、 この読取工程により読取った免許証情報と上記IDカー
    ドの所持者に対する違反内容として指定される違反情報
    とに基づいて違反券を印刷する印刷工程と、 を有することを特徴とするIDカード処理方法。
  8. 【請求項8】 免許証情報が記憶されている集積回路を
    内蔵するIDカードを受入れる受入工程と、 この受入工程により受入れた上記IDカードに内蔵され
    ている集積回路から免許証情報を読取る読取工程と、 この読取工程にて読取った免許証情報による発行済みの
    IDカードに関する情報を管理しているホストコンピュ
    ータからの情報に基づいて、上記IDカードが有効か否
    かを判断する判断工程と、 この判断工程により上記読取工程にて免許証情報を読取
    ったIDカードが有効であると判断した場合に、上記読
    取工程にて読取った免許証情報あるいは上記IDカード
    に対応する上記ホストコンピュータからの情報と、上記
    IDカードの所持者に対する違反内容として指定される
    違反情報と、に基づいて違反券を印刷する印刷工程と、 を有することを特徴とするIDカード処理方法。
  9. 【請求項9】 さらに、上記判断工程により上記読取工
    程にて免許証情報を読取ったIDカードが無効であると
    判断した場合、当該IDカードが無効である旨を表示す
    る表示工程を有することを特徴とする上記請求項8に記
    載のIDカード処理方法。
  10. 【請求項10】 免許証情報が記憶されている集積回路
    を内蔵するIDカードを受入れる受入工程と、 この受入工程により受入れた上記IDカードに内蔵され
    ている集積回路から免許証情報を読取る読取工程と、 この読取工程にて読取った免許証情報による発行済みの
    IDカードに関する情報を管理しているホストコンピュ
    ータからの情報に基づいて、上記IDカードが有効か否
    かを判断するとともに、上記IDカードの所持者が手配
    中か否か判断する判断工程と、 上記IDカードの所持者が手配中の人物であると判断し
    た場合、上記IDカードの所持者が手配中の人物である
    ことを示す情報を表示する表示工程と、 この判断工程により上記読取工程にて免許証情報を読取
    ったIDカードの所持者が手配中の人物でなく、かつ、
    上記IDカードが有効であると判断した場合に、上記読
    取工程にて読取った免許証情報あるいは上記IDカード
    に対応する上記ホストコンピュータからの情報と、上記
    IDカードの所持者に対する違反内容として指定される
    違反情報と、に基づいて違反券を印刷する印刷工程と、 を有することを特徴とするIDカード処理方法。
  11. 【請求項11】 免許証情報と金額情報とが記憶されて
    いる集積回路を内蔵するIDカードを受入れる受入工程
    と、 この受入工程により受入れた上記IDカードに内蔵され
    ている集積回路から免許証情報を読取る読取工程と、 この読取工程により読取った免許証情報と上記IDカー
    ドの所持者に対する違反内容として指定される違反情報
    とに基づいて違反券を印刷する印刷工程と、 この印刷工程により印刷された違反券の内容に上記ID
    カードの所持者が同意した場合に、上記集積回路に記憶
    されている金額情報を読み出して、上記違反内容に基づ
    く反則金を支払う処理を行う支払処理工程と、 を有することを特徴とするIDカード処理方法。
  12. 【請求項12】 免許証情報と金額情報とが記憶されて
    いる集積回路を内蔵するIDカードを受入れる受入工程
    と、 この受入工程により受入れた上記IDカードに内蔵され
    ている集積回路から免許証情報を読取る読取工程と、 この読取工程にて読取った免許証情報による発行済みの
    IDカードに関する情報を管理しているホストコンピュ
    ータからの情報に基づいて、上記IDカードが有効か否
    かを判断する判断工程と、 この判断工程により上記読取工程にて免許証情報を読取
    ったIDカードが有効であると判断した場合に、上記読
    取工程にて読取った免許証情報あるいは上記IDカード
    に対応する上記ホストコンピュータからの情報と、上記
    IDカードの所持者に対する違反内容として指定される
    違反情報と、に基づいて違反券を印刷する印刷工程と、 この印刷工程により印刷された違反券の内容に上記ID
    カードの所持者が同意した場合に、上記集積回路に記憶
    されている金額情報を読み出して、上記違反内容に基づ
    く反則金を支払う処理を行う支払処理工程と、 を有することを特徴とするIDカード処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021060838A (ja) * 2019-10-08 2021-04-15 有限会社シャルム 情報処理装置、カード、情報処理方法、およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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