JP2000149076A - 行き先指定サービスシステム及びそのサービス方法 - Google Patents

行き先指定サービスシステム及びそのサービス方法

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JP2000149076A
JP2000149076A JP32758398A JP32758398A JP2000149076A JP 2000149076 A JP2000149076 A JP 2000149076A JP 32758398 A JP32758398 A JP 32758398A JP 32758398 A JP32758398 A JP 32758398A JP 2000149076 A JP2000149076 A JP 2000149076A
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Yasunori Ogushi
靖憲 大串
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードに過去の行き先を履歴としてもた
せることで、行き先の伝達をスムーズかつ確実に行うこ
とができるとともに、ICカードに電子マネー機能をも
たせて現金の授受を省くことにより防犯効果を高めるこ
とができ、さらには他社との差別化を図ることができる
行き先指定サービスシステム、サービス方法及び行き先
指定サービス用プログラムを記録した記録媒体を提供す
る。 【解決手段】 ICカード6に過去の行き先に関する複
数の情報と、電子マネー機能とをもたせ、ICカード6
の過去の行き先に関する複数の情報を表示させるととも
に、複数の情報の何れかを選択させ、選択された過去の
行き先に関する情報に対応する地図情報を表示させると
ともに、料金の支払を電子マネーによって行わせるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードに記憶
させた過去の行き先(目的地)に関する情報をディスプ
レイに表示させるとともに、表示された目的地を選択す
るようにした行き先指定サービスシステム、サービス方
法及び行き先指定サービス用プログラムを記録した記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばタクシーは、目的地まで移動す
る際に利用されている。乗客にとっては、運転手に行き
先を告げるだけで、目的地まで移動できれば、睡眠、読
書、仕事等に集中できる。ところが、運転手は全て地理
情報に詳しいとは限らず、地理情報に乏しい運転手の場
合には乗客が目的地に着くまで道案内をする必要があ
る。
【0003】料金は、移動距離や移動時間等によって決
められているが、初めてのコースでは、目的に着くまで
いくらかかるか判断しかねる場合がある。また、乗客に
とって初めてのコースでは、地理情報に乏しいことが多
く、遠回りされてしまうおそれもある。目的地に着く
と、現金による支払いが行われるが、交通の激しい場所
で現金のやり取りに時間がかかると、後続の車両が支え
てしまう場合がある。
【0004】運転手にとっては、乗客が悪質かどうか判
断する情報が何もなく、しばしば乗り逃げされたりする
場合がある。車内には、釣銭、売上金等の現金が置かれ
ているため、防犯上、防ぐ手だてがない。乗客は、必ず
しも正確に目的地を伝えているという保証はなく、目的
地を理解するのが困難であるばかりか、目的地が違えば
トラブルの元となる。タクシー業にとって、マナーを良
くしたり、運賃を安めに設定する等の工夫がなされてい
るが、それにも限界がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、乗客にと
っては、タクシーを利用する際、目的地までスムーズに
移動できることが望まれている。運転手にとっては、安
全かつトラブルの無い業務が望まれている。タクシー業
にとっては、他社とのさらなる差別化が望まれている。
【0006】ちなみに、特開平9−128571号公報
に示されるように、行き先の告知や料金の支払の自動化
を図ったものがあるが、ICカードに予め行き先を記憶
させて置く必要があるばかりか、行き先に関する情報等
は運転席側のディスプレイに表示されるため、後部座席
からは見にくいこともあり、行き先の伝達がスムーズに
行われないおそれがある。
【0007】そのような問題を解決するため、本発明
は、運転席側及び後部座席側にディスプレイを搭載する
とともに、ICカードに過去の行き先を履歴としてもた
せることで、行き先の伝達をスムーズかつ確実に行うこ
とができるとともに、ICカードに電子マネー機能をも
たせて現金の授受を省くことにより防犯効果を高めるこ
とができる行き先指定サービスシステム、サービス方法
及び行き先指定サービス用プログラムを記録した記録媒
体を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点を達
成するために、行き先指定サービスシステムは、過去の
行き先に関する複数の情報を記憶可能なICカードに対
して情報の書込み/読出しを行う書込み/読出し装置
と、前記書込み/読出し手段によって読出された前記過
去の行き先に関する情報を表示する第1の端末装置と、
第2の端末装置と、前記第1の端末装置に表示されてい
る前記過去の行き先に関する情報のうち指定されたもの
に基づいて運行に関する情報を表示するように前記第2
の端末装置を制御するカーナビゲーションシステムとを
備えることを特徴とする。
【0009】前記第1の端末装置は、後部座席側に設け
られ、前記第2の端末装置は運転席側に設けられている
ことが望ましい。
【0010】前記カーナビゲーションシステムは、前記
運行に関する情報として前記指定された過去の行き先に
関する情報に対応する地図情報を表示するように前記第
2の端末装置を制御することが望ましい。
【0011】また、前記第1の端末装置は、タッチパネ
ルを備えており、表示された前記過去の行き先に関する
複数の情報をタッチ操作によって選択可能とされている
ことが望ましい。この場合、前記カーナビゲーションシ
ステムは、前記指定された過去の行き先に関する情報と
前記地図情報とから、所用時間及び距離のうちの少なく
とも一方を計算し、該計算結果を表示するように前記第
1の端末装置を制御してもよい。また、前記カーナビゲ
ーションシステムは、前記計算結果から料金の目安を予
測し、該予測結果を表示するように前記第1の端末装置
を制御してもよい。
【0012】前記カーナビゲーションシステムは、前記
第2の端末装置から行き先が指定されたとき、該指定さ
れた行き先に関する情報を前記ICカードに書き込むよ
うに前記書込み/読出し手段を制御してもよい。
【0013】前記ICカードが、電子マネー機能を有す
るとき、前記書込み/読出し手段は、それにセットされ
た前記ICカードに、料金の支払に関する取引情報を書
き込むことができる。
【0014】行き先指定サービスシステムには、携帯電
話を介して個人承認情報や渋滞情報を取込むことができ
るように、前記カーナビゲーションシステムに接続され
たPINパッドが備えられていてもよい。
【0015】また、本発明の他の観点を達成するため
に、行き先指定サービス方法は、ICカードに対して情
報の書込み/読出しを行う第1の工程と、前記読出され
た前記ICカードの過去の行き先に関する複数の情報を
表示する第2の工程と、前記複数の情報の何れかを選択
する第3の工程と、前記選択された前記過去の行き先に
関する情報に対応する地図情報を表示させる第4の工程
とを備えることを特徴とする。
【0016】前記第4の工程には、地図情報を運転席側
ディスプレイに表示させる工程が含まれていてもよい。
この場合、前記第4の工程には、前記過去の行き先に関
する情報と前記地図情報とから、所用時間及び距離を算
出して料金の目安を表示する工程が含まれていてもよ
い。
【0017】前記第2及び第3の工程には、前記行き先
に関する複数の情報を後部座席側ディスプレイに表示さ
せるとともに、タッチ操作によって前記複数の情報の何
れかが選択される工程が含まれていてもよい。
【0018】前記ICカードが、電子マネー機能を有す
る場合、前記ICカードによる料金の支払を前記情報の
書込み/読出しによって行うことができるとともに、前
記料金の支払に関する取引情報は前記書込み/読出し時
に蓄積される工程が含まれていることが望ましい。
【0019】前記第4の工程には、携帯電話を介してク
レジットカード会社からの個人承認情報や渋滞情報を取
込む工程が含まれていてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明の先指定サービスシステムについて詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の行き先指定サービスシス
テムをタクシーに適用した場合の一実施の形態を示す
図、図2は、図1の後部座席側ディスプレイの表示内容
を示す図、図3は、図1の運転席側ディスプレイの表示
内容を示す図、図4は、図1の後部座席側ディスプレイ
の表示内容を示す図である。
【0022】図1において、行き先指定サービスシステ
ムは、カーナビゲーションシステム1、運転席側ディス
プレイ端末2、後部座席側ディスプレイ端末3、ICカ
ードリーダー・ライター4、PINパッド5、ICカー
ド6を備えている。
【0023】カーナビゲーションシステム1は、制御部
(図示せず)と地図情報を格納したCDROM(図示せ
ず)を内蔵している。カーナビゲーションシステム1
は、運転席側ディスプレイ端末2及び後部座席側ディス
プレイ端末3の表示動作を制御したり、ICカードリー
ダー・ライター4のリード/ライト動作を制御したりす
る。運転席側ディスプレイ端末2は、進路を表示したり
する。後部座席側ディスプレイ端末3は、ICカード6
に記憶されている過去の行き先の履歴等を表示する。I
Cカードリーダー・ライター4は、ICカード6に対し
て情報のリード/ライトを行う。PINパッド5は、I
Cカードリーダー・ライター4に対しカーナビゲーショ
ンシステム1とのデータのやり取りの中継を行う。ま
た、PINパッド5は、図示しない携帯電話との接続を
可能とする。ICカード6は、過去の行き先の履歴等を
記憶するとともに、電子マネー機能を有している。
【0024】次に、このような構成の行き先指定サービ
スシステムの動作を、図2〜図4を用いて説明する。
【0025】まず、乗客は、タクシーに乗込んだ後、I
Cカード6を、ICカードリーダー・ライター4にセッ
トする。ICカードリーダー・ライター4によってIC
カード6の情報が読取られると、後部座席側ディスプレ
イ端末3には、図2に示すように過去の行き先の履歴が
表示される。乗客は、後部座席側ディスプレイ端末3に
表示された履歴を選択する。
【0026】後部座席側ディスプレイ端末3がタッチパ
ネル方式である場合、目的地をタッチ操作によって選択
する。すなわち、行き先がICカード6に記憶されてい
ないときには、ICカード6をICカードリーダー・ラ
イター4にセットしたまま、客は後部座席側のディスプ
レイ端末3からカーナビゲーションシステム1に地図情
報の表示を指示する。地図情報が表示されたとき、目的
地をタッチ操作によって選択する。このとき、カーナビ
ゲーションシステム1は、指示された目的地あるいはそ
の近傍に割り当てられている地名をICカードに書き込
むようにICカードリーダー・ライター4を制御する。
これにより、客は次回搭乗するとき、その行き先に関す
る情報を利用することができる。
【0027】また、後部座席側ディスプレイ端末3にテ
ンキー等が備えられている場合には、テンキーの操作に
よって目的地を選択することもできる。
【0028】表示されている行き先情報の中から目的地
を選択したとき、あるいは地図情報上で目的地を指定し
たとき、カーナビゲーションシステム1は、所用時間及
び距離等を計算し、図4に示すように、後部座席側ディ
スプレイ端末3に計算結果を表示する。また、その計算
結果に基づいて料金を予測し、後部座席側ディスプレイ
端末3に計算結果を表示する。
【0029】選択された目的地は、カーナビゲーション
システム1によって運転席側ディスプレイ端末2に表示
される。このとき、カーナビゲーションシステム1は、
地図情報を記録しているCDROMを再生し、図3に示
すように、目的地までの地図を運転席側ディスプレイ端
末2に表示させる。これにより、運転手は、運転席側デ
ィスプレイ端末2に表示された進路とともに、目的地を
把握することができる。
【0030】また、PINパッド5に図示しない携帯電
話を接続し、渋滞情報を得ることにより、運転席側ディ
スプレイ端末2に渋滞情報を表示させることもできる。
【0031】目的地に着いての料金の支払い時には、I
Cカード6を利用することができる。この場合、ICカ
ードリーダー・ライター4によってICカード6との電
子マネーによる取引が行われる。ICカード6との取引
情報は、ICカードリーダー・ライター4によりICカ
ード6に書き込まれる。
【0032】ちなみに、クレジットカードで支払を行う
場合、クレジット会社からの認証を得ようとするとき
は、PINパッド5に図示しない携帯電話を接続するこ
とで可能となる。
【0033】また、乗客は、初めての目的地までタクシ
ーを利用した場合、ICカード6をICカードリーダー
・ライター4にセットし、後部座席側ディスプレイ端末
3に表示される指示メニューに従って操作することによ
り、ICカード6に新たな行き先の履歴を記憶させるよ
うにしてもよい。
【0034】このように、本実施の形態では、過去の行
き先の履歴等を記憶するICカード6をICカードリー
ダー・ライター4にセットし、後部座席側ディスプレイ
端末3に表示された過去の行き先の履歴の選択によっ
て、運転手に対し行き先を正確かつ確実に伝達すること
ができる。このとき、運転手が前と違っている場合であ
っても、行き先の伝達が正確かつ確実に行われる。
【0035】また、図4で説明したように、後部座席側
ディスプレイ端末3に表示された目的地を選択したと
き、所用時間及び距離等から料金の目安が表示されるの
で、乗客は、予め料金を予測することができる。
【0036】さらに、図3で説明したように、選択され
た目的地は、カーナビゲーションシステム1によって運
転席側ディスプレイ端末2に進路とともに表示されるの
で、遠回りされるおそれもなくなる。
【0037】料金の支払は、ICカード6の電子マネー
機能によって行うことができるので、交通の激しい場所
であっても料金の支払がスムーズに行われることから、
後続の車両が支えてしまうことがなくなる。
【0038】運転手は、運転席側ディスプレイ端末2に
表示された進路に従って、運転することができるので、
乗客の目的地を正確かつ確実に把握することができるこ
とから、トラブルの元が解消される。
【0039】また、ICカード6の情報から悪質な客を
見分けることができる。さらに、料金の支払は、ICカ
ード6によって行うことができるので、車内に、釣銭、
売上金等の現金を置く必要が無くなることから、防犯効
果が高められる。また、ICカード6との取引情報を、
ICカードリーダー・ライター4に蓄積させておくこと
ができるので、クレジットカード会社との通信に要する
料金を節約することができる。
【0040】さらに、本実施の形態の先指定サービスシ
ステムをタクシーに搭載することで、利便さが発揮され
ることから、他社との差別化が図れるため、集客率向上
アップを期待することができる。
【0041】なお、本実施の形態では、ICカード6の
過去の行き先の履歴を後部座席側ディスプレイ端末3に
表示し、選択させるようにした場合について説明した
が、この例に限らず、後部座席側ディスプレイ端末3に
地図情報を表示させ、乗客が目的地をペン入力等によっ
て指定することができるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明による行き先指定サービシステム
及びそのサービス方法は、ICカードに過去の行き先に
関する複数の情報と、電子マネー機能とをもたせ、IC
カードの過去の行き先に関する複数の情報を後部座席側
のディスプレイに表示させるとともに、複数の情報の何
れかを選択させ、選択された過去の行き先に関する情報
に対応する地図情報を表示させ、さらに料金の支払を電
子マネーによって行わせるようにしたので、行き先の伝
達をスムーズかつ確実に行うことができるとともに、現
金の授受を省くことにより防犯効果を高めることがで
き、さらには他社との差別化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の行き先指定サービスシステムの一実施
の形態を示す図である。
【図2】図1の後部座席側ディスプレイの表示内容を示
す図である。
【図3】図1の運転席側ディスプレイの表示内容を示す
図である。
【図4】図1の後部座席側ディスプレイの表示内容を示
す図である。
【符号の説明】
1 カーナビゲーションシステム 2 運転席側ディスプレイ 3 後部座席側ディスプレイ 4 ICカードリーダー・ライター 5 PINパッド 6 ICカード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月20日(1999.12.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】前記書込み/読出し手段は、それにセット
された前記ICカードに、料金の支払に関する取引情報
を書き込むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか
に記載の行き先指定サービスシステム。
【請求項】携帯電話を介して個人承認情報や渋滞情報
を取込むことができるように、前記カーナビゲーション
システムに接続されたPINパッドが備えられているこ
とを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の行き
先指定サービスシステム。
【請求項電子マネー機能を有し、電子マネー情報と
過去の行き先に関する情報を記憶したICカードから前
記過去の行き先に関する情報を読み出す工程と、 前記読出された過去の行き先を表示する工程と、 前記表示された過去の行き先の何れか選択されたとき
は、該選択された行き先に対する行き先情報を発生し、
今回の行き先が前記表示された過去の行き先のいずれで
もなく新たに指定されたときには、該指定された行き先
に対する前記行き先情報を発生する工程と、前記今回の行き先が新たに指定されたときには、前記今
回の行き先を前記ICカードに書込む工程と、 前記行き先情報に対応する地図情報を表示する工程とを
備えることを特徴とする行き先指定サービス方法。
【請求項10】前記地図情報を表示する工程には、地図
情報を運転席側ディスプレイに表示する工程が含まれて
いることを特徴とする請求項に記載の行き先指定サー
ビス方法。
【請求項12前記読出された過去の行き先を表示する
工程には、前記読出された過去の行き先を後部座席側デ
ィスプレイに表示する工程が含まれ、前記発生する工程
には、前記後部座席側ディスプレイに設けられたタッチ
パネルへのタッチ操作によって前記表示された過去の行
き先の何れかが選択する工程が含まれていることを特徴
とする請求項乃至11のいずれかに記載の行き先指定
サービス方法。
【請求項13】前記ICカード料金の支払に関する取
引情報書込む工程を更に具備することを特徴とする請
求項乃至12のいずれかに記載の行き先指定サービス
方法。
【請求項14】携帯電話を介してクレジットカード会社
からの個人承認情報を得る工程を更に具備することを特
徴とする請求項乃至13のいずれかに記載の先指定サ
ービス方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/0969 G06F 15/21 340A Fターム(参考) 2F029 AA02 AB13 AC08 AC13 AC14 AC16 AC19 3E027 DA09 EA10 EB02 EC08 EC10 5B049 AA02 BB32 CC02 CC40 DD04 EE02 EE05 EE41 FF04 FF08 GG03 GG09 5H180 AA14 BB05 BB12 BB13 BB15 EE10 FF12 FF22 FF33

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】過去の行き先に関する複数の情報を記憶可
    能なICカードに対して情報の書込み/読出しを行う書
    込み/読出し装置と、 前記書込み/読出し手段によって読出された前記過去の
    行き先に関する情報を表示する第1の端末装置と、 第2の端末装置と、 前記第1の端末装置に表示されている前記過去の行き先
    に関する情報のうち指定されたものに基づいて運行に関
    する情報を表示するように前記第2の端末装置を制御す
    るカーナビゲーションシステムとを備えることを特徴と
    する行き先指定サービスシステム。
  2. 【請求項2】前記第1の端末装置は、部座席側に設けら
    れ、前記第2の端末装置は運転席側に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の行き先指定サービスシ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記カーナビゲーションシステムは、前記
    運行に関する情報として前記指定された過去の行き先に
    関する情報に対応する地図情報を表示するように前記第
    2の端末装置を制御することを特徴とする請求項1に記
    載の行き先指定サービスシステム。
  4. 【請求項4】前記第1の端末装置は、タッチパネルを備
    えており、表示された前記過去の行き先に関する複数の
    情報をタッチ操作によって選択可能とされていることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の行き先指
    定サービスシステム。
  5. 【請求項5】前記カーナビゲーションシステムは、前記
    指定された過去の行き先に関する情報と前記地図情報と
    から、所用時間及び距離のうちの少なくとも一方を計算
    し、該計算結果を表示するように前記第1の端末装置を
    制御することを特徴とする請求項3に記載の行き先指定
    サービスシステム。
  6. 【請求項6】前記カーナビゲーションシステムは、前記
    計算結果から料金の目安を予測し、該予測結果を表示す
    るように前記第1の端末装置を制御することを特徴とす
    る請求項3に記載の行き先指定サービスシステム。
  7. 【請求項7】前記カーナビゲーションシステムは、前記
    第2の端末装置から行き先が指定されたとき、該指定さ
    れた行き先に関する情報を前記ICカードに書き込むよ
    うに前記書込み/読出し手段を制御することを特徴とす
    る請求項3、5、6のいずれかに記載の行き先指定サー
    ビスシステム。
  8. 【請求項8】前記ICカードは、電子マネー機能を有
    し、 前記書込み/読出し手段は、それにセットされた前記I
    Cカードに、料金の支払に関する取引情報を書き込むこ
    とを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の行き
    先指定サービスシステム。
  9. 【請求項9】携帯電話を介して個人承認情報や渋滞情報
    を取込むことができるように、前記カーナビゲーション
    システムに接続されたPINパッドが備えられているこ
    とを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の行き
    先指定サービスシステム。
  10. 【請求項10】ICカードに対して情報の書込み/読出
    しを行う第1の工程と、 前記読出された前記ICカードの過去の行き先に関する
    複数の情報を表示する第2の工程と、 前記複数の情報の何れかを選択する第3の工程と、 前記選択された前記過去の行き先に関する情報に対応す
    る地図情報を表示させる第4の工程とを備えることを特
    徴とする行き先指定サービス方法。
  11. 【請求項11】前記第4の工程には、地図情報を運転席
    側ディスプレイに表示させる工程が含まれていることを
    特徴とする請求項10に記載の行き先指定サービス方
    法。
  12. 【請求項12】前記第4の工程には、前記過去の行き先
    に関する情報と前記地図情報とから、所用時間及び距離
    を算出して料金の目安を表示する工程が含まれているこ
    とを特徴とする請求項11に記載の行き先指定サービス
    方法。
  13. 【請求項13】前記第2及び第3の工程には、前記行き
    先に関する複数の情報を後部座席側ディスプレイに表示
    させるとともに、タッチ操作によって前記複数の情報の
    何れかが選択される工程が含まれていることを特徴とす
    る請求項10乃至12のいずれかに記載の行き先指定サ
    ービス方法。
  14. 【請求項14】前記ICカードは、電子マネー機能を有
    するものであって、前記ICカードによる料金の支払を
    前記情報の書込み/読出しによって行うことができると
    ともに、前記料金の支払に関する取引情報は前記書込み
    /読出し時に蓄積される工程が含まれていることを特徴
    とする請求項10乃至13のいずれかに記載の行き先指
    定サービス方法。
  15. 【請求項15】前記第4の工程には、携帯電話を介して
    クレジットカード会社からの個人承認情報や渋滞情報を
    取込む工程が含まれていることを特徴とする請求項10
    乃至14のいずれかに記載の先指定サービス方法。
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