JP2002279117A - ユーザー性質分析方法、ユーザー性質分析システム、および、プログラム - Google Patents

ユーザー性質分析方法、ユーザー性質分析システム、および、プログラム

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JP2002279117A
JP2002279117A JP2001074724A JP2001074724A JP2002279117A JP 2002279117 A JP2002279117 A JP 2002279117A JP 2001074724 A JP2001074724 A JP 2001074724A JP 2001074724 A JP2001074724 A JP 2001074724A JP 2002279117 A JP2002279117 A JP 2002279117A
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Takumi Nakanishi
巧 中西
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Tsubasa System Co Ltd
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Tsubasa System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用の時間を設定したり実施場所を確保する
ことなく、ユーザーから回答を収集して、ユーザーの性
質を分析する。 【解決手段】 質問を表示する第1のステップと、ユー
ザーに対して前記表示された質問に対する回答の入力を
促す第2のステップと、前記入力された回答を収集する
第3のステップと、前記収集した回答に基づいてユーザ
ーの性質を分析する第4のステップと、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザーの性質を
分析するための方法、システム、および、プログラムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用パーソナルコンピュータな
どのコンピュータシステムにおいては、特定のキャラク
タ画像をディスプレイに表示するとともに、所定の文字
をそのキャラクタ画像と同一画面に表示することによっ
て(または、音声を出力することによって)利用者に対
してあたかもキャラクタ画像が文字情報(または、音声
情報)を提供しているようにみせるプログラムが利用さ
れている。
【0003】このようなプログラムとして、本出願人が
開発したソフトウエアがある。このソフトウエアは、キ
ャラクタ画像として擬人化エージェントなどの画像をデ
ィスプレイに表示するとともに、質問データ(または所
定メニューや話題情報などの文字)をそのキャラクタ画
像と同一画面に表示したり(または、音声を出力す
る)、所定メニューなどを介してユーザーからの要求
(話題提供の要求など)を受け付けて実行するなどの各
種の機能を有している。このように、本出願人が開発し
たソフトウエアは、ユーザーに対して各種のサービスを
提供するようになっており、いわばコンピュータ上の秘
書として機能する。
【0004】本出願人は、このプログラムを利用してユ
ーザーに対して質問を行い、ユーザーから回答を収集す
ることで、ユーザーの性質(性格や行動パターンなど)
を分析できるという点に着目した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、ユーザーの性質
を分析する方法としてSPI(適正検査)が知られている。
しかしながら、このSPIは一定時間内に多数の質問項目
に対する回答を記入させるようになっており、SPIを実
施するためには、そのための時間を設定したり実施場所
を確保したりする必要があった。
【0006】本発明の課題は、専用の時間を設定したり
実施場所を確保することなく、ユーザーから回答を収集
して、ユーザーの性質を分析することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユーザーの性
質を分析する方法であって、質問を表示する第1のステ
ップと、ユーザーに対して前記表示された質問に対する
回答の入力を促す第2のステップと、前記入力された回
答に基づいてユーザーの性質を分析する第3のステップ
と、を備える構成とした。
【0008】本発明によれば、質問は通常業務で使用さ
れるディスプレイなどに適宜に表示することが可能であ
るため、専用の時間を設定したり実施場所を確保するこ
となく、ユーザーから回答を収集して、ユーザーの性質
を分析することが可能になる。
【0009】前記第2のステップは、回答が関連づけら
れた選択可能項目を表示することによって回答の入力を
促し、前記第3のステップは、前記入力された回答とし
て、選択された選択可能項目に関連づけられた回答に基
づいてユーザーの性質を分析することができる。
【0010】このようにすれば、SPIなどの公知の適性
検査に利用されている検査項目(たとえば2者択一の項
目など)を選択可能項目として利用することが可能にな
る。また、回答の入力負担を軽減できる。
【0011】前記分析結果は、ディスプレイに表示した
り、または、プリンタによって印刷することができる。
【0012】質問は常に同じ質問ではなく新規な質問を
表示できるように更新することが好ましい。
【0013】質問はキャラクタ画像および選択可能項目
は、キャラクタ画像と同一画面に表示することが好まし
い。このようにすれば、ユーザーは、あたかもキャラク
タ画像と会話をしているかのように、自然に回答するこ
とが可能である。
【0014】また、本発明は、ユーザー端末と、このユ
ーザー端末との間でネットワークを介してデータ通信を
行うサーバとを包含するユーザー性質分析システムであ
って、前記ユーザー端末は、質問を表示する質問表示手
段と、ユーザーに対して前記表示された質問に対する回
答の入力を促す表示を行う回答入力催促手段と、前記回
答を入力する入力手段とを備え、前記サーバは、前記入
力された回答を収集する収集手段と、前記収集した回答
に基づいてユーザーの性質を分析する分析手段とを備え
る構成とした。
【0015】本発明によれば、質問は通常業務で使用さ
れるディスプレイなどに適宜に表示することが可能であ
るため、専用の時間を設定したり実施場所を確保するこ
となく、ユーザーから回答を収集して、ユーザーの性質
を分析することが可能になる。
【0016】前記回答入力催促手段は、前記回答の入力
を促す表示として、回答が関連づけられた選択可能項目
を表示し、前記収集手段は、前記入力された回答とし
て、選択された選択可能項目に関連づけられた回答を収
集することができる。このようにすれば、SPIなどの公
知の適性検査に利用されている検査項目(たとえば2者
択一の項目など)を選択可能項目として利用することが
可能になる。また、回答の入力負担を軽減できる。
【0017】前記分析結果を出力する出力手段として
は、ディスプレイやプリンタなどがある。
【0018】上記のユーザー性質分析システムは、さら
に、質問を更新する更新手段を備え、前記質問表示手段
は、前記更新された質問を表示するようにできる。
【0019】前記質問表示手段は、キャラクタ画像と同
一の画面に質問を表示し、前記回答入力促進手段は、キ
ャラクタ画像と同一の画面に選択可能項目を表示するこ
とが好ましい。このようにすれば、ユーザーは、あたか
もキャラクタ画像と会話をしているかのように、自然に
回答することが可能である。
【0020】前記質問表示手段および回答入力催促手段
は、主記憶装置に格納されて実行される常駐型のプログ
ラムによって構成されていることが好ましい。このよう
にすれば、他のアプリケーションソフトウエア(ワープ
ロソフトウエアやブラウザソフトウエアなど)が使用中
であっても、所定のタイミングで質問を行い、回答を得
ることが可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態である
ユーザー性質分析システムについて、図面を参照しなが
ら説明する。図1は、ユーザー性質分析システムの概略
システム構成を説明するための図である。
【0022】ユーザー性質分析システムはユーザー端末
100とサーバ200とを包含しており、両者はインタ
ーネットなどのネットワークを介して相互にデータ通信
するためのモデムなどの通信手段を備えている。
【0023】ユーザー端末100は、パーソナルコンピ
ュータなどの情報端末であり、コンピュータ本体、その
コンピュータ本体に内蔵されているハードディスク装置
などの記憶装置、および、CD−ROMドライブ装置、
キーボードやマウスなどの入力手段、CRTディスプレ
イや液晶ディスプレイなどの画像表示装置などを備えて
いる。
【0024】ハードディスク装置には、ウインドウズや
マックOSやUNIX(登録商標)などの所定のオペレ
ーティングシステムがインストールされており、さら
に、そのオペレーティングシステム上で実行されるブラ
ウザプログラムや、アプリケーションプログラムPがイ
ンストールされている。また、ハードディスク装置に
は、質問データテーブル120と回答テーブル130が
格納されている。
【0025】個人情報記憶部110はハードディスク装
置によって実現されており、入力手段から入力された、
社員コードなどのユーザー識別情報、氏名、誕生日、性
別、出身地、現住所、好きな食べ物、趣味、年齢、職
業、および、血液型などの個人に関する情報が格納され
ている。ユーザー識別情報としては、アプリケーション
プログラムPのインストール時に入力することが考えら
れる。
【0026】アプリケーションプログラムPとしては、
擬人化エージェントなどのキャラクタ画像をディスプレ
イに表示するとともに、所定メニューや話題情報(質問
データなど)などの文字をそのキャラクタ画像と同一画
面に表示する(または、音声を出力する)などの各種の
機能を有しているソフトウエアがインストールされてい
る。
【0027】アプリケーションプログラムPは、CD−
ROMに記録されて配布されるか、または、所定のサー
バ(後述するサーバ200であってもよい)からインタ
ーネットを介して配布(ダウンロード)される。アプリ
ケーションプログラムPは、CD−ROMによって配布
された場合には、CD−ROMドライブ装置を介してハ
ードディスク装置にインストールされる。
【0028】次にアプリケーションプログラムPの構成
について、図2を参照しながら説明する。図2は、アプ
リケーションプログラムの構成を説明するための図であ
る。アプリケーションプログラムPは、主に、キャラク
タ画像の動作(機能)を定義するプログラムPA1、キ
ャラクタ画像データPA2、台詞データPA3、音声デ
ータPA4、および、プログラムPA1に基づいて各種
の処理を実行するプログラム本体PA5によって構成さ
れている。アプリケーションプログラムPがインストー
ルされると、これらのプログラムおよびデータがハード
ディスク装置の所定の領域に格納されることになる。
【0029】キャラクタ画像の動作(機能)を定義する
プログラムPA1は、C言語に類似した体系のスクリプ
ト言語によって記述されている。キャラクタ画像の動作
は、予め用意されている関数を指定して(その関数がデ
ータの指定を要求する場合にはさらにデータを指定し
て)、たとえば次のように定義される。
【0030】(1)キャラクタ画像の指定。たとえば、
キャラクタ画像に付与されたファイル名で指定すると、
その指定されたキャラクタ画像がディスプレイに表示さ
れることになる。なお、異なるキャラクタ画像を指定す
ることによって、キャラクタ画像の表示を変更すること
が可能である。
【0031】(2)表示文字内容(台詞など)およびそ
の表示条件の指定。表示文字内容については、たとえ
ば、表示文字を直接記述することによって指定する。ま
たは、台詞データPA3中の台詞データを特定する識別
情報を指定する。表示条件については、たとえば、時刻
やディスプレイ上の特定位置(または特定領域)のクリ
ックを指定する。なお、質問データも台詞データPA3
として扱われる。
【0032】(3)音声内容およびその出力条件の指
定。たとえば、音声内容については、音声データを直接
記述することによって指定する。または、音声データP
A4中の音声データを特定する識別情報を指定する。出
力条件については、たとえば、時刻やディスプレイ上の
特定位置(または特定領域)のクリックを指定する。
【0033】(4)情報更新の指定。情報更新として
は、キャラクタ画像データPA2の更新、台詞データP
A3の更新(質問データの更新)、および、音声データ
PA4の更新などがある。
【0034】キャラクタ画像データPA2としては、人
物や生物の実写画像、それら人物や生物との同一性を有
するアニメ画像(CG画像を含む)、想像上の人物や生
物のアニメ画像、又は、生物や非生物を擬人化したアニ
メ画像などのデータを用いることができる。キャラクタ
画像データPA2は、静止画像であっても動画像のデー
タであってもよい。キャラクタ画像データPA2はキャ
ラクタ画像ごとにファイル化されている。個々のファイ
ルにはファイル名が付与されており、個々のファイルを
識別可能になっている。
【0035】台詞データPA3としては、質問データ、
話題提供用の文章、および、メニュー項目表示用の文章
などのデータがある。台詞データPA3には識別情報が
付与されており、個々の台詞データPA3を識別できる
ようになっている。たとえば、質問データには識別情報
として質問IDが付与されている。なお、質問データ
は、後述するようにサーバ200から質問IDと共に配
信されてユーザー端末100の質問データテーブル12
0に質問IDと対応づけられて登録される。
【0036】音声データPA4としては、台詞データP
A3に対応する音声データ、つまり、質問データを読み
上げるための音声データ、話題提供用の文章を読み上げ
るための音声データ、および、メニュー項目表示用の文
章を読み上げるための音声データなどがある。音声デー
タには識別番号が付与されており、個々の音声データを
識別できるようになっている。
【0037】プログラム本体PA5は、プログラムPA
1に基づいて、キャラクタ画像や文字(所定メニューや
台詞など)の表示や音声出力などの各種処理を実行す
る。プログラム本体PA5は、所定のオペレーティング
システムの下で起動(または実行)されてRAM(主記
憶装置)に常駐する常駐型のプログラムであり、他のア
プリケーションソフトウエア(ワープロソフトウエアや
ブラウザソフトウエアなど)が使用中であっても、イベ
ントが検出されるとプログラムPA1に基づいて、各種
の処理を実行するようになっている。
【0038】イベントとしては、誕生日がある。個人情
報記憶部110に格納された誕生日とユーザー端末10
0内に設けられたカレンダー部(図示せず)から取得し
た日時情報が一致する場合には、たとえば、キャラクタ
画像と同一画面に「今日は、○○さんのお誕生日です
ね。おめでとうございます。」の文字が表示される(ま
たは音声出力される)。なお、「○○さん」の部分に
は、個人情報記憶部110から読み出した氏名を用い
る。なお、マウスによる特定位置(たとえば、キャラク
タ画像)のクリックなどもイベントとして検出される。
【0039】回答テーブル130には、質問ID13
1、および、質問ID131ごとに、回答が登録されて
いる。回答としては、表示された質問に対するユーザー
の回答が登録される。このユーザーの回答は、図1中の
回答テーブルでは「+」(肯定の回答)、「−」(否定
の回答)、および、「0」(否定でも肯定でもない回
答)で表現している。
【0040】情報更新部140、処理部150および回
答送信部160は、アプリケーションプログラムPによ
って実現されている。これら各部の機能について、図3
を参照しながら説明する。図3は、図1中の機能ブロッ
クの機能を説明するためのフローチャートである。
【0041】情報更新部140は、入力手段から情報更
新開始の指示を検出すると、サーバ200にアクセスし
て(S100)、そのサーバに新規質問データが登録さ
れているときにはその新規質問データと質問IDを取得
して、質問データテーブル120に格納(登録)する
(S101)。
【0042】処理部150は、主にプログラム本体PA
5によって実現されており、所定のタイミングで質問デ
ータテーブル120にアクセスして(S102)、質問
(質問内容)や選択可能項目などを表示する。処理部1
50は、表示した質問に対する回答が入力手段から入力
された場合には、その表示した質問データの質問IDに
対応する回答欄132に回答(「+」、「−」または
「0」)を登録する。
【0043】回答送信部160は、入力手段から情報更
新開始の指示を検出すると、サーバ200にアクセスし
て、回答テーブル130に登録されたデータ(質問ID
および回答)および個人情報記憶部110から社員コー
ドなどのユーザー識別情報を読み出してサーバ200に
対して送信する(S104)。
【0044】サーバ200は、ワークステーションなど
の比較的高性能のコンピュータであり、コンピュータ本
体や、そのコンピュータ本体に内蔵されているハードデ
ィスク装置などの記憶装置を備えている。キーボードや
マウスなどの入力手段や、CRTディスプレイや液晶デ
ィスプレイなどの画像表示装置などを備えていることも
ある。
【0045】ハードディスク装置には、ウインドウズや
マックOSやUNIXなどの所定のオペレーティングシ
ステムがインストールされており、さらに、そのオペレ
ーティングシステム上で実行されるサーバプログラム
や、データベース管理プログラムなどがインストールさ
れている。ハードディスク装置には、質問DB(データ
ベース)としての質問データテーブル210と回答状況
DBとしての回答テーブル220が格納されている。
【0046】質問データテーブル210には、質問ID
および質問IDごとに質問データが格納されている。質
問データとしては、質問の具体的内容のデータ登録され
ている。質問データテーブル210には、逐次新規な質
問データが登録されるようになっている。たとえば、収
集された回答データをみながら不足していると思われる
類の質問を運用中にリアルタイムに追加することが可能
である。
【0047】回答テーブル220には、質問ID、およ
び、質問IDごとに、社員コードなどのユーザー識別情
報、および、回答が登録される。これらは、ユーザー端
末100から送信されたものである。
【0048】情報配信部230、回答受信部240、お
よび、分析・集計部250は、サーバプログラムによっ
て実現される。これら各部の機能について、図3を参照
しながら説明する。
【0049】情報配信部230は、ユーザー端末100
の情報更新部140からアクセスがあった場合に、質問
DBとしての質問データテーブル210に登録されてい
る新規質問データを読み出し、質問IDを付してユーザ
ー端末100に対して送信する(S200、S20
1)。
【0050】回答受信部240は、ユーザー端末100
の回答送信部160から回答テーブル130に登録され
た回答情報としてのデータ(質問IDおよび回答)およ
び社員コードなどのユーザー識別情報を受信した場合
に、その受信した内容を回答状況DBとしての回答テー
ブル220に登録する(S202)。このようにしてサ
ーバ200は、ユーザー端末100から回答を収集して
いる。
【0051】分析・集計部250は、回答状況DBとし
ての回答テーブル220にアクセスして(S204)、
ユーザーごとに回答を集計し(S205)、その集計結
果に基づいてユーザごとの性質を分析し(S206)、
その分析結果を出力(表示または印刷)する。なお、回
答パターンと性質(性格や行動パターンなど)とを対応
づけたテーブルを用意しておくことによって、集計結果
に基づくユーザーの性質の分析結果を得ることが可能で
ある。
【0052】次に、上記構成のユーザー性質分析システ
ムの動作について、図4を参照しながら説明する。図4
は、ユーザー性質分析システムの動作を説明するための
フローチャートである。
【0053】アプリケーションプログラムPに関連づけ
られたアイコンがクリックされるなどして、そのアプリ
ケーションプログラムPが起動されると、キャラクタ画
像が表示される。このキャラクタ画像表示領域の特定位
置をマウスで指示(クリック)すると、その指示がイベ
ントとして検出され、キャラクタ画像と同一画面に文字
情報としてのメニュー画面が表示される。
【0054】このとき、個人情報記憶部110から氏名
を読み出して、たとえば、キャラクタ画像と同一画面に
「○○さん、何かご用ですか?」のように表示してもよ
い(または、音声出力してもよい)。
【0055】メニュー画面として「話題の提供」と「情
報更新」の項目が表示されている場合に、「話題の提
供」のクリックがイベントとして検出されたときには、
キャラクタ画像と同一画面に話題の文字情報(例えば、
「本日は○○記念日です。由来は・・・です。」)が表
示される(または音声情報が出力される)。
【0056】一方、「情報更新」のクリックがイベント
として検出された場合には(S300)、キャラクタ画
像と同一画面にサーバに接続する旨の文字情報(たとえ
ば、「サーバにアクセスします。」)が表示されるとと
もに、ユーザー端末100の情報更新部140は、サー
バ200にアクセスする(S301)。
【0057】このアクセス時に回答テーブル130にデ
ータが登録されている場合には(S302:Yes)、
ユーザー端末100の回答送信部160は、その登録デ
ータ(質問IDおよび回答)および社員コードなどのユ
ーザー識別情報をサーバ200に対して送信する(S3
03)。サーバ200の回答受信部240は、受信した
登録データを回答状況DBとしての回答テーブル220
に登録する(S304)。
【0058】次にサーバ200の情報配信部230は、
質問DBとしての質問データテーブル210から更新情
報(新規質問データなど)を読み出す(S306)。情
報配信部230は、読み出した新規質問データにその質
問を特定するための質問IDを付与して(S307)、
ユーザー端末100に対して送信する(S308)。
【0059】ユーザー端末100の情報更新部140
は、受信した質問データとその質問IDとを対応づけて
質問データテーブル120に格納(登録)する(S30
9)。格納された質問データは所定のタイミングで表示
されるようになっている(S310)。表示タイミング
としては、質問データの格納が完了した場合やユーザー
端末100起動後一定時間経過後などが考えられる。
【0060】図5は、質問データの表示例を示してい
る。処理部150は、図5に示すように、キャラクタ画
像と同一画面に吹き出し画像を表示し、その吹き出し画
像の表示領域内に質問データを表示する(S311)。
【0061】吹き出し画像の表示領域内には回答が関連
づけられた選択可能項目として「そろそろ休もうか
な」、「まだまだがんばる」、および、「・・・(無反
応)」も表示される。選択可能項目のうち「そろそろ休
もうかな」がマウスで指示(クリックによる選択)され
ると(S312:Yes)、表示された質問データの質
問IDに対応する回答欄132に「+」が登録される
(S313)。選択可能項目として「まだまだがんば
る」がマウスで指示(クリックによる選択)されると
(S312:Yes)、同回答欄に「−」が登録される
(S313)。選択可能項目として「・・・(無反
応)」がマウスで指示(クリックによる選択)される
か、または、一定時間内にマウスで指示されない場合に
は(S312:Yes)、同回答欄に「0」が登録され
る(S313)。
【0062】以上のようにして回答テーブル130に登
録されたデータ(質問IDおよび回答)および社員コー
ドなどのユーザー識別情報は、情報更新開始指示の検出
によってサーバ200に対して送信されて、回答状況D
Bとしての回答テーブル220に登録されることにな
る。
【0063】サーバ200の分析・集計部250は、所
定のタイミング(たとえば、1月ごと)で回答状況DB
としての回答テーブル220に登録されたデータに基づ
いて、ユーザーごとの性質(性格や行動パターンなど)
を分析し、その分析結果を出力(表示または印刷)す
る。
【0064】以上説明したように、アプリケーションプ
ログラムPを(コンピュータ上に常駐する擬人化エージ
ェント)の使用をメンバー(会社組織を構成する個々の
従業員など)に義務づけることで一時的でない継続的な
分析が可能である。また、診断(分析)のために特別な
時間や場所、資料を用意する必要がない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
専用の時間を設定したり実施場所を確保することなく、
ユーザーから回答を収集して、ユーザーの性質を分析す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するためのユーザー
性質分析システムの概略システム構成を示す図である。
【図2】アプリケーションプログラムの構成を説明する
ための図である。
【図3】ユーザー性質分析システムにおける機能ブロッ
クの機能を説明するためのフローチャートである。
【図4】ユーザー性質分析システムの動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】質問データの表示例である。
【符号の説明】
100 ユーザー端末 110 個人情報記憶部 120 質問データテーブル 130 回答テーブル 132 回答欄 140 情報更新部 150 処理部 160 回答送信部 200 サーバ 210 質問データテーブル 220 回答テーブル 230 情報配信部 240 回答受信部 250 分析・集計部DB

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】質問を表示する第1のステップと、 ユーザーに対して前記表示された質問に対する回答の入
    力を促す第2のステップと、 前記入力された回答に基づいてユーザーの性質を分析す
    る第3のステップと、を備えるユーザー性質分析方法。
  2. 【請求項2】前記第2のステップは、回答が関連づけら
    れた選択可能項目を表示することによって回答の入力を
    促し、 前記第3のステップは、前記入力された回答として、選
    択された選択可能項目に関連づけられた回答に基づいて
    ユーザーの性質を分析する、請求項1に記載のユーザー
    性質分析方法。
  3. 【請求項3】前記分析結果を出力する第4のステップを
    さらに備える請求項1または2に記載のユーザー性質分
    析方法。
  4. 【請求項4】質問を更新する第5のステップを更に備
    え、 前記第1のステップは、前記更新された質問を表示す
    る、請求項1から3のいずれかに記載のユーザー性質分
    析方法。
  5. 【請求項5】前記第1のステップは、キャラクタ画像と
    同一の画面に質問を表示し、 前記第2のステップは、キャラクタ画像と同一の画面に
    選択可能項目を表示する、請求項2から4のいずれかに
    記載のユーザー性質分析方法。
  6. 【請求項6】ユーザー端末と、このユーザー端末との間
    でネットワークを介してデータ通信を行うサーバとを包
    含するユーザー性質分析システムであって、 前記ユーザー端末は、 質問を表示する質問表示手段と、 ユーザーに対して前記表示された質問に対する回答の入
    力を促す表示を行う回答入力催促手段と、 前記回答を入力する入力手段とを備え、 前記サーバは、 前記入力された回答を収集する収集手段と、 前記収集した回答に基づいてユーザーの性質を分析する
    分析手段とを備えるユーザー性質分析システム。
  7. 【請求項7】前記回答入力催促手段は、前記回答の入力
    を促す表示として、回答が関連づけられた選択可能項目
    を表示し、 前記収集手段は、前記入力された回答として、選択され
    た選択可能項目に関連づけられた回答を収集する、請求
    項6に記載のユーザー性質分析システム。
  8. 【請求項8】前記分析結果を出力する出力手段をさらに
    備える請求項6に記載のユーザー性質分析システム。
  9. 【請求項9】質問を更新する更新手段をさらに備え、 前記質問表示手段は、前記更新された質問を表示する、
    請求項6から8のいずれかに記載のユーザー性質分析シ
    ステム。
  10. 【請求項10】前記質問表示手段は、キャラクタ画像と
    同一の画面に質問を表示し、 前記回答入力促進手段は、キャラクタ画像と同一の画面
    に選択可能項目を表示する、請求項7から9のいずれか
    に記載のユーザー性質分析システム。
  11. 【請求項11】前記質問表示手段および回答入力催促手
    段は、主記憶装置に格納されて実行される常駐型のプロ
    グラムによって構成されている、請求項6から10のい
    ずれかに記載のユーザー性質分析システム。
  12. 【請求項12】質問を表示する第1のステップと、 ユーザーに対して前記表示された質問に対する回答の入
    力を促す第2のステップと、 前記入力された回答を登録する第3のステップと、をコ
    ンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 【請求項13】前記第2のステップは、回答が関連づけ
    られた選択可能項目を表示することによって回答の入力
    を促し、 前記第3のステップは、前記入力された回答として、選
    択された選択可能項目に関連づけられた回答を登録す
    る、請求項12に記載のプログラム。
  14. 【請求項14】前記第1のステップは、キャラクタ画像
    と同一の画面に質問を表示し、 前記第2のステップは、キャラクタ画像と同一の画面に
    選択可能項目を表示する、請求項12または13のいず
    れかに記載のプログラム。
  15. 【請求項15】前記第1のステップ、第2のステップ、
    および、第3のステップは、主記憶装置に格納されて実
    行される常駐型のプログラムによって構成されている、
    請求項12から14のいずれかに記載のプログラム。
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