JP2005500587A - ネットワークを介した非同期面接の実施 - Google Patents
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Abstract
クライアント上で実行中のユーザ・インタフェースを介して、非同期的に面接を実施する方法および装置の記述である。ユーザ・インタフェースが面接受験者に対し、少なくとも1つの音声回答を促し、回答がデジタル録音される。ユーザ・インタフェースは、サーバからダウンロードされるユーザ・インタフェースを定義するコードに基づいてクライアントで生成される。ユーザ・インタフェースが面接受験者に質問をなし、面接受験者が文章を入力するか、またはユーザ・インタフェースの各種コントロールを使用して音声をデジタル録音することによって回答する。これらの回答はアップロードされる。評価担当者は、ユーザ・インタフェースを介して面接受験者の回答内容を精査することができる。ユーザ(例えば、面接担当者)は、質問内容、質問方法、および面接受験者の回答方法を指定するユーザ入力を与えることにより、非同期面接のフォーマットを指定することができる。非同期面接フォーマットを定義するデータが生成され、例えば、サーバに格納される。
Description
【0001】
関連出願の説明
本特許出願はDimitry Rtischevによって2000年8月10日に出願された米国仮特許出願第60/224,550号(Administering Asynchronous Interviews of Candidates By Evaluators)の優先権を主張するものであり、前記引用により前記仮出願がそっくりそのまま本出願に編入されたものとする。
【0002】
発明の属する技術分野
本発明は個人と組織との間における面接過程の自動化に関するものである。
【0003】
発明の背景
企業における求人応募者の選抜過程は、多くの場合、その仕事や職務に関心を示した人からの応募書類の提出から始まる。一般に、評価担当者は応募書類から充分な情報を得ることができ、どの応募者がその仕事や職務に必要な経験および教育を身につけているかを知ることができる。しかし、応募書類は、個性や口頭による意志疎通能力というような、当該職務に望まれる一定の特性を評価するのには適していない。更に、応募書類には事実が記載されていないことが往々にしてある。それ故、適格と見なされた応募者に対し、一般に、付加情報の収集や会話能力、個性の評価を目的とする他、応募者の能力に関わる各種の質問をなし、それに対する自発的な回答を引き出すことを目的として対面面接が行われ、評価担当者はこれらの回答によって、応募者の知識、思考力、および当該職務に関連した話題に対する理解力を評価することができる。
【0004】
対面面接は候補者を評価する上におい不可欠な手段ではあるが、その過程には多くの欠点がある。面接日時の設定は往々にして難事である。すべての面接担当者および候補者の都合の良い時間帯を探し出すことは困難であり、妥協が伴うことが多い。例えば、必要な面接担当者の一部が出席することができない都合の悪い時間帯に面接が設定されることがある。同じ職務に応募した候補者グループを一団の面接担当者が面接する場合、候補者によって面接する担当者が異なる場合がしばしばある。
【0005】
また、対面面接は費用がかかる。一般に、面接受験者には旅費が支払われる。また、面接担当者が自己の業務時間を割く必要がある。一般に、一人の候補者が各面接担当者と個別に、または異なる何組かの面接担当者と対面することにより、一団の面接担当者と面接することになる。候補者が面接場所に到着すると、面接担当者は予定したすべての担当者がその候補者と面接し、各面接担当者が個別に評価を下せるよう努める。
【0006】
予定した面接担当者全員によらなくても適格性が欠如していると判断される、明らかに不適格な候補者に対しても予定したすべての面接が行われることが往々にしてある。その結果、明らかに適格性が欠如している候補者に対する面接によって、面接担当者の業務時間が浪費される。
【0007】
多くの場合、面接担当者の能力と面接の進め方に大きな差異がある。その結果、最適候補者の決定があまり能力を有しない面接担当者、あるいは異なる面接方法によって左右される。前にも述べたように、同じ職務に応募した候補者に対し一団の面接担当者が面接し、候補者によって面接担当者が異なる場合、一貫性のない評価が行われ候補者間の比較が更に困難になる。
【0008】
一般に、対面面接終了時、面接担当者が記録に残せる情報はほんの僅かに過ぎない。多くの場合、前記情報は候補者に対する印象を概略まとめたものである。時には、面接記録が全く残されないこともある。その結果、候補者を評価する担当者は、僅かな面接記録、候補者に関する自己の記憶、あるいは別の面接担当者の記憶に頼らざるを得ないことになる。
【0009】
対面面接受験者は、面接記録が残されたとしても、自分が主張したことが殆ど記録されておらず、また面接において自己の能力に関してでたらめな主張をしても恐らく責任を取る必要がないであろうということに気付く。このような説明責任の欠如が基になり、多くの対面面接受験者は自己の能力に関して偽りを述べたり誇張したりする。事実、一人の面接担当者に述べたことが、別の面接担当者に述べたことと矛盾する場合がある。
【0010】
前記事情を踏まえ、従来の適格審査過程に比し、面接担当者および応募者の両方にとって好都合であり、かつ経済的な応募者適格審査および面接を行うための機構を提供することが望ましいことは明白である。即ち、会話能力、思考力、性格に関する情報を伝えると共に、面接記録を作成し、それにアクセスできる使い勝手の良い手段を提供する機構である。
【0011】
発明の概要
クライアント上で実行中のユーザ・インタフェースを介して、非同期的に面接を実施する方法が提供される。前記ユーザ・インタフェースが、面接受験者に対し、少なくとも1つの音声回答を促し、その回答がデジタル録音される。本発明の1つの態様によれば、前記ユーザ・インタフェースは、例えばインターネットを介してサーバからダウンロードされるユーザ・インタフェースを定義するコードに基づいてクライアントで生成される。前記サーバは遠隔地接続であってもよく、それによって面接受験者が自己のコンピュータ上のユーザ・インタフェースと対話することができる。前記ユーザ・インタフェースが面接受験者に対し質問をなし、面接受験者が文章を入力するか、またはユーザ・インタフェースの各種コントロールを使用して音声をデジタル録音することによって回答する。前記回答は、例えばインターネットを介してサーバにアップロードされる。評価担当者はユーザ・インタフェースを介して面接受験者の回答内容を精査することができる。
【0012】
本発明の別の態様によれば、ユーザ(例えば、面接担当者)が非同期面接のフォーマットを指定することができる。ユーザは質問内容、質問方法、および面接受験者の回答方法を指定するユーザ入力を与えることができる。前記ユーザ入力に基づいて、非同期面接のフォーマットを定義するデータが生成され、それを例えばサーバに格納することができる。
【0013】
発明の実施の形態
非同期面接を行う方法および装置について説明する。以下の説明では、本発明に対する理解を充分深めるため、細部にわたり具体的に説明している。しかし、そのような説明がなくても、当業者が本発明を実行することができることは明白である。他方、本発明がいたずらに複雑になるのを避けるため、周知の構造体およびデバイスはブロック図で示してある。
【0014】
概要
本説明は“非同期面接”を実施する方法および機構に関するものである。非同期面接とは、面接受験者に対する一連の質問とその回答であって、口頭でのやりとりが伴うが、対面面接や電話による面接のように面接受験者と面接担当者との間の会話が同時進行的には行われない面接である。“質問”という用語は、面接受験者に対する質問、もしくは面接受験者に情報の提供を要求することを意味する。
【0015】
1つの実施の形態によれば、前記非同期面接はクライアント上で実行中のユーザ・インタフェースを介して行われる。前記ユーザ・インタフェースは、例えばインターネットを介してサーバからダウンロードされるユーザ・インタフェースを定義するコードに基づいてクライアントで生成される。前記サーバは遠隔地接続であってもよく、それによって面接受験者が自己のコンピュータ上のユーザ・インタフェースと対話することができる。前記ユーザ・インタフェースが面接受験者に対し質問をなし、面接受験者が文章を入力するか、またはユーザ・インタフェースが提供するコントロール・ボタンを使用して音声をデジタル録音することによって回答する。前記回答は、例えばインターネットを介してサーバにアップロードされる。評価担当者はユーザ・インタフェースを用いて面接受験者の回答内容を精査することができる。
【0016】
更に、ユーザ(例えば、面接担当者)が非同期面接のフォーマットを指定することができる。ユーザは質問内容、質問方法(例えば、文章形式もしくはデジタル録音した音声による質問)および面接受験者の回答方法を指定するユーザ入力を与えることができる。非同期面接のフォーマットを定義するデータが生成されサーバに格納される。次に、前記サーバが、前記データに基づいて、非同期面接を行うためのユーザ・インタフェースを定義するコードを生成する。
【0017】
面接受験者が自己のコンピュータ上で実行中のユーザ・インタフェースとの対話を通して面接に参加することができ、面接場所まで出掛ける必要がないので旅費が削減される。面接受験者と面接担当者との間の対面面接を設定する必要がないため、スケジュール調整の難しさが緩和される。口頭による回答を精査することができ、会話能力およびある程度の性格を評価することができる。面接受験者の回答は永続的に保存されるため、説明責任が高まり虚偽の陳述が減少する。
【0018】
代表的なアーキテクチャ
図1は非同期面接の生成に関与する各種コンポーネントを含むシステム・アーキテクチャを示すブロック図である。面接サーバ110は、非同期面接の進行管理およびクライアントに面接サービスを提供するための各種ソフトウェアおよびハードウェア・コンポーネントを備えるサーバである。面接サービスには、非同期面接の実施、非同期面接に関わる情報の収集および管理、非同期面接の内容(例えば、質問内容および回答方法)の定義および統制、並びに面接サービスへのアクセスを可能にするユーザ・インタフェースの提供が含まれる。一般に、前記サービスには、面接サーバ110と、例えば評価担当者クライアント120および面接受験者クライアント130との間で、インターネット102を介した情報の伝達が伴う。別の方法として、公衆もしくは私設ローカルエリア・ネットワーク、あるいは広域ネットワークを介して情報を伝達することができる。
【0019】
面接受験者クライアント130は面接受験者の制御下で動作するコンピュータ・システムであり、評価担当者クライアント120は、例えば就職希望者などに対し非同期面接の実施を希望する組織の制御下で動作するコンピュータ・システムである。面接サーバからクライアント120および130に伝送される情報には、後で詳しく説明するファイル、プラグイン・プログラム、Java(登録商標)やActiveXで書かれたアプレット、並びに画像および音声データが含まれる。クライアント120および130から面接サーバ110に伝送される情報には、後で詳しく説明するデータ・ファイル、デジタル音声、画像データ、および定形提出物がある。図解の非同期面接方法では、面接受験者および評価担当者に対しそれぞれ1つのクライアントが割り当てられているが、クライアントの数に制限はない。
【0020】
面接サーバ110はハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)サーバ152を備えている。HTTPサーバというのは、ハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)に準拠するコードおよびデータを含むファイル(ページ)を配信するためのハイパーテキスト転送プロトコルを用いて、クライアント上で実行中のブラウザと通信することができるサーバである。サーバに関連付けられているHTMLページは、情報並びに当該サーバおよび(多くの場合)別のサーバ上の別のドキュメントに関連するハイパーテキスト・リンクを提供する。ブラウザというのは、HTTPサーバに対しHTMLページを含む情報を要求し、それを解読し、表示するクライアント上のソフトウェア・コンポーネントである。
【0021】
クライアントのブラウザに提供されるページ形式は静的HTMLページである。静的HTMLページは、HTTPサーバにおいて、ブラウザからの要求に先立って作成され格納されている。HTMLページは、ブラウザからの要求に応じ、単に静的記憶装置から読み出され当該ブラウザに送信されるに過ぎない。
【0022】
前記の他、HTTPサーバは動的にページを生成することにより、あるいはその他要求された動的操作を行うことにより、ブラウザからの要求に応えることができる。動的操作を行うためには、サーバ・ソフトウェア154によってHTTPサーバ152の機能を拡張または強化する必要がある。サーバ・ソフトウェア154とHTTPサーバとは、共通ゲートウェイ・インタフェース(CGI)プロトコルを用いて対話することができる。
【0023】
面接サーバ110がクライアント120および130に送信する多くのページには、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を定義するコードが含まれている。前記コードがブラウザによって解読されるとGUIが生成される。GUIあるいは面接サーバ110が送信するページによって、少なくとも一部が提供されるコードを実行することによってクライアントが生成するすべてのユーザ・インタフェースを以下“提供GUI”と言う。ユーザは提供GUIと対話することにより、例えば文章データあるいは音声データを入力することができる。前記文章データは定形データとしてHTTPサーバ152に送信される。そうすると、HTTPサーバ152がサーバ・ソフトウェアを呼び出し、前記定形データを入力としてパスする。
【0024】
HTTPサーバ・ソフトウェアが送信するページには、クライアントで実行される埋込コード、スクリプト、あるいはプログラムが含まれている。これらのプログラムには、例えば、「Java」アプレット、「Java」スクリプト、ActiveXコントロールなどがある。前記プログラムは、クライアントのキャッシュに一時的に格納することも、例えば1つ以上のプラグイン・アプリケーションとして、より永続的に保存することもできる。
【0025】
データベース・システム150は非同期面接を管理するための情報を保持している。データベース・システム150は、リレーショナルデータベース・システム、オブジェクト・リレーショナルデータベース・システム、あるいは従来型のどのようなデータベース・システムであってもよい。
【0026】
面接受験者クライアント130および評価担当者クライアント120が、ユーザに対しデジタル音声データを再生したり、ユーザの音声入力によって生成されるデジタル音声データを受信したりするよう構成することができる。クライアント120および130は、音源カード、スピーカー、およびマイクロフォンを含む、クライアント上で構成されているオーディオ機材、並びに前記オーディオ機材とインタフェースさせるためのシステム・ドライバーを備えるオペレーティング・システム下で動作する。前記の他、クライアント120および130は、ユーザがデジタル音声を再生することができるようにするためのオーディオ・アプリケーション・ソフトウェア、およびクライアントがデジタル音声データを記録、受信および送信することができるようにするための記録ソフトウェアを備えている。オーディオ・アプリケーションは、面接サーバ110、または好ましくはスピーチファーム140からダウンロードされるアプレット形式のものでよい。
【0027】
スピーチファーム140は、面接サーバ110とそのクライアントである評価担当者クライアント120および面接受験者クライアント130のようなサーバとサーバのクライアントに対し、スピーチ・サービスを提供するサーバである。スピーチ・サービスは(1)クライアントで記録されたデジタル音声データの処理、もしくは(2)実行するとデジタル音声データを処理するソフトウェアの配信を意味する。スピーチファーム140が提供するデジタル・スピーチ・サービスを利用することにより、デジタル・スピーチ・データの分析、送信および保存が可能となる。
【0028】
例えば、提供GUIを定義するページには、スピーチファームのオーディオ・アプリケーションを参照する埋込コード形式のモジュールが含まれている。前記ページを解読するクライアント上のブラウザが前記アプリケーションをダウンロードする。前記ブラウザが前記オーディオ・アプリケーションを実行することにより、ユーザがGUIを介して前記アプリケーションにアクセスできるようにする。次に、ユーザがGUIと対話しデジタル音声を聴取するか、または録音する。デジタル音声を録音する場合には、録音したデータをスピーチファーム140に送信し、後で面接サーバ110がそれを検索することができる。別の方法として、オーディオ・アプリケーションを実行中のクライアントから直接前記データを面接サーバに送信することができる。同様に、デジタル音声を聴取する場合、クライアント上で実行中のオーディオ・アプリケーションが、面接サーバ110の代わりにスピーチファームから、または直接面接サーバ110からデジタル音声を検索することができる。スピーチファームは、Leonardo Neumeyer、Dimitry Rtischev、Diego DovalおよびJuan Gargiuloによって2000年1月25に出願された米国特許出願第09/535,061号(Centralized Processing Of Digital Speech Data Originated At The Network Clients Of A Set Of Servers)に記載されている。
【0029】
図1に示す代表的的アーキテクチャは、クライアント上で実行されるユーザ・インタフェースをサーバがダウンロードするクライアント/サーバ型モデルをベースにしている。しかし、本発明は前記のようなクライアント/サーバ型モデルに基づく実施の形態に限定されない。例えば、実行すると非同期面接のフォーマットを定義するデータをサーバから読み出すマシン実行可能コード形式でインストールされる“面接受験”アプリケーションを前以ってクライアントに備えることができる。前記面接受験アプリケーションはダウンロードしたデータに基づいて非同期面接を実施する。あるいは、前記アプリケーションがサーバからフォーマットを定義するデータを検索せず、クライアント自身のローカル・データ記憶機構(例えば、ローカル・ファイル、データベース・システム、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM)から検索することができる。最後に、前記アプリケーションは、面接受験者の回答データをサーバに送信するか、またはクライアントのローカル記憶機構に格納することによって永続的に保存することができる。前記アプリケーションは、ユーザ入力を受信し、受信したユーザ入力に基づいて非同期面接を定義するデータを生成するよう構成されている面接生成アプリケーションにすることができる。
【0030】
データベース要素
図2はデータベース・システム150の論理要素の詳細を示す図である。データベース150は面接フォーマット210、面接230およびデジタル音声記録220を備えている。面接フォーマット210および面接230は前記データベース・システムの1つ以上のテーブルとして体系化することができる。面接フォーマット210は、各々が非同期面接の構成を記述する論理レコードである面接フォーマットを収容している。非同期面接の構成とは、面接受験者に対する質問、例えば、面接受験者に対する質問内容、情報の要求、質問方法(文章もしくは音声)および質問に対する面接受験者の回答方法を意味する。面接フォーマットを構成するデータ要素については後で詳しく説明する。
【0031】
面接230は非同期面接を管理するための情報を収容している。面接230は個々の非同期面接に関わる面接受験者識別データ、面接開始日時データ、面接フォーマット識別データ、およびデジタル録音された音声回答識別データを収容している。
【0032】
デジタル音声記録220は、デジタル録音された音声質問および回答を収集したものである。デジタル音声記録220は、2進大型オブジェクトとしてデータベース・システム150に格納されている。別の方法として、前記デジタル録音音声を1つ以上のファイルとしてデータベース150の制御下にないファイル・ディレクトリに格納することができる。
【0033】
面接 GUI
非同期面接は面接受験者クライアント130のブラウザで実行される面接GUIを介して実施される。図3A、3Bおよび3Cはブラウザ表示301の表示ページ302に表示される面接GUIを示す図である。表示ページは、ブラウザが1つ以上のページを実行することにより、ブラウザの表示区域内に生成されるグラフィカル表示である。表示ページには多数のグラフィカル・コントロールを表示することができ、1つのGUIが1つ以上の表示ページを含むことができる。図3A、3Bおよび3Cは、面接GUIの操作およびグラフィカル機能の説明だけでなく、非同期面接中における面接GUIと面接受験者との対話方法も示している。
【0034】
図3Aにおいて、表示ページ302は面接GUIのグラフィカル・コントロールを示している。図形310は面接評価を実施する組織を表す図形である。歓迎メッセージ・コントロール312は、音声による歓迎メッセージを面接受験者に提供するための一連のグラフィカル・コントロールである。歓迎メッセージ・コントロール312のような歓迎メッセージ・コントロールは、面接GUI表示の第一表示ページに表示される。歓迎メッセージ・コントロール312は歓迎文章314を備えており、オーディオ・コントロール・ボタン311に関連するラベルとして表示される。
【0035】
オーディオ・コントロール・ボタン311のようなオーディオ・コントロール・ボタンは、面接受験者が操作することにより、デジタル音声を再生または録音することができるグラフィカル・ユーザ・コントロールである。オーディオ・コントロール・ボタン311は、再生ボタン316、ストップ・ボタン317、および巻戻しボタン318を備えている。再生ボタン316を操作することにより、デジタル音声歓迎メッセージを再生することができる。ストップ・ボタンはデジタル音声歓迎メッセージの再生を停止するときに使用する。再生を停止した後、再生ボタン316を操作することにより、前記メッセージの再生を再開することができる。巻戻しボタン318を操作すると、次回、再生ボタンを操作して前記デジタル・メッセージを再生するとき、メッセージが先頭から再生される。
【0036】
質問コントロール320のような質問コントロールは、面接受験者に対し質問をなし、回答を入力するための一連のグラフィカル・ユーザ・コントロールである。質問コントロール320は質問テキスト322および回答テキスト・ボックス324を備えている。質問コントロール320は文章によって伝達され、文章入力によって回答を受ける1つの質問例である。質問コントロール320によって与えられた質問は、面接受験者の名前を問うものである。質問テキスト322は質問文章である。面接受験者は回答テキスト・ボックスに文章を入力することにより質問に答える。質問コントロール330は面接受験者の名字を問うものであり、質問コントロール332は面接受験者の電子メール・アドレスを問うものである。
【0037】
質問コントロール340および348は、質問が文章で伝達され、デジタル音声メッセージを録音することによって、口頭で回答が行われる質問例である。質問コントロール340は質問文章342および記録コントロール・ボタン350を備えている。録音コントロール・ボタン350は、録音ボタン353、再生ボタン354、ストップ・ボタン355および巻戻しボタン356を備えている。面接受験者が録音ボタン353を操作することにより、音声回答のデジタル録音を開始することができる。再生ボタン354、ストップ・ボタン355および巻戻しボタン356は、オーディオ・コントロールボタン311と同様の機能を有し、デジタル音声回答の再生、停止および巻戻しを行う。更に、ストップ・ボタン355を操作することにより、音声回答のデジタル録音を中断することができる。
【0038】
面接受験者が継続コマンド・ボタン360を操作することにより、面接GUIの次の表示ページをブラウザの表示区域に表示することができる。図3Bおよび3Cは面接GUIの別の表示ページを示す図である。図3Bおよび図3Cは表示ページ380および表示ページ390をそれぞれ示している。
【0039】
面接フォーマット
図4は面接フォーマット210のデータ要素を論理的に表したブロック図である。図4において、面接フォーマット210は面接フォーマット・レコード410を含んでいる。フォーマット・レコードの各々には非同期面接の構成が記述されており、質問をなしたり、面接受験者からの回答を受信したりするための面接GUIの属性を生成するのに使用される。
【0040】
図4において、面接フォーマット・レコード410−1は、一般的面接パラメータ420および質問フォーマット・レコード430を含んでいる。面接フォーマット・レコード410の各々は、面接フォーマット・レコード410−1と同一、もしくは同様の構造をしている。一般的パラメータ420は面接GUIの一般的特性に適用される属性である。例えば、一般的パラメータによって、面接GUIの背景色および表示ページのパターンの属性値、表示ページに表示される面接表題、導入部および結びの挨拶、デフォルトのフォント属性、並びに面接GUIの表示ページの上下端部に表示される図形を指定することができる。
【0041】
質問フォーマット・レコード430は質問フォーマット・レコード430−1〜430−Nを含んでいる。質問フォーマット・レコードの各々は、質問フォーマット属性432および質問フォーマットのフォント属性など、図示してないその他の属性を含む質問の属性を指定する。質問フォーマット属性432は質問タイプ440、回答タイプ442、質問スピーチ・タイプ444および回答スピーチ・タイプ446を含んでいる。
【0042】
質問タイプ440には、面接受験者に質問を伝達する方法を各々が指定する3つの値のうちの1つを含めることができる。前記値およびそれに対応する伝達方法を下表Aに示す。
【0043】
【表1】
回答タイプ442には、面接受験者が質問に対する回答を伝達する方法を各々が指定する6つの値のうちの1つを含めることができる。前記値およびそれに対応する伝達方法を下表Bに示す。
【0044】
【表2】
質問スピーチ・タイプ444には、スピーチによって面接受験者に伝達された質問を再生する方法を各々が指定する4つの値のうちの1つを含めることができる。この属性値は、質問タイプ440によってスピーチを利用した伝達方法が指定されたときにのみ指定する必要がある。前記値およびそれに対応する再生方法を下表Cに示す。
【0045】
【表3】
回答スピーチ・タイプ446には、面接受験者が質問に対する音声回答をデジタル録音する方法を各々が制限する4つの方法のうちの1つを含めることができる。この属性値は、回答タイプ442によってスピーチを利用した伝達方法が指定されたときにのみ指定する必要がある。前記属性値およびそれに対応する録音方法を下表Dに示す。
【0046】
【表4】
質問フォーマット・レコードには図示していない他の属性を含めることができる。また、前記その他の属性が値を持つか否かは、質問フォーマット属性432の値に左右される。例えば、質問タイプ440が{text}であれば、質問フォーマット・レコード430−1には質問文章が入る。質問タイプ440が{choices − read text and click}であれば、質問フォーマット・レコード430−1には各選択項目の文章が入る。また、質問タイプ440が{speech}であれば、質問フォーマット・レコード430−1には、デジタル音声記録220内の当該質問スピーチに対応するデジタル録音音声の識別子または参照が入る。
【0047】
質問フォーマットの作成および維持
質問フォーマットは1つ以上の提供GUIを介してユーザから収集された情報に基づいて作成される。前記情報(即ち、定形データ、音声デジタル・データ)は面接サーバ110に送信され、サーバ・ソフトウェアを実行する面接サーバ110によって更に処理され、データベース・システム150に登録される。提供GUIが、面接フォーマットの作成、修正および維持に必要な各種コントロールおよび機能を提供する。前記のようなGUIは表Eに示す機能を備えることができる。
【0048】
【表5】
非同期面接の実施
非同期面接は、HTTPサーバ152が面接受験者クライアント130のブラウザから面接開始要求を受信すると開始される。前記要求により面接フォーマット210の特定の面接フォーマット・レコードが識別される。HTTPサーバ152がサーバ・ソフトウェア154を呼び出し、前記識別された面接フォーマット・レコードをパスする。これに応じて、面接サーバ110が要求された面接に関するレコードを面接230内に作成し、前記識別された面接フォーマット・レコードの情報を検索し、そのデータに基づいて面接GUIを定義するページを生成する。前記生成されたページが面接受験者クライアント130にダウンロードされる。
【0049】
前記面接受験者と前記ダウンロードされた面接GUIとの対話によって、質問に対する回答を示す定形データが記録され、音声がデジタル録音される。前記定形データはHTTPサーバ152に送信され、前記サーバがサーバ・ソフトウェア154を呼び出すことにより、面接サーバ110によって前記定形データ、または定形データから抽出されたデータが面接230の前記レコードに格納される。前記デジタル録音された回答は、面接受験者クライアント130から直接、またはスピーチファーム140を介して間接的に面接サーバ110にアップロードされる。前記アップロードされた回答はデジタル音声記録220に格納される。面接230が更新され、前記受信した回答が前記面接レコードおよび面接フォーマット・レコードの対応する質問に関連付けられる。
【0050】
ブラウザからの面接開始要求はいろいろな方法で行うことができる。評価担当者が運用するサイトの面接サーバ110にブラウザがアクセスするよう指示することができる。例えば、ユーザはクライアント上のブラウザを用いて、企業が運用するサーバ上のページにアクセスする。前記ページには求人リストが掲載されている。前記求人リストの一部にハイパーリンクが関連付けられている。前記ハイパーリンクが面接サーバ110を参照し、面接フォーマット・レコードを識別するパラメータを指定する。別の例として、面接サーバ110が提供する提供GUIによって面接受験者が特定の評価担当者による非同期面接を開始できるようにする。
【0051】
非同期面接が終了した後、評価担当者が提供GUI(以下“面接精査インタフェース”と言う)を介して面接結果を検索する。前記面接精査インタフェースによって、評価担当者は面接レコードを選択し、面接受験者の回答を見聞きすることができる。また、面接精査インタフェースによって、評価担当者は自己の評価結果、および面接受験者が当該職務に関し更に検討に値するか否かについて記録することもできる。
【0052】
また、評価担当者は、面接精査インタフェースによって、面接受験者を体系付けるための情報カテゴリーを提供することができる。前記カテゴリーの例に職務がある。次に、面接精査インタフェースを介して、提供カテゴリーに基づいて都合良くリストに体系化された面接結果にアクセスすることができる。前記のような機構により、一団の初期評価担当者が面接結果を選別し、次いで選別された面接受験者のみを精査する別組の評価担当者によって評価を行うことができる。初期評価担当者は、適格面接受験者を特定のカテゴリーに関連付けるだけである。その後、例えば、応募者の雇用を最終決定する別組の評価担当者が適格面接受験者にのみアクセスすることにより、適格候補者に対してのみ集中的に面接精査時間を充当することができる。
【0053】
スピーチ・ルーム
面接受験者の面接記録を精査した後、当該面接受験者に対し更に問い合わせることが望ましい場合がある。例えば、ある評価担当者が面接受験者が述べた特定の仕事について更に詳しく知りたいと思うこともあれば、別の評価担当者が面接受験者が修了した課程について更に詳しく知りたいと思うこともある。面接受験者と面接担当者との間の更なる対話および情報交換を促進するメッセージ交換のためのスピーチ・ルームを設置することができる。
【0054】
スピーチ・ルームは特定の認定ユーザ・グループ間で情報交換を行うために利用されるもので、情報交換にはデジタル音声メッセージを含めることができる。各スピーチ・ルームは論理的なメッセージ交換機能を備えており、スピーチ・ルームのメッセージにアクセスする権限およびスピーチ・ルームにメッセージを付加する権限の両方を付与されたユーザ・グループに関連付けられる。ユーザはメッセージにアクセスし、そのメッセージに対する回答として、スピーチ・ルームにメッセージを付加することができる。前記付加メッセージが前記メッセージに対する回答として関連付けられる。
【0055】
本発明の1つの実施の形態によれば、面接担当者が提供GUIを介してスピーチ・ルームを設置することができる。前記GUIにより、面接担当者がスピーチ・ルームを創出し、面接担当者と面接受験者の両者を含めた前記スピーチ・ルームの認定ユーザを確定することができる。データベース150を利用してスピーチ・ルームおよび認定ユーザを定義するデータ、並びにメッセージおよびメッセージに対する回答を追跡するデータが作成される。
【0056】
ユーザは提供GUIを介してスピーチ・ルームにアクセスすることができる。前記のようなGUIは、ユーザが認定されている複数のスピーチ・ルームを表示し、その中からユーザが選択するようになっている。スピーチ・ルームが選択されると、前記提供GUIが各メッセージに関し、メッセージとそれに対する回答が階層的に接続されているグラフィカル・コントロールを表示する。
【0057】
図5は前記のような階層を示すブロック図である。図5において、スピーチ・ルーム内容表示501は、スピーチ・ルーム内のメッセージを表示するためにGUI内で生成されるグラフィカル・ディスプレイである。スピーチ・ルーム内容表示501にはグラフィカル・メッセージ階層510およびグラフィカル・メッセージ階層530が含まれている。グラフィカル・メッセージ階層は、各々が1つのメッセージに対応し、メッセージとその回答メッセージを階層的に示すように配列されているグラフィカル・コントロールである。グラフィカル・メッセージ階層510のメッセージ・コントロール520、522、524および526は、それぞれメッセージに関する情報、特にメッセージの作成者名および作成終了時刻を表示する。メッセージ・コントロール522は、メッセージ・コントロール520が示すメッセージの回答に対応する。メッセージ・コントロール524は、メッセージ・コントロール522が示すメッセージの回答に対応し、メッセージ・コントロール526はメッセージ・コントロール524が示すメッセージの回答に対応する。
【0058】
グラフィカル・メッセージ階層510の個々のメッセージ・コントロールをクリックすることができる。メッセージ・コントロールをクリックすると、ユーザがメッセージを読むか、またはデジタル音声メッセージを再生し、テキスト・メッセージを入力するか、または音声をデジタル録音することにより、当該メッセージに回答することができる一連のグラフィカル・コントロールが表示される。
【0059】
外国語習熟度の評価
本明細書記載の非同期面接の実施方法を外国語習熟度の評価に用いることができる。評価担当者が外国語習熟度の評価を行うための情報を収集するよう面接フォーマットを設計することができる。収集される情報は、文章または音声による質問の回答として用意される文章または音声回答である。評価担当者が面接精査インタフェースを用いて前記回答を精査する。面接精査インタフェースによって評価担当者の主観的評価が収集される。面接受験者の外国語習熟度に関する評価は、読解力、文書作成能力、会話能力、発音の良否を含みこれに限定されない種々の側面からなされる。非同期的に面接を実施することにより、数人の評価担当者が面接受験者の外国語習熟度の審査に加わり、異なる場所で異なる時刻に評価を行うことができる。実際、評価担当者は異なる国および異なるタイムゾーンに居住することができる。面接を実施するためにスケジュールを調整して一堂に会する必要はない。
【0060】
評価担当者の主観的な評価を収集する他、面接フォーマットによって、多項選択方式の問題を定義することができる。多項選択方式の問題に対する回答を示すデータは定形データとして収集される。前記定形データは面接受験者の外国語習熟度を客観的に採点するために用いられる。
【0061】
機械的なアルゴリズムを用いて被験者から収集したスピーチおよび筆記サンプルの出来映えを評価することもできる。
【0062】
評価担当者の評価
人間による評価は一貫性に欠けることが知られている。評価担当者は疲労することもあれば、注意が散漫になることもある。評価担当者の評価が重要な決定に影響を与えるので、評価担当者の実績を評価して、一貫性および多様な面接受験者に対する対応の仕方を確認することが重要である。前記の情報を利用して信頼性に欠ける評価担当者を排除し、常に一貫性のある評価を下す評価担当者集団を形成するか、または多様性を重視して異なる評価を下す評価担当者集団を形成することができる。評価担当者は以下に説明する様々な方法で評価することができる。
【0063】
評価担当者の一貫性を評価することができる。例えば、同じ面接記録を別々の時期に提示して評価させることができる。それぞれの評価結果を比較することにより、評価担当者が同じサンプルに対しどの程度一貫性のある評価を下すか判断することができる。
【0064】
評価担当者間のばらつきを評価することができる。例えば、同じ面接記録を評価担当者集団に提示して評価させることができる。次に、評価結果を比較することにより、前記評価担当者集団の同じサンプルに対する評価のばらつきを知ることができる。
【0065】
説明のため、面接受験者の外国語習熟度の一側面に関する採点が評価に含まれているものとする。例えば、10段階評価を用いて、評価担当者が面接受験者の発音能力を評価することができる。
【0066】
一貫性評価を目的として、評価担当者による採点の統計上の相関関係を利用して信頼度数値を算出することができる。採点が同じ場合には、前記統計上の相関関係をr=1とする。前記信頼度数値を利用して評価担当者を選別することができる。
【0067】
前記評価担当者の実績評価方法は、限定的なものでなく例示的なものであると解釈されるべきである。本発明は非同期面接の評価担当者あるいは外国語習熟度の評価担当者を評価する如何なる特定の評価方法にも限定されるものではない。
【0068】
ハードウェア概要
図6は本発明の1つの実施の形態を実行することができるコンピュータ・システム600を示すブロック図である。コンピュータ・システム600は、母線602または情報伝達用のその他の通信機構、および母線602に接続され情報処理を行う処理装置604を備えている。また、コンピュータ・システム600は、母線602に接続され、情報および処理装置604が実行する命令を格納する、例えば、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)あるいはその他の動的記憶装置のような主記憶装置606も備えている。主記憶装置606は、処理装置604が実行予定の命令の実行中における一時的数値変数、あるいはその他の中間情報の格納用としても使用される。更に、コンピュータ・システム600は、母線602に接続され、静的情報および処理装置604の命令を格納する読出し専用メモリ(ROM)608、あるいはその他の静的記憶装置も備えている。磁気ディスクや光ディスクのような記憶装置610が用意されており、情報および命令の格納用として母線602に接続されている。
【0069】
コンピュータ・ユーザに対する情報表示として、例えば陰極線管(CRT)のような表示装置612を母線602を介してコンピュータ・システム600に接続することができる。情報およびコマンド選択情報を処理装置604に伝達する英数字およびその他のキーを備える入力装置614が母線602に接続されている。前記と異なる種類のユーザ入力装置が、例えば、マウス、トラックボール、あるいはカーソル指示キーのようなカーソル・コントロール616であり、命令情報およびコマンド選択情報を処理装置604に伝達する他、表示装置上のカーソルの移動を制御する。この種の入力装置は一般に、第一軸(例えばx軸)および第二軸(例えばy軸)の二軸方向に自由度を有しており、それによって平面上の位置を指定することができる。
【0070】
本発明は、本明細書に記載の方法を実行するコンピュータ・システム600の使用に関連している。本発明の1つの実施の形態によれば、前記方法は、主記憶装置606に収容されている1つ以上の命令から成る1つ以上の命令シーケンスを実行する処理装置604に則してコンピュータ・システム600によって実行される。かかる命令は記憶装置610のような別のコンピュータ可読媒体から主記憶装置606に読み込むことができる。主記憶装置606に収容されている命令シーケンスを実行すると、処理装置604が本明細書記載の処理ステップを実行する。別の実施の形態において、本発明を実行するソフトウェア命令の代わりに、またはそれと組み合わせてハードワイヤード回路を用いることができる。従って、本発明の実施の形態は、特定のハードウェア回路とソフトウェアとの組合せに限定されるものではない。
【0071】
“コンピュータ可読媒体”という用語は、本明細書においては処理装置604が実行する命令の供給に関わるあらゆる媒体を意味する。かかる媒体は多様な形態をなし、不揮発性媒体、揮発性媒体、および伝送媒体を含むがこれに限定されない。不揮発性媒体には、例えば、記憶装置610のような光もしくは磁気ディスクが含まれる。揮発性媒体には、主記憶装置のような動的メモリが含まれる。伝送媒体には、同軸ケーブル、銅線および光ケーブルが含まれ、母線602を構成するワイヤーも含まれる。また、伝送媒体は、音波、光波等、例えば、電波または赤外線データ通信において発生するような光波等の形態を取ることもできる。
【0072】
一般的なコンピュータ可読媒体には、例えば、「フロッピー」・ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープあるいはその他の磁気媒体、CD−ROM、その他すべての光媒体、パンチカード、紙テープ、孔パターンを有するその他すべての物理媒体、RAM、PROM、EPROM、FLASH−EPROM、その他すべてのメモリ用チップもしくはカートリッジ、以下に説明する搬送波、およびコンピュータが読み出すことができるその他すべての媒体が含まれる。
【0073】
処理装置604が実行する1つ以上の命令から成る1つ以上の命令シーケンスを処理装置604に伝達する際、各種のコンピュータ可読媒体が関与することがある。例えば、始めに前記命令をリモート・コンピュータの磁気ディスクに担持させることができる。前記リモート・コンピュータは、前記命令を自身の動的メモリにロードし、電話回線を介したモデムによって送信することができる。コンピュータ・システム600に近い側のモデムが電話回線を介して命令データを受信し、赤外線送信器を用いて前記データを赤外線信号に変換することができる。赤外線検出器によって前記赤外線信号が担持する前記データを受信することができ、適切な回路を介して前記データを母線602に乗せることができる。母線602が前記データを主記憶装置606に伝送し、処理装置604が前記命令を検索して実行する。前記主記憶装置が受信した前記命令は、処理装置604によって実行される以前もしくは実行後に随意に記憶装置610に格納することができる。
【0074】
更に、コンピュータ・システム600は母線602に接続されている通信インタフェース618も備えている。通信インタフェース618は、ローカル・ネットワーク622に接続されているネットワーク・リンク620に双方向データ通信接続を行うインタフェースである。例えば、通信インタフェース618は統合デジタル通信網(ISDN)カード、あるいは対応する電話回線にデータ通信接続を行うモデムであってもよい。別の例として、通信インタフェース618は、互換性を有するローカルエリア・ネットワーク(LAN)にデータ通信接続を行うLANカードであってもよい。無線リンクも導入することができる。この場合、通信インタフェース618は、各種情報を表すデジタル・データ・ストリームを担持する電気、電磁あるいは光信号の送受信を行う。
【0075】
ネットワーク・リンク620は、一般に1つ以上のネットワークを介して、別のデータ通信装置にデータ通信を提供する。例えば、ネットワーク・リンク620は、ローカル・ネットワーク622を介して、ホスト・コンピュータ624、またはインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)626が運用するデータ通信装置に接続することができる。次に、ISP626が一般に“インターネット”628と呼ばれる世界的規模のパケット・データ通信ネットワークを通してデータ通信サービスを提供する。ローカル・ネットワーク622およびインターネット628は共にデジタル・データ・ストリームを担持する電気、電磁あるいは光信号を使用する。コンピュータ・システム600と遣り取りするデジタル・データを担持し、各種のネットワークを通過する信号、および通信インタフェース618を通過するネットワーク・リンク620上の信号が情報を伝送する搬送波の代表例である。
【0076】
コンピュータ・システム600は、1つ以上のネットワーク、ネットワーク・リンク620および通信インタフェース618を介して、メッセージを送信し、プログラム・コードをはじめとするデータを受信することができる。前記インターネットを利用した例では、サーバ630がインターネット628、ISP626、ローカル・ネットワーク622および通信インタフェース618を介して、要求されたアプリケーション・プログラム・コードを伝送することができる。
【0077】
前記コードは、受信時に処理装置604で実行および/または後で実行するために記憶装置610もしくはその他の不揮発性記憶装置に格納することもできる。前記の如くして、コンピュータ・システム600は搬送波の形でアプリケーション・コードを取得することができる。
【0078】
本明細書では、これまで特定の実施の形態を参照しながら本発明について説明してきた。しかし、本発明のより幅広い意図および範囲から逸脱することなく、種々の改良および変更を加えることができることは明白である。従って、本明細書および図面は限定的な意味合いのものではなく、むしろ例示的なものであると解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
以下の図面は、例に基づいて本発明を説明したものであり、限定事項に基づくものではない。下図において、同様の要素には同符号が付してある。
【図1】
本発明の1つの実施の形態の代表的なアーキテクチャを示すブロック図。
【図2】
非同期面接の構成および生成に関与する本発明の1つの実施の形態によるサーバを示すブロック図。
【図3A】
本発明の1つの実施の形態による非同期面接に用いられるユーザ・インタフェースを示す図。
【図3B】
本発明の1つの実施の形態による非同期面接に用いられるユーザ・インタフェースを示す図。
【図3C】
本発明の1つの実施の形態による非同期面接に用いられるユーザ・インタフェースを示す図。
【図4】
本発明の1つの実施の形態による非同期面接のフォーマット定義に用いられるデータ構造の論理要素を示すブロック図。
【図5】
本発明の1つの実施の形態によるスピーチ・ルームの内容を表示するディスプレイを示すブロック図。
【図6】
本発明の1つの実施の形態を実行することができるコンピュータ・システムを示すブロック図。
関連出願の説明
本特許出願はDimitry Rtischevによって2000年8月10日に出願された米国仮特許出願第60/224,550号(Administering Asynchronous Interviews of Candidates By Evaluators)の優先権を主張するものであり、前記引用により前記仮出願がそっくりそのまま本出願に編入されたものとする。
【0002】
発明の属する技術分野
本発明は個人と組織との間における面接過程の自動化に関するものである。
【0003】
発明の背景
企業における求人応募者の選抜過程は、多くの場合、その仕事や職務に関心を示した人からの応募書類の提出から始まる。一般に、評価担当者は応募書類から充分な情報を得ることができ、どの応募者がその仕事や職務に必要な経験および教育を身につけているかを知ることができる。しかし、応募書類は、個性や口頭による意志疎通能力というような、当該職務に望まれる一定の特性を評価するのには適していない。更に、応募書類には事実が記載されていないことが往々にしてある。それ故、適格と見なされた応募者に対し、一般に、付加情報の収集や会話能力、個性の評価を目的とする他、応募者の能力に関わる各種の質問をなし、それに対する自発的な回答を引き出すことを目的として対面面接が行われ、評価担当者はこれらの回答によって、応募者の知識、思考力、および当該職務に関連した話題に対する理解力を評価することができる。
【0004】
対面面接は候補者を評価する上におい不可欠な手段ではあるが、その過程には多くの欠点がある。面接日時の設定は往々にして難事である。すべての面接担当者および候補者の都合の良い時間帯を探し出すことは困難であり、妥協が伴うことが多い。例えば、必要な面接担当者の一部が出席することができない都合の悪い時間帯に面接が設定されることがある。同じ職務に応募した候補者グループを一団の面接担当者が面接する場合、候補者によって面接する担当者が異なる場合がしばしばある。
【0005】
また、対面面接は費用がかかる。一般に、面接受験者には旅費が支払われる。また、面接担当者が自己の業務時間を割く必要がある。一般に、一人の候補者が各面接担当者と個別に、または異なる何組かの面接担当者と対面することにより、一団の面接担当者と面接することになる。候補者が面接場所に到着すると、面接担当者は予定したすべての担当者がその候補者と面接し、各面接担当者が個別に評価を下せるよう努める。
【0006】
予定した面接担当者全員によらなくても適格性が欠如していると判断される、明らかに不適格な候補者に対しても予定したすべての面接が行われることが往々にしてある。その結果、明らかに適格性が欠如している候補者に対する面接によって、面接担当者の業務時間が浪費される。
【0007】
多くの場合、面接担当者の能力と面接の進め方に大きな差異がある。その結果、最適候補者の決定があまり能力を有しない面接担当者、あるいは異なる面接方法によって左右される。前にも述べたように、同じ職務に応募した候補者に対し一団の面接担当者が面接し、候補者によって面接担当者が異なる場合、一貫性のない評価が行われ候補者間の比較が更に困難になる。
【0008】
一般に、対面面接終了時、面接担当者が記録に残せる情報はほんの僅かに過ぎない。多くの場合、前記情報は候補者に対する印象を概略まとめたものである。時には、面接記録が全く残されないこともある。その結果、候補者を評価する担当者は、僅かな面接記録、候補者に関する自己の記憶、あるいは別の面接担当者の記憶に頼らざるを得ないことになる。
【0009】
対面面接受験者は、面接記録が残されたとしても、自分が主張したことが殆ど記録されておらず、また面接において自己の能力に関してでたらめな主張をしても恐らく責任を取る必要がないであろうということに気付く。このような説明責任の欠如が基になり、多くの対面面接受験者は自己の能力に関して偽りを述べたり誇張したりする。事実、一人の面接担当者に述べたことが、別の面接担当者に述べたことと矛盾する場合がある。
【0010】
前記事情を踏まえ、従来の適格審査過程に比し、面接担当者および応募者の両方にとって好都合であり、かつ経済的な応募者適格審査および面接を行うための機構を提供することが望ましいことは明白である。即ち、会話能力、思考力、性格に関する情報を伝えると共に、面接記録を作成し、それにアクセスできる使い勝手の良い手段を提供する機構である。
【0011】
発明の概要
クライアント上で実行中のユーザ・インタフェースを介して、非同期的に面接を実施する方法が提供される。前記ユーザ・インタフェースが、面接受験者に対し、少なくとも1つの音声回答を促し、その回答がデジタル録音される。本発明の1つの態様によれば、前記ユーザ・インタフェースは、例えばインターネットを介してサーバからダウンロードされるユーザ・インタフェースを定義するコードに基づいてクライアントで生成される。前記サーバは遠隔地接続であってもよく、それによって面接受験者が自己のコンピュータ上のユーザ・インタフェースと対話することができる。前記ユーザ・インタフェースが面接受験者に対し質問をなし、面接受験者が文章を入力するか、またはユーザ・インタフェースの各種コントロールを使用して音声をデジタル録音することによって回答する。前記回答は、例えばインターネットを介してサーバにアップロードされる。評価担当者はユーザ・インタフェースを介して面接受験者の回答内容を精査することができる。
【0012】
本発明の別の態様によれば、ユーザ(例えば、面接担当者)が非同期面接のフォーマットを指定することができる。ユーザは質問内容、質問方法、および面接受験者の回答方法を指定するユーザ入力を与えることができる。前記ユーザ入力に基づいて、非同期面接のフォーマットを定義するデータが生成され、それを例えばサーバに格納することができる。
【0013】
発明の実施の形態
非同期面接を行う方法および装置について説明する。以下の説明では、本発明に対する理解を充分深めるため、細部にわたり具体的に説明している。しかし、そのような説明がなくても、当業者が本発明を実行することができることは明白である。他方、本発明がいたずらに複雑になるのを避けるため、周知の構造体およびデバイスはブロック図で示してある。
【0014】
概要
本説明は“非同期面接”を実施する方法および機構に関するものである。非同期面接とは、面接受験者に対する一連の質問とその回答であって、口頭でのやりとりが伴うが、対面面接や電話による面接のように面接受験者と面接担当者との間の会話が同時進行的には行われない面接である。“質問”という用語は、面接受験者に対する質問、もしくは面接受験者に情報の提供を要求することを意味する。
【0015】
1つの実施の形態によれば、前記非同期面接はクライアント上で実行中のユーザ・インタフェースを介して行われる。前記ユーザ・インタフェースは、例えばインターネットを介してサーバからダウンロードされるユーザ・インタフェースを定義するコードに基づいてクライアントで生成される。前記サーバは遠隔地接続であってもよく、それによって面接受験者が自己のコンピュータ上のユーザ・インタフェースと対話することができる。前記ユーザ・インタフェースが面接受験者に対し質問をなし、面接受験者が文章を入力するか、またはユーザ・インタフェースが提供するコントロール・ボタンを使用して音声をデジタル録音することによって回答する。前記回答は、例えばインターネットを介してサーバにアップロードされる。評価担当者はユーザ・インタフェースを用いて面接受験者の回答内容を精査することができる。
【0016】
更に、ユーザ(例えば、面接担当者)が非同期面接のフォーマットを指定することができる。ユーザは質問内容、質問方法(例えば、文章形式もしくはデジタル録音した音声による質問)および面接受験者の回答方法を指定するユーザ入力を与えることができる。非同期面接のフォーマットを定義するデータが生成されサーバに格納される。次に、前記サーバが、前記データに基づいて、非同期面接を行うためのユーザ・インタフェースを定義するコードを生成する。
【0017】
面接受験者が自己のコンピュータ上で実行中のユーザ・インタフェースとの対話を通して面接に参加することができ、面接場所まで出掛ける必要がないので旅費が削減される。面接受験者と面接担当者との間の対面面接を設定する必要がないため、スケジュール調整の難しさが緩和される。口頭による回答を精査することができ、会話能力およびある程度の性格を評価することができる。面接受験者の回答は永続的に保存されるため、説明責任が高まり虚偽の陳述が減少する。
【0018】
代表的なアーキテクチャ
図1は非同期面接の生成に関与する各種コンポーネントを含むシステム・アーキテクチャを示すブロック図である。面接サーバ110は、非同期面接の進行管理およびクライアントに面接サービスを提供するための各種ソフトウェアおよびハードウェア・コンポーネントを備えるサーバである。面接サービスには、非同期面接の実施、非同期面接に関わる情報の収集および管理、非同期面接の内容(例えば、質問内容および回答方法)の定義および統制、並びに面接サービスへのアクセスを可能にするユーザ・インタフェースの提供が含まれる。一般に、前記サービスには、面接サーバ110と、例えば評価担当者クライアント120および面接受験者クライアント130との間で、インターネット102を介した情報の伝達が伴う。別の方法として、公衆もしくは私設ローカルエリア・ネットワーク、あるいは広域ネットワークを介して情報を伝達することができる。
【0019】
面接受験者クライアント130は面接受験者の制御下で動作するコンピュータ・システムであり、評価担当者クライアント120は、例えば就職希望者などに対し非同期面接の実施を希望する組織の制御下で動作するコンピュータ・システムである。面接サーバからクライアント120および130に伝送される情報には、後で詳しく説明するファイル、プラグイン・プログラム、Java(登録商標)やActiveXで書かれたアプレット、並びに画像および音声データが含まれる。クライアント120および130から面接サーバ110に伝送される情報には、後で詳しく説明するデータ・ファイル、デジタル音声、画像データ、および定形提出物がある。図解の非同期面接方法では、面接受験者および評価担当者に対しそれぞれ1つのクライアントが割り当てられているが、クライアントの数に制限はない。
【0020】
面接サーバ110はハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)サーバ152を備えている。HTTPサーバというのは、ハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)に準拠するコードおよびデータを含むファイル(ページ)を配信するためのハイパーテキスト転送プロトコルを用いて、クライアント上で実行中のブラウザと通信することができるサーバである。サーバに関連付けられているHTMLページは、情報並びに当該サーバおよび(多くの場合)別のサーバ上の別のドキュメントに関連するハイパーテキスト・リンクを提供する。ブラウザというのは、HTTPサーバに対しHTMLページを含む情報を要求し、それを解読し、表示するクライアント上のソフトウェア・コンポーネントである。
【0021】
クライアントのブラウザに提供されるページ形式は静的HTMLページである。静的HTMLページは、HTTPサーバにおいて、ブラウザからの要求に先立って作成され格納されている。HTMLページは、ブラウザからの要求に応じ、単に静的記憶装置から読み出され当該ブラウザに送信されるに過ぎない。
【0022】
前記の他、HTTPサーバは動的にページを生成することにより、あるいはその他要求された動的操作を行うことにより、ブラウザからの要求に応えることができる。動的操作を行うためには、サーバ・ソフトウェア154によってHTTPサーバ152の機能を拡張または強化する必要がある。サーバ・ソフトウェア154とHTTPサーバとは、共通ゲートウェイ・インタフェース(CGI)プロトコルを用いて対話することができる。
【0023】
面接サーバ110がクライアント120および130に送信する多くのページには、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を定義するコードが含まれている。前記コードがブラウザによって解読されるとGUIが生成される。GUIあるいは面接サーバ110が送信するページによって、少なくとも一部が提供されるコードを実行することによってクライアントが生成するすべてのユーザ・インタフェースを以下“提供GUI”と言う。ユーザは提供GUIと対話することにより、例えば文章データあるいは音声データを入力することができる。前記文章データは定形データとしてHTTPサーバ152に送信される。そうすると、HTTPサーバ152がサーバ・ソフトウェアを呼び出し、前記定形データを入力としてパスする。
【0024】
HTTPサーバ・ソフトウェアが送信するページには、クライアントで実行される埋込コード、スクリプト、あるいはプログラムが含まれている。これらのプログラムには、例えば、「Java」アプレット、「Java」スクリプト、ActiveXコントロールなどがある。前記プログラムは、クライアントのキャッシュに一時的に格納することも、例えば1つ以上のプラグイン・アプリケーションとして、より永続的に保存することもできる。
【0025】
データベース・システム150は非同期面接を管理するための情報を保持している。データベース・システム150は、リレーショナルデータベース・システム、オブジェクト・リレーショナルデータベース・システム、あるいは従来型のどのようなデータベース・システムであってもよい。
【0026】
面接受験者クライアント130および評価担当者クライアント120が、ユーザに対しデジタル音声データを再生したり、ユーザの音声入力によって生成されるデジタル音声データを受信したりするよう構成することができる。クライアント120および130は、音源カード、スピーカー、およびマイクロフォンを含む、クライアント上で構成されているオーディオ機材、並びに前記オーディオ機材とインタフェースさせるためのシステム・ドライバーを備えるオペレーティング・システム下で動作する。前記の他、クライアント120および130は、ユーザがデジタル音声を再生することができるようにするためのオーディオ・アプリケーション・ソフトウェア、およびクライアントがデジタル音声データを記録、受信および送信することができるようにするための記録ソフトウェアを備えている。オーディオ・アプリケーションは、面接サーバ110、または好ましくはスピーチファーム140からダウンロードされるアプレット形式のものでよい。
【0027】
スピーチファーム140は、面接サーバ110とそのクライアントである評価担当者クライアント120および面接受験者クライアント130のようなサーバとサーバのクライアントに対し、スピーチ・サービスを提供するサーバである。スピーチ・サービスは(1)クライアントで記録されたデジタル音声データの処理、もしくは(2)実行するとデジタル音声データを処理するソフトウェアの配信を意味する。スピーチファーム140が提供するデジタル・スピーチ・サービスを利用することにより、デジタル・スピーチ・データの分析、送信および保存が可能となる。
【0028】
例えば、提供GUIを定義するページには、スピーチファームのオーディオ・アプリケーションを参照する埋込コード形式のモジュールが含まれている。前記ページを解読するクライアント上のブラウザが前記アプリケーションをダウンロードする。前記ブラウザが前記オーディオ・アプリケーションを実行することにより、ユーザがGUIを介して前記アプリケーションにアクセスできるようにする。次に、ユーザがGUIと対話しデジタル音声を聴取するか、または録音する。デジタル音声を録音する場合には、録音したデータをスピーチファーム140に送信し、後で面接サーバ110がそれを検索することができる。別の方法として、オーディオ・アプリケーションを実行中のクライアントから直接前記データを面接サーバに送信することができる。同様に、デジタル音声を聴取する場合、クライアント上で実行中のオーディオ・アプリケーションが、面接サーバ110の代わりにスピーチファームから、または直接面接サーバ110からデジタル音声を検索することができる。スピーチファームは、Leonardo Neumeyer、Dimitry Rtischev、Diego DovalおよびJuan Gargiuloによって2000年1月25に出願された米国特許出願第09/535,061号(Centralized Processing Of Digital Speech Data Originated At The Network Clients Of A Set Of Servers)に記載されている。
【0029】
図1に示す代表的的アーキテクチャは、クライアント上で実行されるユーザ・インタフェースをサーバがダウンロードするクライアント/サーバ型モデルをベースにしている。しかし、本発明は前記のようなクライアント/サーバ型モデルに基づく実施の形態に限定されない。例えば、実行すると非同期面接のフォーマットを定義するデータをサーバから読み出すマシン実行可能コード形式でインストールされる“面接受験”アプリケーションを前以ってクライアントに備えることができる。前記面接受験アプリケーションはダウンロードしたデータに基づいて非同期面接を実施する。あるいは、前記アプリケーションがサーバからフォーマットを定義するデータを検索せず、クライアント自身のローカル・データ記憶機構(例えば、ローカル・ファイル、データベース・システム、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM)から検索することができる。最後に、前記アプリケーションは、面接受験者の回答データをサーバに送信するか、またはクライアントのローカル記憶機構に格納することによって永続的に保存することができる。前記アプリケーションは、ユーザ入力を受信し、受信したユーザ入力に基づいて非同期面接を定義するデータを生成するよう構成されている面接生成アプリケーションにすることができる。
【0030】
データベース要素
図2はデータベース・システム150の論理要素の詳細を示す図である。データベース150は面接フォーマット210、面接230およびデジタル音声記録220を備えている。面接フォーマット210および面接230は前記データベース・システムの1つ以上のテーブルとして体系化することができる。面接フォーマット210は、各々が非同期面接の構成を記述する論理レコードである面接フォーマットを収容している。非同期面接の構成とは、面接受験者に対する質問、例えば、面接受験者に対する質問内容、情報の要求、質問方法(文章もしくは音声)および質問に対する面接受験者の回答方法を意味する。面接フォーマットを構成するデータ要素については後で詳しく説明する。
【0031】
面接230は非同期面接を管理するための情報を収容している。面接230は個々の非同期面接に関わる面接受験者識別データ、面接開始日時データ、面接フォーマット識別データ、およびデジタル録音された音声回答識別データを収容している。
【0032】
デジタル音声記録220は、デジタル録音された音声質問および回答を収集したものである。デジタル音声記録220は、2進大型オブジェクトとしてデータベース・システム150に格納されている。別の方法として、前記デジタル録音音声を1つ以上のファイルとしてデータベース150の制御下にないファイル・ディレクトリに格納することができる。
【0033】
面接 GUI
非同期面接は面接受験者クライアント130のブラウザで実行される面接GUIを介して実施される。図3A、3Bおよび3Cはブラウザ表示301の表示ページ302に表示される面接GUIを示す図である。表示ページは、ブラウザが1つ以上のページを実行することにより、ブラウザの表示区域内に生成されるグラフィカル表示である。表示ページには多数のグラフィカル・コントロールを表示することができ、1つのGUIが1つ以上の表示ページを含むことができる。図3A、3Bおよび3Cは、面接GUIの操作およびグラフィカル機能の説明だけでなく、非同期面接中における面接GUIと面接受験者との対話方法も示している。
【0034】
図3Aにおいて、表示ページ302は面接GUIのグラフィカル・コントロールを示している。図形310は面接評価を実施する組織を表す図形である。歓迎メッセージ・コントロール312は、音声による歓迎メッセージを面接受験者に提供するための一連のグラフィカル・コントロールである。歓迎メッセージ・コントロール312のような歓迎メッセージ・コントロールは、面接GUI表示の第一表示ページに表示される。歓迎メッセージ・コントロール312は歓迎文章314を備えており、オーディオ・コントロール・ボタン311に関連するラベルとして表示される。
【0035】
オーディオ・コントロール・ボタン311のようなオーディオ・コントロール・ボタンは、面接受験者が操作することにより、デジタル音声を再生または録音することができるグラフィカル・ユーザ・コントロールである。オーディオ・コントロール・ボタン311は、再生ボタン316、ストップ・ボタン317、および巻戻しボタン318を備えている。再生ボタン316を操作することにより、デジタル音声歓迎メッセージを再生することができる。ストップ・ボタンはデジタル音声歓迎メッセージの再生を停止するときに使用する。再生を停止した後、再生ボタン316を操作することにより、前記メッセージの再生を再開することができる。巻戻しボタン318を操作すると、次回、再生ボタンを操作して前記デジタル・メッセージを再生するとき、メッセージが先頭から再生される。
【0036】
質問コントロール320のような質問コントロールは、面接受験者に対し質問をなし、回答を入力するための一連のグラフィカル・ユーザ・コントロールである。質問コントロール320は質問テキスト322および回答テキスト・ボックス324を備えている。質問コントロール320は文章によって伝達され、文章入力によって回答を受ける1つの質問例である。質問コントロール320によって与えられた質問は、面接受験者の名前を問うものである。質問テキスト322は質問文章である。面接受験者は回答テキスト・ボックスに文章を入力することにより質問に答える。質問コントロール330は面接受験者の名字を問うものであり、質問コントロール332は面接受験者の電子メール・アドレスを問うものである。
【0037】
質問コントロール340および348は、質問が文章で伝達され、デジタル音声メッセージを録音することによって、口頭で回答が行われる質問例である。質問コントロール340は質問文章342および記録コントロール・ボタン350を備えている。録音コントロール・ボタン350は、録音ボタン353、再生ボタン354、ストップ・ボタン355および巻戻しボタン356を備えている。面接受験者が録音ボタン353を操作することにより、音声回答のデジタル録音を開始することができる。再生ボタン354、ストップ・ボタン355および巻戻しボタン356は、オーディオ・コントロールボタン311と同様の機能を有し、デジタル音声回答の再生、停止および巻戻しを行う。更に、ストップ・ボタン355を操作することにより、音声回答のデジタル録音を中断することができる。
【0038】
面接受験者が継続コマンド・ボタン360を操作することにより、面接GUIの次の表示ページをブラウザの表示区域に表示することができる。図3Bおよび3Cは面接GUIの別の表示ページを示す図である。図3Bおよび図3Cは表示ページ380および表示ページ390をそれぞれ示している。
【0039】
面接フォーマット
図4は面接フォーマット210のデータ要素を論理的に表したブロック図である。図4において、面接フォーマット210は面接フォーマット・レコード410を含んでいる。フォーマット・レコードの各々には非同期面接の構成が記述されており、質問をなしたり、面接受験者からの回答を受信したりするための面接GUIの属性を生成するのに使用される。
【0040】
図4において、面接フォーマット・レコード410−1は、一般的面接パラメータ420および質問フォーマット・レコード430を含んでいる。面接フォーマット・レコード410の各々は、面接フォーマット・レコード410−1と同一、もしくは同様の構造をしている。一般的パラメータ420は面接GUIの一般的特性に適用される属性である。例えば、一般的パラメータによって、面接GUIの背景色および表示ページのパターンの属性値、表示ページに表示される面接表題、導入部および結びの挨拶、デフォルトのフォント属性、並びに面接GUIの表示ページの上下端部に表示される図形を指定することができる。
【0041】
質問フォーマット・レコード430は質問フォーマット・レコード430−1〜430−Nを含んでいる。質問フォーマット・レコードの各々は、質問フォーマット属性432および質問フォーマットのフォント属性など、図示してないその他の属性を含む質問の属性を指定する。質問フォーマット属性432は質問タイプ440、回答タイプ442、質問スピーチ・タイプ444および回答スピーチ・タイプ446を含んでいる。
【0042】
質問タイプ440には、面接受験者に質問を伝達する方法を各々が指定する3つの値のうちの1つを含めることができる。前記値およびそれに対応する伝達方法を下表Aに示す。
【0043】
【表1】
回答タイプ442には、面接受験者が質問に対する回答を伝達する方法を各々が指定する6つの値のうちの1つを含めることができる。前記値およびそれに対応する伝達方法を下表Bに示す。
【0044】
【表2】
質問スピーチ・タイプ444には、スピーチによって面接受験者に伝達された質問を再生する方法を各々が指定する4つの値のうちの1つを含めることができる。この属性値は、質問タイプ440によってスピーチを利用した伝達方法が指定されたときにのみ指定する必要がある。前記値およびそれに対応する再生方法を下表Cに示す。
【0045】
【表3】
回答スピーチ・タイプ446には、面接受験者が質問に対する音声回答をデジタル録音する方法を各々が制限する4つの方法のうちの1つを含めることができる。この属性値は、回答タイプ442によってスピーチを利用した伝達方法が指定されたときにのみ指定する必要がある。前記属性値およびそれに対応する録音方法を下表Dに示す。
【0046】
【表4】
質問フォーマット・レコードには図示していない他の属性を含めることができる。また、前記その他の属性が値を持つか否かは、質問フォーマット属性432の値に左右される。例えば、質問タイプ440が{text}であれば、質問フォーマット・レコード430−1には質問文章が入る。質問タイプ440が{choices − read text and click}であれば、質問フォーマット・レコード430−1には各選択項目の文章が入る。また、質問タイプ440が{speech}であれば、質問フォーマット・レコード430−1には、デジタル音声記録220内の当該質問スピーチに対応するデジタル録音音声の識別子または参照が入る。
【0047】
質問フォーマットの作成および維持
質問フォーマットは1つ以上の提供GUIを介してユーザから収集された情報に基づいて作成される。前記情報(即ち、定形データ、音声デジタル・データ)は面接サーバ110に送信され、サーバ・ソフトウェアを実行する面接サーバ110によって更に処理され、データベース・システム150に登録される。提供GUIが、面接フォーマットの作成、修正および維持に必要な各種コントロールおよび機能を提供する。前記のようなGUIは表Eに示す機能を備えることができる。
【0048】
【表5】
非同期面接の実施
非同期面接は、HTTPサーバ152が面接受験者クライアント130のブラウザから面接開始要求を受信すると開始される。前記要求により面接フォーマット210の特定の面接フォーマット・レコードが識別される。HTTPサーバ152がサーバ・ソフトウェア154を呼び出し、前記識別された面接フォーマット・レコードをパスする。これに応じて、面接サーバ110が要求された面接に関するレコードを面接230内に作成し、前記識別された面接フォーマット・レコードの情報を検索し、そのデータに基づいて面接GUIを定義するページを生成する。前記生成されたページが面接受験者クライアント130にダウンロードされる。
【0049】
前記面接受験者と前記ダウンロードされた面接GUIとの対話によって、質問に対する回答を示す定形データが記録され、音声がデジタル録音される。前記定形データはHTTPサーバ152に送信され、前記サーバがサーバ・ソフトウェア154を呼び出すことにより、面接サーバ110によって前記定形データ、または定形データから抽出されたデータが面接230の前記レコードに格納される。前記デジタル録音された回答は、面接受験者クライアント130から直接、またはスピーチファーム140を介して間接的に面接サーバ110にアップロードされる。前記アップロードされた回答はデジタル音声記録220に格納される。面接230が更新され、前記受信した回答が前記面接レコードおよび面接フォーマット・レコードの対応する質問に関連付けられる。
【0050】
ブラウザからの面接開始要求はいろいろな方法で行うことができる。評価担当者が運用するサイトの面接サーバ110にブラウザがアクセスするよう指示することができる。例えば、ユーザはクライアント上のブラウザを用いて、企業が運用するサーバ上のページにアクセスする。前記ページには求人リストが掲載されている。前記求人リストの一部にハイパーリンクが関連付けられている。前記ハイパーリンクが面接サーバ110を参照し、面接フォーマット・レコードを識別するパラメータを指定する。別の例として、面接サーバ110が提供する提供GUIによって面接受験者が特定の評価担当者による非同期面接を開始できるようにする。
【0051】
非同期面接が終了した後、評価担当者が提供GUI(以下“面接精査インタフェース”と言う)を介して面接結果を検索する。前記面接精査インタフェースによって、評価担当者は面接レコードを選択し、面接受験者の回答を見聞きすることができる。また、面接精査インタフェースによって、評価担当者は自己の評価結果、および面接受験者が当該職務に関し更に検討に値するか否かについて記録することもできる。
【0052】
また、評価担当者は、面接精査インタフェースによって、面接受験者を体系付けるための情報カテゴリーを提供することができる。前記カテゴリーの例に職務がある。次に、面接精査インタフェースを介して、提供カテゴリーに基づいて都合良くリストに体系化された面接結果にアクセスすることができる。前記のような機構により、一団の初期評価担当者が面接結果を選別し、次いで選別された面接受験者のみを精査する別組の評価担当者によって評価を行うことができる。初期評価担当者は、適格面接受験者を特定のカテゴリーに関連付けるだけである。その後、例えば、応募者の雇用を最終決定する別組の評価担当者が適格面接受験者にのみアクセスすることにより、適格候補者に対してのみ集中的に面接精査時間を充当することができる。
【0053】
スピーチ・ルーム
面接受験者の面接記録を精査した後、当該面接受験者に対し更に問い合わせることが望ましい場合がある。例えば、ある評価担当者が面接受験者が述べた特定の仕事について更に詳しく知りたいと思うこともあれば、別の評価担当者が面接受験者が修了した課程について更に詳しく知りたいと思うこともある。面接受験者と面接担当者との間の更なる対話および情報交換を促進するメッセージ交換のためのスピーチ・ルームを設置することができる。
【0054】
スピーチ・ルームは特定の認定ユーザ・グループ間で情報交換を行うために利用されるもので、情報交換にはデジタル音声メッセージを含めることができる。各スピーチ・ルームは論理的なメッセージ交換機能を備えており、スピーチ・ルームのメッセージにアクセスする権限およびスピーチ・ルームにメッセージを付加する権限の両方を付与されたユーザ・グループに関連付けられる。ユーザはメッセージにアクセスし、そのメッセージに対する回答として、スピーチ・ルームにメッセージを付加することができる。前記付加メッセージが前記メッセージに対する回答として関連付けられる。
【0055】
本発明の1つの実施の形態によれば、面接担当者が提供GUIを介してスピーチ・ルームを設置することができる。前記GUIにより、面接担当者がスピーチ・ルームを創出し、面接担当者と面接受験者の両者を含めた前記スピーチ・ルームの認定ユーザを確定することができる。データベース150を利用してスピーチ・ルームおよび認定ユーザを定義するデータ、並びにメッセージおよびメッセージに対する回答を追跡するデータが作成される。
【0056】
ユーザは提供GUIを介してスピーチ・ルームにアクセスすることができる。前記のようなGUIは、ユーザが認定されている複数のスピーチ・ルームを表示し、その中からユーザが選択するようになっている。スピーチ・ルームが選択されると、前記提供GUIが各メッセージに関し、メッセージとそれに対する回答が階層的に接続されているグラフィカル・コントロールを表示する。
【0057】
図5は前記のような階層を示すブロック図である。図5において、スピーチ・ルーム内容表示501は、スピーチ・ルーム内のメッセージを表示するためにGUI内で生成されるグラフィカル・ディスプレイである。スピーチ・ルーム内容表示501にはグラフィカル・メッセージ階層510およびグラフィカル・メッセージ階層530が含まれている。グラフィカル・メッセージ階層は、各々が1つのメッセージに対応し、メッセージとその回答メッセージを階層的に示すように配列されているグラフィカル・コントロールである。グラフィカル・メッセージ階層510のメッセージ・コントロール520、522、524および526は、それぞれメッセージに関する情報、特にメッセージの作成者名および作成終了時刻を表示する。メッセージ・コントロール522は、メッセージ・コントロール520が示すメッセージの回答に対応する。メッセージ・コントロール524は、メッセージ・コントロール522が示すメッセージの回答に対応し、メッセージ・コントロール526はメッセージ・コントロール524が示すメッセージの回答に対応する。
【0058】
グラフィカル・メッセージ階層510の個々のメッセージ・コントロールをクリックすることができる。メッセージ・コントロールをクリックすると、ユーザがメッセージを読むか、またはデジタル音声メッセージを再生し、テキスト・メッセージを入力するか、または音声をデジタル録音することにより、当該メッセージに回答することができる一連のグラフィカル・コントロールが表示される。
【0059】
外国語習熟度の評価
本明細書記載の非同期面接の実施方法を外国語習熟度の評価に用いることができる。評価担当者が外国語習熟度の評価を行うための情報を収集するよう面接フォーマットを設計することができる。収集される情報は、文章または音声による質問の回答として用意される文章または音声回答である。評価担当者が面接精査インタフェースを用いて前記回答を精査する。面接精査インタフェースによって評価担当者の主観的評価が収集される。面接受験者の外国語習熟度に関する評価は、読解力、文書作成能力、会話能力、発音の良否を含みこれに限定されない種々の側面からなされる。非同期的に面接を実施することにより、数人の評価担当者が面接受験者の外国語習熟度の審査に加わり、異なる場所で異なる時刻に評価を行うことができる。実際、評価担当者は異なる国および異なるタイムゾーンに居住することができる。面接を実施するためにスケジュールを調整して一堂に会する必要はない。
【0060】
評価担当者の主観的な評価を収集する他、面接フォーマットによって、多項選択方式の問題を定義することができる。多項選択方式の問題に対する回答を示すデータは定形データとして収集される。前記定形データは面接受験者の外国語習熟度を客観的に採点するために用いられる。
【0061】
機械的なアルゴリズムを用いて被験者から収集したスピーチおよび筆記サンプルの出来映えを評価することもできる。
【0062】
評価担当者の評価
人間による評価は一貫性に欠けることが知られている。評価担当者は疲労することもあれば、注意が散漫になることもある。評価担当者の評価が重要な決定に影響を与えるので、評価担当者の実績を評価して、一貫性および多様な面接受験者に対する対応の仕方を確認することが重要である。前記の情報を利用して信頼性に欠ける評価担当者を排除し、常に一貫性のある評価を下す評価担当者集団を形成するか、または多様性を重視して異なる評価を下す評価担当者集団を形成することができる。評価担当者は以下に説明する様々な方法で評価することができる。
【0063】
評価担当者の一貫性を評価することができる。例えば、同じ面接記録を別々の時期に提示して評価させることができる。それぞれの評価結果を比較することにより、評価担当者が同じサンプルに対しどの程度一貫性のある評価を下すか判断することができる。
【0064】
評価担当者間のばらつきを評価することができる。例えば、同じ面接記録を評価担当者集団に提示して評価させることができる。次に、評価結果を比較することにより、前記評価担当者集団の同じサンプルに対する評価のばらつきを知ることができる。
【0065】
説明のため、面接受験者の外国語習熟度の一側面に関する採点が評価に含まれているものとする。例えば、10段階評価を用いて、評価担当者が面接受験者の発音能力を評価することができる。
【0066】
一貫性評価を目的として、評価担当者による採点の統計上の相関関係を利用して信頼度数値を算出することができる。採点が同じ場合には、前記統計上の相関関係をr=1とする。前記信頼度数値を利用して評価担当者を選別することができる。
【0067】
前記評価担当者の実績評価方法は、限定的なものでなく例示的なものであると解釈されるべきである。本発明は非同期面接の評価担当者あるいは外国語習熟度の評価担当者を評価する如何なる特定の評価方法にも限定されるものではない。
【0068】
ハードウェア概要
図6は本発明の1つの実施の形態を実行することができるコンピュータ・システム600を示すブロック図である。コンピュータ・システム600は、母線602または情報伝達用のその他の通信機構、および母線602に接続され情報処理を行う処理装置604を備えている。また、コンピュータ・システム600は、母線602に接続され、情報および処理装置604が実行する命令を格納する、例えば、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)あるいはその他の動的記憶装置のような主記憶装置606も備えている。主記憶装置606は、処理装置604が実行予定の命令の実行中における一時的数値変数、あるいはその他の中間情報の格納用としても使用される。更に、コンピュータ・システム600は、母線602に接続され、静的情報および処理装置604の命令を格納する読出し専用メモリ(ROM)608、あるいはその他の静的記憶装置も備えている。磁気ディスクや光ディスクのような記憶装置610が用意されており、情報および命令の格納用として母線602に接続されている。
【0069】
コンピュータ・ユーザに対する情報表示として、例えば陰極線管(CRT)のような表示装置612を母線602を介してコンピュータ・システム600に接続することができる。情報およびコマンド選択情報を処理装置604に伝達する英数字およびその他のキーを備える入力装置614が母線602に接続されている。前記と異なる種類のユーザ入力装置が、例えば、マウス、トラックボール、あるいはカーソル指示キーのようなカーソル・コントロール616であり、命令情報およびコマンド選択情報を処理装置604に伝達する他、表示装置上のカーソルの移動を制御する。この種の入力装置は一般に、第一軸(例えばx軸)および第二軸(例えばy軸)の二軸方向に自由度を有しており、それによって平面上の位置を指定することができる。
【0070】
本発明は、本明細書に記載の方法を実行するコンピュータ・システム600の使用に関連している。本発明の1つの実施の形態によれば、前記方法は、主記憶装置606に収容されている1つ以上の命令から成る1つ以上の命令シーケンスを実行する処理装置604に則してコンピュータ・システム600によって実行される。かかる命令は記憶装置610のような別のコンピュータ可読媒体から主記憶装置606に読み込むことができる。主記憶装置606に収容されている命令シーケンスを実行すると、処理装置604が本明細書記載の処理ステップを実行する。別の実施の形態において、本発明を実行するソフトウェア命令の代わりに、またはそれと組み合わせてハードワイヤード回路を用いることができる。従って、本発明の実施の形態は、特定のハードウェア回路とソフトウェアとの組合せに限定されるものではない。
【0071】
“コンピュータ可読媒体”という用語は、本明細書においては処理装置604が実行する命令の供給に関わるあらゆる媒体を意味する。かかる媒体は多様な形態をなし、不揮発性媒体、揮発性媒体、および伝送媒体を含むがこれに限定されない。不揮発性媒体には、例えば、記憶装置610のような光もしくは磁気ディスクが含まれる。揮発性媒体には、主記憶装置のような動的メモリが含まれる。伝送媒体には、同軸ケーブル、銅線および光ケーブルが含まれ、母線602を構成するワイヤーも含まれる。また、伝送媒体は、音波、光波等、例えば、電波または赤外線データ通信において発生するような光波等の形態を取ることもできる。
【0072】
一般的なコンピュータ可読媒体には、例えば、「フロッピー」・ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープあるいはその他の磁気媒体、CD−ROM、その他すべての光媒体、パンチカード、紙テープ、孔パターンを有するその他すべての物理媒体、RAM、PROM、EPROM、FLASH−EPROM、その他すべてのメモリ用チップもしくはカートリッジ、以下に説明する搬送波、およびコンピュータが読み出すことができるその他すべての媒体が含まれる。
【0073】
処理装置604が実行する1つ以上の命令から成る1つ以上の命令シーケンスを処理装置604に伝達する際、各種のコンピュータ可読媒体が関与することがある。例えば、始めに前記命令をリモート・コンピュータの磁気ディスクに担持させることができる。前記リモート・コンピュータは、前記命令を自身の動的メモリにロードし、電話回線を介したモデムによって送信することができる。コンピュータ・システム600に近い側のモデムが電話回線を介して命令データを受信し、赤外線送信器を用いて前記データを赤外線信号に変換することができる。赤外線検出器によって前記赤外線信号が担持する前記データを受信することができ、適切な回路を介して前記データを母線602に乗せることができる。母線602が前記データを主記憶装置606に伝送し、処理装置604が前記命令を検索して実行する。前記主記憶装置が受信した前記命令は、処理装置604によって実行される以前もしくは実行後に随意に記憶装置610に格納することができる。
【0074】
更に、コンピュータ・システム600は母線602に接続されている通信インタフェース618も備えている。通信インタフェース618は、ローカル・ネットワーク622に接続されているネットワーク・リンク620に双方向データ通信接続を行うインタフェースである。例えば、通信インタフェース618は統合デジタル通信網(ISDN)カード、あるいは対応する電話回線にデータ通信接続を行うモデムであってもよい。別の例として、通信インタフェース618は、互換性を有するローカルエリア・ネットワーク(LAN)にデータ通信接続を行うLANカードであってもよい。無線リンクも導入することができる。この場合、通信インタフェース618は、各種情報を表すデジタル・データ・ストリームを担持する電気、電磁あるいは光信号の送受信を行う。
【0075】
ネットワーク・リンク620は、一般に1つ以上のネットワークを介して、別のデータ通信装置にデータ通信を提供する。例えば、ネットワーク・リンク620は、ローカル・ネットワーク622を介して、ホスト・コンピュータ624、またはインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)626が運用するデータ通信装置に接続することができる。次に、ISP626が一般に“インターネット”628と呼ばれる世界的規模のパケット・データ通信ネットワークを通してデータ通信サービスを提供する。ローカル・ネットワーク622およびインターネット628は共にデジタル・データ・ストリームを担持する電気、電磁あるいは光信号を使用する。コンピュータ・システム600と遣り取りするデジタル・データを担持し、各種のネットワークを通過する信号、および通信インタフェース618を通過するネットワーク・リンク620上の信号が情報を伝送する搬送波の代表例である。
【0076】
コンピュータ・システム600は、1つ以上のネットワーク、ネットワーク・リンク620および通信インタフェース618を介して、メッセージを送信し、プログラム・コードをはじめとするデータを受信することができる。前記インターネットを利用した例では、サーバ630がインターネット628、ISP626、ローカル・ネットワーク622および通信インタフェース618を介して、要求されたアプリケーション・プログラム・コードを伝送することができる。
【0077】
前記コードは、受信時に処理装置604で実行および/または後で実行するために記憶装置610もしくはその他の不揮発性記憶装置に格納することもできる。前記の如くして、コンピュータ・システム600は搬送波の形でアプリケーション・コードを取得することができる。
【0078】
本明細書では、これまで特定の実施の形態を参照しながら本発明について説明してきた。しかし、本発明のより幅広い意図および範囲から逸脱することなく、種々の改良および変更を加えることができることは明白である。従って、本明細書および図面は限定的な意味合いのものではなく、むしろ例示的なものであると解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
以下の図面は、例に基づいて本発明を説明したものであり、限定事項に基づくものではない。下図において、同様の要素には同符号が付してある。
【図1】
本発明の1つの実施の形態の代表的なアーキテクチャを示すブロック図。
【図2】
非同期面接の構成および生成に関与する本発明の1つの実施の形態によるサーバを示すブロック図。
【図3A】
本発明の1つの実施の形態による非同期面接に用いられるユーザ・インタフェースを示す図。
【図3B】
本発明の1つの実施の形態による非同期面接に用いられるユーザ・インタフェースを示す図。
【図3C】
本発明の1つの実施の形態による非同期面接に用いられるユーザ・インタフェースを示す図。
【図4】
本発明の1つの実施の形態による非同期面接のフォーマット定義に用いられるデータ構造の論理要素を示すブロック図。
【図5】
本発明の1つの実施の形態によるスピーチ・ルームの内容を表示するディスプレイを示すブロック図。
【図6】
本発明の1つの実施の形態を実行することができるコンピュータ・システムを示すブロック図。
Claims (63)
- 面接の実施を容易する1つ以上のコンピュータ・システムを運用する方法であって、
面接のための一連のプロンプティングを定義するデータを格納するステップと、
該データに基づいてユーザ・インタフェースが少なくとも1つの音声回答を引き出す特定の面接を実施する前記一連のプロンプティングをクライアントに実行させるステップと、
前記少なくとも1つの音声回答をデジタル録音するステップ
とを有して成ることを特徴とする方法。 - 前記一連のプロンプティングを定義するデータを格納するステップが、ネットワークを介して前記クライアントに接続されるサーバによって実行されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記一連のプロンプティングをクライアントに実行させるステップが、ネットワークを介して前記クライアントに接続されるサーバからコマンドを送信することによって実行されること特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記一連のプロンプティングをクライアントに実行させるステップが、サーバから前記ユーザ・インタフェースを定義するコードを前記クライアントに送信するステップを含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記コードを送信するステップが、前記クライアントが実行中のブラウザで実行可能なコードを送信するステップを含むことを特徴とする、請求項4記載の方法。
- 前記クライアントが、前記ユーザ・インタフェースと対話する1人以上の個人から音声回答を引き出すためのデジタル録音音声を再生することにより、前記一連のプロンプティングの少なくとも1つを実行することを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記クライアントが、前記ユーザ・インタフェースと対話する1人以上の個人から音声回答を引き出すための文章を表示することにより、前記一連のプロンプティングの少なくとも1つを実行することを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記特定の面接が終了した後、前記デジタル録音された音声回答を1人以上の評価担当者に再生するステップを更に含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記デジタル録音された音声回答をサーバに格納するステップを更に含み、前記少なくとも1つのデジタル録音された音声回答を再生するステップが、前記サーバによって前記デジタル録音された音声回答が別のクライアントに送信されるステップを含むステップを実行することにより、前記別のクライアントが前記少なくとも1つの音声回答を1人以上の評価担当者に再生するステップを含むことを特徴とする、請求項8記載の方法。
- 前記一連のプロンプティングの属性を指定するユーザ入力を受信し、該ユーザ入力に基づいて前記データを生成するステップを更に含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記クライアントが、前記ユーザ・インタフェースと対話する1人以上の個人から、前記ユーザ入力によって所定の面接における最高再生可能回数および制限時間のうちの1つ以上が指定されている特定の音声回答を引き出すためのデジタル録音音声を再生することにより、前記一連のプロンプティングの少なくとも1つを実行することを特徴とする、請求項10記載の方法。
- 前記データが、前記特定の面接における前記一連のプロンプティングの回答方法を定義することを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記一連のプロンプティングの属性を指定するユーザ入力を受信し、該ユーザ入力に基づいて前記データを生成するステップを更に含むことを特徴とする、請求項12記載の方法。
- 前記ユーザ入力が、1つのプロンプティングに対する音声回答をデジタル録音できる最高回数および制限時間のうちの1つ以上を指定することを特徴とする、請求項13記載の方法。
- 前記特定の面接が1人以上の面接受験者から回答を引き出し、該1人以上の面接受験者に関連付けられるスピーチ・ルームを定義するデータを生成するステップを更に含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記一連のプロンプティングが、外国語習熟度評価に利用できる情報を引き出す第一プロンプティング・セットを含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記第一プロンプティング・セットに対する回答データを格納するステップ、および該回答に基づく1人以上の評価担当者による面接受験者の外国語習熟度評価データを収集するステップを更に含むことを特徴とする、請求項16記載の方法。
- 前記第一プロンプティング・セットが、多項選択方式の問題を与え、前記回答が該多項選択方式問題の回答であることを特徴とする、請求項17記載の方法。
- 前記ステップが、前記一連のプロンプティングに対する回答データを格納するステップ、該回答に基づく1人以上の評価担当者による面接受験者の評価データを収集するステップ、および該収集データに基づいて、前記1人以上の評価担当者の実績評価に利用される情報を生成するステップを更に含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
- 前記1人以上の評価担当者が第一評価担当者を含み、前記データを収集するステップが、前記第一評価担当者による前記面接受験者の同じ特徴を評価した別々の評価データの収集を含み、前記情報を生成するステップが、前記別々の評価結果に基づく前記第一評価担当者の評価の一貫性を判断するための情報の生成を含むことを特徴とする、請求項19記載の方法。
- 前記情報を生成するステップが、前記面接受験者に対する前記1人以上の評価担当者の評価のばらつきを判断するための情報の生成を含むことを特徴とする、請求項19記載の方法。
- 面接を実施するための1つ以上の命令シーケンスを担持するコンピュータ可読媒体であって、前記1つ以上の命令シーケンスを1つ以上の処理装置で実行することにより、
面接のための一連のプロンプティングを定義するデータを格納するステップと、
該データに基づいてユーザ・インタフェースが少なくとも1つの音声回答を引き出す特定の面接を実施する前記一連のプロンプティングをクライアントに実行させるステップと、
前記少なくとも1つの音声回答をデジタル録音するステップ
とが実行されることを特徴とする媒体。 - 前記一連のプロンプティングを定義するデータを格納するステップが、ネットワークを介して前記クライアントに接続されるサーバによって実行されることを特徴とする、請求項22記載の媒体。
- 前記一連のプロンプティングをクライアントに実行させるステップが、ネットワークを介して前記クライアントに接続されるサーバからコマンドを送信することによって実行されること特徴とする、請求項22記載の媒体。
- 前記一連のプロンプティングをクライアントに実行させるステップが、サーバから前記ユーザ・インタフェースを定義するコードを前記クライアントに送信するステップを含むことを特徴とする、請求項22記載の媒体。
- 前記コードを送信するステップが、前記クライアントが実行中のブラウザで実行可能なコードを送信するステップを含むことを特徴とする、請求項25記載の媒体。
- 前記クライアントが、前記ユーザ・インタフェースと対話する1人以上の個人から音声回答を引き出すためのデジタル録音音声を再生することにより、前記一連のプロンプティングの少なくとも1つを実行することを特徴とする、請求項22記載の媒体。
- 前記クライアントが、前記ユーザ・インタフェースと対話する1人以上の個人から音声回答を引き出すための文章を表示することにより、前記一連のプロンプティングの少なくとも1つを実行することを特徴とする、請求項22記載の媒体。
- 前記特定の面接が終了した後、前記デジタル録音された音声回答を1人以上の評価担当者に再生する命令を更に含むことを特徴とする、請求項22記載の媒体。
- 前記デジタル録音された音声回答をサーバに格納する命令を更に含み、前記少なくとも1つのデジタル録音された音声回答を再生するステップが、前記サーバによって前記デジタル録音された音声回答が別のクライアントに送信されるステップを含むステップを実行することにより、前記別のクライアントが前記少なくとも1つの音声回答を1人以上の評価担当者に再生するステップを含むことを特徴とする、請求項29記載の媒体。
- 前記一連のプロンプティングの属性を指定するユーザ入力を受信し、該ユーザ入力に基づいて前記データを生成するステップを実行する命令を更に含むことを特徴とする、請求項22記載の媒体。
- 前記クライアントが、前記ユーザ・インタフェースと対話する1人以上の個人から、前記ユーザ入力によって所定の面接における最高再生可能回数および制限時間のうちの1つ以上が指定されている特定の音声回答を引き出すためのデジタル録音音声を再生することにより、前記一連のプロンプティングの少なくとも1つを実行することを特徴とする、請求項31記載の媒体。
- 前記データが前記特定の面接における前記一連のプロンプティングの回答方法を定義することを特徴とする、請求項22記載の媒体。
- 前記一連のプロンプティングの属性を指定するユーザ入力を受信し、該ユーザ入力に基づいて前記データを生成するステップを実行する命令を更に含むことを特徴とする、請求項33記載の媒体。
- 前記ユーザ入力が、1つのプロンプティングに対する音声回答をデジタル録音できる最高回数および制限時間のうちの1つ以上を指定することを特徴とする、請求項34記載の媒体。
- 前記特定の面接が1人以上の面接受験者から回答を引き出し、該1人以上の面接受験者に関連付けられるスピーチ・ルームを定義するデータを生成するステップを実行する命令を更に含むことを特徴とする、請求項22記載の媒体。
- 前記一連のプロンプティングが、外国語習熟度評価に利用できる情報を引き出す第一プロンプティング・セットを含むことを特徴とする、請求項22記載の媒体。
- 前記ステップが、前記第一プロンプティング・セットに対する回答データを格納するステップ、および該回答に基づく1人以上の評価担当者による面接受験者の外国語習熟度評価データを収集するステップを更に含むことを特徴とする、請求項37記載の媒体。
- 前記第一プロンプティング・セットが、多項選択方式の問題を与え、前記回答が該多項選択方式問題の回答であることを特徴とする、請求項38記載の媒体。
- 前記ステップが、前記一連のプロンプティングに対する回答データを格納するステップ、該回答に基づく1人以上の評価担当者による面接受験者の評価データを収集するステップ、および該収集データに基づいて、前記1人以上の評価担当者の実績評価に利用される情報を生成するステップを更に含むことを特徴とする、請求項22記載の媒体。
- 前記1人以上の評価担当者が第一評価担当者を含み、前記データを収集するステップが、前記第一評価担当者による前記面接受験者の同じ特徴を評価した別々の評価データの収集を含み、前記情報を生成するステップが、前記別々の評価結果に基づく前記第一評価担当者の評価の一貫性を判断するための情報の生成を含むことを特徴とする、請求項40記載の媒体。
- 前記情報を生成するステップが、前記面接受験者に対する前記1人以上の評価担当者の評価のばらつきを判断するための情報の生成を含むことを特徴とする、請求項40記載の媒体。
- 面接の実施を容易にする1つ以上の装置から成るシステムであって、
1つ以上の記憶装置と、
面接のための一連のプロンプティングを定義するデータを格納し、該データに基づいてユーザ・インタフェースが少なくとも1つの音声回答を引き出す特定の面接を実施する前記一連のプロンプティングをクライアントに実行させ、前記少なくとも1つの音声回答をデジタル録音するよう構成される1つ以上の処理装置
とを備えることを特徴とするシステム。 - ネットワークを介して前記クライアントに接続されるサーバが、前記面接のための一連のプロンプティングを定義するデータを格納するよう構成されることを特徴とする、請求項43記載のシステム。
- 前記1つ以上の処理装置が、ネットワークを介して前記クライアントに接続されるサーバからコマンドを送信することにより、前記一連のプロンプティングを前記クライアントに実行させるよう更に構成されることを特徴とする、請求項43記載のシステム。
- 前記1つ以上の処理装置が、前記ユーザ・インタフェースを定義するコードを前記クライアントに送信することにより、前記一連のプロンプティングを前記クライアントに実行させるよう更に構成されることを特徴とする、請求項43記載のシステム。
- 前記ユーザ・インタフェースを定義するコードが、前記クライアントが実行中のブラウザで実行可能であることを特徴とする、請求項46記載のシステム。
- 前記クライアントが、前記ユーザ・インタフェースと対話する1人以上の個人から音声回答を引き出すためのデジタル録音音声を再生することにより、前記一連のプロンプティングの少なくとも1つを実行するよう構成されることを特徴とする、請求項43記載のシステム。
- 前記クライアントが、前記ユーザ・インタフェースと対話する1人以上の個人から音声回答を引き出すための文章を表示することにより、前記一連のプロンプティングの少なくとも1つを実行するよう構成されることを特徴とする、請求項43記載のシステム。
- 前記1つ以上の処理装置が、前記特定の面接が終了した後、前記デジタル録音された音声回答を1人以上の評価担当者に再生するよう更に構成されることを特徴とする、請求項43記載のシステム。
- 前記デジタル録音された音声回答を格納するよう構成されるサーバを更に含み、前記1つ以上の処理装置が、前記サーバによって前記デジタル録音された音声回答が別のクライアントに送信されるステップを含むステップを実行することにより、前記別のクライアントが前記少なくとも1つの音声回答を1人以上の評価担当者に再生するよう更に構成されることを特徴とする、請求項50記載のシステム。
- 前記1つ以上の処理装置が、前記一連のプロンプティングの属性を指定するユーザ入力を受信し、該ユーザ入力に基づいて前記データを生成するよう更に構成されることを特徴とする、請求項43記載のシステム。
- 前記クライアントが、前記ユーザ・インタフェースと対話する1人以上の個人から、前記ユーザ入力によって所定の面接における最高再生可能回数および制限時間のうちの1つ以上が指定されている特定の音声回答を引き出すためのデジタル録音音声を再生することにより、前記一連のプロンプティングの少なくとも1つを実行するよう構成されることを特徴とする、請求項52記載のシステム。
- 前記データが、前記特定の面接における前記一連のプロンプティングの回答方法を定義することを特徴とする、請求項43記載のシステム。
- 前記1つ以上の処理装置が、前記一連のプロンプティングの属性を指定するユーザ入力を受信し、該ユーザ入力に基づいて前記データを生成するよう更に構成されることを特徴とする、請求項54記載のシステム。
- 前記ユーザ入力が、1つのプロンプティングに対する音声回答をデジタル録音できる最高回数および制限時間のうちの1つ以上を指定することを特徴とする、請求項55記載のシステム。
- 前記特定の面接が1人以上の面接受験者から回答を引き出し、前記1つ以上の処理装置が前記1人以上の面接受験者に関連付けられるスピーチ・ルームを定義するデータを生成するよう構成されることを特徴とする、請求項43記載のシステム。
- 前記一連のプロンプティングが、外国語習熟度評価に利用できる情報を引き出す第一プロンプティング・セットを含むことを特徴とする、請求項43記載のシステム。
- 前記1つ以上の処理装置が、前記第一プロンプティング・セットに対する回答データを格納し、該回答に基づく1人以上の評価担当者による面接受験者の外国語習熟度評価データを収集するよう更に構成されることを特徴とする、請求項58記載のシステム。
- 前記第一プロンプティング・セットが、多項選択方式の問題を与え、前記回答が該多項選択方式問題の回答であることを特徴とする、請求項59記載のシステム。
- 前記1つ以上の処理装置が、前記一連のプロンプティングに対する回答データを格納し、該回答に基づく1人以上の評価担当者による面接受験者の評価データを収集し、該収集データに基づいて、前記1人以上の評価担当者の実績評価に利用される情報を生成するよう更に構成されることを特徴とする、請求項43記載のシステム。
- 前記1人以上の評価担当者が第一評価担当者を含み、前記1つ以上の処理装置が、前記第一評価担当者による前記面接受験者の同じ特徴を評価した別々の評価データを収集し、該別々の評価データに基づく前記第一評価担当者の評価の一貫性を判断するための情報を生成するよう構成されることを特徴とする、請求項61記載のシステム。
- 前記1つ以上の処理装置が、前記面接受験者に対する前記1人以上の評価担当者の評価のばらつきを判断するための情報を生成するよう構成されることを特徴とする、請求項61記載のシステム。
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