JP2002116683A - 教育方法、教材作成方法、教育システム、教材作成システム、教育装置、教材作成装置、および、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

教育方法、教材作成方法、教育システム、教材作成システム、教育装置、教材作成装置、および、コンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002116683A
JP2002116683A JP2000307863A JP2000307863A JP2002116683A JP 2002116683 A JP2002116683 A JP 2002116683A JP 2000307863 A JP2000307863 A JP 2000307863A JP 2000307863 A JP2000307863 A JP 2000307863A JP 2002116683 A JP2002116683 A JP 2002116683A
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JP2000307863A
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Etsuo Kobayashi
悦雄 小林
Shinobu Nagashima
忍 長島
Mitsuaki Hayase
光秋 早瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テストを利用して学習の理解度の向上を図る
こと。テスト作成を容易にすること。 【解決手段】 問題毎にネットワークアドレスを対応付
け、このネットワークアドレスを用いてネット網1,6
を介して教育サーバ2から端末4,5,8に問題を送信
すること。このネットワークアドレスに対する要求を生
成する画像を端末5,8に表示させること。解答を入力
するためのテキストボックスなどを部品化しておき、こ
れを利用して問題データを生成すること。問題データと
正解データとを別々に保存すること。この問題データを
組み合わせて複合問題データを生成すること。生徒の解
答データにネットワークアドレスを付加し、このネット
ワークアドレスを用いてデータベース3に登録されてい
る解答を確認できること。端末5,8では、問題を表示
するウィンドウと解答を表示するウィンドウとを別々に
表示させ、解答送信に応じて解答を表示するウィンドウ
を更新すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット、
イントラネットなどのネット網を介して生徒に問題を提
示する教育方法、教材作成方法、教育システム、教材作
成システム、教育装置、教材作成装置、および、コンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、教育を行うにあたっては、学校な
どの一定の場所において教育者が直接講義などを行った
り、教材を郵便などで送り、これに基いて教育を行うこ
となどの教育方法が実施されている。
【0003】そして、近年の所謂インターネット技術の
驚異的な進歩により、上記郵送に代えて、インターネッ
トを通じて電子データ化された教材を送り、これにより
教育を行うことも実施されつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の教育方法では、たとえインターネット技術を利用した
としても、生徒の理解度や進捗度を教育者が確かめるた
めには、講義や教材とは別に問題によるテストが行わ
れ、教育者は生徒から提出された解答を一枚一枚採点し
なければならない。
【0005】また、教師は授業に合わせてテストを行う
ためには、生徒毎に授業の進捗の仕方が違うので、その
授業の進捗度に応じて毎回毎回新たな問題を作成し、こ
れを印刷したりしなければならない。
【0006】更に、教師はその採点結果を集計して初め
て授業の方針などについて再検討することができる。し
たがって、テストが実施されたタイミングと、上記再検
討の結果がフィードバックされるタイミングとの間には
ずれが生じることになり、当該テストにおいて出題した
内容について各生徒がそれぞれに理解できるようにフォ
ローすることは現実的にはとても実施できるものではな
い。
【0007】生徒にしても、そのようなタイムラグがあ
れば、テストは済んだと思った後に採点結果が返ってく
ることとなり、たとえテストの採点結果がもどってきた
としても、テストにて確認された内容について再度検討
を行うことはほとんどなされない。つまり、理解されな
いまま放置されてしまうことになる。
【0008】したがって、現状の教育においては、教師
にとっても生徒にとってもテストはあくまでもその採点
結果のみが重要となってしまい、真に各生徒の理解度を
向上させるための道具として利用されるようにはなって
いない。
【0009】本発明は、インターネットなどのネット網
を好適に利用して、このような従来においては到底なし
えなかったテストを通じた学習の理解度の向上を図るこ
とができる教育方法、教材作成方法、教育システム、教
材作成システム、教育装置、教材作成装置、および、コ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体を得ることを目的と
する。
【0010】また、本願の他の発明は、そのようネット
網を通じて提供するテスト用の問題を端末を用いて容易
に作成することができる教育方法、教材作成方法、教育
システム、教材作成システム、教育装置、教材作成装
置、および、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を得
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の教育方法は、ネット網を介した端末から
のアクセスに応じて教育サーバから1つの問題あるいは
複数個の問題を含む問題ページを送信し、その解答を当
該ネット網を介して当該教育サーバで受信する教育方法
であって、各問題ページにネットワークアドレスを対応
付け、このネットワークアドレスの送信要求に応じて問
題ページを送信するようにしている。
【0012】この教育方法を採用すれば、生徒は端末に
ネットワークアドレスを入力するだけで教育サーバから
問題を受信して解答することができるので、ネット網
(インターネット)につながっていさえすれば端末、場
所や時間を選ぶことなく何度も問題に対して解答するこ
とができる。また、問題を作成する教育者であってもネ
ットワークアドレスを通知するだけで、各生徒に問題に
解答させ、これを教育サーバに集めることができるの
で、単に何度も問題を作成して印刷する必要が無いだけ
でなく、この教育サーバに集められた解答に基いて生徒
の成績管理などを効率よく行うことができる。
【0013】本発明の教育方法は、ネット網を介した端
末からのアクセスに応じて教育サーバから1つの問題あ
るいは複数個の問題を含む問題ページを送信し、その解
答を当該ネット網を介して当該教育サーバで受信する教
育方法であって、各問題ページにネットワークアドレス
を対応付けるとともに、このネットワークアドレスに対
する送信要求を生成する画面を上記端末に表示させ、こ
の画面に対する操作に応じて上記問題ページを表示させ
るようにしている。
【0014】この教育方法を採用すれば、生徒は端末に
表示された画面に基いてネットワークアドレスを送信さ
せ、これに応じて問題を閲覧することができるので、各
問題へのネットワークアドレスを入力することも無く、
効率よく問題を解くことができる。特に、ネットワーク
アドレスに対する送信要求を上記画面から発生させ、そ
れに応じて各問題を送信させているので、ネット網(イ
ンターネット)につながっていさえすれば端末、場所や
時間を選ぶことなく何度も問題に対して解答することが
できる。特に、上記ネットワークアドレスに対する送信
要求を生成する画面にも独自のネットワークアドレスを
付与することで、この画面すらも端末、場所や時間を選
ぶことなく閲覧することができる。
【0015】本発明の教育方法は、ネット網を介した端
末からのアクセスに応じて教育サーバから1つの問題あ
るいは複数個の問題を含む問題ページを送信し、その解
答を当該ネット網を介して当該教育サーバで受信する教
育方法であって、上記端末から送信されてきたデータを
問題ページ用のデータと1乃至複数個の正解データとに
分けてデータベースに格納し、上記問題ページを端末に
送信し、その応答に含まれる解答と全ての正解データと
の比較あるいは照合結果にネットワークアドレスを対応
付けてデータベースに格納し、更に、当該ネットワーク
アドレスに対する送信要求に応じて上記教育サーバは各
端末へ上記比較あるいは照合結果を送信するようにして
いる。
【0016】この教育方法を採用すれば、生徒や教育者
はネットワークアドレスを入力するだけで自分の解答の
比較あるいは照合結果を閲覧することができる。また、
このように解答のマスタをデータベース側としてそれを
確認させるようにすることで、たとえ生徒が異なる端末
を用いたとしてもそのような事情に関わらず各生徒の成
績をデータベースに一括管理することができ、生徒の成
績管理などに関する教育者の負担を軽減することができ
る。
【0017】また、1つの問題に対する解答データを複
数登録させることで、たとえば「8」と「eigh
t」、「大島」と「おおしま」、正解選択肢としての
「1」「2」「4」などのように、生徒の複数の表現に
よる解答を正解とすることができ、注意書きの少ない紙
でのテストと同様の問題形式にて問題を出題することが
できる。
【0018】本発明の教育方法は、ネット網を介した端
末からのアクセスに応じて教育サーバから1つの問題あ
るいは複数個の問題を含む問題ページを送信し、その解
答を当該ネット網を介して当該教育サーバで受信する教
育方法であって、各生徒による解答を含む解答ページお
よび上記各問題ページそれぞれに固有のネットワークア
ドレスを対応付けてデータベースに格納し、上記端末は
それぞれのネットワークアドレスに対する送信要求を出
力し、これに応じて上記教育サーバは問題ページあるい
は各生徒の解答ページを端末に表示させるようにしてい
る。
【0019】この教育方法を採用すれば、生徒や教育者
はネットワークアドレスを入力するだけで問題および自
分の解答を閲覧することができる。また、このように解
答のマスタをデータベース側としてそれを確認させるよ
うにすることで、たとえ生徒が異なる端末を用いたとし
てもそのような事情に関わらず各生徒の成績を一括管理
することができ、生徒の成績管理などに関する教育者の
負担を軽減することができる。
【0020】本発明の教育方法は、ネット網を介した端
末からのアクセスに応じて教育サーバから1つの問題あ
るいは複数個の問題を含む複数の問題ページを送信し、
その解答を当該ネット網を介して当該教育サーバで受信
する教育方法であって、各生徒による各問題ページに対
する解答を解答ページとして上記端末内に格納し、全て
の問題データを表示してそれぞれに解答した時点におい
て当該解答データを上記端末から上記教育サーバに送信
し、上記教育サーバはこの解答ページに基いて採点を行
うようにしている。
【0021】この教育方法を採用すれば、生徒や教育者
はネットワークアドレスを入力するだけで問題および自
分の解答を閲覧することができる。また、このように解
答を端末側に格納しておき、採点を行うときだけ教育サ
ーバに送信するようにすることで、ネット網のトラフィ
ックや教育サーバによる処理負荷を削減することがで
き、一度に大量の生徒のテストを行うような場合におい
ても、採点上のストレスなどを与えることなく、各生徒
の採点処理を行わせることができる。
【0022】本発明の教育方法は、前記問題ページと前
記解答ページとは別々のウィンドウにおいて前記端末に
表示され、問題ウィンドウにおける解答送信の度に、前
記解答ウィンドウの更新処理が行われるようにしてい
る。
【0023】この教育方法を採用すれば、生徒は問題に
解答している最中においてもこれまでの解答結果を端末
の画面において閲覧することができ、解答終了後には答
えの再確認を容易に行うことができる。
【0024】本発明の教育方法は、前記問題ページと前
記解答ページとは別々のウィンドウにおいて前記端末に
表示され、それぞれのページには互いのウィンドウを起
動するためのリンクが割り付けられているようにしてい
る。
【0025】この教育方法を採用すれば、生徒は解答途
中において誤って問題ウィンドウや解答ウィンドウを閉
じてしまったとしても、他方のウィンドウのリンクを利
用して直にウィンドウを回復することができる。
【0026】本発明の教材作成方法は、ネット網を介し
た端末からのアクセスに応じて教育サーバから1つの問
題あるいは複数個の問題を含む問題ページを送信し、当
該端末からの解答を当該ネット網を介して当該教育サー
バで受信する教材作成方法であって、上記端末で問題ペ
ージを表示する際に用いる部品をデータベースに格納さ
せ、各問題ページは、上記端末から送信されてきたデー
タの一部を上記データベースに格納されている部品のデ
ータで置き換えられることで、当該端末で問題ページと
して閲覧可能な形式にて保存されているようにしてい
る。
【0027】この教材作成方法を採用すれば、教育者は
端末を用いて問題をデータベースに登録することがで
き、しかも、その登録の際に予めデータベースに登録さ
れている部品を用いて作成することができるので、たと
えば問題名、チェックボタン、テキストボックス、採点
ボタン、端末のブラウザ上で動作させるスクリプトプロ
グラムを生成するためのプログラム、などの部品を予め
データベースに登録しておけば、これらを端末にきちん
と表示させるためのプログラミングをきちんと勉強する
ことなく容易に問題を入力することができる。したがっ
て、コンピュータが専門外の教師であっても、あたかも
ワープロを用いるのと同程度の感覚にて問題をデータベ
ースに登録することができるので、教育者自身が日常的
に問題を登録することができ、授業などにおいて有効に
利用することができる。
【0028】本発明の教材作成方法は、ネット網を介し
た端末からのアクセスに応じて教育サーバから1つの問
題あるいは複数個の問題を含む問題ページを送信し、そ
の解答を当該ネット網を介して当該教育サーバで受信す
る教材作成方法であって、上記問題ページをそれぞれ単
一ページとしてネットワークアドレスに関連付けてデー
タベースに格納し、上記端末から当該データベースから
選択した1乃至複数枚の単一問題ページに関する選択情
報を送信し、この選択情報に基いて複合合成された当該
1乃至複数枚の問題ページに対応するネットワークアド
レスへの送信要求を生成する問題ページをこれら単一の
問題ページとは別のネットワークアドレスに関連付けて
上記データベースに複合された問題ページとして追加す
るようにしている。
【0029】この教材作成方法を採用すれば、教育者は
データベースに登録されている問題を利用して複合問題
を作成し、これで全体として大きな問題群としても試験
問題とすることができる。また、各問題ページの解答に
ついても予め登録されているので、その解答データを用
いて正誤判定を行い、これを各生徒に送信することもで
きる。
【0030】本発明の教育システムは、ネット網を介し
てデータ通信可能に接続された教育サーバおよび端末を
備え、当該ネット網を介した上記端末からのアクセスに
応じて上記教育サーバから1つの問題あるいは複数個の
問題を含む問題ページを送信し、その解答を上記端末か
ら上記教育サーバへ送信する教育システムであって、各
問題ページにネットワークアドレスを対応付けて記憶す
るデータベースを設け、上記端末はこのネットワークア
ドレスに対する送信要求を上記ネット網へ出力し、上記
教育サーバは、当該ネットワークアドレスに基いて上記
データベースから抽出した問題ページを当該端末に送信
するものである。
【0031】この教育システムを採用すれば、生徒は端
末にネットワークアドレスを入力するだけで教育サーバ
から問題を受信して解答することができるので、ネット
網(インターネット)につながっていさえすれば端末、
場所や時間を選ぶことなく何度も問題に対して解答する
ことができる。また、問題を作成する教育者であっても
ネットワークアドレスを通知するだけで、各生徒に問題
に解答させ、これを教育サーバに集めることができるの
で、単に何度も問題を作成して印刷する必要が無いだけ
でなく、この教育サーバに集められた解答に基いて生徒
の成績管理などを効率よく行うことができる。
【0032】本発明の教育システムは、ネット網を介し
てデータ通信可能に接続された教育サーバおよび端末を
備え、当該ネット網を介した上記端末からのアクセスに
応じて上記教育サーバから1つの問題あるいは複数個の
問題を含む問題ページを送信し、その解答を上記端末か
ら上記教育サーバへ送信する教育システムであって、問
題ページのデータと、それに対応する1乃至複数個の正
解データとを別々に記憶するデータベースを設け、上記
教育サーバは当該問題ページを上記端末に送信した後、
当該端末から受信した解答と上記全ての正解データとを
比較あるいは照合し、その比較あるいは照合結果にネッ
トワークアドレスを対応付けてデータベースに格納し、
更に、上記端末からの当該ネットワークアドレスに対す
る送信要求に応じて各端末へ上記比較あるいは照合結果
を送信するものである。
【0033】この教育システムを採用すれば、生徒や教
育者はネットワークアドレスを入力するだけで自分の解
答の比較あるいは照合結果、たとえば正解数を閲覧する
ことができる。また、このように解答のマスタをデータ
ベース側としてそれを確認させるようにすることで、た
とえ生徒が異なる端末を用いたとしてもそのような事情
に関わらず各生徒の成績をデータベースに一括管理する
ことができ、生徒の成績管理などに関する教育者の負担
を軽減することができる。
【0034】また、1つの問題に対する解答データを複
数登録させることで、たとえば「8」と「eigh
t」、「大島」と「おおしま」、正解選択肢としての
「1」「2」「4」などのように、生徒の複数の表現に
よる解答を正解とすることができ、注意書きの少ない紙
でのテストと同様の問題形式にて問題を出題することが
できる。
【0035】本発明の教育システムは、ネット網を介し
てデータ通信可能に接続された教育サーバおよび端末を
備え、当該ネット網を介した上記端末からのアクセスに
応じて上記教育サーバから1つの問題あるいは複数個の
問題を含む問題ページを送信し、その解答を上記端末か
ら上記教育サーバへ送信する教育システムであって、上
記解答を含む解答ページおよび上記問題ページを、それ
ぞれに固有のネットワークアドレスを対応付けて記憶す
るデータベースを設け、上記端末はそれぞれのネットワ
ークアドレスに対する送信要求を出力し、上記教育サー
バは当該ネットワークアドレスに基いて問題ページある
いは解答ページをデータベースから読み出して当該端末
に送信するものである。
【0036】この教育システムを採用すれば、生徒や教
育者はネットワークアドレスを入力するだけで問題およ
び自分の解答を閲覧することができる。また、このよう
に解答のマスタをデータベース側としてそれを確認させ
るようにすることで、たとえ生徒が異なる端末を用いた
としてもそのような事情に関わらず各生徒の成績を一括
管理することができ、生徒の成績管理などに関する教育
者の負担を軽減することができる。
【0037】本発明の教育システムは、ネット網を介し
てデータ通信可能に接続された教育サーバおよび端末を
備え、当該ネット網を介した上記端末からのアクセスに
応じて上記教育サーバから1つの問題あるいは複数個の
問題を含む問題ページを送信し、その解答を上記端末か
ら上記教育サーバへ送信する教育システムであって、上
記解答を含む解答ページおよび上記問題ページを、それ
ぞれに固有のネットワークアドレスを対応付けて記憶す
るデータベースを設け、上記端末は表示している問題ペ
ージに対する解答と共に次の問題ページのネットワーク
アドレスを送信し、上記教育サーバから当該ネットワー
クアドレスの問題ページとともに上記送信に係る解答が
反映された解答ページを受信するものである。
【0038】この教育システムを採用すれば、生徒は問
題に解答している最中においてもこれまでの解答結果を
端末の画面上で閲覧することができ、解答終了後には端
末の画面上で入力済みの解答の再確認を容易に行うこと
ができる。
【0039】本発明の教育システムは、ネット網を介し
てデータ通信可能に接続された教育サーバおよび端末を
備え、当該ネット網を介した上記端末からのアクセスに
応じて上記教育サーバから1つの問題あるいは複数個の
問題を含む問題ページを送信し、その解答を上記端末か
ら上記教育サーバへ送信する教育システムであって、上
記問題ページを、それぞれに固有のネットワークアドレ
スを対応付けて記憶するデータベースを設け、上記端末
は各問題ページに対する解答を解答ページとして保持し
て表示すると共に全ての問題に解答した時点において当
該解答ページを送信し、教育サーバにおいて採点を行う
ものである。
【0040】この教育システムを採用すれば、生徒や教
育者はネットワークアドレスを入力するだけで問題およ
び自分の解答を閲覧することができる。また、このよう
に解答を端末側に格納しておき、採点を行うときだけ教
育サーバに送信するようにすることで、ネット網のトラ
フィックや教育サーバによる処理負荷を削減することが
でき、一度に大量の生徒のテストを行うような場合にお
いても、採点上のストレスなどを与えることなく、各生
徒の採点処理を行わせることができる。
【0041】本発明の教育システムは、前記問題ページ
と前記解答ページとは別々のウィンドウにおいて前記端
末に表示され、それぞれのページには互いのウィンドウ
を起動するためのリンクが割り付けられているものであ
る。
【0042】この教育システムを採用すれば、生徒は解
答途中において誤って問題ウィンドウや解答ウィンドウ
を閉じてしまったとしても、他方のウィンドウのリンク
を利用して直にウィンドウを回復することができる。
【0043】本発明の教材作成システムは、ネット網を
介してデータ通信可能に接続された教育サーバおよび端
末を備え、当該ネット網を介した上記端末からのアクセ
スに応じて上記教育サーバから1つの問題あるいは複数
個の問題を含む問題ページを送信し、その解答を上記端
末から上記教育サーバへ送信する教材作成システムであ
って、上記端末で問題ページを表示する際に用いる部品
を格納するデータベースを設け、上記端末は、当該端末
上で生成された問題データを上記教育サーバに送信し、
上記教育サーバは、当該問題データの一部を上記データ
ベースに格納されている部品のデータで置き換えること
で、当該端末で問題として閲覧可能な形式の問題ページ
に変換するものである。
【0044】この教材作成システムを採用すれば、教育
者は端末を用いて問題をデータベースに登録することが
でき、しかも、その登録の際に予めデータベースに登録
されている部品を用いて作成することができるので、た
とえば問題名、チェックボタン、テキストボックス、採
点ボタン、端末のブラウザ上で動作させるスクリプトプ
ログラムを生成するためのプログラムなどの部品を予め
データベースに登録しておけば、これらを端末にきちん
と表示させるためのプログラミングをきちんと勉強する
ことなく容易に問題を入力することができる。したがっ
て、コンピュータが専門外の教師であっても、あたかも
ワープロを用いるのと同程度の感覚にて問題をデータベ
ースに登録することができるので、教育者自身が日常的
に問題を登録することができ、授業などにおいて有効に
利用することができる。
【0045】本発明の教材作成システムは、ネット網を
介してデータ通信可能に接続された教育サーバおよび端
末を備え、当該ネット網を介した上記端末からのアクセ
スに応じて上記教育サーバから1つの問題あるいは複数
個の問題を含む問題ページを送信し、その解答を上記端
末から上記教育サーバへ送信する教材作成システムであ
って、上記問題ページをネットワークアドレスに関連付
けて格納するデータベースを設け、上記端末は、当該デ
ータベースから選択した1乃至複数枚の単一問題ページ
に関する選択情報を送信し、上記教育サーバは、当該選
択情報に基いて複合合成された当該1乃至複数枚の問題
ページに対応するネットワークアドレスへの送信要求を
生成する問題ページをこれら単一の問題ページとは別の
ネットワークアドレスに関連付けて上記データベースに
複合された問題ページとして追加するものである。
【0046】この教材作成システムを採用すれば、教育
者はデータベースに登録されている問題を利用して複合
問題を作成し、これで全体として大きな問題群としても
試験問題とすることができる。また、各問題ページの解
答についても予め登録されているので、その解答データ
を用いて正誤判定を行い、これを各生徒に送信すること
もできる。
【0047】本発明の教育装置は、ネット網に接続され
た教育サーバと、当該教育サーバが使用するデータを記
憶するデータベースとを備え、上記ネット網を介してア
クセスしてきた端末に対して教育サーバがデータベース
から読み出した問題ページを送信すると共に、当該問題
ページに対する解答を受信する教育装置であって、上記
データベースには、上記問題ページを格納するととも
に、その格納場所と問題ページ毎に異なるネットワーク
アドレスを対応付けたリンクを記憶させ、上記教育サー
バは、上記端末からの要求されたネットワークアドレス
に対応する問題ページを上記リンクに基いて読み出し、
当該端末に送信するものである。
【0048】この教育装置を採用すれば、生徒は端末に
ネットワークアドレスを入力するだけで教育サーバから
問題を受信して解答することができるので、ネット網
(インターネット)につながっていさえすれば端末、場
所や時間を選ぶことなく何度も問題に対して解答するこ
とができる。また、問題を作成する教育者であってもネ
ットワークアドレスを通知するだけで、各生徒に問題に
解答させ、これを教育サーバに集めることができるの
で、単に何度も問題を作成して印刷する必要が無いだけ
でなく、この教育サーバに集められた解答に基いて生徒
の成績管理などを効率よく行うことができる。
【0049】本発明の教育装置は、ネット網に接続され
た教育サーバと、当該教育サーバが使用するデータを記
憶するデータベースとを備え、上記ネット網を介してア
クセスしてきた端末に対して教育サーバがデータベース
から読み出した問題ページを送信すると共に、当該問題
ページに対する解答を受信する教育装置であって、上記
データベースには、上記問題ページのデータと1乃至複
数個の正解データとを別々に記憶させるとともに、問題
ページにのみネットワークアドレスを関連付けて記憶さ
せ、上記教育サーバは、上記端末からのネットワークア
ドレスに対する送信要求に応じて問題ページを送信し、
これに対する解答と上記全ての正解データとを比較ある
いは照合し、更にその比較あるいは照合結果を当該端末
へ送信するものである。
【0050】この教育装置を採用すれば、生徒や教育者
はネットワークアドレスを入力するだけで自分の解答の
比較あるいは照合結果を閲覧することができる。また、
このように解答のマスタをデータベース側としてそれを
確認させるようにすることで、たとえ生徒が異なる端末
を用いたとしてもそのような事情に関わらず各生徒の成
績をデータベースに一括管理することができ、生徒の成
績管理などに関する教育者の負担を軽減することができ
る。
【0051】また、1つの問題に対する解答データを複
数登録させることで、たとえば「8」と「eigh
t」、「大島」と「おおしま」、正解選択肢としての
「1」「2」「4」などのように、生徒の複数の表現に
よる解答を正解とすることができ、注意書きの少ない紙
でのテストと同様の問題形式にて問題を出題することが
できる。
【0052】本発明の教育装置は、ネット網に接続され
た教育サーバと、当該教育サーバが使用するデータを記
憶するデータベースとを備え、上記ネット網を介してア
クセスしてきた端末に対して教育サーバがデータベース
から読み出した問題ページを送信すると共に、当該問題
ページに対する解答を受信する教育装置であって、上記
データベースには、上記解答を含む解答ページと上記問
題ページとを別々に記憶させ、上記教育サーバは、上記
端末からのネットワークアドレスに対する送信要求に応
じて上記問題ページあるいは解答ページを読み出して当
該当該端末に送信するものである。
【0053】この教育装置を採用すれば、生徒や教育者
はネットワークアドレスを入力するだけで問題および自
分の解答を閲覧することができる。また、このように解
答のマスタをデータベース側としてそれを確認させるよ
うにすることで、たとえ生徒が異なる端末を用いたとし
てもそのような事情に関わらず各生徒の成績を一括管理
することができ、生徒の成績管理などに関する教育者の
負担を軽減することができる。
【0054】本発明の教育装置は、ネット網に接続され
た教育サーバと、当該教育サーバが使用するデータを記
憶するデータベースとを備え、上記ネット網を介してア
クセスしてきた端末に対して教育サーバがデータベース
から読み出した問題ページを送信すると共に、当該問題
ページに対する解答を受信する教育装置であって、上記
データベースには、受信した解答を含む解答ページおよ
び問題ページに対して、それぞれに固有のネットワーク
アドレスを対応付けて記憶させ、上記教育サーバは、上
記端末から既に送信した問題ページに対する回答と共に
次の問題ページのネットワークアドレスを受信し、これ
に応じて当該ネットワークアドレスの問題ページととも
に上記受信した解答が反映された解答ページを当該端末
に送信するものである。
【0055】この教育装置を採用すれば、生徒は問題に
解答している最中においてもこれまでの自らの解答結果
を端末の画面上で閲覧することができ、解答終了後には
答えの再確認を容易に行うことができる。
【0056】本発明の教育装置は、前記問題ページと前
記解答ページとは別々のウィンドウにおいて前記端末に
表示され、それぞれのページには互いのウィンドウを起
動するためのリンクが割り付けられているものである。
【0057】この教育装置を採用すれば、生徒は解答途
中において誤って問題ウィンドウや解答ウィンドウを閉
じてしまったとしても、他方のウィンドウのリンクを利
用して直にウィンドウを回復することができる。
【0058】本発明の教育装置は、ネット網に接続され
た教育サーバと、当該教育サーバが使用するデータを記
憶するデータベースとを備え、上記ネット網を介してア
クセスしてきた端末に対して教育サーバがデータベース
から読み出した問題ページを送信すると共に、当該問題
ページに対する解答を受信する教育装置であって、上記
データベースには、問題ページそれぞれに固有のネット
ワークアドレスを対応付けて記憶させ、上記教育サーバ
は、全ての問題に答えるまで上記端末に保持されていた
解答を受信したら採点を行うものである。
【0059】この教育装置を採用すれば、生徒や教育者
はネットワークアドレスを入力するだけで問題および自
分の解答を閲覧することができる。また、このように解
答を端末側に格納しておき、採点を行うときだけ教育サ
ーバに送信するようにすることで、ネット網のトラフィ
ックや教育サーバによる処理負荷を削減することがで
き、一度に大量の生徒のテストを行うような場合におい
ても、採点上のストレスなどを与えることなく、各生徒
の採点処理を行わせることができる。
【0060】本発明の教材作成装置は、ネット網に接続
された教育サーバと、当該教育サーバが使用するデータ
を記憶するデータベースとを備え、上記ネット網を介し
てアクセスしてきた端末に対して教育サーバがデータベ
ースから読み出した問題ページを送信すると共に、当該
問題ページに対する解答を受信する教材作成装置であっ
て、上記データベースには、上記端末で表示可能な問題
ページを生成するために用いる部品を格納し、上記教育
サーバは、上記端末から送信されたデータの一部を上記
部品で置き換えて問題ページとして上記データベースに
登録し、上記端末からの要求には当該データベースに登
録した問題ページを送信するものである。
【0061】この教材作成装置を採用すれば、教育者は
端末を用いて問題をデータベースに登録することがで
き、しかも、その登録の際に予めデータベースに登録さ
れている部品を用いて作成することができるので、たと
えば問題名、チェックボタン、テキストボックス、採点
ボタン、端末のブラウザ上で動作させるスクリプトプロ
グラムを生成するためのプログラムなどの部品を予めデ
ータベースに登録しておけば、これらを端末にきちんと
表示させるためのプログラミングをきちんと勉強するこ
となく容易に問題を入力することができる。したがっ
て、コンピュータが専門外の教師であっても、あたかも
ワープロを用いるのと同程度の感覚にて問題をデータベ
ースに登録することができるので、教育者自身が日常的
に問題を登録することができ、授業などにおいて有効に
利用することができる。
【0062】本発明の教材作成装置は、ネット網に接続
された教育サーバと、当該教育サーバが使用するデータ
を記憶するデータベースとを備え、上記ネット網を介し
てアクセスしてきた端末に対して教育サーバがデータベ
ースから読み出した問題ページを送信すると共に、当該
問題ページに対する解答を受信する教材作成装置であっ
て、上記データベースには、ネットワークアドレスに関
連付けて問題ページを格納し、上記端末は、当該データ
ベースから選択した1乃至複数枚の問題ページに関する
選択情報を送信し、上記教育サーバは、当該選択情報に
基いて複合合成された当該1乃至複数枚の問題ページに
対応するネットワークアドレスへの送信要求を生成する
問題ページをこれらとは別のネットワークアドレスに関
連付けて上記データベースに追加するものである。
【0063】この教材作成装置を採用すれば、教育者は
データベースに登録されている問題を利用して複合問題
を作成し、これで全体として大きな問題群としても試験
問題とすることができる。また、各問題ページの解答に
ついても予め登録されているので、その解答データを用
いて正誤判定を行い、これを各生徒に送信することもで
きる。
【0064】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、ネット網を介した端末からのアクセスに応じ
て、当該アクセスに含まれるネットワークアドレスに基
いて問題ページをデータベースから抽出するステップ
と、上記問題ページを上記ネット網を介して上記端末に
送信するステップと、を実行するためのプログラムを記
録したものである。
【0065】このプログラムをコンピュータで実行すれ
ば、生徒は端末にネットワークアドレスを入力するだけ
で教育サーバから問題を受信して解答することができる
ので、ネット網(インターネット)につながっていさえ
すれば端末、場所や時間を選ぶことなく何度も問題に対
して解答することができる。また、問題を作成する教育
者であってもネットワークアドレスを通知するだけで、
各生徒に問題に解答させ、これを教育サーバに集めるこ
とができるので、単に何度も問題を作成して印刷する必
要が無いだけでなく、この教育サーバに集められた解答
に基いて生徒の成績管理などを効率よく行うことができ
る。
【0066】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、ネット網を介して接続されている端末に、問題
ページに対応付けられたネットワークアドレスへの送信
要求を生成するための画面を表示させるステップと、上
記端末からの当該送信要求に基いて問題ページをデータ
ベースから抽出するステップと、上記問題ページを上記
ネット網を介して上記端末に送信するステップと、を実
行するためのプログラムを記録したものである。
【0067】このプログラムをコンピュータで実行すれ
ば、生徒は端末に表示された画面に基いてネットワーク
アドレスを送信させ、これに応じて問題を閲覧すること
ができるので、各問題へのネットワークアドレスを入力
することも無く、効率よく問題を解くことができる。特
に、ネットワークアドレスに対する送信要求を上記画面
から発生させ、それに応じて各問題を送信させているの
で、ネット網(インターネット)につながっていさえす
れば端末、場所や時間を選ぶことなく何度も問題に対し
て解答することができる。特に、上記ネットワークアド
レスに対する送信要求を生成する画面にも独自のネット
ワークアドレスを付与することで、この画面すらも端
末、場所や時間を選ぶことなく閲覧することができる。
【0068】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、ネット網を介して接続されている端末に、問題
ページを入力するための画面を表示させるステップと、
上記端末から受信したデータの一部を、当該端末で問題
ページとして表示するために必要な部品に置き換えるス
テップと、当該置き換え後のデータを問題ページとして
データベースに格納するステップと、上記端末からの要
求に応じて当該問題ページをデータベースから読み出し
て送信するステップと、を実行するためのプログラムを
記録したものである。
【0069】このプログラムをコンピュータで実行すれ
ば、教育者は端末を用いて問題をデータベースに登録す
ることができ、しかも、その登録の際に予めデータベー
スに登録されている部品を用いて作成することができる
ので、たとえば問題名、チェックボタン、テキストボッ
クス、採点ボタン、端末のブラウザ上で動作させるスク
リプトプログラムを生成するためのプログラムなどの部
品を予めデータベースに登録しておけば、これらを端末
にきちんと表示させるためのプログラミングをきちんと
勉強することなく容易に問題を入力することができる。
したがって、コンピュータが専門外の教師であっても、
あたかもワープロを用いるのと同程度の感覚にて問題を
データベースに登録することができるので、教育者自身
が日常的に問題を登録することができ、授業などにおい
て有効に利用することができる。
【0070】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、ネット網を介して接続されている端末に、1つ
の問題ないし複数個の問題のデータおよび1乃至複数個
の正解データを入力するための画面を表示させるステッ
プと、上記端末から受信した上記問題のデータの一部
を、当該データを端末で問題として表示するために必要
な部品に置き換えるステップと、当該置き換え後の問題
のデータを問題ページとして、且つ、その問題ページと
は別に上記1乃至複数個の正解データをデータベースに
格納するステップと、上記端末からの要求に応じて当該
問題ページをデータベースから読み出して送信するステ
ップと、当該送信に応じた端末からの解答と上記全ての
正解データとを比較あるいは照合するステップと、当該
比較あるいは照合結果を上記端末に送信するステップ
と、を実行するためのプログラムを記録したものであ
る。
【0071】このプログラムをコンピュータで実行すれ
ば、生徒や教育者はネットワークアドレスを入力するだ
けで自分の解答の比較あるいは照合結果を閲覧すること
ができる。また、このように解答のマスタをデータベー
ス側としてそれを確認させるようにすることで、たとえ
生徒が異なる端末を用いたとしてもそのような事情に関
わらず各生徒の成績をデータベースに一括管理すること
ができ、生徒の成績管理などに関する教育者の負担を軽
減することができる。
【0072】また、1つの問題に対する解答データを複
数登録させることで、たとえば「8」と「eigh
t」、「大島」と「おおしま」、正解選択肢としての
「1」「2」「4」などのように、生徒の複数の表現に
よる解答を正解とすることができ、注意書きの少ない紙
でのテストと同様の問題形式にて問題を出題することが
できる。
【0073】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、ネット網を介して接続されている端末に、デー
タベースに登録されている1乃至複数枚の問題ページを
選択するための画面を表示させるステップと、上記端末
から受信した上記選択情報に基いて、上記選択に係る1
乃至複数枚の問題ページのそれぞれに対応するネットワ
ークアドレスを含む複合問題ページを生成するステップ
と、当該複合問題ページに上記の単一のものとは別のネ
ットワークアドレスを関連付けて上記データベースに追
加するステップと、を実行するためのプログラムを記録
したものである。
【0074】このプログラムをコンピュータで実行すれ
ば、教育者はデータベースに登録されている問題を利用
して複合問題を作成し、これで全体として大きな問題群
としても試験問題とすることができる。また、各問題ペ
ージの解答についても予め登録されているので、その解
答データを用いて正誤判定を行い、これを各生徒に送信
することもできる。
【0075】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、問題データ、当該データに固有のネットワーク
アドレスおよび1乃至複数個の正解データをデータベー
スに格納するステップと、上記端末からのネットワーク
アドレスに対する送信要求に応じて当該問題ページをデ
ータベースから読み出して送信するステップと、当該送
信に応じた端末からの解答と上記全ての正解データとを
比較あるいは照合するステップと、当該解答および/又
は比較あるいは照合結果を含む解答ページを当該ページ
に固有のネットワークアドレスとともに上記データベー
スに格納するステップと、上記端末からのネットワーク
アドレスに対する送信要求に応じて上記解答ページをデ
ータベースから読み出して送信するステップと、を実行
するためのプログラムを記録したものである。
【0076】このプログラムをコンピュータで実行すれ
ば、生徒や教育者はネットワークアドレスを入力するだ
けで問題および自分の解答を閲覧することができる。ま
た、このように解答のマスタをデータベース側としてそ
れを確認させるようにすることで、たとえ生徒が異なる
端末を用いたとしてもそのような事情に関わらず各生徒
の成績を一括管理することができ、生徒の成績管理など
に関する教育者の負担を軽減することができる。
【0077】また、1つの問題に対する解答データを複
数登録させることで、たとえば「8」と「eigh
t」、「大島」と「おおしま」、正解選択肢としての
「1」「2」「4」などのように、生徒の複数の表現に
よる解答を正解とすることができ、注意書きの少ない紙
でのテストと同様の問題形式にて問題を出題することが
できる。
【0078】本発明のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、問題データ、当該データに固有のネットワーク
アドレスおよび1乃至複数個の正解データをデータベー
スに格納するステップと、上記端末からのネットワーク
アドレスに対する送信要求に応じて当該問題ページをデ
ータベースから読み出して送信するステップと、当該送
信に応じた端末からの解答と上記全ての正解データとを
比較あるいは照合するステップと、当該解答および/も
しくは比較あるいは照合結果を含む解答ページを当該ペ
ージに固有のネットワークアドレスとともに上記データ
ベースに格納するステップと、上記端末からの解答受信
に応じて、次の問題ページとともに当該受信解答が反映
された解答ページを、上記ネットワークアドレスに基い
て上記端末に送信するステップと、を実行するためのプ
ログラムを記録したものである。
【0079】このプログラムをコンピュータで実行すれ
ば、生徒は問題に解答している最中においてもこれまで
の解答結果を閲覧することができ、解答終了後には答え
の再確認を容易に行うことができる。
【0080】また、1つの問題に対する解答データを複
数登録させることで、たとえば「8」と「eigh
t」、「大島」と「おおしま」、正解選択肢としての
「1」「2」「4」などのように、生徒の複数の表現に
よる解答を正解とすることができ、注意書きの少ない紙
でのテストと同様の問題形式にて問題を出題することが
できる。
【0081】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る教育方
法、教材作成方法、教育システム、教材作成システム、
教育装置、教材作成装置、および、コンピュータ読み取
り可能な記録媒体について図に基いて説明する。なお、
教育方法、教材作成方法、教育システム、教育装置、教
材作成装置、および、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体については、教材作成システムの説明に併せて説明
する。
【0082】図1はこの発明の実施の形態1に係る教育
システムの一例を示す全体構成図である。
【0083】この教育システムは、主に、大学などの教
育機関内に施設されたイントラネット1と、イントラネ
ット1に接続された教育装置の一部となる教育サーバ2
と、この教育サーバ2に接続され、教育サーバ2で使用
する各種のプログラムやデータを記憶する教育装置の一
部となる教育データベース3と、イントラネット1に接
続され、各教師室などにおいて教師が使用する教育者端
末4と、イントラネット1に接続され、各講義室などに
おいて生徒が使用する生徒端末5と、を備える。
【0084】この教育システムは更に、上記教育機関の
施設外に施設されたインターネット6と、このインター
ネット6とイントラネット1を接続するファイヤウォー
ル7と、インターネット6に接続され、各家庭などにお
いて生徒が使用する自宅端末8と、を備える。
【0085】図2は図1の教育システム中の、教育者端
末4の一例を示す端末構成図である。
【0086】教育者端末4は、ネットワークインタフェ
ース部(ネットワークI/F部)9、ユーザインタフェ
ース部(ユーザI/F部)10、制御部11などを備え
る端末本体12と、ユーザI/F部10に接続されるモ
ニタ13、キーボード14、ポインティングデバイス1
5、プリンタ16などのユーザインタフェース機器17
と、ブラウザプログラム18、文章作成プログラム19
などの制御部11が実行するプログラムを記憶するプロ
グラム記憶部20、制御部11の動作に応じて使用され
る各種のデータを記憶するデータ記憶部21などを備え
る記憶機器22と、を備える。
【0087】ネットワークI/F部9は、イントラネッ
ト1に接続され、TCP/IPプロトコルなどの通信プ
ロトコルに基いて当該イントラネット1に接続された他
の端末4や教育サーバ2へ制御部から入力されたデータ
を送信し、イントラネット1から受信したデータを制御
部11へ出力するものである。
【0088】ブラウザプログラム18は、ユーザインタ
フェース部10から指示に応じて制御部11にて実行さ
れるものであり、TCP/IPアドレスやURLなどの
ネット網を介した他のコンピュータ上のファイルへの閲
覧要求が入力されると、その閲覧要求をネットワークI
/F部9に送信させ、その応答データをモニタ13に表
示されたブラウザウィンドウ上に表示するものである。
なお、上記ファイルの指定はTCP/IPアドレスその
ものを指定したり、URLなどのネットワークアドレス
を指定することになる。また、一般的には、過去に閲覧
したファイルを再度閲覧するための閲覧履歴リストの表
示機能を備えている。
【0089】文章作成プログラム19は、ユーザインタ
フェース部10からの指示に応じて制御部11にて実行
されるものであり、キーボード14から入力されたテキ
ストコードなどに基いてモニタ13に表示させた文章入
力ウィンドウ中に文字を表示させるものである。
【0090】なお、これらの閲覧履歴リストや文章はデ
ータ記憶部21に適宜保存され、一旦電源を切った後で
もこれらのプログラムに基いてモニタ13に表示される
ウィンドウに再表示が可能となっている。
【0091】生徒端末5や自宅端末8は、基本的に教育
者端末4と同様の構成であり、説明は省略する。なお、
自宅端末8においてはネットワークI/F部9はインタ
ーネット6に接続される。そして、たとえば、インター
ネットプロバイダとの契約に基いてインターネットサー
バにダイヤルアップ接続する場合には、ネットワークI
/F部9はモデム用の通信プロトコルなどに基いてサー
バとのデータ送受信を制御するものである。この場合に
は、サーバが自宅端末8の代理として他の端末8やサー
バ2にTCP/IPプロトコルなどの通信プロトコルに
基いてアクセスし、これにより、インターネット6、フ
ァイアウォール7を介して自宅端末8と教育サーバ2と
の間のデータ送受信が可能となる。
【0092】図3は図1の教育システム中の、教育サー
バ2および教育データベース3の一例を示す構成図であ
る。
【0093】教育サーバ2は、イントラネット1に接続
されたネットワークインタフェース部(ネットワークI
/F部)23と、プログラムに基いてこのネットワーク
I/F部23による通信の制御などを実行する制御部2
4と、を備える。なお、ネットワークI/F部23は教
育者端末4のネットワークI/F部9と同様の機能を果
たすものであり、イントラネット1およびインターネッ
ト6の全体において固有のTCP/IPアドレスやUR
Lなどのネットワークアドレス(以下、特に教育サーバ
2自体に割り当てられたインターネットアドレスをサー
バアドレスとよぶ)が割り当てられている。
【0094】教育データベース3は、制御部24が実行
する教育者端末制御プログラム25、生徒端末制御プロ
グラム26、その他のプログラムを記憶するプログラム
記憶部27と、教育者データベース28、生徒データベ
ース29、問題ファイル郡30、解答ファイル郡31、
リンク参照テーブル32、マクロ部品データベース33
などの制御部24がプログラム実行の際に利用するデー
タを記憶するデータ記憶部34と、を備える。
【0095】教育者データベース28は、上記教育サー
バ2を用いて、授業などで用いるドリル、練習問題、期
末試験問題などを提供しようとする教育者の名前および
パスワードを教育者毎に記憶するものである。
【0096】生徒データベース29は、上記教育サーバ
2から提供される問題を用いて勉強や試験を受ける生徒
のIDなどを生徒毎に記憶するものである。
【0097】問題ファイル郡30は、HTML形式で記
述され、1つの問題あるいは複数の問題を含む問題ペー
ジを多数記憶するものであり、教育者毎に分類して、各
問題ページを別々のHTML形式のファイルとして記憶
するものである。
【0098】解答ファイル郡31は、問題ファイル郡3
0の全ての問題についての正解データを記憶するもので
あり、たとえば、各問題ページの正解データを、ファイ
ル名やそのファイル内の問題の順番を指定することで、
個々の問題ページに対応する正解データを読み出すこと
ができるように多数の解答を記憶している。
【0099】リンク参照テーブル32は、問題ファイル
郡30に登録された全ての問題ページのファイルのそれ
ぞれについて、当該ファイルに対して発行されたインタ
ーネットの全体において固有のTCP/IPアドレスや
URLなどのネットワークアドレス(以下、特に、教育
サーバ2内に格納された各問題ページに割り付けられる
ネットワークアドレスをファイルアドレスとよぶ)と、
当該ファイルの教育データベース3内のロケーションと
を対応付けて記憶するものである。
【0100】マクロ部品データベース33は、後述する
HTML形式の記述を所定の記号に対応付けたマクロ部
品を、それぞれの使用の仕方の説明文とともに記憶する
ものである。
【0101】教育者端末制御プログラム25は、ネット
ワークI/F部23が各教育者端末4からのサーバアド
レスに基くアクセスを検出した場合に制御部24で実行
されるプログラムであり、基本的には、当該アクセスを
してきた教育者端末4に対して名前およびパスワードを
入力するためのHTML形式のログインページを送信
し、このページに対する応答に含まれる名前およびパス
ワードと教育者データベース28に登録された名前およ
びパスワードとを比較あるいは照合し、一致する場合に
は教育サーバ2に対するアクセスを許可して各種の問題
登録処理などを実施させるものである。
【0102】生徒端末制御プログラム26は、ネットワ
ークI/F部23が各端末5,8からのファイルアドレ
スに基くアクセスを検出した場合に制御部24で実行さ
れるプログラムであり、基本的には、当該アクセスをし
てきた端末5,8に対して名前およびパスワードを入力
するためのHTML形式のログインページを送信し、こ
のページに対する応答に含まれる名前およびパスワード
と生徒データベース29に予め登録されている名前およ
びパスワードとを比較あるいは照合し、一致する場合に
は教育サーバ2に対するアクセスを許可して各種の問題
解答処理などを実施させるものである。
【0103】次に、以上のようなハードウェア構成を有
する教育システムの運営手順について説明する。
【0104】各教育者および各生徒は、この教育システ
ムを利用するにあたって、まず、それぞれれの名前およ
びパスワードを教育者データベース28あるいは生徒デ
ータベース29に登録する。この登録は、それぞれの端
末4,5,8を用いて行ってもよいが、専用の担当者が
申請を受け付けて登録するようにしてもよい。なお、名
前は、あくまでもこのシステム上で各個人を識別するた
めのものであり、戸籍上の名前である必要は無く所謂ニ
ックネームやハンドルネームなどであっても構わない。
【0105】このような教育者登録を済ませた教師など
は、それぞれの教育者端末4においてポインティングデ
バイス15などを使用してブラウザプログラム18を起
動し、その起動に伴って表示されるブラウザウィンドウ
内に教育サーバ2のサーバアドレスを入力する。ブラウ
ザプログラム18に基いて動作する制御部11は、この
サーバアドレスをネットワークI/F部9からイントラ
ネット1へ送信させる。教育サーバ2のネットワークI
/F部23は、イントラネット1を監視しており、自分
に固有に割り当てられた上記サーバアドレスの閲覧要求
を取得し、これを制御部24に出力する。制御部24
は、このサーバアドレスの閲覧要求に基いて教育者端末
制御プログラム25に基く動作を開始し、ネットワーク
I/F部23にHTML形式のログインページを上記教
育者端末4に送信させる。
【0106】図4は図1中の教育者端末4のモニタ13
において、教育サーバ2にアクセスした場合に最初に表
示されるログインページである。教育者は、教育者端末
4のキーボード14などをもちいて、上記登録した名前
およびパスワードをテキストボックス35,36に入力
するとともに、ログインした後に処理したい作業のラジ
オボタン37を選択し、次へボタン38をクリック操作
する。なお、作業の選択においては必要に応じて作業対
象ファイルを特定するためにファイル名をテキストボッ
クス39に入力する。
【0107】ブラウザプログラム18に基いて動作する
制御部11は、これらの入力情報を含む送信データを生
成し、これをネットワークI/F部9に送信させる。教
育サーバ2のネットワークI/F部23がこの送信デー
タを受信すると、教育者端末制御プログラム25に基い
て動作する制御部24は、まず、受信データに含まれる
名前およびパスワードに一致するものが教育者データベ
ース28に登録されているか否かを判断し、一致するも
のが登録されている場合には、ラジオボタン37で選択
された作業を実行するためのページを教育者端末4に送
信する。なお、一致しない場合には、再入力を求めた
り、アクセスを遮断したりするなどの処理を行えばよ
い。
【0108】図5は図1中の教育者端末4のモニタ13
において、単一問題登録を選択してログインした場合に
最初に表示されるログインページである。教育者は、こ
の単一問題登録ページが表示されると、問題文登録テキ
ストボックス40内にHTML形式に準じた形式にて問
題文および選択解答などを入力し、且つ、問題を記入し
た順番にて正解欄ボックス41に正解の選択番号などを
入力した後、登録ボタン42をクリック操作する。
【0109】なお、1つの問題において、複数の正解が
ある場合には、正解欄ボックス41には「|」などの記
号やスペースを用いて、たとえば「大島|おおしま」や
「1|3|5」などのように、その複数の正解となる番
号や語句を書き入れる。これにより、いずれの解答に対
しても、正解の結果送信が行われ、問題作成において現
実的な対応ができる。
【0110】なお、必要に応じてサンプルボタン43を
操作することでサンプル問題が問題文登録テキストボッ
クス40内に表示され、これを編集する形で所望の問題
を登録することもできる。また、この単一問題登録ペー
ジでは、正解欄ボックス41を10個としているが、こ
れは一回の授業などにおいてドリルとして使用する場合
などにおいては、最大でも10問程度の問題数で十分間
に合うからである。
【0111】図6は、図4の単一問題登録ページにおい
て注意事項ボタン44を操作した場合に教育サーバ2か
ら教育者端末4に送信され、ブラウザウィンドウ内に表
示される注意事項ページである。この画面において教育
者は問題の登録の仕方を確認することができる。
【0112】そして、この実施の形態では、同図に示す
ように、HTML形式の入力を容易にするため、各種の
マクロ部品が予め登録されている。
【0113】たとえば、「@00」は当該ページにアク
セスしてきたユーザが自分の名前およびパスワードを入
力するためのID入力ボックス46のHTML部品をそ
の記述位置に割り付けるためのマクロ部品(IDマクロ
部品)である。
【0114】「@01」は、その記述位置にテキストボ
ックス39に入力した文字列を出題名として割り付ける
ためのマクロ部品(表題マクロ部品)である。
【0115】「@11」は、その記述位置に解答欄を割
り付けるためのマクロ部品(解答欄マクロ部品)であ
る。なお、この解答欄マクロ部品では、その十の位の値
が問題の記述順の番号に対応し、一の位が選択欄(後述
するラジオボタン55)の記述順番号となる。例外とし
て、一の位を「0」にすると、穴埋め用のテキストボッ
クス56が割り付けられる。なお、正解欄ボックス41
には、選択問題ではラジオボタン55の記述順(一の位
の番号)を入力し、記述問題ではテキストボックス56
に入力すべき文字列を入力する。
【0116】「@02」は、その記述位置に後述する採
点ボタン47を割り付けるためのマクロ部品(採点マク
ロ部品)である。
【0117】なお、上記注意事項ページでは、マクロ部
品データベース33に登録されている全てのマクロ部品
の記述の仕方と説明文とを読み出し、これをページフレ
ーム内に割り付けたものである。
【0118】このようにHTML形式のページを記述す
るための各種のマクロ部品、特に、これらのID入力ボ
ックス46、表題39、解答選択用のラジオボタン5
5、解答記述用のテキストボックス56をマクロ部品と
して予めマクロ部品データベース33に登録し、これを
利用して問題文を入力させるようにすることで、HTM
L形式のページ記述を勉強しなくとも、容易に問題文を
作成することができる。
【0119】図7はこのマクロ部品を用いて記述した簡
易HTML形式の問題文データの一例を示すものであ
る。この簡易HTML形式の問題文データを入力するた
めには、ページ内で問題作成に標準的に使用する記述が
マクロ部品化されているので、<head>,<bod
y>,<br>,<p>などのHTML形式のページの
大枠を記述するための最低限のHTML言語を記述すれ
ばよい。また、このような簡易HTML形式の問題文デ
ータは、サンプルとしても登録されており、実際には教
育者はサンプルの問題部分のみを改変するだけでよくな
っており、この最低限のHTML言語すらも自分で入力
する必要がなくなっている。また、文章作成プログラム
19を用いて予め問題文および解答を作成しておけば、
それらをコピー&ペーストしてサンプルに割り付けるだ
けで、所望の問題を記述することができ、非常に簡単に
入力することができる。これにより、問題登録者である
教育者は、専門外であるプログラム言語の勉強をするこ
となく、あたかもワードプロセッサを使用するのと同様
の容易な使用感において問題文の入力処理を行うことが
できる。
【0120】そして、このような簡易HTML形式の問
題文データおよび正解を単一問題登録ページにおいて入
力した後、教育者が登録ボタン42を操作すると、これ
ら問題文データおよび正解データが教育者端末4から教
育サーバ2に送信され、教育者端末制御プログラム25
に基いて動作する制御部24は、簡易HTML形式の問
題文データに記述されたマクロ部品をマクロ部品データ
ベース33に基いてHTML形式の記述に置き換えてH
TML形式の問題ページを生成し、これを1つの問題フ
ァイルとして問題ファイル郡30に登録し、且つ、正解
データの正解ファイルを生成して解答ファイル郡31に
登録する。図8は、図7の簡易HTML形式の問題文デ
ータに基いて生成されたHTML形式の問題ページ(単
一問題ページ)である。
【0121】また、このようなファイル登録処理ととも
に上記教育者端末制御プログラム25に基いて動作する
制御部24は、問題ファイル毎に固有のファイルアドレ
スを生成し(取得し)、各問題ファイルおよび解答ファ
イルの教育データベース3内のロケーション(格納アド
レス)と、ファイルアドレスとを対応付けてリンク参照
テーブル32に登録する。また、解答ファイルのロケー
ションも登録する。更に、当該制御部24は、上記ファ
イルアドレスを教育者端末4に通知する。図9は、図5
の単一問題登録ページの登録ボタン42の操作に応じて
教育サーバ2から教育者端末4に送信され、ブラウザウ
ィンドウ内に表示されるファイルアドレス通知ページで
ある。この実施の形態では、ファイルアドレスの最後に
ファイル名を付け加えることで、ファイルアドレスを固
有なものとしている。
【0122】図10は、図9のファイルアドレス通知ペ
ージにおける確認ボタン45操作に応じて教育サーバ2
から教育者端末4に送信され、ブラウザウィンドウ内に
表示される問題確認ページである。この問題確認ページ
は、確認ボタン45の操作に応じた送信要求に基いて教
育者端末制御プログラム25に基いて動作する制御部2
4が、当該ファイルアドレスにてリンク参照データベー
ス32を検索し、これに対応するロケーションから所定
の問題ファイルを読み出し、更にその問題ファイルの中
身であるHTML形式の問題ページを生成して、教育者
端末4に送信したものである。
【0123】ここで、教育者が自分のID番号をテキス
トボックス46に入力し、各問題に対する解答をチェッ
クしたり、テキスト入力することで解答し、更に、採点
ボタン47を操作すると、この解答データが教育サーバ
2に送信される。教育者端末制御プログラム25に基い
て動作する制御部24は、この解答データと解答ファイ
ル郡31から選択された解答ファイルの正解とを比較あ
るいは照合し、その一致判定結果を教育者端末4に送信
する。図11は、図10の問題確認ページの採点ボタン
47の操作に応じて教育サーバ2から教育者端末4に送
信され、ブラウザウィンドウ内に表示される確認採点ペ
ージである。
【0124】これにより、教育者は自分が登録した問題
と解答との正誤を容易に確認することができる。なお、
ここで問題文に誤りが見つかった場合には、たとえば、
図4のログインページにおいて当該問題の登録名を入力
するとともに問題表示を選択することで、図12に示す
ように閲覧ボックス48内に変換済みのHTML形式の
問題ページを表示させ、そこで編集すればよい。解答に
誤りが見つかった場合には、同様に、図4のログインペ
ージにおいて当該問題の登録名を入力するとともに解答
表示を選択することで、図13に示すように閲覧ボック
ス49内に登録されている正解の一覧を表示させ、そこ
で編集すればよい。
【0125】また、一旦登録した後、ファイルの登録名
が不明である場合には、図4のログインページにおいて
問題一覧を選択することで、図14に示すように登録し
た問題ファイルのファイルアドレスの一覧をブラウザウ
ィンドウ内に表示させ、ここから所望の1つの問題ファ
イルをクリック選択することで図10の問題確認ページ
に問題を表示させることもできる。
【0126】このように問題の登録後にその問題と解答
とを簡単な操作でチェックすることができるので、一々
問題文の登録や編集を他の人にたのむことなく、教育者
が自らの操作で問題を登録することができ、日常的に発
生するドリルや練習問題をそれぞれの授業スケジュール
に応じて教育データベース33に登録してゆくことがで
きる。
【0127】図15は図4のログインページにおいて複
合問題登録に対応するラジオボタン37が選択された場
合に教育サーバ2から教育者端末4に送信され、ブラウ
ザウィンドウ内に表示される複合問題登録ページであ
る。教育者は、既登録の単一問題ファイルのリストを表
示させて選択することで各選択ボックス50に、単一問
題ファイルのファイルアドレスを順次必要な分だけ入力
し、登録ボタン51をクリック操作する。
【0128】この登録ボタン51に対するクリック操作
がなされると、選択された問題ファイルのファイルアド
レスリストが教育者端末4から教育サーバ2に送信さ
れ、教育者端末制御プログラム25に基いて動作する制
御部24は、当該複数のファイルアドレスに対するリン
クを含むHTML形式の問題文データを生成する。当該
制御部24は引き続いて、このデータを複合問題ファイ
ルとして問題ファイル郡30に登録し、この複合問題フ
ァイルに新たなファイルアドレスを割り当てる。制御部
24は、更にこれと複合問題ファイルの教育データベー
ス3内のロケーションとを対応付けてリンク参照テーブ
ル32に登録し、更に、図16に示すように、この複合
問題ファイルの上記ファイルアドレスをファイルアドレ
ス通知ページにて通知する。ファイルアドレスの構造は
単一問題ファイルでのファイルアドレスに準じた構造と
なっている。
【0129】図17は、図16のファイルアドレス通知
ページにおいて確認ボタン52を操作することで教育サ
ーバ2から教育者端末4に送信され、ブラウザウィンド
ウ内に複合問題ページが割り付けられた問題確認ページ
である。教育者は、ここで選択した各単一問題ファイル
のファイル名53をクリック操作することでそれを表示
させ、割り付けた各単一問題ページの中身を確認するこ
とができる。なお、誤りがある場合には、単一問題ペー
ジの場合と同様に図4のログインページから当該複合問
題ファイルを表示させて編集することができる。
【0130】また、教育者は、図4のログインページに
おいてログ表示に対応するラジオボタン37を選択する
ことで、図18に示すように、自分が登録した問題のリ
ストをログとして確認することができ、図4のログイン
ページにおいて共通ページに対応するラジオボタン37
を選択することで、図19に示すように、他の教育者が
登録した問題のリストを確認することもできる。これら
を参考にしつつ各教育者は問題の登録を行うことができ
る。
【0131】以上の一連の問題登録処理により、所定の
問題を教育サーバ2に登録した後、教育者は、当該問題
のファイルアドレスを生徒に通知し、問題を用いた教育
を実施する。
【0132】当該生徒は、教師の講座受講中であれば講
義室に設置された生徒端末5を用いて、ブラウザプログ
ラム18を起動し、キーボード14などから上記ファイ
ルアドレスを入力する。ブラウザプログラム18に基い
て動作する制御部11は、当該入力に係るファイルアド
レスに対する送信要求を生成し、これをネットワークI
/F部9に送信させる。当該送信要求は、使用している
端末が生徒端末5である場合にはイントラネット1を経
由して教育サーバ2のネットワークI/F部23に受信
され、使用している端末が自宅端末8である場合にはイ
ンターネット6、ファイヤウォール7およびイントラネ
ット1を経由して教育サーバ2のネットワークI/F部
23に受信される。
【0133】教育サーバ2の制御部24では、ネットワ
ークI/F部23が各端末5,8からのファイルアドレ
スに基くアクセスを検出すると、生徒端末制御プログラ
ム26に基く動作を開始し、リンク参照データベース3
2を用いて当該ファイルアドレスに対応する問題ファイ
ルのロケーションを取得する。そして、このロケーショ
ンから当該問題ファイルを読み出し、その問題ファイル
に格納されているHTML形式の問題ページを、当該ア
クセスをしてきた端末5,8に対して送信する。
【0134】図20は、図1中の生徒端末5あるいは自
宅端末8のモニタ13において、教育サーバ2にアクセ
スした後のモニタ画面である。このモニタ画面では、問
題ページがブラウザウィンドウ54内に表示された状態
となっている。生徒は、ID番号入力用のテキストボッ
クス46に自分のIDを入力するとともに、選択問題に
は正解と思われる選択肢のラジオボタン55をクリック
操作し、穴埋め問題にはテキストボックス56に正解文
字列を入力し、その後採点ボタン47をクリック操作す
る。
【0135】ブラウザプログラム18に基いて動作する
制御部11は、この採点ボタン47の操作に応じて、ブ
ラウザウィンドウ54内に入力された各種の情報を取得
し、これをネットワークI/F部9に送信させる。教育
サーバ2の制御部24は、ネットワークI/F部23が
受信したIDと生徒データベース29のIDとを比較あ
るいは照合し、一致するデータがある場合には生徒であ
ると判断して、同時に送信されてきた解答情報と、解答
ファイルの解答との一致判定を問題毎に行い、正誤を集
計し、これらの採点結果を当該生徒のログとして生徒デ
ータベース29に追加する。また、この採点結果は、図
21に示すように生徒端末5あるいは自宅端末8に送信
され、生徒は解答したその時点において正誤結果をしる
ことができ、自分の知識や理解の不備などを引き続き見
直すことができる。
【0136】また、当該問題を作成した教師からの指示
などによって、一定点数以上とならなければ合格と判定
されないような場合においては、上述した解答処理を繰
り返すことで、何度も教育サーバ2に解答情報が送信さ
れ、その度に生徒データベース29にログが追加され
る。また、生徒は、その処理の度に採点結果が返信され
てくるので、目標となる点数が獲得できたことをその場
で知ることができる。
【0137】このようにネットワークを用いて各生徒の
解答をその場で採点することにより、各生徒に知識の理
解度や定着度を即座に確認させることができ、単に一方
的な講義のみを教育者が行った場合よりも効果的な、真
の教育を達成することができる。
【0138】また、各生徒は、生徒端末5を用いて学校
において学習をした後も、自宅端末8を用いて同じ問題
へアクセスすることができ、繰り返し学習による高い教
育効果を期待することができる。同様に、体調不良など
の理由で学校にこれない生徒や、通信教育の生徒などに
あっても、ネットワークアドレスをブラウザウィンドウ
54内に入力するだけで、問題の閲覧および解答結果の
採点をリアルタイムに得ることができ、自分の進捗や時
間にあわせて教育を受けることができる。特に、昼間は
会社勤めをしている会社員などにおいても、通学圏内に
夜間学校が無い人であっても、自宅端末8を準備するだ
けで講義をうけ、試験をうけることができる。
【0139】したがって、この実施の形態に係る教育シ
ステムは、今までの教育のやり方では到底なし得なかっ
た実用性の高い教育インフラの効果を期待することがで
きる。
【0140】図22は、ファイルアドレスにより指定さ
れた問題ファイルが複合問題ファイルである場合のモニ
タ画面である。複合問題ページ自体はブラウザウィンド
ウ54内に表示されており、生徒は自分のIDをテキス
トボックス57に入力するとともに、リスト中の問題5
8の1つをクリック選択するか、ネクストボタン59を
クリック操作する。この選択処理に応じて、ブラウザプ
ログラム18に基いて動作する制御部11は、当該選択
に係る単一問題ページのファイルアドレスを送信し、教
育サーバ2では、生徒のIDを生徒データベース29に
基いて確認するとともに、このファイルアドレスに対応
する単一問題ファイルを抽出し、そのページを返信す
る。
【0141】図23は、この返信後のモニタ画面であ
る。そして、上記単一問題ページがブラウザウィンドウ
54内に表示されるとともに、2つ目のブラウザウィン
ドウ60が立ち上がって、その中に認証したユーザのI
Dを含む採点ページが表示されている。
【0142】この採点ページは、上記生徒IDの認証の
後に、生徒端末制御プログラム26に基いて動作する制
御部11が、臨時的に当該生徒の採点ページ(ファイ
ル)を生成するとともに、このページに対して新規のネ
ットワークアドレス(以下、解答アドレスとよぶ)を割
り当て、この解答アドレスのページ表示用の新規のブラ
ウザウィンドウ60を生成させるためのスクリプトを生
成して上記単一問題ページとともに送信している。な
お、この解答アドレスは、生徒データベース29の上記
認証済みの生徒に一時的に関連付けられて教育データベ
ース3に記憶される。そして、このスクリプトが端末上
で実行されることで上記2つ目のブラウザウィンドウ6
0が立ち上がる。以下、問題ページが表示されるブラウ
ザウィンドウ54を問題ウィンドウとよび、採点ページ
が表示されるブラウザウィンドウ60を解答ウィンドウ
とよぶ。
【0143】また、このスクリプトプログラムは、上記
複合問題ページ生成の際に同時に生成され、問題ファイ
ル郡の所定の問題ページに関連付けられて保存されてい
ても良い。
【0144】そして、生徒は、問題ウィンドウ54にお
いて、単一問題ページに対して解答する場合と同様に、
選択問題においては正解と思われるラジオボタン55を
選択し、穴埋め問題においては正解と思われる解答をテ
キストボックス56に入力し、確認ボタン61を操作す
る。この確認ボタン61の操作に応じて、ブラウザプロ
グラム18に基いて動作する制御部11は、問題ウィン
ドウ54に入力された情報を抽出して教育サーバ2に送
信させる。
【0145】教育サーバ2では、単一問題ページに対す
る解答と同様に解答ファイルを用いてその解答を確認
し、その結果をログとして生徒データベース29に保存
すると共に、上記生徒の採点ページ(ファイル)に上記
問題ウィンドウ54から抽出された解答を追記し、採点
ページに対して更新アクセスさせるためのスクリプトを
次の問題ページと共に送信する。
【0146】図24はこの返信に応じて変化したモニタ
画面である。そして、上記次の単一問題ページが問題ウ
ィンドウ54内に表示されるとともに、解答ウィンドウ
60に更新された採点ページが表示されている。
【0147】なお、この最新の解答を含む採点ページを
解答ウィンドウ60に表示するためには、他にも、予め
問題ウィンドウの確認ボタン61の操作に応じて、その
操作タイミングにおいて問題ウィンドウに入力された情
報で端末5,8内で保存している採点ページを更新し、
これにより最新の解答が解答ウィンドウ60に表示させ
るようにしてもよい。特に、このように構成した場合に
は、解答ウィンドウ60内の採点ボタン62が操作され
ることにより、全体の解答を端末5,8から教育サーバ
2に送信するようにしてもよい。これにより、採点ペー
ジを解答アドレスとともに教育データベース3において
管理する必要が無くなるとともに、毎回毎回解答データ
を教育サーバ2に送信する必要が無いため、教育サーバ
2の負担を減らすことができる。
【0148】また、解答の再確認や解答訂正をする場合
には、問題ウィンドウ54で図示外の戻るボタンを操作
し、これにより目的の問題ページを表示させ、ここで解
答を再入力して確認ボタン61を操作することで解答を
訂正できる。
【0149】以上の処理を全ての単一問題ページについ
て実施し、図25のように解答ウィンドウ60に全ての
解答が記載されたら、生徒は、採点ボタン62をクリッ
ク操作し、解答終了コマンドが生徒端末5あるいは自宅
端末8から教育サーバ2に送信される。
【0150】生徒端末制御プログラム26に基いて動作
する制御部24は、ネットワークI/F部23がこの解
答終了コマンドを受信すると、その生徒の採点ページの
データを読み出し、これと複数の解答ファイルの正解と
を比較あるいは照合し、これらの正誤を判断する。ま
た、正誤を集計し、これらの採点結果を当該生徒のログ
として生徒データベース29に追加するとともに、採点
ページに採点結果を追加すると共に、採点ページに対し
て更新アクセスするためのスクリプトを次の問題ページ
と共に送信する。これにより、生徒端末5あるいは自宅
端末8のモニタ13には図26のように解答と共に採点
結果が表示され、生徒は解答したその時点において正誤
結果を知ることができ、自分の知識の不備などを引き続
き見直すことができる。このように、1つの問題または
複数個の問題が記載された単一問題ページを複数個組み
合わせることで、新たな複合問題をその全てを一々再入
力することなく生成することができ、且つ、その複合問
題に対する解答をまとめて採点することができる。な
お、正解表示は自動的に、複数群の問題数に合わせて調
整できる。
【0151】また、この時点で問題を回復表示させて再
度確認したい場合などにおいては、生徒は、問題ウィン
ドウ54で図示外の戻るボタンを操作してもよいが、解
答ウィンドウ60内の問題ボタン63をクリック操作す
ることでも、当該問題ページの送信要求を制御部11で
生成し、回復表示させることができる。これにより、問
題ウィンドウ54を誤って閉じてしまった生徒であって
も、任意の問題を必要に応じて容易に且つ直ちに回復表
示させ、確認解答することができる。また、解答ウィン
ドウ60についても問題ウィンドウ54で操作を行うこ
とによって、直ちに回復表示することができる。更に、
この表示させた後で、解答を修正し、再度採点を行うこ
とで、再試験時の採点結果を得ることができる。これら
の操作性によって、生徒などの受験者に余計や負担や混
乱を与えることなく、筆記による試験と同程度の負担に
て試験を行うことができる。
【0152】なお、この問題ページを再表示させる場合
において、制御部24は、採点ページに記憶されている
最新の解答を予め割り付けた上で、問題ページとして各
端末5,8に送信するようにしている。これにより、た
とえば、1つの問題ページに多数の解答を記載しなけれ
ばならないような場合であっても、修正部分のみを修正
するだけで解答を更新することができるので、生徒に余
計な負担をかけることなく、試験を行うことができる。
【0153】そして、この教育システムにおいては、生
徒が教育サーバ2にログインしたときや、採点後に戻る
ボタンを操作することで、生徒データベース29から当
該生徒のログを読み出し、図27に示す当該生徒の解答
ログを生徒端末5あるいは自宅端末8に表示させるよう
にしてもよい。これにより、生徒は自分の進捗状況を確
認しながら、順番に問題をこなしてゆくことができる。
また、生徒のIDを知っている教育者においても、この
IDを用いることで、各生徒の進捗状況や成績などを必
要に応じて直に確認することができる。
【0154】また、この教育システムにおいては、期末
試験などの場合においては、各生徒の生徒端末5あるい
は自宅端末8からログインアクセスに応じて上述したよ
うにいきなり問題ページを送信するのではなく、図28
に示すように、予め別途作成した試験用トップページな
どを表示させ、そのページ内の開始ボタン64の操作に
応じて複合問題ページへのアクセス要求を生成させるよ
うにしてもよい。これにより、各生徒や受験生の高い平
等性が要求される、一般の資格試験や入学試験、入社試
験などにおいても、この教育システムを好適に用いるこ
とができる。なお、教育サーバ2と教育データベース3
とを別々に設けているが、教育サーバ2内に教育データ
ベース3を設けるようにしてもよい。教育データベース
3を他のサーバ内に設けるようにしてもよい。また、イ
ントラネット1ととインターネット6とを組み合わせる
のではなく、すべてをインターネット6に接続するよう
にしたり、すべてをイントラネット1に接続するように
してもよい。
【0155】また、上述した教育方法や教材作成方法に
おける各ステップの一部または全てを情報記録媒体にコ
ンピュータ読み取り可能なプログラムとして保存するよ
うにしてもよい。
【0156】次に、問題作成者による問題と解答のチェ
ックの際に、チェック時の回答が入力した解答と異なる
場合には、その解答の前または後に○×などの正誤の記
載が表示されるようにしてもよい。また、問題作成画面
と他の画面とで背景画面の色を変えるようにすると、問
題作成と他の画面とが瞬時に判断でき、より好ましいも
のとなる。
【0157】次に、英語の発音の聞き取りが問われる問
題の場合などの場合、問題となる音声を教育サーバ2や
他のサーバに保存しておいて取り出すようにすることが
できる。音声以外に画像についても同様とすることがで
きる。更に、発生がチェックされる問題のときには、標
準発生を教育サーバ2に保存しておき、各端末5,8か
ら送信されてきた発音をその標準発音と比較し採点する
ようにすることもできる。
【0158】次に、生徒が問題を解いて解答を送信した
とき、何度も同じ点数であったときなど、改善が見られ
ないときには、間違えている問題に対してのヒントを与
えるようにしてもよい。更に、新しい解答が前回のもの
より悪い点となった場合には、その回答者に勉強を怠ら
ないようにする注意文章などを送信するようにしても良
い。
【0159】最後に、時間経過に沿って確認できたり、
種々の順序で確認できるようにするのが好ましい。更
に、解答者の解答履歴を図26の2つのウィンドウに更
に履歴ウィンドウを加えた形で表示させたり、解答履歴
ウィンドウを回答者がアクセスしてきた当初に表示させ
たりしてもよい。
【0160】
【発明の効果】本発明では、インターネットなどのネッ
ト網を好適に利用して、このような従来においては到底
なしえなかったテストを通じた学習の理解度の向上を図
ることができる教育方法、教材作成方法、教育システ
ム、教材作成システム、教育装置、教材作成装置、およ
び、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を得ることが
できる。また、本願の他の発明は、そのようネット網を
通じて提供するテスト用の問題を端末を用いて容易に作
成することができる教育方法、教材作成方法、教育シス
テム、教材作成システム、教育装置、教材作成装置、お
よび、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る教育システムの
一例を示す全体構成図である。
【図2】 図1の教育システム中の、教育者端末の一例
を示す端末構成図である。
【図3】 図1の教育システム中の、教育サーバおよび
教育データベースの一例を示す構成図である。
【図4】 図1中の教育者端末のモニタにおいて、教育
サーバにアクセスした場合に最初に表示されるログイン
ページの一例である。
【図5】 図1中の教育者端末のモニタに表示される単
一問題登録ページの一例である。
【図6】 図1中の教育者端末のモニタに表示される単
一問題登録上の注意事項ページの一例である。
【図7】 図1中の教育者端末のモニタにおいて登録さ
れる問題ページの一例である。
【図8】 図7の問題データを、端末上で閲覧可能なH
TML形式に変換した問題ページである。
【図9】 単一問題登録後に、図1中の教育者端末のモ
ニタに表示されるファイルアドレス通知ページの一例で
ある。
【図10】 図1中の教育者端末のモニタに表示される
問題確認ページの一例である。
【図11】 図1中の教育者端末のモニタに表示される
確認採点ページの一例である。
【図12】 図1中の教育者端末のモニタに表示される
問題再編集ページの一例である。
【図13】 図1中の教育者端末のモニタに表示される
解答再編集ページの一例である。
【図14】 図1中の教育者端末のモニタに表示される
問題一覧ページである。
【図15】 図1中の教育者端末のモニタに表示される
複合問題登録ページの一例である。
【図16】 図1中の教育者端末のモニタに表示される
ファイルアドレス通知ページの一例である。
【図17】 図1中の教育者端末のモニタに表示される
複合問題確認ページの一例である。
【図18】 図1中の教育者端末のモニタに表示される
ログページの一例である。
【図19】 図1中の教育者端末のモニタに表示される
共通ページの一例である。
【図20】 図1中の生徒端末などのモニタにおいて、
ブラウザウィンドウ内に単一問題ページが表示されたモ
ニタ画面の一例である。
【図21】 図1中の生徒端末などのモニタにおいて、
ブラウザウィンドウ内に採点結果ページが表示されたモ
ニタ画面の一例である。
【図22】 図1中の生徒端末などのモニタにおいて、
ブラウザウィンドウ内に複合問題ページが表示されたモ
ニタ画面の一例である。
【図23】 図1中の生徒端末などのモニタにおいて、
1つのブラウザウィンドウ内に複合問題ページが表示さ
れ且つもう一つのブラウザウィンドウ内に採点ページが
表示されたモニタ画面の一例である(その1)。
【図24】 図1中の生徒端末などのモニタにおいて、
1つのブラウザウィンドウ内に複合問題ページが表示さ
れ且つもう一つのブラウザウィンドウ内に採点ページが
表示されたモニタ画面の一例である(その2)。
【図25】 図1中の生徒端末などのモニタにおいて、
1つのブラウザウィンドウ内に複合問題ページが表示さ
れ且つもう一つのブラウザウィンドウ内に採点ページが
表示されたモニタ画面の一例である(その3)。
【図26】 図1中の生徒端末などのモニタにおいて、
1つのブラウザウィンドウ内に複合問題ページが表示さ
れ且つもう一つのブラウザウィンドウ内に採点ページが
表示されたモニタ画面の一例である(その4)。
【図27】 図1中の生徒端末などのモニタにおいて、
個人の成績のログページが表示されたブラウザウィンド
ウの一例である。
【図28】 図1中の生徒端末などのモニタにおいて、
試験用トップページが表示されたブラウザウィンドウの
一例である。
【符号の説明】
1 イントラネット(ネット網) 2 教育サーバ(教育装置の一部) 3 教育データベース(データベースであり、教育装置
の一部) 4 教育者端末(端末) 5 生徒端末(端末) 6 インターネット(ネット網) 7 ファイヤウォール(ネット網) 8 自宅端末(端末) 9 ネットワークインタフェース部 10 ユーザインタフェース部 11 制御部 12 端末本体 13 モニタ 14 キーボード 15 ポインティングデバイス 16 プリンタ 17 ユーザインタフェース機器 18 ブラウザプログラム 19 文章作成プログラム 20 プログラム記憶部 21 データ記憶部 22 記憶機器 23 ネットワークインタフェース部 24 制御部 25 教育者端末制御プログラム 26 生徒端末制御プログラム 27 プログラム記憶部 28 教育者データベース 29 生徒データベース 30 問題ファイル郡 31 解答ファイル郡 32 リンク参照テーブル 33 マクロ部品データベース 34 データ記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長島 忍 東京都昭島市中神町1148ー89 (72)発明者 早瀬 光秋 三重県津市渋見町557−12 Fターム(参考) 2C028 AA08 BA01 BA02 BB04 BB05 BC01 BD02 BD03 CA12 CB13 DA04 5B049 BB21

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネット網を介した端末からのアクセスに
    応じて教育サーバから1つの問題あるいは複数個の問題
    を含む問題ページを送信し、その解答を当該ネット網を
    介して当該教育サーバで受信する教育方法であって、 各問題ページにネットワークアドレスを対応付け、この
    ネットワークアドレスの送信要求に応じて問題ページを
    送信することを特徴とする教育方法。
  2. 【請求項2】 ネット網を介した端末からのアクセスに
    応じて教育サーバから1つの問題あるいは複数個の問題
    を含む問題ページを送信し、その解答を当該ネット網を
    介して当該教育サーバで受信する教育方法であって、 各問題ページにネットワークアドレスを対応付けるとと
    もに、このネットワークアドレスに対する送信要求を生
    成する画面を上記端末に表示させ、 この画面に対する操作に応じて上記問題ページを表示さ
    せることを特徴とする教育方法。
  3. 【請求項3】 ネット網を介した端末からのアクセスに
    応じて教育サーバから1つの問題あるいは複数個の問題
    を含む問題ページを送信し、その解答を当該ネット網を
    介して当該教育サーバで受信する教育方法であって、 上記端末から送信されてきたデータを問題ページ用のデ
    ータと1乃至複数個の正解データとに分けてデータベー
    スに格納し、 上記問題ページを端末に送信し、 その応答に含まれる解答と全ての正解データとの比較あ
    るいは照合結果にネットワークアドレスを対応付けてデ
    ータベースに格納し、更に、 当該ネットワークアドレスに対する送信要求に応じて上
    記教育サーバは各端末へ上記比較あるいは照合結果を送
    信することを特徴とする教育方法。
  4. 【請求項4】 ネット網を介した端末からのアクセスに
    応じて教育サーバから1つの問題あるいは複数個の問題
    を含む問題ページを送信し、その解答を当該ネット網を
    介して当該教育サーバで受信する教育方法であって、 各生徒による解答を含む解答ページおよび上記各問題ペ
    ージそれぞれに固有のネットワークアドレスを対応付け
    てデータベースに格納し、 上記端末はそれぞれのネットワークアドレスに対する送
    信要求を出力し、 これに応じて上記教育サーバは問題ページあるいは各生
    徒の解答ページを端末に表示させることを特徴とする教
    育方法。
  5. 【請求項5】 ネット網を介した端末からのアクセスに
    応じて教育サーバから1つの問題あるいは複数個の問題
    を含む複数の問題ページを送信し、その解答を当該ネッ
    ト網を介して当該教育サーバで受信する教育方法であっ
    て、 各生徒による各問題ページに対する解答を解答ページと
    して上記端末内に格納し、 全ての問題データを表示してそれぞれに解答した時点に
    おいて当該解答データを上記端末から上記教育サーバに
    送信し、 上記教育サーバはこの解答ページに基いて採点を行うこ
    とを特徴とする教育方法。
  6. 【請求項6】 前記問題ページと前記解答ページとは別
    々のウィンドウにおいて前記端末に表示され、問題ウィ
    ンドウにおける解答送信の度に、前記解答ウィンドウの
    更新処理が行われることを特徴とする請求項4または請
    求項5記載の教育方法。
  7. 【請求項7】 前記問題ページと前記解答ページとは別
    々のウィンドウにおいて前記端末に表示され、それぞれ
    のページには互いのウィンドウを起動するためのリンク
    が割り付けられていることを特徴とする請求項4または
    請求項5記載の教育方法。
  8. 【請求項8】 ネット網を介した端末からのアクセスに
    応じて教育サーバから1つの問題あるいは複数個の問題
    を含む問題ページを送信し、当該端末からの解答を当該
    ネット網を介して当該教育サーバで受信する教材作成方
    法であって、 上記端末で問題ページを表示する際に用いる部品をデー
    タベースに格納させ、各問題ページは、上記端末から送
    信されてきたデータの一部を上記データベースに格納さ
    れている部品のデータで置き換えられることで、当該端
    末で問題ページとして閲覧可能な形式にて保存されてい
    ることを特徴とする教材作成方法。
  9. 【請求項9】 ネット網を介した端末からのアクセスに
    応じて教育サーバから1つの問題あるいは複数個の問題
    を含む問題ページを送信し、その解答を当該ネット網を
    介して当該教育サーバで受信する教材作成方法であっ
    て、 上記問題ページをそれぞれ単一ページとしてネットワー
    クアドレスに関連付けてデータベースに格納し、 上記端末から当該データベースから選択した1乃至複数
    枚の単一問題ページに関する選択情報を送信し、 この選択情報に基いて複合合成された当該1乃至複数枚
    の問題ページに対応するネットワークアドレスへの送信
    要求を生成する問題ページをこれら単一の問題ページと
    は別のネットワークアドレスに関連付けて上記データベ
    ースに複合された問題ページとして追加することを特徴
    とする教材作成方法。
  10. 【請求項10】 ネット網を介してデータ通信可能に接
    続された教育サーバおよび端末を備え、当該ネット網を
    介した上記端末からのアクセスに応じて上記教育サーバ
    から1つの問題あるいは複数個の問題を含む問題ページ
    を送信し、その解答を上記端末から上記教育サーバへ送
    信する教育システムであって、 各問題ページにネットワークアドレスを対応付けて記憶
    するデータベースを設け、 上記端末はこのネットワークアドレスに対する送信要求
    を上記ネット網へ出力し、上記教育サーバは、当該ネッ
    トワークアドレスに基いて上記データベースから抽出し
    た問題ページを当該端末に送信することを特徴とする教
    育システム。
  11. 【請求項11】 ネット網を介してデータ通信可能に接
    続された教育サーバおよび端末を備え、当該ネット網を
    介した上記端末からのアクセスに応じて上記教育サーバ
    から1つの問題あるいは複数個の問題を含む問題ページ
    を送信し、その解答を上記端末から上記教育サーバへ送
    信する教育システムであって、 問題ページのデータと、それに対応する1乃至複数個の
    正解データとを別々に記憶するデータベースを設け、 上記教育サーバは当該問題ページを上記端末に送信した
    後、当該端末から受信した解答と上記全ての正解データ
    とを比較あるいは照合し、その比較あるいは照合結果に
    ネットワークアドレスを対応付けてデータベースに格納
    し、更に、上記端末からの当該ネットワークアドレスに
    対する送信要求に応じて各端末へ上記比較あるいは照合
    結果を送信することを特徴とする教育システム。
  12. 【請求項12】 ネット網を介してデータ通信可能に接
    続された教育サーバおよび端末を備え、当該ネット網を
    介した上記端末からのアクセスに応じて上記教育サーバ
    から1つの問題あるいは複数個の問題を含む問題ページ
    を送信し、その解答を上記端末から上記教育サーバへ送
    信する教育システムであって、 上記解答を含む解答ページおよび上記問題ページを、そ
    れぞれに固有のネットワークアドレスを対応付けて記憶
    するデータベースを設け、 上記端末はそれぞれのネットワークアドレスに対する送
    信要求を出力し、上記教育サーバは当該ネットワークア
    ドレスに基いて問題ページあるいは解答ページをデータ
    ベースから読み出して当該端末に送信することを特徴と
    する教育システム。
  13. 【請求項13】 ネット網を介してデータ通信可能に接
    続された教育サーバおよび端末を備え、当該ネット網を
    介した上記端末からのアクセスに応じて上記教育サーバ
    から1つの問題あるいは複数個の問題を含む問題ページ
    を送信し、その解答を上記端末から上記教育サーバへ送
    信する教育システムであって、 上記解答を含む解答ページおよび上記問題ページを、そ
    れぞれに固有のネットワークアドレスを対応付けて記憶
    するデータベースを設け、 上記端末は表示している問題ページに対する解答と共に
    次の問題ページのネットワークアドレスを送信し、上記
    教育サーバから当該ネットワークアドレスの問題ページ
    とともに上記送信に係る解答が反映された解答ページを
    受信することを特徴とする教育システム。
  14. 【請求項14】 ネット網を介してデータ通信可能に接
    続された教育サーバおよび端末を備え、当該ネット網を
    介した上記端末からのアクセスに応じて上記教育サーバ
    から1つの問題あるいは複数個の問題を含む問題ページ
    を送信し、その解答を上記端末から上記教育サーバへ送
    信する教育システムであって、 上記問題ページを、それぞれに固有のネットワークアド
    レスを対応付けて記憶するデータベースを設け、 上記端末は各問題ページに対する解答を解答ページとし
    て保持して表示すると共に全ての問題に解答した時点に
    おいて当該解答ページを送信し、教育サーバにおいて採
    点を行うことを特徴とする教育システム。
  15. 【請求項15】 前記問題ページと前記解答ページとは
    別々のウィンドウにおいて前記端末に表示され、それぞ
    れのページには互いのウィンドウを起動するためのリン
    クが割り付けられていることを特徴とする請求項14ま
    たは請求項15記載の教育システム。
  16. 【請求項16】 ネット網を介してデータ通信可能に接
    続された教育サーバおよび端末を備え、当該ネット網を
    介した上記端末からのアクセスに応じて上記教育サーバ
    から1つの問題あるいは複数個の問題を含む問題ページ
    を送信し、その解答を上記端末から上記教育サーバへ送
    信する教材作成システムであって、 上記端末で問題ページを表示する際に用いる部品を格納
    するデータベースを設け、 上記端末は、当該端末上で生成された問題データを上記
    教育サーバに送信し、上記教育サーバは、当該問題デー
    タの一部を上記データベースに格納されている部品のデ
    ータで置き換えることで、当該端末で問題として閲覧可
    能な形式の問題ページに変換することを特徴とする教材
    作成システム。
  17. 【請求項17】 ネット網を介してデータ通信可能に接
    続された教育サーバおよび端末を備え、当該ネット網を
    介した上記端末からのアクセスに応じて上記教育サーバ
    から1つの問題あるいは複数個の問題を含む問題ページ
    を送信し、その解答を上記端末から上記教育サーバへ送
    信する教材作成システムであって、 上記問題ページをネットワークアドレスに関連付けて格
    納するデータベースを設け、 上記端末は、当該データベースから選択した1乃至複数
    枚の単一問題ページに関する選択情報を送信し、 上記教育サーバは、当該選択情報に基いて複合合成され
    た当該1乃至複数枚の問題ページに対応するネットワー
    クアドレスへの送信要求を生成する問題ページをこれら
    単一の問題ページとは別のネットワークアドレスに関連
    付けて上記データベースに複合された問題ページとして
    追加することを特徴とする教材作成システム。
  18. 【請求項18】 ネット網に接続された教育サーバと、
    当該教育サーバが使用するデータを記憶するデータベー
    スとを備え、上記ネット網を介してアクセスしてきた端
    末に対して教育サーバがデータベースから読み出した問
    題ページを送信すると共に、当該問題ページに対する解
    答を受信する教育装置であって、 上記データベースには、上記問題ページを格納するとと
    もに、その格納場所と問題ページ毎に異なるネットワー
    クアドレスを対応付けたリンクを記憶させ、 上記教育サーバは、上記端末からの要求されたネットワ
    ークアドレスに対応する問題ページを上記リンクに基い
    て読み出し、当該端末に送信することを特徴とする教育
    装置。
  19. 【請求項19】 ネット網に接続された教育サーバと、
    当該教育サーバが使用するデータを記憶するデータベー
    スとを備え、上記ネット網を介してアクセスしてきた端
    末に対して教育サーバがデータベースから読み出した問
    題ページを送信すると共に、当該問題ページに対する解
    答を受信する教育装置であって、 上記データベースには、上記問題ページのデータと1乃
    至複数個の正解データとを別々に記憶させるとともに、
    問題ページにのみネットワークアドレスを関連付けて記
    憶させ、 上記教育サーバは、上記端末からのネットワークアドレ
    スに対する送信要求に応じて問題ページを送信し、これ
    に対する解答と上記全ての正解データとを比較あるいは
    照合し、更にその比較あるいは照合結果を当該端末へ送
    信することを特徴とする教育装置。
  20. 【請求項20】 ネット網に接続された教育サーバと、
    当該教育サーバが使用するデータを記憶するデータベー
    スとを備え、上記ネット網を介してアクセスしてきた端
    末に対して教育サーバがデータベースから読み出した問
    題ページを送信すると共に、当該問題ページに対する解
    答を受信する教育装置であって、 上記データベースには、上記解答を含む解答ページと上
    記問題ページとを別々に記憶させ、 上記教育サーバは、上記端末からのネットワークアドレ
    スに対する送信要求に応じて上記問題ページあるいは解
    答ページを読み出して当該当該端末に送信することを特
    徴とする教育装置。
  21. 【請求項21】 ネット網に接続された教育サーバと、
    当該教育サーバが使用するデータを記憶するデータベー
    スとを備え、上記ネット網を介してアクセスしてきた端
    末に対して教育サーバがデータベースから読み出した問
    題ページを送信すると共に、当該問題ページに対する解
    答を受信する教育装置であって、 上記データベースには、受信した解答を含む解答ページ
    および問題ページに対して、それぞれに固有のネットワ
    ークアドレスを対応付けて記憶させ、 上記教育サーバは、上記端末から既に送信した問題ペー
    ジに対する回答と共に次の問題ページのネットワークア
    ドレスを受信し、これに応じて当該ネットワークアドレ
    スの問題ページとともに上記受信した解答が反映された
    解答ページを当該端末に送信することを特徴とする教育
    装置。
  22. 【請求項22】 前記問題ページと前記解答ページとは
    別々のウィンドウにおいて前記端末に表示され、それぞ
    れのページには互いのウィンドウを起動するためのリン
    クが割り付けられていることを特徴とする請求項20ま
    たは請求項21記載の教育装置。
  23. 【請求項23】 ネット網に接続された教育サーバと、
    当該教育サーバが使用するデータを記憶するデータベー
    スとを備え、上記ネット網を介してアクセスしてきた端
    末に対して教育サーバがデータベースから読み出した問
    題ページを送信すると共に、当該問題ページに対する解
    答を受信する教育装置であって、 上記データベースには、問題ページそれぞれに固有のネ
    ットワークアドレスを対応付けて記憶させ、 上記教育サーバは、全ての問題に答えるまで上記端末に
    保持されていた解答を受信したら採点を行うことを特徴
    とする教育装置。
  24. 【請求項24】 ネット網に接続された教育サーバと、
    当該教育サーバが使用するデータを記憶するデータベー
    スとを備え、上記ネット網を介してアクセスしてきた端
    末に対して教育サーバがデータベースから読み出した問
    題ページを送信すると共に、当該問題ページに対する解
    答を受信する教材作成装置であって、 上記データベースには、上記端末で表示可能な問題ペー
    ジを生成するために用いる部品を格納し、 上記教育サーバは、上記端末から送信されたデータの一
    部を上記部品で置き換えて問題ページとして上記データ
    ベースに登録し、上記端末からの要求には当該データベ
    ースに登録した問題ページを送信することを特徴とする
    教材作成装置。
  25. 【請求項25】 ネット網に接続された教育サーバと、
    当該教育サーバが使用するデータを記憶するデータベー
    スとを備え、上記ネット網を介してアクセスしてきた端
    末に対して教育サーバがデータベースから読み出した問
    題ページを送信すると共に、当該問題ページに対する解
    答を受信する教材作成装置であって、 上記データベースには、ネットワークアドレスに関連付
    けて問題ページを格納し、 上記端末は、当該データベースから選択した1乃至複数
    枚の問題ページに関する選択情報を送信し、 上記教育サーバは、当該選択情報に基いて複合合成され
    た当該1乃至複数枚の問題ページに対応するネットワー
    クアドレスへの送信要求を生成する問題ページをこれら
    とは別のネットワークアドレスに関連付けて上記データ
    ベースに追加することを特徴とする教材作成装置。
  26. 【請求項26】 ネット網を介した端末からのアクセス
    に応じて、当該アクセスに含まれるネットワークアドレ
    スに基いて問題ページをデータベースから抽出するステ
    ップと、 上記問題ページを上記ネット網を介して上記端末に送信
    するステップと、を実行するためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  27. 【請求項27】 ネット網を介して接続されている端末
    に、問題ページに対応付けられたネットワークアドレス
    への送信要求を生成するための画面を表示させるステッ
    プと、 上記端末からの当該送信要求に基いて問題ページをデー
    タベースから抽出するステップと、 上記問題ページを上記ネット網を介して上記端末に送信
    するステップと、を実行するためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  28. 【請求項28】 ネット網を介して接続されている端末
    に、問題ページを入力するための画面を表示させるステ
    ップと、 上記端末から受信したデータの一部を、当該端末で問題
    ページとして表示するために必要な部品に置き換えるス
    テップと、 当該置き換え後のデータを問題ページとしてデータベー
    スに格納するステップと、 上記端末からの要求に応じて当該問題ページをデータベ
    ースから読み出して送信するステップと、を実行するた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  29. 【請求項29】 ネット網を介して接続されている端末
    に、1つの問題ないし複数個の問題のデータおよび1乃
    至複数個の正解データを入力するための画面を表示させ
    るステップと、 上記端末から受信した上記問題のデータの一部を、当該
    データを端末で問題として表示するために必要な部品に
    置き換えるステップと、 当該置き換え後の問題のデータを問題ページとして、且
    つ、その問題ページとは別に上記1乃至複数個の正解デ
    ータをデータベースに格納するステップと、 上記端末からの要求に応じて当該問題ページをデータベ
    ースから読み出して送信するステップと、 当該送信に応じた端末からの解答と上記全ての正解デー
    タとを比較あるいは照合するステップと、 当該比較あるいは照合結果を上記端末に送信するステッ
    プと、を実行するためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  30. 【請求項30】 ネット網を介して接続されている端末
    に、データベースに登録されている1乃至複数枚の問題
    ページを選択するための画面を表示させるステップと、 上記端末から受信した上記選択情報に基いて、上記選択
    に係る1乃至複数枚の問題ページのそれぞれに対応する
    ネットワークアドレスを含む複合問題ページを生成する
    ステップと、 当該複合問題ページに上記の単一のものとは別のネット
    ワークアドレスを関連付けて上記データベースに追加す
    るステップと、を実行するためのプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  31. 【請求項31】 問題データ、当該データに固有のネッ
    トワークアドレスおよび1乃至複数個の正解データをデ
    ータベースに格納するステップと、 上記端末からのネットワークアドレスに対する送信要求
    に応じて当該問題ページをデータベースから読み出して
    送信するステップと、 当該送信に応じた端末からの解答と上記全ての正解デー
    タとを比較あるいは照合するステップと、 当該解答および/又は比較あるいは照合結果を含む解答
    ページを当該ページに固有のネットワークアドレスとと
    もに上記データベースに格納するステップと、 上記端末からのネットワークアドレスに対する送信要求
    に応じて上記解答ページをデータベースから読み出して
    送信するステップと、を実行するためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  32. 【請求項32】 問題データ、当該データに固有のネッ
    トワークアドレスおよび1乃至複数個の正解データをデ
    ータベースに格納するステップと、 上記端末からのネットワークアドレスに対する送信要求
    に応じて当該問題ページをデータベースから読み出して
    送信するステップと、 当該送信に応じた端末からの解答と上記全ての正解デー
    タとを比較あるいは照合するステップと、 当該解答および/もしくは比較あるいは照合結果を含む
    解答ページを当該ページに固有のネットワークアドレス
    とともに上記データベースに格納するステップと、 上記端末からの解答受信に応じて、次の問題ページとと
    もに当該受信解答が反映された解答ページを、上記ネッ
    トワークアドレスに基いて上記端末に送信するステップ
    と、を実行するためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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