JP2002278890A - 電子メール送信制御方法および電子メール送信制御用記録媒体 - Google Patents

電子メール送信制御方法および電子メール送信制御用記録媒体

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JP2002278890A
JP2002278890A JP2001074221A JP2001074221A JP2002278890A JP 2002278890 A JP2002278890 A JP 2002278890A JP 2001074221 A JP2001074221 A JP 2001074221A JP 2001074221 A JP2001074221 A JP 2001074221A JP 2002278890 A JP2002278890 A JP 2002278890A
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Application number
JP2001074221A
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English (en)
Inventor
Riichi Takiguchi
利一 瀧口
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Pioneer Corp
Geotechnologies Inc
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Increment P Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メール受信者に対する電子メールの重複
送信を防止したり、または、既送信者のみに次の電子メ
ールの送信を行う等の電子メール送信制御を簡易な操作
によって行うことが出来る電子メール送信制御方法を提
供する。 【解決手段】 電子メール受信者に関するメールアドレ
スデータを含む個別情報が記録された顧客データファイ
ルFを登録する顧客データベース10Aを電子メール送
信システムSに備え、この顧客データベース10Aに登
録される顧客データファイルFに、このメール受信者デ
ータファイルFのメールアドレスデータに基づいて送信
される電子メールのIDを記録するメール送信履歴項目
Fb1を設け、メールIDが指定されて電子メールの送
信が行われる際に、その指定されたメールIDがメール
受信者データファイルFのメール送信履歴項目Fb1に
記録されているか否かにより、そのメール受信者データ
ファイルFの電子メール受信者への電子メール送信を行
うか否かの判断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の宛先に電
子メールを送信する電子メール送信システムにおいて、
電子メールの送信の可否を制御する制御方法およびこの
電子メールの送信制御を行うプログラムが格納された記
録媒体に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図9は、例えば営業や
広報活動,各種ユーザサポート情報の提供などを目的と
する電子メールを複数の宛先に配信するために、企業等
に設置された従来の電子メール送信システムを示してい
る。
【0003】この従来の電子メール送信システムS’
は、例えば、ダイレクトメール(DM)やメールマガジ
ンなどの電子メールによる配信サービスを行っている企
業内等において、電子メールの配信を行う顧客などの電
子メールアドレスを含む顧客情報や配信するメールの内
容データなどの各種情報を蓄積するデータベースサーバ
1と、インターネットIにアクセスしてクライアント端
末機Tに電子メールを送信するメールサーバ2と、電子
メール配信を行う配信先の登録や配信要求を行う端末機
3が、互いにLANによって接続されることにより構成
されている。
【0004】そして、この従来の電子メール送信システ
ムSは、営業員や広報担当者,ユーザサポート担当者な
どが、端末機3から電子メールの配信先や配信するメー
ルの内容データの検索を行って、その電子メールの配信
要求を行うと、データベースサーバ1において、蓄積さ
れている顧客情報のなかから検索条件に適合する顧客情
報の検索がなされ、その検索によって顧客情報とメール
の内容データが読み出されると、メールサーバ2が、イ
ンターネットIにアクセスして、読み出された各顧客情
報に基づいてそのメールアドレスのクライアント端末機
Tに、内容データを含む電子メールの配信をそれぞれ行
うようになっている。
【0005】このような従来の電子メール送信システム
において、例えば、データベースサーバ1に登録されて
いる顧客の中から所定の条件による検索によって抽出し
た顧客に対して電子メールの配信を行った後、データベ
ースサーバ1に新たな顧客が登録されたことによってこ
の新規登録の顧客に対して同じ電子メールの配信を行う
必要が生じたような場合に、前回と同じ条件で検索を行
って電子メール配信対象の顧客の抽出を行うと、前回既
に電子メールの送信を行っている顧客も抽出されて、電
子メールが重複して送信されてしまうといった問題が発
生している。
【0006】そして、このような電子メールの重複送信
の発生を防止するためには、電子メール配信対象の顧客
を抽出のための検索条件を変更したり、また、抽出され
た顧客をそれぞれチェックして送信済みの顧客を送信リ
ストから削除するといった面倒な操作が必要になる。
【0007】また、従来の電子メール送信システムにお
いて、新たな顧客の登録後に、前回電子メールの送信を
行った顧客だけに例えば前回の電子メールの続編を送信
するような場合に、新規登録の顧客に対して電子メール
の送信が行われないようにするためには、上記と同様な
面倒な操作が必要になる。
【0008】この発明は、上記のような従来の電子メー
ル送信システムにおける問題点を解決するために為され
たものである。
【0009】すなわち、この発明は、電子メール受信者
に対する電子メールの重複送信を防止したり、または、
既送信者のみに次の電子メールの送信を行う等の電子メ
ール送信制御を簡易な操作によって行うことが出来る電
子メール送信制御方法を提供することを第1の目的とし
ている。
【0010】さらに、この発明は、上記第1の目的を達
成するための電子メール送信制御方法の実施に使用され
る電子メール送信制御用記録媒体を提供することを第2
の目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明による電子メ
ール送信方法は、上記第1の目的を達成するために、電
子メール受信者に関するメールアドレスデータを含む個
別情報が記録されたメール受信者データファイルを登録
するデータベースを電子メール送信システムに備え、こ
のデータベースに登録される前記メール受信者データフ
ァイルに、このメール受信者データファイルのメールア
ドレスデータに基づいて送信される電子メールの識別符
号による送信履歴データを記録し、電子メールの識別符
号が指定されて電子メールの送信が行われる際に、その
指定された電子メールの識別符号が前記メール受信者デ
ータファイルの送信履歴データに記録されているか否か
により、そのメール受信者データファイルの電子メール
受信者への電子メール送信を行うか否かの判断を行うこ
とを特徴するしている。
【0012】この第1の発明による電子メール送信方法
によれば、電子メール送信システムにおいて、電子メー
ル受信者の個別情報が記録されたメール受信者データフ
ァイルが登録されて蓄積されているデータベースから、
任意の検索条件に基づいてメール受信者データファイル
が読み出され、そのメールアドレスに電子メールの送信
が行われると、その送信された電子メールの識別符号
が、読み出されたメール受信者データファイルに送信履
歴データとして記録される。
【0013】そして、この電子メールの送信後に、同じ
内容の電子メールの送信が行われる場合や、続編の電子
メールの送信が行われる場合などに、メール受信者デー
タファイルの検索条件とともに先に送信した電子メール
の識別符号が入力されて送信操作が行われると、検索条
件に基づいてデータベースから読み出されたメール受信
者データファイルの送信履歴データと入力された電子メ
ールの識別符号とが比較されて、この入力された電子メ
ールの識別符号が送信履歴データに記録されているか否
かによって、そのメール受信者データファイルの電子メ
ール受信者にこの送信操作による電子メールの送信を行
うか否かの判断が行われる。
【0014】従って、この第1の発明により、例えば電
子メールの送信後にデータベースに新たに登録されたメ
ール受信者データファイルの電子メール受信者に対して
同一内容の電子メールを送信する場合に、検索条件に基
づいてデータベースから、既に電子メールの送信が行わ
れている電子メール受信者のメール受信者データファイ
ルが読み出されても、送信履歴データの記録によってそ
のメール受信者データファイルの電子メール受信者への
電子メールの送信を中止することにより、重複送信が発
生するのを防止することができ、また、先の電子メール
の送信を行った電子メール受信者に対してその続編の電
子メールを送信する場合等に、検索条件に基づいてデー
タベースから、先の電子メールの送信後に登録されたメ
ール受信者データファイルが読み出されても、送信履歴
データの記録によって、先の電子メールが送信されてい
る電子メール受信者にのみ、次の電子メールの送信を行
うようにすることが出来る等、電子メールの送信制御を
簡易な操作によって行うことが出来るようになる。
【0015】第2の発明による電子メール送信方法は、
前記第1の目的を達成するために、第1の発明の構成に
加えて、前記判断において、指定された電子メールの識
別符号が前記メール受信者データファイルの送信履歴デ
ータに記録されているときに、そのメール受信者データ
ファイルの電子メール受信者への電子メール送信の中止
を決定することを特徴としている。
【0016】この第2の発明によれば、新たに送信しよ
うとしている電子メールの識別符号が、その送信先の候
補として選択されたメール受信者データファイルの送信
履歴データに記録されているときには、既に電子メール
の送信が行われていると判断されて、そのメール受信者
データファイルの電子メール受信者への電子メール送信
が中止され、これによって、重複送信の発生が防止され
る。
【0017】第3の発明による電子メール送信方法は、
前記第1の目的を達成するために、第1の発明の構成に
加えて、前記判断において、指定された電子メールの識
別符号が前記メール受信者データファイルの送信履歴デ
ータに記録されているときに、そのメール受信者データ
ファイルの電子メール受信者への電子メール送信を決定
することを特徴としている。
【0018】この第3の発明によれば、新たに電子メー
ルの送信を行うために入力された先に送信されている電
子メールの識別符号が、その送信先の候補として選択さ
れたメール受信者データファイルの送信履歴データに記
録されているときに、先の電子メールが送信されている
と判断されて、そのメール受信者データファイルの電子
メール受信者に新たな電子メールの送信が行われ、これ
によって、先の電子メールの送信後に登録されたメール
受信者データファイルの電子メール受信者への新たな電
子メールの送信が阻止される。
【0019】第4の発明による電子メール送信方法は、
前記第1の目的を達成するために、電子メール受信者に
関するメールアドレスデータを含む個別情報が記録され
たメール受信者データファイルと送信済みメールに関す
る情報が記録されたメールリストを登録するデータベー
スを電子メール送信システムに備え、前記メールリスト
に、送信する電子メールの識別符号をその電子メールを
送信する電子メール受信者の前記メール受信者データフ
ァイルの識別符号とともに記録し、電子メールの識別符
号が指定されて電子メールの送信が行われる際に、電子
メールの送信先の候補として前記データベースから選択
されたメール受信者データファイルの識別符号が、指定
された電子メールの識別符号に対応して前記メールリス
トに記録されているか否かにより、そのメール受信者デ
ータファイルの電子メール受信者に電子メールの送信を
行うか否かを判断することを特徴としている。
【0020】この第4の発明による電子メール送信方法
によれば、電子メール送信システムにおいて、電子メー
ル受信者の個別情報が記録されたメール受信者データフ
ァイルが登録されて蓄積されているデータベースから、
任意の検索条件に基づいてメール受信者データファイル
が読み出され、そのメールアドレスに電子メールの送信
が行われると、その送信された電子メールの識別符号
が、その電子メールを送信した電子メール受信者のメー
ル受信者データファイルの識別符号とともに互いに対応
した状態でメールリストに記録される。
【0021】そして、この電子メールの送信後に、同じ
内容の電子メールの送信が行われる場合や、続編の電子
メールの送信が行われる場合などに、メール受信者デー
タファイルの検索条件とともに先に送信した電子メール
の識別符号が入力されて送信操作が行われると、この入
力された電子メールの識別符号と検索条件に基づいてデ
ータベースから読み出されたメール受信者データファイ
ルの識別符号とがメールリストと比較されて、読み出さ
れているメール受信者データファイルの識別符号が入力
された電子メールの識別符号に対応してメールリストに
記録されているか否かによって、そのメール受信者デー
タファイルの電子メール受信者にこの送信操作による電
子メールの送信を行うか否かの判断が行われる。
【0022】従って、この第5の発明により、例えば電
子メールの送信後にデータベースに新たに登録されたメ
ール受信者データファイルの電子メール受信者に対して
同一内容の電子メールを送信する場合に、検索条件に基
づいてデータベースから、既に電子メールの送信が行わ
れている電子メール受信者のメール受信者データファイ
ルが読み出されても、メールリストの記録によってその
メール受信者データファイルの電子メール受信者への電
子メールの送信を中止することにより、重複送信が発生
するのを防止することができ、また、先の電子メールの
送信を行った電子メール受信者に対してその続編の電子
メールを送信する場合等に、検索条件に基づいてデータ
ベースから、先の電子メールの送信後に登録されたメー
ル受信者データファイルが読み出されても、メールリス
トの記録によって、先の電子メールが送信されている電
子メール受信者にのみ、次の電子メールの送信を行うよ
うにすることが出来る等、電子メールの送信制御を簡易
な操作によって行うことが出来るようになる。
【0023】第5の発明による電子メール送信方法は、
前記第1の目的を達成するために、第4の発明の構成に
加えて、前記判断において、メール受信者データファイ
ルの識別符号が、指定された電子メールの識別符号に対
応してメールリストに記録されているときに、そのメー
ル受信者データファイルの電子メール受信者への電子メ
ール送信の中止を決定することを特徴としている。
【0024】この第5の発明によれば、新たに送信しよ
うとしている電子メールの識別符号に対応して、その送
信先の候補として選択されたメール受信者データファイ
ルの識別符号がメールリストに記録されているときに
は、既に電子メールの送信が行われていると判断され
て、そのメール受信者データファイルの電子メール受信
者への電子メール送信が中止され、これによって、重複
送信の発生が防止される。
【0025】第6の発明による電子メール送信方法は、
前記第1の目的を達成するために、第4の発明の構成に
加えて、前記判断において、メール受信者データファイ
ルの識別符号が、指定された電子メールの識別符号に対
応してメールリストに記録されているときに、そのメー
ル受信者データファイルの電子メール受信者への電子メ
ール送信を決定することを特徴としている。
【0026】この第6の発明によれば、新たに電子メー
ルの送信を行うために入力された先に送信されている電
子メールの識別符号に対応して、その送信先の候補とし
て選択されたメール受信者データファイルの識別符号が
メールリストに記録されているときに、先の電子メール
が送信されていると判断されて、そのメール受信者デー
タファイルの電子メール受信者に新たな電子メールの送
信が行われ、これによって、先の電子メールの送信後に
登録されたメール受信者データファイルの電子メール受
信者への新たな電子メールの送信が阻止される。
【0027】第7の発明による電子メール送信制御用記
録媒体は、前記第2の目的を達成するために、電子メー
ル受信者に関するメールアドレスデータを含む個別情報
が記録されたメール受信者データファイルを登録するデ
ータベースを備えた電子メール送信システムに装備され
る記録媒体であって、このデータベースに登録される前
記メール受信者データファイルに、このメール受信者デ
ータファイルのメールアドレスデータに基づいて送信さ
れる電子メールの識別符号による送信履歴データを記録
する手順と、電子メールの識別符号が指定されて電子メ
ールの送信が行われる際に、その指定された電子メール
の識別符号が前記メール受信者データファイルの送信履
歴データに記録されているか否かにより、そのメール受
信者データファイルの電子メール受信者への電子メール
の送信を行うか否かを判断する手順とを含む電子メール
送信制御プログラムが格納されていることを特徴として
いる。
【0028】この第7の発明による電子メール送信制御
用記録媒体によれば、この電子メール送信制御用記録媒
体が装備された電子メール送信システムにおいて、記録
媒体に格納されている電子メール送信制御プログラムが
起動されることにより、電子メール受信者の個別情報が
記録されたメール受信者データファイルが登録されて蓄
積されているデータベースから、任意の検索条件に基づ
いてメール受信者データファイルが読み出され、そのメ
ールアドレスに電子メールの送信が行われると、その送
信された電子メールの識別符号が、読み出されたメール
受信者データファイルに送信履歴データとして記録され
る。
【0029】そして、この電子メールの送信後に、同じ
内容の電子メールの送信が行われる場合や、続編の電子
メールの送信が行われる場合などに、メール受信者デー
タファイルの検索条件とともに先に送信した電子メール
の識別符号が入力されて送信操作が行われると、検索条
件に基づいてデータベースから読み出されたメール受信
者データファイルの送信履歴データと入力された電子メ
ールの識別符号とが比較されて、この入力された電子メ
ールの識別符号が送信履歴データに記録されているか否
かによって、そのメール受信者データファイルの電子メ
ール受信者にこの送信操作による電子メールの送信を行
うか否かの判断が行われる。
【0030】従って、この第7の発明による電子メール
送信制御用記録媒体が装備された電子メール送信システ
ムによって、例えば電子メールの送信後にデータベース
に新たに登録されたメール受信者データファイルの電子
メール受信者に対して同一内容の電子メールを送信する
場合に、検索条件に基づいてデータベースから、既に電
子メールの送信が行われている電子メール受信者のメー
ル受信者データファイルが読み出されても、送信履歴デ
ータの記録によってそのメール受信者データファイルの
電子メール受信者への電子メールの送信を中止すること
により、重複送信が発生するのを防止することができ、
また、先の電子メールの送信を行った電子メール受信者
に対してその続編の電子メールを送信する場合等に、検
索条件に基づいてデータベースから、先の電子メールの
送信後に登録されたメール受信者データファイルが読み
出されても、送信履歴データの記録によって、先の電子
メールが送信されている電子メール受信者にのみ、次の
電子メールの送信を行うようにすることが出来る等、電
子メールの送信制御を簡易な操作によって行うことが出
来るようになる。
【0031】第8の発明による電子メール送信制御用記
録媒体は、前記第2の目的を達成するために、第7の発
明の構成に加えて、前記判断の手順において、指定され
た電子メールの識別符号が前記メール受信者データファ
イルの送信履歴データに記録されているときに、そのメ
ール受信者データファイルの電子メール受信者への電子
メール送信の中止を決定することを特徴としている。
【0032】この第8の発明による電子メール送信制御
用記録媒体によれば、この電子メール送信制御用記録媒
体が装備された電子メール送信システムにおいて、新た
に送信しようとしている電子メールの識別符号が、その
送信先の候補として選択されたメール受信者データファ
イルの送信履歴データに記録されているときには、既に
電子メールの送信が行われていると判断されて、そのメ
ール受信者データファイルの電子メール受信者への電子
メール送信が中止され、これによって、重複送信の発生
が防止される。
【0033】第9の発明による電子メール送信制御用記
録媒体は、前記第2の目的を達成するために、第7の発
明の構成に加えて、前記判断の手順において、指定され
た電子メールの識別符号が前記メール受信者データファ
イルの送信履歴データに記録されているときに、そのメ
ール受信者データファイルの電子メール受信者への電子
メール送信を決定することを特徴としている。
【0034】この第9の発明による電子メール送信制御
用記録媒体によれば、この電子メール送信制御用記録媒
体が装備された電子メール送信システムにおいて、新た
に電子メールの送信を行うために入力された先に送信さ
れている電子メールの識別符号が、その送信先の候補と
して選択されたメール受信者データファイルの送信履歴
データに記録されているときに、先の電子メールが送信
されていると判断されて、そのメール受信者データファ
イルの電子メール受信者に新たな電子メールの送信が行
われ、これによって、先の電子メールの送信後に登録さ
れたメール受信者データファイルの電子メール受信者へ
の新たな電子メールの送信が阻止される。
【0035】第10の発明による電子メール送信制御用
記録媒体は、前記第2の目的を達成するために、メール
アドレスデータを含む電子メール受信者に関する個別情
報が記録されたメール受信者データファイルと送信済み
メールに関する情報が記録されたメールリストを登録す
るデータベースを備えた電子メール送信システムに装備
される記録媒体であって、前記メールリストに、送信が
行われる電子メールの識別符号をその電子メールを送信
する電子メール受信者の前記メール受信者データファイ
ルの識別符号とともに記録する手順と、電子メールの識
別符号が指定されて電子メールの送信が行われる際に、
電子メールの送信先の候補として前記データベースから
選択されたメール受信者データファイルの識別符号が、
電子メールの指定された識別符号に対応して前記メール
リストに記録されているか否かにより、そのメール受信
者データファイルの電子メール受信者に電子メールの送
信を行うか否かを判断する手順とを含む電子メール送信
制御プログラムが格納されていることを特徴としてい
る。
【0036】この第10の発明による電子メール送信制
御用記録媒体によれば、この電子メール送信制御用記録
媒体が装備された電子メール送信システムにおいて、電
子メール受信者の個別情報が記録されたメール受信者デ
ータファイルが登録されて蓄積されているデータベース
から、任意の検索条件に基づいてメール受信者データフ
ァイルが読み出され、そのメールアドレスに電子メール
の送信が行われると、その送信された電子メールの識別
符号が、その電子メールを送信した電子メール受信者の
メール受信者データファイルの識別符号とともに互いに
対応した状態でメールリストに記録される。
【0037】そして、この電子メールの送信後に、同じ
内容の電子メールの送信が行われる場合や、続編の電子
メールの送信が行われる場合などに、メール受信者デー
タファイルの検索条件とともに先に送信した電子メール
の識別符号が入力されて送信操作が行われると、この入
力された電子メールの識別符号と検索条件に基づいてデ
ータベースから読み出されたメール受信者データファイ
ルの識別符号とがメールリストと比較されて、読み出さ
れているメール受信者データファイルの識別符号が入力
された電子メールの識別符号に対応してメールリストに
記録されているか否かによって、そのメール受信者デー
タファイルの電子メール受信者にこの送信操作による電
子メールの送信を行うか否かの判断が行われる。
【0038】従って、この第5の発明による電子メール
送信制御用記録媒体が装備された電子メール送信システ
ムによって、例えば電子メールの送信後にデータベース
に新たに登録されたメール受信者データファイルの電子
メール受信者に対して同一内容の電子メールを送信する
場合に、検索条件に基づいてデータベースから、既に電
子メールの送信が行われている電子メール受信者のメー
ル受信者データファイルが読み出されても、メールリス
トの記録によってそのメール受信者データファイルの電
子メール受信者への電子メールの送信を中止することに
より、重複送信が発生するのを防止することができ、ま
た、先の電子メールの送信を行った電子メール受信者に
対してその続編の電子メールを送信する場合等に、検索
条件に基づいてデータベースから、先の電子メールの送
信後に登録されたメール受信者データファイルが読み出
されても、メールリストの記録によって、先の電子メー
ルが送信されている電子メール受信者にのみ、次の電子
メールの送信を行うようにすることが出来る等、電子メ
ールの送信制御を簡易な操作によって行うことが出来る
ようになる。
【0039】第11の発明による電子メール送信制御用
記録媒体は、前記第2の目的を達成するために、第10
の発明の構成に加えて、前記判断の手順において、メー
ル受信者データファイルの識別符号が、電子メールの指
定された識別符号に対応してメールリストに記録されて
いるときに、そのメール受信者データファイルの電子メ
ール受信者への電子メール送信の中止を決定することを
特徴としている。
【0040】この第11の発明による電子メール送信制
御用記録媒体によれば、この電子メール送信制御用記録
媒体が装備された電子メール送信システムにおいて、新
たに送信しようとしている電子メールの識別符号に対応
して、その送信先の候補として選択されたメール受信者
データファイルの識別符号がメールリストに記録されて
いるときには、既に電子メールの送信が行われていると
判断されて、そのメール受信者データファイルの電子メ
ール受信者への電子メール送信が中止され、これによっ
て、重複送信の発生が防止される。
【0041】第12の発明による電子メール送信制御用
記録媒体は、前記第2の目的を達成するために、第10
の発明の構成に加えて、前記判断の手順において、メー
ル受信者データファイルの識別符号が、電子メールの指
定された識別符号に対応してメールリストに記録されて
いるときに、そのメール受信者データファイルの電子メ
ール受信者への電子メール送信を決定することを特徴と
している。
【0042】この第12の発明による電子メール送信制
御用記録媒体によれば、この電子メール送信制御用記録
媒体が装備された電子メール送信システムにおいて、新
たに電子メールの送信を行うために入力された先に送信
されている電子メールの識別符号に対応して、その送信
先の候補として選択されたメール受信者データファイル
の識別符号がメールリストに記録されているときに、先
の電子メールが送信されていると判断されて、そのメー
ル受信者データファイルの電子メール受信者に新たな電
子メールの送信が行われ、これによって、先の電子メー
ルの送信後に登録されたメール受信者データファイルの
電子メール受信者への新たな電子メールの送信が阻止さ
れる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
【0044】図1は、本件の発明者が新たに提案を行っ
ている電子メール送信システムの実施形態の一例を示す
システム構成図であり、以下においては、本発明が、こ
の図1の電子メール送信システムに適用される場合を例
にとって説明を行い、さらに、この図1の電子メール送
信システムが、例えば企業などにおいて、それぞれ個別
の顧客を有している営業部員や広報部員,ユーザサポー
トスタッフなどがその顧客に対して電子メールの配信サ
ービスを行うのに用いられる場合を例に挙げて説明を行
う。
【0045】この図1において、電子メール送信システ
ムSは、営業部員や広報部員,技術サポートスタッフな
ど(以下、ユーザという)が電子メールの送信操作を行
う端末機10に、後述するような顧客情報が蓄積される
顧客データベース10Aと、メール本文データが蓄積さ
れる文書データベース10Bが備えられている。
【0046】そして、この端末機10は、LANによっ
てメールサーバ11に接続され、このメールサーバ11
を介してインターネットIに接続されて、所要のクライ
アント端末機Tに電子メールの送信を行うようになって
いる。
【0047】この電子メール送信システムSは、電子メ
ールの送信操作を行う端末機10が、メール受信者デー
タベースと文書データベースを備えていて、各端末機1
0毎に、顧客管理および送信メールの管理を容易に行う
ことができ、小回りの利く営業活動やサービス活動等を
行うことが出来るとともに、小規模なビジネス形態等に
おいても使用が容易になるといったと特徴を備えている
ものである。
【0048】図2は、電子メール送信システムSの顧客
データベース10Aに蓄積される個々の顧客データファ
イルFを示す画面図である。
【0049】この顧客データファイルFには、顧客の基
本属性(個人情報)欄Faと、拡張属性記入欄Fbと、
システム管理情報記入欄Fcが設けられている。
【0050】そして、基本属性欄Faには、自動採番に
よって付される顧客IDの記入欄と、氏名,氏名(か
な),会社名,部署名,生年月日,性別,住所(郵便番
号,都道府県,市町村,建物名),電話番号,FAX番
号,メールアドレス,DM送付可否,Eメール送付可
否,メールタイプの記入欄が設けられている。拡張属性
欄Fbには、それぞれユーザによって任意に設定が可能
な項目の記入欄A〜Tが向けられている。
【0051】この拡張属性欄Fbの項目記入欄A〜T
は、例えば「ニックネーム」や「家族の人数」,「商品
購買歴」,「入会年月日」等の項目が任意に設定され
て、基本属性欄Faに記入される基本属性を拡張する情
報が記入されることにより、後述するような顧客の検索
条件の設定やメール文章のカスタマイズなどの処理が、
ユーザの利用目的に合わせて任意に行われるようになっ
ている。
【0052】そして、この拡張属性欄Fbの何れかの項
目(この例では項目A)に、後述するように、この顧客
データファイルFに基づいて送信された電子メールのメ
ールIDを示すデータが記録されるメール送信履歴項目
Fb1が設定されている。
【0053】システム管理情報欄Fcには、送信済みメ
ールID,禁止フラグ,開封フラグ,クリックフラグな
どの顧客データファイルFに基づいて送信される電子メ
ールに関する情報の記入欄が設けられている。
【0054】この顧客データファイルFは、端末機10
によって、ユーザが、基本属性欄Faの各記入欄に、各
顧客の個人データを記入し、さらに、拡張属性欄Fbに
ユーザが任意に設定した項目にそれぞれの事項を記入し
て作成し、登録を行うことによって顧客データベース1
0Aに蓄積される。
【0055】図3は、文書データベース10Bのあらか
じめ設定された記憶領域に記録される送信済み電子メー
ルのリストテーブルを示しており、この送信済みメール
リストLには、送信された電子メールのIDを記録する
メールID欄Laとその電子メールが送信された顧客I
Dが記録される顧客ID欄Lbが設定されていて、後述
するように、電子メール送信システムSによって電子メ
ールの送信が行われると、その送信された電子メールに
付されたメールIDがメールID欄Laに、また、その
電子メールの送信先が顧客ID欄Lbにそれぞれ記録さ
れるようになっている。
【0056】上記電子メール送信システムSは、端末機
10のハードディスクやCD−ROMドライブに装填さ
れるCD−ROMなどの記録媒体に格納された電子メー
ル送信アプリケーション・プログラムに従って、電子メ
ールの送信のための手順を実行する。
【0057】次に、端末機10において、記録媒体から
読み出された電子メール送信アプリケーション・プログ
ラムによって実行される電子メール送信の手順を、先ず
図4および5に示されるフローチャートに基づいて説明
する。
【0058】図4において、複数の顧客に電子メールの
送信を行う場合に、端末機10に顧客データの検索条件
を入力して(ステップs1)、顧客データベース10A
に登録されている顧客のなかから、送信しようとする電
子メールの内容に適合する顧客の検索を行って、その顧
客の顧客データファイルFを顧客データベース10Aか
ら読み出す(ステップs2)。
【0059】このステップs1において入力される検索
条件は、ユーザが、顧客データファイルFにおいて設定
されている個人情報の属性の中から、送信しようとする
電子メールの内容に最も適合する顧客が検索されるよう
に、任意に選択されて組み合わされることによって設定
される。
【0060】例えば、女性用品の広告メールを送信する
際に、「30代」の「女性」で「目黒区」に住み自社商
品の「購買歴がある」といった設定によって、検索条件
の設定が行われる。
【0061】次に、ステップs2において読み出された
複数の顧客データファイルFから、送信アドレスリスト
を作成した後(ステップs3)、この送信アドレスリス
トに基づいて、各顧客のメールアドレスデータを、後述
するように、端末機10の文書データベース10Bにあ
らかじめ登録されていてこの文書データべース10Bか
ら読み出されたメール本文にそれぞれ付加することによ
って、図6に示されるように、送信を行う顧客毎に、そ
れぞれ電子メールファイルf1,f2,f3…を作成す
る(ステップs4)。
【0062】なお、ステップs3において作成された送
信アドレスリストは、検索条件に対応する宛先グループ
として、任意の名称を付して保存しておくことにより、
同様の内容の電子メールを送信する際に,再度送信対象
者として簡単に呼び出すことができるようになる。
【0063】この顧客毎に作成された電子メールファイ
ルf1,f2,f3…のそれぞれのメール本文は、全て
同一内容のものでもよく、また、オリジナル文書に顧客
毎に修正を加えたものであってもよい。
【0064】そして、このようにして作成された各電子
メールファイルf1,f2,f3…にそれぞれメールI
Dを自動生成によって付加した後(ステップs5)、各
電子メールファイルf1,f2,f3…毎にその送信処
理を行う(ステップs6)。
【0065】図5は、このステップs6におけるメール
送信処理のルーチンを示すフローチャートである。
【0066】この図5において、各電子メールファイル
f1,f2,f3…の作成が終了して、ユーザが端末機
10に対して送信要求の入力を行うと、送信アドレスリ
ストにリストアップされている顧客の顧客IDを順に取
り込んで(ステップs61)、この顧客IDに対応する
顧客データファイルFに電子メールの送信が行われない
ようにするための禁止フラグが含まれているか否かの判
断を行ってゆく(ステップs62)。
【0067】そして、このステップs62において、禁
止フラグが立てられていると判断された顧客IDに対し
ては、その顧客のメールアドレスへの電子メールの送信
処理を中止する。
【0068】また、禁止フラグが立てられていないと判
断された顧客IDに対しては、その顧客IDの顧客デー
タファイルFのメール送信履歴項目Fb1の記録欄(図
2参照)に送信を行う電子メールに付されたメールID
を記録して、顧客データベース10Aの更新を行うとと
もに、文書データベース10Bにその送信を行う電子メ
ールの送信済みメールリストL(図3参照)を作成し
て、メールID欄LaへのメールIDの記録と顧客ID
欄Lbへの送信先顧客IDの記録を行って文書データベ
ース10Bの更新を行う(ステップs63)。
【0069】この後、その顧客のメールアドレスへの電
子メールファイルの送信を実行する(ステップs6
4)。
【0070】以上のような手順を送信アドレスリストに
リストアップされている各顧客のID毎に行い、全ての
顧客IDに対して処理が終了したか否かの判断を行って
(ステップs65)、処理が全て完了した後、一連のメ
ール送信処理を終了する。
【0071】次に、電子メールの送信が行われた後、顧
客データベース10Aに新たな顧客の顧客データファイ
ルFの登録が有ったときに、この新規に登録された顧客
に対して同じ電子メールの送信を行う場合の送信手順に
ついて、図7および8のフローチャートに基づいて説明
を行う。
【0072】図7は、電子メールの重複送信を防止する
ための送信対象の顧客の選択を、文書データベース10
Bに保存されている送信済みメールリストLの記録に基
づいて行う場合の手順を示している。
【0073】この図7の手順で電子メール送信対象の顧
客の選択を行う場合に、端末機10に、図4のステップ
s1の場合と同様の顧客検索条件と送信対象の電子メー
ルに前回の送信の際に付与されたメールIDの入力が行
われると(ステップsa1)、顧客データベース10A
に登録されている顧客データファイルFのうち、入力さ
れた顧客検索条件に該当する顧客データファイルFの顧
客IDと、入力されたメールIDに基づいて、文書デー
タベース10Bに登録されている送信済みメールリスト
Lのチェックに移行する(ステップsa2)。
【0074】そして、送信済みメールリストLのメール
ID欄Laの入力されたメールID(送信対象のメール
ID)に対応する顧客ID欄Lbに、顧客検索条件に該
当する顧客データファイルFの顧客IDが記録されてい
るか否かの判断を行う(ステップsa3)。
【0075】このステップsa3において、送信対象の
メールIDに対応する顧客ID欄Lbに顧客検索条件に
該当する顧客データファイルFの顧客IDが記録されて
いないと判断された場合には、その顧客には送信対象の
電子メールが未送信であるので、その顧客データファイ
ルFの読み出しを行って(ステップsa4)、顧客デー
タファイルFに記録されたメールアドレスデータを、新
たに作成される送信アドレスリストに記録する(ステッ
プsa5)。
【0076】また、ステップsa3において、送信対象
のメールIDに対応する顧客ID欄Lbに顧客検索条件
に該当する顧客データファイルFの顧客IDが記録され
ていると判断された場合には、その顧客には送信対象の
電子メールが既に送信されているので、顧客データファ
イルFの読み出しを行うことなく、顧客検索条件に該当
する他の顧客データファイルFについてのチェックを行
う。
【0077】ステップsa5の後、送信済みメールリス
トLの送信対象のメールIDに対応する顧客ID欄Lb
に、読み出された顧客データファイルFの顧客IDを追
加記録して送信済みメールリストLの更新を行い(ステ
ップsa6)、さらに、読み出された顧客データファイ
ルFの拡張属性欄Fbのメール送信履歴項目Fb1に送
信する電子メールのメールIDを記録して顧客データフ
ァイルFの更新を行う(ステップsa7)。
【0078】以上のようにして、顧客検索条件に該当す
る全ての顧客データファイルFについての送信済みメー
ルリストLのチェックが終了した後(ステップsa
8)、作成された送信アドレスリストにリストアップさ
れているメールアドレスに対して、電子メールの送信を
実行する(ステップsa9)。
【0079】図8は、電子メールの重複送信を防止する
ための送信対象の顧客の選択を、顧客データベース10
Aに保存されている顧客データファイルFの拡張属性欄
Fbのメール送信履歴項目Fb1の記録に基づいて行う
場合の手順を示している。
【0080】この図8の手順で電子メール送信対象の顧
客の選択を行う場合に、端末機10に、図4のステップ
s1の場合と同様の顧客検索条件と送信対象の電子メー
ルに前回の送信の際に付与されたメールIDの入力が行
われると(ステップsb1)、顧客データベース10A
に登録されている顧客データファイルFのうち、入力さ
れた顧客検索条件に該当する顧客データファイルFに対
して、その拡張属性欄Fbのメール送信履歴項目Fb1
のチェックを行う(ステップsb2)。
【0081】そして、顧客検索条件に該当する顧客デー
タファイルFのメール送信履歴項目Fb1に、入力され
たメールID(送信対象の電子メールのメールID)が
記録されているか否かの判断を行う(ステップsb
3)。
【0082】このステップsa3において、顧客データ
ファイルFのメール送信履歴項目Fb1に送信対象のメ
ールIDが記録されていないと判断された場合には、そ
の顧客には送信対象の電子メールが未送信であるので、
その顧客データファイルFの読み出しを行って(ステッ
プsb4)、顧客データファイルFに記録されたメール
アドレスデータを、新たに作成される送信アドレスリス
トに記録する(ステップsb5)。
【0083】また、ステップsb3において、顧客デー
タファイルFのメール送信履歴項目Fb1に送信対象の
メールIDが記録されていると判断された場合には、そ
の顧客には送信対象の電子メールが既に送信されている
ので、その顧客データファイルFの読み出しを行うこと
なく、顧客検索条件に該当する他の顧客データファイル
Fについてのチェックに移行する。
【0084】ステップsb5の後、送信済みメールリス
トLの送信対象のメールIDに対応する顧客ID欄Lb
に、読み出された顧客データファイルFの顧客IDを追
加記録して送信済みメールリストLの更新を行い(ステ
ップsb6)、さらに、読み出された顧客データファイ
ルFの拡張属性欄Fbのメール送信履歴項目Fb1に送
信する電子メールのメールIDを記録して顧客データフ
ァイルFの更新を行う(ステップsb7)。
【0085】以上のようにして、顧客検索条件に該当す
る全ての顧客データファイルFについてのチェックが終
了した後(ステップsb8)、作成された送信アドレス
リストにリストアップされているメールアドレスに対し
て、電子メールの送信を実行する(ステップsb9)。
【0086】なお、上記の例においては、電子メールの
重複送信を防止する場合の例について説明を行ったが、
例えば、新規顧客の登録が有った場合に、先に電子メー
ルを送信している顧客にのみその電子メールの続編を送
信するような場合には、図7の場合には、ステップsa
3および4において、送信対象のメールIDに対応する
顧客ID欄Lbに記録されている顧客IDの顧客データ
ファイルFの読み出しを行い、また、図8の場合には、
ステップsb3および4において、メール送信履歴項目
Fb1に送信対象のメールIDが記録されている顧客デ
ータファイルFの読み出しを行うことによって、前回に
電子メールの送信が行われた顧客のメールアドレスデー
タのみをリストアップすることが出来る。
【0087】上記の電子メール送信システムの使用対象
者(ユーザ)としては、前述したような企業の営業,広
報,ユーザサポートなどの顧客対応部員のほか、EC事
業者,会員事務局の会報発行担当者,電子メールを多用
するビジネスマンや一般ユーザなどが考えられ、また、
その用途としては、新商品案内等の顧客向けダイレクト
メール,メールマガジンの配信,ユーザサポート用のサ
ービスメール,ECショップでの顧客コミュニケーショ
ン用メール,メールによる会報の発行,同好会のネット
ワーク作り,友人同士のパーティ・コンパの案内,グリ
ーティングメール,年賀状メールなど、同時に複数のメ
ールアドレスに電子メールの送信を行うようなほとんど
の場合が考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される電子メール送信システム
の一例を示すシステム構成図である。
【図2】この発明の実施に使用される顧客データファイ
ルの一例を示すファイル構成図である。
【図3】この発明の実施に使用される送信済みメールリ
ストLの一例を示すテーブル図である。
【図4】図1の電子メール送信システムにおける電子メ
ール送信手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】同例における電子メール送信処理手順の一例を
示すフローチャートである。
【図6】同例における電子メールファイルの作成手順を
示す概念図である。
【図7】この発明による重複送信の防止手順の一例を示
すフローチャートである。
【図8】この発明による重複送信の防止手順の他の例を
示すフローチャートである。
【図9】従来の電子メール送信システムを示すシステム
構成図である。
【符号の説明】
10 …端末機 10A …顧客データベース(データベース) 10B …文書データベース(データベース) 11 …メールサーバ F …顧客データファイル(メール受信者データ
ファイル) Fa …基本属性欄 Fb …拡張属性欄 Fb1 …メール送信履歴項目 Fc …システム管理情報欄 L …送信済みメールリスト(メールリスト) La …メールID欄 Lb …顧客ID欄 f …電子メールファイル S …電子メール送信システム T …クライアント端末機 I …インターネット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メール受信者に関するメールアドレ
    スデータを含む個別情報が記録されたメール受信者デー
    タファイルを登録するデータベースを電子メール送信シ
    ステムに備え、 このデータベースに登録される前記メール受信者データ
    ファイルに、このメール受信者データファイルのメール
    アドレスデータに基づいて送信される電子メールの識別
    符号による送信履歴データを記録し、 電子メールの識別符号が指定されて電子メールの送信が
    行われる際に、その指定された電子メールの識別符号が
    前記メール受信者データファイルの送信履歴データに記
    録されているか否かにより、そのメール受信者データフ
    ァイルの電子メール受信者への電子メール送信を行うか
    否かの判断を行う、 ことを特徴する電子メール送信制御方法。
  2. 【請求項2】 前記判断において、指定された電子メー
    ルの識別符号が前記メール受信者データファイルの送信
    履歴データに記録されているときに、そのメール受信者
    データファイルの電子メール受信者への電子メール送信
    の中止を決定する請求項1に記載の電子メール送信制御
    方法。
  3. 【請求項3】 前記判断において、指定された電子メー
    ルの識別符号が前記メール受信者データファイルの送信
    履歴データに記録されているときに、そのメール受信者
    データファイルの電子メール受信者への電子メール送信
    を決定する請求項1に記載の電子メール送信制御方法。
  4. 【請求項4】 電子メール受信者に関するメールアドレ
    スデータを含む個別情報が記録されたメール受信者デー
    タファイルと送信済みメールに関する情報が記録された
    メールリストを登録するデータベースを電子メール送信
    システムに備え、 前記メールリストに、送信する電子メールの識別符号を
    その電子メールを送信する電子メール受信者の前記メー
    ル受信者データファイルの識別符号とともに記録し、 電子メールの識別符号が指定されて電子メールの送信が
    行われる際に、電子メールの送信先の候補として前記デ
    ータベースから選択されたメール受信者データファイル
    の識別符号が、指定された電子メールの識別符号に対応
    して前記メールリストに記録されているか否かにより、
    そのメール受信者データファイルの電子メール受信者に
    電子メールの送信を行うか否かを判断する、 ことを特徴する電子メール送信制御方法。
  5. 【請求項5】 前記判断において、メール受信者データ
    ファイルの識別符号が、指定された電子メールの識別符
    号に対応してメールリストに記録されているときに、そ
    のメール受信者データファイルの電子メール受信者への
    電子メール送信の中止を決定する請求項4に記載の電子
    メール送信制御方法。
  6. 【請求項6】 前記判断において、メール受信者データ
    ファイルの識別符号が、指定された電子メールの識別符
    号に対応してメールリストに記録されているときに、そ
    のメール受信者データファイルの電子メール受信者への
    電子メール送信を決定する請求項4に記載の電子メール
    送信制御方法。
  7. 【請求項7】 電子メール受信者に関するメールアドレ
    スデータを含む個別情報が記録されたメール受信者デー
    タファイルを登録するデータベースを備えた電子メール
    送信システムに装備される記録媒体であって、 このデータベースに登録される前記メール受信者データ
    ファイルに、このメール受信者データファイルのメール
    アドレスデータに基づいて送信される電子メールの識別
    符号による送信履歴データを記録する手順と、電子メー
    ルの識別符号が指定されて電子メールの送信が行われる
    際に、その指定された電子メールの識別符号が前記メー
    ル受信者データファイルの送信履歴データに記録されて
    いるか否かにより、そのメール受信者データファイルの
    電子メール受信者への電子メールの送信を行うか否かを
    判断する手順とを含む電子メール送信制御プログラムが
    格納されていることを特徴する電子メール送信制御用記
    録媒体。
  8. 【請求項8】 前記判断の手順において、指定された電
    子メールの識別符号が前記メール受信者データファイル
    の送信履歴データに記録されているときに、そのメール
    受信者データファイルの電子メール受信者への電子メー
    ル送信の中止を決定する請求項7に記載の電子メール送
    信制御用記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記判断の手順において、指定された電
    子メールの識別符号が前記メール受信者データファイル
    の送信履歴データに記録されているときに、そのメール
    受信者データファイルの電子メール受信者への電子メー
    ル送信を決定する請求項7に記載の電子メール送信制御
    用記録媒体。
  10. 【請求項10】 メールアドレスデータを含む電子メー
    ル受信者に関する個別情報が記録されたメール受信者デ
    ータファイルと送信済みメールに関する情報が記録され
    たメールリストを登録するデータベースを備えた電子メ
    ール送信システムに装備される記録媒体であって、 前記メールリストに、送信が行われる電子メールの識別
    符号をその電子メールを送信する電子メール受信者の前
    記メール受信者データファイルの識別符号とともに記録
    する手順と、電子メールの識別符号が指定されて電子メ
    ールの送信が行われる際に、電子メールの送信先の候補
    として前記データベースから選択されたメール受信者デ
    ータファイルの識別符号が、電子メールの指定された識
    別符号に対応して前記メールリストに記録されているか
    否かにより、そのメール受信者データファイルの電子メ
    ール受信者に電子メールの送信を行うか否かを判断する
    手順とを含む電子メール送信制御プログラムが格納され
    ていることを特徴する電子メール送信制御用記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記判断の手順において、メール受信
    者データファイルの識別符号が、電子メールの指定され
    た識別符号に対応してメールリストに記録されていると
    きに、そのメール受信者データファイルの電子メール受
    信者への電子メール送信の中止を決定する請求項10に
    記載の電子メール送信制御用記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記判断の手順において、メール受信
    者データファイルの識別符号が、電子メールの指定され
    た識別符号に対応してメールリストに記録されていると
    きに、そのメール受信者データファイルの電子メール受
    信者への電子メール送信を決定する請求項10に記載の
    電子メール送信制御用記録媒体。
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