JP2002281092A - 電子メール応答データ収集方法および電子メール応答データ収集制御用記録媒体 - Google Patents
電子メール応答データ収集方法および電子メール応答データ収集制御用記録媒体Info
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- JP2002281092A JP2002281092A JP2001074222A JP2001074222A JP2002281092A JP 2002281092 A JP2002281092 A JP 2002281092A JP 2001074222 A JP2001074222 A JP 2001074222A JP 2001074222 A JP2001074222 A JP 2001074222A JP 2002281092 A JP2002281092 A JP 2002281092A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配信された電子メールに対する応答の状態を
示すデータの収集を自動的に行うことができる電子メー
ル応答データ収集方法を提供する。 【解決手段】 電子メール配信リストLにメッセージI
D記録欄Laと送信数記録欄Lb,開封数記録欄Lcを
設け、送信する電子メールに受信側端末機からリターン
メールを発信するための設定と、電子メールの同一性を
示すメッセージIDの付与を行い、電子メール配信リス
トLのメッセージID記録欄Laに送信した電子メール
に付与したメッセージIDを記録するとともに、送信数
記録欄Lbにその電子メールの送信数を記録し、電子メ
ールの送信後に受信したリターンメールの数をカウント
してそのカウント数を、リターンメールに含まれている
メッセージIDに対応させて開封数記録欄Lcに記録す
る。
示すデータの収集を自動的に行うことができる電子メー
ル応答データ収集方法を提供する。 【解決手段】 電子メール配信リストLにメッセージI
D記録欄Laと送信数記録欄Lb,開封数記録欄Lcを
設け、送信する電子メールに受信側端末機からリターン
メールを発信するための設定と、電子メールの同一性を
示すメッセージIDの付与を行い、電子メール配信リス
トLのメッセージID記録欄Laに送信した電子メール
に付与したメッセージIDを記録するとともに、送信数
記録欄Lbにその電子メールの送信数を記録し、電子メ
ールの送信後に受信したリターンメールの数をカウント
してそのカウント数を、リターンメールに含まれている
メッセージIDに対応させて開封数記録欄Lcに記録す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メール配信サー
ビスを行う電子メール送信システムにおいて、配信した
電子メールの開封数や送信エラー等に関する応答データ
を収集する方法、および、この電子メールの応答データ
の収集を行うプログラムが格納された記録媒体に関す
る。
ビスを行う電子メール送信システムにおいて、配信した
電子メールの開封数や送信エラー等に関する応答データ
を収集する方法、および、この電子メールの応答データ
の収集を行うプログラムが格納された記録媒体に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図8は、例えば営業や
広報活動,各種ユーザサポート情報の提供などを目的と
する電子メールを配信するために、企業等に設置された
従来の電子メール送信システムを示している。
広報活動,各種ユーザサポート情報の提供などを目的と
する電子メールを配信するために、企業等に設置された
従来の電子メール送信システムを示している。
【0003】この従来の電子メール送信システムS’
は、例えば、ダイレクトメール(DM)やメールマガジ
ンなどの電子メールによる配信サービスを行っている企
業内等において、電子メールの配信を行う顧客などの電
子メールアドレスを含む顧客情報や配信するメールの内
容データなどの各種情報を蓄積するデータベースサーバ
1と、インターネットIにアクセスしてクライアント端
末機Tに電子メールを送信するメールサーバ2と、電子
メールの配信を行う顧客のデータベースサーバ1への登
録やメールサーバ2に対して電子メールの配信要求を行
う端末機3が、互いにLANによって接続されることに
より構成されている。
は、例えば、ダイレクトメール(DM)やメールマガジ
ンなどの電子メールによる配信サービスを行っている企
業内等において、電子メールの配信を行う顧客などの電
子メールアドレスを含む顧客情報や配信するメールの内
容データなどの各種情報を蓄積するデータベースサーバ
1と、インターネットIにアクセスしてクライアント端
末機Tに電子メールを送信するメールサーバ2と、電子
メールの配信を行う顧客のデータベースサーバ1への登
録やメールサーバ2に対して電子メールの配信要求を行
う端末機3が、互いにLANによって接続されることに
より構成されている。
【0004】そして、この従来の電子メール送信システ
ムSは、営業部員や広報担当者,ユーザサポート担当者
などが、端末機3から電子メールの配信先や配信するメ
ールの内容データの検索を行って、その電子メールの配
信要求を行うと、データベースサーバ1において、蓄積
されている顧客情報のなかから検索条件に適合する顧客
情報の検索がなされて、その検索によって顧客情報とメ
ールの内容データが読み出されると、メールサーバ2
が、インターネットIにアクセスして、読み出された各
顧客情報に基づいてそのメールアドレスのクライアント
端末機Tに、それぞれ内容データを含む電子メールの配
信を行うようになっている。
ムSは、営業部員や広報担当者,ユーザサポート担当者
などが、端末機3から電子メールの配信先や配信するメ
ールの内容データの検索を行って、その電子メールの配
信要求を行うと、データベースサーバ1において、蓄積
されている顧客情報のなかから検索条件に適合する顧客
情報の検索がなされて、その検索によって顧客情報とメ
ールの内容データが読み出されると、メールサーバ2
が、インターネットIにアクセスして、読み出された各
顧客情報に基づいてそのメールアドレスのクライアント
端末機Tに、それぞれ内容データを含む電子メールの配
信を行うようになっている。
【0005】ここで、上記のようにして配信された電子
メールがその配信の目的を達成するためには、配信され
た電子メールが顧客のクライアント端末機Tに受信され
ていること、および、顧客がその配信された電子メール
の開封を行うことが必要である。
メールがその配信の目的を達成するためには、配信され
た電子メールが顧客のクライアント端末機Tに受信され
ていること、および、顧客がその配信された電子メール
の開封を行うことが必要である。
【0006】すなわち、電子メールの配信を行っても、
登録されている顧客情報のメールアドレスが間違ってい
たり、または、配信を行うメールアドレスが抹消されて
いるような場合には、その顧客へのメール配信処理が無
駄になってしまうため、電子メールの配信サービスを行
う企業等においては、送信エラーの発生を防止して効率
的な電子メールの配信サービスが行えるようにするとい
う要求がある。
登録されている顧客情報のメールアドレスが間違ってい
たり、または、配信を行うメールアドレスが抹消されて
いるような場合には、その顧客へのメール配信処理が無
駄になってしまうため、電子メールの配信サービスを行
う企業等においては、送信エラーの発生を防止して効率
的な電子メールの配信サービスが行えるようにするとい
う要求がある。
【0007】また、配信された電子メールがクライアン
ト端末機Tにおいて受信されていても、その電子メール
が開封されなければ、配信サービスを行う側にとって、
その電子メールによる広告効果や情報伝達効果などの配
信サービスの目的を達成することが出来ない。
ト端末機Tにおいて受信されていても、その電子メール
が開封されなければ、配信サービスを行う側にとって、
その電子メールによる広告効果や情報伝達効果などの配
信サービスの目的を達成することが出来ない。
【0008】このため、電子メールの配信サービスを行
う企業等やその企業等における電子メールの配信担当者
等においては、配信した電子メールの受信状態、およ
び、その電子メールの顧客毎の開封率や顧客の分類によ
る開封率の違い等に関するデータを収集して、顧客にお
ける配信した電子メールに対する応答の状態を把握する
ことにより、効果的な電子メールの配信サービスが行え
るようにすることが強く要望されている。
う企業等やその企業等における電子メールの配信担当者
等においては、配信した電子メールの受信状態、およ
び、その電子メールの顧客毎の開封率や顧客の分類によ
る開封率の違い等に関するデータを収集して、顧客にお
ける配信した電子メールに対する応答の状態を把握する
ことにより、効果的な電子メールの配信サービスが行え
るようにすることが強く要望されている。
【0009】しかしながら、従来の電子メール送信シス
テムにおいては、配信した電子メールの応答に関するデ
ータを自動的に収集する手段がなく、例えば、送信エラ
ーが続く顧客等に対しては、電子メールの配信操作を行
うオペレータ等が、手作業でその顧客のメールアドレス
データを削除するなどの処理を行う必要がある。
テムにおいては、配信した電子メールの応答に関するデ
ータを自動的に収集する手段がなく、例えば、送信エラ
ーが続く顧客等に対しては、電子メールの配信操作を行
うオペレータ等が、手作業でその顧客のメールアドレス
データを削除するなどの処理を行う必要がある。
【0010】この発明は、上記のような従来の電子メー
ル送信システムにおける問題点を解決するために為され
たものである。すなわち、この発明は、配信された電子
メールに対する応答の状態を示すデータの収集を自動的
に行うことができる電子メール応答データ収集方法を提
供することを第1の目的としている。
ル送信システムにおける問題点を解決するために為され
たものである。すなわち、この発明は、配信された電子
メールに対する応答の状態を示すデータの収集を自動的
に行うことができる電子メール応答データ収集方法を提
供することを第1の目的としている。
【0011】さらに、この発明は、上記第1の目的を達
成するための電子メール応答データ収集方法の実施に使
用される電子メール応答データ収集用記録媒体を提供す
ることを第2の目的としている。
成するための電子メール応答データ収集方法の実施に使
用される電子メール応答データ収集用記録媒体を提供す
ることを第2の目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明による電子メ
ール応答データ収集方法は、上記第1の目的を達成する
ために、送信を行った電子メールに関する情報が記録さ
れるメールデータファイルを登録するデータベースを電
子メール送信システムに備え、前記メールデータファイ
ルに、少なくとも、送信を行った電子メールの識別符号
記録欄と電子メールの送信数記録欄と送信した電子メー
ルの開封数記録欄とを設け、送信する電子メールに、そ
の電子メールが受信側の端末機において開封された際に
送信側の端末機にその開封を通知するリターンメールを
発信するための設定と、リターンメールによって送信側
の端末機に送り返されることにより電子メールの同一性
を示すメール識別符号の付与を行い、前記メールデータ
ファイルの識別符号記録欄に送信した電子メールに付与
した前記メール識別符号を記録するとともに送信数記録
欄にその電子メールの送信数を記録し、電子メールの送
信後に受信したリターンメールの数をカウントしてその
カウント数を、前記メールデータファイルの開封数記録
欄に、リターンメールに含まれている前記メール識別符
号に対応させて記録することを特徴としている。
ール応答データ収集方法は、上記第1の目的を達成する
ために、送信を行った電子メールに関する情報が記録さ
れるメールデータファイルを登録するデータベースを電
子メール送信システムに備え、前記メールデータファイ
ルに、少なくとも、送信を行った電子メールの識別符号
記録欄と電子メールの送信数記録欄と送信した電子メー
ルの開封数記録欄とを設け、送信する電子メールに、そ
の電子メールが受信側の端末機において開封された際に
送信側の端末機にその開封を通知するリターンメールを
発信するための設定と、リターンメールによって送信側
の端末機に送り返されることにより電子メールの同一性
を示すメール識別符号の付与を行い、前記メールデータ
ファイルの識別符号記録欄に送信した電子メールに付与
した前記メール識別符号を記録するとともに送信数記録
欄にその電子メールの送信数を記録し、電子メールの送
信後に受信したリターンメールの数をカウントしてその
カウント数を、前記メールデータファイルの開封数記録
欄に、リターンメールに含まれている前記メール識別符
号に対応させて記録することを特徴としている。
【0013】この第1の発明による電子メール応答デー
タ収集方法によれば、複数の電子メール受信者に電子メ
ールの配信を行う場合に、配信を行うそれぞれの電子メ
ールに、その電子メールが受信側の端末機において開封
されたときに自動的にその開封されたことを送信側の端
末機に通知するためのリターンメールが発信されるよう
にする設定が行われる。
タ収集方法によれば、複数の電子メール受信者に電子メ
ールの配信を行う場合に、配信を行うそれぞれの電子メ
ールに、その電子メールが受信側の端末機において開封
されたときに自動的にその開封されたことを送信側の端
末機に通知するためのリターンメールが発信されるよう
にする設定が行われる。
【0014】さらに、この配信を行うそれぞれの電子メ
ールには、電子メールの内容の同一性を示すメール識別
符号が自動的にまたは任意の設定によって付与される。
ールには、電子メールの内容の同一性を示すメール識別
符号が自動的にまたは任意の設定によって付与される。
【0015】そして、上記のようなリターンメールのた
めの設定とメール識別符号の付与が行われた電子メール
の配信が行われたときに、電子メール送信システムのデ
ータベースに登録されているメールデータファイルの識
別符号記録欄に、送信される電子メールに付されたメー
ル識別符号が記録され、さらに、送信数記録欄に、識別
符号記録欄に記録されたメール識別符号に対応して電子
メールの配信数が記録される。
めの設定とメール識別符号の付与が行われた電子メール
の配信が行われたときに、電子メール送信システムのデ
ータベースに登録されているメールデータファイルの識
別符号記録欄に、送信される電子メールに付されたメー
ル識別符号が記録され、さらに、送信数記録欄に、識別
符号記録欄に記録されたメール識別符号に対応して電子
メールの配信数が記録される。
【0016】この電子メールの配信の後、配信された電
子メールの受信を行った端末機において電子メール受信
者がその電子メールを開封すると、電子メールの送信時
の設定によって自動的にリターンメールが作成されて、
このリターンメールが送信側の端末機に発信される。
子メールの受信を行った端末機において電子メール受信
者がその電子メールを開封すると、電子メールの送信時
の設定によって自動的にリターンメールが作成されて、
このリターンメールが送信側の端末機に発信される。
【0017】このリターンメールには、電子メールに付
与されているメール識別符号を示すデータが含まれてい
て、リターンメールによって送信側端末機に送り返され
る。
与されているメール識別符号を示すデータが含まれてい
て、リターンメールによって送信側端末機に送り返され
る。
【0018】リターンメールを受信した送信側端末機
は、このリターンメールに含まれているメール識別符号
を示すデータに基づいて、送信側端末機から送信された
電子メールとの対応が判定されて、データベースに登録
されているメールデータファイルの同一のメール識別符
号が記録されている識別符号記録欄に対応する開封数記
録欄に、送信されてきたリターンメールの数が記録され
る。
は、このリターンメールに含まれているメール識別符号
を示すデータに基づいて、送信側端末機から送信された
電子メールとの対応が判定されて、データベースに登録
されているメールデータファイルの同一のメール識別符
号が記録されている識別符号記録欄に対応する開封数記
録欄に、送信されてきたリターンメールの数が記録され
る。
【0019】以上のように、上記第1の発明によれば、
配信を行った電子メールのうち、何通が開封されたかの
データが自動的に電子メール送信システムのデータベー
スに蓄積されるので、電子メールに対する応答の状態を
示すデータの収集を自動的に行うことができる。
配信を行った電子メールのうち、何通が開封されたかの
データが自動的に電子メール送信システムのデータベー
スに蓄積されるので、電子メールに対する応答の状態を
示すデータの収集を自動的に行うことができる。
【0020】そして、この収集した電子メールに対する
応答データによってその電子メールの配信の効果を確認
したり、また、次の電子メールの配信の参考資料として
活用したりすることが出来るようになる。
応答データによってその電子メールの配信の効果を確認
したり、また、次の電子メールの配信の参考資料として
活用したりすることが出来るようになる。
【0021】第2の発明による電子メール応答データ収
集方法は、前記第1の目的を達成するために、第1の発
明の構成に加えて、前記メールデータファイルに電子メ
ール受信者を識別するための電子メール受信者識別符号
を記録する電子メール受信者識別符号記録欄をさらに設
け、電子メール受信者に関する個別情報が記録されたメ
ール受信者データファイルを前記電子メール受信者識別
符号を付してデータベースに登録し、このデータベース
に登録されたメール受信者データファイルに基づいて電
子メールの送信を行った後に前記リターンメールを受信
したときに、このリターンメールを発信した電子メール
受信者の前記電子メール受信者識別符号を、リターンメ
ールに含まれている前記メール識別符号に対応させて前
記メールデータファイルに記録することを特徴としてい
る。
集方法は、前記第1の目的を達成するために、第1の発
明の構成に加えて、前記メールデータファイルに電子メ
ール受信者を識別するための電子メール受信者識別符号
を記録する電子メール受信者識別符号記録欄をさらに設
け、電子メール受信者に関する個別情報が記録されたメ
ール受信者データファイルを前記電子メール受信者識別
符号を付してデータベースに登録し、このデータベース
に登録されたメール受信者データファイルに基づいて電
子メールの送信を行った後に前記リターンメールを受信
したときに、このリターンメールを発信した電子メール
受信者の前記電子メール受信者識別符号を、リターンメ
ールに含まれている前記メール識別符号に対応させて前
記メールデータファイルに記録することを特徴としてい
る。
【0022】この第2の発明による電子メール応答デー
タ収集方法によれば、データベースに登録されたメール
データファイルに、電子メールの識別符号記録欄と送信
数記録欄,開封数記録欄に加えて、データベースに登録
されたメール受信者データファイルに付される電子メー
ル受信者識別符号の記録欄が設けられる。
タ収集方法によれば、データベースに登録されたメール
データファイルに、電子メールの識別符号記録欄と送信
数記録欄,開封数記録欄に加えて、データベースに登録
されたメール受信者データファイルに付される電子メー
ル受信者識別符号の記録欄が設けられる。
【0023】そして、データベースに登録されている電
子メール受信者の個別情報が記録されたメール受信者デ
ータファイルの中から、任意の検索条件に基づいてメー
ル受信者データファイルが選択されて、この選択された
メール受信者データファイルに基づいて電子メールの配
信が行われ、この配信された電子メールを受信した端末
機からリターンメールが送信されてくると、メールデー
タファイルの電子メール受信者識別符号記録欄に、リタ
ーンメールの例えば送信元のメールアドレスを示すデー
タなどに基づいて検出される電子メール受信者の識別符
号が、そのリターンメールに含まれているメール識別符
号に対応して記録される。
子メール受信者の個別情報が記録されたメール受信者デ
ータファイルの中から、任意の検索条件に基づいてメー
ル受信者データファイルが選択されて、この選択された
メール受信者データファイルに基づいて電子メールの配
信が行われ、この配信された電子メールを受信した端末
機からリターンメールが送信されてくると、メールデー
タファイルの電子メール受信者識別符号記録欄に、リタ
ーンメールの例えば送信元のメールアドレスを示すデー
タなどに基づいて検出される電子メール受信者の識別符
号が、そのリターンメールに含まれているメール識別符
号に対応して記録される。
【0024】以上のように、上記第2の発明によれば、
配信された電子メールの開封を行った電子メール受信者
に関するデータが、電子メール送信システムのデータベ
ースに自動的に蓄積され、これによって、例えば年代や
性別,居住地域などによる電子メールの開封率の分布な
どのデータを収集することが出来、電子メールの配信効
果の確認や今後の電子メール配信のための参考資料とし
ての活用が可能になる。
配信された電子メールの開封を行った電子メール受信者
に関するデータが、電子メール送信システムのデータベ
ースに自動的に蓄積され、これによって、例えば年代や
性別,居住地域などによる電子メールの開封率の分布な
どのデータを収集することが出来、電子メールの配信効
果の確認や今後の電子メール配信のための参考資料とし
ての活用が可能になる。
【0025】第3の発明による電子メール応答データ収
集方法は、前記第1の目的を達成するために、第1の発
明の構成に加えて、前記メール受信者データファイルに
基づいて送信された電子メールに発生する送信エラーの
数をメール受信者データファイル毎にデータベースに記
録し、この送信エラーの発生数があらかじめ設定された
数に達したメール受信者データファイルに対して、この
メール受信者データファイルに基づく電子メールの送信
を禁止する設定を行うことを特徴としている。
集方法は、前記第1の目的を達成するために、第1の発
明の構成に加えて、前記メール受信者データファイルに
基づいて送信された電子メールに発生する送信エラーの
数をメール受信者データファイル毎にデータベースに記
録し、この送信エラーの発生数があらかじめ設定された
数に達したメール受信者データファイルに対して、この
メール受信者データファイルに基づく電子メールの送信
を禁止する設定を行うことを特徴としている。
【0026】この第3の発明による電子メール応答デー
タ収集方法によれば、例えば、データベースに登録され
ているメール受信者データファイルに送信エラーの回数
を記録する記録欄が設けられて、この送信エラー記録欄
に、そのメール受信者データファイルに基づいて送信さ
れる電子メールがメールアドレスの誤りや抹消などの理
由によって送信エラーとして返送されてくる毎に、その
送信エラーの回数が記録される。
タ収集方法によれば、例えば、データベースに登録され
ているメール受信者データファイルに送信エラーの回数
を記録する記録欄が設けられて、この送信エラー記録欄
に、そのメール受信者データファイルに基づいて送信さ
れる電子メールがメールアドレスの誤りや抹消などの理
由によって送信エラーとして返送されてくる毎に、その
送信エラーの回数が記録される。
【0027】そして、この記録された送信エラーの回数
があらかじめ設定されている数に達すると、そのメール
受信者データファイルに基づいてそれ以後は電子メール
の送信が行われないようにする処理、例えば、メール受
信者データファイルに禁止フラグを立てる等の処理が行
われる。
があらかじめ設定されている数に達すると、そのメール
受信者データファイルに基づいてそれ以後は電子メール
の送信が行われないようにする処理、例えば、メール受
信者データファイルに禁止フラグを立てる等の処理が行
われる。
【0028】従って、上記第3の発明によれば、送信エ
ラーを発生する宛先への電子メールの送信が自動的に中
止されるので、効率的な電子メールの配信を行うことが
出来るようになる。
ラーを発生する宛先への電子メールの送信が自動的に中
止されるので、効率的な電子メールの配信を行うことが
出来るようになる。
【0029】第4の発明による電子メール応答データ収
集制御用記録媒体は、前記第1の目的を達成するため
に、電子メール送信システムに装備される記録媒体であ
って、この電子メール送信システムのデータベースに少
なくとも送信を行った電子メールの識別符号記録欄と電
子メールの送信数記録欄と送信した電子メールの開封数
記録欄とが設けられて送信を行った電子メールに関する
情報が記録されるメールデータファイルを登録する手順
と、送信する電子メールに、その電子メールが受信側の
端末機において開封された際に送信側の端末機にその開
封を通知するリターンメールを発信するためのリターン
メール発信設定と、リターンメールによって送信端末機
に送り返されることにより電子メールの同一性を示すメ
ール識別符号の付与を行う手順と、前記メールデータフ
ァイルの識別符号記録欄に送信した電子メールに付与さ
れた前記メール識別符号を記録するとともに送信数記録
欄にその電子メールの送信数を記録する手順と、電子メ
ールの送信後に受信したリターンメールをカウントして
そのカウント数を前記メールデータファイルの開封数記
録欄にリターンメールに含まれている前記メール識別符
号に対応させて記録する手順とを含む電子メール応答デ
ータ収集プログラムが格納されていることを特徴として
いる。
集制御用記録媒体は、前記第1の目的を達成するため
に、電子メール送信システムに装備される記録媒体であ
って、この電子メール送信システムのデータベースに少
なくとも送信を行った電子メールの識別符号記録欄と電
子メールの送信数記録欄と送信した電子メールの開封数
記録欄とが設けられて送信を行った電子メールに関する
情報が記録されるメールデータファイルを登録する手順
と、送信する電子メールに、その電子メールが受信側の
端末機において開封された際に送信側の端末機にその開
封を通知するリターンメールを発信するためのリターン
メール発信設定と、リターンメールによって送信端末機
に送り返されることにより電子メールの同一性を示すメ
ール識別符号の付与を行う手順と、前記メールデータフ
ァイルの識別符号記録欄に送信した電子メールに付与さ
れた前記メール識別符号を記録するとともに送信数記録
欄にその電子メールの送信数を記録する手順と、電子メ
ールの送信後に受信したリターンメールをカウントして
そのカウント数を前記メールデータファイルの開封数記
録欄にリターンメールに含まれている前記メール識別符
号に対応させて記録する手順とを含む電子メール応答デ
ータ収集プログラムが格納されていることを特徴として
いる。
【0030】この第4の発明による電子メール応答デー
タ収集制御用記録媒体によれば、この電子メール応答デ
ータ収集制御用記録媒体が装備された電子メール送信シ
ステムにおいて、記録媒体に格納されている電子メール
応答データ収集プログラムが起動されることにより、複
数の電子メール受信者に電子メールの配信を行う場合
に、配信を行うそれぞれの電子メールに、その電子メー
ルが受信側の端末機において開封されたときに自動的に
その開封されたことを送信側の端末機に通知するための
リターンメールが発信されるようにする設定が行われ
る。
タ収集制御用記録媒体によれば、この電子メール応答デ
ータ収集制御用記録媒体が装備された電子メール送信シ
ステムにおいて、記録媒体に格納されている電子メール
応答データ収集プログラムが起動されることにより、複
数の電子メール受信者に電子メールの配信を行う場合
に、配信を行うそれぞれの電子メールに、その電子メー
ルが受信側の端末機において開封されたときに自動的に
その開封されたことを送信側の端末機に通知するための
リターンメールが発信されるようにする設定が行われ
る。
【0031】さらに、この配信を行うそれぞれの電子メ
ールには、電子メールの内容の同一性を示すメール識別
符号が自動的にまたは任意の設定によって付与される。
ールには、電子メールの内容の同一性を示すメール識別
符号が自動的にまたは任意の設定によって付与される。
【0032】そして、上記のようなリターンメールのた
めの設定とメール識別符号の付与が行われた電子メール
の配信が行われたときに、電子メール送信システムのデ
ータベースに登録されているメールデータファイルの識
別符号記録欄に、送信される電子メールに付されたメー
ル識別符号が記録され、さらに、送信数記録欄に、識別
符号記録欄に記録されたメール識別符号に対応して電子
メールの配信数が記録される。
めの設定とメール識別符号の付与が行われた電子メール
の配信が行われたときに、電子メール送信システムのデ
ータベースに登録されているメールデータファイルの識
別符号記録欄に、送信される電子メールに付されたメー
ル識別符号が記録され、さらに、送信数記録欄に、識別
符号記録欄に記録されたメール識別符号に対応して電子
メールの配信数が記録される。
【0033】この電子メールの配信の後、配信された電
子メールの受信を行った端末機において電子メール受信
者がその電子メールを開封すると、電子メールの送信時
の設定によって自動的にリターンメールが作成されて、
このリターンメールが送信側の端末機に発信される。
子メールの受信を行った端末機において電子メール受信
者がその電子メールを開封すると、電子メールの送信時
の設定によって自動的にリターンメールが作成されて、
このリターンメールが送信側の端末機に発信される。
【0034】このリターンメールには、電子メールに付
与されているメール識別符号を示すデータが含まれてい
て、リターンメールによって送信側端末機に送り返され
る。
与されているメール識別符号を示すデータが含まれてい
て、リターンメールによって送信側端末機に送り返され
る。
【0035】そして、リターンメールを受信した送信側
端末機は、このリターンメールに含まれているメール識
別符号を示すデータに基づいて、送信側端末機から送信
された電子メールとの対応が判断されて、データベース
に登録されているメールデータファイルの同一のメール
識別符号が記録されている識別符号記録欄に対応する開
封数記録欄に、送信されてきたリターンメールの数が記
録される。
端末機は、このリターンメールに含まれているメール識
別符号を示すデータに基づいて、送信側端末機から送信
された電子メールとの対応が判断されて、データベース
に登録されているメールデータファイルの同一のメール
識別符号が記録されている識別符号記録欄に対応する開
封数記録欄に、送信されてきたリターンメールの数が記
録される。
【0036】以上のように、上記第4の発明によれば、
この電子メール応答データ収集制御用記録媒体が装備さ
れた電子メール送信システムにおいて、配信を行った電
子メールのうち何通が開封されたかのデータが、自動的
に電子メール送信システムのデータベースに蓄積される
ので、電子メールに対する応答の状態を示すデータの収
集を自動的に行うことができるようになる。
この電子メール応答データ収集制御用記録媒体が装備さ
れた電子メール送信システムにおいて、配信を行った電
子メールのうち何通が開封されたかのデータが、自動的
に電子メール送信システムのデータベースに蓄積される
ので、電子メールに対する応答の状態を示すデータの収
集を自動的に行うことができるようになる。
【0037】そして、この収集した電子メールに対する
応答データによってその電子メールの配信の効果を確認
したり、また、次の電子メールの配信の参考資料として
活用したりすることが出来るようになる。
応答データによってその電子メールの配信の効果を確認
したり、また、次の電子メールの配信の参考資料として
活用したりすることが出来るようになる。
【0038】第5の発明による電子メール応答データ収
集制御用記録媒体は、前記第2の目的を達成するため
に、第4の発明の構成に加えて、前記電子メール応答デ
ータ収集プログラムが、前記メールデータファイルに電
子メール受信者を識別するための電子メール受信者識別
符号を記録する電子メール受信者識別符号記録欄を設け
る手順と、前記電子メール受信者識別符号を付してデー
タベースに登録されている電子メール受信者に関する個
別情報が記録されたメール受信者データファイルに基づ
いて電子メールの送信が行われた後、前記リターンメー
ルを受信したときに、このリターンメールを発信した電
子メール受信者の前記電子メール受信者識別符号を、リ
ターンメールに含まれている前記メール識別符号に対応
させて前記メールデータファイルに記録する手順とをさ
らに含んでいることを特徴としている。
集制御用記録媒体は、前記第2の目的を達成するため
に、第4の発明の構成に加えて、前記電子メール応答デ
ータ収集プログラムが、前記メールデータファイルに電
子メール受信者を識別するための電子メール受信者識別
符号を記録する電子メール受信者識別符号記録欄を設け
る手順と、前記電子メール受信者識別符号を付してデー
タベースに登録されている電子メール受信者に関する個
別情報が記録されたメール受信者データファイルに基づ
いて電子メールの送信が行われた後、前記リターンメー
ルを受信したときに、このリターンメールを発信した電
子メール受信者の前記電子メール受信者識別符号を、リ
ターンメールに含まれている前記メール識別符号に対応
させて前記メールデータファイルに記録する手順とをさ
らに含んでいることを特徴としている。
【0039】この第5の発明による電子メール応答デー
タ収集制御用記録媒体によれば、この電子メール応答デ
ータ収集制御用記録媒体が装備された電子メール送信シ
ステムにおいて、記録媒体に格納されている電子メール
応答データ収集プログラムが起動されることにより、デ
ータベースに登録されたメールデータファイルに、電子
メールの識別符号記録欄と送信数記録欄,開封数記録欄
に加えて、データベースに登録されたメール受信者デー
タファイルに付される電子メール受信者識別符号の記録
欄が設けられる。
タ収集制御用記録媒体によれば、この電子メール応答デ
ータ収集制御用記録媒体が装備された電子メール送信シ
ステムにおいて、記録媒体に格納されている電子メール
応答データ収集プログラムが起動されることにより、デ
ータベースに登録されたメールデータファイルに、電子
メールの識別符号記録欄と送信数記録欄,開封数記録欄
に加えて、データベースに登録されたメール受信者デー
タファイルに付される電子メール受信者識別符号の記録
欄が設けられる。
【0040】そして、データベースに登録されている電
子メール受信者の個別情報が記録されたメール受信者デ
ータファイルの中から、任意の検索条件に基づいてメー
ル受信者データファイルが選択されて、この選択された
メール受信者データファイルに基づいて電子メールの配
信が行われ、この配信された電子メールを受信した端末
機からリターンメールが送信されてくると、メールデー
タファイルの電子メール受信者識別符号記録欄に、リタ
ーンメールの例えば送信元のメールアドレスを示すデー
タなどに基づいて検出される電子メール受信者の識別符
号が、そのリターンメールに含まれているメール識別符
号に対応して記録される。
子メール受信者の個別情報が記録されたメール受信者デ
ータファイルの中から、任意の検索条件に基づいてメー
ル受信者データファイルが選択されて、この選択された
メール受信者データファイルに基づいて電子メールの配
信が行われ、この配信された電子メールを受信した端末
機からリターンメールが送信されてくると、メールデー
タファイルの電子メール受信者識別符号記録欄に、リタ
ーンメールの例えば送信元のメールアドレスを示すデー
タなどに基づいて検出される電子メール受信者の識別符
号が、そのリターンメールに含まれているメール識別符
号に対応して記録される。
【0041】以上のように、上記第5の発明によれば、
この電子メール応答データ収集制御用記録媒体が装備さ
れた電子メール送信システムにおいて、配信された電子
メールの開封を行った電子メール受信者に関するデータ
が、電子メール送信システムのデータベースに自動的に
蓄積され、これによって、例えば年代や性別,居住地域
などによる電子メールの開封率の分布などのデータを収
集することが出来、電子メールの配信効果の確認や今後
の電子メール配信のための参考資料としての活用が可能
になる。
この電子メール応答データ収集制御用記録媒体が装備さ
れた電子メール送信システムにおいて、配信された電子
メールの開封を行った電子メール受信者に関するデータ
が、電子メール送信システムのデータベースに自動的に
蓄積され、これによって、例えば年代や性別,居住地域
などによる電子メールの開封率の分布などのデータを収
集することが出来、電子メールの配信効果の確認や今後
の電子メール配信のための参考資料としての活用が可能
になる。
【0042】第6の発明による電子メール応答データ収
集制御用記録媒体は、前記第2の目的を達成するため
に、第4の発明の構成に加えて、前記電子メール応答デ
ータ収集プログラムが、前記メール受信者データファイ
ルに基づいて送信された電子メールに発生する送信エラ
ーの数をメール受信者データファイル毎にデータベース
に記録する手順と、この送信エラーの発生数があらかじ
め設定された数に達したメール受信者データファイルに
対して、このメール受信者データファイルに基づく電子
メールの送信を禁止する設定を行う手順とをさらに含ん
でいることを特徴としている。
集制御用記録媒体は、前記第2の目的を達成するため
に、第4の発明の構成に加えて、前記電子メール応答デ
ータ収集プログラムが、前記メール受信者データファイ
ルに基づいて送信された電子メールに発生する送信エラ
ーの数をメール受信者データファイル毎にデータベース
に記録する手順と、この送信エラーの発生数があらかじ
め設定された数に達したメール受信者データファイルに
対して、このメール受信者データファイルに基づく電子
メールの送信を禁止する設定を行う手順とをさらに含ん
でいることを特徴としている。
【0043】この第6の発明による電子メール応答デー
タ収集方法によれば、この電子メール応答データ収集制
御用記録媒体が装備された電子メール送信システムにお
いて、記録媒体に格納されている電子メール応答データ
収集プログラムが起動されることにより、例えば、デー
タベースに登録されているメール受信者データファイル
に送信エラーの回数を記録する記録欄が設けられて、こ
の送信エラー記録欄に、そのメール受信者データファイ
ルに基づいて送信される電子メールがメールアドレスの
誤りや抹消などの理由によって送信エラーとして返送さ
れてくる毎に、その送信エラーの回数が記録される。
タ収集方法によれば、この電子メール応答データ収集制
御用記録媒体が装備された電子メール送信システムにお
いて、記録媒体に格納されている電子メール応答データ
収集プログラムが起動されることにより、例えば、デー
タベースに登録されているメール受信者データファイル
に送信エラーの回数を記録する記録欄が設けられて、こ
の送信エラー記録欄に、そのメール受信者データファイ
ルに基づいて送信される電子メールがメールアドレスの
誤りや抹消などの理由によって送信エラーとして返送さ
れてくる毎に、その送信エラーの回数が記録される。
【0044】そして、この記録された送信エラーの回数
があらかじめ設定されている数に達すると、そのメール
受信者データファイルに基づいてそれ以後は電子メール
の送信が行われないようにする処理、例えば、メール受
信者データファイルに禁止フラグを立てる等の処理が行
われる。
があらかじめ設定されている数に達すると、そのメール
受信者データファイルに基づいてそれ以後は電子メール
の送信が行われないようにする処理、例えば、メール受
信者データファイルに禁止フラグを立てる等の処理が行
われる。
【0045】従って、上記第3の発明によれば、この電
子メール応答データ収集制御用記録媒体が装備された電
子メール送信システムにおいて、送信エラーを発生する
宛先への電子メールの送信が自動的に中止されるので、
効率的な電子メールの配信を行うことが出来るようにな
る。
子メール応答データ収集制御用記録媒体が装備された電
子メール送信システムにおいて、送信エラーを発生する
宛先への電子メールの送信が自動的に中止されるので、
効率的な電子メールの配信を行うことが出来るようにな
る。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
【0047】図1は、この発明の発明者が新たに提案を
行っている電子メール送信システムの実施形態の一例を
示すシステム構成図であり、以下においては、本発明
が、この図1の電子メール送信システムに適用される場
合を例にとって説明を行い、さらに、この図1の電子メ
ール送信システムが、例えば企業などにおいて、それぞ
れ個別の顧客を有している営業部員や広報部員,ユーザ
サポートスタッフなどがその顧客に対して電子メールの
配信サービスを行うのに用いられる場合を例に挙げて説
明を行う。
行っている電子メール送信システムの実施形態の一例を
示すシステム構成図であり、以下においては、本発明
が、この図1の電子メール送信システムに適用される場
合を例にとって説明を行い、さらに、この図1の電子メ
ール送信システムが、例えば企業などにおいて、それぞ
れ個別の顧客を有している営業部員や広報部員,ユーザ
サポートスタッフなどがその顧客に対して電子メールの
配信サービスを行うのに用いられる場合を例に挙げて説
明を行う。
【0048】この図1において、電子メール送信システ
ムSは、営業部員や広報部員,技術サポートスタッフな
ど(以下、ユーザという)が電子メールの送信操作を行
う端末機10に、後述するような顧客情報が蓄積される
顧客データベース10Aと、送信される電子メールの配
信状態に関する配信データが蓄積される配信データベー
ス10Bが備えられている。
ムSは、営業部員や広報部員,技術サポートスタッフな
ど(以下、ユーザという)が電子メールの送信操作を行
う端末機10に、後述するような顧客情報が蓄積される
顧客データベース10Aと、送信される電子メールの配
信状態に関する配信データが蓄積される配信データベー
ス10Bが備えられている。
【0049】そして、この端末機10は、LANによっ
てメールサーバ11に接続され、このメールサーバ11
を介してインターネットIに接続されて、所要のクライ
アント端末機Tに電子メールの送信を行うようになって
いる。
てメールサーバ11に接続され、このメールサーバ11
を介してインターネットIに接続されて、所要のクライ
アント端末機Tに電子メールの送信を行うようになって
いる。
【0050】この電子メール送信システムSは、電子メ
ールの送信操作を行う端末機10が、メール受信者デー
タベース10Aと配信データベース10Bを備えてい
て、各端末機10毎に顧客管理および電子メールの配信
管理を行うことができるので、小回りの利く営業活動や
サービス活動等を行うことが出来るとともに、小規模な
ビジネス形態等においても使用が容易になるといったと
特徴を備えているものである。
ールの送信操作を行う端末機10が、メール受信者デー
タベース10Aと配信データベース10Bを備えてい
て、各端末機10毎に顧客管理および電子メールの配信
管理を行うことができるので、小回りの利く営業活動や
サービス活動等を行うことが出来るとともに、小規模な
ビジネス形態等においても使用が容易になるといったと
特徴を備えているものである。
【0051】図2は、電子メール送信システムSの顧客
データベース10Aに蓄積される個々の顧客データファ
イルFを示す画面図である。
データベース10Aに蓄積される個々の顧客データファ
イルFを示す画面図である。
【0052】この顧客データファイルFには、顧客の基
本属性(個人情報)欄Faと、拡張属性記入欄Fbと、
システム管理情報記入欄Fcが設けられている。
本属性(個人情報)欄Faと、拡張属性記入欄Fbと、
システム管理情報記入欄Fcが設けられている。
【0053】そして、基本属性欄Faには、自動採番に
よって付される顧客IDの記入欄と、氏名,氏名(か
な),会社名,部署名,生年月日,性別,住所(郵便番
号,都道府県,市町村,建物名),電話番号,FAX番
号,メールアドレス,DM送付可否,Eメール送付可
否,メールタイプの記入欄が設けられている。拡張属性
欄Fbには、それぞれユーザによって任意に設定が可能
な属性項目の記入欄A〜Tが向けられている。
よって付される顧客IDの記入欄と、氏名,氏名(か
な),会社名,部署名,生年月日,性別,住所(郵便番
号,都道府県,市町村,建物名),電話番号,FAX番
号,メールアドレス,DM送付可否,Eメール送付可
否,メールタイプの記入欄が設けられている。拡張属性
欄Fbには、それぞれユーザによって任意に設定が可能
な属性項目の記入欄A〜Tが向けられている。
【0054】この拡張属性欄Fbの項目記入欄A〜T
は、例えば「ニックネーム」や「家族の人数」,「商品
購買歴」,「入会年月日」等の項目が任意に設定され
て、基本属性欄Faに記入される基本属性を拡張する情
報が記入されることにより、後述するような顧客の検索
条件の設定やメール文章のカスタマイズなどの処理が、
ユーザの利用目的に合わせて任意に行われるようになっ
ている。
は、例えば「ニックネーム」や「家族の人数」,「商品
購買歴」,「入会年月日」等の項目が任意に設定され
て、基本属性欄Faに記入される基本属性を拡張する情
報が記入されることにより、後述するような顧客の検索
条件の設定やメール文章のカスタマイズなどの処理が、
ユーザの利用目的に合わせて任意に行われるようになっ
ている。
【0055】そして、この拡張属性欄Fbの何れかの項
目(この例では項目A)に、後述するように、この顧客
データファイルFに基づいて送信される電子メールの送
信エラーの発生回数が記録される送信エラー項目Fb1
が設定されている。
目(この例では項目A)に、後述するように、この顧客
データファイルFに基づいて送信される電子メールの送
信エラーの発生回数が記録される送信エラー項目Fb1
が設定されている。
【0056】システム管理情報欄Fcには、送信済みメ
ールID,禁止フラグ,開封フラグ,クリックフラグな
どの顧客データファイルFに基づいて送信される電子メ
ールに関する情報の記入欄が設けられている。
ールID,禁止フラグ,開封フラグ,クリックフラグな
どの顧客データファイルFに基づいて送信される電子メ
ールに関する情報の記入欄が設けられている。
【0057】そして、このシステム管理情報欄Fcの禁
止フラグは、後述するように、拡張属性欄Fbの送信エ
ラー項目Fb1に記録された送信エラー回数があらかじ
め設定された回数に達したときに立てられることによっ
て、その顧客データファイルFに基づく以後の電子メー
ルの送信が行われないようにするものである。
止フラグは、後述するように、拡張属性欄Fbの送信エ
ラー項目Fb1に記録された送信エラー回数があらかじ
め設定された回数に達したときに立てられることによっ
て、その顧客データファイルFに基づく以後の電子メー
ルの送信が行われないようにするものである。
【0058】この顧客データファイルFは、端末機10
によって、ユーザが、基本属性欄Faの各記入欄に、各
顧客の個人データを記入し、さらに、拡張属性欄Fbに
ユーザが任意に設定した項目にそれぞれの事項を記入し
て作成して登録を行うことにより、顧客データベース1
0Aに蓄積される。
によって、ユーザが、基本属性欄Faの各記入欄に、各
顧客の個人データを記入し、さらに、拡張属性欄Fbに
ユーザが任意に設定した項目にそれぞれの事項を記入し
て作成して登録を行うことにより、顧客データベース1
0Aに蓄積される。
【0059】図3は、配信データベース10Bのあらか
じめ設定された記憶領域に記録されている電子メール配
信リストLを示している。
じめ設定された記憶領域に記録されている電子メール配
信リストLを示している。
【0060】この電子メール配信リストLは、図示され
るように、少なくとも、作成された電子メール毎に付さ
れる後述するようなメッセージIDが記録されるメッセ
ージID記録欄Laと、電子メールの配信数が記録され
る送信数記録欄Lbと、後述するリターンメールに基づ
いて検出される電子メールの開封数が記録される開封数
記録欄Lcと、開封を行った顧客の顧客データファイル
Fに付された顧客IDが記録される顧客ID記録欄Ld
とが設けられている。
るように、少なくとも、作成された電子メール毎に付さ
れる後述するようなメッセージIDが記録されるメッセ
ージID記録欄Laと、電子メールの配信数が記録され
る送信数記録欄Lbと、後述するリターンメールに基づ
いて検出される電子メールの開封数が記録される開封数
記録欄Lcと、開封を行った顧客の顧客データファイル
Fに付された顧客IDが記録される顧客ID記録欄Ld
とが設けられている。
【0061】上記電子メール送信システムSは、端末機
10のハードディスクやCD−ROMドライブに装填さ
れるCD−ROMなどの記録媒体に格納された電子メー
ル応答データ収集アプリケーション・プログラムに従っ
て、配信を行った電子メールの応答に関するデータの収
集のための手順を実行する。
10のハードディスクやCD−ROMドライブに装填さ
れるCD−ROMなどの記録媒体に格納された電子メー
ル応答データ収集アプリケーション・プログラムに従っ
て、配信を行った電子メールの応答に関するデータの収
集のための手順を実行する。
【0062】次に、端末機10において、記録媒体から
読み出された電子メール送信アプリケーション・プログ
ラムによって実行される電子メール送信の手順を、先ず
図4および5に示されるフローチャートに基づいて説明
する。
読み出された電子メール送信アプリケーション・プログ
ラムによって実行される電子メール送信の手順を、先ず
図4および5に示されるフローチャートに基づいて説明
する。
【0063】図4において、複数の顧客に電子メールの
送信を行う場合に、端末機10に顧客データの検索条件
を入力して(ステップs1)、顧客データベース10A
に登録されている顧客のなかから、送信しようとする電
子メールの内容に適合する顧客の検索を行って、その顧
客の顧客データファイルFを顧客データベース10Aか
ら読み出す(ステップs2)。
送信を行う場合に、端末機10に顧客データの検索条件
を入力して(ステップs1)、顧客データベース10A
に登録されている顧客のなかから、送信しようとする電
子メールの内容に適合する顧客の検索を行って、その顧
客の顧客データファイルFを顧客データベース10Aか
ら読み出す(ステップs2)。
【0064】このステップs1において入力される検索
条件は、ユーザが、顧客データファイルFにおいて設定
されている個人情報の属性の中から、送信しようとする
電子メールの内容に最も適合する顧客が検索されるよう
に、任意に選択されて組み合わされることにより設定さ
れる。
条件は、ユーザが、顧客データファイルFにおいて設定
されている個人情報の属性の中から、送信しようとする
電子メールの内容に最も適合する顧客が検索されるよう
に、任意に選択されて組み合わされることにより設定さ
れる。
【0065】例えば、女性用品の広告メールを送信する
際に、「30代」の「女性」で「目黒区」に住み自社商
品の「購買歴がある」といった設定によって、検索条件
の設定が行われる。
際に、「30代」の「女性」で「目黒区」に住み自社商
品の「購買歴がある」といった設定によって、検索条件
の設定が行われる。
【0066】次に、ステップs2において読み出された
複数の顧客データファイルFから、送信アドレスリスト
を作成した後(ステップs3)、この送信アドレスリス
トに基づいて、各顧客のメールアドレスデータを、後述
するように、端末機10のデータベースにあらかじめ登
録されていてこのデータべースから読み出されたメール
本文にそれぞれ付加することによって、図6に示される
ように、送信を行う顧客毎に、それぞれ電子メールファ
イルf1,f2,f3…を作成する(ステップs4)。
複数の顧客データファイルFから、送信アドレスリスト
を作成した後(ステップs3)、この送信アドレスリス
トに基づいて、各顧客のメールアドレスデータを、後述
するように、端末機10のデータベースにあらかじめ登
録されていてこのデータべースから読み出されたメール
本文にそれぞれ付加することによって、図6に示される
ように、送信を行う顧客毎に、それぞれ電子メールファ
イルf1,f2,f3…を作成する(ステップs4)。
【0067】なお、ステップs3において作成された送
信アドレスリストは、検索条件に対応する宛先グループ
として、任意の名称を付して保存しておくことにより、
同様の内容の電子メールを送信する際に,再度送信対象
者として簡単に呼び出すことができるようになる。
信アドレスリストは、検索条件に対応する宛先グループ
として、任意の名称を付して保存しておくことにより、
同様の内容の電子メールを送信する際に,再度送信対象
者として簡単に呼び出すことができるようになる。
【0068】この顧客毎に作成された電子メールファイ
ルf1,f2,f3…のそれぞれのメール本文は、全て
同一内容のものでもよく、また、オリジナル文書に顧客
毎に修正を加えたものであってもよい。
ルf1,f2,f3…のそれぞれのメール本文は、全て
同一内容のものでもよく、また、オリジナル文書に顧客
毎に修正を加えたものであってもよい。
【0069】そして、このようにして作成された各電子
メールファイルf1,f2,f3…に、各電子メールフ
ァイルf1,f2,f3…を含む電子メールを受信した
顧客がその電子メールを開封した際に、送信元の端末機
10に後述するようなリターンメールを送信するための
アドレスデータの設定と、自動生成またはユーザによっ
て任意に設定されるメール内容の同一性を示すためのメ
ッセージIDの設定を行った後(ステップs5)、各電
子メールファイルf1,f2,f3…毎にその送信処理
を行う(ステップs6)。
メールファイルf1,f2,f3…に、各電子メールフ
ァイルf1,f2,f3…を含む電子メールを受信した
顧客がその電子メールを開封した際に、送信元の端末機
10に後述するようなリターンメールを送信するための
アドレスデータの設定と、自動生成またはユーザによっ
て任意に設定されるメール内容の同一性を示すためのメ
ッセージIDの設定を行った後(ステップs5)、各電
子メールファイルf1,f2,f3…毎にその送信処理
を行う(ステップs6)。
【0070】このメッセージIDは、電子メールファイ
ルf1,f2,f3…に対して共通の識別符号を付すよ
うにしても良く、また、電子メールファイルf1,f
2,f3…を分類して付すようにしても良い。
ルf1,f2,f3…に対して共通の識別符号を付すよ
うにしても良く、また、電子メールファイルf1,f
2,f3…を分類して付すようにしても良い。
【0071】図5は、このステップs6におけるメール
送信処理のルーチンを示すフローチャートである。
送信処理のルーチンを示すフローチャートである。
【0072】この図5において、各電子メールファイル
f1,f2,f3…の作成が終了して、ユーザが端末機
10に対して送信要求の入力を行うと、送信アドレスリ
ストにリストアップされている顧客の顧客IDを順に取
り込んで(ステップs61)、この顧客IDに対応する
顧客データファイルFに電子メールの送信が行われない
ようにするための禁止フラグが立てられているか否かの
判断を行ってゆく(ステップs62)。
f1,f2,f3…の作成が終了して、ユーザが端末機
10に対して送信要求の入力を行うと、送信アドレスリ
ストにリストアップされている顧客の顧客IDを順に取
り込んで(ステップs61)、この顧客IDに対応する
顧客データファイルFに電子メールの送信が行われない
ようにするための禁止フラグが立てられているか否かの
判断を行ってゆく(ステップs62)。
【0073】そして、このステップs62において、禁
止フラグが立てられていると判断された場合には、その
顧客のメールアドレスへの電子メールの送信処理を中止
する。
止フラグが立てられていると判断された場合には、その
顧客のメールアドレスへの電子メールの送信処理を中止
する。
【0074】また、禁止フラグが立てられていないと判
断される場合には、その顧客IDに対する電子メールフ
ァイルに付されているメッセージIDを、配信データベ
ース10Bに設定されている電子メール配信リストLの
メッセージID記録欄Laに記録するとともに、同一の
メッセージIDを有する電子メールの送信数をカウント
して、そのカウント数をメッセージIDに対応する送信
数記録欄Lbに記録する(ステップs63)。
断される場合には、その顧客IDに対する電子メールフ
ァイルに付されているメッセージIDを、配信データベ
ース10Bに設定されている電子メール配信リストLの
メッセージID記録欄Laに記録するとともに、同一の
メッセージIDを有する電子メールの送信数をカウント
して、そのカウント数をメッセージIDに対応する送信
数記録欄Lbに記録する(ステップs63)。
【0075】この後、その顧客のメールアドレスへの電
子メールファイルの送信を実行する(ステップs6
4)。
子メールファイルの送信を実行する(ステップs6
4)。
【0076】以上のような手順を送信アドレスリストに
リストアップされている各顧客のID毎に行い、全ての
顧客IDに対して処理が終了したか否かの判断を行って
(ステップs65)、処理が全て完了した後、一連のメ
ール送信処理を終了する。
リストアップされている各顧客のID毎に行い、全ての
顧客IDに対して処理が終了したか否かの判断を行って
(ステップs65)、処理が全て完了した後、一連のメ
ール送信処理を終了する。
【0077】次に、上記のようにして配信された電子メ
ールに対する応答データを収集する手順を、図7のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
ールに対する応答データを収集する手順を、図7のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0078】この図7において、端末機10は、受信を
行った電子メールのプロパティを読み込んで(ステップ
sa1)、そのプロパティから、先ず、その受信した電
子メールが送信エラーによって返送されてきた電子メー
ルか否かの判断を行う(ステップsa2)。
行った電子メールのプロパティを読み込んで(ステップ
sa1)、そのプロパティから、先ず、その受信した電
子メールが送信エラーによって返送されてきた電子メー
ルか否かの判断を行う(ステップsa2)。
【0079】そして、このステップsa2において、受
信した電子メールが送信エラーによって返送されてきた
電子メールであると判断されたときには、その電子メー
ルを送信しようとした顧客の顧客データファイルFに設
けられている送信エラー項目Fb1の送信エラーカウン
トを1加算して(ステップsa3)、顧客データベース
10Aに登録された顧客データファイルFの更新を行う
(ステップsa4)。
信した電子メールが送信エラーによって返送されてきた
電子メールであると判断されたときには、その電子メー
ルを送信しようとした顧客の顧客データファイルFに設
けられている送信エラー項目Fb1の送信エラーカウン
トを1加算して(ステップsa3)、顧客データベース
10Aに登録された顧客データファイルFの更新を行う
(ステップsa4)。
【0080】なお、この顧客データファイルFの更新に
よって、その送信エラー項目Fb1に記録された送信エ
ラー回数があらかじめ設定された回数に達したときに
は、前述したように、顧客データファイルFのシステム
管理情報欄Fcに禁止フラグが立てられて、この顧客デ
ータファイルFに基づく以後の電子メールの送信が阻止
される。
よって、その送信エラー項目Fb1に記録された送信エ
ラー回数があらかじめ設定された回数に達したときに
は、前述したように、顧客データファイルFのシステム
管理情報欄Fcに禁止フラグが立てられて、この顧客デ
ータファイルFに基づく以後の電子メールの送信が阻止
される。
【0081】ステップsa2において、受信した電子メ
ールが送信エラーによって返送されてきた電子メールで
はないと判断されたときには、次に、その受信した電子
メールが、クライアント端末機Tから電子メールの開封
によって送信されてきたリターンメールであるか否かの
判断を行う(ステップsa5)。
ールが送信エラーによって返送されてきた電子メールで
はないと判断されたときには、次に、その受信した電子
メールが、クライアント端末機Tから電子メールの開封
によって送信されてきたリターンメールであるか否かの
判断を行う(ステップsa5)。
【0082】このリターンメールは、前述したように、
電子メールファイルf1,f2,f3…の作成の際にそ
れぞれに対して行われたリターンメール設定によって、
クライアント端末機Tにおいて電子メールが開封された
ときに、その開封を通知するために、発信元である端末
機10に対して自動的に作成されて送信されるもので、
電子メールファイルf1,f2,f3…のメッセージI
Dを、そのプロパティに含んでいる。
電子メールファイルf1,f2,f3…の作成の際にそ
れぞれに対して行われたリターンメール設定によって、
クライアント端末機Tにおいて電子メールが開封された
ときに、その開封を通知するために、発信元である端末
機10に対して自動的に作成されて送信されるもので、
電子メールファイルf1,f2,f3…のメッセージI
Dを、そのプロパティに含んでいる。
【0083】ステップsa5において、受信したメール
が開封通知のためのリターンメールであると判断された
ときには、その受信メールのプロパティに含まれている
メッセージIDに基づいて、配信データベース10Bに
登録されている電子メール配信リストLのメッセージI
D記録欄LaのメッセージIDに対応する開封数記録欄
Lcに、その開封数を1加算して記録するとともに(ス
テップsa6)、顧客ID記録欄Ldに、そのリターン
メールを送信してきた顧客の顧客IDを記録して(ステ
ップsa7)、電子メール配信リストLの更新を行う
(ステップsa8)。
が開封通知のためのリターンメールであると判断された
ときには、その受信メールのプロパティに含まれている
メッセージIDに基づいて、配信データベース10Bに
登録されている電子メール配信リストLのメッセージI
D記録欄LaのメッセージIDに対応する開封数記録欄
Lcに、その開封数を1加算して記録するとともに(ス
テップsa6)、顧客ID記録欄Ldに、そのリターン
メールを送信してきた顧客の顧客IDを記録して(ステ
ップsa7)、電子メール配信リストLの更新を行う
(ステップsa8)。
【0084】なお、ステップsa5における判断におい
て、受信したメールが開封通知のためのリターンメール
であると判断されないときには、その受信メールは、通
常の電子メールとして処理される。
て、受信したメールが開封通知のためのリターンメール
であると判断されないときには、その受信メールは、通
常の電子メールとして処理される。
【0085】そして、受信メールが、送信エラーによる
とき、開封通知のリターンメールであるとき、または、
通常の電子メールであるときに対応して、それぞれのメ
ール管理処理を行う(ステップsa9)。
とき、開封通知のリターンメールであるとき、または、
通常の電子メールであるときに対応して、それぞれのメ
ール管理処理を行う(ステップsa9)。
【0086】例えば、受信メールが送信エラーによるも
のであるときには、前述したように、対応する顧客デー
タファイルFに記録された送信エラーの回数が設定回数
に達したときにこの顧客データファイルFに禁止フラグ
を立てて、その顧客データファイルFに基づく以後の電
子メールの送信が行われないようにする処理や、電子メ
ール配信リストLにおいて、送信数記録欄Lbに記録さ
れた電子メールの送信数を示すデータとリターンメール
に基づいて記録される開封数を示すデータに基づいて開
封率を算出する処理、顧客ID記録欄Ldに記録されて
いる顧客IDの集計によって顧客の年代や性別による開
封率の分布等を演算する処理、受信メールが通常の電子
メールである場合の保存処理などを行う。
のであるときには、前述したように、対応する顧客デー
タファイルFに記録された送信エラーの回数が設定回数
に達したときにこの顧客データファイルFに禁止フラグ
を立てて、その顧客データファイルFに基づく以後の電
子メールの送信が行われないようにする処理や、電子メ
ール配信リストLにおいて、送信数記録欄Lbに記録さ
れた電子メールの送信数を示すデータとリターンメール
に基づいて記録される開封数を示すデータに基づいて開
封率を算出する処理、顧客ID記録欄Ldに記録されて
いる顧客IDの集計によって顧客の年代や性別による開
封率の分布等を演算する処理、受信メールが通常の電子
メールである場合の保存処理などを行う。
【0087】上記の電子メール送信システムの使用対象
者(ユーザ)としては、前述したような企業の営業,広
報,ユーザサポートなどの顧客対応部員のほか、EC事
業者,会員事務局の会報発行担当者,電子メールを多用
するビジネスマンや一般ユーザなどが考えられ、また、
その用途としては、新商品案内等の顧客向けダイレクト
メール,メールマガジンの配信,ユーザサポート用のサ
ービスメール,ECショップでの顧客コミュニケーショ
ン用メール,メールによる会報の発行,同好会のネット
ワーク作り,友人同士のパーティ・コンパの案内,グリ
ーティングメール,年賀状メールなど、同時に複数のメ
ールアドレスに電子メールの送信を行うようなほとんど
の場合が考えられる。
者(ユーザ)としては、前述したような企業の営業,広
報,ユーザサポートなどの顧客対応部員のほか、EC事
業者,会員事務局の会報発行担当者,電子メールを多用
するビジネスマンや一般ユーザなどが考えられ、また、
その用途としては、新商品案内等の顧客向けダイレクト
メール,メールマガジンの配信,ユーザサポート用のサ
ービスメール,ECショップでの顧客コミュニケーショ
ン用メール,メールによる会報の発行,同好会のネット
ワーク作り,友人同士のパーティ・コンパの案内,グリ
ーティングメール,年賀状メールなど、同時に複数のメ
ールアドレスに電子メールの送信を行うようなほとんど
の場合が考えられる。
【図1】この発明が適用される電子メール送信システム
の一例を示すシステム構成図である。
の一例を示すシステム構成図である。
【図2】この発明の実施に使用される顧客データファイ
ルの一例を示すファイル構成図である。
ルの一例を示すファイル構成図である。
【図3】この発明の実施に使用される電子メール配信リ
ストの一例を示すテーブル図である。
ストの一例を示すテーブル図である。
【図4】図1の電子メール送信システムにおける電子メ
ール送信手順の一例を示すフローチャートである。
ール送信手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】同例における電子メール送信処理手順の一例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図6】同例における電子メールの作成手順を示す概念
図である。
図である。
【図7】この発明による電子メール応答データの収集手
順の一例を示すフローチャートである。
順の一例を示すフローチャートである。
【図8】従来の電子メール送信システムを示すシステム
構成図である。
構成図である。
10 …端末機 10A …顧客データベース(データベース) 10B …配信データベース(データベース) 11 …メールサーバ F …顧客データファイル(メール受信者データ
ファイル) Fa …基本属性欄 Fb …拡張属性欄 Fb1 …送信エラー項目 Fc …システム管理情報欄 L …電子メール配信リスト(メールデータファ
イル) La …メッセージID記録欄(電子メールの識別
符号記録欄) Lb …送信数記録欄 Lc …開封数記録欄 Ld …顧客ID記録欄(電子メール受信者識別符
号記録欄) f …電子メールファイル S …電子メール送信システム T …クライアント端末機 I …インターネット
ファイル) Fa …基本属性欄 Fb …拡張属性欄 Fb1 …送信エラー項目 Fc …システム管理情報欄 L …電子メール配信リスト(メールデータファ
イル) La …メッセージID記録欄(電子メールの識別
符号記録欄) Lb …送信数記録欄 Lc …開封数記録欄 Ld …顧客ID記録欄(電子メール受信者識別符
号記録欄) f …電子メールファイル S …電子メール送信システム T …クライアント端末機 I …インターネット
Claims (6)
- 【請求項1】 送信を行った電子メールに関する情報が
記録されるメールデータファイルを登録するデータベー
スを電子メール送信システムに備え、 前記メールデータファイルに、少なくとも、送信を行っ
た電子メールの識別符号記録欄と電子メールの送信数記
録欄と送信した電子メールの開封数記録欄とを設け、 送信する電子メールに、その電子メールが受信側の端末
機において開封された際に送信側の端末機にその開封を
通知するリターンメールを発信するための設定と、リタ
ーンメールによって送信側の端末機に送り返されること
により電子メールの同一性を示すメール識別符号の付与
を行い、 前記メールデータファイルの識別符号記録欄に送信した
電子メールに付与した前記メール識別符号を記録すると
ともに送信数記録欄にその電子メールの送信数を記録
し、 電子メールの送信後に受信したリターンメールの数をカ
ウントしてそのカウント数を、前記メールデータファイ
ルの開封数記録欄に、リターンメールに含まれている前
記メール識別符号に対応させて記録する、 ことを特徴する電子メール応答データ収集方法。 - 【請求項2】 前記メールデータファイルに電子メール
受信者を識別するための電子メール受信者識別符号を記
録する電子メール受信者識別符号記録欄をさらに設け、 電子メール受信者に関する個別情報が記録されたメール
受信者データファイルを前記電子メール受信者識別符号
を付してデータベースに登録し、 このデータベースに登録されたメール受信者データファ
イルに基づいて電子メールの送信を行った後に前記リタ
ーンメールを受信したときに、このリターンメールを発
信した電子メール受信者の前記電子メール受信者識別符
号を、リターンメールに含まれている前記メール識別符
号に対応させて前記メールデータファイルに記録する請
求項1に記載の電子メール応答データ収集方法。 - 【請求項3】 前記メール受信者データファイルに基づ
いて送信された電子メールに発生する送信エラーの数を
メール受信者データファイル毎にデータベースに記録
し、この送信エラーの発生数があらかじめ設定された数
に達したメール受信者データファイルに対して、このメ
ール受信者データファイルに基づく電子メールの送信を
禁止する設定を行う請求項2に記載の電子メール応答デ
ータ収集方法。 - 【請求項4】 電子メール送信システムに装備される記
録媒体であって、 この電子メール送信システムのデータベースに少なくと
も送信を行った電子メールの識別符号記録欄と電子メー
ルの送信数記録欄と送信した電子メールの開封数記録欄
とが設けられて送信を行った電子メールに関する情報が
記録されるメールデータファイルを登録する手順と、送
信する電子メールに、その電子メールが受信側の端末機
において開封された際に送信側の端末機にその開封を通
知するリターンメールを発信するための設定と、リター
ンメールによって送信端末機に送り返されることにより
電子メールの同一性を示すメール識別符号の付与を行う
手順と、前記メールデータファイルの識別符号記録欄に
送信した電子メールに付与された前記メール識別符号を
記録するとともに送信数記録欄にその電子メールの送信
数を記録する手順と、電子メールの送信後に受信したリ
ターンメールをカウントしてそのカウント数を前記メー
ルデータファイルの開封数記録欄にリターンメールに含
まれている前記メール識別符号に対応させて記録する手
順とを含む電子メール応答データ収集プログラムが格納
されていることを特徴する電子メール応答データ収集制
御用記録媒体。 - 【請求項5】 前記電子メール応答データ収集プログラ
ムが、前記メールデータファイルに電子メール受信者を
識別するための電子メール受信者識別符号を記録する電
子メール受信者識別符号記録欄を設ける手順と、前記電
子メール受信者識別符号を付してデータベースに登録さ
れている電子メール受信者に関する個別情報が記録され
たメール受信者データファイルに基づいて電子メールの
送信が行われた後、前記リターンメールを受信したとき
に、このリターンメールを発信した電子メール受信者の
前記電子メール受信者識別符号を、リターンメールに含
まれている前記メール識別符号に対応させて前記メール
データファイルに記録する手順とをさらに含んでいる請
求項4に記載の電子メール応答データ収集制御用記録媒
体。 - 【請求項6】 前記電子メール応答データ収集プログラ
ムが、前記メール受信者データファイルに基づいて送信
された電子メールに発生する送信エラーの数をメール受
信者データファイル毎にデータベースに記録する手順
と、この送信エラーの発生数があらかじめ設定された数
に達したメール受信者データファイルに対して、このメ
ール受信者データファイルに基づく電子メールの送信を
禁止する設定を行う手順とをさらに含んでいる請求項4
に記載の電子メール応答データ収集制御用記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001074222A JP2002281092A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 電子メール応答データ収集方法および電子メール応答データ収集制御用記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001074222A JP2002281092A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 電子メール応答データ収集方法および電子メール応答データ収集制御用記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002281092A true JP2002281092A (ja) | 2002-09-27 |
Family
ID=18931528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001074222A Pending JP2002281092A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 電子メール応答データ収集方法および電子メール応答データ収集制御用記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002281092A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009252008A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Rml Kk | 営業支援システム |
JP2009277152A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Nomura Research Institute Ltd | メールサーバ |
JP5919446B1 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-05-18 | 楽天株式会社 | メール配信装置、メール配信方法、記録媒体、および、プログラム |
-
2001
- 2001-03-15 JP JP2001074222A patent/JP2002281092A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009252008A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Rml Kk | 営業支援システム |
JP2009277152A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Nomura Research Institute Ltd | メールサーバ |
JP5919446B1 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-05-18 | 楽天株式会社 | メール配信装置、メール配信方法、記録媒体、および、プログラム |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060721 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080612 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080627 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090403 |