JP2002278785A - プログラム配信方法 - Google Patents

プログラム配信方法

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JP2002278785A JP2001075494A JP2001075494A JP2002278785A JP 2002278785 A JP2002278785 A JP 2002278785A JP 2001075494 A JP2001075494 A JP 2001075494A JP 2001075494 A JP2001075494 A JP 2001075494A JP 2002278785 A JP2002278785 A JP 2002278785A
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隆一 鍛治
Yasuyuki Tsuta
蔦  康幸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の接続されるクライアント数が多い場合
ダウンロード時間が長くなりサービス運用が制限されて
しまうという問題点を解決し、情報配信サービスに影響
を与えず、複数クライアントに対しても効率よく、確実
に新プログラムのダウンロードを行い、切替日には短時
間で確実に新プログラムに移行することにより、システ
ムとしての信頼性を向上できるプログラム配信方法を提
供する。 【解決手段】 クライアント3が、サーバ2から新バー
ジョン情報を取得して、ダウンロード開始日に達した場
合に、サーバ2から新バージョンプログラムのダウンロ
ードをしておき、プログラム切り替え日に達した場合
に、稼動するプログラムをダウンロードしておいた新バ
ージョンプログラムに切り替えてプログラムを起動する
プログラム配信方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、株式取引情報等を
表示するクライアント/サーバ方式の情報表示システム
におけるプログラム配信方法に係り、特に情報サービス
に影響を与えず、複数クライアントに対しても効率よ
く、確実に新プログラムを配信してバージョンアップで
きるプログラム配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】株式取引情報等を表示する情報表示シス
テムは、センターから送信される全ての銘柄の最新の株
価情報等で構成される市場情報を受信して記憶するサー
バと、個々に選択された任意の銘柄に関する最新の株価
情報をサーバから取得して表示する複数のクライアント
とから構成されている。そして、サーバと複数のクライ
アントがローカル接続や専用線等によるイントラネット
系、もしくはインターネット環境下におけるネットワー
クを介して接続されており、サーバがセンター(ホス
ト)から送信される情報を随時受信して記憶し、必要に
応じて各クライアントに配信してクライアントで情報を
表示するクライアント/サーバ方式の情報表示システム
が一般的になっている。
【0003】このようなクライアント/サーバ方式の情
報表示システムにおいて、クライアントで実行される情
報表示等のためのプログラムが機能拡張等によりバージ
ョンアップされる場合は、サーバ側の情報配信のプログ
ラムのバージョンアップと同期を取ってバージョンアッ
プされるのが一般的であり、よって各クライアントで使
用されるプログラムのバージョンが統一して管理される
必要がある。
【0004】そこで、クライアント/サーバ方式の情報
表示システムにおけるクライアントプログラムに関する
従来の第1のプログラム配信方法は、新バージョンのプ
ログラムを格納したCD−ROM等の媒体を各クライア
ントの担当者に郵送などするか、又は各クライアントの
担当者がザーバなどから新バージョンのプログラムをダ
ウンロードする操作を行うかして新バージョンのプログ
ラムを配信し、バージョンアップする日時を各クライア
ントの担当者が判断して当該媒体又はダウンロードファ
イルを用いてバージョンアップ作業を行うようになって
いた。
【0005】また、別の(第2の)従来のプログラム配
信方法では、サーバ及びクライアントがプログラムのバ
ージョンを管理し、クライアントからサーバへの接続時
に、サーバがバージョンをチェックして、古い場合は新
バージョンのプログラムをサーバから強制的にクライア
ントにダウンロードする方法があった。
【0006】また、新バージョンのプログラムをサーバ
からクライアントに配信する従来技術としては、平成7
年5月19日公開の特開平7−129407「バージョ
ン管理方法」(出願人:日本電気情報サービス株式会
社、発明者:遠藤恒夫)がある。この従来技術は、サー
バが、クライアント端末に対してシステムバージョンア
ップ情報を転送し、クライアント端末が、システムバー
ジョン情報中のプログラムバージョンがクライアント端
末が保有するプログラムバージョンとが一致するか否か
を判断し、サーバのプログラムバージョンがクライアン
ト端末のプログラムバージョンと一致しないとき、クラ
イアント端末でプログラムを更新するか否かの判断を行
い、更新すると判断した場合はサーバからクライアント
端末に対して最新バージョンのプログラムを転送してク
ライアント端末のプログラムデータベースに格納する更
新処理を行うものであり、これにより、バージョンアッ
プのための作業工数と費用とを削減でき、信頼性を向上
できるものである。
【0007】また、サーバ装置などに保持されているソ
フトウェアを更新するだけで、クライアント装置に保持
されているソフトウェアを更新させる従来技術として
は、平成12年9月22日公開の特開2000−259
519「ネットワークシステム」(出願人:株式会社東
芝、発明者:松尾秀之)がある。この従来技術は、サー
バ装置に保持されている各ソフトウェアのいずれかが更
新される毎に、サーバ装置から各クライアント装置にソ
フトウェア更新情報を供給して、ソフトウェアが更新さ
れたことを知らせた後、各クライアント装置で更新対象
となっているソフトウェアが使用中かどうかチェックさ
せ、更新対象となっているソフトウェアの使用が終了
し、各クライアント装置からダウンロード要求が出され
たとき、ダウンロード要求を出したクライアント装置に
対し、サーバ装置から更新済みのソフトウェアを供給
し、このクライアント装置に記憶されているソフトウェ
アを更新させるものであり、これにより、各端末装置の
ユーザに対し、常に最新のソフトウェアを使用させるこ
とができ、各端末装置に記憶されているソフトウェアを
遅延無く更新させることができるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の第1のプログラム配信方法では、新バージョンのプ
ログラムをクライアント単位に手動操作でダウンロード
及びバージョンアップ(インストール)するので、特に
クライアント数が多い場合などは、バージョンアップの
ための作業工数(コスト及び時間)を要することにな
り、また一斉にバージョンアップするためには各クライ
アントの担当者がバージョンアップ作業を行うスケジュ
ールに神経を使う必要があるという問題点があった。
【0009】また、上記従来の第2のプログラム配信方
法では、クライアントからサーバへの接続時に新バージ
ョンのプログラムをサーバから強制的にクライアントに
ダウンロードするので、接続されるクライアント数が多
い場合、バージョンアップを行う日には、プログラムの
ダウンロード時間が長くなり、情報配信サービスの運用
が制限されてしまい、システムとしての信頼性が低下す
るという問題点があった。
【0010】また、特開平7−129407で提案され
たバージョン管理方法又は特開2000−259519
で提案されたネットワークシステムでは、各クライアン
トで一斉に新バージョンに切り替える切替日が決まって
いるという認識がないので、バージョンアップの当日に
ダウンロードを行うことになり、接続されるクライアン
ト数が多い場合、情報配信サービスに影響するという問
題点があった。
【0011】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、切替日以前にダウンロードを行っておき、切替日に
ダウンロードされている新プログラムに切り替えること
により、情報配信サービスに影響を与えず、複数クライ
アントに対しても効率よく、確実に新プログラムのダウ
ンロードを行い、切替日には短時間で確実に新プログラ
ムに移行することにより、システムとしての信頼性を向
上できるプログラム配信方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、サーバが最新のプログラムを保
持し、クライアントに対して最新のプログラムを配信す
るプログラム配信方法であって、サーバが、最新のプロ
グラムとプログラムに関するバージョンとダウンロード
開始日と切替日からなる新バージョン情報を管理し、ク
ライアントは、任意のプログラム起動時に、当該プログ
ラムに関する新バージョン情報をサーバに問合せて取得
し、稼働中のバージョンが取得した新バージョン情報の
バージョンより古く、且つシステム日時がダウンロード
開始日に達していて未だダウンロードが完了していない
場合に、サーバから最新のプログラムをダウンロードし
ておき、システム日時が切替日に達していたなら、稼働
するプログラムをダウンロードしておいた最新のバージ
ョンのプログラムに切り替えて起動するので、情報配信
サービスに影響を与えず、複数クライアントに対しても
効率よく、確実に新プログラムのダウンロードを行い、
切替日には短時間で確実に新プログラムに移行すること
により、システムとしての信頼性を向上できる。
【0013】上記従来例の問題点を解決するための本発
明は、サーバが最新のプログラムを保持し、クライアン
トに対して最新のプログラムを配信するプログラム配信
方法であって、サーバが、最新のプログラムとプログラ
ムに関するバージョンとダウンロード開始日と切替日か
らなる新バージョン情報を入手すると、クライアントに
新バージョン情報を配信し、クライアントは、配信され
た新バージョン情報を管理し、任意のプログラム起動時
に、稼働中のバージョンが管理されている新バージョン
情報のバージョンより古く、且つシステム日時がダウン
ロード開始日に達していて未だダウンロードが完了して
いない場合に、サーバから最新のプログラムをダウンロ
ードしておき、システム日時が前記切替日に達していた
なら、稼働するプログラムをダウンロードしておいた最
新のバージョンのプログラムに切り替えて起動するの
で、サーバとクライアント間のやり取りを軽減し、情報
配信サービスに影響を与えず、複数クライアントに対し
ても効率よく、確実に新プログラムのダウンロードを行
い、切替日には短時間で確実に新プログラムに移行する
ことにより、システムとしての信頼性を向上できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。
【0015】本発明に係るプログラム配信方法は、サー
バが、最新のプログラムとプログラムに関するバージョ
ンとダウンロード開始日と切替日からなる新バージョン
情報を管理し、クライアントが、稼働中のプログラムの
バージョンを管理し、新バージョン情報をサーバに問い
合わせて取得し、稼働中のバージョンが新バージョン情
報のバージョンより古く、システム日時が新バージョン
情報のダウンロード開始日に達していて未だダウンロー
ドが完了していない場合に、サーバから最新のプログラ
ムをダウンロードしておき、システム日時が新バージョ
ン情報の切替日に達していたら、稼動するプログラムを
ダウンロードしておいた最新のプログラムに切り替えて
起動するので、各クライアントが主体となって情報配信
サービスに影響を与えず、複数クライアントに対しても
効率よく、確実に新プログラムのダウンロードを行い、
切替日には短時間で確実に新プログラムに移行すること
により、システムとしての信頼性を向上できる。
【0016】また、本発明に係るプログラム配信方法
は、サーバが、最新のプログラムとプログラムに関する
バージョンとダウンロード開始日と切替日からなる新バ
ージョン情報を入手するとクライアントに新バージョン
情報を配信し、クライアントが、新バージョン情報と稼
働中のプログラムのバージョンを管理し、稼働中のバー
ジョンが新バージョン情報のバージョンより古く、シス
テム日時が新バージョン情報のダウンロード開始日に達
していて未だダウンロードが完了していない場合に、サ
ーバから最新のプログラムをダウンロードしておき、シ
ステム日時が新バージョン情報の切替日に達していた
ら、稼動するプログラムをダウンロードしておいた最新
のプログラムに切り替えて起動するので、各クライアン
トが主体となって、サーバとクライアント間のやり取り
を軽減し、情報配信サービスに影響を与えず、複数クラ
イアントに対しても効率よく、確実に新プログラムのダ
ウンロードを行い、切替日には短時間で確実に新プログ
ラムに移行することにより、システムとしての信頼性を
向上できる。
【0017】まず、本発明のプログラム配信方法を実現
する情報表示システム等の概略構成について図1を使っ
て説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るプログ
ラム配信方法を実現する情報表示システムの概略システ
ム構成例を示すブロック図である。本実施の形態に係る
プログラム配信方法を実現する情報表示システムは、例
えば図1に示すように、情報配信ホスト1と、情報表示
装置(サーバ)2と、情報表示装置(クライアント)3
とから構成されており、情報配信ホスト1とサーバ2は
高速な専用回線によって接続され、サーバ2と各クライ
アント3は低速な公衆回線によって接続されている。
【0018】次に、本発明のプログラム配信方法を実現
する情報表示システム等を構成する各部について具体的
に説明する。情報配信ホスト1は、サーバ2に新バージ
ョンのプログラムと新バージョンのプログラムの情報で
ある新バージョン情報を送信するものである。
【0019】サーバ2は、情報配信ホスト1から送信さ
れた新バージョンのプログラムと新バージョン情報を記
憶し、クライアント3からの新バージョン情報の取得要
求を受信すると要求された新バージョン情報を当該クラ
イアント3に送信し、また、クライアント3からのダウ
ンロード指示を受信すると、最新プログラムを当該クラ
イアント3にダウンロードするものである。
【0020】クライアント3は、システム立ち上げ時又
はプログラムの起動要求時に、サーバ2に対してプログ
ラムの新バージョン情報の取得要求を送信し、サーバ2
から新バージョン情報を取得し、稼働中のバージョンが
新バージョン情報のバージョンより古く、システム日時
がダウンロード開始日に達していて未だダウンロードが
完了していない場合は、サーバ2から新バージョンのプ
ログラムをダウンロードし、システム日時がプログラム
切り替え日になると、稼動するプログラムを新バージョ
ンのプログラムに切り替えてから起動するものである。
【0021】次に、本発明のプログラム配信方法を実現
する情報表示システムにおけるサーバ2とクライアント
3の内部構成について説明する。図2は、本発明のプロ
グラム配信方法におけるクライアント/サーバの構成ブ
ロック図である。本発明のプログラム配信方法における
サーバ2は、バージョン情報送信手段21と、ダウンロ
ード受入手段23と、新バージョン管理ファイル記憶部
24と、新バージョン受信手段25と、ダウンロードプ
ログラム記憶部26とから構成されている。
【0022】次に、本発明のプログラム配信方法におけ
るサーバ2を構成する各部について具体的に説明する。
新バージョン受信手段25は、情報配信ホスト1から送
信される新バージョン情報や新バージョンプログラムを
受信する手段で、受信した新バージョン情報を後述する
新バージョン管理ファイル記憶部24に格納し、受信し
た新バージョンプログラムを後述するダウンロードプロ
グラム記憶部26に格納するようになっている。
【0023】ダウンロードプログラム記憶部26は、受
信した新バージョンプログラムを記憶するもので、対象
となる全てのクライアント3へ新バージョンプログラム
のダウンロードが終了すると削除するようにしてもよ
い。
【0024】新バージョン管理ファイル記憶部24は、
新バージョンのプログラムの情報である新バージョン情
報を記憶するもので、図3に示すように、新バージョン
プログラムのバージョン及び構成するファイル名を記憶
するSVERファイルと、新バージョンプログラムのダ
ウンロード情報を記憶するダウンロード指示ファイルと
が記憶されている。図3は、本発明のプログラム配信方
法におけるサーバの新バージョン管理ファイル記憶部の
構成例を示す説明図である。
【0025】SVERファイルは、サーバ2が管理して
いるプログラムの種別を示すプログラム種別と、各プロ
グラム種別に対応する最新バージョンの値を示すSVE
Rと、最新バージョンを構成するファイル名とを記憶す
るもので、プログラム種別にはサーバ2が管理している
プログラムの種別が予め設定されており、SVERは新
バージョン受信手段25によって情報配信ホスト1から
受信した新バージョン情報に含まれる最新バージョンが
随時格納されるようになっている。
【0026】ダウンロード指示ファイルは、サーバ2が
管理しているプログラムの種別を示すプログラム種別
と、各プログラム種別に対応して、クライアント3への
ダウンロード開始を許可する日時を示すダウンロード開
始日と、クライアント3における新バージョンプログラ
ムへの切り替えを許可する日時を示すプログラム切り替
え日とを記憶するものである。プログラム種別には、サ
ーバ2が管理しているプログラムの種別が予め設定され
ており、ダウンロード開始日及びプログラム切り替え日
には、新バージョン受信手段25によって情報配信ホス
ト1から受信した新バージョン情報に含まれるダウンロ
ード開始日及びプログラム切り替え日が随時格納される
ようになっている。尚、SVERファイルとダウンロー
ド指示ファイルとは、同一ファイルとして構成しても構
わない。
【0027】バージョン情報送信手段21は、クライア
ント3からの要求に応じて、新バージョン管理ファイル
記憶部24に記憶されているSVERファイル又はダウ
ンロード指示ファイルをクライアント3に送信する手段
で、後述するクライアント3のバージョンチェック手段
31からSVERファイル取得要求が送信されると、新
バージョン管理ファイル記憶部24に記憶されているS
VERファイルをバージョンチェック手段31に送信
し、バージョンチェック手段31からダウンロード指示
ファイル取得要求が送信されると、新バージョン管理フ
ァイル記憶部24に記憶されているダウンロード指示フ
ァイルを送信するようになっている。
【0028】ダウンロード受入手段23は、後述するク
ライアント3のダウンロード手段36からダウンロード
の指示を受信すると、ダウンロードプログラム記憶部2
6に記憶されている新バージョンプログラムをクライア
ント3にダウンロードする手段である。
【0029】また、本発明のプログラム配信方法におけ
るクライアント3は、バージョンチェック手段31と、
プログラム切り替え手段32と、バージョン管理ファイ
ル記憶部33、システム時計34と、クライアントプロ
グラム記憶部35と、ダウンロード手段36と、ダウン
ロード管理ファイル記憶部37と、プログラム起動手段
38とから構成されている。
【0030】次に、本発明のプログラム配信方法におけ
るクライアント3を構成する各部について具体的に説明
する。クライアントプログラム記憶部35は、現在稼動
中のプログラムの各ファイルを格納する稼働中プログラ
ム記憶部と、後述するダウンロード手段36によってダ
ウンロードされた新バージョンプログラムの各ファイル
を格納するダウンロードプログラム記憶部とを有するも
のである。
【0031】システム時計34は、現在時刻をカウント
する時計で、後述するバージョンチェック手段31によ
って参照されて、受信したダウンロード指示ファイルに
記憶されているダウンロード開始日の日時やプログラム
切り替え日の日時と、現在日時とを比較する際に使用さ
れるようになっている。
【0032】バージョン管理ファイル記憶部33は、稼
働中のプログラムの情報であるバージョン情報を記憶す
るもので、図4に示すように、プログラム種別と、CV
ERと、ダウンロード完了ステータスとから構成されて
いる。図4は、本発明のプログラム配信方法におけるク
ライアントのバージョン管理ファイル記憶部の構成例を
示す説明図である。
【0033】ここで、プログラム種別には、稼働中プロ
グラムの種別が記憶され、CVERには、稼働中プログ
ラムのバージョンの値が記憶されるものである。また、
ダウンロード完了ステータスには、新バージョンプログ
ラムのダウンロード完了の有無が記憶されるもので、新
バージョンプログラムのダウンロードが完了すると「完
了」に設定され、稼働中プログラムを新バージョンプロ
グラムに切り替えると「未完」に設定されるようになっ
ている。
【0034】ダウンロード管理ファイル記憶部37は、
新バージョンプログラムのダウンロード状況を管理する
もので、図5に示すように、ダウンロードファイル数
と、ダウンロード完了ファイル数と、ダウンロード完了
ファイル情報とから構成されている。図6は、本発明の
プログラム配信方法におけるクライアントのバージョン
チェック処理の流れを示すフローチャート図である。
【0035】ここで、ダウンロードファイル数には、ダ
ウンロードするファイルの数を記憶するもので、新バー
ジョンプログラムをダウンロードする前にサーバから取
得したSVERファイル内のファイル名の数に従って設
定するようになっている。
【0036】ダウンロード完了ファイル数には、正常に
ダウンロードを完了したファイルの数を記憶するもの
で、新バージョンプログラムのファイルをダウンロード
する毎に加算するようになっている。
【0037】ダウンロード完了ファイル情報は、ダウン
ロードを完了したファイルの情報を記憶するもので、ダ
ウンロードしたファイル名が記憶されるファイル名と、
ダウンロードしたファイルのサイズが記憶されるサイズ
と、ファイルをダウンロードした時刻が記憶されるダウ
ンロード時刻とから構成されている。
【0038】バージョンチェック手段31は、クライア
ント3においてクライアントプログラム起動操作が行わ
れた時に、まず、当該クライアントプログラムのバージ
ョンをチェックする手段である。具体的には、クライア
ント3においてクライアントプログラム(例えば、プロ
グラム種別A)の起動操作が行われると、まずバージョ
ンチェック手段31が動作し、サーバ2のバージョン情
報送信手段21に対して、プログラム種別Aに関する新
バージョン情報の取得要求を行い、サーバ2から新バー
ジョンプログラムのダウンロード指示ファイル及びSV
ERファイルを取得する。そして、稼働中プログラムの
バージョンが受信した新バージョンプログラムのバージ
ョンより古く、システム日時がダウンロード開始日に達
していて未だダウンロードが完了していない場合、即
ち、SVERファイルに記憶されている新バージョンの
値(SVER)とバージョン管理ファイル記憶部33に
記憶されている現行バージョンの値(CVER)とを比
較して現行バージョン(CVER)の方が古く、且つシ
ステム時計34の日時がダウンロード指示ファイルに記
憶されているダウンロード開始日の日時に達していて、
バージョン管理ファイル記憶部33のダウンロード完了
ステータスが「未完」の場合に、ダウンロード手段36
を起動してからプログラム起動手段38によってクライ
アントプログラムを起動する。また、システム日時がプ
ログラム切り替え日に達していた場合、即ちシステム時
計34の日時がダウンロード指示ファイルに記憶されて
いるプログラム切り替え日の日時に達していた場合に、
プログラム切り替え手段32を起動するようになってい
る。尚、サーバ2のバージョン情報送信手段21に対し
て、新バージョン情報の取得要求を行う場合、必要とす
るプログラム種別に関する情報だけを要求するようにし
ても良いし、全情報を取得し、関連する情報のみを使用
するようにしても構わない。
【0039】ダウンロード手段36は、バージョンチェ
ック手段31によって起動され、サーバ2のダウンロー
ド受入手段23に対して新バージョンプログラムのダウ
ンロード要求を行って、新バージョンプログラムを構成
する各ファイルのダウンロードを行いクライアントプロ
グラム記憶部35のダウンロードプログラム記憶部に格
納する。この時、ダウンロード要求前又は直後に、ダウ
ンロード管理ファイル記憶部37のダウンロードファイ
ル数とダウンロード完了ファイル情報のファイル名を設
定し、各ファイルのダウンロードが正常に終了する毎に
ダウンロード完了ファイル情報のサイズ及びダウンロー
ド時刻を更新し、ダウンロード完了ファイル数に1を加
算していく。そして、ダウンロード完了ファイル数が、
ダウンロードファイル数と一致したなら、バージョン管
理ファイル記憶部33のダウンロード完了ステータスを
「完了」に設定する手段である。
【0040】尚、ダウンロード手段36は、クライアン
トプログラムとは独立した、単独でサーバ2からプログ
ラムファイルをダウンロードするダウンロードプログラ
ムで構成される。また、ファイルのダウンロードは、一
斉にサーバ2に対してダウンロード要求が発生しないよ
うに、ファイル単位でインターバルを設けるようにして
も良い。インターバルタイマーは、特定の時間の範囲で
ランダム関数を使用して時間を決定するようにすればよ
い。また、クライアント3は、ユーザ操作によって、起
動・終了されるため、ダウンロード手段36(ダウンロ
ードプログラム)がファイル転送中に終了割り込みを受
け取った場合には、サーバ2との接続終了処理を行っ
て、サーバ2にクライアント側の中途終了を認識させ、
転送途中であったファイルについては削除し、次回当該
ファイルからダウンロードを開始するようにしても良
い。又は、ファイル転送が途中となったクライアントプ
ログラムについては、関連ファイルを全て削除し、次回
当該クライアントプログラムについて最初からダウンロ
ードを行うようにしてもどちらでも構わない。
【0041】プログラム切り替え手段32は、バージョ
ンチェック手段31から移行し、稼働中プログラムと新
バージョンプログラムとの切替を行ってから、バージョ
ン管理ファイル記憶部33の現行バージョンの値(CV
ER)を新バージョンの値に設定し、ダウンロード完了
ステータスを「未完」に設定してから、プログラム起動
手段38によって、クライアントプログラムを起動する
手段である。尚、稼働中のプログラムと新バージョンプ
ログラムとの切り替え方法は任意であり、クライアント
プログラム記憶部35のダウンロードプログラム記憶部
に格納されている新バージョンプログラムを稼働中プロ
グラム記憶部に格納しても良いし、起動するプログラム
ファイルのリンク先を新バージョンプログラムのファイ
ルに切り替える方法でも良いし、その他の方法であって
も構わない。
【0042】次に、本発明のプログラム配信方法におけ
るクライアント3の処理の流れについて、図6を使って
説明する。図6は、本発明のプログラム配信方法におけ
るクライアントのクライアントプログラム起動時の処理
の流れを示すフローチャート図である。尚、図6では、
バージョンが新しいほどバージョンを示す値が大きくな
っていくと仮定している。
【0043】本発明のプログラム配信方法におけるクラ
イアント3のクライアントプログラム起動時の処理の流
れは、クライアントプログラムの起動操作が行われる
と、まずバージョンチェック手段31の動作として、サ
ーバ2のバージョン情報送信手段21に取得要求を行っ
て、ダウンロード指示ファイルとSVERファイルを取
得して(100)、バージョン管理ファイル記憶部33
に記憶されている現行バージョンの値(CVER)がS
VERファイルにより取得した新バージョンの値(SV
ER)より古いかどうか判断し(102)、現行バージ
ョン(CVER)が新バージョン(SVER)より古く
ない場合(No)は、処理114へ行く。
【0044】一方、処理102において、現行バージョ
ン(CVER)が新バージョン(SVER)より古い場
合(Yes)は、システム時計34の日時(SDAY)
がダウンロード指示ファイルにより取得したダウンロー
ド開始日の日時(ODAY)に達しているかどうか判断
し(104)、システム時計34の日時(SDAY)が
ダウンロード開始日の日時(ODAY)に達していない
場合(No)は、処理110へ行く。
【0045】一方、処理104において、システム時計
34の日時(SDAY)がダウンロード開始日の日時
(ODAY)に達している場合(Yes)は、バージョ
ン管理ファイル記憶部33のダウンロード完了ステータ
スが「完了」かによりダウンロード完了かを判断し(1
06)、ダウンロード完了の場合(Yes)は、処理1
10へ行く。
【0046】一方、処理106において、ダウンロード
完了でない場合(No)は、ダウンロード手段36を起
動してダウンロードを行わせ(108)、システム時計
34の日時(SDAY)がダウンロード指示ファイルに
より取得したプログラム切り替え日の日時(CDAY)
に達しているかどうか判断し(110)、システム時計
34の日時(SDAY)がプログラム切り替え日の日時
(CDAY)に達していない場合(No)は、処理11
4へ行く。
【0047】一方、処理110において、システム時計
34の日時(SDAY)がプログラム切り替え日の日時
(CDAY)に達している場合(Yes)は、バージョ
ン管理ファイル記憶部33のダウンロード完了ステータ
スが「完了」かによりダウンロード完了かを判断し(1
11)、ダウンロード完了でない場合(No)は、処理
111を繰り返して、ダウンロードが完了するのを待
つ。一方、処理111において、ダウンロード完了の場
合(Yes)は、プログラム切り替え手段32の動作に
よって、稼働プログラムを新バージョンのプログラムに
切り替え(112)、プログラム起動手段38の動作に
よって、クライアントプログラムを起動して、クライア
ントプログラムの起動動作を終了する。
【0048】次に、本発明のプログラム配信方法におい
て、クライアント3でクライアントプログラムの起動操
作が行われた時の各種ケースにおけるサーバ2及びクラ
イアント3の動作について説明する。まず、図7を使っ
てクライアントプログラムの起動操作が行われた時にダ
ウンロードのみが行われる場合の動作を説明する。図7
は、本発明のプログラム配信方法において、クライアン
トプログラムの起動操作が行われた時にダウンロードの
みが行われる場合の動作の流れを示す説明図である。本
発明のプログラム配信方法では、図7に示すように、ク
ライアント3でクライアントプログラムの起動操作が行
われた時に、バージョンチェック手段31によって、サ
ーバ2に対してダウンロード指示ファイルの取得要求を
行ってダウンロード指示ファイルが取得され、SVER
ファイル取得要求を行ってSVERファイルが取得され
る。
【0049】そして、バージョン管理ファイル記憶部3
3に記憶されている現行バージョンの値(CVER)が
SVERファイルに記憶されている新バージョンの値
(SVER)より古く、システム時計34の日時(SD
AY)がダウンロード指示ファイルに記憶されているダ
ウンロード開始日の日時(ODAY)に達していて、バ
ージョン管理ファイル記憶部33のダウンロード完了ス
テータスが「未完」の場合、ダウンロード手段36が起
動され、更にプログラム起動手段38を起動することに
よってクライアントプログラムが起動され、バージョン
チェック手段31の動作は終了する。
【0050】そして、ダウンロード手段36では、ダウ
ンロード管理ファイル記憶部37のダウンロードファイ
ル数とダウンロード完了ファイル情報のファイル名が設
定され、サーバ2に対して新バージョンプログラムのダ
ウンロード要求が行われて、サーバ2から新バージョン
プラグラムがダウンロードされ、クライアントプログラ
ム記憶部35のダウンロードプログラム記憶部に新バー
ジョンプログラムが格納される。その際、各ファイルの
ダウンロードが正常に終了する毎にダウンロード管理フ
ァイル記憶部37のダウンロード完了ファイル情報のサ
イズ及びダウンロード時刻が更新され、ダウンロード完
了ファイル数に1が加算され、ダウンロード完了ファイ
ル数が、ダウンロードファイル数と一致したなら、バー
ジョン管理ファイル記憶部33のダウンロード完了ステ
ータスを「完了」に設定され、ダウンロード手段36が
終了する。
【0051】次に、図8を使ってクライアントプログラ
ムの起動操作が行われた時にプログラム切り替えが行わ
れる場合の動作を説明する。図8は、本発明のプログラ
ム配信方法において、クライアントプログラムの起動操
作が行われた時にプログラム切り替えが行われる場合の
動作の流れを示す説明図である。本発明のプログラム配
信方法では、図8に示すように、クライアント3でクラ
イアントプログラムの起動操作が行われた時に、バージ
ョンチェック手段31によって、サーバ2に対してダウ
ンロード指示ファイルの取得要求を行ってダウンロード
指示ファイルが取得され、SVERファイル取得要求を
行ってSVERファイルが取得される。
【0052】そして、バージョン管理ファイル記憶部3
3に記憶されている現行バージョンの値(CVER)が
SVERファイルに記憶されている新バージョンの値
(SVER)より古く、システム時計34の日時(SD
AY)が、ダウンロード指示ファイルに記憶されている
ダウンロード開始日の日時(ODAY)に達していて、
プログラム切り替え日の日時(CDAY)にも達してい
て、バージョン管理ファイル記憶部33のダウンロード
完了ステータスが「完了」の場合、プログラム切り替え
手段32に移行する。
【0053】そして、プログラム切り替え手段32によ
って、稼働中プログラムと新バージョンプログラムとの
切替を行ってから、SVERファイルに記憶されている
新バージョンの値(SVER)がバージョン管理ファイ
ル記憶部33のCVERに記憶されて更新され、バージ
ョン管理ファイル記憶部33のダウンロード完了ステー
タスが「未完」に戻される。
【0054】そして、プログラム切り替え手段32の動
作が終了したなら、バージョンチェック手段31に戻っ
て、プログラム起動手段38を起動することによってク
ライアントプログラムが起動され、バージョンチェック
手段31の動作は終了する。
【0055】次に、図9を使ってクライアントプログラ
ムの起動操作が行われた時にダウンロードとプログラム
切り替えが行われる場合の動作を説明する。図9は、本
発明のプログラム配信方法において、クライアントプロ
グラムの起動操作が行われた時にダウンロードとプログ
ラム切り替えが行われる場合の動作の流れを示す説明図
である。本発明のプログラム配信方法では、図9に示す
ように、クライアント3でクライアントプログラムの起
動操作が行われた時に、バージョンチェック手段31に
よって、サーバ2に対してダウンロード指示ファイルの
取得要求を行ってダウンロード指示ファイルが取得さ
れ、SVERファイル取得要求を行ってSVERファイ
ルが取得される。
【0056】そして、バージョン管理ファイル記憶部3
3に記憶されている現行バージョンの値(CVER)が
SVERファイルに記憶されている新バージョンの値
(SVER)より古く、システム時計34の日時(SD
AY)が、ダウンロード指示ファイルに記憶されている
ダウンロード開始日の日時(ODAY)に達していて、
プログラム切り替え日の日時(CDAY)にも達してい
て、バージョン管理ファイル記憶部33のダウンロード
完了ステータスが「未完」の場合、まずダウンロード手
段36が起動される。
【0057】そして、ダウンロード手段36によって、
サーバ2から新バージョンプラグラムが順次ダウンロー
ドされ、バージョン管理ファイル記憶部33のダウンロ
ード完了ステータスに「完了」が設定されてダウンロー
ド手段36が終了すると、バージョンチェック手段31
がバージョン管理ファイル記憶部33のダウンロード完
了ステータス「完了」を確認し、プログラム切り替え手
段32に移行し、プログラム切り替え手段32によっ
て、稼働中プログラムと新バージョンプログラムとの切
替が行われ、プログラム切り替え手段32の動作が終了
したなら、バージョンチェック手段31に戻って、プロ
グラム起動手段38を起動することによってクライアン
トプログラムが起動され、バージョンチェック手段31
の動作は終了する。
【0058】上記説明では、クライアント側の1種類の
クライアントプログラムに関する構成及び動作で説明し
てきたが、複数の種類のクライアントプログラムが存在
する場合には、各々について、各手段や記憶部を有する
ようにするか、又は各手段及び記憶部をクライアントプ
ログラムの種類を識別子として、管理、動作するように
しても構わない。また、上記説明では、クライアントプ
ログラム起動操作が行われた時に、バージョンチェック
手段31が起動されるように説明したが、例えば、シス
テム立ち上げ時にバージョンチェック手段31を起動
し、当該クライアント内の全クライアントプログラムに
関して、チェックを行うようにしても構わない。
【0059】本発明のプログラム配信方法によれば、ク
ライアント3においてクライアントプログラムの起動操
作が行われたときに、サーバ2のバージョン情報送信手
段21に対して取得要求を行ってSVERファイルとダ
ウンロード指示ファイルを取得し、SVERファイルに
記憶されている新バージョン(SVER)とバージョン
管理ファイル記憶部33に記憶されている現行バージョ
ン(CVER)と比較してCVERの方が古く、システ
ム時計34の日時がダウンロード指示ファイルに記憶さ
れているダウンロード開始日の日時に達していて、バー
ジョン管理ファイル記憶部33のダウンロード完了ステ
ータスが「未完」の場合に、ダウンロード手段を起動し
てサーバ2から新バージョンプログラムをダウンロード
するのと共に、クライアントプログラムは、即起動する
ので、新バージョンへの切替日以前に、クライアントプ
ログラムの実行に影響することなくダウンロードしてお
くことができ、情報配信サービスに影響を与えず、複数
クライアントに対しても効率よく、確実に新プログラム
のダウンロードを行って、システムとしての信頼性を向
上できる効果がある。
【0060】また、本発明のプログラム配信方法によれ
ば、クライアント3においてクライアントプログラムの
起動操作が行われたときに、サーバ2のバージョン情報
送信手段21に対して取得要求を行ってSVERファイ
ルとダウンロード指示ファイルを取得し、SVERファ
イルに記憶されている新バージョン(SVER)とバー
ジョン管理ファイル記憶部33に記憶されている現行バ
ージョン(CVER)と比較してCVERの方が古く、
システム時計34の日時がダウンロード指示ファイルに
記憶されているプログラム切り替え日の日時に達してい
た場合に、稼動するプログラムをダウンロードしておい
た新バージョンプログラムに切り替えを行い、クライア
ントプログラムを起動するので、プログラム切り替え日
当日には、即座に新バージョンに切り替えてクライアン
トプログラムを起動することができ、情報配信サービス
に影響を与えず、複数クライアントであっても、短時間
で確実に新プログラムに移行して、システムとしての信
頼性を向上できる効果がある。
【0061】上記実施の形態の説明では、サーバ2が、
新バージョン情報を入手すると新バージョン管理ファイ
ル記憶部24で記憶しておき、クライアント3がバージ
ョンチェック手段31によって新バージョン情報取得要
求すると新バージョン情報を取得するようにしている
が、別の実施の形態のプログラム配信方法として、サー
バ2が、新バージョン情報を入手すると、クライアント
3に新バージョン情報を送信して、クライアント3で新
バージョン情報を記憶し、稼働中プログラムに関して、
ダウンロード開始日に達した場合にダウンロード手段を
起動してダウンロードを行い、プログラム切り替え日に
達した場合に、プログラム切り替え手段により新バージ
ョンプログラムに切り替えるようにしても構わない。
【0062】本発明の別のプログラム配信方法によれ
ば、サーバ2が新バージョン情報であるSVERファイ
ルとダウンロード指示ファイルを入手するとクライアン
ト3に送信して、クライアント3が記憶し、ダウンロー
ド開始日の日時に達した場合に、サーバ2から新バージ
ョンプログラムをダウンロードをしておき、プログラム
切り替え日の日時に達した場合に、稼動するプログラム
をダウンロードしておいた新バージョンプログラムに切
り替えて、クライアントプログラムを起動するので、サ
ーバ2とクライアント3間のやり取りを軽減し、切替日
以前に、情報配信サービスに影響を与えず、複数クライ
アントに対しても効率よく、確実に新プログラムのダウ
ンロードを行い、切替日には、情報配信サービスに影響
を与えず、複数クライアントであっても、短時間で確実
に新プログラムに移行して、システムとしての信頼性を
向上できる効果がある。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、サーバが、最新のプロ
グラムとプログラムに関するバージョンとダウンロード
開始日と切替日からなる新バージョン情報を管理し、ク
ライアントが、稼働中のプログラムのバージョンを管理
し、新バージョン情報をサーバに問い合わせて取得し、
稼働中のバージョンが新バージョン情報のバージョンよ
り古く、システム日時が新バージョン情報のダウンロー
ド開始日に達していて未だダウンロードが完了していな
い場合に、サーバから最新のプログラムをダウンロード
しておき、システム日時が新バージョン情報の切替日に
達していたら、稼動するプログラムをダウンロードして
おいた最新のプログラムに切り替えて起動するので、情
報配信サービスに影響を与えず、複数クライアントに対
しても効率よく、確実に新プログラムのダウンロードを
行い、切替日には短時間で確実に新プログラムに移行す
ることにより、システムとしての信頼性を向上できる効
果がある。
【0064】また、本発明によれば、サーバが、最新の
プログラムとプログラムに関するバージョンとダウンロ
ード開始日と切替日からなる新バージョン情報を入手す
るとクライアントに新バージョン情報を配信し、クライ
アントが、新バージョン情報と稼働中のプログラムのバ
ージョンを管理し、稼働中のバージョンが新バージョン
情報のバージョンより古く、システム日時が新バージョ
ン情報のダウンロード開始日に達していて未だダウンロ
ードが完了していない場合に、サーバから最新のプログ
ラムをダウンロードしておき、システム日時が新バージ
ョン情報の切替日に達していたら、稼動するプログラム
をダウンロードしておいた最新のプログラムに切り替え
て起動するので、サーバとクライアント間のやり取りを
軽減して、情報配信サービスに影響を与えず、複数クラ
イアントに対しても効率よく、確実に新プログラムのダ
ウンロードを行い、切替日には短時間で確実に新プログ
ラムに移行することにより、システムとしての信頼性を
向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプログラム配信方法
を実現する情報表示システムのシステム構成である。
【図2】本発明のプログラム配信方法におけるクライア
ント/サーバの構成ブロック図である。
【図3】本発明のプログラム配信方法におけるサーバの
新バージョン管理ファイル記憶部の構成例を示す説明図
である。
【図4】本発明のプログラム配信方法におけるクライア
ントのバージョン管理ファイル記憶部の構成例を示す説
明図である。
【図5】本発明のプログラム配信方法におけるクライア
ントのダウンロード管理ファイル記憶部の構成例を示す
説明図である。
【図6】本発明のプログラム配信方法におけるクライア
ントのバージョンチェック処理の流れを示すフローチャ
ート図である。
【図7】本発明のプログラム配信方法におけるダウンロ
ードの動作の流れを示す説明図である。
【図8】本発明のプログラム配信方法におけるプログラ
ム切り替えの動作の流れを示す説明図である。
【図9】本発明のプログラム配信方法におけるダウンロ
ードとプログラム切り替えの動作の流れを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1…配信ホスト、 2…サーバ、 3…クライアント、
21…バージョン情報送信手段、 22…ダウンロー
ド指示ファイル記憶部、 23…ダウンロード受入手
段、 24…新バージョン管理ファイル記憶部、 25
…新バージョン受信手段、 26…ダウンロードプログ
ラム記憶部、 31…バージョンチェック手段、 32
…プログラム切り替え手段、 33…バージョン管理フ
ァイル記憶部、 34…システム時計、 35…クライ
アントプログラム記憶部、 36…ダウンロード手段、
37…ダウンロード管理ファイル記憶部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバが最新のプログラムを保持し、ク
    ライアントに対して最新のプログラムを配信するプログ
    ラム配信方法であって、 前記サーバが、最新のプログラムと前記プログラムに関
    するバージョンとダウンロード開始日と切替日からなる
    新バージョン情報を管理し、 前記クライアントは、任意のプログラム起動時に、当該
    プログラムに関する新バージョン情報を前記サーバに問
    合せて取得し、稼働中のバージョンが前記取得した新バ
    ージョン情報のバージョンより古く、且つシステム日時
    がダウンロード開始日に達していて未だダウンロードが
    完了していない場合に、前記サーバから最新のプログラ
    ムをダウンロードしておき、システム日時が前記切替日
    に達していたなら、稼働するプログラムを前記ダウンロ
    ードしておいた最新のバージョンのプログラムに切り替
    えて起動することを特徴とするプログラム配信方法。
  2. 【請求項2】 サーバが最新のプログラムを保持し、ク
    ライアントに対して最新のプログラムを配信するプログ
    ラム配信方法であって、 前記サーバが、最新のプログラムと前記プログラムに関
    するバージョンとダウンロード開始日と切替日からなる
    新バージョン情報を入手すると、前記クライアントに前
    記新バージョン情報を配信し、 前記クライアントは、前記配信された新バージョン情報
    を管理し、任意のプログラム起動時に、稼働中のバージ
    ョンが前記管理されている新バージョン情報のバージョ
    ンより古く、且つシステム日時がダウンロード開始日に
    達していて未だダウンロードが完了していない場合に、
    前記サーバから最新のプログラムをダウンロードしてお
    き、システム日時が前記切替日に達していたなら、稼働
    するプログラムを前記ダウンロードしておいた最新のバ
    ージョンのプログラムに切り替えて起動することを特徴
    とするプログラム配信方法。
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