JP2002278304A - 液体トナーの濃度測定装置 - Google Patents

液体トナーの濃度測定装置

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元治 市田
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雅信 本江
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靖彦 岸本
Hideaki Shibata
英明 柴田
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達夫 野崎
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豊 中島
Tei Nishikawa
禎 西川
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彰彦 稲本
Satoshi Miyamoto
悟司 宮本
Yoshiro Kawamoto
義朗 川本
Shigenori Uesugi
茂紀 上杉
Kiun Mori
基雲 杜
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公相 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤として不揮発性のオイルをキャリア剤
として用いている電子写真装置において、未現像で現像
ローラあるいは、感光体にて回収された希釈トナーの濃
度を検出することを目的としている。 【解決手段】 本発明の液体トナーの濃度測定装置は、
光学濃度センサを用いて、液体トナーの薄い層の濃度を
測定する。液体トナーの容器の一部にガラス面を設け、
そのガラス面の外側に光学濃度センサを配置する。この
ガラス面の内側に、所定厚さの薄い液体トナー層が形成
される。この薄い液体トナー層は、容器の内部に、回転
可能の反射板、偏心した丸型反射カム、或いは偏心カム
とこれに当接する反射ブロックを備えることにより形成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体トナーの濃度
測定装置に関し、特に、光学濃度センサを用いて、液体
トナーの薄い層を通過する光を測定することにより液体
トナーの濃度を測定する濃度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体現像方式の電子写真装置において、
現像液として、不揮発性を示す高粘度で高濃度の液体ト
ナーを用いる場合、液体トナーをリサイクルしていくと
いう機能を備えると、非常に便利なものとなる。
【0003】図9は、液体トナーを回収し、再利用する
従来の構成を例示している(特開平11−272083
号公報)。液体トナーを液体現像液として用いるため
に、1〜50μm の薄層にして現像ローラ40上に塗布
して現像ギャップ部に送られる。現像ギャップ部を通過
後現像ローラ40上に残留した液体現像液は、ブレード
45によって掻き取られて溜まり部43に溜められる
が、これは、固形粒子が感光ドラム10上に移動するこ
とで希釈され、さらにプリウェットオイルの混入によっ
ても希釈されたものとなっている。
【0004】この希釈された液体現像液は、ポンプ等を
用いてトナー溜まり44に送られる。ここには、高濃度
のトナーが供給されて、先の希釈トナーと混合されて、
所定値の濃度を有する液体トナーになる。この所定濃度
の液体トナーは、ローラ41、及びローラ42によって
構成されるアプリケータにより、トナー溜まり44から
薄く引き延ばしつつ、現像ローラ40に供給され、これ
によって、現像が行われる。
【0005】しかしながら、回収される液体トナーの固
形粒子の割合は一定していない。典型的には、画像デー
タに基づき固形粒子の消費量は変化する。液体トナーを
再利用するためには、回収する液体トナーの固形粒子の
割合(濃度)を正確に把握する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、現像剤とし
て不揮発性のオイルをキャリア剤として用いている電子
写真装置において、現像ローラあるいは感光体等から回
収された希釈トナーの濃度を検出することを目的として
いる。
【0007】また、本発明は、ヒータ等で恒温状態にす
る必要もなく、環境温度の変化によってトナーの粘度が
変化しても、検出レベルに誤差が生じることのない検出
をすることを目的としている。
【0008】また、本発明は、トナーの濃度を光学的な
センサで検知するために十分なだけ、トナー層を薄くす
るギャップを構成し、しかも、そのギャップ間のトナー
の更新を行える機構を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の液体トナーの濃
度測定装置は、反射型の光学濃度センサを用いて、液体
トナーの薄い層の濃度を測定する。液体トナーの容器の
一部にガラス面を設け、そのガラス面の外側に光学濃度
センサを配置する。このガラス面の内側に、所定厚さの
薄い液体トナー層が形成される。この薄い液体トナー層
は、容器の内部に、回転可能の反射板、偏心した丸型反
射カム、或いは偏心カムとこれに当接する反射ブロック
を備えることにより形成される。
【0010】また、本発明の液体トナーの濃度測定装置
は、反射型或いは透過型の光学濃度センサを用いて、液
体トナーの薄い層の濃度を測定する。回転ローラの外部
に、光学濃度センサを配置して、ローラ表面から反射し
た光、或いはローラ内部の光源からの光を、液体トナー
の薄い層を通して検出する。ローラ表面に薄い層を形成
するために、ローラには溝が設けられる。また、溝内部
以外の液体トナーを除去するためにブレード、或いは透
明なシートが用いられる。これによって、溝の深さによ
り限定される一定厚さのトナー層が形成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。図1は、液体トナーの濃度測定装置
の第1の例を示す図である。濃度測定装置は、例えば、
現像ローラから回収したトナーの濃度、或いは回収され
たトナーの再利用のために濃度を調整した後など、任意
の位置でトナー濃度を検出するために使用することがで
きる。
【0012】トナーの濃度を光学的なセンサで検知する
ためには、トナー層を極めて薄くする必要がある(例え
ば、数μm〜数10μm)。これをガラス面と普通の反射
板とで構成することは困難である。また構成出来たとし
てもその間に粘度の高いトナーを供給することは困難で
ある。図示の構成により、容易にそのギャップが構成で
き、しかもそのギャップ間のトナーの更新も行うことが
できる。
【0013】測定が必要なトナーの容器の一部に透明ガ
ラス面を設け、その面の外側に反射型の光学濃度センサ
を実装する。また内側には回転可能な反射板を設け、そ
の回転支点部のガラス面に接することになる外周面と、
反射板との間に所定の物理的な段差(数100 μm )を設
ける(図2参照)。測定時に、反射板の先端部はガラス
面に押圧するようにする(ギャップ0)。これによりそ
の反射面とガラス面とのギャップは0 〜数100 μm の状
態を作り出すことができる。これにより初期的に最も感
度特性が取れるギャップの位置に光学濃度センサを上下
させて調整し、取付ける。またこの反射板は回転式のた
め、図中、矢印で示すように回転させ、再度閉じること
でギャップ間のトナーを容易に更新することが可能とな
る。この方式は機械的なギャップのためトナーの粘度や
流動特性等によらず正確な検出が可能となる。
【0014】図2は、図1に示した回転式反射板におい
て、回転支点部外周面と反射面との間に所定の物理的な
段差を容易に調整できる方法を示す図である。一般的
に、図示したような段差を数100 μm レベルの精度で加
工すると高価なものになってしまう。そこで、回転支点
部と反射板部を分割構造にし、さらに回転支点部の支点
中心を偏心させ穴を開け、回転させることで段差量を調
整可能とすることができる。適切に調整した後、回転支
点部と反射板部とを固定する。これは、例えば、回転支
点部に設けた円弧状溝(図示せず)に通すネジ(図示せ
ず)により反射板部を固定し、また、ネジをゆるめるこ
とにより、容易に段差設定を可変することができる。
【0015】図3は、液体トナーの濃度測定装置の第2
の例を示す図である。図示したように、偏心した丸型反
射カムを使用することにより、極めて薄いギャップを得
ることができる。ガラス面に対向した位置に偏心した丸
型の反射カムを実装し、そのカムにはカム位置を正確に
認識できるセンサ及び回転位置を制御できるようなモー
タ(ステッピングモータ)が接続されている。このカム
を回転させると偏心しているためガラス面とのギャップ
は0 〜数1000μm の間で、自由に設定することが可能と
なる。トナーの更新には、ギャップを開く方向にカムを
回転させる。初期的には感度特性の良い位置でカムを止
め、この位置は位置検出センサにより検出され、その位
置が記憶される。これによって、トナー更新の為にカム
を一旦開く方向に回転させても、再度濃度検出位置に復
帰することが可能となる。
【0016】図4は、液体トナーの濃度測定装置の第3
の例を示す図である。図示したように、ガラス面に対向
した位置に反射ブロックを実装し、その後方には偏心カ
ムを配置する。反射ブロックにはバネが付与して、常に
偏心カムに当接するようにする。偏心カムの回転により
反射ブロックは左右に移動する。
【0017】偏心カムには、カム位置を正確に認識でき
るセンサ及び回転位置を制御できるようなモータ(ステ
ッピングモータ)が接続されている。このカムを回転さ
せることで、反射ブロックとガラス面とのギャップは0
〜数1000μm の間自由に設定することが可能となる。ト
ナーの更新には、ギャップを開く方向にカムを回転させ
る。初期的には感度特性の良い位置でカムを止め、この
位置は位置検出センサにより検出されその位置が記憶さ
れる。トナー更新の為にカムを一旦開く方向に回転させ
ても、再度濃度検出位置に復帰することが可能となる。
【0018】図5は、液体トナーの濃度測定装置の第4
の例を示す図である。トナー回収部に回収されたトナー
内に、少なくとも一部が浸かるようにして回転可能のロ
ーラが設けられる。このローラには、円周方向に沿って
所定長さに渡り、深さ約5 μm の溝が掘られている。溝
内部表面は、光の反射面になっている。ローラの回転に
より、この溝が測定位置に到達する前の位置で、ブレー
ドにより、溝内部以外のトナーが掻き取られる。測定位
置には、反射濃度センサが備えられて、この溝内のトナ
ーの濃度が測定される。このようにローラの溝とブレー
ドを用いることにより、均一な層厚を形成することがで
きる。また、ローラを回転させることによって常に回収
したトナーを検出できる形になっている。トナー回収部
にスクリューが付いていて、次から次へと流れ込んでく
る回収トナーを混ぜて、トナ−回収部内の濃度ムラを防
ぐことができる。
【0019】図6は、液体トナーの濃度測定装置の第5
の例を示す図である。前述の第4の例と同様にして、溝
内に均一な層厚を形成して、そのトナー濃度を検出する
が、濃度検出のために、透過型の濃度センサを用いる。
ローラは透明な筒状に構成されて、その内部に測定用の
光源が配置される。ローラ外部には、光源からの光を、
形成された薄いトナー層を介して検出する透過型の濃度
センサが設けられる。前述の例と同様に、トナー回収部
にスクリューが付いていて、次から次へと流れ込んでく
る回収トナーを混ぜて、トナー回収部内の濃度ムラを防
ぐことができる。
【0020】図7は、液体トナーの濃度測定装置の第6
の例を示す図である。図5に示した第4の例と同様な構
成であるが、ブレードに代えて透明なシートが用いられ
る点でのみ相違している。ローラを透明なシートで覆う
ことによりニップを作りだし、これによって、約5 μm
に掘った穴に溜まったトナーの濃度を反射濃度センサで
検出する。
【0021】図8は、液体トナーの濃度測定装置の第7
の例を示す図である。図6に示した第5の例と同様な構
成であるが、ブレードに代えて透明なシートが用いられ
る点でのみ相違している。ローラを透明なシートで覆い
ニップを作りだし、約5 μmに掘った穴に溜まったトナ
ーの濃度を透過濃度センサで検出する。
【0022】
【発明の効果】本発明は、現像剤として不揮発性のオイ
ルをキャリア剤として用いている電子写真装置におい
て、未現像で現像ローラあるいは、感光体にて回収され
た希釈トナーの濃度を検出することができる。
【0023】また、本発明は、ヒータ等で恒温状態にす
る必要もなく、環境温度の変化によってトナーの粘度が
変化しても、検出レベルに誤差が生じることが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体トナーの濃度測定装置の第1の例を示す図
である。
【図2】図1に示した回転式反射板において、回転支点
部と反射面とにある物理的な段差を容易に調整できる方
法を示す図である。
【図3】液体トナーの濃度測定装置の第2の例を示す図
である。
【図4】液体トナーの濃度測定装置の第3の例を示す図
である。
【図5】液体トナーの濃度測定装置の第4の例を示す図
である。
【図6】液体トナーの濃度測定装置の第5の例を示す図
である。
【図7】液体トナーの濃度測定装置の第6の例を示す図
である。
【図8】液体トナーの濃度測定装置の第7の例を示す図
である。
【図9】液体トナーを回収し、再利用する従来の構成を
例示する図である。
【符号の説明】 10 感光ドラム 40 現像ローラ 41、42 アプリケータローラ 43 溜まり部 44 トナー溜まり 45 ブレード
フロントページの続き (72)発明者 高畠 昌尚 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 市田 元治 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 本江 雅信 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 岸本 靖彦 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 柴田 英明 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 野崎 達夫 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 中島 豊 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 西川 禎 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 稲本 彰彦 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 宮本 悟司 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 川本 義朗 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 上杉 茂紀 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 杜 基雲 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 吉田 公相 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 竹田 靖一 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 Fターム(参考) 2G059 AA01 BB04 BB09 CC19 DD04 DD05 DD13 EE01 JJ13 KK01 MM01 2H074 CC03 CC12 CC62

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射型の光学濃度センサを用いて、液体
    トナーの薄い層を通して入射しかつ反射させた光を測定
    することにより液体トナーの濃度を測定する濃度測定装
    置において、 液体トナーの容器の一部にガラス面を設け、そのガラス
    面の外側に前記反射型の光学濃度センサを配置し、 前記容器の内側には回転可能な反射板を設け、かつ該反
    射板の回転中心側ではガラス面との間に所定の段差を形
    成して、該反射板の先端部をガラス面に押圧させた際に
    は該先端部における反射面とガラス面とのギャップゼロ
    から前記段差に相当するギャップまで反射板の長さ方向
    に連続的な長さのギャップを形成し、 前記ギャップを所定の長さに設定してギャップ内の液体
    トナーの濃度を測定するように前記反射型の光学濃度セ
    ンサを所定位置に配置して、前記反射板の先端部をガラ
    ス面から遠ざかる方向に回転させた後再度ガラス面に押
    圧させることにより反射板とガラス面との間に更新され
    た液体トナーを充填してその濃度を測定する、 ことから成る液体トナーの濃度測定装置。
  2. 【請求項2】 前記回転可能な反射板は、回転支点部と
    反射板部とに分割して形成し、前記段差を所定値に設定
    した後に固定することにより構成した請求項1に記載の
    液体トナーの濃度測定装置。
  3. 【請求項3】 反射型の光学濃度センサを用いて、液体
    トナーの薄い層を通して入射しかつ反射させた光を測定
    することにより液体トナーの濃度を測定する濃度測定装
    置において、 液体トナーの容器の一部にガラス面を設け、そのガラス
    面の外側に前記反射型の光学濃度センサを配置し、 前記容器の内側には偏心した丸型反射カムを設け、かつ
    該反射カムを回転させることにより反射カムとガラス面
    との間に連続的な長さのギャップを形成し、 前記反射カムを回転させた後所定位置に設定することに
    より、前記ギャップを所定の長さに設定して、前記反射
    カムとガラス面との間に更新された液体トナーを充填し
    て前記反射型の光学濃度センサにより液体トナーの濃度
    を測定する、 ことから成る液体トナーの濃度測定装置。
  4. 【請求項4】 反射型の光学濃度センサを用いて、液体
    トナーの薄い層を通して入射しかつ反射させた光を測定
    することにより液体トナーの濃度を測定する濃度測定装
    置において、 液体トナーの容器の一部にガラス面を設け、そのガラス
    面の外側に前記反射型の光学濃度センサを配置し、 前記容器の内側には偏心カム及びこれに当接する反射ブ
    ロックを設け、かつ該偏心カムを回転させることにより
    反射ブロックとガラス面との間に連続的な長さのギャッ
    プを形成し、 前記偏心カムを回転させた後所定位置に設定することに
    より、前記ギャップを所定の長さに設定して、前記反射
    ブロックとガラス面との間に更新された液体トナーを充
    填して前記反射型の光学濃度センサにより液体トナーの
    濃度を測定する、 ことから成る液体トナーの濃度測定装置。
  5. 【請求項5】 反射型の光学濃度センサを用いて、液体
    トナーの薄い層を通して入射しかつ反射させた光を測定
    することにより液体トナーの濃度を測定する濃度測定装
    置において、 溝を形成した回転ローラと、該回転ローラに付着した液
    体トナーを掻き取るブレードとを備え、 該ブレードで掻き取った後の位置において、前記溝内に
    一定層厚に形成された液体トナーの濃度を、前記反射型
    の光学濃度センサにより測定する、 ことから成る液体トナーの濃度測定装置。
  6. 【請求項6】 反射型の光学濃度センサを用いて、液体
    トナーの薄い層を通して入射しかつ反射させた光を測定
    することにより液体トナーの濃度を測定する濃度測定装
    置において、 溝を形成した回転ローラと、該回転ローラの少なくとも
    溝を覆う透明なシートとを備え、 透明なシートで覆うことにより前記溝内に一定層厚に形
    成された液体トナーの濃度を、前記反射型の光学濃度セ
    ンサにより測定する、 ことから成る液体トナーの濃度測定装置。
  7. 【請求項7】 透過型の光学濃度センサを用いて、液体
    トナーの薄い層を通して透過した光を測定することによ
    り液体トナーの濃度を測定する濃度測定装置において、 表面に溝を形成すると共に、内部に測定用光源を配置し
    た回転ローラと、該回転ローラに付着した液体トナーを
    掻き取るブレードとを備え、 該ブレードで掻き取った後の位置の回転ローラ外部に備
    えた前記透過型の光学濃度センサにより、前記溝内に一
    定層厚に形成された液体トナーの濃度を測定する、 ことから成る液体トナーの濃度測定装置。
  8. 【請求項8】 透過型の光学濃度センサを用いて、液体
    トナーの薄い層を通して透過した光を測定することによ
    り液体トナーの濃度を測定する濃度測定装置において、 表面に溝を形成すると共に、内部に測定用光源を配置し
    た回転ローラと、該回転ローラの少なくとも溝を覆う透
    明なシートとを備え、 透明なシートで覆うことにより前記溝内に一定層厚に形
    成された液体トナーの濃度を、回転ローラ外部に備えた
    前記透過型の光学濃度センサにより測定する、 ことから成る液体トナーの濃度測定装置。
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