JPH0736323A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0736323A
JPH0736323A JP5182516A JP18251693A JPH0736323A JP H0736323 A JPH0736323 A JP H0736323A JP 5182516 A JP5182516 A JP 5182516A JP 18251693 A JP18251693 A JP 18251693A JP H0736323 A JPH0736323 A JP H0736323A
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JP
Japan
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image forming
image
forming apparatus
cartridge
toner
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Application number
JP5182516A
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English (en)
Inventor
Norio Hashimoto
典夫 橋本
Hiroaki Sakai
宏明 酒井
Minoru Matsukuma
稔 松隈
Kazuro Ono
和朗 小野
Masaharu Okubo
正晴 大久保
Takayasu Yunamochi
貴康 弓納持
Hiroto Hasegawa
浩人 長谷川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセスカートリッジの交換時期を的確に判
別し得る画像形成装置を提供する。 【構成】 着脱可能なプロセスカートリッジを装着して
記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、像担
持体と、前記像担持体に作用する少なくとも1つのプロ
セス手段を有するプロセスカートリッジを装着するため
の装着手段と、記録媒体を搬送するための搬送手段と、
画像形成により変化する物理量のうち、少なくとも2つ
以上を用いて前記プロセスカートリッジの寿命を検出す
るための検出手段とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロセスカートリッジを
装着して画像を形成する画像形成装置に関し、更に詳し
くはプロセスカートリッジの交換時期を的確に判別し得
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置は、一様に帯
電させた像担持体に選択的な露光をして潜像を形成し、
この潜像を現像剤(以下「トナー」という)で顕像化す
ると共に、該トナー像を記録媒体に転写して画像記録を
行う。このような装置にあっては、トナーが無くなる都
度補給しなければならないが、このトナーの補給作業が
煩わしいばかりか、汚れを伴うこともある。また各部材
のメンテナンスは専門のサービスマンでなければ行うこ
とが出来ず、ユーザには不便を伴うことが多かった。
【0003】そこで、前記像担持体、帯電器、現像器、
クリーニング部等を一体構造にまとめてカートリッジ化
することにより、ユーザが前記カートリッジを装置本体
に装着することによって、トナーの補給や寿命に達した
像担持体の部品交換可能とし、メンテナンスを容易にし
たものが実用化されている。
【0004】前記プロセスカートリッジの交換時期とし
ては、従来は記録された画像が例えば白抜けしている場
合やカブリを生じている場合等の劣化したときに、使用
者が適宜交換している。また画像を形成するに従ってト
ナーが減少していくために、このトナーの残量を検出
し、トナー残量が一定以下になった場合にカートリッジ
の交換を促す信号を出力する方法がある(特開昭63−21
0870号等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成にあっては、トナーの消費が少ない画像形成動作が
繰り返し行われる場合、トナーが一定量以下になる前
に、カートリッジを構成する他の部品が劣化してしまう
おそれがあり、良好な画像形成が行えなくなってしまう
ことがある。
【0006】また画像劣化の状態を見てカートリッジを
交換することは、使用者の好みであり、パーソナルユー
スの画像形成装置では受け入れられる場合があるが、近
年受容が増大しているオフィスにおけるネットワークプ
リンタ(ネットワーク内に接続され、多数のコンピュー
タの出力として用いられる)においては、プリンタの設
置場所が必ずしもコンピュータの近くにあるとは限ら
ず、使用者はすぐに出力画像を確認するわけではないた
め(使用者によっては、複数の出力をしておいて、後で
一度に出力画像を取りに行くこともある)、不都合が生
ずる。更に使用者は多数であるため、画像劣化の許容レ
ベルは区々となる。
【0007】本発明は従来の前記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、プロセスカートリッジ
の交換時期を的確に判別し得る画像形成装置を提供せん
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、着脱可能なプロセスカ
ートリッジを装着して記録媒体に画像を形成する画像形
成装置において、像担持体と、前記像担持体に作用する
少なくとも1つのプロセス手段を有するプロセスカート
リッジを装着するための装着手段と、記録媒体を搬送す
るための搬送手段と、画像形成により変化する物理量の
うち、少なくとも2つ以上を用いて前記プロセスカート
リッジの寿命を検出するための検出手段とを設けたこと
を特徴としてなる。
【0009】
【作用】前記構成にあっては、例えばトナーの残量が一
定以下になったとき以外にも、例えば像担持体が一定以
下に劣化したとき、或いは現像剤担持体が一定以下に劣
化したときにカートリッジ交換信号を出力するようにな
り、トナーが一定以上残っていてもカートリッジを構成
する部品が劣化した場合には、カートリッジの交換信号
を出力するようになる。
【0010】
【実施例】次に本発明に係る一実施例を図面を参照して
具体的に説明する。
【0011】〔第一実施例〕図1は本発明に係るプロセ
スカートリッジを装着した画像形成装置の構成模式説明
図、図2はプロセスカートリッジの構成模式説明図、図
3はカートリッジの寿命検出手段の説明図である。
【0012】第一実施例の説明の順序として、まずプロ
セスカートリッジを装着した装置の全体構成を説明し、
次に画像形成装置A及びプロセスカートリッジBの各部
の構成について説明し、次にカートリッジの寿命検出手
段について説明する。
【0013】{全体構成}この画像形成装置Aは、図1
に示すように、光学系1から画像情報に基づいた光像を
照射して像担持体である感光体ドラムに現像剤(以下ト
ナー)による像を形成する。そして前記トナー像の形成
と同期して記録媒体2を搬送手段3によって搬送し、且
つプロセスカートリッジBとしてカートリッジ化された
画像形成部において前記感光体ドラムに形成したトナー
像を転写手段4によって記録媒体2に転写し、その記録
媒体2を定着手段5に搬送し、転写トナー像を定着して
排出部6へ排出する。
【0014】前記画像形成部を構成するプロセスカート
リッジBは、図2に示すように、感光体ドラム7を回転
してその表面を帯電手段8によって一様に帯電し、前記
光学系1からの光像を露光部9を介して感光体ドラム7
に露光して潜像を形成し、現像手段10で前記潜像に応じ
たトナー像を形成することにより可視像化する。そして
前記転写手段4でトナー像を記録媒体2に転写した後
は、クリーニング手段11によって感光体ドラム7に残留
したトナーを除去する。尚、前記感光体ドラム7等の各
部品はハウジング12を構成する樹脂製のトナー枠体12a
とクリーニング枠体12b内に収納されてカートリッジ化
されている。
【0015】前記プロセスカートリッジは使用によりト
ナーが減少すると共に、部品が劣化する。このため、プ
ロセスカートリッジの交換が必要になったときに、その
旨の信号を出力し、カートリッジの的確な交換を可能に
している。
【0016】{画像形成装置}前記画像形成装置Aの各
部の構成について、光学系、搬送手段、転写手段、定着
手段、カートリッジ装着手段の順に説明する。
【0017】(光学系)光学系1は外部装置等から読み
込んだ画像情報に基づいて光照射することによって感光
体ドラム7へ光像を照射するものであり、図1に示すよ
うに、装置本体13の光学ユニット1a内にレーザーダイ
オード1b、ポリゴンミラー1c、スキャナーモータ1
d、結像レンズ1eが収納してある。
【0018】そして例えばコンピュータやワードプロセ
ッサ等の外部機器から画像信号が与えられると、レーザ
ーダイオード1bが前記画像信号に応じて発光し、ポリ
ゴンミラー1cに画像光として照射する。このポリゴン
ミラー1cはスキャナーモータ1dによって高速回転
し、該ポリゴンミラー1cで反射した画像光が結像レン
ズ1e及び反射ミラー1fを介して回転する感光体ドラ
ム7へ照射し、該ドラム7の表面を選択的に露光して画
像情報に応じた潜像を形成する。
【0019】(記録媒体搬送手段)次に記録媒体2(例
えば記録紙、OHPシート、布或いは薄板等)を搬送す
るための搬送手段3は、装置本体13にカセット3aの装
着部を有し、この装着部に装着したカセット3a内の記
録媒体2をピックアップローラ3bによって上部から一
枚ずつレジストローラ対3c1,3c2へ給送し、このレジ
ストローラ対3c1,3c2が画像形成動作と同期するよう
に記録媒体2を画像転写部に搬送する。そして画像転写
後の記録媒体2を、搬送ローラ3d及びガイド板3eに
よって定着手段5に搬送し、定着後の記録媒体2を排出
ローラ3fによって装置上部に形成した排出部6に排出
する。
【0020】(転写手段)転写手段4は画像形成部で感
光体ドラム7に形成されたトナー像を記録媒体2に転写
するものであり、本実施例の転写手段4は図1に示すよ
うに、転写ローラ4によって構成している。即ち、装着
したプロセスカートリッジBの感光体ドラム7に転写ロ
ーラ4によって記録媒体2を押圧し、該転写ローラ4に
対して転写電源30(図3参照)から感光体ドラム7に形
成されたトナー像と逆極性の電圧を印加することによ
り、感光体ドラム7上のトナーを記録媒体2に転写す
る。
【0021】(定着手段)定着手段5は前記転写ローラ
4の電圧印加によって記録媒体2に転写したトナー像を
定着させるものである。その構成は図1に示すように、
駆動回転する駆動ローラ5aと、内部にヒータ5bを有
し、前記駆動ローラ5aと圧接して従動回転する定着ロ
ーラ5cとからなる。即ち、画像形成部でトナー像を転
写された記録媒体2が前記駆動ローラ5aと定着ローラ
5c間を通過する際に、両ローラ5a,5cの押圧によ
って圧力が印加され、且つ定着ローラ5cの発熱によっ
て熱を印加され、記録媒体2上のトナーが記録媒体2に
定着する。
【0022】(プロセスカートリッジ装着手段)前記画
像形成装置A内にはプロセスカートリッジBを装着する
ためのカートリッジ装着手段が設けてある。プロセスカ
ートリッジBの装置本体に13に対する着脱は、開閉カバ
ー14を開くことによって行う。即ち、装置本体13の上部
にはヒンジ14aによって開閉可能な開閉カバー14が取り
付けてある。そして前記開閉カバー14を開くと装置本体
13内にはカートリッジ装着スペースが設けてあり、開閉
カバー左右壁面には図示しない左右ガイド部材が取り付
けてある。この左右ガイド部材にはプロセスカートリッ
ジBを挿入するためのガイドが設けてあり、プロセスカ
ートリッジBを前記ガイドに沿って挿入し、開閉カバー
14を閉じることによってプロセスカートリッジBを画像
形成装置Aに装着するようにしている。
【0023】{プロセスカートリッジ}次に前記画像形
成装置Aに装着されるプロセスカートリッジBの各部の
構成について説明する。
【0024】このプロセスカートリッジBは像担持体
と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものであ
る。ここでプロセス手段としては、例えば像担持体の表
面を帯電させる帯電手段、像担持体にトナー像を形成す
る現像手段、像担持体表面に残留したトナーをクリーニ
ングするためのクリーニング手段等がある。本実施例の
プロセスカートリッジBは図2に示すように、像担持体
である電子写真感光体ドラム7の周囲に帯電手段8、露
光部9、現像手段10、クリーニング手段11を配置し、こ
れらをトナー枠体12a及びクリーニング枠体12bからな
るハウジングで覆って一体化し、装置本体13に着脱可能
に構成してる。
【0025】次にプロセスカートリッジBの各部の構成
を、感光体ドラム7、帯電手段8、露光部9、現像手段
10、クリーニング手段11の順に説明する。
【0026】(感光体ドラム)本実施例に係る感光体ド
ラム7は直径30mmの円筒状のアルミニウムからなるドラ
ム基体の外周面に負帯電のOPC層を塗布形成したもの
であり、このOPC層は電荷発生層の上に厚さd=25μ
m の電荷輸送層(Carrier Transfer Layer 以下「CT
層」という)を配置したものである。
【0027】本実施例では前記CT層バインダとしてポ
リカーボネイト樹脂を用いており、画像形成動作を繰り
返すことにより、少しずつ削れを生じ、厚みが減少して
いく。この感光体ドラム7を枠体に回動可能に取り付
け、感光体ドラム7の長手方向一方端に固着したフラン
ジギヤに装置本体側に設けた駆動モータの駆動力を伝達
することにより、感光体ドラム7を画像形成動作に応じ
て図1の矢印方向へ回転させる。尚、本実施例ではプロ
セススピードとして感光体ドラム7を95mm/secで回転
させるようにしている。
【0028】(帯電手段)帯電手段は前記感光体ドラム
7の表面を一様に帯電させるためのものであり、本実施
例では枠体に帯電ローラ8を回動自在に取り付けた、所
謂接触帯電方法を用いている。帯電ローラ8は金属製の
ローラ軸8aに導電性の弾性層を設け、更にその上に高
抵抗の弾性層を設け、更にその表面に保護膜を設けてな
る。導電性の弾性層はEPDMやNBR等の弾性ゴム層
にカーボンを分散したもので構成し、ローラ軸8aに供
給されるバイアス電圧を導く作用をなす。また高抵抗の
弾性層はウレタンゴム等で構成し、微量の導電性微粉末
を含有するものが一例としてあげられ、感光体ドラム7
のピンホール等導電度の高い帯電ローラが相対した場合
でも、感光体ドラム7へのリーク電流を制限してバイア
ス電圧の急降下を防ぐ作用をなす。また保護層はN−メ
チルメトキシ化ナイロンで構成し、導電性弾性層や高抵
抗の弾性層の塑性物質が、感光体ドラム7に触れて感光
体ドラム7の表面を変質させることがないように作用す
る。
【0029】そして前記帯電ローラ8を感光体ドラム7
に接触させ、画像形成に際しては帯電ローラ8が感光体
ドラム7の回転に従動して回転し、このとき帯電ローラ
8に帯電電源31(図3参照)から直流電圧と交流電圧と
を重畳して印加することにより感光体ドラム7の表面を
所定の電位に均一に帯電させる。
【0030】(露光部)露光部9は前記帯電ローラ8に
よって均一に帯電した感光体ドラム7の表面に、光学系
1から照射される光像を露光して該ドラム7表面に静電
潜像を形成するためのものであり、カートリッジ枠体の
上面に前記光像を導くための開口9を設けることによっ
て露光部を構成している。
【0031】(現像手段)現像手段10は、図2に示すよ
うに、トナー(本実施例ではスチレン−アクリル系共重
合体樹脂を主成分とし、マグネタイト、荷電制御剤、ワ
ックス等からなる粉体の1成分絶縁性磁性トナーを用い
ている)tを収納するトナー枠体12a内にトナーを収納
してあり、このトナーを送り出すトナー送り部材10aが
回転可能に設けてある。そしてトナー枠体12aの開口部
には内部に非回転の磁石10bを有し、回転することによ
って表面に薄いトナー層を形成する現像スリーブ10cが
感光体ドラム7と微小間隔を隔てて設けてある。この微
小間隔は、現像スリーブ10cの長手方向両端部に筒状の
キャップコロ(図示せず)を取り付け、このキャップコ
ロを感光体ドラム7に当接させ、コロの厚さ分だけ感光
体ドラム7と現像スリーブ10cとが隔たるようにしてい
る。
【0032】尚、本実施例では厚さ300 μm のPOM製
のキャップコロを使用し、この現像スリーブ10cを加圧
1kgf で感光体ドラム7に押し当てることにより、前記
コロの厚み分の間隔が形成されるようにしていた。
【0033】現像スリーブ10cは直径16mmのアルミニウ
ム製円筒状部材の表面をサンドブラスト処理等により粗
面化し、その上にフェノール樹脂を主成分とするバイン
ダにカーボンを分散させたコート材をコートした、コー
トスリーブを用いている。この現像スリーブ10cの表面
にトナー層が形成されるとき、トナーと現像スリーブ10
cとの摩擦によって感光体ドラム7上の静電潜像を現像
するのに充分な摩擦帯電電荷を得る。またトナーの層厚
を規制するために現像ブレード10dが設けてある。この
現像スリーブ10cに形成されたトナー層は、現像電源32
に接続された現像スリーブ10cに現像バイアスが印加さ
れ、感光体ドラム7に形成された潜像に対してジャンピ
ング方式により、反転現像される。
【0034】またトナー枠体12aの内部であって、現像
スリーブ10cの近傍にはアンテナ線10eが設けてあり、
後述するようにトナー残量を検出するようにしている。
【0035】(クリーニング手段)クリーニング手段11
の構成は、図2に示すように、感光体ドラム7の表面に
接触し、該ドラム7に残留したトナーを掻き落とすため
のクリーニングブレード11aと、前記掻き落としたトナ
ーを掬い取るために前記ブレード11aの下方に位置し、
且つ感光体ドラム7の表面に弱く接触したスクイシート
11bと、前記掬い取った廃トナーを溜めるための廃トナ
ー溜め11cとで構成している。
【0036】{カートリッジ寿命検出手段}本実施例に
おけるカートリッジの寿命判別は、画像形成によって変
化する2つの物理量によって行うものであり、物理量の
1つは感光体ドラム7の膜厚であり、1つはトナー量で
ある。即ち、本実施例では、図3に示すように、感光体
ドラム7の膜厚を検出し、前記膜厚が一定以下になった
ときにカートリッジ交換信号を出力する膜厚検出回路40
と、トナーtの残量を検出し、トナー残量が一定以下に
なったときにカートリッジ交換信号を出力するトナー検
出回路50を有している。
【0037】(感光体ドラムの膜厚検出回路)感光体ド
ラム7の膜厚検出は帯電ローラ8を流れる帯電電流によ
って行う。ここで、帯電ローラ8による感光体ドラム7
の表面への帯電は放電によって行われており、あるしき
い値以上の電圧を印加することにより開始される。本実
施例のようにCT層の膜厚が25μm の場合、約640 Vが
しきい値となる(これをVthとする)。
【0038】印加電圧はVth以上にすれば、印加電圧に
比例して感光体ドラム7の表面電位が増加する。従っ
て、直流帯電方式にあっては画像形成に必要とされる感
光体ドラム表面電位Vd を得るためには、帯電ローラ8
にVth+Vd の直流電圧を印加すればよいことになる。
【0039】一方、本実施例のように所望のドラム表面
電位Vd に相当する直流電圧にVth×2以上のピーク間
電圧をもつ交流成分を重畳した電圧を印加する、交流帯
電方式にあっては、交流による電位のならし効果によ
り、感光体ドラム7の電位はドラム表面電位Vd に収束
する。感光体ドラム7にドラム表面電位Vd 分の帯電を
させる場合に必要な帯電電流Iは次のようにして求めら
れる。
【0040】感光体ドラム7の膜厚をd、比誘電率をε
s 、真空中の誘電率をε0 、帯電ローラ8の有効帯電幅
をL、感光体ドラム7の回転スピードをVp とすると、
感光体ドラム7の静電容量Cは以下の関係式で導かれ
る。
【0041】帯電電荷量Q=∫I・dt=C・Vd 、 帯電電流 I=d/dt(C・Vd ) ここで、 dC/dt=εs ・ ε0 ・L・Vp /d、 Vd =一定 であるので、 帯電電流I=εs ・ε0 ・L・Vp ・Vd /d …………(1) この(1)式において、εs 、ε0 、L、Vp は装置に
おいては定数であり、Vd は固定出来る。従って、帯電
電流Iは感光体ドラム7の膜厚dのみの関数となり、帯
電電流を測定することによって感光体ドラム7の膜厚d
を検出することが可能となる。
【0042】本実施例では、まず予め膜厚を測った感光
体ドラム7を用意し、Vd =−700Vとし、1800Vpp
電圧の交流を重畳し、感光体ドラム7の表面電位を除電
電位0VからVd にするために必要な電流を求めた。
【0043】ここで、本実施例ではεs =3、ε0 =8.
85×10-12 (F/m) 、L=230(mm) 、Vp =95(mm/s)であ
る。
【0044】従って、帯電電流I(μA )=406 /d
(μm )となり、膜厚dに対して帯電電流は、図4に示
すグラフのように変化する。
【0045】尚、前記帯電電流は、装置環境によって若
干変化し、図4に示すグラフの「N/N環境」は25℃−
60%RHの通常環境で測定した結果であり、「H/H環
境」は32.5℃−85%RHの高温高湿環境で測定した結果で
あり、「L/L環境」は15℃−10%RHの低温低湿環境で
測定した結果を示す。
【0046】図4に示す結果から、感光体ドラム7の寿
命と考えられる膜厚d=15μm に対応する帯電電流I=
27μA を越えた場合には、図3に示す、膜厚検出回路40
が感光体ドラム7の膜厚不足信号を出力するようにして
いる。
【0047】即ち、図3に示す膜厚検出回路40は、10 k
Ωの抵抗R1 の両端に発生する電圧VDCが27μA に相当
する、0.27Vを越えたとき、膜厚不足信号が出力される
ようにする。具体的には、基準電圧電源41の電圧Vref
を0.27Vとし、コンパレータ42によって前記比較電圧V
DCを基準電圧Vref と比較し、VDC>Vref となったと
きに制御部60へ膜厚不足信号を出力する。尚、43は交流
成分カット用のACフィルターである。 実際に耐久試
験を行ったところ、約1万枚相当の画像形成をしたとき
に、感光体ドラム7は10μm 削れ、残り15μm となった
ときに膜厚検出回路40は膜厚不足信号を出力した。
【0048】(トナー残量の検出回路)本実施例では前
述したように、現像スリーブ10cの近傍にアンテナ線10
eが設けてあり、アンテナ線10eと現像スリーブ10c間
の静電容量を検出し得るようにしている。この静電容量
は、現像スリーブ10cとアンテナ線10e間にトナーtが
存在する場合には該トナーが比誘電体となるために大き
くなり、トナーが存在しなくなるに従って小さくなる。
従って、静電容量の変化を検出することにより、トナー
残量を検出することが出来る。
【0049】図3に示す回路50は前記静電容量の変化を
検出し、トナー残量が一定以下になったことを検出する
ためのトナー残量検出回路である。この回路は、現像電
源32からの電流及び現像スリーブ10cとアンテナ線10e
間で形成されるコンデンサからの誘起電流をそれぞれ整
流回路51,52で整流し、電流電圧変換回路53,54で電圧
変換して両電圧VDC,Vs をコンパレータ55で比較する
ものである。
【0050】アンテナ線10eには現像スリーブ10cとア
ンテナ線10e間の静電容量に比例した電流が誘起され、
この電流を電圧変換することによってトナー残量を電圧
変化として検出出来る。従って、前記電圧変化を比較電
圧VDCとし、現像電源32からコンデンサCS を介した基
準電圧VS と比較することによって、トナーが一定量以
下になったことを検出し得る。
【0051】本実施例ではアンテナ線10eを現像スリー
ブ10cから4mm離れた位置に、現像スリーブ10cと平行
に配置し、現像電源32は直流−500 Vに1800Hz−1600V
ppの交流成分を重畳した定電圧を現像スリーブ10cに供
給し、トナーtの量に対する現像スリーブ10c−アンテ
ナ線10e間の静電容量の変化を測定した結果、図5のグ
ラフに示す結果を得た。
【0052】ここでトナー量が減少して画像形成に白抜
けを起こすトナー量は約18gであった。そこでトナー量
20gに相当する静電容量10pFのとき、コンパレータ55か
らトナー残量不足信号を出力するように、コンデンサC
S の容量を10pFとした。
【0053】実際、トナー枠体12aにトナーtを 420g
充填し、5%印字率の画像で耐久試験をしたところ、約
8千枚の記録をしたときにトナー残量不足信号を出力
し、このときトナー残量は約20gであった。
【0054】{制御部}ここで前記各部の駆動を制御す
る制御部の概略構成について図6のブロック図を参照し
て説明する。
【0055】図6において、60は制御部であって、CP
U60a、ROM60b、RAM60cからなる。
【0056】CPU60aは中央演算処理装置であり、後
述のROM60bやコンピュータ、ワードプロセッサ等の
ホスト65からプログラムや各種データを読み出し、必要
な演算や判断を行い、各種制御を行うものである。
【0057】ROM60bは読み出し専用メモリーであ
り、CPU60aが動作するための各種プログラムや文字
コード、ドットパターン記録等に必要な各種データを格
納している。
【0058】RAM60cはリードライトメモリーであ
り、前記CPU60aが命令中のデータや演算結果を一時
貯えておくワーキングエリア、ホスト等から入力された
各種データを格納しておくバッファエリア、文書等を保
存しておくテキストエリア等からなっている。
【0059】前記制御部60は、例えば紙詰まりセンサ等
を備えたセンサ群61から信号を受け、またホスト65から
画像情報等を受ける。更に制御部60は前述した膜厚検出
回路40及びトナー残量検出回路50からの信号を受け、表
示部66にカートリッジBの寿命を表示してカートリッジ
Bの交換を促す。そして制御部60は、それらの情報等に
基づいて、例えば光学系1、帯電手段8、現像手段10、
転写手段4及び定着手段5等の各プロセス工程及び記録
媒体搬送手段3を制御する。また更に、制御部60からド
ライバ62に与える駆動パルス数をカウントするカウンタ
63を介して駆動モータ64を制御し、感光体ドラム7や現
像スリーブ10c、或いは駆動ローラ5aや搬送ローラ等
を駆動させる。
【0060】ここで前記制御部60により、プロセスカー
トリッジBの寿命判断をする場合の制御手順について、
図7のフローチャートを参照して説明する。
【0061】通常の画像形成処理において、図7に示す
膜厚とトナー残量の物理量モニタルーチンを定期的に呼
び出し、この物理量モニタルーチンが呼び出されると、
まずステップS1では感光体ドラム7の膜厚不足信号が
膜厚検出回路40から出力されているか判別し、出力され
ていないときはステップS2へ進む。ステップS2で
は、トナー残量検出回路50よりトナー残量不足信号が出
力されているか否かを判別し、出力されていない場合は
この物理量モニタルーチンを終了し、通常の画像形成処
理を行う。そして前記ステップS1及びステップS2で
検出信号が出力されている場合は、ステップS3へ進
み、カートリッジ交換信号を出力する。
【0062】本実施例にあっては、前述したように感光
体ドラム7の膜厚が一定以下になったとき及びトナー残
量が一定以下になったときのいずれかの場合にプロセス
カートリッジの交換を促す信号を出力する。
【0063】実際、前述した実施例の装置により、印字
率1%の画像形成をして耐久試験をしたところ、約1万
枚で感光体ドラム7の膜厚不足信号が出力され、制御部
60がカートリッジ交換信号を出力した。このとき、トナ
ー枠体12a内にはまだ300 gのトナーが残っていた。従
って、従来のようにトナー残量の検出のみでは感光体ド
ラム7の寿命を越えて使用してしまうことが判明した。
【0064】尚、本実施例では物理量モニタルーチンを
定期的に呼び出す方式としたが、これにとらわれるもの
でなく、例えば割り込み等によって行うようにしてもよ
い。
【0065】〔第二実施例〕次に第二実施例として、図
8及び図9を参照して画像形成によって変化する物理量
として、キャップコロの介在によって形成される感光体
ドラム7と現像スリーブ10c間の間隔(以下「SDギャ
ップ」という)を用い、感光体ドラム7の膜厚が不足し
た場合、トナー残量が不足した場合の他に、SDギャッ
プが不足した場合もプロセスカートリッジBの寿命と判
断する例を示す。尚、前述した第一実施例と同一機能を
有する部材は同一符号を付して説明を省略する。
【0066】前述した第一実施例のプロセスカートリッ
ジBを装着した画像形成装置Aを用い、第一実施例と同
一の条件で画像形成を行う耐久試験を行った。このと
き、プロセススピードは95mm/sであるが、現像手段10に
おける現像性を高めるために現像スリーブ10cの回転ス
ピードをプロセススピードに対して50%アップさせて試
験した。
【0067】このとき、非常に稀ではあるが、画像形成
中にSDギャップを形成するためのキャップコロが潰さ
れてきて所望のSDギャップをとれない事態が生じ、結
果として画像不良を発生することがあった。これはキ
ャップコロの製造バラツキによる強度不足、プロセス
カートリッジBの製造バラツキによる現像スリーブ10c
と感光体ドラム7の加圧量の加減、現像スリーブ10c
の回転速度をアップさせていることによる摺擦の加減、
等が微妙に関係していることが判明した。更に前記SD
ギャップ不良は高温高湿環境で発生し易いことも判明し
た。
【0068】第二実施例では前記事態に鑑み、SDギャ
ップを検出してこのギャップが一定以下になったときに
プロセスカートリッジの交換を促す信号を出力するSD
ギャップ検出回路70を更に設けたものである。
【0069】このSDギャップは現像電源32から現像ス
リーブ10cへ供給される交流電流の変化によって検出す
ることが出来る。即ち、図9に示すように、現像電源32
の現像交流成分Vppをパラメータとしたとき、SDギャ
ップに応じて交流電流の値が変化する。
【0070】従って、第二実施例では、図8に示すよう
に、現像電源32に抵抗R2 を接続し、この抵抗R2 に流
れる交流電流を整流回路71で整流すると共に、電流電圧
変換回路72で直流電圧に変換し、この電圧がコンパレー
タ73に入力するように構成している。また、基準電源74
はSDギャップが 200μm に相当するときの電流に対応
した電圧がコンパレータ73に入力するようにしている。
尚、本実施例では基準電圧として 2.2Vに設定してい
る。
【0071】従って、SDギャップが 200μm よりも小
さくなると、コンパレータ73からSDギャップ不足信号
が出力され、制御部60からカートリッジBの交換を促す
信号が出力されるようにしている。
【0072】尚、この実施例ではSDギャップが 300μ
m になるように設計しており、組立て公差及び耐久変動
を加えて悪くとも 250μm 〜 350μm の範囲に、好まし
くは270μm 〜 330μm の範囲に収まることが望まし
い。ただし、本実施例では誤検出を考慮して前記基準電
圧をSDギャップが 200μm になったときに相当する値
に設定してカートリッジBの寿命を検出するようにして
いる。
【0073】ここで前記制御部60により、プロセスカー
トリッジBの寿命判断をする場合の制御手順について、
図10のフローチャートを参照して説明する。尚、この実
施例の場合は、図6に示すブロック図において、制御部
60にSDギャップ検出回路70からの信号が出力されるよ
うになっていることはいうまでもない。
【0074】さて通常の画像形成処理において、図10に
示す膜厚とトナー残量及びSDギャップの物理量モニタ
ルーチンを定期的に呼び出し、この物理量モニタルーチ
ンが呼び出されると、第一実施例と同様にステップS1
及びステップS2で感光体ドラム7の膜厚検出及びトナ
ー残量検出を行い、それぞれの不足信号が出力されてい
ない場合はステップS3へ進む。ステップS3ではSD
ギャップ検出回路70からSDギャップ不足信号が出力さ
れているか否かを判別し、出力されていない場合には、
この物理量モニタルーチンを終了し、通常の画像形成処
理を行う。そして前記ステップS1及びステップS2及
びステップS3で検出信号が出力されている場合は、ス
テップS4へ進み、カートリッジ交換信号を出力する。
【0075】この第二実施例にあっては、前述したよう
に感光体ドラム7の膜厚が一定以下になったとき及びト
ナー残量が一定以下になったとき、更にはSDギャップ
が一定以下になったときのいずれかの場合にプロセスカ
ートリッジの交換を促す信号を出力する。
【0076】この実施例の構成に基づき、高温高湿環境
で画像形成の耐久試験を行ったところ、約9千枚の画像
形成によってSDギャップ不足信号が出力されるものが
あった。このとき画像は未だ良好な状態であったが、キ
ャップコロを取り出して観察したところ、キャップコロ
は潰れぎみで、その肉厚は 240μm であった。
【0077】このように、第二実施例にあっては、画像
形成によって変化する物理量として3つの値(感光体ド
ラムの膜厚、トナー残量、SDギャップ)を検出し、そ
れぞれの値のうち、1つでも一定以下になったときにプ
ロセスカートリッジBの交換を促す信号を出力するた
め、従来のトナー残量のみによってカートリッジ寿命を
判別する場合に比べ、プロセスカートリッジの寿命をよ
り的確に判別することが出来る。
【0078】尚、本実施例の場合も物理量モニタルーチ
ンを定期的に呼び出す方式としたが、これにとらわれる
ものでなく、例えば割り込み等によって行うようにして
もよいことは当然である。
【0079】〔他の実施例〕前述した第一実施例及び第
二実施例の検出回路はコンパレータ等を使用する回路に
限定する必要はない。例えば、感光体ドラムの膜厚を測
定するには、うず電流を用いるようにしてもよく、また
トナー残量を測定する場合も、ピエゾ素子や光素子等を
用いる構成にしてもよい。
【0080】また前述した本発明に係るプロセスカート
リッジBは前述のように単色の画像を形成する場合のみ
ならず、現像手段を複数設け、複数色の画像(例えば2
色画像、3色画像或いはフルカラー等)を形成するカー
トリッジにも好適に適用することが出来る。
【0081】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0082】尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以
外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0083】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0084】また前述したプロセスカートリッジとは、
像担持体としての例えば電子写真感光体等と、少なくと
もプロセス手段の1つを備えたものである。従って、そ
のプロセスカートリッジの態様としては、前述した実施
例のもの以外にも、例えば像担持体と帯電手段とを一体
的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするも
の。像担持体と現像手段とを一体化的にカートリッジ化
し、装置本体に着脱可能にするもの。像担持体とクリー
ニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に
着脱可能にするもの。更には像担持体と、前記プロセス
手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的にカートリ
ッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等がある。
【0085】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするもの
をいう。
【0086】更に前述した実施例では画像形成装置とし
てレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこれ
に限定する必要はなく、例えば電子写真複写機、ファク
シミリ装置、或いはワードプロセッサ等の他の画像形成
装置に使用することも当然可能である。
【0087】
【発明の効果】本発明は前述したように、画像形成によ
り変化する物理量のうち、少なくとも2つ以上を用いて
プロセスカートリッジの寿命を検出するようにしたため
に、例えばトナーの残量が一定以下になったとき以外に
も、例えば像担持体が一定以下に劣化したとき、或いは
現像剤担持体が一定以下に劣化したときにカートリッジ
が寿命に達したことを検出する。このため、カートリッ
ジの寿命を的確に判別することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成説
明図である。
【図2】プロセスカートリッジの構成説明図である。
【図3】カートリッジ寿命判別機構の説明図である。
【図4】感光体ドラムの膜厚と帯電電流の関係を示すグ
ラフである。
【図5】現像スリーブとアンテナ線間の静電容量とトナ
ー量の関係を示すグラフである。
【図6】制御ブロック図である。
【図7】カートリッジ寿命判断手順を示すフローチャー
トである。
【図8】SDギャップの検出回路を設けた、第二実施例
の構成説明図である。
【図9】SDギャップと交流電流との関係を示すグラフ
である。
【図10】第二実施例に係るカートリッジ寿命判断手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A…画像形成装置、B…プロセスカートリッジ、1…光
学系、1a…光学ユニット、1b…レーザーダイオー
ド、1c…ポリゴンミラー、1d…スキャナーモータ、
1e…結像レンズ、1f…反射ミラー、2…記録媒体、
3…搬送手段、3a…カセット、3b…ピックアップロ
ーラ、3c1,3c2…レジストローラ、3d…搬送ロー
ラ、3e…ガイド板、3f…排出ローラ、4…転写手
段、5…定着手段、5a…駆動ローラ、5b…ヒータ、
5c…定着ローラ、6…排出部、7…感光体ドラム、、
8…帯電ローラ、8a…ローラ軸、9…露光部、10…現
像手段、10a…トナー送り部材、10b…磁石、10c…現
像スリーブ、10d…現像ブレード、10e…アンテナ線、
11…クリーニング手段、11a…クリーニングブレード、
11b…スクイシート、11c…廃トナー溜め、12…ハウジ
ング、12a…トナー枠体、12b…クリーニング枠体、13
…装置本体、14…開閉カバー、14a…ヒンジ、30…転写
電源、31…帯電電源、32…現像電源、40…膜厚検出回
路、41…基準電圧電源、42…コンパレータ、43…ACフ
ィルター50…トナー検出回路、51,52…整流回路、53,
54…電流電圧変換回路、55…コンパレータ、60…制御
部、60a…CPU、60b…ROM、60c…RAM、61…
センサ群、62…ドライバ、63…カウンタ、64…駆動モー
タ、65…ホスト、66…表示部、70…SDギャップ検出回
路、71…整流回路、72…電流電圧変換回路、73…コンパ
レータ、74…基準電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 和朗 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 大久保 正晴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 弓納持 貴康 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 長谷川 浩人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能なプロセスカートリッジを装着
    して記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、 像担持体と、前記像担持体に作用する少なくとも1つの
    プロセス手段を有するプロセスカートリッジを装着する
    ための装着手段と、 記録媒体を搬送するための搬送手段と、 画像形成により変化する物理量のうち、少なくとも2つ
    以上を用いて前記プロセスカートリッジの寿命を検出す
    る検出手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体として電子写真感光体を用
    い、前記画像形成により変化する物理量の1つが前記感
    光体の膜厚であることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体に作用するプロセス手段の
    1つは、前記像担持体に接触する帯電手段であることを
    特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成により変化する物理量の1
    つが現像剤量であることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記1つのプロセス手段が現像手段であ
    り、前記画像形成により変化する物理量の1つが前記像
    担持体と現像手段を構成する現像剤担持体との間隔であ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記プロセスカートリッジとは、前記プ
    ロセス手段としての帯電手段、現像手段またはクリーニ
    ング手段と前記像担持体としての電子写真感光体とを一
    体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成
    装置本体に対して着脱可能とするものである請求項1記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジとは、前記プ
    ロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング
    手段の少なくとも一つと、前記像担持体としての電子写
    真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置
    本体に対して着脱可能とするものである請求項1記載の
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジとは、少なく
    とも前記プロセス手段としての現像手段と、前記像担持
    体としての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
    して画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
    る請求項1記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成装置は、電子写真複写機で
    あることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成装置は、レーザービーム
    プリンタであることを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 前記画像形成装置は、ファクシミリ装
    置であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
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