JP4671021B2 - 液体トナー濃度検出装置とそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、感光層に静電潜像が形成された像担持体の現像処理に用いられる液体トナーのトナー粒子の濃度を検出する液体トナー濃度検出装置とそれを用いた画像形成装置及び濃度制御方法に関する。
従来、有機溶剤、シリコンオイル、鉱物油、食用油等の液体キャリア中に顔料を含む微細なトナー樹脂粒子を分散させた液体トナーを用いる電子写真方式の画像形成装置が知られている。
液体トナーを用いる電子写真方式の画像形成装置は、感光体等の像担持体の表面にレーザ光を走査して静電潜像を形成し、該静電潜像をトナーと液状キャリアとを所定比で混合した液体トナーにより現像してトナー画像を形成する。
液体トナーによる現像装置においては、高品質の画像を形成するために、液体トナー中のトナー粒子の濃度を測定し、現像処理によってトナー粒子の濃度が低下すると、トナー粒子の濃度の高い濃縮液を補充することにより、液体トナー中のトナー濃度を所定の範囲に保つようにしている。
特開2001−356608号公報には、液体トナーを収容したタンク内に計測ヘッドを配置し、計測ヘッドがファイバーケーブルにより発光部と受光部と接続され、発光部で発光された光が計測ヘッドの射出口から液体トナー中に射出され、射出された光の一部が液体トナー中のトナー粒子で散乱され計測ヘッドの受光口に入射して受光部で受光され、その受光量により液体トナーの濃度を検出する液体トナー濃度検出装置が開示されている。
また、特開2001−5300号公報には、液体トナーの貯蔵槽と現像部とを結ぶ液体トナー供給手段にハウジングを設け、ハウジング内に液体トナーの油膜を形成する液体トナー油膜形成手段と、選択されたカラー液体トナーに対して光透過率が相対的に低い波長領域に該当する色光を前記選択されたカラー液体トナーの油膜に照射する光源ユニット、及び前記光源ユニットに対応して設けられて前記液体トナー油膜を透過した光を受光する光検出器を設けた液体トナー濃度検出装置が開示されている。
特開2001−356608号公報 特開2001−5300号公報
近年、ユーザー自身がオフィイス内で任意の位置に設置や移設することが可能である画像形成装置の小型化の要求と、出力画像の高品質化の要求により、乾式トナーよりトナー粒径が小さく高画質が得られる液体トナーによる画像形成装置がオフィイスに導入されることが望まれる。このような要求においては、画像形成装置の設置や移設を行う際に画像形成装置が傾く場合や、画像形成装置に振動が加わる場合が想定される。そのため、特開2001−5300号公報で開示された液体トナー濃度検出装置は、画像形成装置の設置や移動を行う際の傾斜や振動で反射型フォトセンサ自身、またはセンサ前面に設けられた検出窓へ液体トナーが付着して所望の検出精度が得られない恐れがある。また、特開2001−356608号公報に開示された液体トナー濃度検出装置は、タンクの液体トナーが所定量以下に減った際に計測ヘッドが露出して検出不能となる場合や、露出した計測ヘッドの先端に付着した液体トナーが固化し、液体トナーが補充されても検出機能が復帰できなくなる場合が想定される。
さらに、顔料を含む微細なトナー樹脂粒子を液体キャリアに分散させた液体トナーを用いた画像形成装置では写真画像を形成する場合は、トナー樹脂粒子が多く消費され、文字画像を形成する場合は、液体キャリアが多く消費される場合があり、常にトナー樹脂粒子と液体キャリアの混合比率を一定に保つことが高画質の画像を得るためには不可欠である。
本発明は、簡便な構成で液体トナーの濃度検出を常に安定して検出可能であり、かつ検出精度の高い液体トナー濃度検出装置とそれを用いた画像形成装置及び濃度制御方法を提供することを目的とする。
本発明の液体トナー濃度検出装置は、前記課題を解決するために、液体トナーが収容される容器と、前記容器に配され、内面側を容器内壁より液体トナー貯留側に突出させた光透過窓と、前記容器外に配され前記光透過窓を通して光を投射する発光手段と、
前記容器内で液体トナーを撹拌するアジテータに取付けられ、前記発光手段からの光を反射させ前記光透過窓と摺接する光反射率の高い表面を有する板状撹拌部材からなる反射手段と、前記容器外に配され前記反射手段からの光を前記光透過窓を通して受光する受光手段と、前記受光手段により検知された光量により前記液体トナーの濃度を検出するトナー濃度検出手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、感光体と、液体トナーが収容される容器と、前記容器に配され、内面側を容器内壁より液体トナー貯留側に突出させた透明窓と、前記容器外に配され前記光透過窓を通して光を投射する発光手段、前記容器内で液体トナーを撹拌するアジテータに取付けられ、前記発光手段からの光を反射させ前記光透過窓と摺接する光反射率の高い表面を有する板状撹拌部材からなる反射手段、前記容器外に配された前記反射手段からの光を前記光透過窓を通して受光する受光手段および前記受光手段により検知された光量により前記液体トナーの濃度を検出するトナー濃度検出手段を有する液体トナー濃度検出装置と、を有することを特徴とする。
以上
本発明の、液体トナーの濃度を検出する検出装置において、発光手段を液体トナーが収容され透明窓部が形成された容器外に配置し、前記容器内に表面が移動する部材を反射手段として配置し、前記反射手段からの反射光を受光する受光手段を前記容器外に配置し、その反射光量により液体トナーの濃度を検出する構成により、画像形成装置の設置や移動を行う際に画像形成装置を傾ける場合や、画像形成装置へ振動が加わっても反射型フォトセンサ自身、またはセンサ前面に設けられた検出窓へ液体トナーが付着して所望の検出精度が得られなくなることがなく、表面が移動する反射部材に容器内壁面を摺接する摺接部材を設けたので、液体トナーが所定量以下に減った場合でも液体トナーの補充後に検出機能が容易に復帰でき、精度よく検出を再開することができる。
前記容器の壁の内壁面曲率と前記反射手段の表面曲率とを異ならせ、前記容器の内壁面と前記反射手段の表面の近接点付近に対向させて前記発光手段及び受光手段を配置する構成とすることにより、表面が移動する反射部材と容器内壁面との間の液体トナーの流動性を促進し、濃度検出部での液体トナー濃度を均一として濃度検出が可能となる。
前記容器内に配置される表面が移動する反射部材が、容器内の液体トナーを攪拌する攪拌手段とする構成により、容器内の液体トナー濃度を均一化し、精確な液体トナー濃度が検出可能となる。
上記のような液体トナーの濃度検出装置を備えることで、高画質の画像形成装置をユーザー自身がオフィス内の任意の位置に設置や移設することが可能となり、サービスマンを呼ぶ機会を減らすことができる。
簡便な構成で得られた液体トナー濃度検出装置の検出光量値に応じてキャリア液またはコンクトナーを補充し、液体トナーの濃度を所定範囲内に維持することができる。
発明の実施の形態を図により説明する。図1は、本発明の液体トナー濃度検出装置を搭載した画像形成装置の一実施形態の全体構成を示すものである。図1に示されるように、本実施形態の画像形成装置は、駆動ローラ401、クリーナバックアップローラ402、補助ローラ403、404に張架された中間転写ベルト400の下方に、それぞれイエロー、マゼンダ、シアン、ブラック用の各画像形成部Y、M、C、Kをタンデム構成に配置する。
本実施形態の画像形成装置の画像形成の手順を、ブラック用画像形成部Kで代表して説明する。イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック用の各画像形成部Y、M、Cは、ブラック用の画像形成部と同一構成であり、説明を省略する。
有機感光体またはアモルファスシリコン感光体で構成された感光体100は、図示しない電源装置から液体トナーの帯電極性と同極性のバイアスを印加されながら感光体100に対して当接して回転する帯電ローラ110によりその表面が均一に帯電される。
帯電ローラ110は金属製芯金の表面に導電性ウレタンゴム等の弾性部材とフッ素樹脂製表層を配した弾性ローラが好適である。また、帯電ローラ110へはクリーニングパッド111を摺接させ、帯電ローラの汚れを除去している。
次に、均一帯電された感光体100に対して各色画像形成部の下方に配置したレーザ走査光学系200でブラック画像用静電潜像が書き込まれる。
一方、現像装置300内では図2で後述する構造によって現像ローラ301上に均一な液体トナー層が形成され、図示しない電源装置から液体トナーと同極性の現像バイアスを印加された現像ローラ301が感光体100上に形成されたブラック画像用静電潜像と当接回転するによりブラック画像用静電潜像が液体トナーで顕像化される。
本実施例に用いる液体トナーは熱可塑性樹脂中へ顔料等の着色剤を分散させた平均粒径1μmの固形粒子を有機溶媒、シリコンオイル、鉱物油、食用油等の液体溶媒中へ分散剤を添加しながら約20重量%分散させたものである。
また、現像ローラ301は金属製芯金の外周に導電性ウレタンゴム等の弾性部材と樹脂層やゴム層を供えた構造で良い。
現像ローラ301で感光体100上に形成された直後の液体トナー画像は液体溶媒の比率が高い状態であり、後述する転写装置によって中間転写ベルト400上で色重ねを行うと画像流れを起こす可能性があり、トナーの帯電特性と同極性のバイアスを印加しながら感光体100へ当接して回転する絞りローラ330で過剰な液体溶媒を写し取り、顕像内の固形粒子比率を上げる処理を行う。絞りローラ330へ写し取られた液体溶媒は絞りローラクリーナ331で掻き取られる。
絞りローラ330は金属製芯金の表面に導電性ウレタンゴム等の弾性部材とフッ素樹脂製表層を配した弾性ローラが好適である。
次に、感光体100上の顕像は中間転写ベルト400を介して当接回転する一次転写ローラ405へ液体トナーの帯電特性とは逆極性のバイアスを、図示しない電源装置から印加することで中間転写ベルト400へ一次転写され、同様の画像形成手順によって中間転写ベルト400の回動方向上流側で形成された他色の顕像と重ね合わせられ、フルカラー画像となる。
一次転写後の感光体100は棒状光源で構成された除電ランプ120によって静電潜像が消去され、感光体100と当接する感光体クリーニングブレード130によって一次転写で残留した液体トナーが掻き取られ、再度、帯電ローラ110で均一に帯電される。
感光体クリーニングブレード130で掻き取られた使用済みの液体トナーは搬送スクリュー131で図1の奥行き方向へ搬送され、図示しない廃トナー容器へ回収する。
中間転写ベルト400上へ形成された各色顕像は中間転写ベルト400と駆動ローラ401および二次転写ローラ430で構成される二次転写部へ進む。
画像形成の進行タイミングに対応して、給紙カセット500内に積層された紙等の記録媒体501がピックアップローラ502と分離バッド503で一枚分離され、搬送ローラ対504、記録媒体の斜行と給送タイミングを補正するレジストローラ対505を経て前記二次転写部へ給送される。
二次転写ローラ430は図示しない付勢手段で中間転写ベルト400を介して駆動ローラ401へ付勢されると共に、図示しない電源装置から液体トナーの帯電特性と逆極性のバイアスを印加して中間転写ベルト400上のフルカラー画像を記録媒体501へ二次転写する。
二次転写ローラ430は二次転写ローラクリーナ420で二次転写ローラ430と当接する二次転写ローラクリーニングブレード421によって二次転写ローラ420の表面に付着した紙粉や記録媒体間で中間転写ベルト400から付着した液体トナーが掻き取られる。二次転写ローラクリーニングブレード421で掻き取られた紙粉や液体トナーは搬送スクリュー422で図1の奥行き方向へ搬送され、図示しない廃トナー容器へ回収する。
二次転写後の中間転写ベルト400は中間転写ベルト400を介してクリーナバックアップローラ402へ当接するベルトクリーナ410においてベルトクリーニングブレード411によって中間転写ベルト400の表面に残留する二次転写残留トナーや紙粉が掻き取られる。ベルトクリーニングブレード411で掻き取られた二次転写残留トナーや紙粉は搬送スクリュー412で図1の奥行き方向へ搬送され、図示しない廃トナー容器へ回収する。
二次転写されたフルカラー画像を担持した記録媒体501は内部に加熱手段を備えたヒートローラ601と外部にゴム等の弾性部材を備えた加圧ローラ602で構成された定着装置600を通過し、フルカラー画像中の熱可塑性樹脂が溶融しながら記録媒体501へ加圧定着され、所望の画像を得る。
定着後の記録媒体501は排紙ローラ対506で画像形成装置上面は排出される。同一の記録媒体501の裏面へも画像形成を行う場合には正逆方向へ回転可能な排紙ローラ対506で記録媒体501はスイッチバック搬送され、再給送ローラ対507、508、509でレジストローラ対505を介して再度、二次転写部で記録媒体501の裏面へ画像が転写され、定着装置600で画像が定着された後に排紙ローラ対506で画像形成装置上面は排出される。
図2は、図1に示される画像形成装置のブラック用画像形成部Kの部分拡大図である。
図2により、本発明の画像形成装置の現像装置の構成を説明する。
図2は図1の画像形成装置におけるブラック用画像形成部Kの部分拡大図である。図2により本画像形成装置の現像装置の構成を詳細に説明する。
現像装置300は容器320内の下方に液体トナーの一次貯溜部315を有する。一次貯溜部315には可撓性の板状攪拌部材304を備えたアジテータ303を配置してある。
板状攪拌部材304はステンレス鋼やリン青銅等の可撓性金属板やポリエチレンテレフタレート等の可撓性樹脂板で構成され、その自由端が一次貯溜部315の容器320内周と摺接する構成とし、アジテータ303が回転することで液体トナーを攪拌すると同時に液体トナーを二次貯溜部302へ掻き上げる。
二次貯溜部302へ掻き上げられ、オーバーフローした液体トナーは重力によって一次貯溜部へ落下する。
二次貯溜部302には表面に螺旋溝等の微細な凹凸を設けたトナー供給ローラ305を備え、回転するトナー供給ローラ305に当接すべく可撓性金属板の先端へウレタンゴムを設けたトナー規制ブレード306でトナー供給ローラ305表面の凹凸内で液体トナーを擦り切る。
トナー供給ローラ305表面の凹凸内へ収容された液体トナーは、金属製芯金の表面に導電性ウレタンゴム等の弾性部材を配した現像ローラ301を当接させることで現像ローラ301の表面へ写し取られ、現像ローラ301に当接回転し、図示しない電源装置から現像ローラ301よりも高い液体トナーの帯電極性と同極性のバイアスを印加された均しローラ308でトナー供給ローラ305表面の凹凸模様の消去と液体トナー膜厚の均一化が行われる。
均しローラ308は金属ローラまたは、金属ローラの表層に導電性の樹脂層やゴム層を供えた構造が好適である。また、本実施例では均しローラ308は現像ローラ301に対してカウンター回転する構成としてあるが、現像ローラ301の外周速に対して速度差を設け、従動方向に回転する構成としても良い。
均しローラ308へ現像ローラ301よりも高い液体トナーの帯電極性と同極性のバイアスを印加することで、現像ローラ301上の液体トナーは固形粒子が現像ローラ301の表層へ移動し、緩やかな結合を起こす。この緩やかな結合は現像ローラ301が感光体100と当接する現像ニップ部で現像ローラ301から感光体100の潜像形成部へ液体トナー中の固形粒子が迅速に移動することを促進する効果があり、画像の濃度が向上できる。
均しローラブレード309は均しローラ308へカウンター方向に当接し、均しローラ308へ付着した液体トナーを掻き取る。均しローラブレード309で掻き取られた液体トナーは重力によって回収口310を経由して一次貯溜部315へ戻される。
現像ニップ部下流側の現像ローラ301の表面へは現像ローラブレード307を当接させ、現像残りとなったー液体トナーを掻き取り、現像ローラ301の表面をクリーニングする。現像ローラブレード307で掻き取られた液体トナーは重力によって回収経路311を経由して一次貯溜部315へ戻される。
回収口310および回収経路311を経由して一次貯溜部315へ戻されたトナーはアジテータ303で攪拌され、再び二次貯溜部302へ掻き上げられる
図3は本発明の液体トナー濃度検出装置の実施例1を示す断面図である。図3に示されるように、液体トナー濃度検出装置700は現像器300とトナー還流路701、トナー供給路703で連通されている。液体トナーの搬送はポンプP1、P2で行われ、トナー還流路701の途中には粗大化したトナーの固形粒子や、何らかの理由で混入した異物を除去するフィルタ702が設けられている。
本実施例では液体トナーの搬送をポンプP1、P2で行う構成としたが、現像装置300の一次貯溜部315のトナー液面と異なる高さに液体トナー濃度検出装置700が配置可能な場合はポンプP1、P2のいずれかをバルブに置き換えることが可能である。また、ポンプP1、P2としてはチューブポンプ、ダイヤフラムポンプ、ギアポンプ等が使用可能である。
液体トナーを貯溜するケース704の内部には液体トナーを攪拌する攪拌スクリュー705と攪拌ローラ706を設ける。攪拌ローラ706の外周とケース704の内面は互いに異なる曲率R1およびR2を有し、両者の間隔が好ましくは0.5mm以下、高濃度の液体トナーを用いる場合には0.1mm以下となるように配置することが望ましい。また、攪拌ローラ706の表面は高い光反射率を有するように金属または金属メッキ膜等で構成することが望ましい。
攪拌ローラ706の外周とケース704の内面が最も近接した位置のケース704には開口部を設け、該開口部704aをガラスや樹脂等の透明な部材で構成された窓部材707で封止し、窓部材707を通して攪拌ローラ706の表面との間で照射光と反射光が得られるように反射型フォトセンサ708を配置する。
ケース704内では液体トナーが攪拌スクリュー705および攪拌ローラ706で攪拌され、攪拌ローラ706の回転によって窓部材707へ液体トナーが導かれる。この際に反射型フォトセンサの反射光を検出し、制御回路709内で後述する液体トナー検出方法(図7、図8、図9で説明)によって液体トナー中の固形粒子濃度情報を得る。
得られた濃度情報に応じて液体トナーよりも高い固形粒子濃度を有するコンクトナーを貯溜したコンクトナータンク710または液体溶媒と分散剤の混合液を貯溜するキャリアタンク712からバルブ713、711によってコンクトナーまたはキャリアを適量補給し、ケース704内の液体トナー濃度を略一定に保つ。
本実施例ではコンクトナータンク710またはキャリアタンク712からバルブ711、713によってコンクトナーまたはキャリアを重力によって適量補給する構成としたが、バルブ711または713をチューブポンプ、ダイヤフラムポンプ、ギアポンプ等のポンプに置き換えることも可能である。
このように本発明では攪拌ローラ706の外周と窓部材707の内面間に液体トナーを挟み、窓部材707の外側に設けた反射型フォトセンサ709で液体トナーの濃度を検出するので、画像形成装置の設置や移動を行う際に画像形成装置を傾ける場合や、画像形成装置へ振動が加わっても背景技術特許文献1のように反射型フォトセンサ自身、またはセンサ前面に設けられた検出窓へ液体トナーが付着して所望の検出精度が得られなくなることがない。また、攪拌ローラ706の外周とケース704および窓部材707の内面が互いに異なる曲率を有し、両者を近接配置したことで、攪拌ローラ706の回転中は攪拌ローラ706の外周とケース704および窓部材707の近接部の液体トナー圧力が高くなる。
この圧力によって窓部材707の内周面がリフレッシュされ、例えば、長時間に渡り画像形成装置が使用されなかった場合や万一、ケース704内の液体トナーが枯渇した場合でも容易にトナー濃度検出が可能な状態へ復帰することが可能であり、万一、液体トナーが所定量以下に減った場合でも液体トナーの補充後に検出機能が容易に復帰でき、精度よく検出を再開することができる。
さらに、本例の液体トナー濃度検出装置は液体トナーを再利用するための攪拌調合と液体トナーの濃度検出をひとつの装置内で行うことができ、画像形成装置全体を小型化することが可能である。
図4は本発明の液体トナー濃度検出装置の実施例2を示す断面図である。本実施例の主要な構成と動作は前述の実施例1と同様であり、説明は省略する。
実施例1と異なる構成要素はケース704内の液体トナー攪拌部材を攪拌板705aと攪拌ローラ706aで構成したことであり、攪拌板705aと攪拌ローラ706aが回転した際に双方の外周部の凹凸形状が対向することで液体トナーの攪拌性能が実施例1よりも向上する。
また、窓部材707に対して凹凸を有する攪拌ローラ706aが対向して回転するので、両部材の近接点における液体トナーの圧力変動が実施例1よりも増大し、窓部材707の内周面をリフレッシュしやすくなる。
図5(a)、図5(b)は本発明の液体トナー濃度検出装置の実施例3および実施例4を示す断面図である。本実施例の主要な構成と動作は前述の実施例1と同様であり、説明は省略する。
図5(a)において実施例1と異なる構成要素は攪拌ローラ706aに当接する攪拌ローラブレード714を設けたことである。攪拌ローラブレード714はウレタンゴム、ステンレス鋼やリン青銅等の可撓性を有する金属板等が好適であり、攪拌ローラ706aに当接することでその表面をクリーニングする機能を有する。このクリーニング機能により、固形粒子の濃度が高い液体トナーを使用する場合でも反射型フォトセンサ708の安定した出力信号を得ることが可能となる。
図5(b)において実施例1と異なる構成要素は攪拌ローラ706の外周にリフレッシュブレード715を設けたことである。リフレッシュブレード715はウレタンゴムやポリエチレン樹脂等の軟質な部材が好適であり、攪拌ローラ706の回転によって窓部材707と摺接し、窓部材707の内面側をクリーニングする。このクリーニング機能により、固形粒子の濃度が高い液体トナーを使用する場合でも窓部材707の内面側が常にリフレッシュされるので、反射型フォトセンサ708の安定した出力信号を得ることが可能となる。
図6は本発明の液体トナー濃度検出装置における実施例5を示す断面図である。本実施例の特徴は液体トナー濃度検出装置を図2で説明をした現像装置内へ組み込んだことにある。
本実施例では図2の現像装置300の容器320へ窓部材707を設け、窓部材707を介してアジテータ303によって回転する板状攪拌部材304と反射型フォトセンサ708を対向させ、板状攪拌部材304と窓部材707の内面に挟まれた液体トナーを通して得られる反射型フォトセンサ708の信号を後述する液体トナー検出方法(図8、図10等)によって検出し、液体トナー中の固形粒子濃度情報を得る。
板状攪拌部材304はステンレス鋼やリン青銅等の金属板やポリエチレンテレフタレート等の樹脂板で構成することが可能であるが、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂板で構成する場合は表面へアルミ蒸着等処理を施して光反射率の高い表面とすることが望ましい。得られた濃度情報に応じて液体トナーよりも高い固形粒子濃度を有するコンクトナーを貯溜したコンクトナータンク710または液体溶媒と分散剤の混合液を貯溜するキャリアタンク712からコンクトナー供給路716、キャリア供給路717を介してポンプP1およびP2によって一次貯溜部315へコンクトナーまたはキャリアを適量補給し、一次貯溜部315内の液体トナー濃度を略一定に保つ。
本実施例ではコンクトナーまたはキャリアの搬送をポンプP1、P2で行う構成としたが、現像装置300の一次貯溜部315のトナー液面と異なる高さにコンクトナータンク710またはキャリアタンク712が配置可能な場合はポンプP1、P2をバルブに置き換えることが可能である。また、ポンプP1、P2としてはチューブポンプ、ダイヤフラムポンプ、ギアポンプ等が使用可能である。
このような構成とすることで、アジテータ303の回転によって板状攪拌部材304が窓部材707と摺接し、窓部材707の内面側をクリーニングする。また、窓部材707の内面側を一次貯溜部側へ若干量突出させることでクリーニング効果をより確実に得ることができる。
このクリーニング機能により、固形粒子の濃度が高い液体トナーを使用する場合でも窓部材707の内面側が常にリフレッシュされるので、反射型フォトセンサ709の安定した出力信号を得ることが可能となる。
さらに、液体トナー濃度検出装置を図2で説明をした現像装置内へ組み込むことで、液体トナーの濃度検出と液体トナーを繰り返して使用するための攪拌調合とを現像装置300内で行うことができ、画像形成装置全体を小型化することが可能である。
図7は図3の液体トナー濃度検出装置における液体トナー濃度制御方法(その1)を説明するフローチャートである。本例では液体トナーの濃度が低いほど、反射型フォトセンサ708へ戻る反射光量が大きくなり、反射型フォトセンサ708で得られる信号が大きくなる構成として説明をする。
図3の反射型フォトセンサ708で得られた信号は反射型フォトセンサ708内または制御回路709内に設けた増幅回路720で増幅され、ローパスフィルタで信号内の高周波成分が除去される。
次に、信号の値が所定時間内に予め定められた許容上限値および許容下限値を超した回数をカウントする。信号値が許容上限値を超えた回数が所定回数を超える場合は液体トナーの濃度が低下していると判断し、図3のバルブ711を所定時間開放し、コンクトナータンク710からコンクトナーをケース704内へ補給し、再度、信号の増幅処理、ローパスフィルタ処理、許容上限値および許容下限値を超した回数のカウントを行う。
信号値が許容上限値を超えた回数が所定回数以下であれば、次に信号値が許容下限値を超えた回数が所定回数以下であるかを判定する。
信号値が許容下限値を超えた回数が所定回数を超える場合は液体トナーの濃度が上昇していると判断し、図3のバルブ713を所定時間開放し、キャリアタンク712からキャリアをケース704内へ補給し、再度、信号の増幅処理、ローパスフィルタ処理、許容上限値および許容下限値を超した回数のカウントを行う。
いずれの判定処理とも所定回数以下の場合は、そのまま再度、信号の増幅処理、ローパスフィルタ処理、許容上限値および許容下限値を超した回数のカウントを行う。
ケース704内では上記制御によって補給されたキャリアまたはコンクトナーが攪拌スクリュー705と攪拌ローラ706でケース704内の液体トナーと混合され、これらの制御を繰り返すことで、ケース704内の液体トナー濃度を所定の範囲内に維持する。
本実施例の液体トナー制御方法は、図4、図5(b)、図6で説明した液体トナー濃度検出装置へも適用可能であるが、その際には図4の攪拌ローラ706a、図5(b)の攪拌ローラ706、図6のアジテータ303の回転周期と同期させ、反射光が得られるタイミングで上記の制御を行う必要がある。
このような構成とすることで、単純な回路およびソフトウエア構成で液体トナーの濃度制御が可能となる。
図8は図3の液体トナー濃度検出装置における液体トナー濃度制御方法(その2)を説明するフローチャートである。本例でも液体トナーの濃度が低いほど、反射型フォトセンサ708へ戻る反射光量が大きくなり、反射型フォトセンサ708で得られる信号が大きくなる構成として説明をする。
図3の反射型フォトセンサ708で得られた信号は反射型フォトセンサ708内または制御回路709内に設けた増幅回路720で増幅され、ローパスフィルタで信号内の高周波成分が除去される。
次に、所定間隔時間で信号をサンプリングし、信号の値を平均化する。信号の平均値が許容上限値を超える場合は液体トナーの濃度が低下していると判断し、図3のバルブ711を所定時間開放し、コンクトナータンク710からコンクトナーをケース704内へ補給し、再度、信号の増幅処理、ローパスフィルタ処理、信号の値の平均化を行う。
信号の平均値が許容上限値以下であれば、次に信号の平均値が許容下限値以上であるかを判定する。信号の平均値が許容下限値未満であれば、液体トナーの濃度が上昇していると判断し、図3のバルブ713を所定時間開放し、キャリアタンク712からキャリアをケース704内へ補給し、再度、信号の増幅処理、ローパスフィルタ処理、信号の値の平均化を行う。
ケース704内では上記制御で補給されたキャリアまたはコンクトナーが攪拌スクリュー705と攪拌ローラ706でケース704内の液体トナーと混合され、これらの制御を繰り返すことで、ケース704内の液体トナー濃度を所定の範囲内に維持する。
本実施例の液体トナー制御方法は、図4、図5(b)、図6で説明した液体トナー濃度検出装置へも適用可能であるが、その際には図4の攪拌ローラ706a、図5(b)の攪拌ローラ706、図6のアジテータ303の回転周期と同期させ、反射光が得られるタイミングでサンプリングを行う必要がある。
また、反射型フォトセンサ708はサンプリング時だけ間欠的に発光および受光動作をすれば良く、間欠動作を行うことで反射型フォトセンサ708の劣化を防止し、継続的に精度良く液体トナーの濃度を制御することが可能である。
このような構成とすることで、反射型フォトセンサをサンプリング時のみ間欠的に動作すれば良く、反射型フォトセンサの劣化を防止し、継続的に精度良く液体トナーの濃度を制御することが可能である。
図9は図3の液体トナー濃度検出装置における液体トナー濃度制御方法(その3)を説明するフローチャートである。本例でも液体トナーの濃度が低いほど、反射型フォトセンサ708へ戻る反射光量が大きくなり、反射型フォトセンサ708で得られる信号が大きくなる構成として説明をする。
図3の反射型フォトセンサ708で得られた信号は反射型フォトセンサ709内または制御回路709内に設けた増幅回路720で増幅され、ローパスフィルタで信号内の高周波成分が除去される。
次に、信号と予め定められた基準値との差分を計算し、任意の単位時間内で差分値の積分を行う。積分値が許容上限値を超える場合は液体トナーの濃度が低下していると判断し、図3のバルブ711を所定時間開放し、コンクトナータンク710からコンクトナーをケース704内へ補給し、再度、信号の増幅処理、ローパスフィルタ処理、単位時間内の差分値の積分を行う。
積分値が許容上限値以下であれば、次に積分値が許容下限値以上であるかを判定する。積分値が許容下限値未満であれば、液体トナーの濃度が上昇していると判断し、図3のバルブ713を所定時間開放し、キャリアタンク712からキャリアをケース704内へ補給し、再度、信号の増幅処理、ローパスフィルタ処理、単位時間内の差分値の積分を行う。
ケース704内では上記制御で補給されたキャリアまたはコンクトナーが攪拌スクリュー705と攪拌ローラ706でケース704内の液体トナーと混合され、これらの制御を繰り返すことで、ケース704内の液体トナー濃度を所定の範囲内に維持する。
本実施例の液体トナー制御方法は、図4、図5(b)、図6で説明した液体トナー濃度検出装置へも適用可能であるが、その際には図4の攪拌ローラ706a、図5(b)の攪拌ローラ706、図6のアジテータ303の回転周期と同期させ、反射光が得られるタイミングで上記の制御を行う必要がある。
なお、本例では積分計算の前に差分計算を行っているが、この差分計算を省略することも可能である。このような構成とすることで、液体トナーの濃度制御を連続的に行うことができ、例えば画像形成装置の起動時に液体トナー濃度の初期設定を行う際に精度良く液体トナー濃度を制御することができる。
図10は図6の液体トナー濃度検出装置における液体トナー濃度制御方法を説明するフローチャートである。本例でも液体トナーの濃度が低いほど、反射型フォトセンサ708へ戻る反射光量が大きくなり、反射型フォトセンサ708で得られる信号が大きくなる構成として説明をする。
図6の反射型フォトセンサ708で得られた信号は反射型フォトセンサ709内または制御回路709内に設けた増幅回路720で増幅され、ローパスフィルタで信号内の高周波成分が除去される。
次に、信号値が予め設定された基準値を超える時間T1、T2、およびTnを算出し、T1、T2、およびTnの平均時間を算出する。
算出された平均時間が許容上限時間を超える場合は液体トナーの濃度が低下していると判断し、図6のポンプP2を所定時動作させ、キャリアタンク712からキャリアを容器320内の第一貯溜部315へ補給し、再度、信号の増幅処理、ローパスフィルタ処理、T1、T2、およびTnの平均時間を算出する。
算出された平均時間が許容上限時間以下であれば、次に平均時間が許容下限時間以上であるかを判定する。平均時間が許容下限時間未満であれば、液体トナーの濃度が上昇していると判断し、図6のポンプP1を所定時間動作させ、キャリアタンク712からキャリアを容器320内の第一貯溜部315へ補給し、再度、信号の増幅処理、ローパスフィルタ処理、T1、T2、およびTnの平均時間を算出する。
容器320内では上記制御で補給されたキャリアまたはコンクトナーがアジテータ303および板状攪拌部材304で容器320内の液体トナーと混合され、これらの制御を繰り返すことで、容器320内の液体トナー濃度を所定の範囲内に維持するものである。なお、本例では反射型フォトセンサ708の信号値が設定された基準値を超える時間の平均を算出しているが、予め設定された基準値を超える時間の合計値で制御を行うことも可能である。
本発明の画像形成装置の全体構成を示す図である。 図1のブラック用画像形成部の部分拡大図である。 本発明の液体トナー濃度検出装置の実施形態1を示す図である。 本発明の液体トナー濃度検出装置の実施形態2を示す図である。 (a)(b)本発明の液体トナー検出装置の実施形態3,4を示す図である。 本発明の液体トナー濃度検出装置の実施形態5を示す図である。 図3の液体濃度検出装置における液体トナー濃度制御方法(その1)を説明するフローチャートである。 図3の液体濃度検出装置における液体トナー濃度制御方法(その2)を説明するフローチャートである。 図3の液体濃度検出装置における液体トナー濃度制御方法(その3)を説明するフローチャートである。 図6の液体濃度検出装置における液体トナー濃度制御方法を説明するフローチャートである。
符号の説明
100:感光体、110:帯電ローラ、111:クリーニングパッド、120:除電ランプ、130:感光体クリーニングブレード、131:搬送スクリュー、200:レーザ走査光学系、300:現像装置、301:現像ローラ、302:二次貯留部、303:アジテータ、304:板状攪拌部材、305:トナー供給ローラ、306:トナー規制ブレード、307:現像ローラブレード、308:均しローラ、309:均しローラブレード、310:回収口、311:回収経路、315:一次貯留部、320:一次貯留部の容器、400:中間転写ベルト、401:駆動ローラ、402:クリーナバックアップローラ、403,404:補助ローラ、405:一次転写ローラ、410:ベルトクリーナ、411:ベルトクリーニングブレード、412:搬送スクリュー、420:二次転写ローラクリーナ、421:二次転写ローラクリーニングブレード、422:搬送スクリュー、430:二次転写ローラ、501:記録媒体、502:ピックアップローラ、503:分離パッド、504:搬送ローラ、505:レジストローラ、506:排紙ローラ対、507,508,509:再給送ローラ対、600:定着装置、601:ヒートローラ、602:加圧ローラ、700:液体トナー濃度検出装置、701:トナー環流路、702:フィルタ、703:トナー供給路、704:ケース、704a:開口部、705:攪拌スクリュー、706:攪拌ローラ、705a:攪拌板、706a:攪拌ローラ、707:窓部材、708:反射型フォトセンサ、709:制御回路、710:コンクトナータンク、711,713:バルブ、712:キャリアタンク、714:攪拌ローラブレード、715:リフレッシュブレード、716:コンクトナー供給路、717:キャリア供給路、720:増幅回路







Claims (2)

  1. 液体トナーが収容される容器と、
    前記容器に配され、内面側を容器内壁より液体トナー貯留側に突出させた光透過窓と、
    前記容器外に配され前記光透過窓を通して光を投射する発光手段と、
    前記容器内で液体トナーを撹拌するアジテータに取付けられ、前記発光手段からの光を反射させ前記光透過窓と摺接する光反射率の高い表面を有する板状撹拌部材からなる反射手段と、
    前記容器外に配され前記反射手段からの光を前記光透過窓を通して受光する受光手段と、
    前記受光手段により検知された光量により前記液体トナーの濃度を検出するトナー濃度検出手段と、
    を有することを特徴とする液体トナー濃度検出装置。
  2. 感光体と、
    液体トナーが収容される容器と、
    前記容器に配され、内面側を容器内壁より液体トナー貯留側に突出させた透明窓と、
    前記容器外に配され前記光透過窓を通して光を投射する発光手段、
    前記容器内で液体トナーを撹拌するアジテータに取付けられ、前記発光手段からの光を反射させ前記光透過窓と摺接する光反射率の高い表面を有する板状撹拌部材からなる反射手段、
    前記容器外に配された前記反射手段からの光を前記光透過窓を通して受光する受光手段および前記受光手段により検知された光量により前記液体トナーの濃度を検出するトナー濃度検出手段を有する液体トナー濃度検出装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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