JP2002277145A - 冷凍冷蔵ショーケースの除霜制御方法 - Google Patents

冷凍冷蔵ショーケースの除霜制御方法

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JP2002277145A
JP2002277145A JP2001075881A JP2001075881A JP2002277145A JP 2002277145 A JP2002277145 A JP 2002277145A JP 2001075881 A JP2001075881 A JP 2001075881A JP 2001075881 A JP2001075881 A JP 2001075881A JP 2002277145 A JP2002277145 A JP 2002277145A
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JP
Japan
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defrosting
cooler
cool air
defrosting operation
defrost heater
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JP2001075881A
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Hideto Sato
秀人 佐藤
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Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過負荷時である夏季には保冷商品の品質低下
を防止し、軽負荷時である冬季には除霜不良を防止でき
る冷凍冷蔵ショーケースの除霜制御方法を得る。 【解決手段】 冷凍冷蔵オープンショーケースにおけ
る、除霜ヒータに通電して冷却器に付着した霜を除霜す
る除霜運転の制御方法であって、除霜運転を除霜ヒータ
への通電を行う除霜動作と該除霜動作終了後の水切り動
作とで構成し、着霜量の多少によって水切り動作を夏季
には短く、冬季には長く設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵オープン
ショーケースの除霜制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵ショーケースで例えば平型冷凍
冷蔵オープンショーケースは、図2にも示すように断熱
壁で形成され、上面に商品出入用の開口部2を設けたシ
ョーケース本体1内の中央に、仕切壁3を設けて、ショ
ーケース本体1内を2つの商品収納庫4,4に区画し、
前記ショーケース本体1と商品収納庫4,4との間、お
よび前記仕切壁3の内部に冷気循環ダクト5を形成し、
仕切壁3の上部に冷気の吹出口6を、ショーケース本体
1の内側上部に吸込口7をそれぞれ形成してある。
【0003】そして、吹出口6から吹き出した冷気で開
口部2に冷気エアカーテンを形成して商品収納庫4,4
内の商品を保冷するとともに、外気の侵入を阻止し、熱
交換後の冷気を吸込口7から冷気循環ダクト5内に吸い
込んで、冷気として再び吹出口6から吹き出すようにし
ている。図中8は冷気循環ダクト5内に配設した冷却
器、9は送風機を示す。
【0004】ところで、冷却器8の運転による冷却運転
が進行すると、吸込口7から吸い込んだ外気などに含ま
れている水分が霜として冷却器8に付着し、冷却能力が
低下することから、冷却器8には除霜ヒータ10を付設
して、所定時刻に、または所定時間毎に除霜ヒータ10
に通電し冷却器8を加熱することにより除霜運転を行っ
ている。
【0005】この除霜運転は、前記のように除霜ヒータ
10に通電して冷却器8を加熱する除霜動作と、除霜ヒ
ータ10への通電を停止して行う除霜動作終了後の水切
り動作とで構成され、水切り動作ではドレン部11にお
ける残氷を排出する。
【0006】そして、従来、図3に示すように外気温度
や湿度の高い夏季には、着霜量が多くなるため、通電に
よる除霜動作の時間が長くなり、外気温度や湿度の低い
冬季には、着霜量が少なくなるため、通電による除霜動
作の時間が短くなるが、水切り動作の時間は、夏季およ
び冬季ともに同じ時間で設定している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】夏季には前記のように
除霜ヒータへの通電時間が長くなるため、ドレン部11
には残氷は少なく、水切り時間は短くてすむはずである
が、冬季と同じ一定の水切り時間が設定されている。こ
のため、必要以上に除霜運転時間が長くなり、庫内に収
納してある保冷商品の品質低下を招くおそれがある。
【0008】一方、冬季は、着霜量が少なく、除霜ヒー
タへの通電時間が短くなるため、ドレン部11に残氷が
発生しやすくなるが、水切り時間は夏季と同一の一定の
ものである。このため、除霜が十分になされず除霜不良
の発生のおそれがある。
【0009】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、過負荷時である夏季には保冷商品の品質低下を防止
し、軽負荷時である冬季には除霜不良を防止できる冷凍
冷蔵ショーケースの除霜制御方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、断熱壁で形成され上面に商品出入用
の開口部を設けたショーケース本体内を仕切板で商品収
納庫と冷気循環ダクトとに区画し、冷気循環ダクト内に
冷却器を配設するとともに、冷気循環ダクトの一端を空
気の吸込口に、他端を冷気の吹出口に形成し、吸込口か
ら吸い込んで前記冷却器で冷却した冷気を吹出口から吹
き出して前記商品出入用の開口部に冷気エアカーテンを
形成し、前記冷却器には除霜ヒータを付設した冷凍冷蔵
ショーケースにおける、前記除霜ヒータに通電して冷却
器に付着した霜を除霜する除霜運転の制御方法であっ
て、除霜運転を除霜ヒータへの通電を行う除霜動作と該
除霜動作終了後の水切り動作とで構成し、着霜量の多少
によって水切り動作を夏季には短く、冬季には長く設定
する。
【0011】これにより、夏季には除霜時間が長引くこ
とによる保冷商品の品質低下を防止でき、また、冬季に
は除霜時間が不足することによる除霜不良を防止でき
る。
【0012】第2に、前記水切り動作の設定時間は、制
御装置で検出され年間を通じて変化する着霜量の多少に
よる除霜ヒータの通電時間に基づいて制御装置で決定さ
れるから、着霜量に対応する水切り動作時間を制御装置
で容易かつ正確に決定できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の冷凍冷蔵ショ
ーケースの除霜制御方法の実施形態を示す除霜運転時間
と冷却器温度との関係を示すグラフで、本発明方法が実
施される冷凍冷蔵ショーケースは、図2について既に説
明したとおりであるから、ここでの詳細な説明は省略す
る。
【0014】本発明方法においても、冷却器8の運転に
よる冷却運転が進行すると、吸込口7から吸い込んだ外
気などに含まれている水分が霜として冷却器8に付着
し、冷却能力が低下することから、冷却器8には除霜ヒ
ータ10を付設して、所定時刻に、または所定時間毎に
除霜ヒータ10に通電し冷却器8を加熱することにより
除霜運転を行っている。
【0015】この除霜運転時には、除霜ヒータ10に通
電して冷却器8を加熱する除霜動作と、除霜ヒータ10
への通電を停止して行う除霜動作終了後の水切り動作と
で構成され、水切り動作ではドレン部11における残氷
を排出する。
【0016】この場合、図1に示すように除霜ヒータ1
0への通電による除霜動作については、従来と同様に、
外気温度や湿度の高い夏季には、過負荷により着霜量が
多くなるため、通電による除霜動作の時間が長くなり、
外気温度や湿度の低い冬季には、軽負荷により着霜量が
少なくなるため、通電による除霜動作の時間は短くな
る。
【0017】一方、通電による除霜動作に続く水切り動
作の時間については、着霜量が多く過負荷の夏季と、着
霜量が少なく軽負荷の冬季とでは、時間の長さを異なら
せ、夏季には、除霜ヒータ10への通電時間が長くドレ
ン部11に残氷が少ないことを考慮して水切り時間を短
時間に設定する。
【0018】また、冬季には除霜ヒータ10への通電時
間が短くドレン部11に残氷が多いことを考慮して水切
り時間を長時間に設定する。
【0019】この水切り時間の設定は、年間を通じて、
特に夏季と冬季とで変化するちゅく霜量に多少による除
霜ヒータ10の通電時間をマイクロコンピュータを利用
する制御装置で検出し、この通電時間に基づいてこれに
対応させて制御装置で決定する。
【0020】このようにして夏季と冬季とで除霜運転時
間が最適に設定され、夏季には除霜運転が必要以上に長
引いて品温が上昇することがなく、また、冬季には残氷
の発生を防止できる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明の冷凍冷蔵ショ
ーケースの除霜制御方法は、第1に、断熱壁で形成され
上面に商品出入用の開口部を設けたショーケース本体内
を仕切板で商品収納庫と冷気循環ダクトとに区画し、冷
気循環ダクト内に冷却器を配設するとともに、冷気循環
ダクトの一端を空気の吸込口に、他端を冷気の吹出口に
形成し、吸込口から吸い込んで前記冷却器で冷却した冷
気を吹出口から吹き出して前記商品出入用の開口部に冷
気エアカーテンを形成し、前記冷却器には除霜ヒータを
付設した冷凍冷蔵ショーケースにおける、前記除霜ヒー
タに通電して冷却器に付着した霜を除霜する除霜運転の
制御方法であって、除霜運転を除霜ヒータへの通電を行
う除霜動作と該除霜動作終了後の水切り動作とで構成
し、着霜量の多少によって水切り動作を夏季には短く、
冬季には長く設定する。
【0022】これにより、夏季には除霜時間が長引くこ
とによる保冷商品の品質低下を防止でき、また、冬季に
は除霜時間が不足することによる除霜不良を防止でき
る。
【0023】第2に、前記水切り動作の設定時間は、制
御装置で検出され年間を通じて変化する着霜量の多少に
よる除霜ヒータの通電時間に基づいて制御装置で決定さ
れるから、着霜量に対応する水切り動作時間を制御装置
で容易かつ正確に決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍冷蔵ショーケースの除霜制御方法
の実施形態を示す除霜運転時間と冷却器温度との関係を
示すグラフである。
【図2】平型冷凍冷蔵オープンショーケースの縦断側面
図である。
【図3】従来の冷凍冷蔵ショーケースの除霜制御方法の
実施形態を示す除霜運転時間と冷却器温度との関係を示
すグラフである。
【符号の説明】
1…ショーケース本体 2…開口部 3…仕
切壁 4…商品収納庫 5…冷気循環ダクト 6…吹
出口 7…吸込口 8…冷却器 9…送
風機 10…除霜ヒータ 11…ドレン部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱壁で形成され上面に商品出入用の開
    口部を設けたショーケース本体内を仕切板で商品収納庫
    と冷気循環ダクトとに区画し、冷気循環ダクト内に冷却
    器を配設するとともに、冷気循環ダクトの一端を空気の
    吸込口に、他端を冷気の吹出口に形成し、吸込口から吸
    い込んで前記冷却器で冷却した冷気を吹出口から吹き出
    して前記商品出入用の開口部に冷気エアカーテンを形成
    し、前記冷却器には除霜ヒータを付設した冷凍冷蔵ショ
    ーケースにおける、前記除霜ヒータに通電して冷却器に
    付着した霜を除霜する除霜運転の制御方法であって、除
    霜運転を除霜ヒータへの通電を行う除霜動作と該除霜動
    作終了後の水切り動作とで構成し、着霜量の多少によっ
    て水切り動作を夏季には短く、冬季には長く設定するこ
    とを特徴とする冷凍冷蔵ショーケースの除霜制御方法。
  2. 【請求項2】 前記水切り動作の設定時間は、制御装置
    で検出され年間を通じて変化する着霜量の多少による除
    霜ヒータの通電時間に基づいて制御装置で決定されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵ショーケースの
    除霜制御方法。
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