JP2002276450A - ガス欠防止装置 - Google Patents

ガス欠防止装置

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JP2002276450A
JP2002276450A JP2001084077A JP2001084077A JP2002276450A JP 2002276450 A JP2002276450 A JP 2002276450A JP 2001084077 A JP2001084077 A JP 2001084077A JP 2001084077 A JP2001084077 A JP 2001084077A JP 2002276450 A JP2002276450 A JP 2002276450A
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JP
Japan
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fuel
amount
remaining
drivability
fuel amount
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Pending
Application number
JP2001084077A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Tsujimoto
晋 辻本
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料タンク内の残存燃料量が所定量以下にな
ったり、走行可能距離が所定距離以下になると、運転者
に違和感を与えて給油を促すガス欠防止装置の提供。 【解決手段】 ガス欠防止装置は、燃料警告灯が点灯し
た時点で存在する所定量の残存燃料量と、所定時間あた
りの燃料消費量と、燃料警告灯が点灯した時点からの経
過時間とから燃料タンク内に残存する現在の残存燃料量
を算出し、所定時間あたりの燃料消費量と現在の残存燃
料量とから走行可能距離を算出し、走行可能距離が所定
距離以下であるとドライバビリティを通常時より低下さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料タンク内の燃
料が少なくなるとドライバーに給油を促してガス欠を防
止するガス欠防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンク内の燃料が空になると車両は
走行できなくなり立ち往生する。特に、ディーゼル噴射
ポンプを備えたディーゼルエンジンの場合は下記の理由
により注意を要する。燃料潤滑のディーゼル噴射ポンプ
は、燃料を燃料タンクからフィードポンプで吸い上げる
構造であるので、ガス欠になると、再始動ができなくな
ったり、噴射ポンプに損傷を与える虞がある。
【0003】このため、通常、燃料警告灯が点灯状態に
なったり、燃料メーターの指示値が『E』の近くになる
と、運転者は燃料タンク内の燃料が少なくなったことを
知って給油を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、運転に集中し
て計器盤を見なかったり、まだまだ走れると思って走行
し続けると予期しない場所でガス欠になってしまう。
【0005】本発明の目的は、燃料タンク内の残存燃料
量が所定量以下になったり、走行可能距離が所定距離以
下になると、運転者に違和感を与えて給油を促すガス欠
防止装置の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】[請求項1、2につい
て]ガス欠防止装置は、燃料タンク内に残存する残存燃
料量を検出する残存燃料量検出手段が所定量以下の残存
燃料量を検出すると、ドライバビリティ変更手段がドラ
イバビリティを通常時より低下させている。
【0007】このため、燃料タンク内の燃料が少なくな
るとドライバビリティが低下して運転者が違和感を感じ
るので、運転者に給油を促すことができる。なお、残存
燃料量検出手段は、例えば、燃料タンク内に残存する燃
料量を表示する燃料メーターの指示値に基づいて残存燃
料量を検出するか、または燃料タンク内に残存する燃料
量が所定量以下になると点灯する燃料警告灯の報知状態
に基づいて残存燃料量を検出する。
【0008】[請求項3、4について]現在残存燃料量
算出手段は、燃料タンク内に残存する現在の残存燃料量
を算出する。燃費算出手段は、所定時間あたりの燃料消
費量を算出する。走行可能距離算出手段は、所定時間あ
たりの燃料消費量と現在の残存燃料量とから走行可能距
離を算出する。
【0009】走行可能距離算出手段が算出した走行可能
距離が所定距離以下であると、ドライバビリティ変更手
段がドライバビリティを通常時より低下させる。このた
め、燃料タンク内の燃料が少なくなり、走行可能距離が
所定距離以下になるとドライバビリティが低下して運転
者が違和感を感じるので、運転者に給油を促すことがで
きる。
【0010】なお、現在残存燃料量算出手段は、例え
ば、燃料警告灯が点灯した時点で存在する所定量の残存
燃料量と、燃費算出手段が算出する所定時間あたりの燃
料消費量と、燃料警告灯が点灯した時点からの経過時間
とから燃料タンク内に残存する現在の残存燃料量を算出
する。
【0011】[請求項5について]アイドル回転数を通
常時より低くする制御、アクセル踏み量に対するアクセ
ル開度を通常時より小さくする制御、または加速なまし
量を通常時より小さくする制御のうち、少なくとも一つ
の制御をドライバビリティ変更手段が実施することによ
りドライバビリティが通常時より低下する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例(請求項3〜5
に対応)を図1に基づいて説明する。ガス欠防止装置
は、電子制御式燃料噴射装置を備えたディーゼル車に組
み付けられており、図1に示す様に作動する。
【0013】ステップs1で、燃料警告灯が点灯してい
るか否かを判別し、点灯している場合にはステップs2
に進み、点灯していない場合は待機する。なお、燃料警
告灯は、燃料タンク内に残存する燃料量が所定量(例え
ば10リットル)以下になると点灯する。
【0014】ステップs2で、経過時間のカウントを開
始する。ステップs3で、T時間(例えば5分≒0.0
83時間)に消費した燃料量(=燃料消費量)を算出す
る。 燃料消費量=噴射量Qx×エンジン回転数NE×T
【0015】ステップs4で、T時間あたりの燃料消費
量と現在の残存燃料量とから走行可能距離を算出する。
現在の残存燃料量は、燃料警告灯が点灯した時点で存在
する所定量(例えば10リットル)の残存燃料量と、燃
費算出手段が算出するT時間あたりの燃料消費量と、燃
料警告灯が点灯した時点からの経過時間とから算出す
る。
【0016】ステップs5で、現在の残存燃料量での走
行可能距離が所定距離(例えば50km)以下であるか
否かを判別し、所定距離以下の場合にはステップs6に
進む。また、所定距離を越える場合にはステップs3に
戻る。
【0017】ステップs6で、車両がアイドル状態にあ
るか否かを判別し、車両がアイドル状態である場合には
ステップs7に進む。また、車両がアイドル状態にない
場合にはステップs8に進む。
【0018】ステップs7で、ガス欠乏時のアイドル目
標回転数を通常時のアイドル回転数より低く設定し、ス
テップs6に戻る。 ガス欠乏時のアイドル回転数<通常時のアイドル回転数
【0019】ステップs8で、アクセル踏み量に対する
アクセル開度が通常時より小さくなる様に設定し、ステ
ップs9に進む。 ガス欠乏時のアクセル踏み量に対するアクセル開度<通
常時のアクセル踏み量に対するアクセル開度
【0020】ステップs9で、なまし制御条件が成立す
るか否かを判別し、成立する場合にはステップs10に
進む。また、成立しない場合にはステップs6に戻る。
【0021】ステップs10で、加速なまし量が通常時
より小さくなる様に設定し、ステップs6に戻る。 ガス欠乏時の加速なまし量<通常時の加速なまし量
【0022】本実施例のガス欠防止装置は以下の利点を
有する。ガス欠防止装置は、走行可能距離が所定距離以
下であると、下記に示す制御を全て行ってドライバビリ
ティを通常時より低下させる構成である。
【0023】このため、燃料タンク内の燃料が少なくな
り、走行可能距離が所定距離以下になるとドライバビリ
ティが低下して運転者が違和感を感じるので、運転者に
給油を促すことができ、ガス欠を未然に防ぐことができ
る。 ・アイドル回転数を通常時より低くする制御。 ・アクセル踏み量に対するアクセル開度を通常時より小
さくする制御。 ・加速なまし量を通常時より小さくする制御。
【0024】また、燃料警告灯が点灯した時点で存在す
る所定量の残存燃料量と、燃費算出手段が算出するT時
間あたりの燃料消費量と、燃料警告灯が点灯した時点か
らの経過時間とから現在の残存燃料量を算出する構成で
ある。このため、走行可能距離が所定距離以下になった
時点を正確に求めることができる。
【0025】本発明は、上記実施例以外につぎの実施態
様を含む。ガス欠防止装置は、燃料タンク内に残存する
燃料量が所定量以下になるとドライバビリティを通常時
より低下させる構成であっても良い(請求項1、2に対
応)。なお、燃料量が所定量以下になったことを下記に
示す様にして検出する。
【0026】・燃料タンク内に残存する燃料量を表示す
る燃料メーターの指示値が『E+α』になった時。 ・燃料タンク内に残存する燃料量が所定量以下になると
点灯する燃料警告灯が点灯した時。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るガス欠防止装置の作動
を示すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 41/04 360 F02D 41/04 380E 380 380B B60K 15/02 F Fターム(参考) 3D038 CA29 CA31 CB01 CC06 CD18 3D044 BA20 BB01 BC13 BD01 BD13 3G084 AA01 BA03 BA05 BA13 CA03 CA04 DA00 EB11 EB26 FA00 FA10 FA33 3G301 HA02 JA00 KA07 KA12 LA03 LB11 ND02 NE06 PE01A PG00Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内に残存する残存燃料量を検
    出する残存燃料量検出手段と、 ドライバビリティが変更可能なドライバビリティ変更手
    段とを備え、 前記残存燃料量検出手段が所定量以下の残存燃料量を検
    出すると、前記ドライバビリティ変更手段が前記ドライ
    バビリティを通常時より低下させることを特徴とするガ
    ス欠防止装置。
  2. 【請求項2】 前記残存燃料量検出手段は、燃料タンク
    内に残存する燃料量を表示する燃料メーターの指示値に
    基づいて残存燃料量を検出するか、または燃料タンク内
    に残存する燃料量が所定量以下になると点灯する燃料警
    告灯の報知状態に基づいて残存燃料量を検出することを
    特徴とする請求項1記載のガス欠防止装置。
  3. 【請求項3】 燃料タンク内に残存する現在の残存燃料
    量を算出する現在残存燃料量算出手段と、 所定時間あたりの燃料消費量を算出する燃費算出手段
    と、 所定時間あたりの燃料消費量と現在の残存燃料量とから
    走行可能距離を算出する走行可能距離算出手段と、 ドライバビリティが変更可能なドライバビリティ変更手
    段とを備え、 前記走行可能距離算出手段が算出した走行可能距離が所
    定距離以下であると、前記ドライバビリティ変更手段が
    前記ドライバビリティを通常時より低下させることを特
    徴とするガス欠防止装置。
  4. 【請求項4】 前記現在残存燃料量算出手段は、燃料警
    告灯が点灯した時点で存在する所定量の残存燃料量と、
    前記燃費算出手段が算出する所定時間あたりの燃料消費
    量と、前記燃料警告灯が点灯した時点からの経過時間と
    から燃料タンク内に残存する現在の残存燃料量を算出す
    ることを特徴とする請求項3記載のガス欠防止装置。
  5. 【請求項5】 前記ドライバビリティ変更手段は、アイ
    ドル回転数を通常時より低くする制御、アクセル踏み量
    に対するアクセル開度を通常時より小さくする制御、ま
    たは加速なまし量を通常時より小さくする制御のうち、
    少なくとも一つの制御を実施して、前記ドライバビリテ
    ィを通常時より低下させることを特徴とする請求項1乃
    至請求項4記載のガス欠防止装置。
JP2001084077A 2001-03-23 2001-03-23 ガス欠防止装置 Pending JP2002276450A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100748563B1 (ko) * 2006-04-29 2007-08-10 현대자동차주식회사 차량의 주행 가능 거리 측정 방법
JP2012030668A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Mitsubishi Motors Corp ハイブリッド車両の制御装置
US8229654B2 (en) 2007-09-21 2012-07-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Device for limiting output of internal combustion engine when the engine has abnormality
CN103162968A (zh) * 2011-12-19 2013-06-19 北汽福田汽车股份有限公司 车辆燃油装置的测试方法

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KR100748563B1 (ko) * 2006-04-29 2007-08-10 현대자동차주식회사 차량의 주행 가능 거리 측정 방법
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