JP5601524B2 - 電動負圧ポンプの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、負圧によってブレーキの踏み込み操作力を軽減するためのブレーキブースタ(倍力装置)に負圧を供給する電動負圧ポンプの制御装置に関するものである。
内燃エンジンを駆動源として走行するガソリン車等には、内燃エンジンの吸気負圧を利用してブレーキの踏み込み操作力を軽減するブレーキブースタが設けられているが、例えば電動モータを駆動源として走行する電気自動車にはブレーキブースタに吸気負圧を供給する内燃エンジンが設けられていないため、ブレーキブースタに負圧を供給するための電動負圧ポンプを設ける必要がある。
電動負圧ポンプを備える電気自動車等においては、蓄圧装置(バキュームタンク)やブレーキブースタ内の圧力状態を負圧センサによって検出し、その検出結果に応じて電動負圧ポンプの駆動を制御して必要な負圧を確保している。具体的には、ブレーキブースタに供給すべき負圧が不足する場合には電動負圧ポンプを駆動し、蓄圧装置(バキュームタンク)に負圧が十分に蓄えられているときには電動負圧ポンプの駆動を停止する制御を行っている。
ところが、負圧センサが何らかの理由で故障した場合、電動負圧ポンプの上記のような制御が不可能となってしまう。
そこで、特許文献1には、ブレーキ操作のON/OFFを検知するブレーキランプスイッチを用いてブレーキの作動中と作動後の一定時間だけ電動負圧ポンプを駆動する提案がなされている。
又、特許文献2には、負圧センサの故障時にブレーキのON操作で電動負圧ポンプを強制的に駆動するようにした電動負圧ポンプの制御装置において、電動負圧ポンプのポンプ印加電圧を検出し、この検出したポンプ印加電圧に反比例的に求まる負圧充填完了時間を強制ポンプ駆動時間に設定し、この強制ポンプ駆動時間だけ電動負圧ポンプを強制駆動する提案がなされている。
実開昭59−075577号公報 特開平8−295230号公報
ところが、特許文献1,2において提案された電動負圧ポンプの制御装置においては、電動負圧ポンプの駆動時間に運転者によるブレーキ操作回数や車両の状態(減速度や降坂での走行)が反映されていないため、安全を考慮して電動負圧ポンプを比較的長時間に亘って駆動せざるを得ず、電動負圧ポンプの寿命低下を招く要因となっていた。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とする処は、電動負圧ポンプを必要最小限な時間だけ駆動して負圧を安定的に供給しつつ、電動負圧ポンプの寿命延長を図ることができる電動負圧ポンプの制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ブレーキブースタに負圧を供給する電動負圧ポンプと、該電動負圧ポンプによって前記ブレーキブースタに供給される負圧を検出する負圧センサと、ブレーキ操作のON/OFFを検知するブレーキランプスイッチを備えた車両の前記電動負圧ポンプの制御装置において、前記負圧センサの故障時に前記ブレーキランプスイッチがON信号を出力すると、前記電動負圧ポンプを所定時間だけ駆動し、該電動負圧ポンプが駆動される前記所定時間をブレーキ操作回数や車両の状態に応じて変更することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記電動負圧ポンプの駆動中に前記ブレーキランプスイッチがON信号を出力したときには、前記電動負圧ポンプの前記所定時間の駆動が終了した後、所定の時間間隔をあけて前記電動負圧ポンプを駆動することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記電動負圧ポンプの駆動中に前記ブレーキランプスイッチがON信号を複数回出力し、その回数が規定回数を超えると、前記電動負圧ポンプを駆動する前記所定時間を延長することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記電動負圧ポンプの駆動中に前記ブレーキランプスイッチがON信号を出力し、且つ、加速度センサによって検出される車両の減速度が設定値を超えると、前記電動負圧ポンプを駆動する前記所定時間を延長することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記電動負圧ポンプの駆動中に前記ブレーキランプスイッチがON信号を出力し、且つ、傾斜角センサによって車両が降坂していることが検知されると、前記電動負圧ポンプを駆動する前記所定時間を延長することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記電動負圧ポンプの駆動中に前記ブレーキランプスイッチがON信号を複数回出力し、その回数が規定回数を超え、且つ、傾斜角センサによって車両が降坂していることが検知されると、前記電動負圧ポンプを駆動する前記所定時間を延長するとともに、前記電動負圧ポンプの前記所定時間の駆動が終了した後、所定の時間間隔をあけて前記電動負圧ポンプを設定時間だけ駆動することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、負圧センサの故障時に運転者がブレーキ操作したためにブレーキランプスイッチがON信号を出力すると、電動負圧ポンプをブレーキ操作回数や車両の状態に応じて設定される所定時間だけ駆動するようにしたため、ブレーキブースタに必要な負圧を供給するために必要な最小限の時間だけ電動負圧ポンプを駆動して負圧を安定的に供給しつつ、電動負圧ポンプの寿命延長を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、電動負圧ポンプの駆動中に運転者によってブレーキ操作がなされたためにブレーキランプスイッチがON信号を出力したときには、電動負圧ポンプが駆動されていてもブレーキブースタの負圧が低下するため、更なる電動負圧ポンプの駆動が必要となるが、電動負圧ポンプの連続駆動を防止するべく電動負圧ポンプの所定時間の駆動が終了した後、所定の時間間隔をあけて電動負圧ポンプを駆動することによって電動負圧ポンプの寿命延長を図りつつ負圧の低下を補うことができる。
請求項3記載の発明によれば、電動負圧ポンプの駆動中に運転者がブレーキ操作を繰り返したためにブレーキランプスイッチがON信号を規定回数以上出力した場合には、電動負圧ポンプが駆動されていてもブレーキブースタへの負圧の供給が追いつかないため、電動負圧ポンプを駆動する時間を延長して負圧の不足分を補うことができる。
請求項4記載の発明によれば、電動負圧ポンプの駆動中に運転者がブレーキ操作を行った場合、車両の減速度が設定値を超える程の強い制動が加えられたときには消費される負圧が多いため、電動負圧ポンプを駆動する時間を延長することによって負圧不足を防ぎ、ブレーキブースタに必要な負圧を安定的に供給することができる。
請求項5記載の発明によれば、電動負圧ポンプの駆動中に運転者がブレーキ操作を行った場合、車両が坂道を下っているときには平坦路を走行しているときよりも大きな制動力を必要とし、消費される負圧が多いため、電動負圧ポンプを駆動する時間を延長することによって負圧不足を防ぎ、ブレーキブースタに必要な負圧を安定的に供給することができる。
請求項6記載の発明によれば、電動負圧ポンプの駆動中に運転者によってブレーキ操作が規定回数を超えて繰り返され、そのとき車両が坂道を下っているときには平坦路を走行しているときよりも大きな制動力を必要とし、消費される負圧が多いため、電動負圧ポンプを駆動する時間を延長するとともに、電動負圧ポンプが停止してから所定時間後に電動負圧ポンプを再び一定時間だけ駆動するようにしたため、電動負圧ポンプの寿命延長を図りつつ負圧不足を防いでブレーキブースタに必要な負圧を安定的に供給することができる。
本発明に係る電動負圧ポンプの制御装置を備える車両の制動系のシステム構成図である。 本発明に係る電動負圧ポンプの制御装置による制御手順の実施の形態1を示すフローチャートである。 本発明に係る電動負圧ポンプの制御装置による制御手順の実施の形態1を示すタイムチャートである。 本発明に係る電動負圧ポンプの制御装置による制御手順の実施の形態2を示すフローチャートである。 本発明に係る電動負圧ポンプの制御装置による制御手順の実施の形態2を示すタイムチャートである。 本発明に係る電動負圧ポンプの制御装置による制御手順の実施の形態3を示すフローチャートである。 本発明に係る電動負圧ポンプの制御装置による制御手順の実施の形態3を示すタイムチャートである。 本発明に係る電動負圧ポンプの制御装置による制御手順の実施の形態4を示すフローチャートである。 本発明に係る電動負圧ポンプの制御装置による制御手順の実施の形態4を示すタイムチャートである。 本発明に係る電動負圧ポンプの制御装置による制御手順の実施の形態5を示すフローチャートである。 本発明に係る電動負圧ポンプの制御装置による制御手順の実施の形態5を示すタイムチャートである。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る電動負圧ポンプの制御装置を備える車両の制動系のシステム構成図であり、本実施の形態に係る車両は、電動モータを駆動源として走行する電気自動車であって、その制動系は以下のように構成されている。
即ち、ブレーキ装置1には、上端を中心として前後方向に揺動するブレーキアーム2が設けられており、このブレーキアーム2の下端には運転者が足で踏み込んでブレーキ操作を行うためのブレーキペダル3が取り付けられている。そして、ブレーキアーム2は、ブレーキ操作時の運転者の踏力を軽減するためのブレーキブースタ4を介してマスタシリンダ5に連結されており、マスタシリンダ5は、運転者によるブレーキペダル3の踏み込み量に応じたブレーキ液圧を発生する。ここで、マスタシリンダ5と前輪又は後輪に設けられたホイールシリンダ6とはブレーキ液圧通路7によって接続されている。
ところで、前記ブレーキブースタ4は負圧を利用してブレーキ操作時の運転者の踏力を軽減するものであるが、電動モータを駆動源として走行する車両にあっては内燃エンジンの吸気負圧を該ブレーキブースタ4に供給することができないため、ブレーキブースタ4に負圧を供給するための電動負圧ポンプ8と、該電動負圧ポンプ8が発生する負圧を蓄えておくためのバキュームタンク9が設けられている。
而して、上記電動負圧ポンプ8は本発明に係る制御装置を構成するコントローラ10によって駆動制御されるが、このコントローラ10には、第1〜第3タイマ11,12,13とカウンタ14が内蔵されるとともに、バキュームタンク9に蓄えられている負圧を検出する負圧センサ15と、運転者によるブレーキ操作のON/OFFを検知するブレーキランプスイッチ16と、車両の加速度(減速度)を検出する加速度センサ17及び車両の傾斜角(車両が走行する坂道の傾斜角)を検出する傾斜角センサ18がそれぞれ接続されており、負圧センサ15に故障が生じていない通常時には、コントローラ10は、負圧センサ15によって検出されるバキュームタンク9の圧力(負圧)に応じて電動負圧ポンプ8の駆動を制御して必要な負圧を確保している。具体的には、ブレーキブースタ4に供給すべき負圧が不足する場合(供給できる負圧が大気圧に近い圧力の場合)には電動負圧ポンプ8を駆動して負圧を発生させ、バキュームタンク9に負圧が十分に蓄えられる(大気圧に対して十分に差圧のある圧力となる)と電動負圧ポンプ8の駆動を停止する制御を行っている。
ところが、負圧センサ15が何らかの理由で故障した場合、負圧の状態に応じた電動負圧ポンプ8の上記のような制御が不可能となってしまう。このため、本発明に係る制御装置においては、コントローラ10は、負圧センサ15が故障した場合には、以下の実施の形態1〜5に示すように電動負圧ポンプ8の駆動を制御する。
<実施の形態1>
図2は電動負圧ポンプの実施の形態1に係る制御手順を示すフローチャート、図3は同制御手順を示すタイムチャートであり、本実施の形態では、負圧センサ15が故障しているときに運転者がブレーキ操作すると電動負圧ポンプ8を駆動し、該電動負圧ポンプ8の駆動中に運転者がブレーキペダル3を踏み込むブレーキ操作を再度行ったためにブレーキランプスイッチ16がOFF→ONとなる信号を出力したときには、駆動中の電動負圧ポンプ8を所定時間(駆動開始から所定時間)だけ駆動した後、所定の時間間隔をあけて(所定の時間電動負圧ポンプ8の駆動を停止して)電動負圧ポンプ8を一定時間だけ駆動するようにしている。
即ち、制御がスタートすると(図2のステップS1)、負圧センサ15が故障しているか否かが判断され(ステップS2)、負圧センサ15が故障している場合(ステップS2での判断結果がYesである場合)には、ブレーキランプスイッチ16からON信号が出力されたか否か(運転者によってブレーキ操作がなされたか否か)が判断される(ステップS3)。尚、負圧センサ15の故障は、検出値そのものの値の異常や、ブレーキ操作(負圧の消費)や電動負圧ポンプ8の駆動(負圧の補充)に対する検出値の変化が異常でないか等の公知の方法で判断される。
ブレーキランプスイッチ16からON信号が出力された場合(ステップS3での判断結果がYesである場合)には、電動負圧ポンプ8の駆動が開始され(ステップS4)、同時に第1タイマ11の駆動が開始されて、第1タイマ11によって電動負圧ポンプ8の駆動時間が計測される(ステップS5)。尚、負圧センサ15が故障していない場合(ステップS2での判断結果がNoである場合)及び負圧センサ15が故障していても運転者によるブレーキ操作がなされないためにブレーキランプスイッチ16がOFF信号を出力しているとき(OFFの状態を検出しているとき)(ステップS3での判断結果がNoである場合)にはステップS2,S3の判断処理が繰り返される(ステップS19)。
そして、電動負圧ポンプ8が駆動されている間に運転者がブレーキ操作を再度行ったために発生するブレーキランプスイッチ16からのOFF→ON信号の発生回数がカウントされる(ステップS6)。本実施の形態では、設定回数以上のブレーキ操作が1回の電動負圧ポンプ8の駆動中に行われた場合に限り、ステップS10以降の処理が行われる。尚、1回の電動負圧ポンプ8の駆動中に行われたブレーキ操作回数に応じて、第1タイマ11に設定されていた時間(図3に示す時間t)を再設定し(ステップS7)、電動負圧ポンプ8の駆動時間を延長させることもできる。
ブレーキランプスイッチ16からのOFF→ON信号の発生回数のカウントと同時に、ステップS5で開始された電動負圧ポンプ8の駆動時間が第1タイマ11によって設定された時間tに到達したか否かが判断され(ステップS8)、駆動時間が設定時間tに達した場合(ステップS8での判断結果がYesである場合)には電動負圧ポンプ8の駆動が停止され(ステップS9)、駆動時間が設定時間tに達しない間(ステップS8の判断結果がNoである間)は電動負圧ポンプ8の駆動が継続される。
ステップS9にて電動負圧ポンプ8の駆動が停止された時、ステップS6でのブレーキランプスイッチ16からのOFF→ON信号の発生回数のカウントが設定回数に達しない場合はステップS1に戻り、ステップS2,S3の判断処理が繰り返される。これに対して、ステップS6での発生回数のカウントが設定回数以上となった場合、つまり、設定回数以上のブレーキ操作が1回の電動負圧ポンプ8の駆動中に行われた場合では、電動負圧ポンプ8の駆動が停止されると(ステップS9)、第2タイマ12の駆動が開始され(ステップS10)、第2タイマ12による電動負圧ポンプ8の停止時間(禁止時間)の計測が開始され、電動負圧ポンプ8の駆動が禁止される(ステップS11)。そして、第2タイマ12によって計測される時間(電動負圧ポンプ8の駆動が禁止されている時間)が設定時間tに到達したか否かが判断され(ステップS12)、電動負圧ポンプ8の駆動が禁止されている時間が設定時間tに達すると(ステップS12での判断結果がYesである場合)には、第2タイマ12がリセットされ(ステップS13)電動負圧ポンプ8の駆動の禁止が解除される。そして、第3タイマ13の駆動が開始されて(ステップS14)第3タイマ13による電動負圧ポンプ8の駆動時間の計測が開始されるとともに、電動負圧ポンプ8の駆動が開始される(ステップS15)。
上述のように電動負圧ポンプ8が駆動されると、その駆動時間が第3タイマ13によって設定された一定時間t(図3参照)に達したか否かが判断され(ステップS16)、駆動時間が設定時間tに達しない間(ステップS16の判断結果がNoである間)は電動負圧ポンプ8の駆動が継続され、電動負圧ポンプ8の駆動時間が設定時間tに達すると(ステップS16での判断結果がYesである場合)には、電動負圧ポンプ8の駆動が停止される(ステップS17)。その後、第3タイマ13がリセットされ(ステップS18)、以後はステップS1に戻り、以上と同様の処理が繰り返される(ステップS19)。
以上のように、本実施の形態では、負圧センサ15が故障しているときに運転者によるブレーキ操作がなされたためにブレーキランプスイッチ16からON信号が出力されると電動負圧ポンプ8を駆動してブレーキブースタ4に必要な負圧を供給するようにし、電動負圧ポンプ8の駆動中に運転者によってブレーキ操作がなされたためにブレーキランプスイッチ16がON信号を規定回数以上出力したときには、電動負圧ポンプ8が駆動されていてもブレーキブースタ4の負圧が低下するため、更なる電動負圧ポンプ8の駆動(負圧の補給)が必要となるが、駆動中の電動負圧ポンプ8の所定時間の駆動が終了した後、所定の時間間隔tの間電動負圧ポンプ8の駆動を停止し、その後、電動負圧ポンプ8を一定時間tだけ駆動するようにしたため、電動負圧ポンプ8の連続的な駆動を防止でき、電動負圧ポンプの寿命延長を図りつつ負圧の供給を可能として、ブレーキブースタ4での負圧の低下を補うことができ、ブレーキブースタ4によって運転者のブレーキ操作力を軽減することができる。尚、1回の電動負圧ポンプ8の駆動中に行われたブレーキ操作回数に応じて、第1タイマ11に設定されていた電動負圧ポンプ8の所定時間tを延長することや、第2タイマ12によって計測される電動負圧ポンプ8の駆動が禁止されている時間t中に設定回数以上のブレーキ操作が行われた場合に電動負圧ポンプ8の駆動時間tを延長することが可能である。これらの駆動時間の延長は、負圧の供給をより安定的にすることが可能となる。このときでも、電動負圧ポンプ8の駆動が禁止されている時間tが設定されているため、電動負圧ポンプ8の連続的な駆動を防止でき、ポンプモータの温度上昇を抑え、電動負圧ポンプの寿命を延長することができる。
<実施の形態2>
次に、本発明に係る制御装置による制御手順の実施の形態2を図4及び図5に基づいて以下に説明する。
図4は電動負圧ポンプの実施の形態2に係る制御手順を示すフローチャート、図5は同制御手順を示すタイムチャートであり、本実施の形態では、負圧センサ15が故障しているときに運転者がブレーキ操作すると電動負圧ポンプ8を駆動し、該電動負圧ポンプ8の駆動中に運転者がブレーキペダル3を踏み込むブレーキ操作を複数回行ったためにブレーキランプスイッチ16がON信号を複数回出力し、その回数が規定回数を超えると、電動負圧ポンプ8を駆動する時間を延長するようにしている。
即ち、制御がスタートすると(図4のステップS1)、前記実施の形態1と同様の処理(ステップS2,S3)がなされる。
そして、ブレーキランプスイッチ16からON信号が出力された場合(ステップS3での判断結果がYesである場合)には、電動負圧ポンプ8の駆動が開始され(ステップS4)、同時にタイマの駆動が開始されて電動負圧ポンプ8の駆動時間が計測される(ステップS5)。尚、負圧センサ15が故障していない場合(ステップS2での判断結果がNoである場合)及び負圧センサ15が故障していても運転者によるブレーキ操作がなされないためにブレーキランプスイッチ16がOFF信号を出力しているとき(ステップS3での判断結果がNoである場合)にはステップS2,S3の判断処理が繰り返される(ステップS11)。
そして、ステップS4にて開始された電動負圧ポンプ8の駆動中における運転者がブレーキ操作を行うと発生するブレーキランプスイッチ16からのOFF→ON信号の発生回数がカウントされる(ステップS6)。而して、電動負圧ポンプ8が駆動されている間に運転者がブレーキ操作を複数回行ったためにブレーキランプスイッチ16からON信号が所定回数以上出力されると、タイマに設定されていた時間t(図5参照)が時間tだけ延長されて駆動時間としてt’(t+t)が再設定される(ステップS7)。
次に、電動負圧ポンプ8の駆動時間がタイマによって再設定された時間t’(t+t)に到達したか否かが判断され(ステップS8)、駆動時間が設定時間t’(t+t)に達した場合(ステップS8での判断結果がYesである場合)には電動負圧ポンプ8の駆動が停止され(ステップS9)、タイマがリセットされた後(ステップS10)、以上の処理が繰り返される(ステップS11)。又、電動負圧ポンプ8の駆動時間が設定時間t’(t+t)に達しない間(ステップS8の判断結果がNoである間)は電動負圧ポンプ8の駆動が継続される。尚、ステップS4にて開始された電動負圧ポンプ8の駆動中におけるブレーキランプスイッチ16からのON信号が所定回数に達しない場合は、ステップS7の再設定(駆動時間の延長)は行われず、タイマに設定されていた時間tに達した場合(ステップS8での判断結果がYesである場合)には電動負圧ポンプ8の駆動が停止され(ステップS9)、タイマがリセットされた後(ステップS10)、以上の処理が繰り返される(ステップS11)。
以上のように、本実施の形態では、負圧センサ15が故障しているときに運転者によるブレーキ操作がなされたためにブレーキランプスイッチ16からON信号が出力されると電動負圧ポンプ8を駆動してブレーキブースタ4に必要な負圧を供給するようにしているが、電動負圧ポンプ8の駆動中に運転者によってブレーキ操作が所定回数以上なされたためにブレーキランプスイッチ16がON信号を所定回数以上出力したときには、電動負圧ポンプ8が駆動されていてもブレーキブースタ4への負圧の供給が追いつかないため、電動負圧ポンプ8を駆動する時間を延長して負圧の不足分を補うようにしている。従って、本実施の形態においても、ブレーキブースタ4に必要な負圧を安定的に供給することができ、ブレーキブースタ4によって運転者のブレーキ操作力を軽減することができる。
<実施の形態3>
次に、本発明に係る制御装置による制御手順の実施の形態3を図6及び図7に基づいて以下に説明する。
図6は電動負圧ポンプの実施の形態3に係る制御手順を示すフローチャート、図7は同制御手順を示すタイムチャートであり、本実施の形態では、負圧センサ15が故障しているときに運転者がブレーキ操作すると電動負圧ポンプ8を駆動し、該電動負圧ポンプ8の駆動中に運転者がブレーキ操作を行ったためにブレーキランプスイッチ16がON信号を出力し、且つ、加速度センサ17によって検出される車両の減速度が閾値を超えると、電動負圧ポンプ8を駆動する時間を延長するようにしている。
即ち、制御がスタートすると(図6のステップS1)、前記実施の形態1,2と同様の処理(ステップS2,S3)がなされる。
そして、ブレーキランプスイッチ16からON信号が出力された場合(ステップS3での判断結果がYesである場合)には、電動負圧ポンプ8の駆動が開始され(ステップS4)、同時にタイマの駆動が開始されて電動負圧ポンプ8の駆動時間が計測される(ステップS5)。尚、負圧センサ15が故障していない場合(ステップS2での判断結果がNoである場合)及び負圧センサ15が故障していても運転者によるブレーキ操作がなされないためにブレーキランプスイッチ16がOFF信号を出力しているとき(ステップS3での判断結果がNoである場合)にはステップS2,S3の判断処理が繰り返される(ステップS11)。
而して、電動負圧ポンプ8が駆動されている間に運転者がブレーキ操作を行ったために加速度センサ17によって検出される車両の減速度が閾値以上であると(ステップS6)、タイマに設定されていた時間t(図7参照)が時間t’に延長されて新たな駆動時間としてt’が再設定される(ステップS7)。
次に、電動負圧ポンプ8の駆動時間がタイマによって再設定された時間t’に到達したか否かが判断され(ステップS8)、駆動時間が設定時間t’に達した場合(ステップS8での判断結果がYesである場合)には電動負圧ポンプ8の駆動が停止され(ステップS9)、タイマがリセットされる(ステップS10)。そして、それ以降は以上の処理が繰り返される(ステップS11)。又、電動負圧ポンプ8の駆動時間が設定時間t’に達しない間(ステップS8の判断結果がNoである間)は電動負圧ポンプ8の駆動が継続される。尚、ステップS6にて加速度センサ17によって検出される車両の減速度が閾値に達していない場合は、タイマに設定されていた時間tに達した時に(ステップS8での判断結果がYesである場合)に電動負圧ポンプ8の駆動が停止され(ステップS9)、タイマがリセットされる(ステップS10)。
以上のように、本実施の形態では、負圧センサ19が故障しているときに運転者によるブレーキ操作がなされたために電動負圧ポンプ8が駆動され、この電動負圧ポンプ8の駆動中に運転者がブレーキ操作を行った場合、車両の減速度が設定値を超える程の強い制動が加えられたときには消費される負圧が多いため、電動負圧ポンプ8を駆動する時間を延長するようにしている。このため、ブレーキブースタ4の負圧不足を防ぎ、ブレーキブースタ4に必要な負圧を安定的に供給することができ、車両を安全に減速又は停止させることができる。尚、本実施の形態は、前記実施の形態1,2に適用することができる。
<実施の形態4>
次に、本発明に係る制御装置による制御手順の実施の形態4を図8及び図9に基づいて以下に説明する。
図8は電動負圧ポンプの実施の形態4に係る制御手順を示すフローチャート、図9は同制御手順を示すタイムチャートであり、本実施の形態では、負圧センサ15が故障しているときに運転者がブレーキ操作すると電動負圧ポンプ8を駆動し、該電動負圧ポンプ8の駆動中に運転者がブレーキ操作を行ったためにブレーキランプスイッチ16がON信号を出力し、且つ、傾斜角センサ18によって車両が降坂していることが検知されると、電動負圧ポンプ8を駆動する時間を延長するようにしている。
即ち、制御がスタートすると(図8のステップS1)、前記実施の形態1〜3と同様の処理(ステップS2,S3)がなされ、ブレーキランプスイッチ16からON信号が出力された場合(ステップS3での判断結果がYesである場合)には、電動負圧ポンプ8の駆動が開始され(ステップS4)、同時にタイマの駆動が開始されて駆動時間が計測される(ステップS5)。
そして、電動負圧ポンプ8が駆動されている間に運転者がブレーキ操作を行った場合、車両が走行している道路が降坂であることが傾斜角センサ18によって検出されると(ステップS6)、タイマに設定されていた時間t(図9参照)が時間t’に延長されて新たな駆動時間としてt’が再設定される(ステップS7)。
次に、電動負圧ポンプ8の駆動時間がタイマによって再設定された時間t’に到達したか否かが判断され(ステップS8)、駆動時間が設定時間t’に達した場合(ステップS8での判断結果がYesである場合)には電動負圧ポンプ8の駆動が停止され(ステップS9)、タイマがリセットされる(ステップS10)。そして、それ以降は以上の処理が繰り返される(ステップS11)。又、電動負圧ポンプ8の駆動時間が設定時間t’に達しない間(ステップS8の判断結果がNoである間)は電動負圧ポンプ8の駆動が継続される。尚、ステップS6にて傾斜角センサ18によって道路が降坂であることが検出されない場合は、タイマに設定されていた時間tに達した時に(ステップS8での判断結果がYesである場合)に電動負圧ポンプ8の駆動が停止され(ステップS9)、タイマがリセットされる(ステップS10)。
負圧センサ15が故障しているために運転者によってブレーキ操作がなされて電動負圧ポンプ8を駆動しているときに運転者が再度ブレーキ操作を行った場合、車両が坂道を下っているときには平坦路を走行しているときよりも大きな制動力を必要とし、消費される負圧が多いため、本実施の形態では、電動負圧ポンプ8を駆動する時間を延長するようにしている。従って、本実施の形態によれば、ブレーキブースタ4の負圧不足を防ぎ、ブレーキブースタ4に必要な負圧を安定的に供給することができ、車両を安全に減速又は停止させることができる。尚、本実施の形態は、前記実施の形態1,2,3に適用することができる。
<実施の形態5>
次に、本発明に係る制御装置による制御手順の実施の形態5を図10及び図11に基づいて以下に説明する。
図10は電動負圧ポンプの実施の形態5に係る制御手順を示すフローチャート、図11は同制御手順を示すタイムチャートであり、本実施の形態では、負圧センサ15が故障しているときに運転者がブレーキ操作すると電動負圧ポンプ8を駆動し、該電動負圧ポンプ8の駆動中に運転者がブレーキペダル3を踏み込むブレーキ操作を複数回行ったためにブレーキランプスイッチ16がON信号を複数回出力したときには、その回数が規定回数を超え、且つ、傾斜角センサ18によって車両が降坂していることが検知されると、電動負圧ポンプ8を駆動する時間を延長するとともに、電動負圧ポンプ8の所定時間の駆動が終了した後、所定の時間間隔をあけて電動負圧ポンプ8を一定時間だけ駆動するようにしている。
即ち、制御がスタートすると(図10のステップS1)、前記実施の形態1〜4と同様の処理(ステップS2,S3)がなされ、ブレーキランプスイッチ16からON信号が出力された場合(ステップS3での判断結果がYesである場合)には、電動負圧ポンプ8の駆動が開始され(ステップS4)、同時に第1タイマ11の駆動が開始されて電動負圧ポンプ8の駆動時間が計測される(ステップS5)。
そして、電動負圧ポンプ8が駆動されている間に車両が下り坂を走行し運転者がブレーキ操作を行った場合、車両が走行している道路が降坂であることが傾斜角センサ18によって検出され(ステップS6)、第1タイマ11に設定されていた時間tを延長するように再設定される(ステップS7)。その後、運転者がブレーキ操作を複数回行ったためにブレーキランプスイッチ16からON信号が設定回数以上出力されると(ステップS8)、第1タイマ11に再設定されていた時間が延長され、図11に示す時間t’に延長されて電動負圧ポンプ8の駆動時間としてt’が再設定される(ステップS9)。
次に、電動負圧ポンプ8の駆動時間が第1タイマ11によって再設定された時間t’に到達したか否かが判断され(ステップS10)、駆動時間が設定時間t’に達した場合(ステップS10での判断結果がYesである場合)には電動負圧ポンプ8の駆動が停止され(ステップS11)、駆動時間が設定時間t’に達しない間(ステップS10の判断結果がNoである間)は電動負圧ポンプ8の駆動が継続される。尚、上記説明では、道路が降坂であることが傾斜角センサ18によって検出された場合、運転者がブレーキ操作を複数回行った場合のそれぞれに応じて電動負圧ポンプ8の駆動時間を延長したが、両方の条件を満足した場合に限って電動負圧ポンプ8の駆動時間を延長しても良い。又、道路が降坂であることが傾斜角センサ18によって検出されず、運転者がブレーキ操作を設定回数以上行わなかった場合は、第1タイマ11に設定されていた時間tを延長せず、電動負圧ポンプ8の駆動時間が時間tに達した時点でステップS11に移行する。
電動負圧ポンプ8の駆動が停止されると(ステップS11)、第1タイマ11がリセットされる(ステップS12)。その後、一定の時間t(図11参照)の間だけ電動負圧ポンプ8の駆動を禁止するべく第2タイマ12の駆動が開始されて禁止時間の計測が開始され(ステップS13)、それと同時に電動負圧ポンプ8の駆動が禁止される(ステップS14)。
そして、電動負圧ポンプ8の駆動が禁止されている間、第2タイマ12によって計測される時間が設定時間tに到達したか否かが判断され(ステップS15)、電動負圧ポンプ8の駆動が禁止されている時間が設定時間tに達すると(ステップS15での判断結果がYesである場合)、第2タイマ12がリセットされ(ステップS16)、第3タイマ13の駆動が開始されて(ステップS17)駆動の禁止が解除されて電動負圧ポンプ8の駆動が開始される(ステップS18)。
上述のように電動負圧ポンプ8が駆動されると、その駆動時間が第3タイマ13によって設定された一定時間t(図11参照)に達したか否かが判断され(ステップS19)、電動負圧ポンプ8の駆動時間が設定時間tに達すると(ステップS19での判断結果がYesである場合)には、電動負圧ポンプ8の駆動が停止され(ステップS20)、第3タイマ13がリセットされ(ステップS21)、以後は以上と同様の処理が繰り返される(ステップS22)。
以上のように、本実施の形態では、負圧センサ19が故障しているときに運転者によるブレーキ操作がなされたためにブレーキランプスイッチ16からON信号が出力されると電動負圧ポンプ8を駆動してブレーキブースタ4に必要な負圧を供給するようにし、電動負圧ポンプ8の駆動中に運転者によってブレーキ操作が規定回数を超えて繰り返され、そのとき車両が坂道を下っているときには平坦路を走行しているときよりも大きな制動力を必要とし、消費される負圧が多いため、電動負圧ポンプ8を駆動する時間を延長するとともに、電動負圧ポンプ8が停止してから所定時間後に電動負圧ポンプ8を再び一定時間だけ駆動するようにしたため、負圧不足を防いでブレーキブースタ4に必要な負圧を安定的に供給することができるという効果が得られる。特に、本実施の形態では、負圧センサ15が故障しているときに運転者がブレーキ操作すると電動負圧ポンプ8を所定の動作で駆動するが、この駆動の動作中に所定の時間だけ電動負圧ポンプ8の駆動を禁止(停止)する制御を行うため、電動負圧ポンプ8の連続的な駆動を防止でき、ポンプモータの温度上昇を抑え、電動負圧ポンプの寿命を延長させることができる。更に、負圧を多く消費するような場合(降坂や複数回のブレーキ操作)では、電動負圧ポンプ8を停止する前の駆動時間を延長して、負圧不足を防いでブレーキブースタ4に必要な負圧を安定的に供給することができるという効果が得られる。
1 ブレーキ装置
3 ブレーキペダル
4 ブレーキブースタ
8 電動負圧ポンプ
9 バキュームタンク
10 コントローラ(制御装置)
11 第1タイマ
12 第2タイマ
13 第3タイマ
14 カウンタ
15 負圧センサ
16 ブレーキランプスイッチ
17 加速度センサ
18 傾斜角センサ

Claims (6)

  1. ブレーキブースタに負圧を供給する電動負圧ポンプと、該電動負圧ポンプによって前記ブレーキブースタに供給される負圧を検出する負圧センサと、ブレーキ操作のON/OFFを検知するブレーキランプスイッチを備えた車両の前記電動負圧ポンプの制御装置において、
    前記負圧センサの故障時に前記ブレーキランプスイッチがON信号を出力すると、前記電動負圧ポンプを所定時間だけ駆動し、該電動負圧ポンプが駆動される前記所定時間をブレーキ操作回数や車両の状態に応じて変更することを特徴とする電動負圧ポンプの制御装置。
  2. 前記電動負圧ポンプの駆動中に前記ブレーキランプスイッチがON信号を出力したときには、前記電動負圧ポンプの前記所定時間の駆動が終了した後、所定の時間間隔をあけて前記電動負圧ポンプを駆動することを特徴とする請求項1記載の電動負圧ポンプの制御装置。
  3. 前記電動負圧ポンプの駆動中に前記ブレーキランプスイッチがON信号を複数回出力し、その回数が規定回数を超えると、前記電動負圧ポンプを駆動する前記所定時間を延長することを特徴とする請求項1又は2記載の電動負圧ポンプの制御装置。
  4. 前記電動負圧ポンプの駆動中に前記ブレーキランプスイッチがON信号を出力し、且つ、加速度センサによって検出される車両の減速度が設定値を超えると、前記電動負圧ポンプを駆動する前記所定時間を延長することを特徴とする請求項1又は2記載の電動負圧ポンプの制御装置。
  5. 前記電動負圧ポンプの駆動中に前記ブレーキランプスイッチがON信号を出力し、且つ、傾斜角センサによって車両が降坂していることが検知されると、前記電動負圧ポンプを駆動する前記所定時間を延長することを特徴とする請求項1又は2記載の電動負圧ポンプの制御装置。
  6. 前記電動負圧ポンプの駆動中に前記ブレーキランプスイッチがON信号を複数回出力し、その回数が規定回数を超え、且つ、傾斜角センサによって車両が降坂していることが検知されると、前記電動負圧ポンプを駆動する前記所定時間を延長するとともに、前記電動負圧ポンプの前記所定時間の駆動が終了した後、所定の時間間隔をあけて前記電動負圧ポンプを一定時間だけ駆動することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の電動負圧ポンプの制御装置。
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