JP5790560B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、内燃機関の吸気負圧を利用する倍力装置によりブレーキ操作力を倍力させて車両のブレーキ力を増大するブレーキ装置を備え、前記ブレーキ力が所定の判定値以上であることを含む所定の条件が成立したときに内燃機関を自動的に停止させる自動停止制御を実行する内燃機関の制御装置において、前記判定値は、自車両の周囲に存在する障害物までの距離が長い場合には、前記障害物までの距離が短い場合と比較して低い値に設定され、前記障害物までの距離が正常に測定されていないときには、前記障害物までの距離が長いときと比較して高い値に設定されることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、前記判定値は、道路勾配に応じて設定されるものであり、前記道路勾配が正常に検出されていないときには、前記道路勾配が上り勾配のときと比較して高い値に設定されることをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、前記判定値は、前記道路勾配が平坦な場合には「0」よりも大きな値に設定されることをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、前記判定値は、前記道路勾配が上り勾配のとき、前記道路勾配が平坦なときよりも小さく設定されることをその要旨とする。
請求項6に記載の発明は、前記判定値は、前記道路勾配が下り勾配のとき、前記道路勾配が平坦なときよりも大きく設定されることをその要旨とする。
図1に示すように、車両10は、その駆動源としての内燃機関11を備えている。内燃機関11のクランク軸12は、変速機13に連結されている。この変速機13の出力軸(図示略)は、ドライブシャフト14、ディファレンシャルギア15、車軸16を介して車輪17に接続されている。車両10にはトルクを発生するスタータモータ18が搭載されている。このスタータモータ18は内燃機関11の始動に際して駆動されて、その回転力がクランク軸12に伝達される。これにより、内燃機関11の始動が補助されるようになる。
ここでは先ず、内燃機関11を自動的に停止させるための制御(自動停止制御)にかかる処理について説明する。
(イ)車両10が停止していること。
(ロ)アクセル操作部材26が操作されていないこと。
(ハ)ブレーキ操作部材21が操作されていること。
(ニ)車両10のブレーキ力が所定の判定値以上であること。具体的には、内部負圧Pが所定圧力JPより高いこと。本実施形態では、内部負圧Pが上記ブレーキ力の指標値として用いられる。
(ホ)上記条件(イ)〜(ニ)の全てが満たされた後に未だ内燃機関11の自動停止が実行されていないこと。
本実施形態では、自動停止条件についての条件(ニ)における判定圧力JPが車両10から車両前方の障害物までの距離に応じて可変設定される。そのため、車両10の前方に障害物が存在しない場合や障害物が存在しても遠くにある場合には、内燃機関11の自動始動時に車両10が多少動いても支障がないと判断して判定圧力JPを低い圧力に設定することにより、早期に内燃機関11を自動停止させることができる。一方、車両10の近くに障害物が存在する場合には、判定圧力JPを高い圧力に設定してその後の内燃機関11の自動始動時における車両10の制動性を確保することにより、同車両10のショックを抑制することができる。このように本実施形態の装置によれば、自動停止条件における判定圧力JPを車両10の周囲の状況に応じて可変とすることにより、早期に内燃機関11を自動停止させることが可能になる。
図2は、判定値設定処理の実行手順を示すフローチャートであり、このフローチャートに示される一連の処理は、所定周期毎の割り込み処理として、電子制御ユニット30により実行される。
ここでは先ず、自動停止条件についての条件(ニ)の判定圧力JPの設定態様を説明する。
以下では、道路勾配RGが負の値であり且つその絶対値が大きいとき(例えばRG≦−5%)を「下り勾配」とし、道路勾配RGが正の値であり且つその絶対値が大きいとき(例えばRG≧5%)を「上り勾配」とし、道路勾配RGの絶対値が小さいとき(例えば−5%<RG<5%)を「平坦路」とする。また、距離DIが所定値(例えば、1メートル)以上であるときを、車両10の前方に障害物が存在しない状況あるいは存在しても遠くにある状況、すなわち車両10の周囲に障害物が存在しない状況(障害物なし)とする。更に、距離DIが所定値未満であるときを、車両10の近くに障害物が存在する状況、すなわち車両10の周囲に障害物が存在する状況(障害物あり)とする。なお、上記所定値は任意の距離に変更することができる。
(へ)JP11>JP12>JP13
(ト)JP14>JP15>JP16
(チ)JP14>JP11
(リ)JP15>JP12
(ヌ)JP16>JP13
すなわち、上記判定圧力JPとして、車両の周囲に障害物が存在しない場合には同障害物が存在する場合と比較して低い圧力が設定される。また、道路勾配RGが大きいときほど上記判定圧力JPとして低い圧力が設定される。
図4は、自動始動条件についての条件(ニ)の判定圧力JPと障害物の有無と道路勾配RGとの関係を示している。
(ル)JP21>JP22>JP23
(ヲ)JP24>JP25>JP26
(ワ)JP24>JP21
(カ)JP25>JP22
(ヨ)JP26>JP23
すなわち、上記判定圧力JPとして、車両の周囲に障害物が存在しない場合には同障害物が存在する場合と比較して低い圧力が設定される。また、道路勾配RGが大きいときほど上記判定圧力JPとして低い圧力が設定される。
(タ)JP11>JP21
(レ)JP12>JP22
(ソ)JP13>JP23
(ツ)JP14>JP24
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(ナ)JP16>JP26
すなわち、自動始動条件についての条件(ニ)の所定圧力JP(図4)としては、自動停止条件についての条件(ニ)の所定圧力JP(図3)と比較して低い圧力が設定されている。
(1)自動停止条件についての条件(ニ)における所定圧力JPを、車両の周囲に障害物が存在するときと比較して同障害物が存在しないときにおいて低い圧力になるように可変設定した。そのため、車両10の前方に障害物が存在しない場合や障害物が存在しても遠くにある場合には早期に内燃機関11を自動停止させることができ、アイドリングストップ制御による燃費向上の効果を十分に得ることができる。しかも、車両10の近くに障害物が存在する場合には内燃機関11の自動始動時における車両10のショックを抑制することができる。
・判定値設定処理(図2)のステップS1,S2,S4の処理を省略してもよい。
・障害物センサ35として、車両10から車両前方に存在する障害物までの距離を測定するものを取り付けることに限らず、車両10から車両後方に存在する障害物までの距離を測定するものを取り付けるようにしてもよい。
・自動停止条件における判定圧力JPおよび自動始動条件における判定圧力JPのうちの一方のみを、距離DIや道路勾配RGに基づいて可変設定するようにしてもよい。
Claims (6)
- 内燃機関の吸気負圧を利用する倍力装置によりブレーキ操作力を倍力させて車両のブレーキ力を増大するブレーキ装置を備え、前記ブレーキ力が所定の判定値以上であることを含む所定の条件が成立したときに内燃機関を自動的に停止させる自動停止制御を実行する内燃機関の制御装置において、
前記判定値は、自車両の周囲に存在する障害物までの距離が長い場合には、前記障害物までの距離が短い場合と比較して低い値に設定され、前記障害物までの距離が正常に測定されていないときには、前記障害物までの距離が長いときと比較して高い値に設定される
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 内燃機関の吸気負圧を利用する倍力装置によりブレーキ操作力を倍力させて車両のブレーキ力を増大するブレーキ装置を備え、内燃機関が自動停止しているときに前記ブレーキ力が所定の判定値以下であると前記内燃機関を自動的に始動させる自動始動制御を実行する内燃機関の制御装置において、
前記判定値は、自車両の周囲に存在する障害物までの距離が長い場合には、前記障害物までの距離が短い場合と比較して低い値に設定され、前記障害物までの距離が正常に測定されていないときには、前記障害物までの距離が長いときと比較して高い値に設定される
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記判定値は、道路勾配に応じて設定されるものであり、前記道路勾配が正常に検出されていないときには、前記道路勾配が上り勾配のときと比較して高い値に設定される
請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記判定値は、前記道路勾配が平坦な場合には「0」よりも大きな値に設定される
請求項3に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記判定値は、前記道路勾配が上り勾配のとき、前記道路勾配が平坦なときよりも小さく設定される
請求項4に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記判定値は、前記道路勾配が下り勾配のとき、前記道路勾配が平坦なときよりも大きく設定される
請求項4または5に記載の内燃機関の制御装置。
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