JP2004232538A - 車両のエンジン自動停止再始動制御装置 - Google Patents

車両のエンジン自動停止再始動制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】自車が前方障害物と接近している場合、エンジン自動停止再始動制御により自車が前方障害物に対しさらに接近することを未然に回避することができる車両のエンジン自動停止再始動制御装置を提供すること。
【解決手段】車両停止時、ブレーキ作動に伴いエンジン1を自動停止し、ブレーキ解放またはアクセル踏み込みによりエンジン1を再始動するアイドルストップ制御手段を備えた車両のエンジン自動停止再始動制御装置において、車両前方の障害物を検知する障害物検知センサ24を設け、前記アイドルストップ制御手段は、エンジン自動停止前に車両前方に障害物が接近していることを検知した場合、ブレーキ作動に伴うエンジンの自動停止を禁止するエンジン自動停止禁止ステップS3を有する構成とした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のエンジン自動停止再始動制御装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両のエンジン自動停止再始動制御装置は、信号停止などの場合にはエンジンの自動停止再始動を行う一方、車庫入れなどのように、頻繁に前後進が繰り返される場合にはエンジンの自動停止再始動を抑制して、燃費の低減と運転性の向上を両立している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、従来の車両のエンジン自動停止再始動制御装置としては、渋滞中に車両の停車と微移動とを繰り返すことに伴うバッテリ消費電力の増大を防止することを目的とし、ナビゲーションシステムなどからの情報に基づき、車両停止時に渋滞道路上にあると判定された場合、エンジンの自動停止機能を禁止するものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−320365号公報(第1頁)
【特許文献2】
特開2001−55939号公報(第1頁)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両のエンジン自動停止再始動制御装置にあっては、単にエンジン自動停止再始動の頻度が高いと予測される場合にエンジンの自動停止機能を禁止するものであるため、例えば、車庫入れや渋滞中以外で、前方障害物と接近している状態でエンジン自動停止により停車しているシーンで、ブレーキペダルを緩めたり、アクセルペダルを踏み込んだりすると、エンジンが再始動して車両を動かすクリープ力が発生し、自車が前方障害物に対しさらに接近してしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、自車が前方障害物と接近している場合、エンジン自動停止再始動制御により自車が前方障害物に対しさらに接近することを未然に回避することができる車両のエンジン自動停止再始動制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、車両停止時、ブレーキ作動に伴いエンジンを自動停止し、ブレーキ解放またはアクセル踏み込みによりエンジンを再始動するエンジン自動停止再始動制御手段を備えた車両のエンジン自動停止再始動制御装置において、車両前方の障害物を検知する障害物検知手段を設け、前記エンジン自動停止再始動制御手段は、エンジン自動停止前に車両前方に障害物が接近していることを検知した場合、ブレーキ作動に伴うエンジンの自動停止を禁止するエンジン自動停止禁止部を有する。
【0008】
ここで、「障害物検知手段」とは、自車と前方障害物との車間距離を検知する手段をいい、例えば、車両前部に設けられるミリ波レーダー、レーザーレーダー、超音波センサ等をいう。
【0009】
【発明の効果】
よって、本発明の車両のエンジン自動停止再始動制御装置にあっては、エンジン自動停止再始動制御手段のエンジン自動停止禁止部において、エンジン自動停止前に車両前方に障害物が接近していることを検知した場合、ブレーキ作動に伴うエンジンの自動停止を禁止するようにしたため、自車が前方障害物と接近している場合、エンジン自動停止再始動制御により自車が前方障害物に対しさらに接近することを未然に回避することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車両のエンジン自動停止再始動制御装置を実現する実施の形態を、図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0011】
(第1実施例)
まず、構成を説明する。
図1は第1実施例の車両のエンジン自動停止再始動制御装置を示す全体システム図である。エンジン駆動系の構成を説明すると、図1において、1はエンジン、2は無段変速機(変速機)、3はトルクコンバータ、4はフォワードクラッチ、5はベルト式無段変速機構、6は駆動出力軸、7は外部付加オイルポンプである。
【0012】
前記エンジン1を駆動すると、トルクコンバータ3と、フォワードクラッチ4と、ベルト式無段変速機構5と、駆動出力軸6と、を経過してにエンジン駆動力が図外の駆動輪に伝達される。前記外部付加オイルポンプ7は、エンジン1を停止させたときにもフォワードクラッチ4やベルト式無段変速機構5への油圧供給を確保するために設けられている。つまり、エンジン自動停止再始動制御(以下、アイドルストップ制御という。)に伴い、エンジン1を停止させたときには、エンジン駆動ポンプの作動が停止する。
【0013】
エンジン補機系の構成を説明すると、図1において、8はクランクプーリ、9はモータプーリ、10はベルト、11は交流モータジェネレータ、12はインバータ、13はバッテリである。
【0014】
前記交流モータジェネレータ11は、エンジン始動時におけるスタータモータとしての機能と、制動時や減速時等にエンジン1の負荷となって発電するジェネレータ機能とを併せ持ち、インバータ12により直流(バッテリ13側)と三相交流(交流モータジェネレータ11側)との変換が行われる。
【0015】
制御系の構成を説明すると、図1において、14は総合コントロールユニット、15はエンジンコントロールモジュール、16はバッテリコントローラ、17はモータコントローラであり、前記総合コントロールユニット14には、エンジン冷却水温センサ18と、油圧センサ19と、油温センサ20と、ブレーキブースタ負圧センサ21と、ブレーキストロークセンサ22と、傾斜センサ23と、障害物検知センサ24(障害物検知手段)と、からのセンサ信号が入力される。
【0016】
前記障害物検知センサ24は、自車と前方障害物との車間距離を検知するセンサであり、例えば、車両前部に設けられるミリ波レーダー、レーザーレーダー、超音波センサ等をいう。なお、先行車が無いときはドライバーの設定した車速を保ちながらの定速走行を行い、先行車が有るときには設定車速を上限として自車と先行車との間の車間距離を車速に応じて保ちながら追従走行する走行制御システムが搭載されている場合は、走行制御システムで用いられる障害物検知センサを流用する。
【0017】
次に、作用を説明する。
【0018】
[アイドルストップ制御処理]
図2は第1実施例装置の総合コントロールユニット14にて実行されるアイドルストップ制御処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する(エンジン自動停止再始動制御手段)。
【0019】
ステップS1では、アイドルストップ中(アイドルストップ制御によるエンジン自動停止中)か否かが判断され、Yesの場合はステップS6へ移行し、Noの場合はステップS2へ移行する。
【0020】
ステップS2では、障害物検知センサ24からの信号に基づいく自車と前方障害物との接近情報により、前方に障害物が接近しているか否かが判断されされ、Yesの場合はステップS3へ移行し、Noの場合はステップS4へ移行する。
【0021】
ここで、接近情報としては、自車と前方障害物との距離を用い、設定距離以下かどうかで接近を判断しても良いし、また、自車と前方障害物との距離と相対速度を用い、設定距離以下で、かつ、相対速度が接近方向に変化している場合に接近を判断しても良い。
【0022】
ステップS3では、アイドルストップ中でなく、かつ、前方に障害物が接近している場合、アイドルストップ制御が禁止され、リターンへ移行する。
【0023】
ステップS4では、アイドルストップ中でなく、かつ、前方に障害物が接近していない場合、エンジン停止要求ありか否かが判断され、Yesの場合はステップS5へ移行し、Noの場合はリターンへ移行する。
【0024】
ここで、エンジン停止要求は、
Dレンジで、車速0、ブレーキON、ドア閉じ、ボンネット閉じの状態での運転中に、
・バッテリSOC
・ブレーキブースタ負圧
・エンジン冷却水温
・CVT油温
・CVT油圧
が、設定しきい値を超えているときに出される。
【0025】
ステップS5では、ステップS4にてエンジン停止要求有りと判断された場合、エンジン1が自動停止され、リターンへ移行する。
【0026】
ステップS6では、障害物検知センサ24からの信号に基づいく自車と前方障害物との接近情報により、前方に障害物が接近しているか否かが判断されされ、Yesの場合はステップS9へ移行し、Noの場合はステップS7へ移行する。
【0027】
ステップS7では、ステップS6にて前方に障害物が接近していないと判断された場合、モータ起動要求ありか否かが判断され、Yesの場合はステップS8へ移行し、Noの場合はリターンへ移行する。
【0028】
ここで、エンジン1を始動する交流モータジェネレータ11を起動するモータ起動要求は、
Dレンジで、車速0、ブレーキON、ドア閉じ、ボンネット閉じの状態でのアイドルストップ中に、
(ドライバーからの要求)
・アクセルON
・ブレーキOFF(ストロークまたは液圧のしきい値を下回る)
・シフト位置のRレンジへの切り替え
(システムからの要求)
・バッテリSOC低下
・ブレーキブースタ負圧低下
・エンジン冷却水温低下
・CVT油温低下
・CVT油圧低下
を検知して出される。
【0029】
ステップS8では、ステップS7にてモータ起動要求ありと判断された場合、交流モータジェネレータ11の起動によりエンジン1を始動し、ステップS4へ移行する。
【0030】
ステップS9では、ステップS6にて前方に障害物が接近していると判断された場合、ドライバーからのモータ起動要求(アクセルON、ブレーキOFF)ありか否かが判断され、Yesの場合はステップS10へ移行し、Noの場合はステップS11へ移行する。
【0031】
ステップS10では、ステップS9にてドライバーからのモータ起動要求(アクセルON、ブレーキOFF)あると判断された場合、エンジン1の再始動を禁止し、リターンへ移行する。
【0032】
ステップS11では、ステップS9にてNoと判断された場合、ドライバーからのモータ起動要求(Rレンジへの切り替え)ありか否かが判断され、Yesの場合はステップS13へ移行し、Noの場合はステップS12へ移行する。
【0033】
ステップS12では、ステップS11にてNoと判断された場合、システムからのモータ起動要求ありか否かが判断され、Yesの場合はステップS13へ移行し、Noの場合はリターンへ移行する。
【0034】
ステップS13では、ステップS11にてドライバーからのモータ起動要求ありと判断された場合、または、ステップS12にてシステムからのモータ起動要求ありと判断された場合、交流モータジェネレータ11の起動によりエンジン1を始動し、ステップS14へ移行する。
【0035】
ステップS14では、エンジン停止要求ありか否かが判断され、Yesの場合はステップS15へ移行し、Noの場合はリターンへ移行する。
【0036】
ステップS15では、ステップS14にてエンジン停止要求有りと判断された場合、エンジン1が自動停止され、リターンへ移行する。
【0037】
なお、ステップS1→ステップS2→ステップS3の流れは、請求項1のエンジン自動停止禁止部に相当する。ステップS1→ステップS6→ステップS9→ステップS10の流れは、請求項2のエンジン再始動禁止部に相当する。ステップS1→ステップS6→ステップS9→ステップS11(→ステップS12)→ステップS13の流れは、請求項3のエンジン再始動許可部に相当する。
【0038】
[前方に障害物が接近していない場合のアイドルストップ制御作用]
アイドルストップ非制御中であり、かつ、前方に障害物が接近していない場合には、図2のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS4へと進む流れとなり、ステップS4において、エンジン停止要求があると、ステップS5へ進んでエンジン1が自動停止され、アイドルストップ制御が開始される。
【0039】
そして、アイドルストップ制御中で、かつ、前方に障害物が接近していない場合には、図2のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS6→ステップS7へと進む流れとなり、ステップS7において、モータ起動要求があると、ステップS8へ進んでエンジン1が再始動され、アイドルストップ制御が終了する。
【0040】
以上のように、前方に障害物が接近していない場合には、上記エンジン停止要求とモータ起動要求にしたがって通常のアイドルストップ制御が実行されることになる。
【0041】
[前方に障害物が接近している場合のアイドルストップ制御作用]
上記通常のアイドルストップ制御が前方障害物と接近している状態で実行されると、エンジン自動停止により停車しているシーンで、ブレーキペダルを緩めたり、アクセルペダルを踏み込んだりすると、エンジンが再始動して車両を動かすクリープ力が発生し、自車が前方障害物に対しさらに接近してしまう。
【0042】
これに対し、アイドルストップ非制御中であり、かつ、前方に障害物が接近している場合には、図2のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3へと進む流れとなり、自車の前方に障害物が接近しているという条件のみでアイドルストップ制御が禁止される。
【0043】
一方、エンジン1を自動停止させてのアイドルストップ制御中に、前方に障害物が接近した場合には、図2のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS6→ステップS9へと進む流れとなり、ステップS9において、アクセルONまたはブレーキOFFによるドライバーからのモータ起動要求ありと判断されると、ステップS10へ進み、ステップS10では、モータ起動要求にもかかわらずエンジン1の再始動が禁止され、そのままリターンへ進む。
【0044】
よって、自車が前方障害物と接近している場合、アイドルストップ非制御中であればアイドルストップ制御を禁止し、アイドルストップ制御中であればエンジン再始動を禁止することにより、自車が前方障害物に対しさらに接近することを未然に回避することができる。
【0045】
しかしながら、無段変速機2のシフトレバーをRレンジに切り替える操作は、自車が障害物から離れる動作であり、また、バッテリ容量の低下等のようにシステムからエンジン再始動の要求がある場合には、エンジン1の再始動を禁止することによる弊害の方が大きくなる。
【0046】
そこで、エンジン1を自動停止させてのアイドルストップ制御中に、前方に障害物が接近した場合で、かつ、アクセルONまたはブレーキOFFによるドライバーからのモータ起動要求なしと判断されると、図2のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS6→ステップS9→ステップS11へと進む流れとなり、ステップS11において、Rレンジへの切り替えによるドライバーからのモータ起動要求ありと判断されると、ステップS13へ進んで、モータ起動要求に応えてエンジン1が再始動が許可される。
【0047】
さらに、アイドルストップ制御中で、かつ、前方に障害物が接近している場合で、かつ、アクセルONまたはブレーキOFFまたはRレンジの切り替えによるドライバーからのモータ起動要求なしと判断されると、図2のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS6→ステップS9→ステップS11→ステップS12へと進む流れとなり、ステップS12において、システムからのモータ起動要求ありと判断されると、ステップS13へ進んで、モータ起動要求に応えてエンジン1が再始動が許可される。
【0048】
よって、ドライバーがシフトレバーをRレンジに切り替えた場合、エンジン1の再始動を許可することで、後進により前方の障害物から自車を離すことができるし、また、バッテリ容量の低下等のようにシステムからエンジン再始動の要求がある場合には、エンジン1の再始動を許可することにより、必要とするバッテリ容量への復帰等が確保される。
【0049】
次に、効果を説明する。
第1実施例の車両のエンジン自動停止再始動制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0050】
(1) 車両停止時、ブレーキ作動に伴いエンジン1を自動停止し、ブレーキ解放またはアクセル踏み込みによりエンジン1を再始動するアイドルストップ制御手段を備えた車両のエンジン自動停止再始動制御装置において、車両前方の障害物を検知する障害物検知センサ24を設け、前記アイドルストップ制御手段は、エンジン自動停止前に車両前方に障害物が接近していることを検知した場合、ブレーキ作動に伴うエンジンの自動停止を禁止するエンジン自動停止禁止ステップS3を有する構成としたため、自車が前方障害物と接近している場合、アイドルストップ制御により自車が前方障害物に対しさらに接近することを未然に回避することができる。
【0051】
(2) 前記アイドルストップ制御手段は、エンジン自動停止中に車両前方に障害物が接近していることを検知し、かつ、ブレーキ解放またはアクセル踏み込みによりドライバーからのモータ起動要求があるとき、エンジンの再始動を禁止するエンジン再始動禁止ステップS10を有する構成としたため、アイドルストップ制御によるエンジン自動停止中に車両前方に障害物が接近した場合、自車が前方障害物に対しさらに接近することを未然に回避することができる。
【0052】
(3) 前記アイドルストップ制御手段は、エンジン自動停止中に車両前方に障害物が接近していることを検知し、かつ、Rレンジへの切り替えによるドライバーからモータ起動要求、もしくは、システムからのモータ起動要求があるとき、エンジンの再始動を許可するエンジン再始動許可ステップS13を有する構成としたため、後進により前方の障害物から速やかに自車を離すことができるし、また、必要とするバッテリ容量への速やかな復帰等を確保することができる。
【0053】
(第2実施例)
第2実施例は、エンジン自動停止中に車両前方に障害物が接近していることを検知し、かつ、ブレーキ解放またはアクセル踏み込みによりドライバーからのモータ起動要求があるとき、エンジンの再始動は行うが、エンジン回転数の上昇を緩やかにすることで、トルクコンバータ3によるクリープトルクの発生を遅らせて制限するようにした例である。
【0054】
すなわち、図3のフローチャートに示すように、第1実施例の図2のフローチャートのステップS10に代え、ステップS16とし、このステップS16において、エンジン1の回転数上昇を緩やかにしてエンジン1を再始動し、ステップS4へ移行する。
【0055】
このエンジン1の回転数上昇を緩やかにする手段は、例えば、
▲1▼通常は始動を早めるためにできるだけ速やかにエンジン着火を行っているが、着火を遅らせ、スタータモータによるクランキングを延長する。
▲2▼上記▲1▼に対し、更にスタータモータのトルクを制限し、クランキング回転数を下げる。
といった方法が考えられる。
【0056】
なお、全体システム構成は第1実施例と同様であるので、図示並びに説明を省略し、また、前記ステップS16以外は、第1実施例の図2のフローチャートと同様であるので他のステップの説明を省略する。
【0057】
作用を説明すると、エンジン自動停止中に車両前方に障害物が接近していることを検知し、かつ、ブレーキOFFまたはアクセルONによりドライバーからのモータ起動要求があるとき、エンジン回転数の上昇を緩やかにしながらエンジン1の再始動を行う点でのみ異なる。この結果、自車が前方障害物と接近している場合、アイドルストップ制御中であればトルクコンバータ3によるクリープトルクの発生を遅らせて制限することにより、自車が前方障害物に対しさらに接近することを未然に回避することができる。なお、他の作用は第1実施例と同様であるので説明を省略する。
【0058】
次に、効果を説明する。
この第2実施例の車両のエンジン自動停止再始動制御装置にあっては、第1実施例の(1),(3)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
【0059】
(4) エンジン1の出力軸に、トルクコンバータ3を有する無段変速機2を設け、アイドルストップ制御手段は、エンジン自動停止中に車両前方に障害物が接近していることを検知し、かつ、ブレーキ解放またはアクセル踏み込みによりドライバーからモータ起動要求があるとき、トルクコンバータ3によるクリープトルクの発生を制限するクリープトルク制限ステップS16を有する構成としたため、アイドルストップ制御中に自車が前方障害物と接近した場合、トルクコンバータ3によるクリープトルクの発生を遅らせて制限することにより、自車が前方障害物に対しさらに接近することを未然に回避することができる。
【0060】
(5) 前記クリープトルク制限ステップS16は、エンジンの回転上昇勾配を緩やかな勾配に制限してエンジン再始動を行うようにしたため、ドライバーからのモータ起動要求に応えるエンジン再始動を実行しながらも、自車が前方障害物に対しさらに接近することを回避することができる。
【0061】
以上、本発明の車両のエンジン自動停止再始動制御装置を第1実施例及び第2実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【0062】
例えば、第1実施例及び第2実施例では、変速機としてトルクコンバータ付き無段変速機を適用した例を示したが、トルクコンバータ付きの有段による自動変速機であっても良い。
【0063】
第2実施例では、クリープトルクの発生を制限をエンジン回転数の上昇勾配規制により行う例を示したが、例えば、エンジン1は通常通り再始動し、フォワードクラッチ4を滑り締結することでクリープトルクの発生を制限しても良いし、また、自動変速機内の前進クラッチを滑り締結することでクリープトルクの発生を制限しても良いし、さらに、駆動系にブレーキ制動力を付加してクリープトルクの発生を制限しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の車両のエンジン自動停止再始動制御装置を示す全体システム図である。
【図2】第1実施例装置の総合コントロールユニットにて実行されるアイドルストップ制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】第2実施例装置の総合コントロールユニットにて実行されるアイドルストップ制御処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン
2 無段変速機(変速機)
3 トルクコンバータ
4 フォワードクラッチ
5 ベルト式無段変速機構
6 駆動出力軸
7 外部付加オイルポンプ
8 クランクプーリ
9 モータプーリ
10 ベルト
11 交流モータジェネレータ
12 インバータ
13 バッテリ
14 総合コントロールユニット
15 エンジンコントロールモジュール
16 バッテリコントローラ
17 モータコントローラ
18 エンジン冷却水温センサ
19 油圧センサ
20 油温センサ
21 ブレーキブースタ負圧センサ
22 ブレーキストロークセンサ
23 傾斜センサ
24 障害物検知センサ(障害物検知手段)

Claims (5)

  1. 車両停止時、ブレーキ作動に伴いエンジンを自動停止し、ブレーキ解放またはアクセル踏み込みによりエンジンを再始動するエンジン自動停止再始動制御手段を備えた車両のエンジン自動停止再始動制御装置において、
    車両前方の障害物を検知する障害物検知手段を設け、
    前記エンジン自動停止再始動制御手段は、エンジン自動停止前に車両前方に障害物が接近していることを検知した場合、ブレーキ作動に伴うエンジンの自動停止を禁止するエンジン自動停止禁止部を有することを特徴とする車両のエンジン自動停止再始動制御装置。
  2. 請求項1に記載された車両のエンジン自動停止再始動制御装置において、
    前記エンジン自動停止再始動制御手段は、エンジン自動停止中に車両前方に障害物が接近していることを検知し、かつ、ブレーキ解放またはアクセル踏み込みによりドライバーからのモータ起動要求があるとき、エンジンの再始動を禁止するエンジン再始動禁止部を有することを特徴とする車両のエンジン自動停止再始動制御装置。
  3. 請求項1または請求項2の何れか1項に記載された車両のエンジン自動停止再始動制御装置において、
    前記エンジン自動停止再始動制御手段は、エンジン自動停止中に車両前方に障害物が接近していることを検知し、かつ、後退レンジへの切り替えによるドライバーからモータ起動要求、もしくは、システムからのモータ起動要求があるとき、エンジンの再始動を許可するエンジン再始動許可部を有することを特徴とする車両のエンジン自動停止再始動制御装置。
  4. 請求項1に記載された車両のエンジン自動停止再始動制御装置において、
    前記エンジンの出力軸に、トルクコンバータを有する変速機を設け、
    前記エンジン自動停止再始動制御手段は、エンジン自動停止中に車両前方に障害物が接近していることを検知し、かつ、ブレーキ解放またはアクセル踏み込みによりドライバーからモータ起動要求があるとき、前記トルクコンバータによるクリープトルクの発生を制限するクリープトルク制限部を有することを特徴とする車両のエンジン自動停止再始動制御装置。
  5. 請求項4に記載された車両のエンジン自動停止再始動制御装置において、
    前記クリープトルク制限部は、エンジンの回転上昇勾配を緩やかな勾配に制限してエンジン再始動を行うことを特徴とする車両のエンジン自動停止再始動制御装置。
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