JP2002275835A - 落石防護柵 - Google Patents
落石防護柵Info
- Publication number
- JP2002275835A JP2002275835A JP2001072574A JP2001072574A JP2002275835A JP 2002275835 A JP2002275835 A JP 2002275835A JP 2001072574 A JP2001072574 A JP 2001072574A JP 2001072574 A JP2001072574 A JP 2001072574A JP 2002275835 A JP2002275835 A JP 2002275835A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal rope
- column
- net
- rock fall
- rock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構造で、施工コストが安く、しかも落石
防護効果の向上が図れる落石防護柵を提供すること目的
とする。 【解決手段】ヒンジ22を介して回動自在に立設した支
柱2に複数の水平ロープ材4を架設し、水平ロープ材の
全体に防護ネット3を取り付ける。水平ロープ材の端部
と支柱間に緩衝具8を介在する。水平ロープ材の両端部
を除いた個所は緩衝具を介在することなく、支柱に対し
て自由状態とする。防護ネットは複数の線材を編成して
なり、該線材の隣接するもの同士を複数回より合わせ
て、より部31を形成する。水平ロープ材と防護ネット
とを複数のコイル部材9で連結する。
防護効果の向上が図れる落石防護柵を提供すること目的
とする。 【解決手段】ヒンジ22を介して回動自在に立設した支
柱2に複数の水平ロープ材4を架設し、水平ロープ材の
全体に防護ネット3を取り付ける。水平ロープ材の端部
と支柱間に緩衝具8を介在する。水平ロープ材の両端部
を除いた個所は緩衝具を介在することなく、支柱に対し
て自由状態とする。防護ネットは複数の線材を編成して
なり、該線材の隣接するもの同士を複数回より合わせ
て、より部31を形成する。水平ロープ材と防護ネット
とを複数のコイル部材9で連結する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、岩盤崩落や落石等
が生じ易い危険地域に設置する落石防護柵に関する。
が生じ易い危険地域に設置する落石防護柵に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の間隔を隔てて斜面等に支柱
を立設し、その間に複数本のワイヤロープを上下方向に
一定の間隔で横方向に架設した落石防護柵や金網等の防
護ネットを横方向に張り巡らした落石防護柵が知られて
いる。
を立設し、その間に複数本のワイヤロープを上下方向に
一定の間隔で横方向に架設した落石防護柵や金網等の防
護ネットを横方向に張り巡らした落石防護柵が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来の落石防護柵には、次のような問題があった。 <イ>支柱の塑性変形や、ワイヤーロープまたは防護ネ
ットの弾性伸びを利用して落石等の衝突物の衝撃を吸収
する方式である。このため、衝撃吸収率を高めるために
は、支柱に剛性の高い部材を使用し、ワイヤロープまた
は防護ネットに引張耐力の大きなものを使用しなければ
ならない。従って、衝撃吸収率のアップを期待できる反
面、部材のコストアップや重量増加に伴う施工性の低下
という問題が生じる。 <ロ>衝撃エネルギーの減衰量を大きくする方法として
は、支柱間に横架するワイヤーロープの本数を増して一
本当たりの負荷を軽減したり、或いはワイヤーロープと
支柱との交差箇所に緩衝具を介在する方法、特殊治具や
特殊ネットを使用する方法等が考えられる。しかしなが
ら、これらの方法はいずれもコストが高くつく割りに減
衰効率が低い。 <ハ>金網等の防護ネットはひし形金網を使用してお
り、一般的に衝撃吸収効果が低い。しかも落石の都度、
変形した金網や支柱の交換を強いられ、維持管理に要す
る経済的負担が大きい。
な従来の落石防護柵には、次のような問題があった。 <イ>支柱の塑性変形や、ワイヤーロープまたは防護ネ
ットの弾性伸びを利用して落石等の衝突物の衝撃を吸収
する方式である。このため、衝撃吸収率を高めるために
は、支柱に剛性の高い部材を使用し、ワイヤロープまた
は防護ネットに引張耐力の大きなものを使用しなければ
ならない。従って、衝撃吸収率のアップを期待できる反
面、部材のコストアップや重量増加に伴う施工性の低下
という問題が生じる。 <ロ>衝撃エネルギーの減衰量を大きくする方法として
は、支柱間に横架するワイヤーロープの本数を増して一
本当たりの負荷を軽減したり、或いはワイヤーロープと
支柱との交差箇所に緩衝具を介在する方法、特殊治具や
特殊ネットを使用する方法等が考えられる。しかしなが
ら、これらの方法はいずれもコストが高くつく割りに減
衰効率が低い。 <ハ>金網等の防護ネットはひし形金網を使用してお
り、一般的に衝撃吸収効果が低い。しかも落石の都度、
変形した金網や支柱の交換を強いられ、維持管理に要す
る経済的負担が大きい。
【0004】
【発明の目的】本発明は、以上の点に鑑みてなされたも
ので、簡単な構造で、施工コストが安く、しかも落石防
護効果の向上が図れる落石防護柵を提供すること目的と
する。
ので、簡単な構造で、施工コストが安く、しかも落石防
護効果の向上が図れる落石防護柵を提供すること目的と
する。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記のような目的を達
成するために、本発明の落石防護柵は、所定間隔で立設
した複数の支柱にロープ材を取り付けてなる落石防護柵
であって、下端をヒンジを介して回動自在にまたは固定
して立設した支柱と、前記支柱間に平行に配し、その両
端部を該支柱に架設した複数の水平ロープ材と、前記水
平ロープ材の全体または一部に取り付けた防護ネット
と、前記水平ロープ材の端部と前記支柱間に介在し、設
定した把持力を超えた張力が水平ロープ材に作用したと
き、該水平ロープ材の摺動を許容する緩衝具と、からな
るものである。また本発明の落石防護柵は、水平ロープ
材の両端または一端を支柱に緩衝具を介在して架設した
ことを特徴としている。また本発明の落石防護柵の防護
ネットは複数の線材を編成してなり、隣接する線材同士
を複数回より合わせてより部を形成したことを特徴とし
ている。また本発明の落石防護柵は、水平ロープ材と防
護ネットとを複数のコイル部材で連結したことを特徴と
している。
成するために、本発明の落石防護柵は、所定間隔で立設
した複数の支柱にロープ材を取り付けてなる落石防護柵
であって、下端をヒンジを介して回動自在にまたは固定
して立設した支柱と、前記支柱間に平行に配し、その両
端部を該支柱に架設した複数の水平ロープ材と、前記水
平ロープ材の全体または一部に取り付けた防護ネット
と、前記水平ロープ材の端部と前記支柱間に介在し、設
定した把持力を超えた張力が水平ロープ材に作用したと
き、該水平ロープ材の摺動を許容する緩衝具と、からな
るものである。また本発明の落石防護柵は、水平ロープ
材の両端または一端を支柱に緩衝具を介在して架設した
ことを特徴としている。また本発明の落石防護柵の防護
ネットは複数の線材を編成してなり、隣接する線材同士
を複数回より合わせてより部を形成したことを特徴とし
ている。また本発明の落石防護柵は、水平ロープ材と防
護ネットとを複数のコイル部材で連結したことを特徴と
している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態について説明する。
に係る実施の形態について説明する。
【0007】<イ> 全体の構成 図1に本発明の落石防護柵1の全体構造を示す。落石防
護柵1は、一定の間隔を隔てて立設した支柱2と、各支
柱2間に架設した複数の水平ロープ材4と、この水平ロ
ープ材4の全体または一部に取り付けた防護ネット3と
により構成する。水平ロープ材4の端部と支柱2との間
に緩衝具8を介在する。また、水平ロープ材4と防護ネ
ット3をコイル部材9で巻き付けて連結する。
護柵1は、一定の間隔を隔てて立設した支柱2と、各支
柱2間に架設した複数の水平ロープ材4と、この水平ロ
ープ材4の全体または一部に取り付けた防護ネット3と
により構成する。水平ロープ材4の端部と支柱2との間
に緩衝具8を介在する。また、水平ロープ材4と防護ネ
ット3をコイル部材9で巻き付けて連結する。
【0008】<ロ> 支柱 支柱2は、H鋼やコンクリートを充填した鋼管、PC鋼
材を内挿しコンクリートを充填した鋼管等の剛性部材で
構成する。斜面10に構築した基礎コンクリート21上
に支柱2を立設する。支柱2は、その下端にヒンジ22
を介して斜面10の傾斜方向や落石防護柵1の長手方向
に向けて傾倒可能となっている。なお、ヒンジ22を介
することなく、支柱2の下端を固定してもよい。ヒンジ
22を介在することで、落石等の衝撃力の作用方向に沿
って支柱2を積極的に傾倒することができ、支柱2に作
用する曲げモーメントを大幅に低減することができる。
また、支柱2が変形してもヒンジ22の箇所で支柱2を
取り外し、簡単に支柱2を交換することができる。既存
のコンクリート擁壁等を使用することができる場合は、
基礎コンクリート21を構築する必要はない。
材を内挿しコンクリートを充填した鋼管等の剛性部材で
構成する。斜面10に構築した基礎コンクリート21上
に支柱2を立設する。支柱2は、その下端にヒンジ22
を介して斜面10の傾斜方向や落石防護柵1の長手方向
に向けて傾倒可能となっている。なお、ヒンジ22を介
することなく、支柱2の下端を固定してもよい。ヒンジ
22を介在することで、落石等の衝撃力の作用方向に沿
って支柱2を積極的に傾倒することができ、支柱2に作
用する曲げモーメントを大幅に低減することができる。
また、支柱2が変形してもヒンジ22の箇所で支柱2を
取り外し、簡単に支柱2を交換することができる。既存
のコンクリート擁壁等を使用することができる場合は、
基礎コンクリート21を構築する必要はない。
【0009】支柱2の斜面10谷側への傾倒を阻止する
ために、斜面10山側と支柱2上部との間を控えロープ
6で接続する。接続方法は、例えば控えロープ6の一端
を巻付けグリップ61を介してアンカー7等で斜面10
に固定し、控えロープ6の他端を巻付けグリップ61、
ターンバックル62を介して支柱2の上部に固定する。
ターンバックル62を調節して控えロープ6に張力を与
えることができる。また、斜面10の山側へ向けての強
風や衝撃の反動等による支柱2の斜面10山側への傾倒
を阻止するため、斜面10谷側において支柱2と基礎コ
ンクリート21との間に控え材23を設ける。
ために、斜面10山側と支柱2上部との間を控えロープ
6で接続する。接続方法は、例えば控えロープ6の一端
を巻付けグリップ61を介してアンカー7等で斜面10
に固定し、控えロープ6の他端を巻付けグリップ61、
ターンバックル62を介して支柱2の上部に固定する。
ターンバックル62を調節して控えロープ6に張力を与
えることができる。また、斜面10の山側へ向けての強
風や衝撃の反動等による支柱2の斜面10山側への傾倒
を阻止するため、斜面10谷側において支柱2と基礎コ
ンクリート21との間に控え材23を設ける。
【0010】各支柱2間であって、支柱2の上部に支持
ロープ5を連結金具51を介して架設して支柱2の間隔
を保持する。連結金具51は、例えばターンバックル等
のような調節可能なものとし、これを支持ロープ5の両
端に取り付け、連結金具51の一方のフックを支柱2の
孔25に引っ掛けて支柱2の傾き(落石防護柵1の長手
方向に対する傾き)を調節できるようにする(図3参
照)。支柱2の強度は、落石等の衝撃が防護ネット3を
介して間接的に受けたとき、または支柱2に直接的に衝
撃を受けたとき、塑性変形が限界値を越えない程度の強
度に設定しておく。
ロープ5を連結金具51を介して架設して支柱2の間隔
を保持する。連結金具51は、例えばターンバックル等
のような調節可能なものとし、これを支持ロープ5の両
端に取り付け、連結金具51の一方のフックを支柱2の
孔25に引っ掛けて支柱2の傾き(落石防護柵1の長手
方向に対する傾き)を調節できるようにする(図3参
照)。支柱2の強度は、落石等の衝撃が防護ネット3を
介して間接的に受けたとき、または支柱2に直接的に衝
撃を受けたとき、塑性変形が限界値を越えない程度の強
度に設定しておく。
【0011】<ハ> 防護ネット 防護ネット3は、衝撃吸収機能を有する帯状のネットで
ある。防護ネット3は、複数の線材を編成してなり、こ
の線材の隣接するもの同士を複数回より合わせて、より
部31を形成する。防護ネット3は、なまし鉄線、亜鉛
めっき鉄線、ステンレス網線、樹脂被覆鉄線等の線材を
使用し、例えば亀甲金網30等とすることができる(図
1参照)。亀甲金網30は線材が交差する部分をねじり
合わせ状に接続しているので、線材の交差部分(より部
31)の伸びが小さく、剛性が高いものとなっている。
従来、防護ネットとして菱形金網を使用する場合が多い
が、菱形金網は、一部の線材が破断するとストッキング
の伝染のように破断部が直ちに拡大して強度が激減し
て、以後の落石に対して十分に機能しないものであっ
た。亀甲金網30は素線を捩り合わせて編成しているの
で、菱形金網に比べて伸び量が少なく、強度の点で格段
に優れており、一部の線材が破断しても強度はほとんど
変化することがなく、破断部が拡大することもないた
め、以後の落石に対して十分に機能することができる。
また、亀甲金網30は、前記したように剛性が高いの
で、落石衝撃力を分散させ、多数の水平ロープ材4に衝
撃力を分散させることができる。
ある。防護ネット3は、複数の線材を編成してなり、こ
の線材の隣接するもの同士を複数回より合わせて、より
部31を形成する。防護ネット3は、なまし鉄線、亜鉛
めっき鉄線、ステンレス網線、樹脂被覆鉄線等の線材を
使用し、例えば亀甲金網30等とすることができる(図
1参照)。亀甲金網30は線材が交差する部分をねじり
合わせ状に接続しているので、線材の交差部分(より部
31)の伸びが小さく、剛性が高いものとなっている。
従来、防護ネットとして菱形金網を使用する場合が多い
が、菱形金網は、一部の線材が破断するとストッキング
の伝染のように破断部が直ちに拡大して強度が激減し
て、以後の落石に対して十分に機能しないものであっ
た。亀甲金網30は素線を捩り合わせて編成しているの
で、菱形金網に比べて伸び量が少なく、強度の点で格段
に優れており、一部の線材が破断しても強度はほとんど
変化することがなく、破断部が拡大することもないた
め、以後の落石に対して十分に機能することができる。
また、亀甲金網30は、前記したように剛性が高いの
で、落石衝撃力を分散させ、多数の水平ロープ材4に衝
撃力を分散させることができる。
【0012】このように構成した防護ネット3を、後述
する複数の水平ロープ材4の全体に取り付ける。防護ネ
ット3と水平ロープ材4は、実施例では4本の支柱2に
張り巡らせているが(図1参照)、これに限定されな
い。また、防護ネット3は水平ロープ材4の一部に取り
付けてもよい。防護ネット3を張り巡らせるには、防護
ネット3の上辺及び下辺が、支柱2の上部及び下部に略
一致するようにして行う。そして、後述するように支柱
2に所定の間隔で架設した複数本の水平ロープ材4と防
護ネット3とをコイル部材9で巻き付けて連結すること
により防護ネット3をユニット単位で支柱2間に張り巡
らせることができる。
する複数の水平ロープ材4の全体に取り付ける。防護ネ
ット3と水平ロープ材4は、実施例では4本の支柱2に
張り巡らせているが(図1参照)、これに限定されな
い。また、防護ネット3は水平ロープ材4の一部に取り
付けてもよい。防護ネット3を張り巡らせるには、防護
ネット3の上辺及び下辺が、支柱2の上部及び下部に略
一致するようにして行う。そして、後述するように支柱
2に所定の間隔で架設した複数本の水平ロープ材4と防
護ネット3とをコイル部材9で巻き付けて連結すること
により防護ネット3をユニット単位で支柱2間に張り巡
らせることができる。
【0013】<ニ> 水平ロープ材 水平ロープ材4は、複数の素線束(通常は3束)を編成
して構成されている。複数の素線をより合わせて構成さ
れる素線束や、複数の素線束の編成方法等については従
来技術と同様である。水平ロープ材4の断面形状は水平
ロープ材4の全長にわたって円形とし、この水平ロープ
材4の端部に後述する緩衝具8を介在する。このように
構成した水平ロープ材4を、ユニットを構成する両端の
支柱2に所定の間隔で複数本互いに平行に架設する。水
平ロープ材4の支柱2に架設する方法としては、例えば
水平ロープ材4の両端に緩衝具8を介在して行う。な
お、水平ロープ材4の両端に緩衝具8を介在することな
く、いずれか一端だけに緩衝具8を介在するようにして
もよい。
して構成されている。複数の素線をより合わせて構成さ
れる素線束や、複数の素線束の編成方法等については従
来技術と同様である。水平ロープ材4の断面形状は水平
ロープ材4の全長にわたって円形とし、この水平ロープ
材4の端部に後述する緩衝具8を介在する。このように
構成した水平ロープ材4を、ユニットを構成する両端の
支柱2に所定の間隔で複数本互いに平行に架設する。水
平ロープ材4の支柱2に架設する方法としては、例えば
水平ロープ材4の両端に緩衝具8を介在して行う。な
お、水平ロープ材4の両端に緩衝具8を介在することな
く、いずれか一端だけに緩衝具8を介在するようにして
もよい。
【0014】<ホ>緩衝具 緩衝具8の一例としては、Uボルト81と、溝83を有
する締付部材82及びナット85等で構成するワイヤク
リップ等が挙げられる(図3参照)。支柱2の側面に孔
24を開けておく。水平ロープ材4の先を孔24に通し
て折り返し、所定の長さだけ長く延ばして余長部40を
設ける。溝83内に水平ロープ材4及び余長部40を収
容し、Uボルト81を反対側から貫通孔84に通してナ
ット85で締め付け、水平ロープ材4及び余長部40を
把持する。水平ロープ材4に把持力を越える張力が作用
した場合に、水平ロープ材4の摺動を許容させるもので
ある。その際、水平ロープ材4を把持する把持力は、防
護ネット3に衝撃が加わったとき、支柱2の塑性変形が
限界値に達する前に水平ロープ材4が緩衝具8から摺動
しはじめる程度の強度に設定しておく。尚、緩衝具8
は、水平ロープ材4を所定の把持力で把持できるもので
あれば、公知の緩衝具を用いてもよい。
する締付部材82及びナット85等で構成するワイヤク
リップ等が挙げられる(図3参照)。支柱2の側面に孔
24を開けておく。水平ロープ材4の先を孔24に通し
て折り返し、所定の長さだけ長く延ばして余長部40を
設ける。溝83内に水平ロープ材4及び余長部40を収
容し、Uボルト81を反対側から貫通孔84に通してナ
ット85で締め付け、水平ロープ材4及び余長部40を
把持する。水平ロープ材4に把持力を越える張力が作用
した場合に、水平ロープ材4の摺動を許容させるもので
ある。その際、水平ロープ材4を把持する把持力は、防
護ネット3に衝撃が加わったとき、支柱2の塑性変形が
限界値に達する前に水平ロープ材4が緩衝具8から摺動
しはじめる程度の強度に設定しておく。尚、緩衝具8
は、水平ロープ材4を所定の把持力で把持できるもので
あれば、公知の緩衝具を用いてもよい。
【0015】<ヘ>コイル部材 コイル部材9により水平ロープ材4と亀甲金網30を連
結する。亀甲金網30と水平ロープ材4にまたがってコ
イル部材9を回転させてやれば、簡単にコイル部材9が
巻き付いて水平ロープ材4と亀甲金網30とを連結す
る。単にコイル部材9を巻き付けるように挿入すればよ
いので、簡単かつ確実に連結することができる。なお、
コイル部材9は巻き付いているだけなので、亀甲金網3
0と水平ロープ材4は互いに移動可能な連結状態となっ
ている。
結する。亀甲金網30と水平ロープ材4にまたがってコ
イル部材9を回転させてやれば、簡単にコイル部材9が
巻き付いて水平ロープ材4と亀甲金網30とを連結す
る。単にコイル部材9を巻き付けるように挿入すればよ
いので、簡単かつ確実に連結することができる。なお、
コイル部材9は巻き付いているだけなので、亀甲金網3
0と水平ロープ材4は互いに移動可能な連結状態となっ
ている。
【0016】
【作用】以下、本発明の落石防護柵の作用について説明
する。
する。
【0017】<イ> 落石防護柵の設置 落石防護柵1の施工位置に、所定間隔で支柱2をヒンジ
22及び控えロープ6、控え材23によって取り付け
る。各支柱2の上部に支持ロープ5を架設し、各支柱2
の間隔を保持する。連結金具51を調節して支柱2が落
石防護柵1の長手方向に対して垂直となるようにする。
両端の支柱2(実施例では4本の支柱2で構成している
が、これに限定することなく、4本以上でも4本以下で
もよい)に複数の水平ロープ材4を、緩衝具8を介して
互いに平行に架設する。本発明では、水平ロープ材4の
両端または一端を支柱2に緩衝具8を介在して架設した
ことを特徴としているので、支柱2が増える場合は中間
の支柱2に対する緩衝具8を省略でき、コストを抑える
ことができる。複数の水平ロープ材4の全体または一部
に防護ネット3を取り付ける。防護ネット3と水平ロー
プ材4との適宜箇所にコイル部材9を巻き付けて連結し
ながら防護ネット3を取り付ける。防護ネット3と水平
ロープ材4にまたがってコイル部材9を回転させてやれ
ば、簡単にコイル部材9が巻き付いて取り付けることが
できる。
22及び控えロープ6、控え材23によって取り付け
る。各支柱2の上部に支持ロープ5を架設し、各支柱2
の間隔を保持する。連結金具51を調節して支柱2が落
石防護柵1の長手方向に対して垂直となるようにする。
両端の支柱2(実施例では4本の支柱2で構成している
が、これに限定することなく、4本以上でも4本以下で
もよい)に複数の水平ロープ材4を、緩衝具8を介して
互いに平行に架設する。本発明では、水平ロープ材4の
両端または一端を支柱2に緩衝具8を介在して架設した
ことを特徴としているので、支柱2が増える場合は中間
の支柱2に対する緩衝具8を省略でき、コストを抑える
ことができる。複数の水平ロープ材4の全体または一部
に防護ネット3を取り付ける。防護ネット3と水平ロー
プ材4との適宜箇所にコイル部材9を巻き付けて連結し
ながら防護ネット3を取り付ける。防護ネット3と水平
ロープ材4にまたがってコイル部材9を回転させてやれ
ば、簡単にコイル部材9が巻き付いて取り付けることが
できる。
【0018】このようにして防護ネット3を張り巡ら
せ、落石防護柵1を構成する。この手順を長手方向へ順
次繰り返していくことによって、所要の長さの落石防護
柵1を設置することができる。山岳地帯を切り開いて道
路等を施工したり、丘陵地帯を切り開いて宅地開発を行
った場合、岩盤崩落や落石、地滑り等が生じやすいが、
本発明の落石防護柵1によれば防護ネット3と水平ロー
プ材4とをコイル部材9で巻き付けて連結するだけであ
るので、これら落石危険箇所に簡単に設置することがで
きる。
せ、落石防護柵1を構成する。この手順を長手方向へ順
次繰り返していくことによって、所要の長さの落石防護
柵1を設置することができる。山岳地帯を切り開いて道
路等を施工したり、丘陵地帯を切り開いて宅地開発を行
った場合、岩盤崩落や落石、地滑り等が生じやすいが、
本発明の落石防護柵1によれば防護ネット3と水平ロー
プ材4とをコイル部材9で巻き付けて連結するだけであ
るので、これら落石危険箇所に簡単に設置することがで
きる。
【0019】<ロ> 落石時の衝撃力の吸収作用 落石防護柵1に落石等による衝撃力が作用した場合の衝
撃力吸収のメカニズムについて説明する。岩塊等が斜面
から剥離し、落石となって落石防護柵1に衝突する。落
石は先ず防護ネット3(亀甲金網30)に衝突するが、
亀甲金網30は前記したように剛性が高く、落石衝撃力
を分散させるため、この分散した衝撃力が多数の水平ロ
ープ材4に伝わることになる。衝撃力が全体的に分散す
るため、衝撃エネルギーの減衰は衝撃力が作用した部位
だけで行われるのではなく、防護ネット3の広い範囲に
わたって行われる。また、亀甲金網30は菱形金網に比
べて強度の点で格段に優れており、一部の線材が破断し
ても強度はほとんど変化することがなく、破断部が拡大
することもないため、大規模な落石等にも対応できる。
撃力吸収のメカニズムについて説明する。岩塊等が斜面
から剥離し、落石となって落石防護柵1に衝突する。落
石は先ず防護ネット3(亀甲金網30)に衝突するが、
亀甲金網30は前記したように剛性が高く、落石衝撃力
を分散させるため、この分散した衝撃力が多数の水平ロ
ープ材4に伝わることになる。衝撃力が全体的に分散す
るため、衝撃エネルギーの減衰は衝撃力が作用した部位
だけで行われるのではなく、防護ネット3の広い範囲に
わたって行われる。また、亀甲金網30は菱形金網に比
べて強度の点で格段に優れており、一部の線材が破断し
ても強度はほとんど変化することがなく、破断部が拡大
することもないため、大規模な落石等にも対応できる。
【0020】防護ネット3に衝撃が加わることによっ
て、水平ロープ材4に張力が生じる。水平ロープ材4は
緩衝具8によって所定の把持力をもって支柱2に結合し
ており、落石の衝撃力がこの設定した把持力を超える張
力を水平ロープ材4に作用させると、水平ロープ材4は
緩衝具8から滑り出す。水平ロープ材4は一定の張力を
保ったまま緩衝具8から滑り、緩衝具8と水平ロープ材
4の摩擦により衝撃エネルギーを吸収する。即ち、衝撃
エネルギーは、緩衝具8と水平ロープ材4の摩擦により
吸収される。
て、水平ロープ材4に張力が生じる。水平ロープ材4は
緩衝具8によって所定の把持力をもって支柱2に結合し
ており、落石の衝撃力がこの設定した把持力を超える張
力を水平ロープ材4に作用させると、水平ロープ材4は
緩衝具8から滑り出す。水平ロープ材4は一定の張力を
保ったまま緩衝具8から滑り、緩衝具8と水平ロープ材
4の摩擦により衝撃エネルギーを吸収する。即ち、衝撃
エネルギーは、緩衝具8と水平ロープ材4の摩擦により
吸収される。
【0021】一方、亀甲金網30は剛性が高く、そのた
め力が全体的に分散するため、衝撃エネルギーの減衰は
衝撃力が作用した部位だけで行われるのではなく、亀甲
金網30の広い範囲に力が分散し、衝撃エネルギーは亀
甲金網30によっても効果的に減衰する。このように衝
撃エネルギーを亀甲金網30で分散し、この結果、多数
の水平ロープ材4に衝撃力を分散させることができるの
で、水平ロープ材4の中間位置の緩衝具8を省略するこ
とができる。また防護ネット3は水平ロープ材4が摺動
するものの、コイル部材9により防護ネット3と水平ロ
ープ材4は連結されてネット状を維持するため、落石等
の通過を確実に阻止できる。
め力が全体的に分散するため、衝撃エネルギーの減衰は
衝撃力が作用した部位だけで行われるのではなく、亀甲
金網30の広い範囲に力が分散し、衝撃エネルギーは亀
甲金網30によっても効果的に減衰する。このように衝
撃エネルギーを亀甲金網30で分散し、この結果、多数
の水平ロープ材4に衝撃力を分散させることができるの
で、水平ロープ材4の中間位置の緩衝具8を省略するこ
とができる。また防護ネット3は水平ロープ材4が摺動
するものの、コイル部材9により防護ネット3と水平ロ
ープ材4は連結されてネット状を維持するため、落石等
の通過を確実に阻止できる。
【0022】
【発明の効果】本発明の落石防護柵は、以上説明したよ
うになるから次のような効果を得ることができる。 <イ> 防護ネットは、複数の線材を複数回より合わせ
て、より部を形成してなるので、伸びが小さく、剛性が
高いものとなっており、落石衝撃力を分散させ、したが
って多数の水平ロープ材4に衝撃力を分散させることが
できる。 <ロ> 防護ネットと複数の水平ロープ材を多数のコイ
ル部材で巻き付けて連結してなるから、水平ロープ材が
上下に広がるようなことがなく、縦ロープ等を省略する
ことができる。 <ハ> 亀甲金網等を使用した防護ネットは剛性が高
く、そのため力が全体的に分散するため、衝撃エネルギ
ーの減衰は衝撃力が作用した部位だけで行われるのでは
なく、防護ネットの広い範囲に力が分散し、衝撃エネル
ギーは防護ネットによっても効果的に減衰する。 <ニ> 防護ネットとロープ材にコイル部材を巻き付け
るだけのシンプルな構造のため、施工性のよい落石防護
柵を提供することができる。 <ホ> 水平ロープ材の両端または一端を緩衝具を介し
て支柱に架設し、途中の支柱には緩衝具を省略している
ので、施工性がよく、低コストの落石防護柵を提供する
ことができる。 <ヘ> 防護ネットに亀甲金網を使用した場合、亀甲金
網は線材を捩り合わせて編成しているので、菱形金網に
比べて強度の点で格段に優れており、大規模な落石等に
も対応できる。
うになるから次のような効果を得ることができる。 <イ> 防護ネットは、複数の線材を複数回より合わせ
て、より部を形成してなるので、伸びが小さく、剛性が
高いものとなっており、落石衝撃力を分散させ、したが
って多数の水平ロープ材4に衝撃力を分散させることが
できる。 <ロ> 防護ネットと複数の水平ロープ材を多数のコイ
ル部材で巻き付けて連結してなるから、水平ロープ材が
上下に広がるようなことがなく、縦ロープ等を省略する
ことができる。 <ハ> 亀甲金網等を使用した防護ネットは剛性が高
く、そのため力が全体的に分散するため、衝撃エネルギ
ーの減衰は衝撃力が作用した部位だけで行われるのでは
なく、防護ネットの広い範囲に力が分散し、衝撃エネル
ギーは防護ネットによっても効果的に減衰する。 <ニ> 防護ネットとロープ材にコイル部材を巻き付け
るだけのシンプルな構造のため、施工性のよい落石防護
柵を提供することができる。 <ホ> 水平ロープ材の両端または一端を緩衝具を介し
て支柱に架設し、途中の支柱には緩衝具を省略している
ので、施工性がよく、低コストの落石防護柵を提供する
ことができる。 <ヘ> 防護ネットに亀甲金網を使用した場合、亀甲金
網は線材を捩り合わせて編成しているので、菱形金網に
比べて強度の点で格段に優れており、大規模な落石等に
も対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の落石防護柵の一部を示す斜視図。
【図2】本発明の落石防護柵の側面図。
【図3】緩衝具の一例を示す断面図。
1・・・落石防護柵 2・・・支柱 22・・ヒンジ 3・・・防護ネット 30・・亀甲金網 31・・より部 4・・・水平ロープ材 5・・・支持ロープ 8・・・緩衝具 9・・・コイル部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 窪田俊男 新潟県新潟市鳥屋野3−14−13 株式会社 シビル内 Fターム(参考) 2D001 PA06 PB04 PC03 PD05 PD11
Claims (4)
- 【請求項1】所定間隔で立設した複数の支柱にロープ材
を取り付けてなる落石防護柵であって、 下端をヒンジを介して回動自在にまたは固定して立設し
た支柱と、 前記支柱間に平行に配し、その両端部を該支柱に架設し
た複数の水平ロープ材と、 前記水平ロープ材の全体または一部に取り付けた防護ネ
ットと、 前記水平ロープ材の端部と前記支柱間に介在し、設定し
た把持力を超えた張力が水平ロープ材に作用したとき、
該水平ロープ材の摺動を許容する緩衝具と、からなる、 落石防護柵。 - 【請求項2】請求項1に記載する落石防護柵において、
水平ロープ材の両端または一端を支柱に緩衝具を介在し
て架設したことを特徴とする落石防護柵。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載する落石防
護柵において、防護ネットは複数の線材を編成してな
り、隣接する線材同士を複数回より合わせてより部を形
成したことを特徴とする落石防護柵。 - 【請求項4】請求項1乃至請求項3に記載する落石防護
柵において、水平ロープ材と防護ネットとを複数のコイ
ル部材で連結したことを特徴とする落石防護柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072574A JP2002275835A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 落石防護柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001072574A JP2002275835A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 落石防護柵 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002275835A true JP2002275835A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18930140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001072574A Pending JP2002275835A (ja) | 2001-03-14 | 2001-03-14 | 落石防護柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002275835A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009098736A1 (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-13 | Protec Engineering Inc. | 衝撃吸収柵 |
JP4613245B1 (ja) * | 2009-10-26 | 2011-01-12 | 株式会社プロテックエンジニアリング | 防護柵 |
JP2011522978A (ja) * | 2008-05-16 | 2011-08-04 | ジェオブルッグ・アーゲー | 特に落石、地滑り及び雪止め用の柵に用いられるロープ構造用衝撃吸収装置 |
JP2014084624A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Tokyo Seiko Co Ltd | 落下物防護柵の支柱構造および落下物防護柵 |
-
2001
- 2001-03-14 JP JP2001072574A patent/JP2002275835A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009098736A1 (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-13 | Protec Engineering Inc. | 衝撃吸収柵 |
JP2009185514A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Purotekku Engineering:Kk | 衝撃吸収柵 |
US8079571B2 (en) | 2008-02-06 | 2011-12-20 | Protec Engineering Inc. | Shock-absorbing fence |
JP2011522978A (ja) * | 2008-05-16 | 2011-08-04 | ジェオブルッグ・アーゲー | 特に落石、地滑り及び雪止め用の柵に用いられるロープ構造用衝撃吸収装置 |
JP4613245B1 (ja) * | 2009-10-26 | 2011-01-12 | 株式会社プロテックエンジニアリング | 防護柵 |
JP2011089374A (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Purotekku Engineering:Kk | 防護柵 |
JP2014084624A (ja) * | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Tokyo Seiko Co Ltd | 落下物防護柵の支柱構造および落下物防護柵 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5328597B2 (ja) | 落石防護網 | |
JPH1088527A (ja) | 落石等を受け止め、その高運動エネルギーを吸収する防護装置 | |
JPH06173221A (ja) | 衝撃吸収柵 | |
JP2020012249A (ja) | 防護柵における支柱の立設構造 | |
JP2003105721A (ja) | 落石防護柵 | |
JP2649890B2 (ja) | 衝撃吸収柵 | |
JP4996198B2 (ja) | 衝撃吸収フェンス | |
JP2002275835A (ja) | 落石防護柵 | |
JP4629806B1 (ja) | 防護柵及びその嵩上げ方法 | |
WO2021090483A1 (ja) | 衝撃吸収柵 | |
JP7202586B1 (ja) | 防護柵 | |
JP4599459B1 (ja) | 防護体と既設防護体の改造方法 | |
JP3639950B2 (ja) | 衝撃吸収防護柵 | |
JP2649894B2 (ja) | 衝撃吸収柵 | |
JP4613864B2 (ja) | 防護柵とその施工方法 | |
JP4613245B1 (ja) | 防護柵 | |
JP2002363921A (ja) | 衝撃吸収柵および衝撃吸収方法 | |
JP2002322616A (ja) | 防護ネット及び防護柵 | |
JP2000273828A (ja) | 衝撃吸収防護柵 | |
JP2005213747A (ja) | 雪崩・落石防護柵 | |
JP2005282244A (ja) | 防護柵 | |
KR100875699B1 (ko) | 충격흡수책(柵) 및 충격흡수방법 | |
KR20020064634A (ko) | 프리텐션식 낙석 방지 공법 및 낙석 방지 시설 | |
JP3258994B2 (ja) | 大スパン落石防護工法および支柱装置 | |
JP6990474B1 (ja) | 防護柵 |