JP2002274610A - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

Info

Publication number
JP2002274610A
JP2002274610A JP2001071410A JP2001071410A JP2002274610A JP 2002274610 A JP2002274610 A JP 2002274610A JP 2001071410 A JP2001071410 A JP 2001071410A JP 2001071410 A JP2001071410 A JP 2001071410A JP 2002274610 A JP2002274610 A JP 2002274610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fork
article
overweight
receiving element
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001071410A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Wada
俊雄 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Yusoki Co Ltd filed Critical Nippon Yusoki Co Ltd
Priority to JP2001071410A priority Critical patent/JP2002274610A/ja
Publication of JP2002274610A publication Critical patent/JP2002274610A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品が過重量であるか否かを簡便な構成によ
って検出することの可能な自動倉庫を提供することを目
的とする。 【解決手段】 物品収納部1が水平方向および上下方向
に沿って多数形成されたラック2と、これらの物品収納
部に物品を出し入れするスタッカークレーン3とを備え
た自動倉庫であって、前記スタッカークレーンが、昇降
可能な昇降体10と、この昇降体に、水平方向に進退可
能に設けられ、前記物品が搭載されるフォーク11とを
備え、前記スタッカークレーンには、前記フォークの撓
みを検出することによって、搭載される物品の重量が設
定重量以下か否かを判定する過重量検出手段20が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫に係わ
り、特に、ラックに形成された物品収納部に、ラックに
設定された許容重量を越えた過重量の物品を収納するこ
とを防止するようにした自動倉庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の保管に用いられる自動倉庫
として、図5に示す構造のものが知られている。この図
に示す自動倉庫は、物品Wが収納される物品収納部1が
水平方向および上下方向に沿って多数形成されたラック
2と、これらの物品収納部1に物品Wを出し入れするス
タッカークレーン3とを備えている。
【0003】前記ラック2は、前記スタッカークレーン
3の走行方向両側に設けられ、型鋼等を用いて枠状に組
み上げられ、隣接する縦枠の対向する部位に、一対の支
持手段4が装着されて、これらの支持手段4に、前記物
品Wの下部両側が支持されることによって、前記物品W
が収納されている。前記支持手段4は、型鋼を略コ字状
に成形してなり、その両端部を、縦枠に固着することに
より、前記物品収納部1へ向けて突出させられて、この
物品収納部1に水平方向に沿った平行な一対の支持面を
形成するようになっている。
【0004】一方、前記両ラック2間の床上には、前記
ラック2に沿うように下部レール5が敷設されており、
また、この下部レール5の上方には、前記両ラック2に
よって支持された上部レール6が設けられ、これらの下
部レール5と上部レール6との間に、前記スタッカーク
レーン3が走行可能に装着されている。
【0005】このスタッカークレーン3は、前記下部レ
ール5上に走行可能に載置された走行台車7と、この走
行台車7上に立設された一対の平行なマスト8と、これ
らのマスト8の上端部を連結するとともに、前記上部レ
ール6に走行可能に連結されたスライダ9と、前記両マ
スト8間に昇降可能に装着された昇降体10と、この昇
降体10上に装着され、前記物品収納部1へ向けて進退
させられるとともに、前記物品Wの搬入搬出を行うフォ
ーク11と、前記昇降体10の昇降動作をチェーン(図
示略)等を介して行う駆動手段12と、前記走行台車7
の走行動作や前記昇降体10の昇降動作、あるいは、前
記フォーク11の進退動作等の制御をなす制御手段13
とを備えている。
【0006】一方、図5において符号18は、無人フォ
ークリフトを示し、前記ラック2の側部に設けられた搬
入出部Xから物品Wの出し入れを行うようになってい
る。
【0007】このような自動倉庫における物品Wの収納
動作について説明する。無人フォークリフト14によっ
て搬入出部Xに搬送された物品Wを、前記スタッカーク
レーン3から突出させられるフォーク11によって受け
取った後に、前記スタッカークレーン3が、下部レール
5および上部レール6に沿って走行し、前記物品Wの収
納すべき物品収納部1に対応した水平位置で停止する。
【0008】ついで、駆動手段12によって、昇降体1
0が、前記物品収納部1へ向けて上昇させられて、目的
とする物品収納部1へ位置合わせされる。
【0009】これより、フォーク11が伸長させられ
て、このフォーク11上の物品Wが物品収納部1へ挿入
されるとともに、その下面両側部が、前記一対の支持手
段4上に対向させられる。これより、前記昇降体10が
下降させられることにより、前記物品Wが前記一対の支
持手段4上に載置された後に、前記フォーク11が昇降
体10上に収納されて、スタッカークレーン3が待機状
態となされる。そして、物品Wの搬出時の動作は、前述
した搬入動作と逆の動作によって行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の自動倉庫にあっては、つぎのような改善すべき問題
点が残されている。すなわち、収納可能な物品Wの重量
は、スタッカークレーン3の強度や能力、および、ラッ
ク2の強度等に基づいてその許容値が設定されている。
しかしながら、これらのラック2やスタッカークレーン
3の設計に際して安全率を設けてあることから、実際に
は、許容重量を超えた物品Wの搬出入や収納が可能であ
る。しかしながら、このような過重量の物品Wの取り扱
いが長期化すると、前述したラック2やスタッカークレ
ーン3に大きな負荷が継続して作用することになり、こ
れらの構造的な強度低下の進行が早くなるといった問題
点を生じる。
【0011】そして、このような問題点を回避するに
は、過重量の物品Wの搬入を防止する必要があるが、そ
の一方法として、図5および図6に示すように、前記物
品搬入出部Xにロードセル15を設けて、物品Wの搬入
時に、この物品Wの重量を前記ロードセル15によって
計測して、過重量の物品Wの搬入を防止することが考え
られる。
【0012】また、他の方法として、フォーク11を昇
降させる駆動手段12に供給される駆動電流を監視し、
この駆動電流が既定値以上である場合に、搬送中の物品
Wが過重量であると判定し、収納操作を停止するととも
に自動倉庫外へ搬出することが考えられる。
【0013】しかしながら、このような従来の対処方法
によっても、なお、つぎのような改善すべき問題点が残
されている。
【0014】すなわち、前者の対処方法にあっては、前
記物品Wの重量を測定するロードセル15が極めて高価
であり、自動倉庫の製造コストが高騰してしまうといっ
た問題点を有している。さらに、複数の入出庫装置があ
る場合、入出庫装置数に応じたロードセル15が必要と
なる。
【0015】また、後者の対処方法にあっては、スタッ
カークレーン3の可動部の機械損失や、収納動作時の揺
れ、あるいは、モータ特性等の影響により、前記駆動電
流が大きく変化し、この電流値と、搬送する物品Wの重
量との相関関係が不安定で、検出精度が悪いといった問
題点を有している。
【0016】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、物品が過重量であるか否かを簡便な
構成によって検出することの可能な自動倉庫を提供する
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の自動倉庫は、前述した目的を達成するために、物品収
納部が水平方向および上下方向に沿って多数形成された
ラックと、これらの物品収納部に物品を出し入れするス
タッカークレーンとを備えた自動倉庫であって、前記ス
タッカークレーンが、昇降可能な昇降体と、この昇降体
に、水平方向に進退可能に設けられ、前記物品が搭載さ
れるフォークとを備え、前記スタッカークレーンには、
前記フォークの撓みを検出することによって、搭載され
る物品の重量が設定重量以下か否かを判定する過重量検
出手段が設けられていることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項2に記載の自動倉庫は、請
求項1に記載の前記過重量検出手段が、前記昇降体に設
けられた投受光素子と、前記ラック近傍に設けられた物
品搬入出部を構成する固定構造物に設けられ、前記投受
光素子から照射される検出光を、前記投受光素子へ向け
て反射する反射体とによって構成され、前記検出光の光
軸が、過重量の物品が搭載されて前記フォークが撓んだ
際に、このフォークによって遮光される位置に設定され
ていることを特徴とする。
【0019】本発明の請求項3に記載の自動倉庫は、請
求項1に記載の前記過重量検出手段が、前記昇降体に設
けられた投受光素子と、前記フォークに取り付けられ、
このフォークが突出位置にある際に、前記投受光素子か
ら照射された光を、この投受光素子へ向けて反射する反
射体と、前記昇降体の、前記投受光素子の照射方向前方
に設けられ、過重量の物品が搭載されて前記フォークが
撓んだ際に、前記投受光素子と反射体との間に形成され
る前記検出光の光軸に重畳させられて、前記検出光を遮
光するシャッタとによって構成されていることを特徴と
する。
【0020】本発明の請求項4に記載の自動倉庫は、請
求項1ないし請求項3の何れかに記載の前記過重量検出
手段が、前記フォークの進退方向の両側部に設けられて
いることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図1および図2を参照して説明する。なお、以下の
説明中、図4に示す自動倉庫の主要な構成部材は本実施
形態と共通するため、これらの共通部分は同一符号を用
いて説明を簡略化する。
【0022】本実施形態の自動倉庫は、物品収納部1が
水平方向および上下方向に沿って多数形成されたラック
2と、これらの物品収納部1に物品Wを出し入れするス
タッカークレーン3とを備えた自動倉庫であって、前記
スタッカークレーン3が、昇降可能な昇降体10と、こ
の昇降体10に、水平方向に進退可能に設けられ、前記
物品Wが搭載されるフォーク11とを備え、前記スタッ
カークレーン3には、前記フォーク11の撓みを検出す
ることによって、搭載される物品Wの重量が設定重量以
下か否かを判定する過重量検出手段20が設けられを備
えた概略構成となっている。
【0023】詳述すれば、前記昇降体10は、平行な一
対のベースビーム21と、これらのベースビーム21と
直交して設けられるとともに、これらのベースビーム2
1を相互に連結する平行な一対の連結ビーム22とによ
って構成されており、これらの連結ビーム22間に、前
記フォーク11が装着されている。
【0024】前記両連結ビーム22のそれぞれの対向面
には、前記ベースビーム21の長さ方向と平行な回転軸
線を有するガイドローラ23が、連結ビーム22の長さ
方向に間隔をおいて複数設けられているとともに、これ
らのガイドローラ23の回転軸線と直交する回転軸線を
有するサイドローラ24が、連結ビーム22の長さ方向
に間隔をおいて複数設けられている。
【0025】前記フォーク11は、前記一対の連結ビー
ム22間に、水平方向に摺動自在に装着されたファース
トフォーク25と、このファーストフォーク25上に、
水平方向に摺動自在に装着されたセカンドフォーク26
とによって構成されている。
【0026】前記ファーストフォーク25は、その両側
部に、前記連結ビーム22に装着されているガイドロー
ラ23およびサイドローラ24が転動自在に嵌合させら
れる係合溝25aが形成されており、これらのガイドロ
ーラ23およびサイドローラ24と係合溝25aとの嵌
合によって、前記ファーストフォーク25が連結ビーム
22に装着されている。そして、これらの係合溝25a
の上下面間に前記各ガイドローラ23が当接させられる
ことによって、前記ファーストフォーク25と連結ビー
ム22との並行度が確保されるようになされている。ま
た、前記係合溝25aの底面に、前記各サイドローラ2
4が当接させられることによって、前記連結ビーム22
に対する前記ファーストフォーク25の水平面まわりの
位置決めが行われるようになされている。
【0027】さらに、前記ファーストフォーク25の両
側部の内側には、前記各係合溝25aと背中合わせの状
態でガイド溝25bが形成されており、これらのガイド
溝25bを介して、前記セカンドフォーク26が装着さ
れている。
【0028】詳述すれば、前記セカンドフォーク26の
両側下方には、前記ベースビーム21の長さ方向と平行
な回転軸線を有するガイドローラ27が、セカンドフォ
ーク26の移動方向に間隔をおいて複数設けられている
とともに、これらのガイドローラ27の回転軸線と直交
する回転軸線を有するサイドローラ28が、セカンドフ
ォーク26の移動方向に間隔をおいて複数設けられてい
る。
【0029】そして、前記各ガイド溝25bに、前記各
ガイドローラ27およびサイドローラ28が嵌合させら
れることによって、前記セカンドフォーク26が、ファ
ーストフォーク25に装着されている。また、前記ガイ
ド溝25bの上下面間に前記各ガイドローラ27が当接
させられることによって、前記ファーストフォーク25
とセカンドフォーク26との並行度が確保されるように
なされている。さらに、前記ガイド溝25bの底面に、
前記各サイドローラ28が当接させられることによっ
て、前記ファーストフォーク25に対するセカンドフォ
ーク26の水平面まわりの位置決めが行われるようにな
されている。
【0030】さらに、本発明の特徴部分である前記過重
量検出手段20は、前記昇降体10(本実施形態におい
ては、この昇降体10を構成するベースビーム21に設
けられた投受光素子29と、前記スタッカークレーン3
が前記搬入出部Xに位置させられた状態において、前記
フォーク11の突出方向前方に位置する固定構造物Cに
設けられ、前記投受光素子29から照射された光を、こ
の投受光素子29へ向けて反射する反射体30とによっ
て構成されている。
【0031】そして、前記過重量検出手段20は、前記
フォーク11が所定位置に突出させられた際に作動状態
となされ、かつ、前記フォーク11が無積載の状態にお
いて、前記過重量検出0によって形成される光軸Lが、
前記フォーク11との間に所定間隔を形成するようにな
されている。この間隔は、前記セカンドフォーク26に
よって過重量の物品Wが持ち上げられて、前記フォーク
11の撓み量が所定値以上に達した際に、前記セカンド
フォーク26の先端が、光軸Lを遮断するような寸法に
設定されている。
【0032】一方、前記昇降体10とフォーク11との
間には、このフォーク11を昇降体10から進退させる
ための駆動機構が、図2に示すように、設けられてい
る。この駆動機構は、前記ベースビーム21の一つに取
り付けられたモータ31を備えている。
【0033】このモータ31には、前記ファーストフォ
ーク25と連結ビーム22との間に張設された第1の駆
動チェーン32の途中が噛合されている。この第1の駆
動チェーン32は、前記両ベースビーム21のそれぞれ
に取り付けられたガイドギア33、34に噛合されて取
り回され、その一端部が、アンカー部材35を介して前
記ファーストフォーク25の、その移動方向の一端部に
固定され、他端部が、アンカー部材36を介して前記フ
ァーストフォーク25の、その移動方向の他端部に固定
されている。これによって、前記モータ31の正逆回転
によって、前記ファーストフォーク25が、前記昇降体
10と重畳する位置と、左右のそれぞれに突出する位置
との3つの位置間で移動させられるようになっている。
【0034】さらに、前記ファーストフォーク25の、
その移動方向の両端部には、それぞれ他のガイドギア3
7、38が装着されており、これらのガイドギア37、
38のそれぞれに、第2および第3の駆動チェーン3
9、40が、その途中において噛合されている。そし
て、前記第2の駆動チェーン39の一端部は、アンカー
部材41を介して前記一方のベースビーム21に固定さ
れ、他端部は、前記セカンドフォーク26の、その移動
方向の一端部近傍にアンカー部材42を介して固定され
ている。また、前記第3の駆動チェーン40の一端部
は、アンカー部材43を介して前記他方のベースビーム
21に固定され、他端部は、前記セカンドフォーク26
の、その移動方向の他端部近傍にアンカー部材44を介
して固定されている。
【0035】このように張設された前記第2および第3
の駆動チェーン39、40により、たとえば、ファース
トフォーク25が、図2の右方向に送り出される際に、
このファーストフォーク25の移動とともに、ガイドギ
ア38が右方向に移動させられるが、このガイドギア3
8に噛合させられている前記第3の駆動チェーン40の
一端部が、前記他方のベースビーム21に固定されてい
ることから、この第3の駆動チェーン40の他端部が、
前記ガイドギア38側へ引き寄せられる。これによっ
て、前記セカンドフォーク26が、ファーストフォーク
25に対して相対移動させられるとともに、このファー
ストフォーク25の突出方向前方へ向けて移動させられ
るようになされている。
【0036】また、フォーク11が、図1の左側に送り
出す場合には、前記ガイドギア37と第2の駆動チェー
ン39の機能によって、同様に行われる。
【0037】ついで、このように構成された本実施形態
に係わる自動倉庫の作用について説明する。無人フォー
クリフト14によって、物品Wが、搬入出部Xへ搬入さ
れると、スタッカクレーン3が前記搬入された物品Wの
受け取り位置に移動させられる。これより、前記フォー
ク11が駆動されて、その先端部のセカンドフォーク2
6が前記物品Wの下方へ向けて突出移動させられる。
【0038】これより、フォーク11が、昇降体10と
ともに上昇させられて、物品Wが前記フォーク11によ
って持ち上げられる。ここで、前記物品Wが過重量であ
ると、前記フォーク11の撓み量が所定値以上となり、
この結果、前記フォーク11の先端、すなわち、セカン
ドフォーク26の突出端によって、図3に示すように、
前記過重量検出手段20によって形成されている光軸L
が遮断されるとともに、前記投受光素子29が「OF
F」となされる。この結果、前記物品Wが過重量である
ことが検出される。
【0039】一方、前記フォーク11によって持ち上げ
られる物品Wの重量が許容範囲内にある場合には、前記
フォーク11の撓み量が所定値以下であることから、こ
のフォーク11による前記光軸Lの遮断が行われず、前
記過重量検出手段20が「ON」状態に保持される。
【0040】そして、過重量である判定された場合に
は、前記物品Wが搬入出部Xに戻された後に、無人フォ
ークリフト14によって、所定の処理エリアへ搬送さ
れ、許容範囲内の重量であると判定された場合には、前
記物品Wが昇降体10上へ収納された後に、スタッカー
クレーン3によって、所定の物品収納部1へ収納され
る。
【0041】このような本実施形態に係わる自動倉庫に
よれば、投受光素子29と反射体30とによって形成さ
れると光軸Lが、撓んだフォーク11により遮断される
ことによって、物品Wの過重量の検出が確実に行われ
る。また、過重量検出手段20の構成部材が、投受光素
子29と反射体30といった簡素で安価な素子や部材に
よって構成されていることから、複数の入出庫装置があ
っても、各入出庫装置に反射体30を取り付けるだけで
よく、構造が簡素化され、かつ、低コストの自動倉庫を
得ることができる。
【0042】なお、前記実施形態において示した各構成
部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基
づき種々変更可能である。たとえば、前記実施形態にお
いては、過重量検出手段20を構成する反射体30を、
搬入出部Xの固定構造物Cに設けた例について示した
が、これに代えて、図4に示すように、前記反射体30
を、前記セカンドフォーク26の先端下部に設置するこ
とも可能である。
【0043】このような構成とした場合、前記フォーク
11によって、前記光軸Lを遮断することが不可能とな
ることから、前記ベースビーム21の、前記投受光素子
の照射方向前方に位置する部位に、前記フォークが撓ん
だ際に、前記光軸Lに重畳させられて、前記検出光を遮
光するシャッタ45を設ける。これにより、フォーク1
1の撓みが経時変化した場合でも、シャッタ45の高さ
を再調整すれば判定レベルを一定に保つことができ、よ
り信頼度の高い判定が可能となる。
【0044】このような構成によっても、前記実施形態
と同様の効果が得られる。さらに、前記反射体30の取
付位置は、前記フォーク11が上昇した直後に検出動作
が行われるような位置に設けることもできるとともに、
前記反射体30の上下方向の長さも任意に設定すること
ができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動倉庫
によれば、物品を持ち上げるフォークの撓みを検出する
ことによって、搭載される物品の重量が設定重量以下か
否かを判定する過重量検出手段が設けられていることに
より、物品の過重量の検出を確実に行うことができる。
したがって、自動倉庫の構成部材の耐久性を高めること
ができる。
【0046】そして、前記過重量検出手段を、投受光素
子と反射体とによって構成し、これらによって形成され
ると光軸を、撓んだフォークにより遮断することによっ
て、物品の過重量の検出を行うようにすることにより、
前記過重量検出手段を、簡素で安価な素子や部材によっ
て構成し、構造が簡素化され、かつ、低コストの自動倉
庫を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、昇降体なら
びにフォークを示す側面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すもので、昇降体なら
びにフォークを示す平面図である。
【図3】本発明の一実施形態の動作を説明するための昇
降体ならびにフォークを示す側面図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示すもので、昇降体な
らびにフォークを示す側面図である。
【図5】自動倉庫の一例を示すもので、一部を省略した
斜視図である。
【図6】従来における物品の重量検出方法を示す要部の
側面図である。
【符号の説明】
1 物品収納部 2 ラック 3 スタッカークレーン 4 支持手段 5 下部レール 6 上部レール 7 走行台車 8 マスト 9 スライダ 10昇降体 11 フォーク 12 駆動手段 13 制御手段 14 無人フォークリフト 15 ロードセル 20 過重量検出手段 21 ベースビーム 22 連結ビーム 23 ガイドローラ 24 サイドローラ 25 ファーストフォーク 25a 係合溝 25b ガイド溝 26 セカンドフォーク 27 ガイドローラ 28 サイドローラ 29 投受光素子(ラックセンサ) 30 反射体(ラックセンサ) 31 モータ 32 第1の駆動チェーン 33、34 ガイドギア 35、36 アンカー部材 37、38 ガイドギア 39 第2の駆動チェーン 40 第3の駆動チェーン 41、42 アンカー部材 43、44 アンカー部材 45 シャッタ C 固定構造物 W 物品 X 搬入出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品収納部が水平方向および上下方向に
    沿って多数形成されたラックと、これらの物品収納部に
    物品を出し入れするスタッカークレーンとを備えた自動
    倉庫であって、前記スタッカークレーンが、昇降可能な
    昇降体と、この昇降体に、水平方向に進退可能に設けら
    れ、前記物品が搭載されるフォークとを備え、前記スタ
    ッカークレーンには、前記フォークの撓みを検出するこ
    とによって、搭載される物品の重量が設定重量以下か否
    かを判定する過重量検出手段が設けられていることを特
    徴とする自動倉庫。
  2. 【請求項2】 前記過重量検出手段が、前記昇降体に設
    けられた投受光素子と、前記ラック近傍に設けられた物
    品搬入出部を構成する固定構造物に設けられ、前記投受
    光素子から照射される検出光を、前記投受光素子へ向け
    て反射する反射体とによって構成され、前記検出光の光
    軸が、過重量の物品が搭載されて前記フォークが撓んだ
    際に、このフォークによって遮光される位置に設定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の自動倉庫。
  3. 【請求項3】 前記過重量検出手段が、前記昇降体に設
    けられた投受光素子と、前記フォークに取り付けられ、
    このフォークが突出位置にある際に、前記投受光素子か
    ら照射された光を、この投受光素子へ向けて反射する反
    射体と、前記昇降体の、前記投受光素子の照射方向前方
    に設けられ、過重量の物品が搭載されて前記フォークが
    撓んだ際に、前記投受光素子と反射体との間に形成され
    る前記検出光の光軸に重畳させられて、前記検出光を遮
    光するシャッタとによって構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の自動倉庫。
  4. 【請求項4】 前記過重量検出手段が、前記フォークの
    進退方向の両側部に設けられていることを特徴とする請
    求項1ないし請求項3の何れかに記載の自動倉庫。
JP2001071410A 2001-03-14 2001-03-14 自動倉庫 Withdrawn JP2002274610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001071410A JP2002274610A (ja) 2001-03-14 2001-03-14 自動倉庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001071410A JP2002274610A (ja) 2001-03-14 2001-03-14 自動倉庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002274610A true JP2002274610A (ja) 2002-09-25

Family

ID=18929135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001071410A Withdrawn JP2002274610A (ja) 2001-03-14 2001-03-14 自動倉庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002274610A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110444099A (zh) * 2019-07-26 2019-11-12 北京华晟经世信息技术有限公司 轻量化堆垛机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110444099A (zh) * 2019-07-26 2019-11-12 北京华晟经世信息技术有限公司 轻量化堆垛机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2112095B1 (en) Article conveyance device
US7575407B2 (en) Article storage facility
US7953514B2 (en) Article storage facility and operating method thereof
CN103459271B (zh) 自动化仓库
US7729797B2 (en) Article transport apparatus for an article storage system, and a method of operating the apparatus
JP4505743B2 (ja) 物品搬送設備
CN215945979U (zh) Agv输送设备及agv物流系统
TWI564237B (zh) 堆高式起重機
JP2000238904A (ja) スタッカクレーン
JP2007045544A (ja) 自動倉庫における荷の落下防止装置
JP2013136451A (ja) スタッカークレーン
JP2002274610A (ja) 自動倉庫
JP5182565B2 (ja) 物品搬送装置
JP2009269730A (ja) スタッカークレーンと物品収納設備
JP5046040B2 (ja) スタッカークレーンと物品収納設備
JP2000233807A (ja) 立体自動倉庫
JP2003002405A (ja) 自動倉庫
JP2000318806A (ja) 自動倉庫における荷の移載位置検出装置
JPH06271013A (ja) 自動倉庫のスタッカクレーン
JP4399737B2 (ja) 物品移載装置
JP2001301986A (ja) 荷積みシステム
JPH07144714A (ja) スタッカクレーンの昇降制御装置
JP4470120B2 (ja) 物品搬送設備
JP4003321B2 (ja) 自動倉庫用クレーン
JP2001301988A (ja) 荷積みシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080603