JP2002274158A - 空調装置のリンクプレート構造 - Google Patents

空調装置のリンクプレート構造

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JP2002274158A JP2001078735A JP2001078735A JP2002274158A JP 2002274158 A JP2002274158 A JP 2002274158A JP 2001078735 A JP2001078735 A JP 2001078735A JP 2001078735 A JP2001078735 A JP 2001078735A JP 2002274158 A JP2002274158 A JP 2002274158A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調装置の仕様によってリンク機構に係わる
一部の形状の違いがあっても容易に対応でき、コストを
抑えることのできる空調装置のリンクプレート構造を提
供する。 【解決手段】 空調ユニット10の仕様に応じてリンク
プレート32の途中部分に連結部材39を組み付け可能
な構成とし、連結部材39が必要な仕様の空調ユニット
10にはリンクプレート32に連結部材39を組み付
け、連結部材39を介して他の連動機器37を連動させ
る構造とした。これにより、リンクプレートは1種類で
良くなり、連結部材39を組み付けるだけで一部の形状
の違いに容易に対応でき、コストも抑えることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置の
ドア等の連動を行なうリンク機構のリンクプレート構造
に関し、特に空調装置の仕様によって一部の構成が変わ
るリンク機構に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置の空調ユニット等におい
て、仕様によってドア等の連動を行なうリンク機構の構
成が一部変わるような場合がある。図4はそのような実
例で、空調ユニットの温度調節関係のリンク部の概略構
成を示し、(a)と(b)とで異なる車種に対応するう
えでの構成を示す。
【0003】まず、図4(a)の車種Aで構成を説明す
ると、30はこのリンク機構を駆動するアクチュエータ
である。このアクチュエータ30に、31aを回転軸と
した駆動用の第1リンクプレート31が付いている。次
に、この第1リンクプレート31で駆動される1つの系
として、16aを回転軸とした第2リンクプレート32
Aがある。これら第1リンクプレート31と第2リンク
プレート32Aはピン・溝連結で連動がとられている。
また、第2リンクプレート32Aは実際にはドアのレバ
ープレートであり、回転軸16aに連結した図示しない
ドアを回動させる。
【0004】次に、第1リンクプレート31で駆動され
るもう1つの系として、34aを回転軸とした第3リン
クプレート34と、29aを回転軸とした第4リンクプ
レート35がある。第1リンクプレート31と第3リン
クプレート34は連結ロッド33Aで連動がとられてお
り、第3リンクプレート34と第4リンクプレート35
はピン・溝連結で連動がとられている。また、第3リン
クプレート34は実際には第1リンクプレート31の動
きを拡大して第4リンクプレート35に伝えるための中
間プレートであり、第4リンクプレート35は実際には
ドアのレバープレートであり、回転軸29aに連結した
図示しないドアを回動させる。
【0005】そして、このような構成で連結されたリン
ク機構がアクチュエータ30の駆動により、それぞれ実
線位置から破線位置までを回動する。但し、11aの部
分に構造物があり、それとの干渉を避けるため、連結ロ
ッド33Aは略への字形に曲げた形状としている。
【0006】次に、図4(b)は、同じ空調ユニットで
違う車種Bに対応した構成である。(a)の車種Aと異
なるのは、構造物11aがない代わりに、連動機器37
を駆動するようになっている。この連動機器37とは実
際はウォーターバルブ等であり、第2リンクプレート3
2から駆動ケーブル36を介して38aを回転軸とした
レバープレート38を回動させて連動がとられている。
そのため、第2リンクプレートは駆動ケーブル36の端
部を留めるためのピン32Baが形成された32Bを用
いている。
【0007】また、連結ロッド33は車種Aと同じ略へ
の字形に曲げた33Aでは第2リンクプレート32Bの
ピン32Baと干渉するため、直線形状とした33Bを
用いている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】同一の第2リンクプレ
ート32と、同一の連結ロッド33で構成し、駆動ケー
ブル36を連結するかしないかだけで異なる車種に対応
できることが望ましいが、車種Aでは構造物11aに干
渉しないよう略への字形に曲げた連結ロッド33Aと、
その連結ロッド33Aに干渉しないようピン32Baの
ない第2リンクプレート32Aが必要となり、車種Bで
は駆動ケーブル36連結するためピン32Baが形成さ
れた第2リンクプレート32Bと、そのピン32Baに
干渉しないよう直線形状とした連結ロッド33Bが必要
となる。
【0009】このように、基本的には同じリンク機構で
ありながら仕様によって一部の構成が変わることによ
り、構成するリンク部品を複数種類(上記の例では第2
リンクプレートの32Aと32B、連結ロッドの33A
と33B)作らねばならず、一部の形状が違うだけなの
に型が複数必要となって型費等のコストがかさむという
問題がある。また、類似形状であるため判別が難しく、
組み立て時に誤組み付けを起こし易いという問題もあ
る。
【0010】本発明は、上記従来の問題点に鑑みて成さ
れたものであり、その目的は、空調装置の仕様によって
リンク機構に係わる一部の形状の違いがあっても容易に
対応でき、コストを抑えることのできる空調装置のリン
クプレート構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では以下の技術的手段を採用する。
【0012】請求項1記載の発明では、空調ユニット
(10)の仕様に応じてリンクプレート(32)の途中
部分に連結部材(39)を組み付け可能な構成とし、連
結部材(39)が必要な仕様の空調ユニット(10)に
はリンクプレート(32)に連結部材(39)を組み付
け、連結部材(39)を介して他の連動機器(37)を
連動させる構造としたことを特徴とする。
【0013】これにより、リンクプレートは1種類で良
くなり、連結部材を組み付けるだけで一部の形状の違い
に容易に対応でき、コストも抑えることができる。ま
た、今迄部品が類似形状であるため判別が難しく、組み
立て時に誤組み付けを起こし易いという問題もなくな
る。
【0014】また、今まで1つのリンクプレート上で連
結部を上下2層とし、その間に連結ロッドや駆動ケーブ
ル等を通すような構造(図2(b)の本発明の実施形態
参照)は、リンクプレートをプレスや射出成形で製造す
ることより型構造上難しかったが、別の連結部材を組み
付ける構造とすることにより容易となる。
【0015】請求項2記載の発明では、リンクプレート
(32)と連結部材(39)とを、いずれか一方に設け
た係合爪(32e、39b)によって結合する構造とし
たことを特徴とする。
【0016】これにより、位置を合せて押し込むだけで
容易に組み付けることができる。
【0017】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を、図面
に基づき説明する。
【0019】図1は車両用空調装置の空調ユニット部の
概要を模式的に示す断面図である。本実施形態の空調装
置はいわゆるセミセンター置きレイアウトのものであっ
て、車室内前方の計器盤内部のうち車両左右方向の略中
央部に空調ユニット10を配置している。図1の矢印は
車両の上下・前後方向に対する空調ユニット10の搭載
方向を示している。
【0020】そして、この空調ユニット10に空調空気
を送風する図示しない送風機ユニットが、空調ユニット
10側方(助手席側)にオフセットして配置されてい
る。この送風機ユニットは、周知の如く内気又は外気を
切替導入する内外切替箱と、この内外切替箱から吸入し
た空気(内気又は外気)を空調ユニット10に向けて送
風する遠心式の電動送風ファンとを備えている。
【0021】空調ユニット10は樹脂製の空調ケース1
1を有し、この空調ケース11の内部に、送風空気が蒸
発器12とヒータコア13を通過して、車両前方側から
車両後方側へ向かって流れる空気通路を形成している。
【0022】空調ケース11内の空気通路において、車
両前方側に蒸発器12が配置され、車両後方側にヒータ
コア13が配置されている。蒸発器12は周知の如く冷
凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空調空気から吸熱して空
調空気を冷却する冷房用熱交換器である。ヒータコア1
3は車両エンジンの温水(冷却水)を熱源流体として空
調空気を加熱する暖房用熱交換器である。空調ケース1
1において、最も車両前方側(蒸発器12の前方位置)
で、且つ、助手席側の側面部には図示しない送風機ユニ
ットからの送風空気が流入する空気入口部14が形成し
てある。
【0023】ヒータコア13の上方部に冷風バイパス通
路15を形成し、そして、蒸発器12の直ぐ下流側(車
両後方側)には板状のエアミックスドア16が回転軸1
6aを中心として回動可能に配置されている。このエア
ミックスドア16は冷風バイパス通路15を通過する冷
風とヒータコア13のコア部13aを通過する温風との
風量割合を調整して車室内への吹出空気温度を所望温度
に制御できるもので、吹出空気温度の温度制御手段を構
成する。
【0024】ヒータコア13直後の部位には上方に向か
う温風通路17が形成され、この温風通路17からの温
風と冷風バイパス通路15からの冷風が空気混合部18
で混合される。
【0025】空調ケース11の空気通路下流側には複数
の吹出開口部が形成されており、この吹出開口部のう
ち、デフロスタ開口部19は空調ケース11の上面部に
おいて車両前後方向の略中央部位で、空調ケース11内
部に開口している。そして、このデフロスタ開口部19
からは図示しないデフロスタダクトを介して車両窓ガラ
スの内面に向けて空調空気を吹き出すようになってい
る。デフロスタ開口部19は回転軸20aを中心として
回動可能な板状のデフロスタドア20により開閉され
る。
【0026】次に、フェイス開口部22は空調ケース1
1の上面部において、デフロスタ開口部19よりも車両
後方側の部位に開口している。このフェイス開口部22
からは図示しないフェイスダクトを介して車室内の乗員
頭部へ向けて空気を吹き出すようになっている。フェイ
ス開口部22は回転軸23aを中心として回動可能な板
状のフェイスドア23により開閉される。
【0027】次に、フット開口部24は空調ケース11
において、フェイス開口部22の下方側に開口してお
り、フット開口部24の下流側は空調ケース11の左右
両側に開口したフロントフット吹出口25と、空調ケー
ス11の車両後方側下方に開口したリヤフット吹出口2
7とに連通している。フロントフット吹出口25からは
前席乗員の足元部に温風を吹き出すようになっており、
リヤフット吹出口27からは図示しないリヤフットダク
トを介して後席乗員の足元部に温風を吹き出すようにな
っている。フット開口部24は回転軸26aを中心とし
て回動可能な板状のフットドア26により開閉される。
【0028】また、本実施形態では、ヒータコア13の
直ぐ下流側(車両後方側)の空調ケース11内の仕切り
壁21に温風バイパス開口部28を設けている。温風バ
イパス開口部28は回転軸29aを中心として回動可能
な板状の温風バイパスドア29により開閉される。
【0029】エアミックスドア16と温風バイパスドア
29とは空調ケース11の外側面に配置される後述のリ
ンク機構で連動するようになっており、エアミックスド
ア16が冷風バイパス通路15をふさいで(図1中の実
線位置)送風空気の全てがヒータコア13を通過するマ
ックスホット状態の時に温風バイパスドア29が開いて
(図1中の実線位置)、温風バイパス開口部28からリ
ヤフット吹出口27へ温風が流れて後席乗員の足元部に
吹き出す温風量を増やすようになっている。
【0030】尚、図1の例では、上記各開口部19、2
2、24、28をそれぞれ専用の計4枚のドア20、2
3、26、29により開閉する構成としているが、周知
の如くデフロスタ開口部19とフェイス開口部22を共
通の1枚のドアにより切替開閉したり、フェイス開口部
22とフット開口部24を共通の1枚のドアにより切替
開閉するようにしても良い。
【0031】空調ユニット10において、エアミックス
ドア16の回転軸16a、デフロスタドア20の回転軸
20a、フェイスドア23の回転軸23a、フットドア
26の回転軸26a、及び温風バイパスドア29の回転
軸29aの一端部は空調ケース11の外部に突出させ、
吹出モード切替用ドア20、23、26は図示しないモ
ード部リンク機構を介して図示しないモード用アクチュ
エータに連結し、温度調節用ドア16、29は後述する
温調部リンク機構を介して駆動手段である温調用アクチ
ュエータ30に連結し、この2つのアクチュエータで各
ドアを開閉駆動するようになっている。
【0032】ここで、アクチュエータ30として、本例
では、モータ回転位置を検出する位置検出部を持ち、モ
ータ回転位置を所定の回転位置に制御できると共に、正
逆両方向に回転可能な直流モータ(サーボモータ)を用
いている。アクチュエータ30として、入力パルス数に
よりモータ回転位置を所定の回転位置に制御できるステ
ップモータ等を用いても良い。
【0033】次に、アクチュエータ30によるエアミッ
クスドア16と温風バイパスドア29の連動リンク機構
を、図2を用いて説明する。図2は図4の従来構成と対
応しており、(a)と(b)とで異なる車種の異なる仕
様での構成を示す。
【0034】まず、図2(a)の車種Aで構成を説明す
ると、30はこのリンク機構を駆動するアクチュエータ
としてのサーボモータである。このサーボモータ30
に、31aを回転軸とした駆動用の第1リンクプレート
としてモータレバー31が付いている。次に、このモー
タレバー31で駆動される1つの系として、16aを回
転軸とした第2リンクプレートとしてのエアミックスド
アレバー32Cがある。
【0035】これらモータレバー31とエアミックスド
アレバー32Cはピン・溝連結で連動がとられている。
また、エアミックスドアレバー32Cは回転軸16aに
連結した図示しないエアミックスドア16を回動させ
る。
【0036】次に、モータレバー31で駆動されるもう
1つの系として、34aを回転軸とした第3リンクプレ
ートとしての中間プレート34と、29aを回転軸とし
た第4リンクプレートとしての温風バイパスドアレバー
35がある。モータレバー31と中間プレート34は連
結ロッド33Aで連動がとられており、中間プレート3
4と温風バイパスドアレバー35はピン・溝連結で連動
がとられている。
【0037】中間プレート34はモータレバー31の動
きを拡大して温風バイパスドアレバー35に伝えるため
のものであり、温風バイパスドアレバー35は回転軸2
9aに連結した図示しない温風バイパスドア29を回動
させる。
【0038】そして、このような構成で連結されたリン
ク機構がサーボモータ30の駆動により、それぞれ実線
位置から破線位置までを回動する。但し、11aの部分
に構造物があり、それとの干渉を避けるため、連結ロッ
ド33Aは略への字形に曲げた形状としている。
【0039】次に、図2(b)は、同じ空調ユニット1
0で違う車種Bに対応した構成である。(a)の車種A
と異なるのは、構造物11aがない代わりに、連動機器
37を駆動するようになっている。この連動機器37と
は図示しないリヤヒータのウォーターバルブであり、エ
アミックスドアレバー32Cから駆動ケーブル36を介
して38aを回転軸としたバルブレバー38を回動させ
て連動がとられている。
【0040】ここで本発明の要部であるが、駆動ケーブ
ル36の端部を留めるためのピン39dを形成した連結
部材39を、エアミックスドアレバー32Cに組み付け
て構成している。その組み付け構造を図3に示す。
【0041】図3の(a)は図2(b)中A−A部の断
面図である。空調ケース11に設けた孔に対して外面か
らエアミックスドアレバー32Cを挿入し、ケース11
内部のエアミックスドア16の軸穴16bとエアミック
スドアレバー32Cのボス部32aとに設けた図示しな
い回り止め形状を合せて圧入し、ケース11に係合爪3
2bで回動自由に係合する。
【0042】このエアミックスドアレバー32Cに対し
て、更に軸方向外側から連結部材39を、エアミックス
ドアレバー32Cの軸穴32cと連結部材39のボス部
39aとに設けた図示しない回り止め形状を合せて圧入
し、エアミックスドアレバー32Cの鍔部32dに連結
部材39の係合爪39bで係合する。
【0043】図3の(b)は(a)の構造に対する別案
の断面図であり、(a)との違いはエアミックスドアレ
バー32Cと連結部材39との係合で、エアミックスド
アレバー32C側に係合爪32eを形成して、連結部材
39の係合爪孔39cに挿入して係合している。
【0044】このように、基本的には同じリンク機構で
ありながら仕様によって一部の構成が変わることによ
り、構成するリンク部品を複数種類作らねばならず、一
部の形状が違うだけなのに型が複数必要となって型費等
のコストがかさむという問題に対し、空調ユニット10
の仕様によって要・不要となる部分をリンクプレート3
2とは別の連結部材39として構成し、連結部材39部
分が必要な仕様の空調ユニット10にはリンクプレート
32に連結部材39を組み付ける構造とした。
【0045】つまり、空調ユニット10の仕様に応じて
リンク構造を容易に変更可能とするため、リンクプレー
ト32の途中部分に連結部材39を組み付け可能な構造
とした。そこで、他の連動機器37を連結し、連動させ
る仕様の空調ユニット10を製造する場合には、リンク
プレート32に連結部材39を組み付け、この連結部材
39及び駆動ケーブル36を介して他の連動機器37を
連動させる構造に変更、対応できる。
【0046】これにより、図4の従来の対応構造と比べ
てリンクプレート32や連結ロッド33は1種類で良く
なり、連結部材39を組み付けるだけで一部の形状の違
いに容易に対応でき、コストも抑えることができるう
え、今迄部品が類似形状であるため判別が難しく、組み
立て時に誤組み付けを起こし易いという問題もなくな
る。
【0047】また、図2(b)に示すような1つのリン
クプレート32上で連結部を上下2層とし、その間に連
結ロッド33や駆動ケーブル36等を通すような構造
は、今までリンクプレート32をプレスや射出成形で製
造することより型構造上難しかったが、別の連結部材3
9を組み付ける構造とすることにより容易となる。
【0048】また、リンクプレート32と連結部材39
とを、いずれか一方に設けた係合爪32e、39bによ
って結合する構造とすることにより、位置を合せて押し
込むだけで容易に組み付けることができる。
【0049】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、エアミックスドアレバー32に駆動ケーブル36用
ピン39dを形成した連結部材39を組み付けている
が、本発明の対象とするリンクプレートはドアレバーに
限らず他のリンクプレートであっても良い。また、仕様
によって要・不要となり別連結部材の対象となる部分も
ケーブル用ピン部に限らず、ピン・溝連結のピン部や溝
部や連結ロッドの連結孔等であっても良い。
【0050】また、リンク機構の駆動は、サーボモータ
等のアクチュエータによる駆動に限るものではなく、空
調操作パネルから取り廻される駆動ケーブル等による駆
動であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における車両用空調装置の
概略断面図である。
【図2】本発明の一実施形態における温度調節関係のリ
ンク部の概略構成図であり、(a)と(b)は異なる車
種での構成を示す。
【図3】(a)は図2(b)中A−A部の断面図であ
り、(b)は(a)の構造に対する別案の断面図であ
る。
【図4】図2に対して従来の温度調節関係のリンク部の
概略構成図であり、(a)と(b)は異なる車種での構
成を示す。
【符号の説明】
10 空調ユニット 15 冷風バイパス通路(開口部) 16 エアミックスドア(ドア) 28 温風バイパス開口部(開口部) 29 温風バイパスドア(ドア) 30 温調用アクチュエータ(駆動手段) 32 エアミックスドアレバー(リンクプレート) 32e、39b 係合爪 37 ウォーターバルブ(連動機器) 39 連結部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調ユニット(10)の複数の開口部
    (15、28)を開閉する複数のドア(16、29)
    を、駆動手段(30)からの出力に応じて連動させるリ
    ンク機構のリンクプレート(32)を有する空調装置の
    リンクプレート構造において、 前記空調ユニット(10)の仕様に応じて前記リンクプ
    レート(32)の途中部分に連結部材(39)を組み付
    け可能な構成とし、前記連結部材(39)が必要な仕様
    の前記空調ユニット(10)には前記リンクプレート
    (32)に前記連結部材(39)を組み付け、前記連結
    部材(39)を介して他の連動機器(37)を連動させ
    る構造としたことを特徴とする空調装置のリンクプレー
    ト構造。
  2. 【請求項2】 前記リンクプレート(32)と前記連結
    部材(39)とを、いずれか一方に設けた係合爪(32
    e、39b)によって結合する構造としたことを特徴と
    する請求項1に記載の空調装置のリンクプレート構造。
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