JP2002273681A - 産業用ロボット - Google Patents

産業用ロボット

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JP2002273681A
JP2002273681A JP2001078710A JP2001078710A JP2002273681A JP 2002273681 A JP2002273681 A JP 2002273681A JP 2001078710 A JP2001078710 A JP 2001078710A JP 2001078710 A JP2001078710 A JP 2001078710A JP 2002273681 A JP2002273681 A JP 2002273681A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝達系の剛性が高く、厚みの薄い産業用ロボ
ットを提供する 【解決手段】 産業用ロボット1は、第1リンク10と
第2リンク11からなるリンク機構を有し、第1リンク
10の基端部が昇降軸3に取り付けられ、第1リンク1
0の先端部に第2リンク11が回転可能に取り付けら
れ、第2リンク11の先端部に、被搬送物を乗載するホ
ルダ13が回転可能に取り付けられる。第1リンク10
の基端部に設けられるサーボモータ14によって、第1
リンク10は、昇降軸3の第1軸線A1まわりに第1リ
ンク10を回転させる。第1リンク10には、シャフト
26と傘歯車を有する第1従動回転手段20が設けら
れ、第1リンク10の回転を先端の第2リンク11に伝
達し、第1リンク10に同期して第2リンク11を従動
回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばシリコン
ウェハやガラス基板を搬送する産業用ロボットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】シリコンウェハやガラス基板などを搬送
する産業用ロボットとして、リンク機構を用いたロボッ
トが従来から存在する。たとえば第1および第2の2つ
のリンクが連結されて構成されるリンク機構を伸縮させ
ることで搬送する。このようなリンク機構を伸縮駆動さ
せるには、第1リンクを回転させるとともに、第2リン
クを回転させる必要がある。そのために、駆動源で第1
リンクを回転させるとともに、第1リンクの回転を第2
リンクに伝達し、第1リンクに同期して第2リンクを従
動回転させる必要がある。
【0003】このように従動回転させる従動回転手段と
して、ベルトとプーリを用いたものがある。このような
ベルトとプーリを用いるロボットの従来技術として、特
開平7−1375、特開平9−234681、特開平9
−317846、特開平11−138472などがあ
る。ベルトとプーリを用いる場合には軽量にすることが
できるが、高い剛性で大きな回転トルクを伝達すること
は困難となる。ベルトを用いて高い剛性で大きな回転ト
ルクを伝達するためには、ベルト幅、張力またはプーリ
径を大きくする必要がある。しかしながら、張力を大き
くするためには、リンクのフレームの強度を上げる必要
があり、これによって重量が過大となってしまう。また
ベルトの幅を大きくする場合には、リンクの厚みが大き
くなってしまう。また、プーリ径を大きくすると、リン
クの幅が大きくなってしまう。
【0004】産業用ロボットは、扁平かつ小幅でコンパ
クトなものが望まれているため、ベルト幅やプーリ径を
大きくすることは避けたい。
【0005】また、ベルトを用いる場合には、伝達系の
剛性が低くなるといった問題も有する。つまり、ベルト
の伸びなどによって直進運動方向に対して横方向に振れ
たり、保持手段が横方向の力に対して移動しやすいとい
う問題があった。
【0006】シリコンウェハやガラス基板を搬送する場
合、直進運動方向に対して保持手段が横方向に振れたり
すると、シリコンウェハやガラス基板を他の部材に接触
させて傷つけることになる。特にリンクが長くなるとベ
ルトも長くなり、リンク機構を駆動させる力も指数関数
的に増加するので、ベルトの伸びはさらに大きくなる。
結果として、横方向の振れ幅も指数関数的に増加するこ
とになり使用可能な搬送距離には限界がある。
【0007】また、ベルトを用いる場合には、摺動面積
が大きくなり、発塵しやすくなるため、シリコンウェハ
の搬送など、クリーンルームで用いる場合に、非常に不
利となる。
【0008】また、ベルトとプーリを用いずに回転力を
伝達する方法として、ギヤトレインを用いる方法があ
る。ギヤトレインを用いる場合、動作範囲を大きくとる
ためにリンクを長くするためには、歯車の数を増やす
か、歯車の径を大きくする必要がある。しかしながら、
歯車の数を増やした場合には、重量、部品点数が増加
し、歯車径を大きくした場合には、リンクの幅が大きく
なるといった問題を有する。また、この場合、摺動部が
増加し、発塵しやすくなる。
【0009】また、ベルトやギヤトレインを用いない従
動回転手段を用いるロボットとして、特開平8−478
78「関節機構」には、シャフトと傘歯車とを用いる機
構が開示されており、図7にこれを示す。この公報に開
示される機構は、シャフト100の両端部に固定される
一対の第1傘歯車101,102と、これらに噛合する
一対の皿形の第2傘歯車103,104とを有し、一方
の第2傘歯車103の軸105をモータで回転駆動さ
せ、他方の第2傘歯車104の軸106に第2リンクを
連結することで、モータの回転力を第2リンクに伝達す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この機構では、一方の
第2傘歯車103に噛合する第1傘歯車101は、皿形
の第2傘歯車103に対して内側から噛合する。つま
り、第2の傘歯車105の軸線L1とシャフト100の
軸線L2との交点が、シャフト100の内部に存在する
構造となるので、これにより、従動回転手段を内蔵する
第1リンクの厚みが大きくなり、構成が大型化するとい
った問題を有する。
【0011】また、近年被搬送物としてのシリコンウェ
ハやガラス基板は大型化し、負荷重量が増加する傾向に
あり、ロボット重量に対する負荷重量の比率の向上が望
まれている。
【0012】本発明の目的は、薄型でかつ小幅のコンパ
クトな構成で、しかも伝達系の剛性を高くすることがで
きる産業用ロボットを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、先端部の姿勢を一定にして直進運動を行なう産業用
ロボットにおいて、伸縮可能なリンク機構と、リンク機
構の基端部に設けられ、リンク機構を駆動する駆動源
と、リンク機構に設けられ、シャフトと傘歯車とを用い
て前記駆動源の回転動力を基にリンクを従動回転させる
従動回転手段とを有し、前記従動回転手段は、シャフト
の両端部に固定される第1の傘歯車と、第1の傘歯車に
噛合する第2の傘歯車とを有し、第1の傘歯車が、第2
の傘歯車にシャフトの外側から噛合して、第2の傘歯車
の軸線とシャフトの軸線との交点が、シャフト軸線の外
部への延長上にあることを特徴とする産業用ロボットで
ある。
【0014】本発明に従えば、従動回転手段にシャフト
を用いることで、伝達系の剛性を高くすることができ、
またベルトとプーリを用いる構造に比べて扁平とするこ
とができる。またギヤトレインを用いる構造に比べてよ
り軽量とすることができる。また発塵も少なくすること
ができ、クリーンルームなどで用いるのにも好適であ
る。この従動回転手段は、シャフトに固定される第1の
傘歯車は、皿形の第2の傘歯車に対して外側から噛合
し、第2の傘歯車の軸線とシャフトの軸線との交点が、
シャフト軸線の外部への延長上にある。つまり、シャフ
トは皿形の第2の傘歯車の上に配置されない構成とな
る。このような構成によって、図7に示す従来技術に比
べて薄型に構成することができる。
【0015】請求項2記載の本発明の前記従動回転手段
は、シャフトの一方端部に噛合する第2の傘歯車と、他
方端部に噛合する第2の傘歯車とが、シャフトの軸線に
関して互いに反対側から噛合することを特徴とする。
【0016】リンク機構が第1リンクと第2リンクとを
有する場合、リンク機構を伸縮させるには、第1リンク
と第2リンクとを逆方向に回転させる必要がある。本発
明では、シャフトの両端に噛合する第2の傘歯車を、シ
ャフトに関して互いに反対側から噛合するように構成す
ることによって、第1リンクと第2リンクとを互いに逆
方向に回転させることが可能となる。このため、部品点
数が少なくて簡単な構成で従動回転手段を扁平に構成す
ることができる。
【0017】請求項3記載の本発明の前記従動回転手段
は、シャフトの一方端部に噛合する第2の傘歯車と、他
方端部に噛合する第2の傘歯車と、従動回転方向を整合
させるための歯車とを有し、シャフトの軸線に関して同
じ側から噛合することを特徴とする。
【0018】本発明では、シャフトの両端部に噛合する
第2の傘歯車を、シャフトに関して同じ側から噛合さ
せ、従動回転方向を反転させて回転方向を整合するため
に、歯車を1つ設けた。このようにシャフトに対して同
じ側から一対の第2の傘歯車を噛合させることによっ
て、シャフトを内在するフレームの内側の空間を有効利
用することができ、より扁平に構成することができる。
【0019】請求項4記載の本発明は、前記従動回転手
段の前段に、増速機構が設けられ、後段に、減速機構が
設けられることを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、従動回転手段の前段に増
速機構が設けられ、後段に減速機構が設けられるので、
シャフトの回転速度を増し、シャフトで伝達する回転ト
ルクを小さく抑えることができる。これにより、シャフ
トの外径を小さくでき、より小幅で、より軽量とするこ
とができる。また増速・減速機構により、リンク両端の
第1の傘歯車の径を小さくできる。これにより、リンク
の厚みを小さくすることができる。したがって、リンク
ロボットをコンパクトにでき、操作性能が向上する。
【0021】請求項5記載の本発明の前記駆動源は、回
転軸がシャフトに平行となるように配置されることを特
徴とする。
【0022】本発明に従えば、駆動源の回転軸がシャフ
トに平行となるように配置、つまり駆動源を横向きに配
置するので、駆動部をコンパクトに構成することができ
る。
【0023】請求項6記載の本発明の前記リンク機構
は、垂直方向に伸縮運動することを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、リンク機構を垂直方向に
伸縮させることで、シリコンウェハなどの被搬送物や、
平行伸縮機構などの水平アームなどを昇降させることが
できる。
【0025】請求項7記載の本発明の前記リンク機構
は、水平方向に伸縮運動することを特徴とする。
【0026】本発明に従えば、リンクを水平方向に伸縮
させることで、シリコンウェハなどの被搬送物を水平に
搬送することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある産業用ロボット1を示す斜視図である。本実施形態
では、産業用ロボット1は、シリコンウェハや、フラッ
トディスプレイパネルのガラス基板などの搬送に用いら
れる。
【0028】産業用ロボット1は、基台2、昇降軸3、
リンク機構12およびホルダ13を有する。基台2が、
床に設置され、この基台2に昇降軸3が、鉛直方向に昇
降可能に設けられる。昇降軸3の上端部に、リンク機構
12の基端部が連結され、リンク機構12の先端部に、
被搬送物Wを乗載または把持するホルダ13が取り付け
られる。リンク機構12は、第1リンク10と第2リン
ク11とを有する。第1リンク10の基端部は、昇降軸
3の上端部に、鉛直な第1軸線A1まわりに回転可能に
取り付けられる。第2リンク11は、基端部が、第1リ
ンク10の先端部上で、前記第1軸線A1に平行な第2
軸線A2まわりに回転可能に連結される。第2リンク1
1の先端部上には、前記第1、第2軸線A1,A2に平
行な第3軸線A3まわりに回転可能にホルダ13が連結
される。
【0029】また、第1リンク10の基端部には、第1
リンク10を、第1軸線A1まわりに回転駆動させる駆
動源であるサーボモータ14が下方に突出して設けられ
る。第1リンク10には、昇降軸3に対する第1リンク
10の回転を第2リンク11に伝達し、第1リンク10
に同期して第2リンク11を従動回転させる従動回転手
段が内蔵される。同様に、第2リンク11には、第1リ
ンク10に対する第2リンク11の回転を伝達し、第2
リンク11に同期してホルダ13を回転させる第2従動
回転手段が内蔵される。
【0030】第1リンク10のリンク長(第1軸線A
1、第2軸線A2間の距離)と、第2リンク11のリン
ク長(第2軸線A2と第3軸線A3間の距離)とは同じ
長さであり、本実施形態では、ホルダ13を双方向に直
進移動させて直進搬送を行うものとする。さらに詳細に
説明すると、第1リンク10は、右から左に180°反
時計まわりに回転するとき、この第1リンク10に同期
して第2リンク11は、時計まわりに360°回転す
る。このように回転させることで、第2リンク11の先
端は、直進搬送経路Lに沿って移動する。また、このと
きホルダ13は、反時計回りに180°回転する。これ
によって、ホルダ13に乗載する被搬送物Wを非反転、
つまり搬送前と搬送後とで向きを変えずに搬送すること
ができる。
【0031】図2は、リンク機構12の内部構造を示す
断面図であり、図3は、第1リンク10と第2リンク1
1との連結部付近を拡大して示す断面図である。これら
の図を参照して、リンク機構12の動力伝達系について
説明する。
【0032】第1リンク10のフレーム25内には、第
1従動回転手段20が内蔵される。第1従動回転手段2
0は、シャフト26、シャフト26の両端部に固定され
る一対の第1傘歯車27,28、および第1傘歯車2
7,28に噛合する一対の皿形の第2傘歯車29,30
を有する。第1リンク20の基端部側の第2傘歯車29
は、第1軸線A1と同軸に配置され、昇降軸3に固定さ
れる。また、この第2傘歯車29には、同軸に平歯車3
3が固定される。
【0033】第2傘歯車29の一方側にシャフト26が
配置され、他方側にサーボモータ14が配置される。サ
ーボモータ14は、回転軸が第1軸線A1と平行となる
ように、縦型に配置され、フレーム25に固定される。
サーボモータ25の上は減速器34が設けられる。減速
器34は、サーボモータ14の回転軸の回転を減速して
平歯車35を回転させ、この平歯車35が、第2傘歯車
29に固定される平歯車33に噛合する。
【0034】シャフト26は、第1リンク10に沿って
フレーム25内に配置され、両端部に設けられる軸受け
31,32によって、軸線まわりに回転自在にフレーム
25に軸支される。一方の第1傘歯車27が、前記第2
傘歯車29に噛合する。
【0035】第1リンク10の先端部には、第2軸線A
2を中心とする支持軸40が設けられる。支持軸40
は、第1リンク10のフレーム25の先端部の底壁に固
定され、第2軸線A2に沿って上方に突出する。また、
この支持軸40の下部には、軸受けを介して筒体41
が、回転自在に支持され、この筒体41の下端部に前記
第2傘歯車30が固定される。このようにして、第2傘
歯車30は、第2軸線A2まわりに回転自在に軸支され
る。また、前記筒体41の上端部に、第2リンク11の
フレーム42が固定されるとともに、フレーム25の先
端部から突出した支持軸40の上端部に軸受けを介して
第2リンク11のフレーム42が支持される。つまり、
第2リンク11は、前記筒体41および前記傘歯車30
と一体となって、第2軸線A2まわりに回転する。
【0036】第2リンク11のフレーム42内に、第2
従動回転手段21が内蔵される。第2従動回転手段21
は、上述の第1従動回転手段20とほぼ同様の構造を有
し、シャフト45、シャフト45の両端部に固定される
一対の第1傘歯車46,47、および第1傘歯車46,
47に噛合する一対の第2傘歯車48,49を有する。
第2リンク11の基端部には、前記支持軸40の上半分
がフレーム42に挿入される。この支持軸40に第2傘
歯車48が固定され、この第2傘歯車48に、一方の第
1傘歯車46が噛合する。第2リンク11の先端部に
は、第3軸線A3を中心として、他方の第2傘歯車49
が回転自在に軸支され、この第2傘歯車49に、シャフ
ト45の他方の傘歯車47が噛合する。第2傘歯車49
に、ホルダ13が取り付けられ、第2傘歯車49と一体
となってホルダ13が、第3軸線A3まわりに回転す
る。
【0037】このように、本発明ではシャフトと傘歯車
を用いてサーボモータ14の回転を伝達して、第2リン
ク11および保持手段13を回転させるので、ベルトな
どを用いた伝達系にくらべて、剛性を高くすることがで
きる。
【0038】昇降軸3自体は、第1軸線A1まわりに回
転せず、この昇降軸3に、第2傘歯車29および平歯車
33が固定される。したがって、この平歯車33に噛合
する平歯車35を、サーボモータ14によって回転駆動
することによって、平歯車33のまわりを、平歯車35
が公転することになる。この平歯車35は、フレーム2
5に軸支されているので、この平歯車35の公転にした
がって、第1リンク10は、第1軸線A1を中心に回転
することになる。
【0039】シャフト26およびシャフトに固定される
第1傘歯車27,28は、フレーム25に回転自在に軸
支されている。また、皿形の第2傘歯車29は、昇降軸
3に固定されるので、第1軸線A1まわりに回転しな
い。したがって、この第2傘歯車29に噛合する第1傘
歯車27が、シャフト26とともに第1軸線A1を中心
として公転しながら、シャフト26が、その軸線まわり
に回転する。
【0040】シャフト26の先端部に固定される第1傘
歯車26は、第1リンク10先端に設けられる第2傘歯
車30に噛合する。この第2傘歯車30は、第1リンク
11に対して第27軸線A2まわりに回転自在に支持さ
れ、第2リンク11のフレーム42に固定される。した
がって、シャフト26とともに第1傘歯車28が回転す
ると、第2傘歯車30とともに第2リンク11が、第2
軸線A2まわりに回転する。
【0041】一回の搬送で、第1リンク10が右から左
に180°回転するとき、第2リンク11は、360°
回転する。したがって、第1リンク10の回転と第2リ
ンク11の回転とが、1:2の関係になるように、第1
傘歯車27,28および第2傘歯車29,30の歯数が
選ばれる。
【0042】昇降軸3に対して第1リンク10を回転さ
せるサーボモータ14は、減速器34を介して減速して
から、第1リンク10を回転させる。また、シャフト2
6は、中空構造であり、振れ回りしにくい構造となって
いる。
【0043】また、基端側の皿形の第2傘歯車29の歯
数は、これに噛合する第1傘歯車27の歯数よりも多
い。つまり、第1リンク10の回転を増速してシャフト
26を回転させる。ここでは、第2傘歯車29の歯数は
48であり、第1傘歯車27の歯数は6であるので、8
倍に増速される。また、先端側の第1傘歯車28の歯数
よりも、これに噛合する皿形の第2傘歯車30の歯数の
方が多い。つまり、シャフト26の回転を減速して第2
リンク11を回転させる。ここでは、第1傘歯車28の
歯数は9であり、第2傘歯車30の歯数は36であるの
で、1/4に減速される。
【0044】このように、シャフト26の前段部で増速
し、後段部で減速することで、シャフト26の伝達トル
クを小さく抑えることができ、シャフト26の外径、特
に実質的には断面積を小さくすることができる。これに
よって、扁平で軽量に構成することができる。なお、こ
こではシャフト26の前段で8倍に増速し、後段で1/
4に減速するので、第1リンク10の回転の2倍の速さ
で第2リンクは回転する。またこのように構成すること
で、シャフト26に固定される第1傘歯車27,28の
外径を小さくでき、これによって扁平に構成することが
できる。
【0045】第2リンク11のフレーム42内には、第
2従動回転手段21が設けられる。第2リンク11の基
端部に設けられる第2傘歯車48が、第1リンク10先
端に固定される支持軸40の上側に固定され、シャフト
45に固定される第1傘歯車46が、前記第2傘歯車4
8に噛合するので、第2リンク11が、第2軸線A2ま
わりに回転することで、シャフト45が、その軸線まわ
りに回転することになる。
【0046】第2従動回転手段21の基端側の第1傘歯
車46の歯数は、これに噛合する第2傘歯車48の歯数
よりも少ない。ここでは、第2傘歯車48の歯数は27
であり、これに噛合する第1傘歯車46の歯数は9であ
る。したがって、第2従動回転手段21のシャフト45
の前段では、3倍に増速される。
【0047】シャフト45の先端に固定される第1傘歯
車47の歯数は、この第1傘歯車47に噛合する傘歯車
49の歯数よりも少ない。ここでは、第1傘歯車47の
歯数は6であり、これに噛合する第2傘歯車49の歯数
は36である。つまり、シャフトの後段で、1/6に減
速されることになる。ここでは、シャフトの前段で3倍
に増速され、後段で1/6に減速されるので、第2リン
ク11の回転の1/2の速度でホルダ13が回転するこ
とになる。
【0048】このように、第2従動回転手段21のシャ
フト45の前段で増速し、後段で減速することで、シャ
フト45の伝達トルクを小さくでき、これによって、シ
ャフト45の径を小さくでき、特に実質的には断面積を
小さくでき、これによって扁平、軽量とすることができ
る。
【0049】たとえば、第1リンク10を右から左に反
時計まわりに180°回転させて搬送するとき、第2リ
ンク11は、時計まわりに360°回転する。また、一
般的に、傘歯車を用いた伝達機構では、シャフトの両端
部に固定される一対の第1歯車に噛合する一対の第2傘
歯車は、シャフトに関して同じ側から第1傘歯車に噛合
する。本実施形態の第1従動回転手段20をこのように
構成した場合、第1リンク10と第2リンク11とがど
ちらも同一の方向に回転してしまう。そこで、本実施形
態では、一方の第2傘歯車29は、シャフト26に対し
て上側から噛合させ、他方の第2傘歯車30は、シャフ
ト26に対して下側から噛合させる。このように構成す
ることで、第1リンク10の回転方向と、第2リンク1
1の回転方向とを逆方向とすることができる。
【0050】前述したように、搬送時に、第1リンク1
0が右から左に反時計回りに180°回転するとき、第
2リンク11は、時計回りに360°回転する。したが
って、ホルダ13を、搬送時に180°時計回りに回転
させることで、ホルダ13の姿勢を搬送時に一定に保
ち、被搬送物Wを非反転で搬送することができる。
【0051】このとき、第2リンク11の回転方向とホ
ルダ13の回転方向とが反対となるので、この第2従動
回転手段21においても、一対の皿形の第2傘歯車4
8,49が、シャフト45に関して反対側から噛合する
ように構成される。これによって、第2リンク11の回
転方向とホルダ13の回転方向とを逆とすることができ
る。また、第2リンク11が時計回りに360°回転す
るとき、ホルダ13が時計回りに180°回転する。
【0052】図7で示した従来技術では、第2傘歯車1
03から第1傘歯車101への面圧方向と、第2傘歯車
104から第1傘歯車102への面圧方向とが同一なの
で、シャフト100に対する矢符B方向への応力が、面
圧の倍になっており、その応力に対抗するための支持部
材が必要で、シャフト100とその支持部材との摩擦損
失が起こり、回転力伝達効率が落ちていた。また、この
構造上、バックラッシも発生しやすいといった問題を有
していた。
【0053】これに対して本発明の構成では、第2傘歯
車29から第1傘歯車27への面圧方向と、第2傘歯車
30から第1傘歯車28への面圧方向は逆なので、面圧
応力は打ち消し合い、前述の様な問題は生じないので、
回転力伝達効率は落ちず、またバックラッシも発生しに
くい。
【0054】上述した実施形態では、一対の第2傘歯車
を、シャフトに対して反対側に配置したが、本発明はこ
れに限らず、図4に示すように、第2傘歯車を同じ側に
配置してもよい。図4に示す例では、第1従動回転手段
20において、一対の第2傘歯車28,29をシャフト
26の上側に配置し、第2従動回転手段21において
も、一対の第2傘歯車48,49をシャフト45の上側
に配置した。ただし、第2傘歯車をシャフトに対して同
じ側に配置すると、回転方向が逆となるので、回転方向
を整合させるために、第1および第2従動回転手段2
0,21にそれぞれ1つずつアイドル歯車60,61を
介在させ、回転方向を整合させた。
【0055】このように一対の第2傘歯車を、シャフト
に対して同じ側に配置することで、リンク機構12をよ
り扁平に構成することが可能となる。
【0056】また上述した実施形態では、サーボモータ
14は、回転軸が第1軸線A1に平行、つまり垂直とな
るように取り付けたが、本発明はこのような形態に限ら
ず、図5に示すように、サーボモータ14の回転軸が、
シャフト26に平行、つまり水平に配置するように構成
してもよい。この場合、減速器34には傘歯車65が設
けられ、この傘歯車65を、第2傘歯車29に噛合させ
る。
【0057】このようにモータ14を横置きとすること
で、平歯車33が不要となり、部品点数を削減すること
ができ、リンク機構全体をコンパクトとすることができ
る。
【0058】また上述した実施形態では、昇降軸3が、
設置面に対して回転しないように制御し、サーボモータ
14で、この回転しない昇降軸3を中心として第1リン
ク10を回転させていたが、本発明はこれに限らず、基
台1にモータを設け、昇降軸3自体を第1軸線A1まわ
りに回転させるように制御してもよい。この場合、昇降
軸3が回転する以外の構成は、上述した実施形態と同一
となる。
【0059】このように構成することで、昇降軸3を回
転させてリンク機構12全体を回転させ、サーボモータ
14で、第1リンク10を回転させることができる。
【0060】図6は、本発明の他の実施形態である産業
用ロボット80を示す図である。本実施形態では、リン
ク機構12の運動方向が垂直方向となっており、それ以
外の構成は、上述した実施形態と同様の構成であるの
で、説明を省略する。
【0061】本実施形態では、リンク機構12の先端に
ホルダに代えて、水平アーム81が取り付けられる。水
平アーム81は、水平方向に伸び、基端部が、リンク機
構12先端部に設けられる第2傘歯車49に固定され
る。したがって、第2従動回転手段21によって、リン
ク機構12の伸縮動作に同期して第2軸線A2まわりに
回転し、水平アーム81は、水平を保って垂直移動す
る。これによって、水平アームに乗載した被搬送物を上
下方向に直進搬送することができる。また、この実施形
態では、リンク機構12は、片方向のみに伸縮する。
【0062】またさらに、基台2自体を垂直軸線まわり
に旋回させる機構を設けても良い。また水平アームは、
それ自体にスライド部を有して伸縮するもの、あるいは
リンク機構12と同様のリンク機構により伸縮するもの
などであってもよい。
【0063】また水平アームにさらに,垂直軸線まわり
に旋回する機構を設けてもよい。本実施形態では、第1
リンク10と第2リンク11共、シャフトドライブによ
り駆動したが、従来のベルト駆動方式、あるいはギヤト
レイン駆動方式と併用してもよい。すなわち、第1リン
ク10はギヤトレインで行い、第2リンク11は本発明
のシャフトドライブによる駆動、あるいは第1リンク1
0はシャフトドライブで、第2リンク11はベルト駆動
などとしても良い。
【0064】上述した各実施形態では、第2リンク11
に内蔵される第2従動回転手段でホルダ13または水平
アーム81を回転させてこれらの姿勢を一定に保つ構造
となっており、たとえばアームに平行にリンクを設けて
平行四辺形リンクを構成し、これによって姿勢を一定に
保つ従来の構造よりも、構成をコンパクトとすることが
できる。
【0065】上述した各実施形態では、産業用ロボット
は、半導体ウェハなどの物品の搬送に適用したが、本発
明はこれに限らず、ロボットの先端にツールなどを設
け、ツールを用いた作業を行う産業用ロボットに適用し
てもよい。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従動回転
手段が、シャフトと傘歯車とから構成されるので、ベル
トによる伝達に比べて駆動系を高剛性とすることができ
る。また、シャフトと傘歯車との伝達により、ベルトと
プーリとによる伝達に比べて、扁平でコンパクトな構成
とすることが可能となる。また、ギヤトレインによる伝
達に比べてリンク長を大きくしても、歯車の径を大きく
する必要がないため、小幅に構成でき、また部品点数も
少ないため軽量にできる。また摺動面積を極小化できる
ので、発塵も少なくすることができ、クリーンルームな
どで用いるのにも好適である。また、第2の傘歯車の軸
線とシャフトの軸線との交点がシャフト軸線の外部への
延長上にあるので、図7に示す従来の構成に比べて、従
動回転手段を薄型に構成することができ、リンク機構を
扁平とすることができる。
【0067】また本発明によれば、シャフトの両端に噛
合する第2の傘歯車を、シャフトに関して互いに反対側
から噛合するように構成することによって、構成が簡単
で、第1リンクと第2リンクとを互いに逆方向に回転さ
せることが可能となる。
【0068】本発明によれば、シャフトの両端部に噛合
する第2の傘歯車を、シャフトを内在するフレームの内
側の空間を有効利用するために、シャフトに関して同じ
側から噛合させるとともに、従動回転方向を反転させて
回転方向を整合させるために、歯車を1つ設けること
で、従動回転手段をさらに扁平に構成することができ
る。
【0069】また本発明によれば、従動回転手段の前段
に増速機構が設けられ、従動回転手段の後段に減速機構
が設けられるので、シャフト部分の伝達トルクを低く抑
えることが可能となり、これによって、シャフトの外
径、特に実質的に断面積を小さくでき、より軽量とする
ことができる。また、この増速、減速機構によりリンク
の厚みを小さくすることができる。
【0070】また本発明によれば、駆動源を横向きに配
置することにより、搬送装置全体をコンパクトとするこ
とができる。
【0071】また本発明によれば、リンク機構を垂直、
または水平に伸縮させることで、垂直または水平に搬送
または作業することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である産業用ロボット1
を示す斜視図である。
【図2】リンク機構12の構造を示す断面図である。
【図3】第1リンク10と第2リンク11との連結部付
近を拡大して示す断面図である。
【図4】一対の第2傘歯車がシャフトに関して同じ側に
配置されるタイプのリンク機構の構造を示す断面図であ
る。
【図5】サーボモータ14が横向きに配置されるタイプ
のリンク機構の構造を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態の産業用ロボット80の
斜視図である。
【図7】従来の従動回転手段の構成を示す図である。
【符号の説明】
1,80 産業用ロボット 3 昇降軸 10 第1リンク 11 第2リンク 12 リンク機構 13 ホルダ 20 第1従動回転手段 21 第2従動回転手段 26,45 シャフト 27,28,46,47 第1傘歯車 29,30,48,49 第2傘歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 49/07 B65G 49/07 D H01L 21/68 H01L 21/68 A Fターム(参考) 3C007 AS01 AS24 AS25 BS10 BS15 BT11 CV07 CV08 CW07 CW08 CY00 CY36 HS27 HT00 HT15 HT24 NS12 NS13 5F031 CA02 CA05 FA01 FA02 FA07 GA02 GA43 GA47 GA49 LA13 LA14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部の姿勢を一定にして直進運動を行
    なう産業用ロボットにおいて、 伸縮可能なリンク機構と、 リンク機構の基端部に設けられ、リンク機構を駆動する
    駆動源と、 リンク機構に設けられ、シャフトと傘歯車とを用いて前
    記駆動源の回転動力を基にリンクを従動回転させる従動
    回転手段とを有し、 前記従動回転手段は、シャフトの両端部に固定される第
    1の傘歯車と、第1の傘歯車に噛合する第2の傘歯車と
    を有し、第1の傘歯車が、第2の傘歯車にシャフトの外
    側から噛合して、第2の傘歯車の軸線とシャフトの軸線
    との交点が、シャフト軸線の外部への延長上にあること
    を特徴とする産業用ロボット。
  2. 【請求項2】 前記従動回転手段は、シャフトの一方端
    部に噛合する第2の傘歯車と、他方端部に噛合する第2
    の傘歯車とが、シャフトの軸線に関して互いに反対側か
    ら噛合することを特徴とする請求項1記載の産業用ロボ
    ット。
  3. 【請求項3】 前記従動回転手段は、シャフトの一方端
    部に噛合する第2の傘歯車と、他方端部に噛合する第2
    の傘歯車と、従動回転方向を整合させるための歯車とを
    有し、シャフトの軸線に関して同じ側から噛合すること
    を特徴とする請求項1記載の産業用ロボット。
  4. 【請求項4】 前記従動回転手段の前段に、増速機構が
    設けられ、後段に、減速機構が設けられることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1つに記載の産業用ロボッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記駆動源は、回転軸がシャフトに平行
    となるように配置されることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1つに記載の産業用ロボット。
  6. 【請求項6】 前記リンク機構は、垂直方向に伸縮運動
    することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記
    載の産業用ロボット。
  7. 【請求項7】 前記リンク機構は、水平方向に伸縮運動
    することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記
    載の産業用ロボット。
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