JP2002272399A - 包装済みインスタント食品セット及び販売システム - Google Patents
包装済みインスタント食品セット及び販売システムInfo
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- JP2002272399A JP2002272399A JP2001299677A JP2001299677A JP2002272399A JP 2002272399 A JP2002272399 A JP 2002272399A JP 2001299677 A JP2001299677 A JP 2001299677A JP 2001299677 A JP2001299677 A JP 2001299677A JP 2002272399 A JP2002272399 A JP 2002272399A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】包装済みインスタント食品に用いる熱湯を容易
に且つ安全手軽に購買者にサービスできる包装済みイン
スタント食品セット及び販売システムを提供する。 【解決手段】熱湯を要する包装済みインスタント食品
と、開閉キャップを有するボトルに前記包装済みインス
タント食品の販売店で充填して供給される熱湯との組み
合わせセットであることを特徴とする包装済みインスタ
ント食品セットであり、及び包装済みインスタント食品
の販売店が、開閉キャップを有するボトルに熱湯を充填
して商品購買者又は顧客に提供することを特徴とする販
売システムである。
に且つ安全手軽に購買者にサービスできる包装済みイン
スタント食品セット及び販売システムを提供する。 【解決手段】熱湯を要する包装済みインスタント食品
と、開閉キャップを有するボトルに前記包装済みインス
タント食品の販売店で充填して供給される熱湯との組み
合わせセットであることを特徴とする包装済みインスタ
ント食品セットであり、及び包装済みインスタント食品
の販売店が、開閉キャップを有するボトルに熱湯を充填
して商品購買者又は顧客に提供することを特徴とする販
売システムである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装済みインスタン
ト食品セット及び販売システムに関し、詳しくは容器入
り即席麺に代表される熱湯を注いで調理可能なインスタ
ント食品とボトルに充填されて供給(販売、提供のいず
れも含む。本明細書において同じ。)される熱湯とのセ
ット及び販売システムに関する。
ト食品セット及び販売システムに関し、詳しくは容器入
り即席麺に代表される熱湯を注いで調理可能なインスタ
ント食品とボトルに充填されて供給(販売、提供のいず
れも含む。本明細書において同じ。)される熱湯とのセ
ット及び販売システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の調味具と共に乾燥麺や半生麺或い
は生麺を収容した合成樹脂製容器内に熱湯を注ぐことで
容器内で調理される即席麺(ラーメン、そば、うどん、
パスタ、その他、麺類以外、例えば、ワンタン等)に代
表される包装済みインスタント食品が多種販売されてい
る。
は生麺を収容した合成樹脂製容器内に熱湯を注ぐことで
容器内で調理される即席麺(ラーメン、そば、うどん、
パスタ、その他、麺類以外、例えば、ワンタン等)に代
表される包装済みインスタント食品が多種販売されてい
る。
【0003】この種の包装済みインスタント食品は、コ
ンビニエンスストアで販売される場合、レジでの支払い
と共に購入済みのインスタント食品にポット(魔法瓶)
から給湯するサービスが行われており、購買者は所定時
間(3〜5分)待った後、手軽に食することが可能であ
る。
ンビニエンスストアで販売される場合、レジでの支払い
と共に購入済みのインスタント食品にポット(魔法瓶)
から給湯するサービスが行われており、購買者は所定時
間(3〜5分)待った後、手軽に食することが可能であ
る。
【0004】購買者は、コンビニエンスストア内で熱湯
を注いでもらったインスタント食品を店舗外へ持ち運
び、店舗外或いは公園のベンチ、または駐車中の自動車
内で食することになる。この持ち運ぶ際、容器の開口縁
と蓋との間の隙間から熱湯がこぼれ易く火傷をする危険
性が高かった。
を注いでもらったインスタント食品を店舗外へ持ち運
び、店舗外或いは公園のベンチ、または駐車中の自動車
内で食することになる。この持ち運ぶ際、容器の開口縁
と蓋との間の隙間から熱湯がこぼれ易く火傷をする危険
性が高かった。
【0005】また、店舗内で給湯してもらった後、適当
な食事場所がみつからない場合や食事場所(例えば、駐
車した自動車内)まで離れている場合、麺が伸びてしま
ったり、外気温が低い場合は冷めてしまったり、最適な
状態で食することができないことがあった。
な食事場所がみつからない場合や食事場所(例えば、駐
車した自動車内)まで離れている場合、麺が伸びてしま
ったり、外気温が低い場合は冷めてしまったり、最適な
状態で食することができないことがあった。
【0006】ところで本発明者は、実願2000−50
21において、スープを必要とする食品に用いるスープ
(又は粉末スープのための水)を麺類などの容器とは別
体で加熱すると共に断熱状態でこぼれないように持ち運
ぶことができるようにしたアルミニウム缶などから成る
スープ入りプルトップ容器を先に提案している。
21において、スープを必要とする食品に用いるスープ
(又は粉末スープのための水)を麺類などの容器とは別
体で加熱すると共に断熱状態でこぼれないように持ち運
ぶことができるようにしたアルミニウム缶などから成る
スープ入りプルトップ容器を先に提案している。
【0007】かかる先提案技術では、スープ入り容器と
してプルトップ缶を用いているため、販売店への出荷前
に予め充填しておかなければならないだけでなく、販売
店で加熱して昇温した状態で販売しなければならないも
のであった。
してプルトップ缶を用いているため、販売店への出荷前
に予め充填しておかなければならないだけでなく、販売
店で加熱して昇温した状態で販売しなければならないも
のであった。
【0008】本発明者の研究によれば、内容物として高
温の液体を充填した缶容器の場合、開封時にプルトップ
を引くことにより高温の液体が吹き出て火傷する危険が
あることが判明した。
温の液体を充填した缶容器の場合、開封時にプルトップ
を引くことにより高温の液体が吹き出て火傷する危険が
あることが判明した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、包装済みインスタント食品に用いる熱湯を容易に且
つ安全手軽に購買者にサービスできる包装済みインスタ
ント食品セット及び販売システムを提供することにあ
る。
は、包装済みインスタント食品に用いる熱湯を容易に且
つ安全手軽に購買者にサービスできる包装済みインスタ
ント食品セット及び販売システムを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は下記
構成によって達成される。
構成によって達成される。
【0011】1.熱湯を要する包装済みインスタント食
品と、開閉キャップを有するボトルに前記包装済みイン
スタント食品の販売店で充填して供給される熱湯との組
み合わせセットであることを特徴とする包装済みインス
タント食品セット。
品と、開閉キャップを有するボトルに前記包装済みイン
スタント食品の販売店で充填して供給される熱湯との組
み合わせセットであることを特徴とする包装済みインス
タント食品セット。
【0012】2.前記ボトルが、耐熱性樹脂ボトル、ア
ルミボトル又はスチールボトルであることを特徴とする
上記1に記載の包装済みインスタント食品セット。
ルミボトル又はスチールボトルであることを特徴とする
上記1に記載の包装済みインスタント食品セット。
【0013】3.前記ボトルが、断熱構造であることを
特徴とする上記1又は2に記載の包装済みインスタント
食品セット。
特徴とする上記1又は2に記載の包装済みインスタント
食品セット。
【0014】4.前記ボトルが、透明ないし半透明であ
り、且つ充填する熱湯量を目視可能なようにボトルの上
部の全部又は一部を残して断熱構造を施したことを特徴
とする上記3に記載の包装済みインスタント食品セッ
ト。
り、且つ充填する熱湯量を目視可能なようにボトルの上
部の全部又は一部を残して断熱構造を施したことを特徴
とする上記3に記載の包装済みインスタント食品セッ
ト。
【0015】5.前記ボトルが、包装済みインスタント
食品の販売店に用意されていることを特徴とする上記1
〜4のいずれかに記載の包装済みインスタント食品セッ
ト。
食品の販売店に用意されていることを特徴とする上記1
〜4のいずれかに記載の包装済みインスタント食品セッ
ト。
【0016】6.前記ボトルが、包装済みインスタント
食品の購買者が持ち込んだものであることを特徴とする
上記1〜4のいずれかに記載の包装済みインスタント食
品セット。
食品の購買者が持ち込んだものであることを特徴とする
上記1〜4のいずれかに記載の包装済みインスタント食
品セット。
【0017】7.包装済みインスタント食品の販売店
が、開閉キャップを有するボトルに熱湯を充填して商品
購買者又は顧客に提供することを特徴とする販売システ
ム。
が、開閉キャップを有するボトルに熱湯を充填して商品
購買者又は顧客に提供することを特徴とする販売システ
ム。
【0018】8.熱湯を要する包装済みインスタント食
品と、開閉キャップを有するボトルに前記包装済みイン
スタント食品の販売店で充填して供給される熱湯との組
み合わせセットを用い、インスタント食品を電子レンジ
によって常温(25℃)以上まで温度を上げた後に購買
者に渡すと共に、前記ボトルに熱湯を充填して購買者に
提供することを特徴とする販売システム。
品と、開閉キャップを有するボトルに前記包装済みイン
スタント食品の販売店で充填して供給される熱湯との組
み合わせセットを用い、インスタント食品を電子レンジ
によって常温(25℃)以上まで温度を上げた後に購買
者に渡すと共に、前記ボトルに熱湯を充填して購買者に
提供することを特徴とする販売システム。
【0019】9.熱湯を要する包装済みインスタント食
品と、開閉キャップを有するボトルに前記包装済みイン
スタント食品の販売店で充填して供給される熱湯との組
み合わせセットを用い、購買者の購入したインスタント
食品と共に、前記ボトルに熱湯を充填して購買者に提供
することを特徴とする販売システム。
品と、開閉キャップを有するボトルに前記包装済みイン
スタント食品の販売店で充填して供給される熱湯との組
み合わせセットを用い、購買者の購入したインスタント
食品と共に、前記ボトルに熱湯を充填して購買者に提供
することを特徴とする販売システム。
【0020】10.前記ボトルが、包装済みインスタン
ト食品の販売店に用意されていることを特徴とする上記
7、8又は9に記載の販売システム。
ト食品の販売店に用意されていることを特徴とする上記
7、8又は9に記載の販売システム。
【0021】11.前記ボトルが、包装済みインスタン
ト食品の購買者が持ち込んだものであることを特徴とす
る上記7、8又は9に記載の販売システム。
ト食品の購買者が持ち込んだものであることを特徴とす
る上記7、8又は9に記載の販売システム。
【0022】12.熱湯を要する包装済みインスタント
食品及び開閉キャップを有し熱湯を充填するためのボト
ルを販売店に搬送し、販売時に、販売店に設置された電
子レンジを用いて前記包装済みインスタント食品を常温
(25℃)以上まで温度を上げると共に、販売店に設置
された魔法瓶等の給湯機器の熱湯を用いて熱湯を前記ボ
トルに充填して販売ないし提供することを特徴とする販
売システム。
食品及び開閉キャップを有し熱湯を充填するためのボト
ルを販売店に搬送し、販売時に、販売店に設置された電
子レンジを用いて前記包装済みインスタント食品を常温
(25℃)以上まで温度を上げると共に、販売店に設置
された魔法瓶等の給湯機器の熱湯を用いて熱湯を前記ボ
トルに充填して販売ないし提供することを特徴とする販
売システム。
【0023】13.熱湯を要する包装済みインスタント
食品を販売店に搬送し、販売時に、販売店に設置された
電子レンジを用いて前記包装済みインスタント食品を常
温(25℃)以上まで温度を上げると共に、販売店に設
置された魔法瓶等の給湯機器の熱湯を用いて熱湯を包装
済みインスタント食品の購買者が持ち込んだボトルに充
填して販売ないし提供することを特徴とする販売システ
ム。
食品を販売店に搬送し、販売時に、販売店に設置された
電子レンジを用いて前記包装済みインスタント食品を常
温(25℃)以上まで温度を上げると共に、販売店に設
置された魔法瓶等の給湯機器の熱湯を用いて熱湯を包装
済みインスタント食品の購買者が持ち込んだボトルに充
填して販売ないし提供することを特徴とする販売システ
ム。
【0024】14.インスタント食品の購買者に対し、
ボトルの断熱構造体が用意されていることを特徴とする
上記7〜13のいずれかに記載の販売システム。
ボトルの断熱構造体が用意されていることを特徴とする
上記7〜13のいずれかに記載の販売システム。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細について説明
する。図1は本発明に係る包装済みインスタント食品セ
ットの概略斜視図である。
する。図1は本発明に係る包装済みインスタント食品セ
ットの概略斜視図である。
【0026】図1において、包装済みインスタント食品
セット1は、包装済みインスタント食品2と開閉キャッ
プ32を有する耐熱性樹脂ボトル、アルミボトル又はス
チールボトル等のボトル3にこの包装済みインスタント
食品2の販売店において充填して供給される熱湯5との
セットで構成されている。包装済みインスタント食品1
は、例えば、内部にインスタント食品4を収容した耐熱
性容器21と、蓋体22と、調味具トレー25とを有し
て構成されている。
セット1は、包装済みインスタント食品2と開閉キャッ
プ32を有する耐熱性樹脂ボトル、アルミボトル又はス
チールボトル等のボトル3にこの包装済みインスタント
食品2の販売店において充填して供給される熱湯5との
セットで構成されている。包装済みインスタント食品1
は、例えば、内部にインスタント食品4を収容した耐熱
性容器21と、蓋体22と、調味具トレー25とを有し
て構成されている。
【0027】耐熱性容器21としては、この種の包装済
みインスタント食品用の容器として公知公用のものが、
特別の制限なく用いられてよい。以下に代表例を説明す
る。
みインスタント食品用の容器として公知公用のものが、
特別の制限なく用いられてよい。以下に代表例を説明す
る。
【0028】蓋体22には、収容物として焼きそばやス
パゲティ等の場合、或いは収容物が冷蔵或いは冷凍保存
される半生ないしは生状態の場合に必要とされる湯切り
孔23及び空気孔24が設けられている。該湯切り孔2
3及び空気孔24は、収容物が湯切りを必要としない場
合は設けられる必要のないことは勿論である。
パゲティ等の場合、或いは収容物が冷蔵或いは冷凍保存
される半生ないしは生状態の場合に必要とされる湯切り
孔23及び空気孔24が設けられている。該湯切り孔2
3及び空気孔24は、収容物が湯切りを必要としない場
合は設けられる必要のないことは勿論である。
【0029】調味具トレー25には、粉末或いは濃縮ス
ープや薬味、カヤク等の各種調味具26が収容されてい
る。尚、該調味具トレー25は、収容物が乾燥状態の麺
類の場合には備えられていない場合もある。
ープや薬味、カヤク等の各種調味具26が収容されてい
る。尚、該調味具トレー25は、収容物が乾燥状態の麺
類の場合には備えられていない場合もある。
【0030】インスタント食品4としては、ラーメン、
そば、うどん、焼きそば、スパゲティの如き麺類等、熱
湯を必要とするインスタント食品類が挙げられる。これ
らのインスタント食品4は乾燥状態のものに限らず、ゆ
でたものも挙げられる。
そば、うどん、焼きそば、スパゲティの如き麺類等、熱
湯を必要とするインスタント食品類が挙げられる。これ
らのインスタント食品4は乾燥状態のものに限らず、ゆ
でたものも挙げられる。
【0031】尚、図1に示す本実施例の態様では、包装
済みインスタント食品2として、インスタント食品4を
収容した耐熱性容器21と、蓋体22と、調味具26を
収容した調味具トレー25とを分離した状態で図示して
いるが、実際に販売される状態は全体が1つにパックさ
れ、さらに全体がシュリンク包装された状態であること
は言うまでもない。
済みインスタント食品2として、インスタント食品4を
収容した耐熱性容器21と、蓋体22と、調味具26を
収容した調味具トレー25とを分離した状態で図示して
いるが、実際に販売される状態は全体が1つにパックさ
れ、さらに全体がシュリンク包装された状態であること
は言うまでもない。
【0032】ボトル3は、ボトル本体31と開閉キャッ
プ32とを有して構成されており、包装済みインスタン
ト食品2の販売に際し、内部に熱湯5が充填される。ボ
トル3としては、公知のものを特別の制限なく用いるこ
とができ、充填される熱湯量を目視できるような透明な
いし半透明の耐熱性樹脂ボトルが好ましい。勿論、これ
に限らず、開閉キャップ付きアルミボトル又はスチール
ボトル等であってもよい。
プ32とを有して構成されており、包装済みインスタン
ト食品2の販売に際し、内部に熱湯5が充填される。ボ
トル3としては、公知のものを特別の制限なく用いるこ
とができ、充填される熱湯量を目視できるような透明な
いし半透明の耐熱性樹脂ボトルが好ましい。勿論、これ
に限らず、開閉キャップ付きアルミボトル又はスチール
ボトル等であってもよい。
【0033】ボトル3は、熱湯5の充填時や持ち運びの
際における耐熱手段として断熱構造に構成されているこ
とが好ましい。断熱構造の具体的な態様としては、例え
ば、図2に示すような断熱性材料製の有底又は無底の円
筒状ホルダー6にボトル3を収容したり、或いは図3に
示すような断熱性材料製のシート7をボトル3に巻き付
ける等が挙げられる。ホルダー6或いはシート7として
用いられる断熱性材料としては、発泡ポリスチレンに代
表される発泡樹脂、フェルト等の布、段ボール等が挙げ
られる。断熱性材料の素材及び構造はボトル3に充填さ
れた熱湯5の保温効果も考慮することが好ましい。
際における耐熱手段として断熱構造に構成されているこ
とが好ましい。断熱構造の具体的な態様としては、例え
ば、図2に示すような断熱性材料製の有底又は無底の円
筒状ホルダー6にボトル3を収容したり、或いは図3に
示すような断熱性材料製のシート7をボトル3に巻き付
ける等が挙げられる。ホルダー6或いはシート7として
用いられる断熱性材料としては、発泡ポリスチレンに代
表される発泡樹脂、フェルト等の布、段ボール等が挙げ
られる。断熱性材料の素材及び構造はボトル3に充填さ
れた熱湯5の保温効果も考慮することが好ましい。
【0034】また、図2又は図3に示すような別部材か
らなる断熱性材料を用いる以外に、ボトル3自体に断熱
性を持たせることもできる。例えば、ボトル3の外側に
発泡樹脂を直接吹き付けて付着させてもよいし、或いは
ボトル3自体が断熱性を有するように形成されていても
よい。この場合も、断熱性材料の素材及び構造はボトル
3に充填された熱湯5の保温効果も考慮することが好ま
しい。
らなる断熱性材料を用いる以外に、ボトル3自体に断熱
性を持たせることもできる。例えば、ボトル3の外側に
発泡樹脂を直接吹き付けて付着させてもよいし、或いは
ボトル3自体が断熱性を有するように形成されていても
よい。この場合も、断熱性材料の素材及び構造はボトル
3に充填された熱湯5の保温効果も考慮することが好ま
しい。
【0035】ボトル3が透明ないし半透明であるもの
の、断熱構造の素材が透明ないし半透明で無い場合は、
充填される熱湯量を目視できるように、ボトル3の上部
を残して断熱構造とすることが好ましい。断熱構造を施
したボトル3は、少なくとも上部の一部分が目視可能な
透明ないし半透明であればよい。例えば、ボトル3の縦
方向に1条ないし複数条の透明ないし半透明部分を残し
て断熱構造を施してもよい。
の、断熱構造の素材が透明ないし半透明で無い場合は、
充填される熱湯量を目視できるように、ボトル3の上部
を残して断熱構造とすることが好ましい。断熱構造を施
したボトル3は、少なくとも上部の一部分が目視可能な
透明ないし半透明であればよい。例えば、ボトル3の縦
方向に1条ないし複数条の透明ないし半透明部分を残し
て断熱構造を施してもよい。
【0036】さらにボトル3の耐熱手段としては、該ボ
トル3に取手を設けたり、或いは紐を付けたりすること
により、熱湯5が充填されて高温となったボトル3を直
接触れなくても持ち運び可能に構成することもできる。
トル3に取手を設けたり、或いは紐を付けたりすること
により、熱湯5が充填されて高温となったボトル3を直
接触れなくても持ち運び可能に構成することもできる。
【0037】以上の構成を有する包装済みインスタント
食品セット1は、本発明の一実施例によれば、熱湯を要
する包装済みインスタント食品及びボトルを販売店に搬
送(同時でもよいし、別々に搬送してもよい)し、販売
時に、好ましくは販売店に設置された電子レンジを用い
て前記包装済みインスタント食品を常温(25℃)以上
まで温度を上げ、又はそのままの状態で購買者に渡さ
れ、且つ販売店に設置された魔法瓶等の給湯機器の熱湯
を用いて熱湯を前記ボトルに充填して販売するシステム
に供される。
食品セット1は、本発明の一実施例によれば、熱湯を要
する包装済みインスタント食品及びボトルを販売店に搬
送(同時でもよいし、別々に搬送してもよい)し、販売
時に、好ましくは販売店に設置された電子レンジを用い
て前記包装済みインスタント食品を常温(25℃)以上
まで温度を上げ、又はそのままの状態で購買者に渡さ
れ、且つ販売店に設置された魔法瓶等の給湯機器の熱湯
を用いて熱湯を前記ボトルに充填して販売するシステム
に供される。
【0038】具体的な販売システムとしては、例えば、
下記する(1)〜(7)に示すシステムが挙げられる
(図4参照)。
下記する(1)〜(7)に示すシステムが挙げられる
(図4参照)。
【0039】(1)販売システム1:コンビニエンスス
トアに代表される販売店において購買者が所望の包装済
みインスタント食品2を選択し、支払レジに持っていく
と、販売店側の店員は、購買者の申込み又は希望に応
じ、冷蔵又は冷凍保存されていた包装済みインスタント
食品2を電子レンジによって常温(25℃)以上まで温
度を上げた後に購買者に渡すと共に、該包装済みインス
タント食品2とセット梱包されている又は支払レジ近傍
にストックされているボトル3に、備え付けの給湯機器
(例えば、湯沸かしポット等)から熱湯5を充填し開閉
キャップ32で閉めて購買者に(レジ袋に入れてから)
渡す。尚、購買者自らが熱湯5を充填し開閉キャップ3
2で閉めてもよい。この意味でも、本明細書においては
「購買者に提供する」と記述している。
トアに代表される販売店において購買者が所望の包装済
みインスタント食品2を選択し、支払レジに持っていく
と、販売店側の店員は、購買者の申込み又は希望に応
じ、冷蔵又は冷凍保存されていた包装済みインスタント
食品2を電子レンジによって常温(25℃)以上まで温
度を上げた後に購買者に渡すと共に、該包装済みインス
タント食品2とセット梱包されている又は支払レジ近傍
にストックされているボトル3に、備え付けの給湯機器
(例えば、湯沸かしポット等)から熱湯5を充填し開閉
キャップ32で閉めて購買者に(レジ袋に入れてから)
渡す。尚、購買者自らが熱湯5を充填し開閉キャップ3
2で閉めてもよい。この意味でも、本明細書においては
「購買者に提供する」と記述している。
【0040】購買者は、常温以上まで温められた包装済
みインスタント食品2と熱湯5が充填されたボトル3を
店舗外のベンチや自動車等の飲食場所にまで運んだ後、
包装済みインスタント食品2を開封し、説明書に基づき
調味具26等を取り出した後、耐熱性容器21内のイン
スタント食品4の上に所定の調味具26を開封した後、
ボトル3の開閉キャップ32を開けて耐熱性容器21内
に熱湯5を注ぎ、次いで蓋体22で蓋をし、所定時間経
過後、蓋体22を取り、耐熱性容器21内に残りの調味
具26を開封することにより、食することができる。
みインスタント食品2と熱湯5が充填されたボトル3を
店舗外のベンチや自動車等の飲食場所にまで運んだ後、
包装済みインスタント食品2を開封し、説明書に基づき
調味具26等を取り出した後、耐熱性容器21内のイン
スタント食品4の上に所定の調味具26を開封した後、
ボトル3の開閉キャップ32を開けて耐熱性容器21内
に熱湯5を注ぎ、次いで蓋体22で蓋をし、所定時間経
過後、蓋体22を取り、耐熱性容器21内に残りの調味
具26を開封することにより、食することができる。
【0041】(2)販売システム2:コンビニエンスス
トアに代表される販売店において購買者が所望の包装済
みインスタント食品2を選択し、支払レジに持っていく
と、販売店側の店員は、包装済みインスタント食品2を
購買者に渡すと共に、該包装済みインスタント食品2と
セット梱包されている又は支払レジ近傍にストックされ
ているボトル3に、備え付けの給湯機器(例えば、湯沸
かしポット等)から熱湯5を充填し開閉キャップ32で
閉めて購買者に(レジ袋に入れてから)渡す。尚、購買
者自らが熱湯5を充填し開閉キャップ32で閉めてもよ
い。
トアに代表される販売店において購買者が所望の包装済
みインスタント食品2を選択し、支払レジに持っていく
と、販売店側の店員は、包装済みインスタント食品2を
購買者に渡すと共に、該包装済みインスタント食品2と
セット梱包されている又は支払レジ近傍にストックされ
ているボトル3に、備え付けの給湯機器(例えば、湯沸
かしポット等)から熱湯5を充填し開閉キャップ32で
閉めて購買者に(レジ袋に入れてから)渡す。尚、購買
者自らが熱湯5を充填し開閉キャップ32で閉めてもよ
い。
【0042】購買者は、包装済みインスタント食品2と
熱湯5が充填されたボトル3を店舗外のベンチや自動車
等の飲食場所にまで運んだ後、包装済みインスタント食
品2を開封し、説明書に基づき調味具26等を取り出し
た後、耐熱性容器21内のインスタント食品4の上に所
定の調味具26を開封した後、ボトル3の開閉キャップ
32を開けて耐熱性容器21内に熱湯5を注ぎ、次いで
蓋体22で蓋をし、所定時間経過後、蓋体22を取り、
耐熱性容器21内に残りの調味具26を開封することに
より、食することができる。
熱湯5が充填されたボトル3を店舗外のベンチや自動車
等の飲食場所にまで運んだ後、包装済みインスタント食
品2を開封し、説明書に基づき調味具26等を取り出し
た後、耐熱性容器21内のインスタント食品4の上に所
定の調味具26を開封した後、ボトル3の開閉キャップ
32を開けて耐熱性容器21内に熱湯5を注ぎ、次いで
蓋体22で蓋をし、所定時間経過後、蓋体22を取り、
耐熱性容器21内に残りの調味具26を開封することに
より、食することができる。
【0043】かかる(2)の態様は、主にインスタント
食品4として冷蔵又は冷凍保存や湯洗いの必要のない乾
燥状態のもの等の例である。
食品4として冷蔵又は冷凍保存や湯洗いの必要のない乾
燥状態のもの等の例である。
【0044】(3)販売システム3:この販売システム
は、販売店について電子レンジの備え付けがない場合又
は電子レンジ等による加熱が必要でない場合の例であ
る。コンビニエンスストアに代表される販売店において
購買者が所望の包装済みインスタント食品2を選択し、
支払レジに持っていくと、販売店側の店員は、冷蔵又は
冷凍保存されていた包装済みインスタント食品2を購買
者に渡すと共に、該包装済みインスタント食品2とセッ
ト梱包されている又は支払レジ近傍にストックされてい
るボトル3に、備え付けの給湯機器(例えば、湯沸かし
ポット等)から熱湯5を充填し開閉キャップ32で閉め
て購買者に(レジ袋に入れてから)渡す。尚、購買者自
らが熱湯5を充填し開閉キャップ32で閉めてもよい。
は、販売店について電子レンジの備え付けがない場合又
は電子レンジ等による加熱が必要でない場合の例であ
る。コンビニエンスストアに代表される販売店において
購買者が所望の包装済みインスタント食品2を選択し、
支払レジに持っていくと、販売店側の店員は、冷蔵又は
冷凍保存されていた包装済みインスタント食品2を購買
者に渡すと共に、該包装済みインスタント食品2とセッ
ト梱包されている又は支払レジ近傍にストックされてい
るボトル3に、備え付けの給湯機器(例えば、湯沸かし
ポット等)から熱湯5を充填し開閉キャップ32で閉め
て購買者に(レジ袋に入れてから)渡す。尚、購買者自
らが熱湯5を充填し開閉キャップ32で閉めてもよい。
【0045】購買者は、先ず、包装済みインスタント食
品2と熱湯5が充填されたボトル3を店舗外のベンチや
自動車等の飲食場所にまで運ぶ。その飲食場所におい
て、包装済みインスタント食品2を開封し、説明書に基
づき調味具26等を取り出した後、ボトル3の開閉キャ
ップ32を開け、耐熱性容器21内のインスタント食品
4にの上に熱湯5を注ぎ、蓋体22で蓋をし、所定時間
経過後、蓋体22を押えた状態で湯切り孔23より内部
の熱湯5を排出する。これは湯洗いと呼ぶ作業である。
尚、この湯洗いを必要としない食品の場合は省略され
る。
品2と熱湯5が充填されたボトル3を店舗外のベンチや
自動車等の飲食場所にまで運ぶ。その飲食場所におい
て、包装済みインスタント食品2を開封し、説明書に基
づき調味具26等を取り出した後、ボトル3の開閉キャ
ップ32を開け、耐熱性容器21内のインスタント食品
4にの上に熱湯5を注ぎ、蓋体22で蓋をし、所定時間
経過後、蓋体22を押えた状態で湯切り孔23より内部
の熱湯5を排出する。これは湯洗いと呼ぶ作業である。
尚、この湯洗いを必要としない食品の場合は省略され
る。
【0046】(3−1)飲食場所において、必要に応
じ、湯洗いした後、蓋体22をいったん開けて、所定の
調味具26をインスタント食品4の上に開封した後、ボ
トル3の残りの熱湯5を耐熱性容器21内に注ぎ、蓋体
22で蓋をし、所定時間経過後、蓋体22を取り、耐熱
性容器21内に残りの調味具26を開封することによ
り、食することができる。
じ、湯洗いした後、蓋体22をいったん開けて、所定の
調味具26をインスタント食品4の上に開封した後、ボ
トル3の残りの熱湯5を耐熱性容器21内に注ぎ、蓋体
22で蓋をし、所定時間経過後、蓋体22を取り、耐熱
性容器21内に残りの調味具26を開封することによ
り、食することができる。
【0047】(3−2)又は、飲食場所において、必要
に応じ、湯洗いした後、蓋体22を開けて、所定の調味
具26をインスタント食品4の上に開封し混ぜ合わすこ
とにより、食することができる。かかる(3−2)の湯
洗いの態様は、焼きそばやスパゲッティ等のスープのな
いインスタント食品4の例である。
に応じ、湯洗いした後、蓋体22を開けて、所定の調味
具26をインスタント食品4の上に開封し混ぜ合わすこ
とにより、食することができる。かかる(3−2)の湯
洗いの態様は、焼きそばやスパゲッティ等のスープのな
いインスタント食品4の例である。
【0048】上記(3)の(3−1)の湯洗いを要する
態様の場合では、ボトル3に充填された熱湯5の量は、
湯洗い用と実際のスープ用とを考慮した量が充填されて
いることは言うまでもない。このような場合に応じるた
め、販売店では、ボトル3の容量の異なる大小複数種を
用意しておくことが好ましい。
態様の場合では、ボトル3に充填された熱湯5の量は、
湯洗い用と実際のスープ用とを考慮した量が充填されて
いることは言うまでもない。このような場合に応じるた
め、販売店では、ボトル3の容量の異なる大小複数種を
用意しておくことが好ましい。
【0049】上記(1)〜(3)に示す実施態様は、ボ
トル3を販売店において用意しておく場合を示してい
る。本発明はこの実施態様に限定されず、ボトル3’を
包装済みインスタント食品2の購買者が持込む場合を含
む。以下に代表例を説明する。
トル3を販売店において用意しておく場合を示してい
る。本発明はこの実施態様に限定されず、ボトル3’を
包装済みインスタント食品2の購買者が持込む場合を含
む。以下に代表例を説明する。
【0050】(4)〜(6)販売システム4〜6:上記
販売システム1〜3において、包装済みインスタント食
品2とセット梱包されている又は支払レジ近傍にストッ
クされているボトル3の代わりに、包装済みインスタン
ト食品2の購買者が持込んだボトル3’が用いられ、こ
の持込みボトル3'に、販売員が又は購買者自らが、備
え付けの給湯機器(例えば、湯沸かしポット等)から熱
湯5を充填し開閉キャップ32で閉めることとなる。
販売システム1〜3において、包装済みインスタント食
品2とセット梱包されている又は支払レジ近傍にストッ
クされているボトル3の代わりに、包装済みインスタン
ト食品2の購買者が持込んだボトル3’が用いられ、こ
の持込みボトル3'に、販売員が又は購買者自らが、備
え付けの給湯機器(例えば、湯沸かしポット等)から熱
湯5を充填し開閉キャップ32で閉めることとなる。
【0051】(7)販売システム7:上記(4)〜
(6)に示される持込みボトル3’の場合、持込者自ら
の責任において持込まれるボトルであるため、所謂マイ
ボトルの意識の下、自らの責任においてボトル3’の洗
浄・衛生面の配慮を行う。この場合、販売店に持込む前
に、洗浄等を済ませておく態様と、販売店に洗浄ないし
殺菌消毒するための機器を備えておき、販売店において
洗浄等を済ませる態様とが含まれる。
(6)に示される持込みボトル3’の場合、持込者自ら
の責任において持込まれるボトルであるため、所謂マイ
ボトルの意識の下、自らの責任においてボトル3’の洗
浄・衛生面の配慮を行う。この場合、販売店に持込む前
に、洗浄等を済ませておく態様と、販売店に洗浄ないし
殺菌消毒するための機器を備えておき、販売店において
洗浄等を済ませる態様とが含まれる。
【0052】以上(1)〜(7)の代表的実施態様にお
いて、(a)包装済みインスタント食品2と熱湯5との
セット(持込みボトル3’による)、(b)この(a)
とボトルキャップとの組合せセット、(c)この(a)
又は(b)と断熱構造体6又は7との組合せセット、
(d)或いはこの(a)、(b)又は(c)と洗浄ない
し殺菌消毒機器の使用セット、(e)包装済みインスタ
ント食品2と熱湯5とのセット(販売店にて用意したボ
トル3による)、(f)この(e)とボトルキャップと
の組合せセット、(g)この(e)又は(f)と断熱構
造体6又は7との組合せセット、(h)或いはこの
(e)、(f)又は(g)と洗浄ないし殺菌消毒機器の
使用セット(販売店にて用意したボトル3がリユース品
である場合など)、などの具体的なセット販売が考えら
れ、勿論、販売価格は、上記(a)〜(h)の実施態様
に応じて定められる。
いて、(a)包装済みインスタント食品2と熱湯5との
セット(持込みボトル3’による)、(b)この(a)
とボトルキャップとの組合せセット、(c)この(a)
又は(b)と断熱構造体6又は7との組合せセット、
(d)或いはこの(a)、(b)又は(c)と洗浄ない
し殺菌消毒機器の使用セット、(e)包装済みインスタ
ント食品2と熱湯5とのセット(販売店にて用意したボ
トル3による)、(f)この(e)とボトルキャップと
の組合せセット、(g)この(e)又は(f)と断熱構
造体6又は7との組合せセット、(h)或いはこの
(e)、(f)又は(g)と洗浄ないし殺菌消毒機器の
使用セット(販売店にて用意したボトル3がリユース品
である場合など)、などの具体的なセット販売が考えら
れ、勿論、販売価格は、上記(a)〜(h)の実施態様
に応じて定められる。
【0053】本発明に用いられるボトル3としては、透
明又は半透明の耐熱性樹脂ボトルであることが、熱湯5
の充填量を目視できるという点で好ましいが、アルミボ
トル、スチールボトルなど、充填量を目視できない開閉
キャップ付きボトルであってもよい。この場合、ボトル
3の容量が判明しておれば、この容量の範囲内で熱湯5
が充分であるか否かを判断した上で、定量供給機器を用
いて給湯するか、注入口を注視し乍ら給湯すればよい。
ボトル3・3’としては、特に購買者による持込みボト
ル3’としては、所謂魔法瓶ないしポット類、耐熱性水
筒など、いずれであってもよい。
明又は半透明の耐熱性樹脂ボトルであることが、熱湯5
の充填量を目視できるという点で好ましいが、アルミボ
トル、スチールボトルなど、充填量を目視できない開閉
キャップ付きボトルであってもよい。この場合、ボトル
3の容量が判明しておれば、この容量の範囲内で熱湯5
が充分であるか否かを判断した上で、定量供給機器を用
いて給湯するか、注入口を注視し乍ら給湯すればよい。
ボトル3・3’としては、特に購買者による持込みボト
ル3’としては、所謂魔法瓶ないしポット類、耐熱性水
筒など、いずれであってもよい。
【0054】上記(1)〜(7)に示す本発明に係る包
装済みインスタント食品セット1の販売システムによれ
ば、飲食場所において熱湯5を耐熱性容器21内に注ぐ
ことができるので持ち運びの際にこぼしたりすることが
なく、また、こぼした熱湯による火傷の虞も全くなく、
飲食場所まで持ち運んで食することができる。しかも飲
食場所において熱湯5によるインスタント調理ができる
ので最適な状態で食することができる。
装済みインスタント食品セット1の販売システムによれ
ば、飲食場所において熱湯5を耐熱性容器21内に注ぐ
ことができるので持ち運びの際にこぼしたりすることが
なく、また、こぼした熱湯による火傷の虞も全くなく、
飲食場所まで持ち運んで食することができる。しかも飲
食場所において熱湯5によるインスタント調理ができる
ので最適な状態で食することができる。
【0055】また、飲食場所において熱湯5を用いる際
に、熱湯5を充填したボトル3は、販売店の店舗内で充
填されてから飲食場所に持ち運ぶまでの間に僅かながら
ではあるが、湯温が低下することによりボトル3の内圧
が若干負圧になるため、開閉キャップ32を開けた時に
空気がボトル3中に引き込まれ、内容物である熱湯5が
吹き出ることがなく、極めて安全である。
に、熱湯5を充填したボトル3は、販売店の店舗内で充
填されてから飲食場所に持ち運ぶまでの間に僅かながら
ではあるが、湯温が低下することによりボトル3の内圧
が若干負圧になるため、開閉キャップ32を開けた時に
空気がボトル3中に引き込まれ、内容物である熱湯5が
吹き出ることがなく、極めて安全である。
【0056】さらに本発明者による先提案技術(実願2
000−5021)とは異なり、ボトル3を販売店で用
意する態様の場合であっても、ボトル3は空の状態で販
売店に搬入することができ、しかも熱湯5の充填作業も
包装済みインスタント食品セット1の販売時に行えばよ
いので、低コストでの提供が可能である。さらに先提案
技術のプルトップ缶容器が高価なのに比して開閉キャッ
プ付きボトル3は極めて安価に提供することができ、ま
た、購買者による持込みの態様にあっては、購買者に過
度の経済的な負担を強いることがない。
000−5021)とは異なり、ボトル3を販売店で用
意する態様の場合であっても、ボトル3は空の状態で販
売店に搬入することができ、しかも熱湯5の充填作業も
包装済みインスタント食品セット1の販売時に行えばよ
いので、低コストでの提供が可能である。さらに先提案
技術のプルトップ缶容器が高価なのに比して開閉キャッ
プ付きボトル3は極めて安価に提供することができ、ま
た、購買者による持込みの態様にあっては、購買者に過
度の経済的な負担を強いることがない。
【0057】以上、本発明に係る販売システムの説明に
おいては、包装済みインスタント食品との組合せセット
で熱湯が購買者に渡される場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、熱湯のみを一般顧客にボトル充填に
より販売ないし提供する場合を含み、この場合、何らか
の商品の購買者に限って熱湯をボトル充填により販売な
いし提供することが好ましい。
おいては、包装済みインスタント食品との組合せセット
で熱湯が購買者に渡される場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、熱湯のみを一般顧客にボトル充填に
より販売ないし提供する場合を含み、この場合、何らか
の商品の購買者に限って熱湯をボトル充填により販売な
いし提供することが好ましい。
【0058】尚、本発明に係る熱湯は、必要に応じ、食
塩、調味料、香料等の添加剤を少量含有せしめたものを
除外するものではない。
塩、調味料、香料等の添加剤を少量含有せしめたものを
除外するものではない。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、包装済みインスタント
食品に用いる熱湯を容易に且つ安全手軽に顧客ないし購
買者に提供できる。特に、コンビニエンスストア等での
包装済みインスタント食品の販売については、冬季にお
ける熱いうどん等が従来ではできなかったため、大幅な
売上減となっていたが、本発明によれば、夏季における
冷しうどん等の販売量まで伸ばすことも可能となり、夏
季、冬季等の季節を問わず、一年を通した安定した包装
済みインスタント食品の販売確保が期待できる。
食品に用いる熱湯を容易に且つ安全手軽に顧客ないし購
買者に提供できる。特に、コンビニエンスストア等での
包装済みインスタント食品の販売については、冬季にお
ける熱いうどん等が従来ではできなかったため、大幅な
売上減となっていたが、本発明によれば、夏季における
冷しうどん等の販売量まで伸ばすことも可能となり、夏
季、冬季等の季節を問わず、一年を通した安定した包装
済みインスタント食品の販売確保が期待できる。
【図1】本発明に係る包装済みインスタント食品セット
の概略斜視図
の概略斜視図
【図2】ボトル及び断熱構造体の実施例を示す概略斜視
図
図
【図3】ボトル及び断熱構造体の他の実施例を示す概略
斜視図
斜視図
【図4】本発明に係る包装済みインスタント食品セット
の販売システムを示すフローチャート
の販売システムを示すフローチャート
1 包装済みインスタント食品セット 2 包装済みインスタント食品 21 耐熱性容器 22 蓋体 23 湯切り孔 24 空気孔 25 調味具トレー 26 調味具 3 ボトル 31 ボトル本体 32 開閉キャップ 4 インスタント食品 5 熱湯 6 ホルダー(断熱構造体) 7 シート(断熱構造体)
Claims (14)
- 【請求項1】熱湯を要する包装済みインスタント食品
と、開閉キャップを有するボトルに前記包装済みインス
タント食品の販売店で充填して供給される熱湯との組み
合わせセットであることを特徴とする包装済みインスタ
ント食品セット。 - 【請求項2】前記ボトルが、耐熱性樹脂ボトル、アルミ
ボトル又はスチールボトルであることを特徴とする請求
項1に記載の包装済みインスタント食品セット。 - 【請求項3】前記ボトルが、断熱構造であることを特徴
とする請求項1又は2に記載の包装済みインスタント食
品セット。 - 【請求項4】前記ボトルが、透明ないし半透明であり、
且つ充填する熱湯量を目視可能なようにボトルの上部の
全部又は一部を残して断熱構造を施したことを特徴とす
る請求項3に記載の包装済みインスタント食品セット。 - 【請求項5】前記ボトルが、包装済みインスタント食品
の販売店に用意されていることを特徴とする請求項1〜
4のいずれかに記載の包装済みインスタント食品セッ
ト。 - 【請求項6】前記ボトルが、包装済みインスタント食品
の購買者が持ち込んだものであることを特徴とする請求
項1〜4のいずれかに記載の包装済みインスタント食品
セット。 - 【請求項7】包装済みインスタント食品の販売店が、開
閉キャップを有するボトルに熱湯を充填して商品購買者
又は顧客に提供することを特徴とする販売システム。 - 【請求項8】熱湯を要する包装済みインスタント食品
と、開閉キャップを有するボトルに前記包装済みインス
タント食品の販売店で充填して供給される熱湯との組み
合わせセットを用い、インスタント食品を電子レンジに
よって常温(25℃)以上まで温度を上げた後に購買者
に渡すと共に、前記ボトルに熱湯を充填して購買者に提
供することを特徴とする販売システム。 - 【請求項9】熱湯を要する包装済みインスタント食品
と、開閉キャップを有するボトルに前記包装済みインス
タント食品の販売店で充填して供給される熱湯との組み
合わせセットを用い、購買者の購入したインスタント食
品と共に、前記ボトルに熱湯を充填して購買者に提供す
ることを特徴とする販売システム。 - 【請求項10】前記ボトルが、包装済みインスタント食
品の販売店に用意されていることを特徴とする請求項
7、8又は9に記載の販売システム。 - 【請求項11】前記ボトルが、包装済みインスタント食
品の購買者が持ち込んだものであることを特徴とする請
求項7、8又は9に記載の販売システム。 - 【請求項12】熱湯を要する包装済みインスタント食品
及び開閉キャップを有し熱湯を充填するためのボトルを
販売店に搬送し、販売時に、販売店に設置された電子レ
ンジを用いて前記包装済みインスタント食品を常温(2
5℃)以上まで温度を上げると共に、販売店に設置され
た魔法瓶等の給湯機器の熱湯を用いて熱湯を前記ボトル
に充填して販売ないし提供することを特徴とする販売シ
ステム。 - 【請求項13】熱湯を要する包装済みインスタント食品
を販売店に搬送し、販売時に、販売店に設置された電子
レンジを用いて前記包装済みインスタント食品を常温
(25℃)以上まで温度を上げると共に、販売店に設置
された魔法瓶等の給湯機器の熱湯を用いて熱湯を包装済
みインスタント食品の購買者が持ち込んだボトルに充填
して販売ないし提供することを特徴とする販売システ
ム。 - 【請求項14】インスタント食品の購買者に対し、ボト
ルの断熱構造体が用意されていることを特徴とする請求
項7〜13のいずれかに記載の販売システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001299677A JP2002272399A (ja) | 2001-01-11 | 2001-09-28 | 包装済みインスタント食品セット及び販売システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-3301 | 2001-01-11 | ||
JP2001003301A JP2001314164A (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | 包装済みインスタント食品セット及びその販売システム |
JP2001299677A JP2002272399A (ja) | 2001-01-11 | 2001-09-28 | 包装済みインスタント食品セット及び販売システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002272399A true JP2002272399A (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=26607507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001299677A Pending JP2002272399A (ja) | 2001-01-11 | 2001-09-28 | 包装済みインスタント食品セット及び販売システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002272399A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101911138A (zh) * | 2008-01-15 | 2010-12-08 | 日升研发控股有限责任公司 | 使用通信多网络的商店购物者的实时定位跟踪系统 |
US9773268B2 (en) | 2008-06-16 | 2017-09-26 | Sunrise R&D Holdings, Llc | System of acquiring shopper insights and influencing shopper purchase decisions |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001299677A patent/JP2002272399A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101911138A (zh) * | 2008-01-15 | 2010-12-08 | 日升研发控股有限责任公司 | 使用通信多网络的商店购物者的实时定位跟踪系统 |
US9773268B2 (en) | 2008-06-16 | 2017-09-26 | Sunrise R&D Holdings, Llc | System of acquiring shopper insights and influencing shopper purchase decisions |
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