JP2002272235A - リヤディスチャージ形の草刈機 - Google Patents

リヤディスチャージ形の草刈機

Info

Publication number
JP2002272235A
JP2002272235A JP2001085179A JP2001085179A JP2002272235A JP 2002272235 A JP2002272235 A JP 2002272235A JP 2001085179 A JP2001085179 A JP 2001085179A JP 2001085179 A JP2001085179 A JP 2001085179A JP 2002272235 A JP2002272235 A JP 2002272235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grass
duct
blade
guide plate
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001085179A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3664662B2 (ja
Inventor
Takashi Shibata
隆史 柴田
Kazuaki Kurohara
一明 黒原
Takeshi Komorida
武史 小森田
Shinichiro Saji
伸一郎 佐治
Hiroshi Kawabata
博志 川畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2001085179A priority Critical patent/JP3664662B2/ja
Publication of JP2002272235A publication Critical patent/JP2002272235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3664662B2 publication Critical patent/JP3664662B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 3枚のブレードを左右方向に並設した効率の
良い草刈り作業を行えるものでありながら、走行機体の
後部にリヤディスチャージカバーを取り付けた場合に
は、刈草を走行機体通過後の地面に均一に排出できるよ
うにする。 【解決手段】 ハウジング13内に、縦向きの軸心P1
〜P3周りに回転する3枚のブレード14〜16を左右
方向に並設し、中央の第1ブレード14の軸心P1と左
右他側方の第3ブレード16の軸心P3との間に形成し
た排出口18から刈草を排出するリヤディスチャージ形
の草刈機において、支持フレーム19,22に設けた被
係止部51に対して着脱自在に係止可能な係止部53を
備えたガイド板52を装備し、被係止部51に対する係
止部53の係止で支持フレーム19,22にガイド板5
2を連結した状態では、ガイド板52が、ダクト4で案
内された刈草の一部を左右一側方側から左右他側方寄り
に案内するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジング内に、
縦向きの軸心周りに回転する3枚のブレードを左右方向
に並設し、それらのブレードの回転方向を、中央に位置
する第1ブレードとその左右一側方に位置する第2ブレ
ードとが同じ方向に回転し、かつ、前記第1ブレードと
その左右他側方に位置する第3ブレードとが、それらの
隣接領域では互いに前方から後方に向かう状態で逆向き
回転するように設定し、前記第1ブレードの軸心と前記
第3ブレードの軸心との間に位置するハウジング部分
に、前記ハウジング内の刈草を後方に向けて排出する排
出口を形成し、左右の後輪間に、前記排出口からの刈草
を走行機体の後方に向けて案内するダクトを配設し、前
記走行機体の後部に、前記ダクトで案内された刈草を回
収する集草容器と、前記ダクトで案内された刈草を地面
に向けて排出するリヤディスチャージカバーとの付け替
えが可能となるように構成された支持フレームを装備し
てあるリヤディスチャージ形の草刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなリヤディスチャージ
形の草刈機においては、走行機体の後部に装備された支
持フレームに集草容器を取り付けることによって、各ブ
レードで刈り取った刈草を集草容器に回収することがで
き、又、支持フレームにリヤディスチャージカバーを取
り付けることによって、各ブレードで刈り取った刈草を
走行機体通過後の地面に排出することができるようにな
っていた。
【0003】尚、刈草を走行機体通過後の地面に排出す
る作業形態は、刈草をそのまま腐らせて肥料として利用
する場合や、刈草を乾燥させた後にスイーパで集草する
場合に採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなリヤディスチャージ形の草刈機においては、3枚
のブレードを左右方向に並設することから、2枚のブレ
ードを左右方向に並設する場合に比較して、モーアによ
る刈り幅が広くなって効率の良い草刈り作業が行える反
面、第1ブレードと第2ブレードとを同じ方向に回転さ
せ、第3ブレードのみを逆方向に回転させることで、地
面に生えた草を刈り取り、それらのブレードの回転によ
り生起した搬送風で、ハウジング内の刈草を、第1ブレ
ードの軸心と第3ブレードの軸心との間に形成した排出
口からダクトを介して走行機体の後方に向けて搬送する
ことから、刈草が、ダクト内における第2ブレード配設
側の案内領域となる左右一側方側の案内領域に偏って流
動する傾向がある。
【0005】そのため、走行機体の後部にリヤディスチ
ャージカバーを取り付けた場合には、ダクトで案内され
た後にリヤディスチャージカバー内の左右一側方側に向
かう刈草が多くなることから、肥料となる刈草を走行機
体通過後の地面に満遍なくゆきわたらせることや、刈草
を走行機体通過後の地面に均一に拡散排出して効率良く
乾燥させることができないようになっていた。
【0006】本発明の目的は、3枚のブレードを左右方
向に並設した効率の良い草刈り作業を行えるものであり
ながら、走行機体の後部にリヤディスチャージカバーを
取り付けた場合には、刈草を走行機体通過後の地面に均
一に排出できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】〔構成〕上記目的を達成
するため、本発明のうちの請求項1記載の発明では、ハ
ウジング内に、縦向きの軸心周りに回転する3枚のブレ
ードを左右方向に並設し、それらのブレードの回転方向
を、中央に位置する第1ブレードとその左右一側方に位
置する第2ブレードとが同じ方向に回転し、かつ、前記
第1ブレードとその左右他側方に位置する第3ブレード
とが、それらの隣接領域では互いに前方から後方に向か
う状態で逆向き回転するように設定し、前記第1ブレー
ドの軸心と前記第3ブレードの軸心との間に位置するハ
ウジング部分に、前記ハウジング内の刈草を後方に向け
て排出する排出口を形成し、左右の後輪間に、前記排出
口からの刈草を走行機体の後方に向けて案内するダクト
を配設し、前記走行機体の後部に、前記ダクトで案内さ
れた刈草を回収する集草容器と、前記ダクトで案内され
た刈草を地面に向けて排出するリヤディスチャージカバ
ーとの付け替えが可能となるように構成された支持フレ
ームを装備してあるリヤディスチャージ形の草刈機にお
いて、前記支持フレームに設けた被係止部に対して着脱
自在に係止可能な係止部を備えたガイド板を装備すると
ともに、前記被係止部に対する前記係止部の係止で前記
支持フレームに前記ガイド板を連結した状態では、前記
ガイド板が、前記ダクトで案内された刈草の一部を左右
一側方側から左右他側方寄りに案内するように構成し
た。
【0008】〔作用〕上記請求項1記載の発明による
と、支持フレームにガイド板を連結すると、各ブレード
の配置及び回転方向、並びに排出口の形成箇所などとの
関係からダクト内における左右一側方側の案内領域に偏
って流動する刈草の一部を、ガイド板によって左右他側
方寄りに案内することができるようになる。
【0009】つまり、刈草を走行機体通過後の地面に排
出する場合には、支持フレームにガイド板とリヤディス
チャージカバーとを取り付けるようにすれば、ダクトで
案内された刈草が、リヤディスチャージカバーの左右中
央部に向けて、左右方向での流動分布の均一化が図られ
た状態で流動し、その状態でリヤディスチャージカバー
の中央部に衝突することによって、走行機体通過後の地
面に均一に拡散された状態で排出されるようになる。
【0010】又、刈草を回収する場合には、支持フレー
ムに集草容器のみを取り付けるようにすれば、集草の際
には不必要なガイド板をも取り付けた場合に招く虞のあ
る集草容器取り付け構造の複雑化や集草容量の低下など
を未然に回避できるようになる。
【0011】しかも、支持フレームに対するガイド板の
連結を係止で行うことから、支持フレームに対するガイ
ド板の着脱を工具を用いることなく簡単に行えるように
なる。
【0012】〔効果〕従って、3枚のブレードを左右方
向に並設した効率の良い草刈り作業を行えるものであり
ながら、集草容器とリヤディスチャージカバーとの付け
替えとともにガイド板の着脱を行うことで、刈草をその
まま腐らせて肥料として利用する場合や、刈草を乾燥さ
せた後にスイーパで集草する場合には、刈草を走行機体
通過後の地面に均一に拡散排出させることができて、肥
料となる刈草を走行機体通過後の地面に満遍なくゆきわ
たらせることや、刈草の乾燥回収を効率良く行うことが
できるようになり、又、刈草を集草容器に回収する場合
には、集草容器取り付け構造の複雑化を招くことなく集
草容器を取り付けることができる上に、ガイド板に起因
した集草容量の低下などを未然に回避できるようにな
り、更に、ガイド板の着脱に要する手間の軽減化を図れ
るようになった。
【0013】〔構成〕本発明のうちの請求項2記載の発
明では、上記請求項1記載の発明において、前記ガイド
板に、前記被係止部に択一的に係止する複数の係止部を
上下方向に並設した。
【0014】〔作用〕上記請求項2記載の発明による
と、刈草を走行機体通過後の地面に排出する場合には、
ガイド板の高さ位置を、刈り取る草の種類や状態あるい
は刈り高さなどに起因して変化するダクト内の高さ方向
での刈草の流動分布に応じた高さ位置に調節することが
でき、これによって、刈り取る草の種類や状態あるいは
刈り高さなどにかかわらず、ダクト内における左右一側
方側の案内領域に偏って流動する刈草の適量を、ガイド
板によって左右他側方寄りに案内することができるよう
になる。
【0015】この結果、ダクトで案内された刈草は、そ
の種類や状態あるいは刈り高さなどにかかわらず、リヤ
ディスチャージカバーの左右中央部に向けて、左右方向
での流動分布の均一化が図られた状態で流動し、その状
態でリヤディスチャージカバーの中央部に衝突すること
によって、走行機体通過後の地面に均一に拡散された状
態で排出されるようになる。
【0016】〔効果〕従って、ガイド板に複数の係止部
を上下方向に並設するだけで、刈り取る草の種類や状態
あるいは刈り高さなどにかかわらず、肥料となる刈草を
走行機体通過後の地面に満遍なくゆきわたらせること
や、刈草の乾燥回収を効率良く行うことができるように
なった。
【0017】〔構成〕本発明のうちの請求項3記載の発
明では、上記請求項1又は2記載の発明において、前記
支持フレームに対する前記リヤディスチャージカバーの
取り付け角度を、前記リヤディスチャージカバーの上部
に設定した左右向きの軸心周りで変更可能となるように
構成した。
【0018】〔作用〕上記請求項3記載の発明による
と、刈草を走行機体通過後の地面に排出する場合には、
リヤディスチャージカバーの取り付け角度を変更するこ
とによって、リヤディスチャージカバーの開放度を、刈
り取る草の種類や状態あるいは刈り高さなどに応じた開
放度に調節することができ、これによって、刈り取る草
の種類や状態あるいは刈り高さなどに適した拡散作用を
得ることができるので、ダクトで案内された刈草を、そ
の種類や状態あるいは刈り高さなどにかかわらず、走行
機体通過後の地面に均一に拡散排出することができるよ
うになる。
【0019】〔効果〕従って、リヤディスチャージカバ
ーの取り付け角度を変更可能に構成するだけで、刈り取
る草の種類や状態あるいは刈り高さなどにかかわらず、
肥料となる刈草を走行機体通過後の地面に満遍なくゆき
わたらせることや、刈草の乾燥回収を効率良く行うこと
ができるようになった。
【0020】〔構成〕本発明のうちの請求項4記載の発
明では、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明
において、前記リヤディスチャージカバーにおける前記
ダクトとの対向箇所に、平面視で前記ダクト側に膨出す
る状態に湾曲して、前記ダクトで案内された刈草を左右
方向に分流する膨出部を設けた。
【0021】〔作用〕上記請求項4記載の発明による
と、膨出部の作用によって、ダクトで案内された刈草
は、その一部をリヤディスチャージカバー内の左右中央
部に残しながら左右に分流するようになる。
【0022】〔効果〕従って、膨出部を設けるだけで、
走行機体通過後の地面に刈草をより均一に拡散排出する
ことができて、走行機体通過後の地面に肥料となる刈草
をより確実に満遍なくゆきわたらせることや、刈草の乾
燥回収をより効率良く行うことができるようになった。
【0023】
【発明の実施の形態】図1にはローダンプ仕様の草刈機
Aの全体側面が、又、図2にはハイダンプ仕様の草刈機
Bの全体側面が示されており、これらの草刈機A,B
は、走行機体1の下腹部に、後方に向けて刈草を排出す
るリヤディスチャージ式のモーア2を、昇降リンク機構
3を介して昇降可能に吊り下げ装備するとともに、走行
機体1の後部に、モーア2から排出された刈草をダクト
4を介して集草するローダンプ式の集草容器5又はハイ
ダンプ式の集草容器6を連結装備することによって、リ
ヤディスチャージ形に構成されている。
【0024】図1〜3に示すように、走行機体1は、左
右一対の前輪7がモーア2の前方に、左右一対の後輪8
がモーア2の後方に配備され、左右の各前輪7にはステ
アリングホイール9が連係され、左右の各後輪8には、
走行機体1の前部に搭載されたエンジン10からの走行
用の動力が、静油圧式無段変速装置11やギヤ式変速装
置12などを介して伝達されるようになっている。
【0025】モーア2は、そのハウジング13の内部
に、縦向きの軸心P1〜P3周りに回転する3枚のブレ
ード14〜16が左右方向に並設され、ハウジング13
の上部に、エンジン10からの作業用の動力を各ブレー
ド14〜16に分配伝達する動力分配機構17が装備さ
れ、各ブレード14〜16の回転方向が、動力分配機構
17の構成から、中央に位置する第1ブレード14とそ
の左側方に位置する第2ブレード15とが同じ方向に回
転し、かつ、第1ブレード14とその右側方に位置する
第3ブレード16とが、それらの隣接領域では互いに前
方から後方に向かう状態で逆向き回転するように設定さ
れ、第1ブレード14の軸心P1と第3ブレード16の
軸心P3との間に位置するハウジング部分に、ハウジン
グ13内の刈草を後方に向けて排出する排出口18が形
成されている。
【0026】ダクト4は、左右の後輪8の間において、
静油圧式無段変速装置11及びギヤ式変速装置12と左
右方向に並設され、排出口18からの刈草を走行機体1
の後方に向けて案内するようになっている。
【0027】図1に示すように、ローダンプ式の集草容
器5は、走行機体1の後部に装備されたローダンプ仕様
の支持フレーム19に連結され、支持フレーム19と集
草容器5との間に介装した姿勢切換機構20に備えられ
ている油圧シリンダ21の作動で、ダクト4で案内され
た刈草を回収する集草姿勢と、回収した刈草を地面に向
けて排出する排出姿勢とに切り換えられるようになって
いる。
【0028】図2に示すように、ハイダンプ式の集草容
器6は、走行機体1の後部に装備されたハイダンプ仕様
の支持フレーム22に連結され、支持フレーム22と集
草容器6との間に介装した揺動操作式の昇降機構23に
備えられている油圧シリンダ24の作動で、ダクト4で
案内された刈草を回収する集草位置と、回収した刈草の
トラックの荷台などへの排出を可能にする排出位置とに
わたって昇降移動し、昇降機構23と集草容器6との間
に介装した姿勢切換機構25に備えられている油圧シリ
ンダ26の作動で、ダクト4で案内された刈草の回収を
可能にする集草姿勢と、回収した刈草をトラックの荷台
などに向けて排出する排出姿勢とに切り換えられるよう
になっている。
【0029】図1及び図4〜6に示すように、ローダン
プ仕様の支持フレーム19は、走行機体1の主フレーム
27に連結される左右一対のブラケット28に、ダクト
4接続用の開口29が形成された縦壁30を溶接し、こ
の縦壁30に、その開口29の周辺から後方に向けて延
設したダクト4接続用のボルト31を利用してダクト4
の後端とともに縦壁30に共締め連結される左右一対の
支持部材32と、集草容器5の前上部が連結される左右
一対の連結孔33と、集草容器5の前下部を受け止め支
持する受具34とを装備して構成されており、集草容器
5の前上部に装備された左右一対の連結ピン35の出退
操作によって集草容器5を着脱できるようになってい
る。
【0030】図2及び図7に示すように、ハイダンプ仕
様の支持フレーム22は、走行機体1の主フレーム27
に連結される左右一対のブラケット36に、ダクト4接
続用のステー37を備えた枠体38を溶接し、この枠体
38に、昇降機構23の昇降アーム39が第1ピン40
を介して連結されるボス41と、昇降機構23の油圧シ
リンダ24が第2ピン42を介して連結されるブラケッ
ト43と、枠体38に穿設した連結孔44を利用して着
脱自在にボルト連結される左右一対の支持部材32とを
装備して構成されており、第1ピン40及び第2ピン4
2の着脱操作によって集草容器6を着脱できるようにな
っている。尚、左右一対の支持部材32は、支持フレー
ム22に集草容器6を取り付ける場合には枠体38から
取り外され、支持フレーム22から集草容器6を取り外
した場合に枠体38に連結できるようになっている。
【0031】図8〜13に示すように、各支持フレーム
19,22は、集草容器5,6を取り外した状態では、
ダクト4で案内された刈草を地面に向けて排出するリヤ
ディスチャージカバー45の取り付けが可能になってい
る。
【0032】リヤディスチャージカバー45は、その後
下部側ほど後方に位置するとともに横幅が広くなるよう
に形成され、その前上部には、左右外側方に向けて延出
する左右一対の支軸46が装備され、左側部の上下中間
部には、支軸46を支点とした円弧状の長孔47が形成
され、右側部の上下中間部には、ノブ付きボルト48が
螺合されるナット49が溶接されている。
【0033】図4〜7に示すように、左右一対の支持部
材32のうち、左側の支持部材32は、その上部に、リ
ヤディスチャージカバー45の左側の支軸46を係止す
るフック50が装備され、その上下中間部に、ノブ付き
ボルト48が螺合されるナット49が溶接されている。
右側の支持部材32は、その上部に、リヤディスチャー
ジカバー45の右側の支軸46を係止するフック50が
装備され、その上下中間部に、フック50に係止された
リヤディスチャージカバー45の支軸46を支点とする
円弧状の長孔47が形成されている。
【0034】つまり、図6、図8、図10及び図12に
示すように、ローダンプ仕様の支持フレーム19には、
リヤディスチャージカバー45の各支軸46を対応する
支持部材32のフック50に係止し、リヤディスチャー
ジカバー45の長孔47を挿通するノブ付きボルト48
を左側の支持部材32のナット49に螺合し、右側の支
持部材32の長孔47を挿通するノブ付きボルト48を
リヤディスチャージカバー45のナット49に螺合する
ことで、リヤディスチャージカバー45を簡単に取り付
けることができるようになっている。
【0035】又、図7、図9、図11及び図12に示す
ように、ハイダンプ仕様の支持フレーム22には、その
枠体38に左右一対の支持部材32をボルト連結した
後、リヤディスチャージカバー45の各支軸46を対応
する支持部材32のフック50に係止し、リヤディスチ
ャージカバー45の長孔47を挿通するノブ付きボルト
48を左側の支持部材32のナット49に螺合し、右側
の支持部材32の長孔47を挿通するノブ付きボルト4
8をリヤディスチャージカバー45のナット49に螺合
することで、リヤディスチャージカバー45を簡単に取
り付けることができるようになっている。
【0036】一方、図8〜12に示すように、リヤディ
スチャージカバー45は、各支持フレーム19,22に
取り付けた状態では、支持フレーム19,22に対する
取り付け角度を、リヤディスチャージカバー45の前上
部に配備した左右の支軸46の中心を通る左右向きの軸
心P4周りに変更できるようになっている。
【0037】図4、図6、図7、図10、図11、図1
3及び図14に示すように、左側の支持部材32には、
被係止部51の一例である上下一対のフック51が設け
られており、これらのフック51には、ガイド板52に
形成した係止部53の一例である上下一対で上下2組の
開口上縁部53を択一的かつ着脱自在に係止できるよう
になっている。ガイド板52は、各開口上縁部53を対
応するフック51に係止することで支持フレーム19,
22に連結することができ、その連結状態では、ダクト
4で案内された刈草の一部を左側から右寄りに案内する
ようになっている。
【0038】図8、図9、図12及び図13に示すよう
に、リヤディスチャージカバー45におけるダクト4と
の対向箇所には、平面視でダクト4側に膨出する状態に
湾曲して、ダクト4で案内された刈草を左右方向に分流
する膨出部54が溶接されている。
【0039】以上の構成から、刈草を回収する場合に
は、図1〜5に示すように、支持フレーム19,22に
集草容器5,6を取り付けることによって、モーア2で
刈り取られてダクト4で走行機体1の後方に向けて案内
された刈草を集草容器5,6に簡単に回収することがで
きるようになっている。
【0040】一方、刈草を走行機体1が通過した後の地
面に排出する場合には、図8、図10及び図12に示す
ように、ローダンプ仕様の支持フレーム19に対しては
ガイド板52とリヤディスチャージカバー45とを取り
付けることによって、又、図9、図11及び図12に示
すように、ハイダンプ仕様の支持フレーム22に対して
は左右一対の支持部材32とガイド板52とリヤディス
チャージカバー45とを取り付けることによって、左右
方向に並設した3枚のブレード14〜16のうち、第1
ブレード14と第2ブレード15とを同じ方向に回転さ
せ、第3ブレード16のみを逆方向に回転させること
で、地面に生えた草を刈り取り、それらのブレード14
〜16の回転により生起した搬送風で、ハウジング13
内の刈草を、第1ブレード14の軸心P1と第3ブレー
ド16の軸心P3との間に形成した排出口18から排出
する、というモーア2の構造との関係からダクト4内に
おける左側の案内領域に偏って流動する刈草の一部を、
ガイド板52によって右寄りに案内することができ、こ
れによって、リヤディスチャージカバー45内では、ダ
クト4からの刈草を、左右方向での流動分布の均一化が
図られた状態で膨出部54に向けて流動させることがで
き、又、膨出部54の作用によって、その一部をリヤデ
ィスチャージカバー45内の左右中央部に残しながら左
右に分流させることでき、結果、走行機体1が通過した
後の地面にモーア2からの刈草を精度良く均一に拡散排
出させることができて、走行機体1が通過した後の地面
に肥料となる刈草を満遍なく確実にゆきわたらせること
や、刈草を地面上で自然乾燥させてからスイーパなどで
回収する乾燥回収作業における刈草の乾燥を効率良く行
うことができるようになっている。
【0041】又、刈り取る草の種類や状態あるいは刈り
高さなどに起因して、ダクト4内を流動する刈草の流動
分布がダクト4の高さ方向で変化する場合には、そのと
きの刈草の流動分布に応じた高さ位置にガイド板52の
高さ位置を調節することによって、刈り取る草の種類や
状態あるいは刈り高さなどにかかわらず、ダクト4内に
おける左側の案内領域に偏って流動する刈草の適量を、
ガイド板52によって右寄りに案内することができ、
又、リヤディスチャージカバー45の取り付け角度を変
更することによって、リヤディスチャージカバー45の
開放度を、刈り取る草の種類や状態あるいは刈り高さな
どに応じた開放度に調節することができて、刈り取る草
の種類や状態あるいは刈り高さなどに適した拡散作用を
得ることができ、結果、刈り取る草の種類や状態あるい
は刈り高さなどにかかわらず、モーア2からの刈草を走
行機体1が通過した後の地面に均一に拡散排出すること
ができるようになっている。
【0042】更に、左右の支持部材32、リヤディスチ
ャージカバー45、及びガイド板52を、ローダンプ仕
様とハイダンプ仕様の双方の草刈機A,Bに共用できる
ように構成していることから、それらをそれぞれの仕様
の草刈機A,Bに対応する専用のものに構成する場合に
比較して、部品管理や製造コストの面で有利にすること
ができるようになっている。
【0043】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 (1)ローダンプ仕様の草刈機においては、支持フレー
ム19に対する集草容器5の取り付けや集草容器5への
集草に左右の支持部材32が支障を来す場合には、集草
容器5を支持フレーム19に取り付ける際に左右の支持
部材32を支持フレーム19の縦壁30から取り外すよ
うにしてもよい。
【0044】(2)ハイダンプ仕様の草刈機において
は、左右の支持部材32などを、支持フレーム22に対
する集草容器6の取り付けに左右の支持部材32が支障
を及ぼさないように構成して、支持フレーム22に左右
の支持部材32を装備した状態のまま、支持フレーム1
9に対する集草容器6とリヤディスチャージカバー45
との付け替えを行えるようにしてもよい。
【0045】(3)モーア2からの刈草がダクト4内に
おける右側の案内領域に偏って流動する場合には、ガイ
ド板52が、ダクト4で案内された刈草の一部を左寄り
に案内するように構成すればよい。
【0046】(4)被係止部51及び係止部53として
は種々の変更が可能であり、例えば、被係止部51を開
口上縁部とし、係止部53を、その開口上縁部に係止可
能なフックとしてもよい。
【0047】(5)3組以上の係止部53を上下方向に
並設して、ガイド板52の高さ調節を3段階以上行える
ようにしてもよく、又、係止部53に代えて被係止部5
1を上下方向に複数組並設することで、ガイド板52の
高さ調節を行えるようにしてもよい。
【0048】(6)リヤディスチャージカバー45の取
り付け角を変更可能にする構造としては種々の変更が可
能であり、例えば、リヤディスチャージカバー45の左
右両側部に形成した長孔47と、左右の支持部材32に
溶接したナット49と、これらのナット49に螺合され
るノブ付きボルト48とから、リヤディスチャージカバ
ー45の取り付け角を変更可能に構成してもよく、又、
長孔47に代えて、リヤディスチャージカバー45の支
軸46を支点とする円弧上に複数の貫通孔を穿設するよ
うにしてもよい。
【0049】(7)リヤディスチャージカバー45に設
けられる膨出部54を位置調節可能に構成してもよい。
このように構成すれば、刈り取る草の種類や状態あるい
は刈り高さなどに起因して、ダクト4内を流動する刈草
の流動分布がダクト4の横幅方向で変化する場合には、
そのときの刈草の流動分布に応じた左右位置に膨出部5
4の位置を調節することによって、刈り取る草の種類や
状態あるいは刈り高さなどにかかわらず、モーア2から
の刈草を走行機体1が通過した後の地面に均一に拡散排
出することができるようになり、又、モーア2からの刈
草を、走行機体1が通過した後の地面における左右一側
方に意図的に寄せ集めることもできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】集草容器を装備したローダンプ仕様の草刈機の
全体側面図
【図2】集草容器を装備したハイダンプ仕様の草刈機の
全体側面図
【図3】草刈機の平面図
【図4】ローダンプ仕様の支持フレームに集草容器を取
り付けた状態を示す要部の縦断側面図
【図5】ローダンプ仕様の支持フレームに集草容器を取
り付けた状態を示す要部の横断平面図
【図6】ローダンプ仕様の支持フレームの背面図
【図7】ハイダンプ仕様の支持フレームの背面図
【図8】リヤディスチャージカバーを装備したローダン
プ仕様の草刈機の全体側面図
【図9】リヤディスチャージカバーを装備したハイダン
プ仕様の草刈機の全体側面図
【図10】ローダンプ仕様の支持フレームにガイド板及
びリヤディスチャージカバーを取り付けた状態を示す要
部の縦断側面図
【図11】ハイダンプ仕様の支持フレームにガイド板及
びリヤディスチャージカバーを取り付けた状態を示す要
部の縦断側面図
【図12】支持フレームにガイド板及びリヤディスチャ
ージカバーを取り付けた状態を示す要部の横断平面図
【図13】支持部材に対するガイド板及びリヤディスチ
ャージカバーの取り付け構造を示す分解斜視図
【図14】支持フレームにガイド板を取り付けた状態を
示す要部の縦断側面図
【符号の説明】
1 走行機体 4 ダクト 5 集草容器 6 集草容器 8 後輪 13 ハウジング 14 第1ブレード 15 第2ブレード 16 第3ブレード 18 排出口 19 支持フレーム 22 支持フレーム 45 リヤディスチャージカバー 51 被係止部 52 ガイド板 53 係止部 54 膨出部 P1 軸心 P2 軸心 P3 軸心 P4 軸心
フロントページの続き (72)発明者 小森田 武史 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 佐治 伸一郎 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 川畑 博志 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B083 AA02 BA12 BA18 CA09 CA28 DA02 FA06 FA09 FA12 GA02 HA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に、縦向きの軸心周りに回
    転する3枚のブレードを左右方向に並設し、それらのブ
    レードの回転方向を、中央に位置する第1ブレードとそ
    の左右一側方に位置する第2ブレードとが同じ方向に回
    転し、かつ、前記第1ブレードとその左右他側方に位置
    する第3ブレードとが、それらの隣接領域では互いに前
    方から後方に向かう状態で逆向き回転するように設定
    し、前記第1ブレードの軸心と前記第3ブレードの軸心
    との間に位置するハウジング部分に、前記ハウジング内
    の刈草を後方に向けて排出する排出口を形成し、左右の
    後輪間に、前記排出口からの刈草を走行機体の後方に向
    けて案内するダクトを配設し、前記走行機体の後部に、
    前記ダクトで案内された刈草を回収する集草容器と、前
    記ダクトで案内された刈草を地面に向けて排出するリヤ
    ディスチャージカバーとの付け替えが可能となるように
    構成された支持フレームを装備してあるリヤディスチャ
    ージ形の草刈機であって、 前記支持フレームに設けた被係止部に対して着脱自在に
    係止可能な係止部を備えたガイド板を装備するととも
    に、前記被係止部に対する前記係止部の係止で前記支持
    フレームに前記ガイド板を連結した状態では、前記ガイ
    ド板が、前記ダクトで案内された刈草の一部を左右一側
    方側から左右他側方寄りに案内するように構成してある
    リヤディスチャージ形の草刈機。
  2. 【請求項2】 前記ガイド板に、前記被係止部に択一的
    に係止する複数の係止部を上下方向に並設してある請求
    項1記載のリヤディスチャージ形の草刈機。
  3. 【請求項3】 前記支持フレームに対する前記リヤディ
    スチャージカバーの取り付け角度を、前記リヤディスチ
    ャージカバーの上部に設定した左右向きの軸心周りで変
    更可能となるように構成してある請求項1又は2記載の
    リヤディスチャージ形の草刈機。
  4. 【請求項4】 前記リヤディスチャージカバーにおける
    前記ダクトとの対向箇所に、平面視で前記ダクト側に膨
    出する状態に湾曲して、前記ダクトで案内された刈草を
    左右方向に分流する膨出部を設けてある請求項1〜3の
    いずれか一つに記載のリヤディスチャージ形の草刈機。
JP2001085179A 2001-03-23 2001-03-23 リヤディスチャージ形の草刈機 Expired - Lifetime JP3664662B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001085179A JP3664662B2 (ja) 2001-03-23 2001-03-23 リヤディスチャージ形の草刈機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001085179A JP3664662B2 (ja) 2001-03-23 2001-03-23 リヤディスチャージ形の草刈機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002272235A true JP2002272235A (ja) 2002-09-24
JP3664662B2 JP3664662B2 (ja) 2005-06-29

Family

ID=18940737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001085179A Expired - Lifetime JP3664662B2 (ja) 2001-03-23 2001-03-23 リヤディスチャージ形の草刈機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3664662B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005237285A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Iseki & Co Ltd 乗用芝刈機
JP2006246804A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Kubota Corp 草刈り機
JP2007306873A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Yanmar Co Ltd 乗用型芝刈機
JP2008131910A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Yanmar Co Ltd 芝刈機
JP2011139668A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Kubota Corp 草刈機
JP2013000105A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Iseki & Co Ltd 草刈機
JP2013039094A (ja) * 2011-08-18 2013-02-28 Iseki & Co Ltd 乗用草刈機
JP2022036616A (ja) * 2020-08-24 2022-03-08 株式会社クボタ 乗用型草刈機

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005237285A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Iseki & Co Ltd 乗用芝刈機
JP4507637B2 (ja) * 2004-02-26 2010-07-21 井関農機株式会社 乗用芝刈機
JP2006246804A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Kubota Corp 草刈り機
JP4542451B2 (ja) * 2005-03-11 2010-09-15 株式会社クボタ 草刈り機
JP2007306873A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Yanmar Co Ltd 乗用型芝刈機
JP2008131910A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Yanmar Co Ltd 芝刈機
JP2011139668A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Kubota Corp 草刈機
JP2013000105A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Iseki & Co Ltd 草刈機
JP2013039094A (ja) * 2011-08-18 2013-02-28 Iseki & Co Ltd 乗用草刈機
JP2022036616A (ja) * 2020-08-24 2022-03-08 株式会社クボタ 乗用型草刈機
JP7412306B2 (ja) 2020-08-24 2024-01-12 株式会社クボタ 乗用型草刈機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3664662B2 (ja) 2005-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6192666B1 (en) Lawn mower
US7299613B2 (en) Mulching mower unit
US6330783B2 (en) Mower deck
CN102027833A (zh) 节油高速联合收割种植管理机
JP3859562B2 (ja) モーア
JP3935793B2 (ja) 草刈り機
JP2002272235A (ja) リヤディスチャージ形の草刈機
US8087221B2 (en) Mower unit with washing device suspended from a grass mower
US6854249B1 (en) Lawn mower
WO2014141792A1 (ja) コンバイン
JP5338457B2 (ja) 芝刈装置のモアデッキ
JPH11243752A (ja) 普通形コンバイン
JP2001251924A (ja) ブレードモーアのモーアデッキ
JP2001028925A (ja) コンバインの枠構造
JP3860665B2 (ja) モア
JP3859561B2 (ja) モーア
JP4400480B2 (ja) コンバイン
JP2003276494A (ja) 乗用型作業機
JP3767190B2 (ja) 草刈機の刈草排出装置
JP3805201B2 (ja) 草刈り機
JP3783460B2 (ja) リヤディスチャージモーアの刈草排出装置
JP3900738B2 (ja) リヤディスチャージモーアの刈草搬送装置
JPH04647Y2 (ja)
JP2004350629A (ja) モーア
WO2023196856A2 (en) Multi-configuration work vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090408

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090408

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100408

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110408

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120408

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120408

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130408

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130408

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 9