JP2002272152A - 熱電発電装置および熱電発電用蒸発装置 - Google Patents

熱電発電装置および熱電発電用蒸発装置

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JP2002272152A
JP2002272152A JP2001129837A JP2001129837A JP2002272152A JP 2002272152 A JP2002272152 A JP 2002272152A JP 2001129837 A JP2001129837 A JP 2001129837A JP 2001129837 A JP2001129837 A JP 2001129837A JP 2002272152 A JP2002272152 A JP 2002272152A
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thermoelectric
heat medium
module
thermoelectric generator
evaporator
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JP2001129837A
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Toshinobu Tanimura
利伸 谷村
Shigefumi Nishio
茂文 西尾
Kanichi Kadotani
▲皖▼一 門谷
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】発電効率の向上を達成し得る熱電発電装置の提
供、および熱交換効率の向上を達成し得る熱電発電用蒸
発装置の提供にある。 【解決手段】熱電発電装置1は、熱電発電モジュール4
の上方から吹下ろす熱媒体の蒸気により、熱電モジュー
ル4Mに付着した凝縮熱媒体の落下を助勢するべく、蒸
発部2において生成された熱媒体の蒸気を、熱電変換部
3における熱電発電モジュール4の上方域へ導くガイド
プレート(ガイド手段)5を具備している。また、本発明
の熱電発電用蒸発装置(蒸発部)2は、熱媒体を貯留する
貯留部2Aと、該貯留部2Aを貫通するダクト2Bと、
該ダクト2Bの内部に貯留部2Aと連通させて設けた複
数の伝熱管2bとを備え、貯留部2Aにおける熱媒体
を、複数の伝熱管2bを介してダクト2Bに導入し、該
ダクト2Bを流れる高温流体により熱媒体を加熱して蒸
気を生成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱媒体の蒸気を生
成する蒸発部と熱電発電モジュールを有する熱電変換部
とを備えて成るサーモサイフォン型の熱電発電装置、お
よび熱電発電用蒸発装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱電発電装置の一態様として、図15に
示す如きサーモサイフォン型の熱電発電装置がある。
【0003】この熱電発電装置Aは、蒸発部Bと熱電変
換部Cとを具備しており、上記蒸発部Bは、ダクトBa
を流れる高温流体(排ガス)で伝熱管Bb、Bb…を炙
り、貯留部Bcに貯留された熱媒体Wを加熱すること
で、熱媒体の蒸気を生成するものである。
【0004】一方、熱電変換部Cは、上記蒸発部Bと連
通するチャンバCaに熱電発電モジュールDを収容して
成り、この熱電発電モジュールDは、熱電モジュールE
と水冷板(冷却手段)Fとを備えている。
【0005】熱電発電モジュールDを構成する熱電モジ
ュールEは、図16に示す如く、P型半導体SpとN型
半導体Snとを、電極Thと電極Tcとによって電気的
に直列(熱源に対して並列)に接続した熱電素子集合体で
あり、上記水冷板Fは熱電モジュールEの低温側(電極
Tc側)にグリース等を介して結合されている。
【0006】上述した熱電発電装置Aにおいては、蒸発
部Bにおいて生成された熱媒体の蒸気が熱電変換部Cの
チャンバCaに供給され、熱電発電モジュールDを構成
する熱電モジュールEの高温側(電極Th側)に触れて凝
縮する際、熱を放出して熱電モジュールEの高温側を加
熱することにより、水冷板Fで冷却されている熱電モジ
ュールEの低温側(電極Tc側)との温度差に基づいて、
熱電モジュールEを構成するP型半導体SpおよびN型
半導体Snが動作して発電が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の熱電発電装置Aにおいて、蒸発部Bから熱電変換部
CのチャンバCaに供給された熱媒体の蒸気は、図15
中に矢印a,b,cで示す如く、熱電発電モジュールD
(熱電モジュールE)の表面に倣って上昇して行き、上記
熱電発電モジュールDの表面に触れて凝縮する。
【0008】一方、熱媒体の蒸気が凝縮して生成された
凝縮熱媒体は、図15中において矢印f,gで示す如
く、自重により熱電発電モジュールDの表面を伝って落
下して行く。
【0009】すなわち、熱電発電モジュールDの表面に
倣って上昇する熱媒体の蒸気と落下する凝縮熱媒体とが
互いにぶつかり合うこととなる。
【0010】このため、上昇する熱媒体の蒸気により凝
縮熱媒体の落下が妨げられて、熱電発電モジュールDの
表面から凝縮熱媒体が排除され難くなり、熱電発電モジ
ュールDと熱媒体の蒸気との接触が妨げられて熱伝達が
阻害されることで、発電効率の低下を招いてしまう不都
合があった。
【0011】本発明は上記実状に鑑みて、発電効率の向
上を達成し得る熱電発電装置の提供を目的とするもので
ある。
【0012】また、上述した従来の熱電発電装置Aにお
ける蒸発部Bでは、貯留部Bcを貫通する複数の伝熱管
Bb,Bb…に、ダクトBaを流れる高温流体を導入し
ているため、細い伝熱管Bbを通過する際の抵抗によっ
て高温流体の流速を大きく設定することができず、これ
により熱交換効率の低下を招いてしまう不都合があっ
た。
【0013】本発明は上記実状に鑑みて、熱交換効率の
向上を達成し得る熱電発電用蒸発装置の提供を目的とす
るものである。
【0014】
【課題を解決するための手段および効果】上記目的を達
成するべく、請求項1の発明に関わる熱電発電装置は、
熱電モジュールの低温側に冷却手段を設けた熱電発電モ
ジュールを有する熱電変換部と、熱媒体の蒸気を生成す
る蒸発部とを具備して成り、熱媒体の蒸気によって熱電
モジュールの高温側を加熱し、熱電モジュールの低温側
と高温側との温度差によって発電するサーモサイフォン
型の熱電発電装置であって、蒸発部において生成された
熱媒体の蒸気を、熱電変換部における熱電発電モジュー
ルの上方域へ導くガイド手段を備えて成り、熱電発電モ
ジュールの上方から吹下ろす熱媒体の蒸気によって、熱
電モジュールに付着した凝縮熱媒体の落下を助勢するよ
う構成したことを特徴としている。上記構成によれば、
ガイド手段によって熱電発電モジュールの上方域へ導い
た熱媒体の蒸気が、熱電発電モジュールの上方から吹下
ろすことで、熱電モジュールに付着した凝縮熱媒体の落
下が助勢され、上記熱電モジュールから凝縮熱媒体が速
やかに排除されることとなり、熱媒体の蒸気と熱電モジ
ュールとの間で良好に熱伝達が行われ、もって本発明の
熱電発電装置においては、発電効率の向上を達成するこ
とが可能となる。
【0015】請求項2の発明に関わる熱電発電装置は、
請求項1の発明に関わる熱電発電装置において、ガイド
手段は、熱電変換部における熱電発電モジュールの下方
域を覆う態様で蒸発部との間に設けられ、熱電発電モジ
ュールから落下する凝縮熱媒体を蒸発部へ案内する凝縮
熱媒体ガイド部と、蒸発部において生成された熱媒体の
蒸気を凝縮熱媒体と出会うことなく熱電発電モジュール
の上方域へ案内する蒸気ガイド部とを備えて成ることを
特徴としている。上記構成によれば、蒸気ガイド部およ
び凝縮熱媒体ガイド部を備えたガイド手段により、上昇
する熱媒体の蒸気と落下する凝縮熱媒体との接触が防止
されるので、凝縮熱媒体と接触することによる熱媒体の
蒸気の温度低下が抑えられ、もって本発明の熱電発電装
置においては、発電効率の向上を達成することが可能と
なる。
【0016】請求項3の発明に関わる熱電発電用蒸発装
置は、熱媒体を貯留する貯留部と、該貯留部を貫通する
ダクトと、該ダクトの内部に貯留部と連通させて設けた
複数の伝熱管とを備え、貯留部における熱媒体を複数の
伝熱管を介してダクトに導入し、該ダクトを流れる高温
流体により熱媒体を加熱して、熱媒体の蒸気を生成する
ことを特徴としている。上記構成によれば、ダクトを流
れる高温流体は、該ダクトの内部に設けられた複数の伝
熱管の間を流通するので、高温流体を複数の伝熱管の内
部に流通させている従来の蒸発部に比べて、高温流体が
流通する際の抵抗は少ないものとなり、ダクト内におけ
る高温流体の流速を大幅に増大させることができ、さら
に各伝熱管を縦方向に延設した場合には、熱媒体の蒸気
が伝熱管から上方へ抜け易くなるため限界熱流束を大き
く取ることができ、もって本発明に関わる熱電発電用蒸
発装置においては熱交換効率の向上を達成することが可
能となる。
【0017】請求項4の発明に関わる熱電発電用蒸発装
置は、請求項3の発明に関わる熱電発電用蒸発装置にお
いて、複数の伝熱管における熱媒体の蒸気の出口と、貯
留部における凝縮熱媒体の入口とを、互いに独立して離
隔した位置に設けたことを特徴としている。上記構成に
よれば、複数の伝熱管から発生する熱媒体の蒸気と、貯
留部に環流する凝縮熱媒体とが互いに出合うことがな
く、もって凝縮熱媒体との接触による熱媒体の蒸気の温
度低下が抑えられる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、実施例を示す図面に基づい
て、本発明を詳細に説明する。図1および図2は、本発
明に関わる熱電発電装置の第1実施例を示しており、こ
の熱電発電装置1は、蒸発部(熱電発電用蒸発装置)2と
熱電変換部3とを具備している。
【0019】本発明に関わる蒸発部(熱電発電用蒸発装
置)2は、熱媒体Wを貯留する貯留部2Aと、該貯留部
2Aを貫通するダクト2Bとを備え、該ダクト2Bには
上記貯留部2Aと連通して、熱媒体Wの導入される多数
の伝熱管2bが設けられており、ダクト2Bを流れる高
温流体(排ガス)によって各伝熱管2bを炙り、内部の熱
媒体Wを加熱することによって、該熱媒体Wの蒸気を生
成するよう構成されている。
【0020】なお、熱媒体Wとしては、沸点が高くかつ
熱伝導率および潜熱の大きいものが望ましいが、水(純
水)やその他の適宜な液体、例えばフロリナート(登録商
標)等を採用し得ることは言うまでもない。
【0021】一方、熱電変換部3は、上記蒸発部2と連
通するチャンバ3Aを備えるとともに、該チャンバ3A
の内部には3台の熱電発電モジュール4が収容されてお
り、各々の熱電発電モジュール4は、水冷板(冷却手段)
4Cの両面に熱電モジュール4M,4Mを設置すること
によって構成されている。
【0022】なお、熱電発電モジュール4における熱電
モジュール4Mの構成、および熱電発電モジュール4に
よる発電の原理に関しては、図15および図16に示し
た従来の熱電発電モジュールDと基本的に変わるところ
はない。
【0023】3台の熱電発電モジュール4は、それぞれ
水冷板4Cを垂直方向に立て、かつ熱電発電装置1の左
右方向(図1中の左右方向)に延在させるとともに、熱電
発電装置1の前後方向(図2中の左右方向)に並置されて
おり、チャンバ3Aに固定されたサポートフレーム3B
に断熱材3bを介して支持されている。
【0024】上述した蒸発部2の上方域、かつ熱電発電
部3における熱電発電モジュール4の下方域には、蒸発
部2において生成された熱媒体Wの蒸気を、熱電発電モ
ジュール4の上方域へ導くためのガイドプレート(ガイ
ド手段)5が設置されている。
【0025】上記ガイドプレート5は、図3〜図6に示
す如く、上部プレート5Aと、下部プレート5Bと、ガ
イドビーム5Cとを具備しており、上部プレート5A
は、矩形状の板金を扁平な逆V字形状に屈曲形成し、か
つ左右の縁部を下方に向けて湾曲形成することによって
構成されている。
【0026】また、下部プレート5Bは、上部プレート
5Aと同じ前後幅の板金を扁平な逆V字形状に屈曲形成
し、上部プレート5Aの底面に該底面の中央域を覆う態
様で固設されている。
【0027】また、ガイドビーム5Cは、上板5Ctと
左右の側板5Csとを有する逆凹字状断面の部材であ
り、上部プレート5Aの上部には、該上部プレート5A
の左右方向に延在する3条のガイドビーム5Cが、上部
プレート5Aの前後方向に並置して固定されている。
【0028】ここで、上記ガイドプレート5の上部に
は、各ガイドビーム5Cの側板5Csと、上部プレート
5Aにおいてガイドビーム5Cに覆われていない部位と
により、後に詳述する如く、熱電発電モジュール4から
落下する凝縮熱媒体を蒸発部2へ案内するための流路
(凝縮熱媒体ガイド部)5D,5D…が構成されている。
【0029】また、上部プレート5Aにおける左右の縁
部には、各ガイドビーム5Cの左右の側板5Cs,5C
sに挟まれた部位に、それぞれ開口部5Aoが形成され
ており、ガイドプレート5における下部プレート5Aお
よび各開口部5Aoによって、後に詳述する如く、蒸発
部2において生成された熱媒体の蒸気を、凝縮熱媒体と
出会うことなく熱電発電モジュール4の上方域へ案内す
るための蒸気ガイド部5Eが構成されている。
【0030】上述したガイドプレート5は、図1および
図2に示す如く、熱電変換部3のチャンバ3Bに固定さ
れたサポートフレーム3Bに支持されており、図1に示
す如く、上記ガイドプレート5における左右の縁部は、
熱電発電モジュール4における左右の縁部よりも外方に
張り出して位置するとともに、蒸発部2におけるダクト
2Bよりも外側における貯留部2Aの水面の上方に位置
している。
【0031】また、図2に示す如く、上述したガイドプ
レート5は、熱電変換部3におけるチャンバ3Aの前後
幅と略同一の幅を有しているとともに、上記ガイドプレ
ート5の上部に構成された5D,5D…は、3台の熱電
発電モジュール4における各熱電モジュール4M,4M
…の直下に位置している。
【0032】以下では、上述した熱電発電装置1の稼働
時における、熱媒体の蒸気および凝縮熱媒体の流れにつ
いて、図1〜図6および図7を参照しつつ説明する。
【0033】熱電発電装置1の蒸発部(熱電発電用蒸発
装置)2において、上述した如く、ダクト2Bを流れる
高温流体(排ガス)によって伝熱管2b、2b…を炙り、
貯留部2Aから各伝熱管2b、2b…に導入されている
熱媒体Wを加熱することによって、各伝熱管2b、2b
…の上部開口(熱媒体の蒸気の出口)から、熱媒体の蒸気
が発生し上昇して行く。
【0034】ここで、上記構成の蒸発部(熱電発電用蒸
発装置)2によれば、ダクト2Bを流れる高温流体は、
該ダクト2Bの内部に設けられた複数の伝熱管2b、2
b…の間を流通するので、高温流体を複数の伝熱管の内
部に流通させている従来の蒸発部(図15参照)に比べ、
高温流体が流通する際の抵抗は少ないものとなる。
【0035】これにより、ダクト2B内における高温流
体の流速を大幅に増大させることができ、もって本発明
に関わる蒸発部(熱電発電用蒸発装置)2によれば、熱交
換効率の大幅な向上を達成することができる。
【0036】また、上記構成の蒸発部(熱電発電用蒸発
装置)2では、各伝熱管2b、2b…を縦方向に延設さ
せているので、熱媒体の蒸気が伝熱管2bの上方へ抜け
易く、これにより限界熱流束を大きく取ることができる
ため、熱交換効率の向上を達成することが可能となる。
【0037】図7(a)に示す如く、蒸発部2において生
成された熱媒体の蒸気は、ガイドプレート5の下部プレ
ート5Bに案内されて、矢印hの如く左右方向へ流れて
行き、次いで上部プレート5Aの左右の縁部に形成され
た開口部5Aoを通過して、矢印iで示す如く上昇して
行く。
【0038】上述したように、ガイドプレート5の左右
の縁部は、熱電発電モジュール4の左右の縁部よりも外
方に張り出しているので、上部プレート5Aの開口部5
Aoを通過した熱媒体の蒸気は、矢印jに示す如く熱電
発電モジュール4の縁部の外方を通過して、該熱電発電
モジュール4の上方域にまで到達する。
【0039】すなわち、蒸発部2において生成された熱
媒体の蒸気は、ガイドプレート5の蒸気ガイド部5E
(下部プレート5B、開口部5Ao)によって、熱電発電
モジュール4における熱電モジュール4Mの上方域へ導
かれることとなる。
【0040】熱電発電モジュール4の上方域に到達した
熱媒体の蒸気は、矢印kで示す如く熱電発電モジュール
4の上方から吹き下ろし、熱電モジュール4Mの表面に
倣って下降しつつ、上記熱電モジュール4Mの表面に触
れて凝縮し、凝縮熱媒体となって熱電モジュール4Mの
表面に付着する。
【0041】ここで、熱電発電部2へは蒸発部2から連
続して熱媒体の蒸気が供給されるため、熱電モジュール
4Mの表面に付着した凝縮熱媒体は、熱電発電モジュー
ル4の上方から吹き下ろす新たな熱媒体蒸気の勢いによ
り、自重による落下が助勢されて熱電モジュール4Mの
表面から速やかに排除されることとなる。
【0042】このように、熱電モジュール4Mの表面か
ら凝縮熱媒体が速やかに排除されることとによって、熱
媒体の蒸気と熱電モジュールとの間における熱伝達が極
めて良好に行われ、もって発電効率の向上が達成される
こととなる。
【0043】一方、図7(b)において矢印lで示す如
く、熱電発電モジュール4の表面から落下した凝縮熱媒
体は、上述のようにガイドプレート5の各流路5Dが、
熱電モジュール4Mの直下に位置していることから、上
記ガイドプレート5の流路5Dに受け止められる。
【0044】上記ガイドプレート5の流路5Dに落下し
た凝縮熱媒体は、矢印mで示す如く、上記流路5Dを左
右に流れ下って行き、上部プレート5Aの左右の縁部か
ら、矢印nで示す如く蒸発部2の貯留部2Aに落下して
戻される。
【0045】ここで、図4および図5からも明らかなよ
うに、ガイドプレート5における流路5Dと開口部5A
oとは、ガイドビーム5Cの側板5Csによって離隔さ
れているで、流路5Dを通過する凝縮熱媒体と開口部5
Aoを通過する熱媒体の蒸気とは、ガイドプレート5上
において互いに出合うことがない。
【0046】言い換えれば、図7(a)および図7(b)か
ら明らかなように、熱電変換部3におけるチャンバ3A
の内部を、熱媒体の蒸気と凝縮熱媒体とが互いに出合う
ことなく循環するので、凝縮熱媒体との接触による熱媒
体の蒸気の温度低下が抑えられ、もって発電効率の向上
が達成されることとなる。
【0047】また、熱電発電装置1の蒸発部(熱電発電
用蒸発装置)2においては、上述した如く、熱媒体Wを
貯留する貯留部2Aにダクト2Bが貫通し、図1に示す
ように貯留部2Aはダクト2Bの外方に位置しているの
で、熱媒体の蒸気の出口である各伝熱管2b、2b…の
上部開口と、凝縮熱媒体の入口である貯留部2Aの上部
開口とが互いに離隔して位置することとなり、各伝熱管
2b、2b…の上部開口(熱媒体の蒸気の出口)から発生
して上昇する熱媒体の蒸気と、ガイドプレート5から貯
留部2Aの上部開口(凝縮熱媒体の入口)に落下して戻さ
れる凝縮熱媒体とが互いに出合うことなく循環するの
で、凝縮熱媒体との接触による熱媒体の蒸気の温度低下
が抑えられる。
【0048】図8は、本発明に関わる熱電発電装置の第
2実施例を示しており、この熱電発電装置10における
蒸発部2と熱電発電モジュール4との間には、扁平な逆
V字状を呈するガイドプレート(ガイド手段)15が設置
されている。なお、上記ガイドプレート15以外の構成
は、先に説明した第1実施例の熱電発電装置1と何ら変
わるところはない。
【0049】上記構成の熱電発電装置10において、蒸
発部2で生成された熱媒体の蒸気は、矢印h,i,jで
示す如くガイドプレート15によって熱電発電モジュー
ル4の上方域へ導かれ、矢印kで示す如く熱電発電モジ
ュール4の上方から吹き下ろされることとなる。
【0050】一方、矢印lで示す如く熱電発電モジュー
ル4から落下した凝縮熱媒体は、矢印m,nで示す如く
ガイドプレート15に案内されて、蒸発部2の貯留部2
Bに戻される。
【0051】上記構成の熱電発電装置10では、ガイド
プレート15によって熱電発電モジュール4の上方域へ
熱媒体の蒸気が導かれ、この熱媒体の蒸気が熱電発電モ
ジュール4の上方から吹き下ろされることで、第1実施
例の熱電発電装置1と同じく発電効率の向上が達成され
ることとなる。
【0052】図9は、本発明に関わる熱電発電装置の第
3実施例を示しており、この熱電発電装置20における
蒸発部2と熱電発電モジュール4との間には、扁平な逆
V字状を呈する凝縮熱媒体ガイドプレート25Wと、扁
平なV字状を呈する蒸気ガイドプレート(ガイド手段)2
5Sとが、上下に重ね合わせて設置されている。なお、
上記凝縮熱媒体ガイドプレート25Wおよび蒸気ガイド
プレート25S以外の構成は、先に説明した第1実施例
の熱電発電装置1と何ら変わるところはない。
【0053】上記構成の熱電発電装置20において、蒸
発部2で生成された熱媒体の蒸気は、矢印h,i,jで
示す如く、蒸気ガイドプレート25Sによって熱電発電
モジュール4の上方域へ導かれ、矢印kで示す如く熱電
発電モジュール4の上方から吹き下ろされることとな
る。
【0054】一方、矢印lで示す如く熱電発電モジュー
ル4から落下した凝縮熱媒体は、矢印m,nで示す如く
凝縮熱媒体ガイドプレート25Wに案内されて、蒸発部
2の貯留部2Bに戻される。
【0055】上記構成の熱電発電装置20では、蒸気ガ
イドプレート25Sによって熱電発電モジュール4の上
方域へ熱媒体の蒸気が導かれ、この熱媒体の蒸気が熱電
発電モジュール4の上方から吹き下ろされることで、第
1実施例の熱電発電装置1と同じく発電効率の向上が達
成されることとなる。
【0056】図10は、本発明に関わる熱電発電装置の
第4実施例を示しており、この熱電発電装置30におけ
る蒸発部2と熱電発電モジュール4との間には、蒸発部
2の上方を覆う蒸気ガイドプレート(ガイド手段)35S
と、熱電発電モジュール4の下方を覆う凝縮熱媒体ガイ
ドプレート35Wとが、共に同一方向に傾斜した態様で
設置されている。なお、上記蒸気ガイドプレート35S
および凝縮熱媒体ガイドプレート35W以外の構成は、
先に説明した第1実施例の熱電発電装置1と何ら変わる
ところはない。
【0057】上記構成の熱電発電装置30において、蒸
発部2で生成された熱媒体の蒸気は、矢印h,i,jで
示す如く、蒸気ガイドプレート35Sによって熱電発電
モジュール4の上方域へ導かれ、矢印kで示す如く熱電
発電モジュール4の上方から吹き下ろされることとな
る。
【0058】一方、矢印lで示す如く熱電発電モジュー
ル4から落下した凝縮熱媒体は、矢印m,nで示す如く
凝縮熱媒体ガイドプレート35Wに案内されて、蒸発部
2の貯留部2Bに戻される。
【0059】上記構成の熱電発電装置30では、蒸気ガ
イドプレート35Sによって熱電発電モジュール4の上
方域へ熱媒体の蒸気が導かれ、この熱媒体の蒸気が熱電
発電モジュール4の上方から吹き下ろされることで、第
1実施例の熱電発電装置1と同じく発電効率の向上が達
成されることとなる。
【0060】また、上記構成の熱電発電装置30では、
熱電変換部3におけるチャンバ3Aの内部を、熱媒体の
蒸気と凝縮熱媒体とが互いに出合うことなく循環するの
で、凝縮熱媒体との接触による熱媒体の蒸気の温度低下
が抑えられ、第1実施例の熱電発電装置1と同じく発電
効率の向上が達成されることとなる。
【0061】なお、上述した実施例においては、蒸気ガ
イドプレート35Sと凝縮熱媒体ガイドプレート35W
とを独立した2枚のプレートから構成しているが、上記
蒸気ガイドプレート35Sおよび凝縮熱媒体ガイドプレ
ート35Wを、一枚のプレートによって共用するよう構
成することも可能である。
【0062】図11に示す熱電発電装置30′は、図1
0に示した熱電発電装置30の変形例であり、この熱電
発電装置30′では、蒸発部2′におけるダクト2B′
を、貯留部2A′の一方の側壁に密接する態様で貫通設
置している。
【0063】なお、上記蒸発部2′のレイアウト以外、
図10に示した熱電発電装置30と何ら変わるところは
ないので、熱電発電装置30′の構成要素において、熱
電発電装置30の要素と同一作用を成す要素に、図10
と同一の符号に′(ダッシュ)を附して詳細な説明は省略
する。
【0064】上記構成の熱電発電装置30′において
も、上述した熱電発電装置30と同様にして、発電効率
の向上が達成されることは言うまでもない。
【0065】図12は、本発明に関わる熱電発電装置の
第5実施例を示しており、この熱電発電装置40は、独
立した蒸発部42と熱電変換部43とが互いに分離して
設置されている。
【0066】また、蒸発部42における貯留部42Aの
上部と、熱電変換部43におけるチャンバ43Aの上部
とが、蒸気供給ダクト(ガイド手段)45Sを介して連通
されているとともに、熱電変換部43におけるチャンバ
43Aの下部と、蒸発部42における貯留部42Aと
が、凝縮熱媒体環流パイプ45Wを介して連通されてお
り、この凝縮熱媒体環流パイプ45WにはポンプPが介
装されている。
【0067】なお、上述した熱電発電装置40における
蒸発部42および熱電変換部43の構成は、図1の熱電
発電装置1における蒸発部2および熱電変換部3と基本
的に変わるところはない。
【0068】上記構成の熱電発電装置40において、蒸
発部42で生成された熱媒体の蒸気は、矢印o,p,q
で示す如く、蒸気供給ダクト45Sによって熱電発電モ
ジュール4の上方域へ導かれ、矢印rで示す如く熱電発
電モジュール4の上方から吹き下ろされることとなる。
【0069】一方、矢印sで示す如く熱電発電モジュー
ル4から落下した凝縮熱媒体は、矢印tで示す如く凝縮
熱媒体環流パイプ45Wに流れ込み、ポンプPによって
矢印u,vで示す如く蒸発部42の貯留部42Bに戻さ
れる。
【0070】なお、蒸発部42と熱電変換部43との位
置関係の設定により、凝縮熱媒体環流パイプ45Wに流
れ込んだ凝縮熱媒体を、ポンプPを用いることなく自重
によって蒸発部42の貯留部42Bに環流させるよう構
成することも可能である。
【0071】上記構成の熱電発電装置40では、ガイド
手段である蒸気供給ダクト45Sによって、熱電発電モ
ジュール4の上方域へ熱媒体の蒸気が導かれ、この熱媒
体の蒸気が熱電発電モジュール4の上方から吹き下ろさ
れることで、第1実施例の熱電発電装置1と同じく発電
効率の向上が達成されることとなる。
【0072】また、上記構成の熱電発電装置40におい
ては、蒸気供給ダクト45Sと凝縮熱媒体環流パイプ4
5Wとによって、熱媒体の蒸気と凝縮熱媒体とが互いに
出合うことなく蒸発部42と熱電変換部43との間を循
環するので、凝縮熱媒体との接触による熱媒体の蒸気の
温度低下が抑えられ、第1実施例の熱電発電装置1と同
じく発電効率の向上が達成されることとなる。
【0073】図13に示す熱電発電装置40′は、図1
2に示した熱電発電装置40の変形例であり、この熱電
発電装置40′では、蒸発部42′におけるダクト42
B′を、貯留部42A′の下部に熱媒体Wを貯留させる
態様で貫通設置している。
【0074】上述した構成の熱電発電装置40′では、
ポンプPにより凝縮熱媒体を貯留部42A′に圧送して
いるので、ダクト42B′の側方域に熱媒体Wを貯留さ
せずとも、各伝熱管42b′の内部に熱媒体Wを供給す
ることか可能である。
【0075】なお、蒸発部42′のレイアウト以外、図
12に示した熱電発電装置40と何ら変わるところはな
いので、熱電発電装置40′の構成要素において、熱電
発電装置40の要素と同一作用を成す要素に、図12と
同一の符号に′(ダッシュ)を附して詳細な説明は省略す
る。
【0076】上記構成の熱電発電装置40′において
も、上述した熱電発電装置40と同様にして、発電効率
の向上が達成されることは言うまでもない。
【0077】図14は、図1〜図7に示した熱電発電装
置1(第1実施例)の具体的な設置態様を示しており、こ
の図から明らかなように上記熱電発電装置1は、ディー
ゼルエンジン100の排気管100Eに装着されてい
る。
【0078】熱電発電装置1は、先に詳述した如く蒸発
部(熱電発電用蒸発装置)2と熱電変換部3とを備えてお
り、上記蒸発部2に排気管100Eが接続されている。
ディーゼルエンジン100からの排ガス(高温流体)は、
排気管100Eを介して蒸発部2のダクト(図1および
図2中の符合2B参照)に導入され、該ダクトの内部を
矢印fで示す如く流れることとなる。
【0079】ここで、上述した熱電発電装置1の設置態
様においては、ディーゼルエンジン100からの排気騒
音が、排ガスを熱電発電装置1の蒸発部2(ダクト)を通
過させることにより吸音されるので、本来ならディーゼ
ルエンジン100の排気系統に設置する必要のあるマフ
ラー(消音器)を省略することができ、これによって構成
の簡素化やコストの低減を達成することが可能となる。
【0080】なお、上述した熱電発電装置1に換えて、
図8〜図13に示した熱電発電装置10、20、30、
30′、40、40′を、ディーゼルエンジン100の
排気管100Eに装着した構成においても、熱電発電装
置1を装着した構成と同様にして、構成の簡素化やコス
トの低減といった作用効果が得られることは言うまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる熱電発電装置の第1実施例を示
す正面断面図。
【図2】本発明に関わる熱電発電装置の第1実施例を示
す側面断面図。
【図3】熱電発電装置におけるガイドプレートを示す側
面図。
【図4】熱電発電装置におけるガイドプレートを示す平
面図。
【図5】熱電発電装置におけるガイドプレートを示す正
面図。
【図6】図5中のVI−VI線断面図。
【図7】(a)および(b)は熱媒体の蒸気および凝縮熱媒
体の流れを示す熱電発電装置の概念図。
【図8】本発明に関わる熱電発電装置の第2実施例を示
す概念図。
【図9】本発明に関わる熱電発電装置の第3実施例を示
す概念図。
【図10】本発明に関わる熱電発電装置の第4実施例を
示す概念図。
【図11】図10に示した第4実施例の変形例を示す概
念図。
【図12】本発明に関わる熱電発電装置の第5実施例を
示す概念図。
【図13】図12に示した第5実施例の変形例を示す概
念図。
【図14】図1〜図7に示した熱電発電装置の具体的な
設置態様を示す概念図。
【図15】従来の熱電発電装置を示す概念図。
【図16】熱電発電モジュールを示す概念図。
【符号の説明】
1…熱電発電装置、 2…蒸発部(熱電発電用蒸発装置)、 2A…貯留部、 2B…ダクト、 2b…伝熱管、 3…熱電変換部、 4…熱電発電モジュール、 4M…熱電モジュール、 5…ガイドプレート(ガイド手段)、 5D…流路(凝縮熱媒体ガイド部)、 5E…蒸気ガイド部、 10…熱電発電装置、 15…ガイドプレート(ガイド手段)、 20…熱電発電装置、 25S…蒸気ガイドプレート(ガイド手段)、 30…熱電発電装置、 35S…蒸気ガイドプレート(ガイド手段)、 40…熱電発電装置、 42…蒸発部、 43…熱電変換部、 45S…蒸気供給ダクト(ガイド手段)、 100…ディーゼルエンジン、 100E…排気管、 W…熱媒体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電モジュールの低温側に冷却手段を
    設けた熱電発電モジュールを有する熱電変換部と、熱媒
    体の蒸気を生成する蒸発部とを具備して成り、前記熱媒
    体の蒸気によって前記熱電モジュールの高温側を加熱
    し、前記熱電モジュールの低温側と高温側との温度差に
    よって発電するよう構成したサーモサイフォン型の熱電
    発電装置であって、 前記蒸発部において生成された熱媒体の蒸気を、前記熱
    電変換部における前記熱電発電モジュールの上方域へ導
    くガイド手段を備えて成り、前記熱電発電モジュールの
    上方から吹下ろす前記熱媒体の蒸気により、前記熱電モ
    ジュールに付着した凝縮熱媒体の落下を助勢するよう構
    成したことを特徴とする熱電発電装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド手段は、上記熱電変換部に
    おける前記熱電発電モジュールの下方域を覆う態様で前
    記蒸発部との間に設けられ、前記熱電発電モジュールか
    ら落下する凝縮熱媒体を前記蒸発部へ案内する凝縮熱媒
    体ガイド部と、前記蒸発部において生成された熱媒体の
    蒸気を前記凝縮熱媒体と出会うことなく前記熱電発電モ
    ジュールの上方域へ案内する蒸気ガイド部とを備えて成
    ることを特徴とする請求項1記載の熱電発電装置。
  3. 【請求項3】 熱媒体を貯留する貯留部と、 前記貯留部を貫通するダクトと、 前記ダクトの内部に前記貯留部と連通して設けた複数の
    伝熱管とを備え、 前記貯留部における前記熱媒体を、前記複数の伝熱管を
    介して前記ダクトに導入し、該ダクトを流れる高温流体
    により前記熱媒体を加熱して、前記熱媒体の蒸気を生成
    することを特徴とする熱電発電用蒸発装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の伝熱管における熱媒体の蒸
    気の出口と、前記貯留部における凝縮熱媒体の入口と
    を、互いに独立して離隔した位置に設けたことを特徴と
    する請求項3記載の熱電発電用蒸発装置。
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