JP2002269973A - 強誘電体メモリ装置およびその駆動方法 - Google Patents

強誘電体メモリ装置およびその駆動方法

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JP2002269973A JP2001393928A JP2001393928A JP2002269973A JP 2002269973 A JP2002269973 A JP 2002269973A JP 2001393928 A JP2001393928 A JP 2001393928A JP 2001393928 A JP2001393928 A JP 2001393928A JP 2002269973 A JP2002269973 A JP 2002269973A
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ferroelectric
memory cell
memory device
voltage
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Kazumasa Hasegawa
和正 長谷川
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B53/00Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors
    • H10B53/30Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors characterised by the memory core region

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造プロセスを複雑化することなく、また、
強誘電体キャパシタの占有面積を増大させることなく、
多値データを記憶可能な強誘電体メモリ装置を提供する
こと。 【解決手段】 強誘電体メモリ装置は、少なくとも強誘
電体キャパシタを有するメモリセルが複数配列されたメ
モリセルアレイを含む。強誘電体キャパシタに3以上の
分極状態を設定するための3以上の異なる電圧(例え
ば、Vs、−Vc、−Vs)を印加することにより、該
強誘電体キャパシタに選択的に3値(例えばPr
(0)、P1(1)、−Pr(2))以上のデータを記
憶できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリセルに強誘
電体キャパシタを用いて構成される強誘電体メモリ装置
に関するものであり、特に1つのメモリセルに3値以上
のデータを記憶することができる強誘電体メモリ装置お
よびその駆動方法に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】近年、
PZT、SBT等の強誘電体膜や、これを用いた強誘電
体キャパシタ、強誘電体メモリ装置の研究開発が盛んに
行われている。
【0003】多値データの記憶が可能なメモリに関して
は、特開平7−122661号公報、特開平8−180
673号公報に開示されているように、分極反転電圧が
互いに異なる複数の強誘電体キャパシタを並列に接続し
て1つのメモリセルを構成するものがある。
【0004】しかしながら、これらの技術においては、
以下に述べるような課題がある。分極反転電圧が互いに
異なる複数の強誘電体キャパシタを並列に接続するメモ
リセルにおいては、分極反転電圧の異なった強誘電体キ
ャパシタを形成するため、製造プロセスが複雑になった
り、並列接続される複数の強誘電体キャパシタの占有面
積が大きくなったりして、強誘電体メモリ装置の高価格
化を招く。
【0005】本発明の目的は、製造プロセスを複雑化す
ることなく、また、強誘電体キャパシタの占有面積を増
大させることなく、1メモリセルあたり3値以上の多値
データを記憶可能な強誘電体メモリ装置およびその駆動
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも強
誘電体キャパシタを有するメモリセルが複数配列された
メモリセルアレイを含む強誘電体メモリ装置であって、
前記強誘電体キャパシタに3以上の分極状態を設定する
ための3以上の異なる電圧を印加することにより、該強
誘電体キャパシタに選択的に3値以上のデータを記憶で
きる。
【0007】本発明においては、強誘電体キャパシタ
に、3以上の分極状態を設定するための3以上の異なる
電圧を印加し、それぞれの分極状態をデータとして読み
出すことにより、3以上のデータを記憶できる。このと
き、各分極状態は、読み出し時に、データを判別できる
十分なマージンを有するように設定される。
【0008】本発明によれば、単一の強誘電体キャパシ
タに3以上のデータを記憶できるので、複数の強誘電体
キャパシタを組み合わせて1つのメモリセルを構成する
場合に比べて、強誘電体キャパシタの占有面積を増大さ
せることなく、高集積化を達成できる。
【0009】前記3以上の分極状態のうち、2つの分極
状態は飽和分極状態であり、少なくとも1つの分極状態
は部分分極状態であることができる。
【0010】本発明は、例えば以下の強誘電体メモリ装
置に適用できる。
【0011】(A)2トランジスタ2キャパシタ(2T
2C)型強誘電体メモリ装置 この強誘電体メモリ装置では、前記メモリセルは、1本
のワード線、2本のビット線、1本のプレート線、2個
のトランジスタおよび2個の前記強誘電体キャパシタを
有し、第1トランジスタのゲートは前記ワード線に接続
され、第1トランジスタのソース・ドレインはそれぞれ
第1ビット線および第1強誘電体キャパシタの第1電極
に接続され、前記第1強誘電体キャパシタの第2電極は
前記プレート線に接続され、第2トランジスタのゲート
は前記ワード線に接続され、第2トランジスタのソース
・ドレインはそれぞれ第2ビット線および第2強誘電体
キャパシタの第1電極に接続され、前記第2強誘電体キ
ャパシタの第2電極は前記プレート線に接続されてい
る。
【0012】(B)1トランジスタ1キャパシタ(1T
1C)型強誘電体メモリ装置 この強誘電体メモリ装置では、前記メモリセルは、1本
のワード線、1本のビット線、1本のプレート線、1個
のトランジスタおよび1個の前記強誘電体キャパシタを
有し、前記トランジスタのゲートは前記ワード線に接続
され、前記トランジスタのソース・ドレインはそれぞれ
前記ビット線および前記強誘電体キャパシタの第1電極
に接続され、前記強誘電体キャパシタの第2電極は前記
プレート線に接続されている。
【0013】(C)単純マトリクス型強誘電体メモリ装
置 この強誘電体メモリ装置では、前記メモリセルは、1本
のワード線、1本のビット線および1個の前記強誘電体
キャパシタを有し、前記ワード線および前記ビット線
は、前記強誘電体キャパシタの第1電極および第2電極
にそれぞれ接続されている。
【0014】本発明の第1の方法は、少なくとも強誘電
体キャパシタを有するメモリセルが複数配列されたメモ
リセルアレイを含む強誘電体メモリ装置の駆動方法であ
って、選択されたメモリセルにおいて、前記強誘電体キ
ャパシタに所定の電圧を印加して、該強誘電体キャパシ
タを1つの分極状態に設定する第1工程と、前記選択さ
れたメモリセルにおいて、3以上の分極状態を設定する
ための3以上の異なる電圧をそれぞれ前記強誘電体キャ
パシタに印加することにより、該強誘電体キャパシタに
選択的に3値以上のデータを書き込む第2工程と、前記
選択されたメモリセルにおいて、前記強誘電体キャパシ
タに所定の電圧を印加して、該強誘電体キャパシタの分
極状態の変化からデータを読み出す第3工程と、を含
む。
【0015】本発明の第1の方法は、例えば上述した
(B),(C)の強誘電体メモリ装置に適用できる。
【0016】本発明の第2の方法は、上述した(C)の
強誘電体メモリ装置の駆動方法であって、選択されたメ
モリセルにおいて、第1強誘電体キャパシタに所定の電
圧を印加して、該強誘電体キャパシタを1つの分極状態
に設定する第1工程と、前記選択されたメモリセルにお
いて、3以上の分極状態を設定するための3以上の異な
る電圧をそれぞれ前記第1強誘電体キャパシタに印加す
ることにより、該第1強誘電体キャパシタに選択的に3
値以上のデータを書き込むとともに、第2強誘電体キャ
パシタに所定の電圧を印加して、該第2強誘電体キャパ
シタを1つの分極状態に設定する第2工程と、前記選択
されたメモリセルにおいて、前記第1強誘電体キャパシ
タおよび前記第2強誘電体キャパシタに所定の電圧を印
加して、該第1強誘電体キャパシタの分極状態の変化と
該第2強誘電体キャパシタの分極状態の変化との差から
データを読み出す第3工程と、を含む。
【0017】第1および第2の方法においては、前記第
3工程は次の書き込みにおける第1工程を兼ね、前記第
3工程の後に前記第2工程と同様の書き込みを行うこと
ができる。この場合には、前記第3工程において前記強
誘電体キャパシタに印加される電圧は、前記第1工程に
おいて前記強誘電体キャパシタに印加される電圧と同じ
にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0019】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形
態における強誘電体キャパシタ100を示した断面図で
ある。図1において、101は強誘電体膜、102は下
部電極、103は上部電極である。強誘電体キャパシタ
100においては、その上部電極103および下部電極
102のいずれか一方は第1電極であり、他方は第2電
極である。強誘電体膜101には、SBT(SrBi2
Ta29)、PZT(PbZr1-xTix3)、または
その他の強誘電体材料を用いることができる。強誘電体
膜101は、溶液塗布法、CVD法等を用いて形成する
ことができる。下部電極102および上部電極103に
は、白金やイリジウム等の貴金属、他の金属材料、また
はこれら金属の酸化物、さらには以上述べた材料の積層
構造等を用いることができる。上部電極103および下
部電極102は、スパッタリング法等で形成することが
できる。
【0020】図2は、図1に示す強誘電体キャパシタ1
00の分極量(P)−電圧(V)のヒステリシス曲線を
示した図である。この強誘電体キャパシタ100におい
ては、ヒステリシス曲線は、以下のようになる。強誘電
体キャパシタ100に電圧Vsを印加すると分極量はP
sとなり、その後電圧を0にすると分極量はPrとな
る。さらに電圧を−Vcとすると分極量はほぼ0とな
り、電圧を−Vsとすると分極量は−Psとなる。再び
電圧を0とすると分極量は−Prとなる。さらに電圧を
Vcとすると分極量はほぼ0となり、電圧Vsとした時
に分極量は再びPsに戻る。一般的には、この強誘電体
キャパシタに2値データを記憶する方法、即ち、印加電
圧が0における2つの飽和分極状態(分極量Pr,−P
r)を2値データとして記憶する方法が知られている。
【0021】本発明者による実験によれば、以下のこと
が確認された。一旦電圧Vsを印加した状態から、0>
−V>−Vsの電圧−Vを印加し、その後電圧を0に戻
したときの分極量は再現性が良く、安定している。ま
た、一旦電圧−Vsを印加した状態から、0<V<Vs
の電圧Vを印加し、その後電圧を0に戻したときの分極
量も再現性がよく安定している。すなわち、印加電圧が
−VsまたはVsのときの飽和分極状態のみならず、印
加電圧が−VsとVsとの間にある電圧−VまたはVで
も再現性がよく安定した分極状態(以下、このような分
極状態を「部分分極状態」という)が得られる。このよ
うな部分分極状態においても、他の分極状態に対して読
み出し時のデータの判別ができるマージンを確保できれ
ば、データの割付ができる。したがって、飽和分極状態
および部分分極状態からデータの割付が可能な3以上の
分極状態を選択することで、1つの強誘電体キャパシタ
に3以上の多値データの書き込み、読み出しができる。
このことは、本実施の形態のみならず、他の実施の形態
を含む本発明においていえる。
【0022】例えば、図2に示すように、一旦電圧をV
sとして分極量をPsにした後、反転電圧−Vc(0>
−Vc>−Vs)を印加し、その後、電圧を0としたと
き、ヒステリシスループは矢印で示す軌跡をたどる。こ
のときの分極量は安定な値P1を保持することができ
る。そして、飽和分極量Pr,−Prと分極量P1とが
読み出し時に判別できれば、強誘電体キャパシタに記憶
できる分極状態として、飽和分極状態(分極量Pr,−
Pr)の他に、部分分極状態(分極量P1)が存在する
ことになる。ここで、分極量Prの状態(第1の飽和分
極状態)を‘0’、分極量P1の状態(部分分極状態)
を‘1’、分極量−Prの状態(第2の飽和分極状態)
を‘2’と定義すると、3値のデータを記憶できる。
【0023】図7は、本実施の形態における強誘電体キ
ャパシタの初期化、書き込み、読み出しを行う動作電圧
のパルス波形の一例を示した図である。図7において、
符号701は‘0’の書き込みと読み出しを行う場合の
動作電圧の波形であり、符号702は‘1’の書き込み
と読み出しを行う場合の動作電圧の波形であり、符号7
03は‘2’の書き込みと読み出しを行う場合の動作電
圧の波形である。
【0024】図7において、時刻t1〜t2の期間に
は、選択されたメモリセルの各強誘電体キャパシタに電
圧Vsが印加され、強誘電体キャパシタは初期化され
る。時刻t3〜t4の期間には、‘0’書き込みの場合
には電圧Vsが強誘電体キャパシタに印加され、‘1’
書き込みの場合には電圧−Vcが強誘電体キャパシタに
印加され、‘2’書き込みの場合には電圧−Vsが強誘
電体キャパシタに印加される。時刻t5〜t6の期間に
は、選択された各強誘電体キャパシタに電圧Vsが印加
され、それぞれデータが読み出される。この読み出し時
に印加する電圧波形は、時刻t1〜t2に印加する初期
化の電圧波形を兼ねてもよい。
【0025】図8は、本実施の形態における強誘電体キ
ャパシタの初期化、書き込み、読み出しを行う動作電圧
のパルス波形の他の例を示した図である。図8におい
て、符号801は‘0’の書き込みと読み出しを行う場
合の動作電圧の波形であり、符号802は‘1’の書き
込みと読み出しを行う場合の動作電圧の波形であり、符
号803は‘2’の書き込みと読み出しを行う場合の動
作電圧の波形である。
【0026】図8に示す例では、時刻t1〜t2の期間
の初期化および時刻t5〜t6の期間の読み出しは、図
7に示す例と同様であり、時刻t3〜t4の期間の書き
込みは、図7に示す例と異なる。すなわち、この例で
は、‘0’書き込みの場合には電圧0が強誘電体キャパ
シタに印加され、‘1’書き込みの場合には電圧−Vc
が強誘電体キャパシタに印加され、‘2’書き込みの場
合には電圧−Vsが強誘電体キャパシタに印加される。
また、読み出し時に印加する電圧波形は、時刻t1〜t
2に印加する初期化の波形と同じであり、時刻t7〜t
8に印加する再書き込みおける初期化の電圧波形を兼ね
ている。
【0027】以上のように、本実施の形態では、強誘電
体キャパシタの初期化、書き込み、読み出しにおいて、
各種の電圧波形の態様をとることができる。もちろん、
電圧波形の極性は図示の例と逆でもよい。
【0028】本実施の形態では、1個の強誘電体キャパ
シタに3値のデータの記憶および読み出しが可能であ
る。本実施の形態の強誘電体メモリ装置は、従来の1個
の強誘電体キャパシタに2値の記憶を行う強誘電体メモ
リ装置と、製造プロセスは同じであり、また、1メモリ
セルあたりの占有面積も同等である。したがって、従来
の多値データを記憶する強誘電体メモリ装置に比べて、
製造プロセスが容易である、メモリセルの高集積化が可
能となる。
【0029】(第2の実施の形態)図3は、本実施の形
態における、図1に示す強誘電体キャパシタ100の分
極量(P)−電圧(V)のヒステリシス曲線を示した図
である。図3は、4値のデータが記憶できる場合のヒス
テリシス曲線の例を示している。
【0030】図3に示すように、前記強誘電体キャパシ
タを用いて、一旦電圧Vsを印加して分極量をPsにし
た後、電圧−V1(0>−V1>−Vs)を印加して書
き込みを行い、その後印加電圧を0とした時、ヒステリ
シスループは矢印A1で示す軌跡をたどる。このときの
分極量は安定な値P1を保持する。また、前記電圧−V
1より小さく電圧−Vsより大きい電圧−V2を印加し
て書き込みを行い、その後印加電圧を0とした時、ヒス
テリシスループは矢印A2に示す軌跡をたどる。このと
きの分極量は安定な値P2を保持する。即ち、飽和分極
量Pr,−Prおよび分極量P1,P2が読み出し時に
判別できるようにすれば、強誘電体キャパシタに記憶で
きる分極状態として、飽和分極状態(分極量Pr,−P
r)の他に、さらに部分分極状態(分極量P1,P2)
が存在する。ここで、分極量Prの状態(第1の飽和分
極状態)を‘0’、分極量P1の状態(第1の部分分極
状態)を‘1’、分極量P2の状態(第2の部分分極状
態)を‘2’、分極量−Prの状態(第2の飽和分極状
態)を‘3’と定義すると、書き込み時の電圧を4電圧
(Vs、−V1、−V2、−Vs)にすることにより、
前記‘0’、‘1’、‘2’、‘3’のデータの書き込
みと読み出しができる。したがって、本実施の形態で
は、1個の強誘電体キャパシタへの4値データの記憶と
読み出しが可能となる。
【0031】本実施の形態においても、第1の実施の形
態と同様に、従来の多値データを記憶する強誘電体メモ
リ装置に比べて、製造プロセスが容易であり、メモリセ
ルの高集積化が可能となる。
【0032】第1、第2の実施の形態では、部分分極状
態での書き込みを負の電圧で行ったが、この電位を正に
しても同様の動作が可能である。また、第1、第2の実
施の形態では、3値または4値の多値データについて説
明したが、さらに大きな多値データ、例えば5値以上の
データの記憶も可能である。
【0033】(第3の実施の形態)図4は、本実施の形
態における、2T2Cメモリセル400の等価回路を示
した図である。図4においては、1つメモリセルの等価
回路を示し、周辺の駆動回路や読み出し用の増幅回路等
は省略してある。図4において、401はワード線、4
02は第1ビット線、403は第2ビット線、404は
プレート線、405は第1MOSトランジスタ、406
は第2MOSトランジスタ、407は第1強誘電体キャ
パシタ、408は第2強誘電体キャパシタである。
【0034】第1MOSトランジスタ405のゲートは
ワード線401に接続されている。第1MOSトランジ
スタ405のソース・ドレインは、それぞれ第1ビット
線402および第1強誘電体キャパシタ407の第1電
極に接続されている。さらに、第1強誘電体キャパシタ
407の第2電極はプレート線404に接続されてい
る。第2MOSトランジスタ406のソース・ドレイン
はそれぞれ第2ビット線403および第2強誘電体キャ
パシタ408の第1電極に接続されている。さらに、第
2強誘電体キャパシタ408の第2電極はプレート線4
04に接続されている。
【0035】この2T2Cメモリセル400において
は、選択されたメモリセルにおいて、第1強誘電体キャ
パシタ407に所定の電圧を印加して、第1強誘電体キ
ャパシタ407を1つの分極状態に設定して初期化す
る。ついで、3以上の分極状態を設定するための3以上
の異なる電圧のいずれかを第1強誘電体キャパシタ40
7に印加することにより、第1強誘電体キャパシタ40
7に選択的に3値以上のデータのいずれかを書き込むと
ともに、第2強誘電体キャパシタ408に所定の電圧を
印加して、第2強誘電体キャパシタを1つの分極状態に
設定する。ついで、第1、第2強誘電体キャパシタに所
定の電圧を印加して、第1強誘電体キャパシタ407の
分極状態の変化と第2強誘電体キャパシタ408の分極
状態の変化をそれぞれ電位として検知し、両者の差から
第1強誘電体キャパシタに書き込まれたデータを読み出
す。
【0036】以下、本実施の形態における動作の例を述
べる。
【0037】初期化;まず、第1ビット線402および
第2ビット線403の電位を0としておく。そして、ワ
ード線401を駆動して、第1,第2MOSトランジス
タ405,406をそれぞれオン状態にし、プレート線
404に例えば−Vsの電圧を印加する。このとき、第
1,第2強誘電体キャパシタ407,408には、電圧
Vsまたはこれに近い電圧が印加される。その結果、第
1、第2強誘電体キャパシタ407、408は初期化さ
れる。
【0038】書き込み;ワード線401を駆動して、第
1,第2MOSトランジスタ405,406をそれぞれ
オン状態にする。第1ビット線402から3以上の多値
データのいずれかのデータを第1強誘電体キャパシタ4
07に書き込み、第2ビット線403から例えばデータ
‘0’を第2強誘電体キャパシタ408に書き込む。そ
の後、第1,第2MOSトランジスタ405,406を
それぞれオフ状態にし、書き込んだデータを保持する。
【0039】読み出し;第1ビット線402および第2
ビット線403の電位を0としておく。そして、ワード
線401を駆動して、第1,第2MOSトランジスタ4
05,406をそれぞれオン状態にし、プレート線40
4に例えば−Vsの電圧を印加する。このとき、第1,
第2強誘電体キャパシタ407,408には、電圧Vs
またはこれに近い電圧が印加される。その結果、第1強
誘電体キャパシタ407からは予め記憶された所定のデ
ータが第1ビット線402を介して読み出される。ま
た、第2強誘電体キャパシタ408からは予め記憶され
たデータ‘0’が第2ビット線403を介して読み出さ
れる。この第1ビット線402の電位と、第2ビット線
403の電位を比較することにより、第1ビット線40
2に読み出されたデータの論理値を検出することができ
る。
【0040】2T2Cメモリセルを用いた強誘電体メモ
リ装置は、従来の1個の強誘電体キャパシタに2値情報
の記憶を行う強誘電体メモリ装置と、製造プロセスは同
じであり、また、1メモリセルあたりの占有面積も同等
である。このため、本実施の形態にかかる強誘電体メモ
リ装置によれば、1つの強誘電体キャパシタに3以上の
データが記憶できるので、メモリセルの高集積化、大容
量化が可能となる。
【0041】前記第2強誘電体キャパシタ408に所定
の電圧を印加して第2強誘電体キャパシタを1つの分極
状態に設定するタイミングは、前記第1強誘電体キャパ
シタ407を1つの分極状態に設定して初期化するタイ
ミングであってもよい。
【0042】(第4の実施の形態)図5は、本実施の形
態における、1T1Cメモリセル500の等価回路を示
した図である。図5において、図4に示す部分と同一の
部分には同じ符号を付してある。図5においては、周辺
の駆動回路や読み出し用の増幅回路等は省略してある。
【0043】MOSトランジスタ405のゲートはワー
ド線401に接続されている。MOSトランジスタ40
5のソース・ドレインはそれぞれビット線402および
強誘電体キャパシタ407の第1電極に接続されてい
る。さらに、第1強誘電体キャパシタ407の第2電極
はプレート線404に接続されている。
【0044】この1T1Cメモリセル500において
は、選択されたメモリセルにおいて、強誘電体キャパシ
タ407に所定の電圧を印加して、これを1つの分極状
態に設定して初期化する。ついで、選択されたメモリセ
ルにおいて、3以上の分極状態を設定するための3以上
の異なる電圧のいずれかを強誘電体キャパシタ407に
印加することにより、強誘電体キャパシタ407に選択
的に3値以上のデータのいずれかを書き込む。ついで、
選択されたメモリセルにおいて、強誘電体キャパシタ4
07に所定の電圧を印加して、強誘電体キャパシタ40
7の分極状態の変化を電位として検知し、データを読み
出す。
【0045】以下、本実施の形態における動作の例を説
明する。
【0046】初期化;ビット線402の電位を0として
おく。そして、ワード線401を駆動し、MOSトラン
ジスタ405をオン状態にし、プレート線404に例え
ば−Vsの電位を印加する。このとき、強誘電体キャパ
シタ407には電圧Vsまたはこれに近い電圧が印加さ
れる。その結果、第1強誘電体キャパシタ407は初期
化される。
【0047】書き込み;ワード線401を駆動し、MO
Sトランジスタ405をオン状態にし、第1ビット線4
02から3以上の多値データのいずれかのデータを強誘
電体キャパシタ407に書き込む。その後MOSトラン
ジスタ405をオフ状態にし、書き込んだデータを保持
する。
【0048】読み出し;ビット線402の電位を0とし
ておく。そして、ワード線401を駆動し、MOSトラ
ンジスタ405をオン状態にし、プレート線404に例
えば−Vsの電位を印加する。このとき、強誘電体キャ
パシタ407には電圧Vsまたはこれに近い電圧が印加
される。その結果、第1強誘電体キャパシタ407から
は予め記憶された所定のデータがビット線402を介し
て読み出される。この信号をセンスアンプなどで処理す
ることにより、ビット線402に読み出されたデータの
論理値を検出することができる。
【0049】この、1T1Cのメモリセルを用いた場合
においても、他の実施の形態と同様に、1つの強誘電体
キャパシタに3以上のデータが記憶できるので、メモリ
セルの高集積化、大容量化が可能となる。
【0050】(第5の実施の形態)図6(A),(B)
は、本実施の形態における、トランジスタを有さずにメ
モリセルが単純マトリクス型に配列されたメモリセルア
レイを有する強誘電体メモリ装置600の構成を示した
図である。図6においては、周辺の駆動回路や読み出し
用の増幅回路等は省略してある。図6(A)はメモリセ
ルアレイの平面図、図6(B)は図6(A)のA−A線
の断面図である。図6(A)において、601は所定の
数配列されたワード線(一部のワード線のみ図示)であ
り、602は所定の数配列されたビット線(一部のビッ
ト線のみ図示)である。
【0051】図6(B)に示すように、メモリセルアレ
イは、基体608上に形成されている。基体608上に
はワード線601,強誘電体膜607,ビット線602
が積層されている。ワード線601とビット線602の
間に、強誘電体膜607が配置されている。したがっ
て、ワード線601とビット線602の交点にそれぞれ
強誘電体キャパシタが形成される。そして、ワード線お
よびビット線のいずれか一方が強誘電体キャパシタの第
1電極であり、他方が第2電極である。
【0052】この、単純マトリクス型メモリセルアレイ
を有する強誘電体メモリ装置600においても、ワード
線とビット線の交点に形成される強誘電体キャパシタへ
の書き込み電圧を3電圧以上として、1個の強誘電体キ
ャパシタへ3値以上のデータを記憶し、さらにデータの
読みだしを行うことが可能である。
【0053】(実験例)図9は、図10に示す動作波形
で電圧を印加した場合において、各種の書き込み電圧に
対する、読み出し動作における分極量を測定した結果を
示すグラフである。図9においてグラフの欄外に記載さ
れた電圧は、書き込み電圧(図10の三角波の最大値)
を示す。図10において、符号aで示す三角波は初期化
の動作波形を示し、符号bで示す三角波は書き込みの動
作波形を示し、符号cで示す三角波は読み出しの動作波
形(0〜1.5〜0V)を示す。なお、図10は、書き
込み電圧が0.5Vの場合を示している。
【0054】図9において、例えば書き込み電圧を0V
とした場合、読み出し時の分極量の変化は最大となり、
書き込み電圧を1.5Vとした場合、読み出し時の分極
量の変化は最小となる。そして、書き込み電圧として0
Vと1.5Vの間の電圧を印加すると、書き込み電圧に
応じて分極量の異なる安定なヒステリシスが得られた。
このことから、異なる書き込み電圧に対し、それぞれ異
なる読み出し分極量を得ることができることが確認され
た。このことから、強誘電体キャパシタに印加する電圧
を選択することで、3以上の多値データの書き込みおよ
び読み出しができることがわかる。このように、初期化
波形の電圧方向と読み出し波形の電圧方向を逆にしても
多値データの書き込みおよび読み出しが可能である。さ
らに再書き込みを行う場合、初期化波形を印加し、さら
に書き込み波形を印加して行えばよい。
【0055】以上、本発明の実施の形態について述べた
が、本発明はこれらに限定されず、本発明の要旨の範囲
で各種の態様をとりうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における、強誘電体キャパ
シタの構成を示した断面図である。
【図2】本発明の実施の形態における、強誘電体キャパ
シタのヒステリシス曲線を示した図である。
【図3】本発明の実施の形態における、強誘電体キャパ
シタの他のヒステリシス曲線を示した図である。
【図4】本発明の実施の形態における、2T2Cメモリ
セルの等価回路を示した図である。
【図5】本発明の実施の形態における、1T1Cメモリ
セルの等価回路を示した図である。
【図6】(A)は、本発明の実施の形態における、単純
マトリクスにより構成されるメモリセルを配列した強誘
電体メモリ装置を示した平面図であり、(B)は(A)
のA−A線のの断面図である。
【図7】本発明の実施の形態における、強誘電体キャパ
シタの初期化、書き込み、読み出しを行う動作電圧波形
の一例を示した図である。
【図8】本発明の実施の形態における、強誘電体キャパ
シタの初期化、書き込み、読み出しを行う動作電圧波形
の他の例を示した図である。
【図9】各種の書き込み電圧に対する、読み出し電圧と
分極量との関係を示すグラフである。
【図10】図9に示す分極量を測定するために、強誘電
体キャパシタに印加した動作電圧波形を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
101 強誘電体膜 102 下部電極 103 上部電極 405,406 MOSトランジスタ 407,408 強誘電体キャパシタ 601,601 ワード線 402,403,602 ビット線 607 強誘電体膜 400 2T2Cメモリセル 500 1T1Cメモリセル 600 単純マトリクス型強誘電体メモリ装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも強誘電体キャパシタを有する
    メモリセルが複数配列されたメモリセルアレイを含む強
    誘電体メモリ装置であって、 前記強誘電体キャパシタに3以上の分極状態を設定する
    ための3以上の異なる電圧を印加することにより、該強
    誘電体キャパシタに選択的に3値以上のデータを記憶で
    きる、強誘電体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記3以上の分極状態のうち、少なくとも1つの分極状
    態は部分分極状態である、強誘電体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記メモリセルは、1本のワード線、2本のビット線、
    1本のプレート線、2個のトランジスタおよび2個の前
    記強誘電体キャパシタを有し、 第1トランジスタのゲートは前記ワード線に接続され、
    第1トランジスタのソース・ドレインはそれぞれ第1ビ
    ット線および第1強誘電体キャパシタの第1電極に接続
    され、前記第1強誘電体キャパシタの第2電極は前記プ
    レート線に接続され、 第2トランジスタのゲートは前記ワード線に接続され、
    第2トランジスタのソース・ドレインはそれぞれ第2ビ
    ット線および第2強誘電体キャパシタの第1電極に接続
    され、前記第2強誘電体キャパシタの第2電極は前記プ
    レート線に接続されている、強誘電体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、 前記メモリセルは、1本のワード線、1本のビット線、
    1本のプレート線、1個のトランジスタおよび1個の前
    記強誘電体キャパシタを有し、 前記トランジスタのゲートは前記ワード線に接続され、
    前記トランジスタのソース・ドレインはそれぞれ前記ビ
    ット線および前記強誘電体キャパシタの第1電極に接続
    され、前記強誘電体キャパシタの第2電極は前記プレー
    ト線に接続されている、強誘電体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2において、 前記メモリセルは、1本のワード線、1本のビット線お
    よび1個の前記強誘電体キャパシタを有し、 前記ワード線および前記ビット線は、前記強誘電体キャ
    パシタの第1電極および第2電極にそれぞれ接続されて
    いる、強誘電体メモリ装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも強誘電体キャパシタを有する
    メモリセルが複数配列されたメモリセルアレイを含む強
    誘電体メモリ装置の駆動方法であって、 選択されたメモリセルにおいて、前記強誘電体キャパシ
    タに所定の電圧を印加して、該強誘電体キャパシタを1
    つの分極状態に設定する第1工程と、 前記選択されたメモリセルにおいて、3以上の分極状態
    を設定するための3以上の異なる電圧をそれぞれ前記強
    誘電体キャパシタに印加することにより、該強誘電体キ
    ャパシタに選択的に3値以上のデータを書き込む第2工
    程と、 前記選択されたメモリセルにおいて、前記強誘電体キャ
    パシタに所定の電圧を印加して、該強誘電体キャパシタ
    の分極状態の変化からデータを読み出す第3工程と、を
    含む、強誘電体メモリ装置の駆動方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記第3工程は次の書き込みにおける第1工程を兼ね、
    前記第3工程の後に前記第2工程と同様の書き込みを行
    う、強誘電体メモリ装置の駆動方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記第3工程において前記強誘電体キャパシタに印加さ
    れる電圧は、前記第1工程において前記強誘電体キャパ
    シタに印加される電圧と同じである、強誘電体メモリ装
    置の駆動方法。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の強誘電体メモリ装置の
    駆動方法であって、 選択されたメモリセルにおいて、第1強誘電体キャパシ
    タに所定の電圧を印加して、該強誘電体キャパシタを1
    つの分極状態に設定する第1工程と、 前記選択されたメモリセルにおいて、3以上の分極状態
    を設定するための3以上の異なる電圧をそれぞれ前記第
    1強誘電体キャパシタに印加することにより、該第1強
    誘電体キャパシタに選択的に3値以上のデータを書き込
    むとともに、第2強誘電体キャパシタに所定の電圧を印
    加して、該第2強誘電体キャパシタを1つの分極状態に
    設定する第2工程と、 前記選択されたメモリセルにおいて、前記第1強誘電体
    キャパシタおよび前記第2強誘電体キャパシタに所定の
    電圧を印加して、該第1強誘電体キャパシタの分極状態
    の変化と該第2強誘電体キャパシタの分極状態の変化と
    の差からデータを読み出す第3工程と、を含む、強誘電
    体メモリ装置の駆動方法。
  10. 【請求項10】請求項3に記載の強誘電体メモリ装置の
    駆動方法であって、 選択されたメモリセルにおいて、前記第1および第2強
    誘電体キャパシタに所定の電圧を印加して、該第1およ
    び第2強誘電体キャパシタをそれぞれ1つの分極状態に
    設定する第1工程と、 前記選択されたメモリセルにおいて、3以上の分極状態
    を設定するための3以上の異なる電圧をそれぞれ前記第
    1強誘電体キャパシタに印加することにより、該第1強
    誘電体キャパシタに選択的に3値以上のデータを書き込
    む工程と、 前記選択されたメモリセルにおいて、前記第1および第
    2強誘電体キャパシタに所定の電圧を印加して、該第1
    強誘電体キャパシタの分極状態の変化と該第2強誘電体
    キャパシタの分極状態の変化との差からデータを読み出
    す第3工程と、を含む、強誘電体メモリ装置の駆動方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項9または10において、 前記第3工程は次の書き込みにおける第1工程を兼ね、
    前記第3工程の後に前記第2工程と同様の書き込みを行
    う、強誘電体メモリ装置の駆動方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記第3工程において前記第1および第2強誘電体キャ
    パシタに印加される電圧は、前記第1工程において前記
    第1および第2強誘電体キャパシタに印加される電圧と
    同じである、強誘電体メモリ装置の駆動方法。
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