JP2002268372A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents
画像形成方法及び画像形成装置Info
- Publication number
- JP2002268372A JP2002268372A JP2001066085A JP2001066085A JP2002268372A JP 2002268372 A JP2002268372 A JP 2002268372A JP 2001066085 A JP2001066085 A JP 2001066085A JP 2001066085 A JP2001066085 A JP 2001066085A JP 2002268372 A JP2002268372 A JP 2002268372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- image
- developing roller
- peripheral speed
- developing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G13/00—Electrographic processes using a charge pattern
- G03G13/06—Developing
- G03G13/08—Developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G13/09—Developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/06—Developing structures, details
- G03G2215/0602—Developer
- G03G2215/0604—Developer solid type
- G03G2215/0607—Developer solid type two-component
- G03G2215/0609—Developer solid type two-component magnetic brush
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/06—Developing structures, details
- G03G2215/0634—Developing device
- G03G2215/0636—Specific type of dry developer device
- G03G2215/0648—Two or more donor members
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Abstract
いて繰り返し多数枚の画像を形成する画像形成方法にお
いて,2本の現像ローラの現像装置における、それぞれ
の現像ローラと感光体との周速比と使用するトナーの形
状係数を改善することで従来技術による現像装置の欠点
を補い、安定した印刷品質を得ること。 【解決手段】感光体1に対向し、かつ近接して、感光体
の移動方向から見て上流側に、感光体1と逆方向に移動
する第1現像ローラ61があり、第1現像ローラ61周
速と感光体1周速との周速比が0.8〜2.0であり、
その下流側に、感光体1と同方向に回動する第2現像ロ
ーラ62があり、第2現像ローラ62周速と感光体1周
速との周速比が1.05〜2.0であり、トナーと磁性
キャリアを主成分とする二成分現像剤の該トナーの形状
係数SF1が120〜170、SF2が110〜130
である。
Description
記録法等において繰り返し多数枚の画像を形成する画像
形成方法及び装置に関し,特に、像担持体上に形成され
た静電潜像を磁性キャリアとトナーとを主成分とする2
成分磁性現像剤で現像する画像形成方法及び装置に関す
る。
は,光導電性感光体の表面の全面を一様に帯電し,露光
することにより感光体上に静電潜像を形成する。その
後,この静電潜像は回動可能で磁気吸引力を有する現像
ローラを所有する現像機に、着色剤を含むトナーと磁性
キャリアを用いて、現像する二成分現像方法によって現
像される。この時、着色剤を含むトナーは現像ローラの
回動により、磁性キャリアと摩擦し所望する値に帯電さ
れる。現像されたトナー像は記録紙等の記録媒体上に転
写される。記録媒体上のトナー像は定着して記録画像が
得られる。一方、記録媒体上に転写されず感光体上に残
ったトナーはクリーニング装置により、清掃される。こ
のような工程が繰り返し長時間行われる。二成分現像方
式を用いた画像形成技術は、例えば特許第300883
8号,特公平6−29979号に提案されている。
いて、さらに詳しく説明する。まず、従来技術である順
回転現像方式を図2を用いて説明する。感光体1と同方
向に回転する現像ローラ61は、内部にマグネット51
を有し、該マグネット51の磁気吸引力により、該現像
ローラ61にトナーと磁性キャリアとを主成分とする2
成分磁性現像剤を吸着し、さらに該現像ローラ61の回
転により搬送し、現像剤を該感光体1に接触させ、静電
潜像を現像する。この現像方式のメリットは感光体とト
ナーが接し、現像する現像領域において、感光体の移動
方向と現像ローラ上のトナーが逆方向に移動するため、
感光体表面を摺擦する力が強くなり、感光体表面を清掃
するクリーニング性に優れている。また、感光体の移動
方向と逆方向に移動するため、感光体と現像ローラとの
速度差が大きくなるため、現像ローラを低回転数に設定
しても、高画像濃度が実現できる。しかし、デメリット
としては感光体とトナーの接し方が強いため、画質を乱
す。また、ベタ黒画像部の先端欠けが発生するという問
題がある。
を用いて説明する。感光体1と逆方向に回転する現像ロ
ーラ61は、内部にマグネット51を有し、該マグネッ
ト51の磁気吸引力により、該現像ローラ61にトナー
と磁性キャリアとを主成分とする2成分磁性現像剤を吸
着し、さらに該現像ローラ61の回転により搬送し、現
像剤を該感光体1に接触させ、静電潜像を現像する。こ
の現像方式のメリットは感光体とトナーが接し、現像す
る現像領域において、感光体の移動方向と現像ローラ上
のトナーが同方向に移動するため、感光体表面を摺擦す
る力が弱くなり、画質を乱さず高画質を実現する。しか
し、デメリットとしては感光体表面を摺擦する力が弱い
ため、感光体表面のクリーニング性が劣る。また、感光
体の移動方向と同方向に移動するため、感光体と現像ロ
ーラとの速度差が小さくなるため、高画像濃度を実現す
るには、現像ローラを高回転数に設定しなくてはならな
い。画質ではベタ黒画像の後端欠けが発生するという問
題がある。これは、特に低画像濃度のとき著しく現れ
る。
に逆方向に回転する2本の現像ローラ61、62を有す
るセンターフィード現像方式がある。感光体移動方向上
流側には、現像領域において、感光体移動方向とは逆方
向に移動する第1現像ローラ61があり、その下流側に
は現像領域において、感光体移動方向とは同方向に移動
する第2現像ローラ62がある。逆回転と順回転現像の
両方を持つため、各現像方式のデメリットを補い、良好
な画質が得られる現像方式として知られている。
像ローラが1本である逆回転、順回転現像方式を高速印
刷に採用した場合、次の課題がある。高速化による現像
能力不足、これを補うため現像ローラ回転数を増加す
る。これにより、現像剤へのストレスが増加し、現像剤
寿命を短くし、安定性がなくなるという悪循環が発生す
る。
ド現像方式を高速印刷に採用した場合、次の問題があ
る。1本ローラ現像方式と比較した場合では、高い現像
性能、現像ローラ回転数の低減などは達成できる。しか
し、この方式では第1現像ローラの周速と感光体の周速
との比、ならびに第2現像ローラの周速と感光体の周速
との比が画質に大きく関与しており、それぞれの周速比
が最適範囲を下回るとセンターフィード現像方式でも現
像能力が低下し、画質に悪影響を及ぼす。また、周速比
が最適範囲を上回ると現像能力はより向上するがトナ
ー、現像剤の双方にかかるストレスが高まり、現像剤寿
命に悪影響を及ぼし、安定性を損なう。これらからわか
るようにセンターフィード現像方式でも周速比が最適範
囲を逸脱すると画質、現像剤特性に悪影響を及ぼすとい
う欠点を有している。
場合をより詳しく説明する。センターフィード現像方式
の場合、図4に示すように第1現像、第2現像ローラ間
に現像剤分配部材8が設置してあり、これにより各現像
ローラに現像剤が分配規制される。この時、トナー、現
像剤、双方に大きなストレスが加わる。これにより、ト
ナー表面に添加された外添剤の埋没、キャリア表面への
トナー成分の溶着(スペント)等が発生し、トナーとキ
ャリアとの摩擦帯電が不十分になり、十分な帯電量が得
られなくなり、トナー飛散、カブリ増加、現像剤寿命低
下等の問題を引き起こす。
ターフィード現像方式を高速印刷に採用しても,安定し
た画像が得られる画像形成装置を提供することにある。
持体上に形成された静電潜像をトナーを用いて顕像化
し,該トナー像を記録媒体上に転写し,記録媒体上に転
写されたトナー像を定着工程により、用紙上に定着して
記録画像を得るよう、像担持体の移動方向に沿って配置
された、互いに逆方向に回転する第1現像ローラと第2
現像ローラによりトナーと磁性キャリアとを主成分とす
る二成分磁性現像剤で現像し、像担持体上の静電潜像に
トナーを供給する方法において、第1現像ローラの移動
方向が現像領域で像担持体の移動方向と逆方向であっ
て、第1現像ローラ周速(Vm1)と像担持体の周速
(Vp)との周速比(S1=Vm1/Vp)が0.8〜
2.0の範囲に規制され、かつ第2現像ローラの移動方
向が現像領域で像担持体の移動方向と同方向であって、
第2現像ローラ周速(Vm2)と像担持体の周速(V
p)との周速比(S2=Vm2/Vp)が1.05〜
2.0の範囲に規制され、かつ磁性キャリアとトナーと
を主成分とする二成分磁性現像剤の該トナーは形状係数
SF1、SF2を下記式(1)、(2)のように定義し
た場合、 SF1=(径の最大長)2/(トナー粒子の面積)×π/4×100 ・・・(1) SF2=(投影像の周囲長)2/(トナー粒子の面積)×100/4π ・・・(2) 120≦SF1≦170 110≦SF2≦130 SF1,SF2が上記条件を満足することを特徴とす
る。
た静電潜像をトナーを用いて顕像化し,該トナー像を記
録媒体上に転写し,記録媒体上に転写されたトナー像を
定着工程により、用紙上に定着して記録画像を得るよ
う、像担持体の移動方向に沿って、互いに逆方向に回転
する第1現像ローラと第2現像ローラが少なくとも1組
みは配置され、トナーと磁性キャリアとを主成分とする
二成分磁性現像剤で現像し、前記像担持体上の静電潜像
にトナーを供給する画像形成装置において、第1現像ロ
ーラの移動方向が現像領域で像担持体の移動方向と逆方
向であって、第1現像ローラ周速(Vm1)と像担持体
の周速(Vp)との周速比(S1=Vm1/Vp)が
0.8〜2.0の範囲で可能であり、かつ第2現像ロー
ラの移動方向が像担持体の移動方向と同方向であって、
第2現像ローラ周速(Vm2)と像担持体の周速(V
p)との周速比(S2=Vm2/Vp)が1.05〜
2.0の範囲で可能であり、かつトナーと磁性キャリア
とを主成分とする二成分磁性現像剤の該トナーは形状係
数 SF1、SF2を下記式(1)、(2)のように定
義した場合、 SF1=(径の最大長)2/(トナー粒子の面積)×π/4×100 ・・・(1) SF2=(投影像の周囲長)2/(トナー粒子の面積)×100/4π ・・・(2) 120≦SF1≦170 110≦SF2≦130 SF1,SF2が上記条件を満足することを特徴とす
る。
照しながら説明する。図1は本発明に係る画像形成装置
の模式図である。
回転し、その周囲には帯電器2、レーザビーム3、現像
機4、転写器17、クリーナ22が配置されている。
後、レーザビーム3で静電潜像を形成する。該感光体1
の帯電極性はプラス、マイナス何れでも良いが、ここで
はプラスとする。帯電電圧は400V〜1000Vに帯
電し、画像部に露光される。現像機4にて、該静電潜像
を反転現像し、前記感光体1上にトナー像を形成する。
光体1に対向し、かつ近接して、感光体1と同方向に回
転する第1現像ローラ61が上流側に、感光体1と逆方
向に回転する第2現像ローラ62を感光体の移動方向か
ら見て下流側に、更に下流側にキャリア捕捉ローラ63
が配置されている。前記現像ローラ61、62、キャリ
ア捕捉ローラ63の内部には、それぞれ固定されたマグ
ネット51、52、53を有している。前記マグネット
51、52の磁力により、前記現像ローラ61、62に
トナーと磁性キャリアとを主成分とする二成分現像剤を
吸着し、さらに前記現像ローラ61、62の回転により
搬送し、現像剤を感光体1に接触させ、感光体1上に形
成された静電潜像を現像する。
像ローラ61、62のギャップにより調整される。現像
ローラ61、62にバイアス電源71、72が接続され
て、トナーと同極性の電圧が印加される。このバイアス
電源を調整することで現像ローラ61、62から感光体
1へのトナーの供給量を調整できる。
ーラ13から補給されたトナーと第1現像ローラ61上
の現像を終了し、スクレーパ10により剥ぎ取られた現
像剤が一緒になり現像機4下部に配置されているスクリ
ュー状の撹拌部材11、12上に供給、搬送される。撹
拌部材11、12の回転により前後左右に混合撹拌さ
れ、補給されたトナーを所定の帯電量まで立上げ、第2
現像ローラ62に戻す。その現像剤は第2現像ローラ6
2の表面をマグネット52の磁気吸引力により搬送さ
れ、現像剤分配部材8によりそれぞれの現像ローラ6
1、62に規制分配される。第2現像ローラ62と現像
剤分配部材8により規制された余剰の現像剤はガイド板
9を通り、現像機下部に設けられた撹拌部材11、12
に戻される。
リアが付着する場合がある。これをマグネット53を有
しているキャリア捕捉ローラ63にて、感光体1上のキ
ャリアを回収し、キャリア捕捉ローラ63の回転によ
り、現像機4内部に戻す。上記作業が繰り返し行われ
る。
にて搬送され、転写器17により感光体1上のトナー像
が記録紙14に転写される。トナー像が転写された記録
紙14は定着器18で加熱、加圧され、トナー像は定着
される。定着器18は内部にヒータランプ21を有する
ヒートローラ20とバックアップローラ19から構成さ
れる。転写後に感光体1上に残るトナーはクリーナ22
にて除去される。クリーナ22は感光体1と接触回転す
るファーブラシ23を有している。本実施例において、
感光体移動速度と現像ローラ移動速度が画質への影響に
ついて検討した結果を説明する。第1現像ローラ61の
周速Vd1と感光体1の周速Vpとの比である周速比S
1=Vd1/Vp、第2現像ローラ62の周速Vd2と
感光体1の周速Vpとの比である周速比S2=Vd2/
Vpである。この実験ではベタ黒部の画像濃度、白紙部
のカブリ(用紙背景部の汚れ)等について調べた。実験
結果を図5、6に示す。実験条件を下記に示す。
〜2 これらの条件で印刷し、ベタ黒部の画像濃度、カブリ
(用紙背景部の汚れ)について評価した。この評価結果
からわかるように第2現像ローラ62と感光体1との周
速比S2が1.05以上になるとベタ黒部の画像濃度、
カブリ共に許容範囲をクリアし、画質が安定する。周速
比S2を2以上に設定した場合、感光体1周速が高速の
ため、第2現像ローラ62の回転数も許容範囲を逸脱
し、トナー、現像剤に与えるダメージも増大するため、
周速比S2の上限値を2とした。
体1との周速比S1を1.3に固定したが第1現像ロー
ラ61の場合、現像領域において、感光体1移動方向と
は逆方向に移動するため、第1現像ローラ61と感光体
1との周速比S1を低く設定しても上記実験結果と同じ
効果が得られることは種々の実験により、実証されてお
り、本発明においても周速比S1を0.8まで低くして
も上記効果は維持された。上限値については上記理由と
同じで2とした。
光体1との周速比S1は0.8≦S1≦2.0、好まし
くは0.9≦S1≦1.9、第2現像ローラ62と感光
体1との周速比S2は1.05≦S2≦2.0、好まし
くは1.1≦S2≦1.9にすることで、許容できる画
質が得られることがわかった。
(黒、及び各種カラー)と結着樹脂とからなり、スチレ
ン・アクリル系トナー、ポリエステル系トナー等の一般
に使われているものである。トナーの平均粒径は6〜1
2μm、好ましくは、7〜11μmである。但し、トナ
ーに関しては下記式(1)、(2)で定義した場合、 SF1=(径の最大長)2/(トナー粒子の面積)×π/4×100 ・・・(1) SF2=(投影像の周囲長)2/(トナー粒子の面積)×100/4π ・・・(2) 式(1)、(2)で示される形状係数SF1、SF2
が、 120≦SF1≦170 110≦SF2≦130 上記条件を満たしている。
態を表現する係数として使用され、光学顕微鏡などがと
らえた画像の面積、長さ、形状等を高精度に定量解析す
ることが出来る、画像解析という統計的手法に基づくも
ので、イメージアナライザー[ニレコ社製、機種ルーゼ
ックスIIIU]、イメージ・プロ[プラネトロン社製]
等により測定できる。SF1はトナー粒子の形状が円に
近い程100に近い値になり、逆に細長い程大きな値と
なる。すなわち、トナーの最大径と最小径との差、つま
り、歪みを表す。SF2はトナー粒子の形状が円に近い
程100に近い値になり、周囲の形状が複雑なもの程大
きな値になる。すなわち、トナー表面積の凹凸性を表
す。完全球形の場合、SF1=SF2=100である。
キャリア、フェライト系キャリア、マグネタイト系キャ
リア等であり、キャリアの平均粒径は50〜150μ
m、好ましくは、70〜110μmである。
S1が0.8≦S1≦2.0、第2現像ローラ62と感
光体1との周速比S2が1.05≦S2≦2.0の範囲
の下、トナー形状係数SF1、SF2が違うトナーを数
種類用いて、帯電量の安定化、カブリ発生、クリーニン
グ特性、現像剤寿命等を評価した。図7の結果からわか
るようにトナー形状係数SF1、SF2が共に上記範囲
内にある実験1〜6場合は各項目で効果が得られてい
る。しかし、SF1が上記範囲を逸脱するときは、帯電
量の安定化、カブリ発生の阻止、クリーニング特性、現
像剤寿命等が不充分となり、SF2が上記範囲を逸脱す
るときにも、同様な特性が充分に得られない。実験7は
SF2が上記範囲を逸脱した場合であり、トナー粒子の
周囲形状が複雑で表面に凹凸が多いため、流動性が悪く
なり、キャリアとの接触も低下し、帯電性低下、カブリ
発生となった。また、現像剤分配部材8とそれぞれの現
像ローラ61、62との間を通過する際、流動性が悪い
ため、現像剤にかかるストレスが過剰になる。印刷中
は、この状態が繰り返し行われるため、キャリア表面に
スペントが発生する。スペントとは、トナー、キャリア
にかかるストレスにより、キャリア表面にトナーの一部
が融着する現象であり、これが多量に発生すると現像剤
の帯電特性に悪影響を及ぼし、カブリを発生させる原因
となる。上記のようにストレスが過剰になるとスペント
発生速度が速まる。実験8はSF1が上記範囲を逸脱し
た場合であり、トナー粒子がより丸くなったものであ
る。この場合、流動性が良くなるため現像剤分配部材8
とそれぞれの現像ローラ61、62との間で過剰なスト
レスがかからないため、スペントの発生を抑制できるの
で、帯電性が良好になり、カブリの発生も抑制できる。
しかし、転写後に感光体1上に残ったトナーがより丸い
ため、クリーナ22での清掃が完全にできなくなる。こ
れらの結果から本発明に適したトナー形状は、120≦
SF1≦170、好ましくは130≦SF1≦160 110≦SF2≦130、好ましくは115≦SF2≦
130となる。
沿って、上流側に像担持体の移動方向とは逆方向に移動
する第1現像ローラとその下流側に像担持体の移動方向
とは同方向に移動する第2現像ローラが配置され、第1
現像ローラ周速(Vm1)と像担持体の周速(Vp)と
の周速比(S1=Vm1/Vp)が0.8〜2.0の範
囲に規制され、かつ第2現像ローラ周速(Vm2)と像
担持体の周速(Vp)との周速比(S2=Vm2/V
p)が1.05〜2.0の範囲に規制され、かつトナー
と磁性キャリアとを主成分とする二成分磁性現像剤の該
トナーは形状係数SF1が120〜170、SF2が1
10〜130の範囲のものを用いることにより、高速領
域において、現像剤の寿命も維持でき、クリーニング性
も良好で安定した高画質を実現できる。
式印刷装置の一例を示す模式図である。
る。
る。
る。
画像濃度の関係を示す図であ。
カブリの関係を示す図である。
各特性を評価した場合の評価結果をまとめた特性図であ
る。
現像機、51,52、53…マグネット、61…第1現
像ローラ、62…第2現像ローラ、63…キャリア捕捉
ローラ、71,72…バイアス電源、8…現像剤分配部
材、9…ガイド板、10…スクレーパ、11,12…撹
拌部材、13…トナーフィードローラ、14…記録紙、
15,16…レジストローラ、17…転写器、18…定
着器、19…バックアップローラ、20…ヒートロー
ラ、21…ヒータランプ、22…クリーナ、23…ファ
ーブラシ。
Claims (2)
- 【請求項1】像担持体上に形成された静電潜像をトナー
を用いて顕像化し,該トナー像を記録媒体上に転写し,
記録媒体上に転写されたトナー像を定着工程により、用
紙上に定着して記録画像を得るよう、前記像担持体の移
動方向に沿って配置さた、互いに逆方向に回転する第1
現像ローラと第2現像ローラによりトナーと磁性キャリ
アとを主成分とする二成分磁性現像剤で現像し、前記像
担持体上の静電潜像にトナーを供給する方法において、 前記第1現像ローラの移動方向が現像領域で前記像担持
体の移動方向と逆方向であって、第1現像ローラ周速
(Vm1)と像担持体の周速(Vp)との周速比(S1
=Vm1/Vp)が0.8〜2.0の範囲に規制され、
かつ前記第2現像ローラの移動方向が現像領域で前記像
担持体の移動方向と同方向であって、第2現像ローラ周
速(Vm2)と像担持体の周速(Vp)との周速比(S
2=Vm2/Vp)が1.05〜2.0の範囲に規制さ
れ、かつ磁性キャリアとトナーとを主成分とする二成分
磁性現像剤の該トナーは形状係数SF1、SF2を下記
式(1)、(2)のように定義した場合、 SF1=(径の最大長)2/(トナー粒子の面積)×π/4×100 ・・・(1) SF2=(投影像の周囲長)2/(トナー粒子の面積)×100/4π ・・・(2) 120≦SF1≦170 110≦SF2≦130 SF1,SF2が上記条件を満足することを特徴とする
画像形成方法。 - 【請求項2】像担持体上に形成された静電潜像をトナー
を用いて顕像化し,該トナー像を記録媒体上に転写し,
記録媒体上に転写されたトナー像を定着工程により、用
紙上に定着して記録画像を得るよう、前記像担持体の移
動方向に沿って、互いに逆方向に回転する第1現像ロー
ラと第2現像ローラが少なくとも1組みは配置され、ト
ナーと磁性キャリアとを主成分とする二成分磁性現像剤
で現像し、前記像担持体上の静電潜像にトナーを供給す
る画像形成装置において、 前記第1現像ローラの移動方向が現像領域で前記像担持
体の移動方向と逆方向であって、第1現像ローラ周速
(Vm1)と像担持体の周速(Vp)との周速比(S1
=Vm1/Vp)が0.8〜2.0の範囲で可能であ
り、かつ前記第2現像ローラの移動方向が前記像担持体
の移動方向と同方向であって、第2現像ローラ周速(V
m2)と像担持体の周速(Vp)との周速比(S2=V
m2/Vp)が1.05〜2.0の範囲で可能であり、
かつトナーと磁性キャリアとを主成分とする二成分磁性
現像剤の該トナーは形状係数 SF1、SF2を下記式
(1)、(2)のように定義した場合、 SF1=(径の最大長)2/(トナー粒子の面積)×π/4×100 ・・・(1) SF2=(投影像の周囲長)2/(トナー粒子の面積)×100/4π ・・・(2) 120≦SF1≦170 110≦SF2≦130 SF1,SF2が上記条件を満足することを特徴とする
画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001066085A JP2002268372A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
US10/025,550 US7090956B2 (en) | 2001-03-09 | 2001-12-26 | Image forming method and image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001066085A JP2002268372A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002268372A true JP2002268372A (ja) | 2002-09-18 |
Family
ID=18924633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001066085A Pending JP2002268372A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7090956B2 (ja) |
JP (1) | JP2002268372A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006053198A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Ricoh Printing Systems Ltd | 現像装置 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003255694A (ja) * | 2002-02-28 | 2003-09-10 | Canon Inc | 現像装置及び画像形成装置 |
US6973281B2 (en) * | 2002-04-26 | 2005-12-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing apparatus with two developing chamber-rotatable member pairs |
JP2007264452A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Kyocera Mita Corp | 画像形成方法 |
JP4988251B2 (ja) * | 2006-06-02 | 2012-08-01 | 株式会社リコー | 現像装置及び画像形成装置 |
JP2008256901A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
EP2031452B1 (en) | 2007-08-27 | 2017-10-11 | Xeikon Manufacturing | Dual component dual roll toner |
JP4748216B2 (ja) * | 2008-12-15 | 2011-08-17 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像装置および画像形成装置 |
US9046850B2 (en) * | 2011-02-04 | 2015-06-02 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus capable of reducing image density irregularity |
JP2013152391A (ja) * | 2012-01-26 | 2013-08-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置及び画像形成装置 |
JP6003621B2 (ja) * | 2012-12-21 | 2016-10-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5630201A (en) * | 1995-03-10 | 1997-05-13 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Development apparatus having a plurality of rolls rotated at particular speeds |
JP3466891B2 (ja) | 1997-11-17 | 2003-11-17 | キヤノン株式会社 | 画像形成方法 |
DE69917529T2 (de) * | 1998-06-05 | 2005-06-02 | Canon K.K. | Toner, Herstellungsverfahren für Toner und Bildherstellungsverfahren |
-
2001
- 2001-03-09 JP JP2001066085A patent/JP2002268372A/ja active Pending
- 2001-12-26 US US10/025,550 patent/US7090956B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006053198A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Ricoh Printing Systems Ltd | 現像装置 |
JP4713857B2 (ja) * | 2004-08-10 | 2011-06-29 | 株式会社リコー | 現像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7090956B2 (en) | 2006-08-15 |
US20020127488A1 (en) | 2002-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002268372A (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
US5024181A (en) | Method for the development of an electrostatic latent image | |
JPH0338588B2 (ja) | ||
US4666815A (en) | Method for developing electrostatic latent image with non-magnetic toner | |
JPH1010784A (ja) | 正帯電性一成分現像剤並びにその現像剤を用いた画像形成装置 | |
JP3639719B2 (ja) | 画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2590870B2 (ja) | カラー画像記録方法 | |
JPH07140730A (ja) | 静電荷像の高速現像方法 | |
JP3173321B2 (ja) | 現像方法 | |
US5669051A (en) | Method of electrostatically forming visual image | |
JP2550568B2 (ja) | カラ−画像記録方法 | |
JPH0143306B2 (ja) | ||
JP3930944B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP2736970B2 (ja) | カラー画像記録方法 | |
JPH08190275A (ja) | 現像装置 | |
JP2004029103A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP3363604B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3281139B2 (ja) | 帯電装置 | |
JP3055328B2 (ja) | 現像方法 | |
JP2511951B2 (ja) | 現像装置 | |
JP2606476B2 (ja) | 多色記録方法 | |
JP2979801B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP3302276B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003215929A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH02167566A (ja) | 画像形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040517 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040526 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040712 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041012 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041108 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050105 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20050325 |