JP2736970B2 - カラー画像記録方法 - Google Patents

カラー画像記録方法

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JP2736970B2 JP62088627A JP8862787A JP2736970B2 JP 2736970 B2 JP2736970 B2 JP 2736970B2 JP 62088627 A JP62088627 A JP 62088627A JP 8862787 A JP8862787 A JP 8862787A JP 2736970 B2 JP2736970 B2 JP 2736970B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、静電潜像を利用してカラー画像を記録する
方法に係り、特に潜像担持体上に既に形成されている可
視像(トナー像)を乱すことなく現像してカラートナー
像を得るカラー画像記録方法に関する。 従来の技術 従来、電子写真法を利用したカラー記録方法として
は、種々のものが知られており、その一つに重ね現像法
がある。重ね現像法は、1つの感光体に、2値若しくは
3値の静電潜像を形成し、これ等2値若しくは3値の潜
像を有する感光体の第1潜像を第1の現像機で現像した
後、引き続いて感光体上の第2の潜像を第2の現像機で
現像して、最終的に形成されたトナー像を一度に転写さ
せてカラー画像を得るものであるが、この方法は、装置
の小型化と共に複写速度も極めて速いので有効である。 この様な重ね現像法においては、第2の現像工程以降
では、既に第1の現像工程により、トナー像が担持され
た感光体が再度現像剤により摺擦されることになるた
め、第1の現像工程により形成されているトナー像は、
2段目以降の現像工程により著しく乱れることになり、
結果として、最終的に得られるカラー画像は、著しく乱
れたカラー画像となるという欠点を有している。したが
って、重ね現像法を用いた画像形成法においては、前段
のトナー像を乱すことなく、如何に後段の現像を実施す
るかが極めて重要な課題となっている。 感光体上のトナー像を乱すことなく現像する方法とし
ては、後段の現像工程を一成分現像剤を用い、非接触現
像によって行うことも考えられるが、一成分非接触現像
法は高速化することが難しく、この点からはキャリアー
とトナーとからなる二成分現像剤を用いる磁気ブラシ現
像法が好ましい。 磁気ブラシ現像法における二成分現像剤としては、通
常、粒径80〜120μmの鉄、フェライト等の高比重のも
のが用いられている。ところで、二成分現像剤を用いて
磁気ブラシ現像法を使用する場合、マグネットロールを
内部に有する現像ロールの非磁性スリーブ上に二成分現
像剤を担持させて、磁気ブラシで潜像を摺擦して現像を
行うが、十分な現像濃度を得るためには潜像担持体の移
動線速度と現像ロール表面のそれとの比1:3〜4とする
必要があり、そのため、重ね現像法においては、前段の
現像工程により形成されるトナー像は、後段の現像工程
において、磁気ブラシの穂先がトナー像を摺擦してしま
うことにより、乱れてしまうという欠点があった。 これらの欠点を克服するものとして、特開昭55−3688
9号公報及び特開昭57−79970号公報に記載のものが提案
されている。これ等公知の技術においては、第2番目の
磁気ブラシ現像装置の潜像担持体に対する摺擦力を、第
1番目のものより小さくするように構成することによっ
て、トナーの掻き取り作用を減少させている。即ち、具
体的には、前者においては、第2現像装置における現像
ロールの表面移動線速度を潜像担持体表面のそれと等し
くすることにより、又、後者においては、第2現像装置
における現像ロールの主極磁石の磁束密度を第1現像装
置におけるそれより小さくすることにより、掻き取り作
用の減少をはかることが記載されている。 更に、特開昭60−126665号公報に、粒子径が50μm以
下の磁性キャリアーをトナー粒子と混合した二成分現像
剤を使用するカラー現像装置が提案されている。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、特開昭55−36889号公報に記載のもの
においては、現像装置における現像ロールの表面移動線
速度を潜像担持体表面のそれと等しくするものであるた
め、第2現像装置の現像能力が減少してしまい、現像濃
度が低下するという欠点があった。又、特開昭57−7997
0号公報に記載のものにおいては、第2現像装置におけ
る現像ロールの主極磁石の磁束密度が300〜500ガウスと
小さく、したがって、十分な像濃度の現像を行うことが
できないという欠点を有していた。又、特開昭60−1266
65号公報に記載の場合については、キャリアーの小粒子
化により像乱れ現像は改善されるが、粒子径が小さくな
るほど、キャリアーが現像装置から感光体表面に移行す
る、いわゆるキャリーオーバー現象が激しくなる。キャ
リーオーバー現象を回避するためには、磁気力を高める
必要があり、そのためにはキャリアー粒子の粒径をある
程度大きくすることが必要になる。したがって、キャリ
アーの粒子径を規定するだけでは充分満足のいく結果は
得られない。 本発明は、従来の技術における上記のような問題点に
鑑みてなされたものである。 即ち、本発明の目的は、既に存在するトナー像を乱し
てしまうことなく現像を行うことができる二成分現像剤
を使用するカラー記録方法を提供することにある。 問題点を解決するための手段 本発明者等は、先に二成分現像剤を用いるキャリアー
の密度が上記トナー像の乱れに対して重要な因子となっ
ていることを見出だしたが、更に検討の結果、2回目以
降の現像工程において二成分現像剤の移動速度を特定の
範囲に設定すると、現像濃度が低下すること無く、更に
良好な結果が得られることを見出だし、本発明を完成す
るに至った。 本発明は、潜像形成手段により、潜像担持体上に静電
潜像を形成する潜像形成工程と、形成された静電潜像を
二色の異なるトナーにより顕像化する現像工程と、転写
工程とよりなり、該潜像形成工程と現像工程を交互に2
回繰り返して実施した後、顕像化したカラートナー像を
一括して転写材に転写するカラー画像記録方法におい
て、2回の現像工程が二色の極性の異なるトナーを用い
て行い、2回目の現像工程において、トナーと、磁性粉
が結着樹脂中に分散された密度が1.7〜3.0g/cm3で平均
粒径30〜50μmの磁性キャリアーとを混合してなる二成
分現像剤を現像ロールに供給し、かつ、現像ロール表面
と潜像担持体表面の移動方向が同一であって、該二成分
現像剤の移動速度(VDev)と潜像担持体の移動速度
(VPR)とが、次式を満足する条件で現像で行うことを
特徴とする。 0.6≦VDev/VPR≦1.8 本発明において用いるキャリアーは、結着樹脂中に磁
性粉を分散してなるものであって、その密度が1.7〜3.0
g/cm3であることが必要である。密度は、磁性粉含有量
を調節することにより容易に制御できる。実験の結果か
ら、密度ρ=1.7〜3.0g/cm3の範囲のものであれば、像
乱れ現象及びキャリーオーバー現象が許容できる範囲に
あることが判明した。それは、キャリアー個々の密度が
小さいので、形成される穂立ちが軟らかくなることによ
るものと推測される。 本発明におけるこの様な低密度のキャリアー粒子の粒
径は、平均粒径30〜50μmであることが必要であり、特
に40μm前後の平均粒径を持つものが最適である。なぜ
ならば、平均粒径が上記範囲を外れると、キャリーオー
バー現象と、像乱れ現象の防止を両立させることが難し
くなってくるからである。 本発明のキャリアーの密度は、以下の測定法により測
定される真比重によって求められた密度で定義される。 粉体の空隙を完全に液体で置換し、その重量と体積と
の関係を下記式に当てはめて真比重を求める、いわゆる
ピクノメータ法(真比重ビン法)を用い、このピクノメ
ータ法を自動化した測定機:オートトゥルーデンサーMA
T−5000(株式会社セイシン企業製)を使用して、下記
の式より真比重を求める。 (式中、Pd:真比重、Ld:液体の比重、Wa:セル風袋(空
セル)(g)、Wb:セル風袋+粉体(g)、Wc:セル風袋
+粉体+液体(液面決定後)(g)、Wd:セル風袋+液
体(液面決定後)(g)) 本発明における現像工程においては使用される磁気ブ
ラシ現像装置は、複数の磁極を有するマグネットロール
とその周面に設けられた非磁性円筒状スリーブからなる
現像ロールを有するものであり、この現像ロールの現像
スリーブ上に、二成分現像剤を担持させ、任意の穂立ち
規制部材などにより穂立長を調整して、磁気ブラシを形
成し、マグネットロールとスリーブとの相対的な運動に
より、磁気ブラシを移動させつつ、磁気ブラシに対向配
置させた感光体面を摺擦することにより、潜像にトナー
を付着させて、現像するものである。この際、マグネッ
トロールを固定し、スリーブを回転させるが、少なくと
も2回目以降の現像工程において、その表面移動線速
度、即ち、現像剤の移動速度(VDev)と潜像担持体の
移動速度(VPR)とが、0.6≦VDev/VPR≦1.8を満足す
るように設定することが必要である。VDev/VPRが0.6よ
り低いと像乱れが生じ、又1.8より高いと像乱れ及び混
色が生じる。 以下、本発明のカラー画像記録方法を図面を参酌して
説明する。 第1図は、本発明を実施するために用いるカラー画像
記録装置の一例であって、2値潜像の形成によってカラ
ー画像を形成する場合を示す。第1図において、1は帯
電器、2aは第1露光手段、3aは第1現像手段、2bは第2
露光手段、3bは第2現像手段、4は転写コロトロン、5
は除電コロトロン、6はクリーナー、7は光除電器、8
は記録紙、9は転写前コロトロン、10は感光体ドラム、
10aは感光層である。 感光体ドラム10は、矢印の方向に回転している。ま
ず、帯電器1により、感光体ドラム10の表面の感光層10
aは一様に帯電される。 次いで、第1露光手段2aにより第1色に対応した画像
情報に応じた光照射が行われ、感光体上に第1色に対応
した静電潜像が形成される。なお、露光手段は任意のも
のが選択可能である。次いで、第1露光手段によって形
成された第1の静電潜像を有する感光層10aに、第1現
像手段3aにより、第1の色に応じたトナーを供給して、
顕像化する。第1現像手段としては、任意のものが使用
できる。この際、現像バイアスは、正規現像を行うか、
反転現像を行うかによって選択される。 続いて、第2露光手段2bにより第2の色に対応した画
像情報に応じた光照射が行われ、感光層10a上に第2の
色に応じた静電潜像が形成される。露光手段及び書き込
み方式は任意である。次いで、第2露光手段で形成され
た第2の静電潜像を有する感光層10aに第2現像手段3b
により、第2の色に応じたトナーを供給して顕像化す
る。この際、現像バイアスも任意に選択することができ
る。 転写前コロトロン9は、転写前に感光体に担持されて
いる第1トナー及び第2トナーの極性を揃えるために使
用されるが、これも特定プロセスにおいては省略可能で
ある。第1トナー像及び第2トナー像は、記録紙8に転
写コロトロン4によって一括して転写されるが、静電転
写以外の手段を用いて転写してもよい。記録紙は次いで
図示しない定着部で定着される。又、転写部を通過した
感光体は、再使用のために除電コロトロン5、クリーナ
ー6及び光除電器7によってクリーニングが行われる。 上記第1及び第2露光手段としては、通常の複写機に
用いられているような光照明手段、原稿走査手段及び結
像光学系からなるものの、画像情報に応じて光変調可能
な光書込み装置、例えばレーザー書き込み装置、一様光
源−液晶マイクロシャッターからなる液晶ライトバル
ブ、LEDアレイ、光ファイバーなど、任意のものが目的
に応じて使用できる。 又、第1現像手段と第2現像手段のうち、少なくとも
第2現像手段においては、現像剤の移動速度(VDev)
と潜像担持体の移動速度(VPR)とが、0.6≦VDev/VPR
≦1.8を満足するように設定することが必要である。 又、場合によっては、第2露光手段の前に第2帯電手
段を設けてもよい。 実施例 以下、本発明の実施例を説明する。まず、本発明にお
いて使用する二成分現像剤の一例を示す。 キャリアー スチレン−n−ブチルメタクリレート共重合体(密度
1.1g/cm3)及び立方体型マグネタイト(密度4.8g/cm3
を20/80(重量比)で混合し、溶融混練した後、微粉砕
して、密度2.9(g/cm3)、平均粒径40μmのキャリアー
を得た。 トナー スチレン−ブチルメタクリレート共重合体に低分子量
ポリオレフィンをグラフト重合して得た樹脂92重量部と
赤色系顔料:リソールスカルト(商品名、BASF社)8重
量部を溶融混練し、微粉砕して、平均粒径9.8μmのト
ナーを得た。 二成分現像剤 上記のキャリアー90重量部とトナー10重量部とを混合
して、現像剤を得た。 次に、上記第1図に記載のカラー画像記録装置を用い
てテストを行った場合の実施例を比較例および参考例と
共に示す。 参考例1 感光体ドラムとして、外径200mmの有機光導電材料よ
りなるものを用い、帯電器によって−1000Vに一様に帯
電させた(第2図(a))。次いで、He−Neレーザーを
用いて反転露光(画像部露光)を行い、露光部−300V、
非露光−1000Vの表面電位を有する静電潜像を形成さ
せ、第1現像手段によって現像バイアス−800Vの下で、
赤色トナーを用いて現像を行った(第2図(b))。続
いて露光ランプにより正規露光(非画像部露光)を行
い、非露光部−1000V、露光部−200Vの表面電位を有す
る静電潜像を形成させ、第2現像手段によって現像バイ
アス−400Vの下で、黒色トナーを用いて現像を行った
(第2図(c))。この場合の他の操作条件は次の通り
であった。 感光体ドラムの移動速度は50mm/sec又は300mm/secに
設定した。現像ロールは、第1及び第2現像手段とも
に、外径40mmのステンレス鋼スリーブと外径20mmの8極
着磁ロールとよりなり、現像ニップ域において反発磁界
を形成する現像ロールを使用した。第1現像手段におい
て用いる現像剤は、赤色トナーと磁性粉を結着樹脂中に
分散した密度3.6g/cm3、粒径40μmのキャリアー粒子と
よりなる二成分現像剤であり、第2現像手段において用
いる現像剤は、黒色トナーと磁性粉を結着樹脂中に分散
した密度3.6、粒径40μmのキャリアー粒子とよりなる
二成分現像剤であった。又、第1現像手段における現像
剤の移動速度は、感光体移動速度と同一とし、第2現像
手段における現像剤の移動速度は、第1表に示すように
変化させた。 得られた結果を第1表に示す。なお、以下の第1表及
びその他の表中、○は問題がないレベルを意味し、△は
問題はあるが実用上使用可能と思われるレベルを意味
し、×は使用不可能なレベルを意味する。 実施例1 感光体ドラムとして、外径200mmのSe系ドラム用い、
帯電器によって1000Vに一様に帯電させた(第3図
(a))。次いで、正規露光(非画像部露光)を行い、
露光部200V、非露光部1000Vの表面電位を有する静電潜
像を形成させ、第1現像手段によって現像バイアス300V
の下で、赤色トナーを用いて現像を行った(第3図
(b))。次いで、第2帯電手段によって900Vで一様に
帯電させ(第3図(c))、第2露光手段により反転現
像(画像部露光)を行い、非露光部900V、露光部200Vの
表面電位を有する静電潜像を形成させ、第2現像手段に
よって現像バイアス700Vの下で、黒色トナーを用いて現
像を行った(第3図(d))。この場合の他の操作条件
は次の通りであった。 感光体ドラムの移動速度は、50mm/sec及び300mm/sec
に設定した。現像ロールは、第1現像手段においては外
径40mmのステンレス鋼スリーブと外径20mmの8極対称着
磁ロールとよりなるものをを用い、第2現像手段におい
ては、外径40mmのステンレス鋼スリーブと外径20mmの8
極着磁ロールとよりなり、現像ニップ域において反発磁
界を形成する現像ロールを使用した。第1現像手段にお
いて用いる現像剤は、赤色トナーと密度4.5g/cm3、粒径
100μmのフェライト系キャリアー粒子とよりなる二成
分現像剤であり、第2現像手段において用いる現像剤
は、黒色トナーと磁性粉を結着樹脂中に分散した密度2.
2g/cm3、粒径40μmのキャリアー粒子とよりなる二成分
現像剤であった。又、第1現像手段における現像剤の移
動速度は、感光体移動速度の3倍に設定し、第2現像手
段における現像剤の移動速度は、第2表に示すように変
化させた。 得られた結果を第2表に示す。 比較例 参考例1と同様なカラー記録装置を用い、同様な条件
で操作を行った。但し、第1現像手段における現像剤と
して、赤色トナーと密度5.0g/cm3、粒径100μmのフェ
ライト系キャリアー粒子とよりなる二成分現像剤を用
い、第2現像手段において、黒色トナーと密度5.0g/c
m3、粒径100μmのフェライト系キャリアー粒子とより
なる二成分現像剤を使用した。又、第1現像手段におけ
る現像剤の移動速度は、感光体の移動速度の3倍に設定
し、第2現像手段における現像剤の移動速度は、第3表
に示すように変化させた。 結果を第3表に示す。 以上の結果から、本発明において、第2現像手段にお
ける現像剤の移動速度と感光体の移動速度との比が0.6
〜1.8の範囲内であり、又、現像剤のキャリアーガ磁性
粉末が結着樹脂に分散された密度1.7〜3.0g/cm3で平均
粒径30〜50μmのものである場合には、感光体移動速度
が50mm/sec及び300mm/secのいずれの場合でもトナーの
混入及びトナー像の乱れが制御できることが分かる。 発明の効果 上記二成分現像剤を用いて磁気ブラシ法により重ね現
像を行う本発明のカラー画像記録方法によれば、重ね現
像における前段のトナー像が乱れることがなく、又、キ
ャリーオーバー現象を発生することもない。したがっ
て、本発明によって得られたカラー画像は、像乱れのな
い優れた画質のものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を実施するために用いるカラー画像記録
装置の一例の概略構成図、第2図は実施例1における感
光体の表面電位及び現像の状態を説明する説明図、第3
図は実施例2における感光体の表面電位及び現像の状態
を説明する説明図である。 1……帯電器、2a……第1露光手段、2b……第2露光手
段、3a……第1現像手段、3b……第2現像手段、4……
転写コロトロン、8……記録紙、10……感光体ドラム、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/09 G03G 15/09 Z (72)発明者 野網 恒雄 海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス 株式会社海老名事業所内 (72)発明者 山本 敏郎 海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス 株式会社海老名事業所内 (72)発明者 足立 康二 海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス 株式会社海老名事業所内 (72)発明者 古谷 信正 海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス 株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 昭57−147655(JP,A) 特開 昭55−36889(JP,A) 特開 昭58−54354(JP,A) 特開 昭61−38953(JP,A) 特開 昭60−244957(JP,A) 特開 昭63−254474(JP,A) 特公 昭63−43748(JP,B2) 特許2550568(JP,B2) 特許2590870(JP,B2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.潜像形成手段により、潜像担持体上に静電潜像を形
    成する潜像形成工程と、形成された静電潜像を二色の異
    なるトナーにより顕像化する現像工程と、転写工程とよ
    りなり、該潜像形成工程と現像工程を交互に2回繰り返
    して実施した後、顕像化したカラートナー像を一括して
    転写材に転写するカラー画像記録方法において、2回の
    現像工程が二色の極性の異なるトナーを用いて行い、2
    回目の現像工程において、トナーと、磁性粉が結着樹脂
    中に分散された密度が1.7〜3.0g/cm3で平均粒径30〜50
    μmの磁性キャリアーとを混合してなる二成分現像剤を
    現像ロールに供給し、かつ、現像ロール表面と潜像担持
    体表面の移動方向が同一であって、該二成分現像剤の移
    動速度(VDev)と潜像担持体の移動速度(VPR)と
    が、次式を満足する条件で現像で行うことを特徴とする
    カラー画像記録方法。 0.6≦VDev/VPR≦1.8
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