JP2002268246A - 電子写真感光体及びその製造方法、並びにそれを用いた画像形成装置、プロセスカートリッジ - Google Patents

電子写真感光体及びその製造方法、並びにそれを用いた画像形成装置、プロセスカートリッジ

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JP2002268246A JP2001066536A JP2001066536A JP2002268246A JP 2002268246 A JP2002268246 A JP 2002268246A JP 2001066536 A JP2001066536 A JP 2001066536A JP 2001066536 A JP2001066536 A JP 2001066536A JP 2002268246 A JP2002268246 A JP 2002268246A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプレー塗工法における膜厚ムラ、特に電荷
発生層のムラを抑えた電子写真感光体を提供する。 【解決手段】 導電性支持体上に1層以上の感光層を有
し、該感光層がスプレー塗工方法によって塗布形成され
たものである電子写真用感光体において、該感光層の少
なくとも1つの層は、スプレー装置によって霧化された
感光層形成用塗工液の粒度分布が、10μm以下の粒子
が全体の体積の90%以上となるような粒度分布を示す
スプレー塗工方法によって形成されたものであることを
特徴とする電子写真感光体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体及
びその製造方法、並びに電子写真感光体を用いた画像形
成装置、プロセスカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、円筒状又はベルト状基体の外
側面上に電子写真感光層用塗布液を塗布し、乾燥させて
感光層塗膜を形成することにより電子写真用感光体を製
造する方法として、浸漬塗工法、リング塗工法、スプレ
ー塗工法などが知られている。
【0003】浸漬塗工法では表面平滑性に優れた感光層
塗膜が得られるが、大量の塗布液を必要とするという欠
点を有している。更に、塗膜の均一性が塗布液の物性と
塗工速度との二つの因子に大きく支配されるため、塗布
液物性の経時変化による影響を受けやすく、製造ライン
において膜厚の均一な塗膜を得るための塗布液物性の制
御が繁雑になるという欠点を有している。
【0004】また、リング塗工法は、環状の塗布リング
の中心と円筒状基体の中心とを合わせ、塗布リングと円
筒状基体との間隙に塗布液を少量流し、塗布リング又は
円筒状基体を移動させることによって基体上に感光層塗
膜を形成する方法であるが、この塗工法ではリングと基
体との間隙の僅かな変動が塗膜の均一性に大きく影響す
るため、塗工装置の精度を厳密に維持管理しなければな
らないという欠点を有している。更に、この塗工法では
ベルト状基体に均一な塗布を行うことが非常に困難であ
るという欠点も有している。
【0005】このような塗工法に対し、スプレー塗工法
は少量の塗布液により様々な基体に対して感光層塗膜を
形成することができ、また塗布液物性の制御や塗工装置
の精度の維持管理が比較的容易に行えるという利点を有
している。
【0006】しかし、スプレー塗工法では、霧化された
液滴が不均一に噴霧されると、それが膜厚の不均一さの
原因となってしまうという欠点を有していた。特に電荷
発生層の膜厚が不均一だと、膜厚の厚いところは感度が
速く、膜厚が薄いところは感度が遅くなり、電子写真装
置で画像を出力した際に、画像濃度にムラが発生する原
因となる場合がある。従来は膜厚ムラを抑えるために、
塗工装置に依存する噴霧条件を経験的に変更するなどの
方法がとられていたが、膜厚ムラと相関のあるような物
性値がなかったため、製造工程においては、製造ライン
で製品をサンプリングして膜厚ムラを調べるなどしてお
り、生産性が悪く、不良品の発生も多くなり、コスト高
につながっていた。
【0007】さらに、近年の電子写真の高画質化、高解
像度化、カラー化にともない、より均一な膜厚の塗膜を
有する電子写真感光体が望まれるようになってきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、スプレー塗
工法における膜厚ムラ、特に電荷発生層のムラを抑えた
電子写真感光体と、その製造方法、さらにはそれを用い
た画像形成装置、画像形成装置用プロセスカートリッジ
を提供することをその課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、導電性支持体上に1層以上の感光層を有し、該感光
層がスプレー塗工方法によって塗布形成されたものであ
る電子写真用感光体において、該感光層の少なくとも1
つの層は、スプレー装置によって霧化された感光層形成
用塗工液の粒度分布が、10μm以下の粒子が全体の体
積の90%以上となるような粒度分布を示すスプレー塗
工方法によって形成されたものであることを特徴とする
電子写真感光体が提供される。また、本発明によれば、
上記構成において、前記感光層が電荷輸送層と電荷発生
層とに機能分離されており、少なくとも該電荷発生層が
スプレー塗工方法によって形成されたものであることを
特徴とする電子写真感光体が提供される。また、本発明
によれば、電子写真感光体に少なくとも帯電、露光、現
像、転写を繰り返し行う画像形成装置において、前記電
子写真感光体を備えたことを特徴とする画像形成装置が
提供される。また、本発明によれば、上記構成におい
て、ビームスポットの大きさが3.0×10-3mm2
下のレーザー光によって露光を行うことを特徴とする画
像形成装置が提供される。また、本発明によれば、前記
電子写真感光体を備えたことを特徴とする画像形成装置
用プロセスカートリッジが提供される。また、本発明に
よれば、導電性支持体上に1層以上の感光層を有し、該
感光層の少なくとも1つの層は、スプレー塗工方法によ
って塗布形成する電子写真用感光体の製造方法におい
て、スプレー装置によって霧化された感光層形成用塗工
液の液滴の粒度分布が、10μm以下の粒子が粒子全体
の体積の90%以上となるような粒度分布を示すスプレ
ー塗工方法によって前記感光層を形成することを特徴と
する電子写真感光体の製造方法が提供される。さらに、
本発明によれば、上記構成において、前記感光層が電荷
輸送層と電荷発生層とに機能分離されており、少なくと
も該電荷発生層をスプレー塗工方法によって形成するこ
とを特徴とする電子写真感光体の製造方法が提供され
る。
【0010】本発明に使用されるスプレーガンは、エア
スプレー、エアレススプレー、静電スプレーのいずれの
スプレーガンを用いてもよい。これらを用いて霧化され
た感光層形成用塗工液の粒径分布を、レーザー光散乱方
式粒度分布測定装置を用いて測定し、10μm以下の粒
子が全体の体積の90%以上となるような粒度分布とな
るように霧化条件を調整することで膜厚ムラを抑えるこ
とができる。霧化工程で変更可能な因子としては、例え
ば、エアスプレーであれば、霧化エア圧力、霧化エア流
量、吹き出し口のノズルの開度などが挙げられるが、粒
度分布が特許請求の範囲に含まれる条件に設定すること
で膜厚ムラの少ない感光層を得ることができる。これ
は、所望の塗膜を得る際に、粒径の大きな液滴が少数付
着する塗工条件と比較して、粒径の小さい液滴が数多く
付着するような条件の方が、より均一な厚みのウェット
膜を形成し、その結果、乾燥後の膜厚も均一になるため
ではないかと考えられる。
【0011】また、レーザー光散乱方式粒度分布測定装
置は測定に用いるレーザーの照射方向、散乱光の受光部
を、スプレーの吐出方向と垂直方向に設置することがで
きるため、塗布しながら測定することも可能である。し
たがって、生産ラインで、感光層を塗布しながらその霧
化粒子の粒度分布をリアルタイムにモニターすることが
でき、膜厚ムラによる不良品の発生を最小限に抑え、生
産性を高めることが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って本発明を説明
する。図1は本発明の電子写真用感光体の模式断面図で
あり、導電性基体上に感光層を設けた構成のものであ
る。図2〜4は各々本発明における電子写真用感光体の
他の構成例を示すものであり、図2は感光層が電荷発生
層(CGL)と電荷輸送層(CTL)より構成される機
能分離型タイプのもの、図3は導電性基体と機能分離型
タイプの感光層のCGL、CTLの間に下引き層を入れ
たもの、図4は最表層に保護層を設けたものである。な
お、導電性支持体上に少なくとも感光層を有していれ
ば、上記のその他の層、及び感光層のタイプは任意に組
み合わされていても構わない。
【0013】本発明において電子写真用感光体に使用さ
れる導電性支持体としては、導電体あるいは導電処理を
した絶縁体、例えばAl、Ni、Fe、Cu、Auなど
の金属、あるいはそれらの合金の他、ポリエステル、ポ
リカーボネート、ポリイミド、ガラス等の絶縁性基体上
にAl、Ag、Au等の金属あるいはIn23、SnO
2等の導電材料の薄膜を形成したもの、導電処理をした
紙等が使用できる。導電性支持体の形状は特に制約はな
く、板状、ドラム状あるいはベルト状のいずれのものも
使用できる。
【0014】導電性支持体と感光層との間には、必要に
応じて、下引き層を設けてもよい。設けられる下引き層
は、接着性を向上する、モアレなどを防止する、上層の
塗工性を改良する、残留電位を低減するなどの目的で設
けられる。下引き層は一般に樹脂を主成分とするが、こ
れらの樹脂はその上に感光層を、溶剤を用いて塗布する
ことを考えると、一般の有機溶剤に対して耐溶解性の高
い樹脂であることが望ましい。このような樹脂として
は、ポリビニルアルコール、カゼイン、ポリアクリル酸
ナトリウム等の水溶性樹脂、共重合ナイロン、メトキシ
メチル化ナイロン、等のアルコール可溶性樹脂、ポリウ
レタン、メラミン樹脂、アルキッド−メラミン樹脂、エ
ポキシ樹脂等、三次元網目構造を形成する硬化型樹脂な
どが挙げられる。また、酸化チタン、シリカ、アルミ
ナ、酸化ジルコニウム、酸化スズ、酸化インジウム等で
例示できる金属酸化物、あるいは金属硫化物、金属窒化
物などの微粉末を分散し含有させてもよい。これらの下
引き層は、適当な溶媒、塗工法を用いて形成することが
できる。
【0015】更に本発明の下引き層として、シランカッ
プリング剤、チタンカップリング剤、クロムカップリン
グ剤等を使用して、例えばゾル−ゲル法等により形成し
た金属酸化物層も有用である。この他に、本発明の下引
き層にはAl23を陽極酸化にて設けたものや、ポリパ
ラキシリレン(パリレン)等の有機物や、SnO2、T
iO2、ITO、CeO 2等の無機物を真空薄膜作製法に
て設けたものも良好に使用できる。下引き層の膜厚は
0.1〜20μmが適当であり、好ましくは1〜10μ
mである。
【0016】次に、この導電性支持体に下引き層を介し
て設けられる感光層について以下に簡単に説明する。本
発明における感光層は、単層型でも積層型でもよいが、
ここではまず積層型について述べる。
【0017】はじめに、電荷発生層について説明する。
電荷発生層は、電荷発生物質を主成分とする層で、必要
に応じてバインダー樹脂を用いることもある。電荷発生
物質としては、公知の材料を用いることができる。例え
ば、金属フタロシアニン、無金属フタロシアニンなどの
フタロシアニン系顔料、アズレニウム塩顔料、スクエア
リック酸メチン顔料、カルバゾール骨格を有するアゾ顔
料、トリフェニルアミン骨格を有するアゾ顔料、ジフェ
ニルアミン骨格を有するアゾ顔料、ジベンゾチオフェン
骨格を有するアゾ顔料、フルオレノン骨格を有するアゾ
顔料、オキサジアゾール骨格を有するアゾ顔料、ビスス
チルベン骨格を有するアゾ顔料、ジスチリルオキサジア
ゾール骨格を有するアゾ顔料、ジスチリルカルバゾール
骨格を有するアゾ顔料、ペリレン系顔料、アントラキノ
ン系又は多環キノン系顔料、キノンイミン系顔料、ジフ
ェニルメタン及びトリフェニルメタン系顔料、ベンゾキ
ノン及びナフトキノン系顔料、シアニン及びアゾメチン
系顔料、インジゴイド系顔料、ビスベンズイミダゾール
系顔料などが挙げられる。これらの電荷発生物質は、単
独又は2種以上の混合物として用いることができる。電
荷発生層に必要に応じて用いられるバインダー樹脂とし
ては、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリ
ケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、アクリル
樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、
ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリ−N−ビニルカ
ルバゾール、ポリアクリルアミドなどが用いられる。こ
れらのバインダー樹脂は、単独又は2種以上の混合物と
して用いることができる。
【0018】また、必要に応じて電荷輸送物質を添加し
てもよい。また、電荷発生層のバインダー樹脂として上
述のバインダー樹脂の他に、高分子電荷輸送物質が良好
に用いられる。これら有機系電荷発生物質を必要ならば
バインダー樹脂とともにテトラヒドロフラン、シクロヘ
キサノン、ジオキサン、ジクロロエタン、ブタノン等の
溶媒を用いてボールミル、アトライター、サンドミル等
により分散し、分散液を適度に希釈して電荷発生層形成
用塗工液を作製する。この塗工液をスプレー塗工機によ
って、前記の必要ならば下引き層を設けた導電性支持体
に、本発明の請求範囲に記載の範囲の粒度分布をもって
塗布する。
【0019】以上のようにして設けられる電荷発生層の
膜厚は、0.01〜5μm程度が適当であり、好ましく
は0.05〜2μmである。電荷輸送層は帯電電荷を保
持させ、かつ露光により電荷発生層で発生分離した電荷
を移動させて保持していた帯電電荷と結合させることを
目的とする層である。帯電電荷を保持させる目的達成の
ために電気抵抗が高いことが要求され、また保持してい
た帯電電荷で高い表面電位を得る目的を達成するために
は、誘電率が小さくかつ電荷移動性が良いことが要求さ
れる。
【0020】これらの要件を満足させるための電荷輸送
層は、電荷輸送物質及び必要に応じて用いられるバイン
ダー樹脂より構成される。これらの電荷輸送物質及びバ
インダー樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを
塗布、乾燥することにより形成できる。必要により電荷
輸送物質及びバインダー樹脂以外に、可塑剤、酸化防止
剤、レベリング剤等を適量添加することもできる。
【0021】電荷輸送物質としては、正孔輸送物質と電
子輸送物質とがある。電子輸送物質としては、たとえば
クロルアニル、ブロムアニル、テトラシアノエチレン、
テトラシアノキノジメタン、2,4,7−トリニトロ−
9−フルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9
−フルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロキサン
トン、2,4,8−トリニトロチオキサントン、2,
6,8−トリニトロ−4H−インデノ〔1,2−b〕チ
オフェン−4オン、1,3,7−トリニトロジベンゾチ
オフェン−5,5−ジオキサイドなどの電子受容性物質
が挙げられる。これらの電子輸送物質は、単独又は2種
以上の混合物として用いることができる。
【0022】正孔輸送物質としては、以下に表わされる
電子供与性物質が挙げられ、良好に用いられる。たとえ
ば、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イ
ミダゾール誘導体、トリフェニルアミン誘導体、9−
(p−ジエチルアミノスチリルアントラセン)、1,1
−ビス−(4−ジベンジルアミノフェニル)プロパン、
スチリルアントラセン、スチリルピラゾリン、フェニル
ヒドラゾン類、α−フェニルスチルベン誘導体、チアゾ
ール誘導体、トリアゾール誘導体、フェナジン誘導体、
アクリジン誘導体、ベンゾフラン誘導体、ベンズイミダ
ゾール誘導体、チオフェン誘導体などが挙げられる。こ
れらの正孔輸送物質は、単独又は2種以上の混合物とし
て用いることができる。
【0023】また、高分子電荷輸送層物質は、以下のよ
うな構造を有する。 (a)カルバゾール環を有する重合体 例えば、ポリ−N−ビニルカルバゾール、特開昭50−
82056号公報、特開昭54−9632号公報、特開
昭54−11737号公報、特開平4−175337号
公報、特開平4−183719号公報、特開平6−23
4841号公報に記載の化合物等が例示される。
【0024】(b)ヒドラゾン構造を有する重合体 例えば、特開昭57−78402号公報、特開昭61−
20953号公報、特開昭61−296358号公報、
特開平1−134456号公報、特開平1−17916
4号公報、特開平3−180851号公報、特開平3−
180852号公報、特開平3−50555号公報、特
開平5−310904号公報、特開平6−234840
号公報に記載の化合物等が例示される。
【0025】(c)ポリシリレン重合体 例えば、特開昭63−285552号公報、特開平1−
88461、特開平4−264130、特開平4−26
4131、特開平4−264132、特開平4−264
133、特開平4−289867に記載の化合物等が例
示される。
【0026】(d)トリアリールアミン構造を有する重
合体 例えば、N,N−ビス(4−メチルフェニル)−4−ア
ミノポリスチレン、特開平1−134457号公報、特
開平2−282264号公報、特開平2−304456
号公報、特開平4−133065号公報、特開平4−1
33066号公報、特開平5−40350号公報、特開
平5−202135号公報に記載の化合物等が例示され
る。
【0027】(e)その他の重合体 例えば、ニトロピレンのホルムアルデヒド縮重合体、特
開昭51−73888号公報、特開昭56−15074
9号公報、特開平6−234836号公報、特開平6−
234837号公報に記載の化合物等が例示される。
【0028】本発明に使用される電子供与性基を有する
重合体は、上記重合体だけでなく、公知単量体の共重合
体や、ブロック重合体、グラフト重合体、スターポリマ
ーや、また、例えば特開平3−109406号公報に開
示されているような電子供与性基を有する架橋重合体等
を用いることも可能である。
【0029】また、本発明に用いられる高分子電荷輸送
物質として更に有用なトリアリールアミン構造を有する
ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリ
エーテルとしては以下に記載の化合物が例示される。例
えば、特開昭64−1728号公報、特開昭64−13
061号公報、特開昭64−19049号公報、特開平
4−11627号公報、特開平4−225014号公
報、特開平4−230767号公報、特開平4−320
420号公報、特開平5−232727号公報、特開平
7−56374号公報、特開平9−127713号公
報、特開平9−222740号公報、特開平9−265
197号公報、特開平9−211877号公報、特開平
9−304956号公報等に記載の化合物がある。
【0030】また、電荷輸送層に併用できるバインダー
樹脂としては、ポリカーボネート、ポリエステル、メタ
クリル樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン、塩化ビニ
ル、酢酸ビニル、ポリスチレン、フェノール樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニリデン、アルキ
ッド樹脂、シリコーン樹脂、ポリビニルカルバゾール、
ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリア
クリレート、ポリアクリルアミド、フェノキシ樹脂など
が用いられる。これらのバインダーは、単独又は2種以
上の混合物として用いることができる。
【0031】本発明における電荷輸送層中に、ゴム、プ
ラスチック、油脂類などに用いられる他の酸化防止剤や
可塑剤を添加していてもかまわない。
【0032】電荷輸送層中にレベリング剤を添加しても
かまわない。レベリング剤としては、ジメチルシリコー
ンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル等のシリコ
ーンオイル類や、測鎖にパーフルオロアルキル基を有す
るポリマーあるいはオリゴマーが使用され、その使用量
は、バインダー樹脂100重量部に対して、0〜1重量
部が適当である。
【0033】この電荷輸送層は適当な溶媒、塗工法を用
いて形成することができるが、スプレー塗工法を行う際
には、前出の電荷発生層を形成したときと同様にレーザ
ー光散乱方式粒度分布測定装置(東日コンピュータアプ
リケーションズ社製)を用いて粒度分布を測定し、10
μm以下の粒子が全体の体積の90%以上となるような
粒度分布となるように霧化条件を調整することで、膜厚
ムラを抑えることができる。
【0034】電荷輸送層の膜厚は、5〜100μm程度
が適当であり、好ましくは15〜30μmである。
【0035】次に、感光層が単層構成の場合について述
べる。スプレー塗工によって単層感光層を設ける場合、
多くは電荷発生物質と低分子ならびに高分子電荷輸送物
質を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを塗布、乾燥
することにより形成できる。電荷発生物質ならびに電荷
輸送物質には、前出の材料を用いることができる。
【0036】この場合も、前出の電荷発生層を形成した
ときと同様にレーザー光散乱方式粒度分布測定装置(東
日コンピュータアプリケーションズ社製)を用いて粒度
分布を測定し、10μm以下の粒子が全体の体積の90
%以上となるような粒度分布となるように霧化条件を調
整することで、膜厚ムラを抑えることができる。
【0037】また、必要により可塑剤を添加することも
できる。更に、必要に応じて用いることのできるバイン
ダー樹脂としては、先に電荷輸送層で挙げたバインダー
樹脂をそのまま用いる他に、電荷発生層で挙げたバイン
ダー樹脂を混合して用いてもよい。単層感光体の膜厚
は、5〜100μm程度が適当であり、好ましくは15
〜30μmである。
【0038】保護層は感光体の耐久性向上の目的で設け
られ、これに使用される材料としてはABS樹脂、AC
S樹脂、オレフィン−ビニルモノマー共重合体、塩素化
ポリエーテル、アリル樹脂、フェノール樹脂、ポリアセ
タール、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリアクリレ
ート、ポリアリルスルホン、ポリブチレン、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエーテルス
ルホン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリイミド、アクリル樹脂、ポリメチルペンテン、ポリ
プロピレン、ポリフェニレンオキシド、ポリスルホン、
ポリスチレン、AS樹脂、ブタジエン−スチレン共重合
体、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、エポキシ樹脂等に樹脂が挙げられる。
【0039】保護層には、そのほか耐摩耗性を向上させ
る目的でポリテトラフルオロエチレンのようなフッ素樹
脂、シリコーン樹脂、また酸化チタン、酸化錫、チタン
酸カリウム等の無機材料等を添加することができる。保
護層の形成法としては、適当な溶媒、塗工法を用いて形
成することができるが、この場合も、前出の電荷発生層
を形成したときと同様にレーザー光散乱方式粒度分布測
定装置(東日コンピュータアプリケーションズ社製)を
用いて粒度分布を測定し、10μm以下の粒子が全体の
体積の90%以上となるような粒度分布となるように霧
化条件を調整することで膜厚ムラを抑えることができ
る。なお、保護層の厚さは0.1〜10μmが適当であ
る。
【0040】図5は、本発明の画像形成装置を説明する
ための概略図であり、下記するような変形例も本発明の
範疇に属するものである。図5において、感光体1は本
発明にて製造された電子写真感光体が設けられてなる。
感光体1はドラム状の形状を示しているが、シート状、
エンドレスベルト状のものであっても良い。帯電チャー
ジャ3、転写前チャージャ7、転写チャージャ10、分
離チャージャ11、クリーニング前チャージャ13に
は、コロトロン、スコロトロン、固体帯電器(ソリッド
・ステート・チャージャ)、帯電ローラを始めとする公
知の手段が用いられる。
【0041】転写手段には、一般に上記の帯電器が使用
できるが、図に示されるように転写チャージャと分離チ
ャージャを併用したものが効果的である。また、画像露
光部5、除電ランプ2等の光源には、蛍光灯、タングス
テンランプ、ハロゲンランプ、水銀灯、ナトリウム灯、
発光ダイオード(LED)、半導体レーザー(LD)、
エレクトロルミネッセンス(EL)などの発光物全般を
用いることができる。そして、所望の波長域の光のみを
照射するために、シャープカットフィルター、バンドパ
スフィルター、近赤外カットフィルター、ダイクロイッ
クフィルター、干渉フィルター、色温度変換フィルター
などの各種フィルターを用いることもできる。
【0042】かかる光源等は、図5に示される工程の他
に光照射を併用した転写工程、除電工程、クリーニング
工程、あるいは前露光などの工程を設けることにより、
感光体に光が照射される。
【0043】さて、現像ユニット6により感光体1上に
現像されたトナーは、転写紙9に転写されるが、全部が
転写されるわけではなく、感光体1上に残存するトナー
も生ずる。このようなトナーは、クリーニングブラシ1
4及びブレード15により、感光体より除去される。ク
リーニングは、クリーニングブラシだけで行なわれるこ
ともあり、クリーニングブラシにはファーブラシ、マグ
ファーブラシを始めとする公知のものが用いられる。
【0044】電子写真感光体に正(負)帯電を施し、画像
露光を行なうと、感光体表面上には正(負)の静電潜像が
形成される。これを負(正)極性のトナー(検電微粒子)
で現像すれば、ポジ画像が得られるし、また正(負)極性
のトナーで現像すれば、ネガ画像が得られる。かかる現
像手段には、公知の方法が適用されるし、また、除電手
段にも公知の方法が用いられる。
【0045】図6には、本発明による画像形成装置の別
のプロセスの例を示す。感光体16は本発明にて製造さ
れた電子写真感光体を有しており、駆動ローラ17a、
17bにより駆動され、帯電チャージャ18による帯
電、光源19による像露光、現像(図示せず)、転写チ
ャージャ20を用いる転写、光源21によるクリーニン
グ前露光、ブラシ22によるクリーニング、光源23に
よる除電が繰返し行なわれる。図6においては、感光体
16(勿論この場合は支持体が透光性である)に支持体側
よりクリーニング前露光の光照射が行なわれる。
【0046】これら図で示した画像形成装置は、本発明
における実施形態を例示するものであって、もちろん他
の実施形態も可能である。例えば、図6において支持体
側よりクリーニング前露光を行っているが、これは感光
層側から行ってもよいし、また、像露光、除電光の照射
を支持体側から行ってもよい。
【0047】一方、光照射工程は、像露光、クリーニン
グ前露光、除電露光が図示されているが、他に転写前露
光、像露光のプレ露光、及びその他公知の光照射工程を
設けて、感光体に光照射を行なうこともできる。
【0048】以上に示すような画像形成装置は、複写
機、ファクシミリ、プリンター内に固定して組み込まれ
ていてもよいが、プロセスカートリッジの形でそれら装
置内に組み込まれてもよい。プロセスカートリッジと
は、感光体を内蔵し、他に帯電手段、露光手段、現像手
段、転写手段、クリーニング手段、除電手段を含んだ1
つの装置(部品)である。プロセスカートリッジの形状
等は多く挙げられるが、一般的な例として、図7に示す
ものが挙げられる。感光体24は、導電性支持体上に本
発明にて製造された電子写真感光体を有してなるもので
ある。以上に示す本発明による画像形成装置を用いるこ
とで、良好な画像を提供できることを見出した。
【0049】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げてさらに具体的
に説明するが、これにより本発明の態様が限定されるも
のではない。なお、以下に示す部はいずれも重量基準で
ある。
【0050】実施例1 アルキッド樹脂(ベッコゾール1307−60−EL
(大日本インキ化学工業社製))15重量部、メラミン樹
脂(スーパーベッカミンG−821−60(大日本イン
キ化学工業社製))10重量部をメチルエチルケトン1
50重量部に溶解し、これに酸化チタン粉末(タイペー
ルCR−EL(石原産業社製))90重量部を加えボール
ミルで12時間分散し、下引き層用塗工液を作製した。
これをφ92mm、長さ367mm、厚み30μmのニ
ッケルシームレスベルトに浸漬塗工法によって塗工し1
30℃20分間乾燥し、厚み3.5μmの下引き層を形
成した。次にポリビニルブチラール樹脂(エスレックH
L−S(積水化学工業社製))4重量部をシクロヘキサノ
ン150重量部に溶解し、これを下記構造式(1)に示
すトリスアゾ顔料に10重量部を加え、ボールミルで4
8時間分散後、さらにシクロヘキサノン210重量部を
加えて3時間分散を行った。
【化1】 これを容器に取り出し固形分が1.5重量%となるよう
にシクロヘキサノンで稀釈した。こうして得られた電荷
発生層用塗工液を前記下引き層上にエアスプレーを用い
て塗工し、130℃20分間乾燥し、厚み0.2μmの
電荷発生層を形成した。また、この時の霧化エア圧は
6.5kgf/cm2、エア流量は20l/minで、霧
化された塗工液の粒度分布をレーザー光散乱方式粒度分
布測定装置(東日コンピュータアプリケーションズ社
製)を用いて測定したところ、5.5μm以下の粒子が
全体の体積の90%となるような粒度分布を示した。さ
らにこのとき形成された電荷発生層は目視において、濃
度ムラは見られなかった。次に、テトラヒドロフラン8
3部に、ビスフェノールA型ポリカーボネート樹脂10
部、シリコーンオイル(KF−50(信越化学工業社
製))0.002部を溶解し、これに下記構造式(2)
の電荷輸送物質8部を加えて、電荷輸送層用塗工液を作
製した。こうして得られた電荷輸送層用塗工液を電荷発
生層上に浸漬塗工後、110℃20分間乾燥し、厚み2
0μmの電荷輸送層を形成した。
【化2】 以上のようにして、実施例1の電子写真感光体を作製し
た。
【0051】実施例2〜4、比較例1〜2 霧化エア圧とエア流量を表1の様に変更して、スプレー
塗工し、電荷発生層を形成した以外は実施例1と同様に
して、実施例2〜4及び比較例1〜2の電子写真感光体
を作製した。この時霧化された塗工液の粒度分布におい
て、全体の体積の90%以上となる粒径D90と、塗膜
の濃度ムラ、さらに、こうして得られたそれぞれの感光
体をフルカラーレーザープリンターIPSIO Col
or 5000(リコー製(λ=80nm、600dp
i、ビーム径76×76μm)を用いて、ハーフトーン
の画像を出力し、画像濃度ムラをしらべた。結果を表1
に示す。
【0052】
【表1】
【0053】実施例5 電荷発生物質(1)を下記構造式(3)の物質に変えた
以外は実施例1と同様にして実施例5の電子写真感光体
を作製した。
【化3】
【0054】実施例6〜8、比較例3〜4 霧化エア圧、エア流量を表2の様に変更して、スプレー
塗工し、電荷発生層を形成した以外は実施例6と同様に
して、実施例6〜8、比較例3〜4の電子写真感光体を
作製した。このスプレー塗工時の粒度分布において、全
体の体積の90%となる粒径D90と、塗膜の濃度ム
ラ、さらに、こうして得られたそれぞれの感光体をフル
カラーレーザープリンターIPSIO Color 50
00の改造機(リコー製(λ=655nm、1200d
piビーム径50×65μm)を用いて、ハーフトーン
の画像を出力し、画像濃度ムラをしらべた。結果を表2
に示す。
【0055】
【表2】
【0056】
【発明の効果】実施例より明らかなように、本発明の特
許請求の範囲の要件を満たす実施例の電子写真感光体及
び画像形成装置は、電荷発生層の濃度ムラが少なく、画
像においても濃淡ムラのない良好な画像が得られること
がわかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体の層構成を例示する断
面図である。
【図2】本発明の電子写真感光体の別の層構成を例示す
る断面図である。
【図3】本発明の電子写真感光体の別の層構成を例示す
る断面図である。
【図4】本発明の電子写真感光体の別の層構成を例示す
る断面図である。
【図5】本発明の画像形成装置を例示する概略図であ
る。
【図6】本発明の画像形成装置の別のプロセスを例示す
る概略図である。
【図7】本発明の画像形成装置内に組み込まれるプロセ
スカートリッジを例示する概略図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 除電ランプ 3 帯電チャージャ 4 イレーサ 5 画像露光部 6 現像ユニット 7 転写前チャージャ 8 レジストローラ 9 転写紙 10 転写チャージャ 11 分離チャージャ 12 分離爪 13 クリーニング前チャージャ 14 クリーニングブラシ 15 ブレード 16 感光体 17a、17b 駆動ローラ 18 帯電チャージャ 19 像露光光源 20 転写チャージャ 21 クリーニング前露光 22 クリーニングブラシ 23 除電露光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 美知夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 中森 英雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H068 AA13 AA19 AA34 BA47 BA51 BB16 EA17 FC05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に1層以上の感光層を有
    し、該感光層がスプレー塗工方法によって塗布形成され
    たものである電子写真用感光体において、該感光層の少
    なくとも1つの層は、スプレー装置によって霧化された
    感光層形成用塗工液の粒度分布が、10μm以下の粒子
    が全体の体積の90%以上となるような粒度分布を示す
    スプレー塗工方法によって形成されたものであることを
    特徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 前記感光層が電荷輸送層と電荷発生層と
    に機能分離されており、少なくとも該電荷発生層がスプ
    レー塗工方法によって形成されたものであることを特徴
    とする請求項1に記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 電子写真感光体に少なくとも帯電、露
    光、現像、転写を繰り返し行う画像形成装置において、
    請求項1又は2に記載の電子写真感光体を備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 ビームスポットの大きさが3.0×10
    -3mm2以下のレーザー光によって露光を行うことを特
    徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の電子写真感光体
    を備えたことを特徴とする画像形成装置用プロセスカー
    トリッジ。
  6. 【請求項6】 導電性支持体上に1層以上の感光層を有
    し、該感光層の少なくとも1つの層は、スプレー塗工方
    法によって塗布形成する電子写真用感光体の製造方法に
    おいて、スプレー装置によって霧化された感光層形成用
    塗工液の液滴の粒度分布が、10μm以下の粒子が粒子
    全体の体積の90%以上となるような粒度分布を示すス
    プレー塗工方法によって前記感光層を形成することを特
    徴とする電子写真感光体の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記感光層が電荷輸送層と電荷発生層と
    に機能分離されており、少なくとも該電荷発生層をスプ
    レー塗工方法によって形成することを特徴とする請求項
    6に記載の電子写真感光体の製造方法。
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