JP2002268071A - スペーサ散布装置、及び液晶表示素子の生産システム - Google Patents
スペーサ散布装置、及び液晶表示素子の生産システムInfo
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Abstract
の搬送を安定させ、スペーサの凝集を防止して歩留まり
を改善するスペーサ散布装置を提供する。 【解決手段】 スペーサ3散布時にワーク1の一部を選
択的に覆い、当該部分へのスペーサ3の付着がないよう
遮蔽する。また、ワーク1の支持は面状ではなく、複数
の箇所で支持ピン18によって点状に支持する。このた
め、スペーサ散布装置3は、ワーク1をマスクする散布
マスク61とこれを上下動させる昇降機構62とを含
む。この結果、ワーク1の搬送時にはワーク1の上面を
吸着して行うことが可能となる。散布マスク61の交換
は、搬送装置65を使用して行うことが効率的である。
散布マスク61の交換時には、散布槽11内を負圧と
し、スペーサ3の外部流出を防ぐ。交換直後にはスペー
サ3の散布時間条件が長めとなるよう自動変更する。
Description
造する際にその構成要素である基板にスペーサを散布す
るためのスペーサ散布装置、並びに当該スペーサ散布装
置を含む液晶表示素子の生産システムに関する。
ガラス板などの基板を対向して重ね合わせ、その中間に
液晶を封入することにより形成される。この際、液晶デ
ィスプレイの表示むらを回避して表示品質を高めるた
め、液晶は両基板の中間に均一の厚さで分布するように
封入される。このため液晶パネルの製造工程において
は、一方の基板の表面に、プラスチックやガラスなどか
らなる大きさ数μmから10μmほどの微粒子を散布
し、その上に他方の基板を重ね合わせることによって両
基板間の液晶ギャップを均一に保つようにしている。
基板1a、1bの各表面には、それぞれの電極層2a、
2bが設けられている。この電極層2a、2bが設けら
れた面を対向させた状態で両基板1a、1bが重ね合わ
され、その中間には粒状のスペーサ3が分布している。
このようにスペーサ3を中間に介在させることによっ
て、両基板1a、1b間の液晶ギャップは均一に保た
れ、後に封入される液晶4の厚さを均一にしている。な
お、両基板1a、1bの間には、液晶4の流動を一定領
域内に規制するシール材5も含まれている。
3の大きさが均一であることのほか、基板1上にスペー
サ3が均等な面密度で散布されていることが重要とな
る。スペーサ3が基板1上に偏在している場合には、こ
れによって液晶ギャップが不均一となり、液晶ディスプ
レイの表示品質を損なう原因となり得る。
表示素子(以下、「ガラス液晶表示素子」という。)の
製造工程においては、所定のパターンの電極層が形成さ
れた2枚の基板1に配向剤を印刷し、ラビング等の配向
処理を施す。その後、一方のガラス基板1aに所定形状
のシール材5を印刷し、他方の基板1bに上述のような
スペーサ3を均一に散布させ、両基板1a、1bを重ね
合わせた後に加圧焼成してセルを形成する。次に、この
セルに液晶4を真空封入した後にセルの片面もしくは両
面に偏光フィルムを貼付して液晶表示素子を得ている。
る液晶表示素子(以下、「フィルム液晶表示素子」と記
す)においても、基本的には上述のガラス液晶表示素子
の場合とほぼ同様の製造工程が採用される。
いては基板を「ワーク」と呼ぶものとする。)1上にス
ペーサ3を均等に散布させる従来技術によるスペーサ散
布装置10の概要を示している。図において、スペーサ
散布装置10は、散布槽11と、エア供給源30と、ス
ペーサ供給源40とから主に構成される。この内、散布
槽11には、搬入ゲート12と搬出ゲート13とが設け
られ、ワーク1の散布槽11内への搬入、及び外部への
搬出を可能にしている。散布槽11にはさらに排気孔1
4が設けられており、散布槽11内部の雰囲気を吸引し
て内部を負圧にすることができる。散布槽11に搬入さ
れたワーク1は、ワークステージ15に略水平に載置さ
れ、ワークステージ15に設けられた吸着部16により
吸着して保持される。この際、ワーク1は、ワークステ
ージ15上に一般に面状に載置される。
ワーク1に向けてスペーサ3を散布する散布ノズル21
が配置されている。散布ノズル21には、散布すべきス
ペーサ3を含んだスペーサ供給源40と、これを加圧し
て散布するためのエア供給源30とが結合されている。
散布に必要なエアの量は、エア供給バルブ31によって
制御される。また、スペーサ3を含むスペーサ分散液4
1はタンク42に貯えられ、循環ポンプ43によって吸
引されて散布ノズル21に供給される。その際の供給量
は供給バルブ44によって制御される。
ーサ散布装置10によってスペーサ3を散布されたワー
ク1は、図示しない搬送装置によって散布槽11の搬出
ゲート13から装置の外部に搬出され、次の工程へと搬
送される。この際、搬送装置は、ワーク1を下面から保
持することによってワーク1を搬送している。
いる場合には、上述の搬送方法を用いることで問題はな
い。しかしながら、基板の部材としてプラスチックフィ
ルムを使用して液晶表示素子を製造する場合において
は、プラスチックフィルムが可撓性を有することからワ
ーク1を下面から保持して搬送することができない。こ
のため、プラスチックフィルムの基板が使用されている
場合には、搬送装置でワーク1を上面から吸着して持ち
上げ、搬送するものとしている。ここで搬送装置に使用
される吸着部材としては、ワーク1を確実に保持するこ
とができ、かつワーク1と接触する際にこれを傷つける
ことがないよう、一般にはゴム製の吸着部材が使用され
ている。
散布装置10から搬出する場合においては、基板1の上
面には既に無数のスペーサ3が散布されている。したが
って、この基板1を上面から吸着しようとした場合、そ
のままの状態では吸着動作を行う搬送装置の吸着部側に
スペーサ3が転写される。このため、ワーク1を僅かな
枚数だけ搬送しただけで前記吸着部に付着したスペーサ
3が障害となってワーク1と吸着部との接触が不十分と
なる。このような場合には、搬送装置の吸着部の吸着力
が作用せず、基板1の搬送ができなくなるという問題が
あった。
液晶表示素子の取り出し電極を構成するため、図8
(a)、(b)に示すように、基板1には、重ね合わせ
る前に開口部6を設けておく必要がある。ガラス液晶表
示素子の場合には、任意の位置でこれを切断して液晶表
示素子を切り出しても、取り出し電極をことができる
が、可撓性を有するフィルム液晶表示素子では切断が難
しいため、予め開口部6を設けておくものである。この
開口部6は、取り出し電極を形成する側の基板と対向す
る側の基板との双方に必要となる。図8(a)はこのよ
うな開口部6を有する基板1の平面図、図8(b)は図
8(a)のa−a線で切断した基板1の断面図を示して
いる。図示の開口部6は例示であって、数、大きさ、配
置は目的に応じて任意に設定することができる。
ちワーク1を、スペーサ散布装置10のワークステージ
15に固定してスペーサ散布動作を行うと、散布ノズル
21から噴出されたスペーサ3がワーク1の表面全体に
均等に散布される。このため、開口部6においてはスペ
ーサ3は開口部6を通過してワークステージ15上に堆
積することとなる。複数のワーク1に対してこの動作が
繰り返されると、ワークステージ15上にはスペーサ3
が徐々に堆積される。そしてこの部分に凝集したスペー
サ3が、新たに搬入されたワーク1に再付着することと
なり、ワーク1の歩留まりを低下させるという問題があ
った。
技術にある問題を解消し、開口部6を設けたプラスチッ
クフィルム基板1にスペーサ3を散布する場合において
も、スペーサ3付着による弊害を生ずることなく前後の
工程へのワーク1の搬送を安定化させると共に、スペー
サ3の凝集を防止し、ワーク1の歩留まりを向上させる
ことができるスペーサ散布装置、及び当該スペース散布
装置を含んだ液晶表示素子の生産システムを提供するこ
とを目的としている。
を、スペーサ散布時にワークの一部を選択的に覆い、当
該部分へのスペーサの付着を遮蔽すること、及びワーク
の支持を面状ではなく複数の箇所で点状に支持すること
によって解消しようとするもので、具体的には以下の内
容を含む。
板を略水平に保持するワークステージと、前記基板の略
水平な面に対向する位置に配置されて前記基板にスペー
サを散布する散布ノズルと、前記ワークステージと前記
散布ノズルとを含んだ周囲を囲む散布槽とから構成さ
れ、前記基板の面にスペーサを散布するスペーサ散布装
置であって、前記基板の面の部分を選択的に覆い、当該
部分に対する前記スペーサの付着を遮蔽するマスク機構
をさらに含むことを特徴とするスペーサ散布装置に関す
る。基板の上面からの吸着を容易にし、搬送を安定化さ
せるものである。
布装置は、前記マスク機構が、前記基板の面の部分を覆
い、その他の基板の面へは前記スペーサの付着を許容す
る散布マスクと、前記散布マスクを上下動させる昇降機
構と、から構成されることを特徴としている。
布装置は、前記散布マスクが、少なくとも前記基板を搬
送する搬送装置が当該基板に接触する部分を覆うことを
特徴としている。搬送装置で吸着する部分へのスペーサ
の付着を回避するものである。
布装置は、前記搬送装置が、前記基板を上面で吸着して
搬送することを特徴としている。スペーサの付着が回避
されることにより、上面での吸着及び搬送を安定化させ
ることができる。
布装置は、前記搬送装置が前記散布マスクの交換を行う
ことを特徴としている。搬送装置が散布マスクの交換を
行う装置を兼ねることにより、装置の簡略化を図るもの
である。
布装置は、前記散布マスクが、厚さが0.5mm以下の
金属板からなることを特徴としている。散布マスクの縁
面へのスペーサの付着をできるだけ回避するものであ
る。
布装置は、前記散布マスクが、厚さが約0.1mmの金
属板からなることを特徴としている。スペーサの付着を
回避するより好ましい条件である。
布装置は、前記金属板がステンレス鋼製であることを特
徴としている。高い剛性を利用して板厚を薄くし、散布
マスクの帯電を回避させる効果を得るものである。
布装置は、前記ワークステージが、前記基板を下面から
複数の箇所で点状に支える支持機構を含むことを特徴と
している。基板の下側にスペースを設けることで、開口
部を有するプラスチックフィルムの基板にスペーサ散布
した場合においても、堆積したスペーサが基板に付着す
る事態を回避するものである。
散布装置は、前記点状に支える支持機構が、前記ワーク
ステージから同じ高さに突出した複数の支持ピンから構
成されることを特徴としている。
散布装置は、前記支持ピンが、前記ワークステージに対
して着脱可能な構成部材に固定されていることを特徴と
している。メンテナンスを容易にするものである。
散布装置は、前記散布槽が、当該散布槽内の雰囲気を吸
引可能な排気孔をさらに備えていることを特徴としてい
る。
散布装置は、前記マスク機構を構成する散布マスクを交
換する間には、前記排気孔が前記散布槽内の雰囲気を吸
引することを特徴としている。スペーサが外部に洩れる
ことを回避するものである。
散布装置は、前記散布マスクの交換の直後には、前記ス
ペーサを散布する散布条件を自動的に変更する制御機構
を備えていることを特徴としている。吸引後のスペーサ
密度の変化に対応して品質の安定化を図るものである。
散布装置は、前記の散布条件の変更は、スペーサの散布
時間を通常の散布時間に対して15%増とするものであ
ることを特徴としている。
散布装置は、前記ワークステージは、前記基板の縁部を
吸着して保持する吸着部と、前記基板のその他の部分を
下面から複数の箇所で点状に支持する支持機構とから構
成され、前記吸着部が、前記基板と当該基板を搬送する
搬送装置との接触部分付近を吸着することを特徴として
いる。散布マスクによるワークの保持効果を利用し、ワ
ークの吸着を必要最小限で行うことによって製品の歩留
まりを改善するものである。
散布装置は、前記ワークステージが基板を搭載していな
い間には、前記吸着部がエア、もしくは他の不活性ガス
を噴出する保護機構をさらに備えていることを特徴とし
ている。吸着部へのスペーサの付着を回避するものであ
る。
層を有する基板の間にスペーサを散布して両基板を重ね
合わせ、両基板の間に液晶を封入してなる液晶表示素子
を生産する液晶素子の生産システムであって、請求項1
から請求項17に記載のスペーサ散布装置を備えている
ことを特徴とする液晶表示素子の生産システムに関す
る。液晶表示素子をより効率的に生産することが可能と
なるものである。
素子の生産システムは、前記液晶表示素子の生産システ
ムが、前記スペーサ散布装置に加え、少なくともスペー
サ・ベーク炉と、スペーサ・カウンタと、それぞれの間
をつなぐ搬送装置とを備えていることを特徴としてい
る。
素子の生産システムは、前記搬送装置が、液晶表示素子
を構成する基板を上面から吸着して搬送することを特徴
としている。
素子の生産システムは、前記スペーサ散布装置の前・後
いずれか一方もしくは双方に、前記散布マスクを一時保
管するストッカを備えていることを特徴としている。
液晶表示素子の生産システムは、請求項18から請求項
21に記載の前記液晶表示素子の生産システムが、プラ
スチックフィルムの基板からなる液晶表示素子を生産す
るものであることを特徴としている。基板を上面から吸
着することが容易となるため、特にプラスチックフィル
ムの基板を備えた液晶表示素子への適用はメリットが多
い。
実施の形態につき、図面を参照して説明する。なお、以
下の各図面において、既に説明した従来技術と同一の構
成要素に対しては同一の符号を用いるものとする。
装置50の概要を示している。図において、本実施の形
態に係るスペーサ散布装置50は、散布槽11と、エア
供給源30と、スペーサ供給源40とから主に構成され
る。散布槽11には、ワーク1の搬入・搬出のための搬
入ゲート12及び搬出ゲート13と、散布槽11内部の
雰囲気を吸引して負圧にすることができる排気孔14と
が設けられている。
ージ55が設けられ、スペーサ散布の際にはこのワーク
ステージ55上にワーク1を略水平に固定する。このた
めワークステージ55には、ワーク1を背面からフラッ
トに支持することが可能な複数の支持ピン18が延び、
また、図のワーク1の両縁に当る部分にはワーク1を吸
着して保持する吸着部56が設けられている。ワーク1
の表面に対向する上方位置には散布ノズル21が配置さ
れ、散布ノズル21からはワーク1に向けてスペーサ3
が散布される。散布ノズル21にはエア供給源30、ス
ペーサ供給源40が結合されている。
散布装置50には、ワークステージ55に載置されたワ
ーク1の一部を選択的に覆い、ワーク1に密着してスペ
ーサ3の付着を遮蔽する散布マスク61と、この散布マ
スク61を上下に移動させる昇降機構62とからなるマ
スク機構がさらに設けられている。
50の動作は、ワーク1が後述するワーク搬送装置によ
って搬入ゲート12から搬入され、ワークステージ55
上に載置される。図2は、散布槽11内でワークステー
ジ55に載置されたワーク1の状態を示している。ワー
クステージ55には、ワーク1を下側から複数の位置で
点状に支持できるよう、多数の支持ピン18が同じ高さ
となるよう立設されており、ワーク1の開口部6が設け
られる領域(以下、「ワークの有効領域」という。)全
体が、この支持ピン18によって全体がフラットになる
ように保たれている。支持ピン18の数と配置とは、ワ
ーク1の厚さや形状や用途に応じて任意に選択可能であ
る。
あたる開口部6の設けられない領域(以下、「ワークの
非有効領域」という。)では、ワークステージ55の吸
着部56がワーク1を下方から吸着してこれを保持して
いる。吸着部56には、破線で示す複数の吸引孔19が
それぞれ設けられている。
ジ55の上に固定されると、その後、図3(a)に示す
ようにワークステージ55に保持されたワーク1と対向
する位置にある散布マスク61が、昇降機構62の動作
によって下降し、図3(b)に示すようにワーク1に密
着する。散布マスク61は、ワーク1の所定の領域を覆
うことによって、ワーク1の覆われた部分へのスペーサ
3の付着を選択的に遮蔽することとなる。
着した状態となった後、図1に示すように散布ノズル2
1がワーク1に向けてスペーサ3の散布を開始する。散
布槽11の上部に設置された散布ノズル21からは、エ
ア供給源30からの圧縮エアーの作用によって、スペー
サ供給源40からスペーサ分散液41がワーク1に向か
って噴出される。これによって、ワーク1の表面全体に
スペーサ3が散布されるが、上述のように散布マスク6
1に覆われている領域へのスペーサ3の付着は遮蔽され
ている。また、ワーク1の開口部6に相当する部分に落
下したスペーサ3は、ワーク1が支持ピン18で支えら
れてワーク1の下側が空洞となっていることから、開口
部6を通過してさらに下方に落下して行く。
ルや水またはその混合液を溶媒として、所定の濃度でス
ペーサ3が分散されたものを用いる。このスペーサ分散
液41を使用して散布ノズル21からのスペーサ3の散
布を終えると、散布槽11内に浮遊するスペーサ3の一
定量がワーク1上に沈降するまで所定時間だけ静置さ
せ、その後、ワーク1を散布槽11から搬出する。これ
らに要する各時間は製品によって幅はあるが、一例とし
てスペーサ3を散布させる時間は約10秒程、静置させ
る時間は約30秒程である。
スペーサ分散液41を使用する、いわゆるウェット方
式、あるいはセミドライ方式と呼ばれるものに関する。
しかしながら、本発明はこれらの方式に限定されるもの
ではなく、スペーサ分散液41を使用しない、いわゆる
ドライ散布方式のものに対しても適用が可能である。
搬出する際の搬送装置(以下、「搬送ロボット」とい
う。)65の例を示している。搬出の際には、まず散布
マスク61が昇降機構62の動作でワーク1から分離
し、次に搬送ロボット65から延びる2本のアーム66
がワーク1の上面に当接してこれを吸着し、ワークステ
ージ55から持ち上げる。次に、搬送ロボット65は図
の右方向に伸張し、散布槽11の搬出ゲート13(図1
参照)を抜けてワーク1を外部に搬出する。図4は、ワ
ーク1の搬出の際の動作を示しているが、この搬送ロボ
ット65をそのまま搬入の際にも使用することであって
もよい。すなわち、搬送ロボット65は、前工程から搬
送されてきたワーク1を吸着し、散布槽11の搬入ゲー
ト12を通過してワークステージ55に対向する位置ま
で移動し、ワーク1をワークステージ55に載置するよ
うにしてもよい。
アーム66の下面には、ワーク1を吸着するための破線
で示す複数の吸着パッド67が配置されている。この吸
着パッド67がワーク1を吸着する際に、ワーク1の吸
着位置の表面にスペーサ3が付着していると、吸着パッ
ド67にスペーサ3がつまり、ワーク1の吸着動作が不
十分となる。このため、散布マスク61は、この2本の
アーム66に配置された吸着パッド67に対応する位置
のワーク1を有効に覆うものとしている。これにより、
散布ノズル21から噴出されたスペーサ3はこの覆われ
た領域には付着することがなく、散布後にワーク1をア
ーム66により吸着する場合においても、前記吸着パッ
ド67が吸着不良を起こす事態は回避される。散布マス
ク61およびアーム66の配置は、ワークの非有効領域
であるので、散布マスク61がワーク1を覆うことによ
ってこの領域にスペーサ3が散布されなくても実用上問
題となることはない。
であることが望ましい。0.5mmを越えると散布され
たスペーサ3が散布マスク61の端面にたまりやすくな
り、散布マスク61の交換を頻繁にしなくてはならなく
なる。また、散布マスク61の材質を、剛性の高いステ
ンレス鋼等の金属板とすることにより、厚さを0.1m
m程度に薄くすることができる。また散布マスク61の
材質が金属であれば、散布マスク61の帯電防止にも役
立つ。
の処理を行った後には、散布マスク61にも表面やエッ
ジ部などにスペーサ3が堆積する。したがって、一定の
枚数のワーク1のスペーサ散布処理を行った後には散布
マスク61を交換することが望ましい。この散布マスク
61の交換を行う際には、図4に示すような、搬送ロボ
ット65のアーム66を利用することが効率的である。
すなわち、散布マスク61とワークステージ55との間
にアーム66を移動させ、昇降機構62によって散布マ
スク61を下降させてこれをアーム66上に載置する。
その後アーム66を、ワーク1を搬送する場合と同様に
散布槽11の搬出ゲート13方向(あるいは、搬入ゲー
ト12方向であってもよい。)へ伸張させ、散布マスク
61を外部へ取り出すものとする。
は、上述とは逆に、ワーク1を搬入する側の搬送ロボッ
ト65を使用し、散布マスク61をアーム66に載せて
搬入ゲート12から散布槽11内に搬入し、昇降機構6
2を操作することによって散布マスク61を昇降機構6
2に固定する。あるいは、前記の搬出側の搬送ロボット
65をそのまま使用し、使用後の散布マスク61を搬出
した直後に交換用の散布マスク61をその上に搭載して
搬送ロボット65を逆方向に進め、散布槽11内に散布
マスク61を搬入することであってもよい。アーム66
の上に散布マスク61を確実に搭載保持するため、必要
であればアーム66の上面にも吸着パッドを設けること
としてもよい。あるいは、アーム66を長手方向の軸回
りに回転可能とし、ワーク1吸着用の吸着パッド67を
利用して散布マスク61を吸着固定するようにしてもよ
い。
を利用して散布槽11内を排気し、散布槽11内を外部
より負圧にすることによってスペーサ3が装置外に漏れ
ることを防止することが好ましい。この際には、散布マ
スク61の交換時に散布槽11内を排気することによっ
て、散布槽11内のスペーサ濃度が減少する。散布マス
ク交換直後においては、一定散布条件の下ではワーク1
上に散布されるスペーサ3の面密度が、散布マスク61
の交換前のものと比較して約15%程度減少することが
判明している。そこで、散布マスク交換直後の最初のワ
ーク1へのスペーサ散布を行う場合には、散布されるス
ペーサ分散液41の量を15%増加するよう条件変更す
ることにより、所望のスペーサ散布密度を得ることがで
きる。これは散布時間を通常条件よりも15%程長くす
るようプログラム設定することで容易に自動化対応が可
能となる。
ク1を吸着して固定するために設けられる吸着部56
は、ワーク1を搭載していない時間帯においてはむき出
しとなっているため、散布槽11内に浮遊するスペーサ
3が吸着部56に落下し、吸着動作に障害を及ぼす恐れ
がある。これを防ぐため、ワーク1を搭載していないと
きには、吸着部56からは常時窒素あるいは乾燥空気な
どを噴出するよう、弁を切り替える制御がなされている
ことが好ましい。
ペーサ3を散布する際にワーク1をフラットに保持する
ことを目的とすることのほか、散布ノズル21からのス
ペーサ3の吹き付けによってワーク1が吹き上がって移
動することを防止する役割をも果たしている。本発明に
係るスペーサ散布装置50においては、図3(b)に示
すように散布マスク61がワーク1の上面に密着してこ
れを覆っているため、散布マスク61が上述のワーク1
の移動を阻止している。このため、本発明に係る吸着部
56では、ワーク1と搬送ロボット65のアーム66と
が接触する部分付近の必要最低限の領域を吸着するにと
どめることができ、ワークの有効領域の面積を大きくと
るようにすることができる。これによって製品の歩留ま
りを改善することができ、あるいはスペーサ散布装置全
体を小型化することが可能となる。
状に保持する支持ピン18を固定している構成部材を、
ワークステージ55本体から着脱自在とする形式のもの
とすれば、支持ピン18を固定している当該部分を支持
ピン18ごと取り外すことができ、この部分に堆積した
スペーサ3を除去するなどの作業に好都合となる。
布装置50を含む液晶表示素子の生産システムの構成例
を示している。この生産システムは、図の右側から、ス
ペーサ散布装置50、スペーサ・ベーク炉70、スペー
サ・カウンタ75が配置され、その間を搬送用ロボット
65(R1〜R3)がつないでいる。ワーク1は矢印で
示すように図の右側から搬入され、スペーサ散布装置5
0でスペーサ3の散布工程を経た後、ワーク1の表面に
散布されたスペーサ3が次のスペーサ・ベーク炉70で
焼き固められ、その後、ワーク1表面のスペーサ3の分
布密度が所定通りであるかがスペーサ・カウンタ75で
チェックされる。スペーサ・カウンタ75でワーク1表
面のスペーサ3の分布密度に変化が見られた場合には、
スペーサ散布装置50への散布条件変更のフィードバッ
クを行うことが可能である。
スク61を保管するストッカ68a、68bがそれぞれ
配置されている。図示の例では、搬送ロボットR1が交
換用の散布マスク61をストッカ68aから取り出して
スペーサ散布装置50内に供給し、搬送ロボットR2が
使用後の散布マスク61を取り出してストッカ68bに
戻す。使用後の散布マスク61は、その後、洗浄に回さ
れたのち、再度ストッカ68aに戻され、以下、散布マ
スク61の繰り返し使用が可能である。散布マスク61
の交換頻度は、利用目的に応じて任意に設定することが
できるが、通常10枚から数十枚のワーク1を処理する
ごとに交換される。また、スペーサ・カウンタ75にお
いて、特定領域へのスペーサ3の付着を検出した場合に
は、散布マスク61の交換を促進させるフィードバック
を行うことも可能である。
び液晶表示素子の生産システムにつき、プラスチックフ
ィルムを基板材料とする液晶表示素子の製造を例にして
説明してきた。本発明に係るスペーサ散布装置は、ワー
クを上から吸着保持する必要があるフィルム液晶表示素
子に適用する際に特に有利ではあるが、本発明の適用は
これに限定されるものではなく、ガラスを基板材料とす
るガラス液晶表示素子の製造にも同様にして適用が可能
である。例えば、現状ではガラス液晶表示素子の場合に
は搬送装置が下側からこれを保持して搬送するが、次の
加工ステーションへの載置条件によっては、この下側で
保持する搬送装置の部分が邪魔になり、別の搬送装置で
ワーク1を例えば両縁から支持するように持ち換えるこ
とが必要とされていた。本発明に係る生産システムによ
れば、ワークを上側から保持することから、通常、どの
ような条件においても載置が容易となり、このような持
ち換えを行う必要がなくなって搬送を効率的に行うこと
ができる。
ることにより、スペーサが散布される側のワーク(すな
わち、基板)の表面を選択的に遮蔽するマスク機構が設
けられていることから、前記表面側でワークを吸着する
搬送方式とした場合においても、ワーク搬送装置のハン
ド部の吸着部にスペーサが付着することが回避され、前
後の工程へのワーク搬送を安定化させることができる。
また、ワークを背後から点状に支持していることから、
ワークを固定するワークステージでのスペーサの凝集を
防止することができ、製品の歩留まりを向上させること
ができる。
を利用して行うことができるため、容易に散布マスクの
交換が可能であり、散布マスク取り出し機構を別に用意
する必要がないので機構が簡素化され、装置コストが低
く抑えられる。散布マスクの交換中は、排気シャッタを
開いて散布槽内を排気して散布槽内を外部より負圧にす
ることによってスペーサが装置外にもれることを防止す
ることができる。
から点状に支持する基板保持部を着脱可能な構成とする
ことにより、当該部分に堆積したスペーサを除去するな
どの清掃を容易にすることができ、メンテナンス性を向
上させることができる。
概略図である。
クステージを示す斜視図である。
クステージとマスク機構とを示す斜視図である。
搬送装置を示す斜視図である。
示素子の生産システムを示す概要図である。
す概略図である。
ムの基板を示す平面図、及び側面断面図である。
層、 3.スペーサ、4.液晶、 5.シール材、
6.開口部、 10.スペーサ散布装置、 11.散布
槽、 12.搬入ゲート、 13.搬出ゲート、 1
4.排気孔、 15.ワークステージ、 16.吸着
部、 18.支持ピン、 19.吸引孔、 21.散布
ノズル、 50.スペーサ散布装置、 55.ワークス
テージ、 56.吸着部、 61.散布マスク、 6
2.昇降機構、 65.搬送ロボット、66.アーム、
67.吸着パッド、 68.散布マスク・ストッカ。
Claims (22)
- 【請求項1】 基板を略水平に保持するワークステージ
と、前記基板の略水平な面に対向する位置に配置されて
前記基板にスペーサを散布する散布ノズルと、前記ワー
クステージと前記散布ノズルとを含んだ周囲を囲む散布
槽と、から構成され、前記基板の面にスペーサを散布す
るスペーサ散布装置において、 前記基板の面の部分を選択的に覆い、当該部分に対する
前記スペーサの付着を遮蔽するマスク機構をさらに含む
ことを特徴とするスペーサ散布装置。 - 【請求項2】 前記マスク機構が、前記基板の面の部分
を覆い、その他の基板の面へは前記スペーサの付着を許
容する散布マスクと、 前記散布マスクを上下動させる昇降機構と、から構成さ
れることを特徴とする、請求項1に記載のスペーサ散布
装置。 - 【請求項3】 前記散布マスクが、少なくとも前記基板
を搬送する搬送装置が当該基板に接触する部分を覆うこ
とを特徴とする、請求項2に記載のスペーサ散布装置。 - 【請求項4】 前記搬送装置が、前記基板を上面で吸着
して搬送することを特徴とする、請求項3に記載のスペ
ーサ散布装置。 - 【請求項5】 前記搬送装置が前記散布マスクの交換を
行うことを特徴とする、請求項3または請求項4に記載
のスペーサ散布装置。 - 【請求項6】 前記散布マスクは、厚さが0.5mm以
下の金属板からなることを特徴とする、請求項2に記載
のスペーサ散布装置。 - 【請求項7】 前記散布マスクは、厚さが約0.1mm
の金属板からなることを特徴とする、請求項2に記載の
スペーサ散布装置。 - 【請求項8】 前記金属板が、ステンレス鋼製であるこ
とを特徴とする、請求項6または請求項7に記載のスペ
ーサ散布装置。 - 【請求項9】 前記ワークステージが、前記基板を下面
から複数の箇所で点状に支える支持機構を含むことを特
徴とする、請求項1から請求項8のいずれか一に記載の
スペーサ散布装置。 - 【請求項10】 前記点状に支える支持機構が、前記ワ
ークステージから同じ高さに突出した複数の支持ピンか
ら構成されることを特徴とする、請求項9に記載のスペ
ーサ散布装置。 - 【請求項11】 前記支持ピンが、前記ワークステージ
に対して着脱可能な構成部材に固定されていることを特
徴とする、請求項10に記載のスペーサ散布装置。 - 【請求項12】 前記散布槽が、当該散布槽内の雰囲気
を吸引可能な排気孔をさらに備えていることを特徴とす
る、請求項1から請求項11のいずれか一に記載のスペ
ーサ散布装置。 - 【請求項13】 前記マスク機構を構成する散布マスク
を交換する間には、前記排気孔が前記散布槽内の雰囲気
を吸引することを特徴とする、請求項12に記載のスペ
ーサ散布装置。 - 【請求項14】 前記散布マスクの交換の直後には、前
記スペーサを散布する散布条件を自動的に変更する制御
機構を備えていることを特徴とする、請求項5に記載の
スペーサ散布装置。 - 【請求項15】 前記の散布条件の変更は、スペーサの
散布時間を通常の散布時間に対して15%増とするもの
であることを特徴とする、請求項14に記載のスペーサ
散布装置。 - 【請求項16】 前記ワークステージは、前記基板の縁
部を吸着して保持する吸着部と、前記基板のその他の部
分を下面から複数の箇所で点状に支持する支持機構と、
から構成され、 前記吸着部が、前記基板と当該基板を搬送する搬送装置
との接触部分付近を吸着することを特徴とする、請求項
1から請求項15のいずれか一に記載のスペーサ散布装
置。 - 【請求項17】 前記ワークステージが基板を搭載して
いない間には、前記吸着部がエア、もしくは他の不活性
ガスを噴出する保護機構をさらに備えていることを特徴
とする、請求項16に記載のスペーサ散布装置。 - 【請求項18】 一対の電極層を有する基板の間にスペ
ーサを散布して両基板を重ね合わせ、両基板の間に液晶
を封入してなる液晶表示素子を生産する液晶素子の生産
システムにおいて、 請求項1から請求項17に記載のスペーサ散布装置を備
えていることを特徴とする液晶表示素子の生産システ
ム。 - 【請求項19】 前記液晶表示素子の生産システムが、
前記スペーサ散布装置に加え、少なくともスペーサ・ベ
ーク炉と、スペーサ・カウンタと、それぞれの間をつな
ぐ搬送装置と、を備えていることを特徴とする、請求項
18に記載の液晶表示素子の生産システム。 - 【請求項20】 前記搬送装置が、液晶表示素子を構成
する基板を上面から吸着して搬送することを特徴とす
る、請求項19に記載の液晶表示素子の生産システム。 - 【請求項21】 前記スペーサ散布装置の前・後いずれ
か一方もしくは双方に、前記散布マスクを一時保管する
ストッカを備えていることを特徴とする、請求項18か
ら請求項20に記載の液晶表示素子の生産システム。 - 【請求項22】 前記液晶表示素子の生産システムが、
プラスチックフィルムの基板からなる液晶表示素子を生
産するものであることを特徴とする、請求項18から請
求項21のいずれか一に記載の液晶表示素子の生産シス
テム。
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