JP2002267688A - 半導体装置の製造方法および半導体検査装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法および半導体検査装置

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JP2002267688A
JP2002267688A JP2001066124A JP2001066124A JP2002267688A JP 2002267688 A JP2002267688 A JP 2002267688A JP 2001066124 A JP2001066124 A JP 2001066124A JP 2001066124 A JP2001066124 A JP 2001066124A JP 2002267688 A JP2002267688 A JP 2002267688A
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forming
semiconductor substrate
semiconductor
protective film
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Kenji Kawakami
賢司 河上
Mitsugi Oshima
貢 大島
Hiroyuki Amari
浩之 甘利
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコンコンタクタにおける配線の表面に、
その配線の短絡および摩耗を防ぐ絶縁性保護膜を形成す
る。 【解決手段】 配線3の形成された基板1を直流電源の
陰極と電気的に接続し、基板1およびその直流電源の陽
極と電気的に接続した電極をコロイド状の電着レジスト
液で満たされたレジスト槽に浸す。続いて、直流電源か
ら基板1および電極に電圧を印加することにより配線3
の表面に保護膜12を析出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
技術に関し、特に、プロービング検査およびウェハ状態
で行うバーンイン検査など、半導体装置の電気的特性を
検査する工程に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】LSIなどの半導体装置においては、半
導体ウェハの表面に集積回路を形成するまでの前工程
と、その表面に集積回路が形成された半導体ウェハを個
々の半導体チップに分割して、樹脂やセラミックなどで
封止するまでの後工程とに大別される。
【0003】前工程中の所定の段階においては、半導体
ウェハの表面に形成された各回路の電気的特性検査が行
われ、半導体チップ単位で良品または不良品の判定が行
われる。その電気的特性検査は、各回路間の導通や素子
の良否を判別するプロービング検査と、高温雰囲気中で
熱的ストレスおよび電気的ストレスを回路に付与して不
良を加速判別するバーンイン検査とに分別される。
【0004】これらプロービング検査やバーンイン検査
は、たとえば、VLSI Report No157,
1997.8,p28〜p29に記載されているよう
に、プローブカードと、そのプローブカードから斜め
(カンチレバー形状)に出たW(タングステン)針から
なるプローブ針とで構成されたニードル方式のコンタク
タを用いて行う。このニードル方式のコンタクタは、半
導体チップまたは半導体ウェハの複数のパッドにプロー
ブ針を接触させ、プローブ針に電気的に接続した外部の
テスタにより半導体チップの電気的特性検査を行うもの
である。
【0005】しかしながら、上記したプローブカードを
製造するに当たっては、プローブ針を取り付ける水平位
置や高さにおいて、高い加工精度が要求される。そのた
め、そのプローブ針を狭ピッチ化や多ピン化して取り付
ける場合においては、その取り付けに高度の技術が要求
される。すなわち、半導体チップの微細化が進み、パッ
ドが狭ピッチ化された場合には、ニードル方式のコンタ
クタでは技術的に対応できなくなる課題があった。
【0006】そこで、たとえば特開平11−27425
1号公報においては、Si(シリコン)からなる半導体
ウェハを加工することによりプローブを形成する、シリ
コンコンタクタについて開示されている。シリコンコン
タクタは、Siからなる突起(プローブ)を半導体ウェ
ハに形成された個々の独立したSiの梁上に形成し、突
起から半導体ウェハの裏面に形成した二次電極パッドま
で金属配線を形成したものである。また、この二次電極
パッドには半導体チップの電気的特性検査を行うテスタ
が電気的に接続されている。シリコンコンタクタを用い
たプロービング検査やバーンイン検査は、上記突起を検
査対象の半導体チップのパッドに接触させ、上記二次電
極パッドと半導体チップとの間を接続することで、半導
体チップの電気的特性を検査するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たシリコンコンタクタにおいては、以下のような問題が
あることを本発明者らは見出した。
【0008】すなわち、シリコンコンタクタは複数のプ
ローブを有することから、プローブの先端からシリコン
コンタクタ裏面の二次電極パッドまで延在する金属配線
が複数個所に形成される。そのため、その金属配線の表
面を絶縁性保護膜により保護し、導電性の異物が付着す
ることに起因する金属配線間での短絡を防ぐ必要がある
ことを見出した。また、シリコンコンタクタは、検査対
象の半導体チップまたは半導体ウェハとの接触を繰り返
すので、上記金属配線の表面の摩耗を防ぐ目的からも絶
縁性保護膜による金属配線の表面の保護は必要となるこ
とを見出した。
【0009】ここで、本発明者らは、上記した絶縁性保
護膜の形成方法として、回転塗布方式でポリイミド樹脂
膜を塗布した後にパターニングする方法を検討した。シ
リコンコンタクタでは、プローブの高さ分だけ梁が撓む
ことにより、半導体チップまたは半導体ウェハのパッド
と接触することから、上記絶縁性保護膜はプローブの高
さと比べて薄くかつ均一である必要がある。ところが、
回転塗布方式でポリイミド樹脂膜を塗布する方法では、
シリコンコンタクタが有する段差に起因して絶縁性保護
膜の膜厚に差が生じる問題がある。
【0010】また、上記した金属配線は、シリコンコン
タクタの表裏を貫通する孔(貫通孔)を通じて形成され
ている。そのため、回転塗布方式でポリイミド樹脂膜を
塗布する方法では、その貫通孔からシリコンコンタクタ
の裏面へポリイミド樹脂が回り込んでしまう。さらに、
貫通孔および梁形成領域にポリイミド樹脂が溜まり、均
一な膜厚の絶縁性保護膜を形成することが困難になる。
すなわち、回転塗布方式でポリイミド樹脂膜を塗布した
後にパターニングする方法では、所望の絶縁性保護膜を
形成することが困難になる問題がある。
【0011】本発明の目的は、シリコンコンタクタにお
ける金属配線の表面に、その金属配線の短絡および摩耗
を防ぐ絶縁性保護膜を形成する技術を提供することにあ
る。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0014】すなわち、本発明は、シリコンから形成さ
れた検査構造体を用いた被検体の電気的検査工程を含
み、前記検査構造体は、半導体基板の主面に突起部を有
する梁を形成する工程と、前記半導体基板に前記半導体
基板の表裏を貫通する貫通孔を形成する工程と、前記貫
通孔を介して前記突起部から前記半導体基板の裏面の第
1領域へ延在する配線を形成する工程と、前記配線に給
電し、電着法により前記配線の表面に絶縁性の第1保護
膜を形成する工程と、前記突起部および前記第1領域に
おける前記配線の表面の前記第1保護膜を除去する工程
とを含む工程により形成するものである。
【0015】また、本発明は、(a)半導体基板の主面
に突起部を有する梁を有し、(b)前記半導体基板の表
裏を貫通する貫通孔が形成され、(c)前記貫通孔を介
して前記突起部から前記半導体基板の裏面の第1領域へ
延在する配線が形成され、(d)前記突起部および前記
第1領域の前記配線の表面を除く前記配線の表面に絶縁
性の第1保護膜が形成されているものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する部材には同
一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0017】図1および図2は、それぞれ本実施の形態
の半導体検査装置であるシリコンコンタクタ(検査構造
体)をプローブ(主面)側および二次電極(裏面)側の
各々の面から見た平面図である。
【0018】図1および図2に示すように、本実施の形
態のシリコンコンタクタは、たとえば単結晶Si(シリ
コン)からなる矩形の半導体基板1(以下、基板とい
う)の主面に、エッチングにより形成された複数の梁2
を有している。この梁2上には突起部が形成され、梁2
を覆う配線3とその突起部とからなるプローブ4が形成
されている。また、基板1は、その表面が熱酸化されて
いる。
【0019】基板1の裏面には、プローブ4と1対1で
対応する二次電極パッド5(第1領域)が形成されてい
る。また、配線3は基板1を貫通して穿孔された貫通孔
6を取り囲み、貫通孔6を通して基板1の表裏に延在し
ており、プローブ4と二次電極パッド5とは配線3によ
り電気的に接続されている。
【0020】次に、上記した本実施の形態のシリコンコ
ンタクタの製造方法について図3〜図11を用いて説明
する。なお、図3、図4、図9、図10および図11
は、図1中のA−A線における要部断面図である。
【0021】まず、図3に示すように、シリコン1Aを
フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて
加工することにより、梁2、突起部4Aおよび貫通孔6
を形成する。この時、突起部4Aは、シリコン1Aの主
面側において梁2の上部に形成される。また貫通孔6の
形成時においては、シリコン1Aの加工面が(100)
面であることから、エッチングにより(111)面が露
出し、貫通孔6の側面はテーパー形状に形成される。続
いて、上記のように加工したシリコン1Aを熱酸化し、
その全面に酸化膜1Bを形成し、基板1とする。この酸
化膜1Bは、シリコン1Aと配線3(図1および図2参
照)との絶縁を保つ目的で形成される。
【0022】次に、図4に示すように、梁2を覆い貫通
孔6を通じて基板1の裏面へ延在する配線3を形成す
る。配線3を形成するには、図5に示すように、まず酸
化膜1Bの表面に、たとえばスパッタリング法にてTi
膜3BおよびAu(金)膜3Cを順次堆積する。このT
i膜3Bは、Au膜3Cが基板1と接着し難いことか
ら、Au膜3Cと基板1との接着強度を向上する目的で
形成される。また、このTi膜3BおよびAu膜3C
は、次の工程でめっき法にてCu(銅)膜、Ni(ニッ
ケル)膜およびAu膜を順次堆積するための下地膜とな
る。
【0023】次に、図6に示すように、Au膜3C上に
めっき法にてCu膜3D、Ni膜3EおよびAu膜3F
を順次堆積する。この時、Cu膜3Dは、配線3の抵抗
を低減する目的で形成される。また、Ni膜3Eは、本
実施の形態のシリコンコンタクタを用いた半導体装置の
検査時にCu膜3Dが摩耗してしまうことを防ぐ目的で
形成される。Au膜3Fは、プローブ4の最表面になる
ことから、プローブ4の接触抵抗を低減することができ
る。またAu膜3Fは、配線3の最表面になることから
配線3の酸化などによる抵抗増加を防ぐことができる。
この後、これらTi膜3B、Au膜3C、Cu膜3D、
Ni膜3EおよびAu膜3Fをパターニングすることに
より配線3を形成することができる。もちろん、Ti膜
3BおよびAu膜3Cをパターニングした後、Cu膜3
D、Ni膜3EおよびAu膜3Fをめっき法により形成
してもよい。
【0024】図7は、配線3が形成された時点における
基板1を裏面側から見た場合の平面図である。
【0025】図7に示すように、配線3の形成時には、
配線3と同様の工程で配線3と接続する給電配線7が形
成される。また、基板1上においては、シリコンコンタ
クタ形成領域以外の領域に、配線3を形成した工程と同
様の工程により金属膜8を形成し、給電配線7と金属膜
8とを電気的に接続させる。なお、基板1上において
は、複数のシリコンコンタクタ形成領域が設けられてい
るものとする。
【0026】図8は、上記した配線3上に絶縁性の保護
膜を形成する方法を示した説明図である。
【0027】レジスト槽9にはコロイド状の電着レジス
ト液10が満たされている。この電着レジスト液10中
に上記の基板1およびSUS316からなる電極11を
浸す。この時、電極11は直流電源の陽極と電気的に接
続されており、基板1上に形成された金属膜8は直流電
源の陰極と電気的に接続されている。電着レジスト液1
0は、アクリル樹脂を含んでおり、直流電源により基板
1および電極11へ電圧を印加することにより、そのア
クリル樹脂がイオンと反応することにより基板1に形成
された配線3、給電配線7および金属膜8の表面に析出
し、絶縁性の保護膜12(第1保護膜)を形成する。こ
こで図9は、配線3の表面に保護膜12が形成された状
況を示している。保護膜12は基板1上において通電部
分(配線3、給電配線7および金属膜8)の表面のみに
形成されることから、基板1において段差の生じている
部分、たとえば貫通孔6内の配線3の表面に容易かつ確
実に均一な膜厚の保護膜12を形成することができる。
すなわち、保護膜12のパターニングを簡易化すること
が可能となる。なお、保護膜12は感光性を有し、後の
工程で感光および現像処理を施すことにより、更なるパ
ターニングを行うことも可能である。
【0028】また、配線3の表面に保護膜12が形成さ
れたことにより、隣接する配線3の間が導電性の異物の
付着により短絡してしまうことを防ぐことができる。さ
らに、配線3の表面に保護膜12が形成されたことによ
り、配線3の腐食を防ぐことが可能となり、本実施の形
態のシリコンコンタクタの寿命を向上させることが可能
となる。
【0029】次に、図10に示すように、保護膜12に
対して感光および現像処理を施すことにより、突起部4
A上の保護膜12および二次電極パッド形成領域の保護
膜12を除去し、プローブ4および二次電極パッド5を
形成する。
【0030】次に、図11に示すように、たとえばダイ
シングにより給電配線7を切断することにより、配線3
と給電配線7とを切り離すことにより、本実施の形態の
シリコンコンタクタを製造する。この時、基板1は個々
のシリコンコンタクタに分割される。
【0031】次に、本実施の形態のシリコンコンタクタ
を用いた半導体装置の検査方法について図12を用いて
説明する。
【0032】まず、被検体である半導体チップ13を用
意する。この半導体チップ13には、所定の数の半導体
素子および配線が形成されているものとする。
【0033】次に、半導体チップ13に形成され上記し
た半導体素子および配線と電気的に接続した電極パッド
14に、上記のシリコンコンタクタのプローブ4を押し
当てる。この時、梁2が弾性変形することにより、プロ
ーブ4と電極パッド14との間に所定のコンタクト荷重
が加わり、半導体チップ13とシリコンコンタクタとを
電気的に接続することができる。また、上記した梁2の
幅、長さおよび厚さを制御することにより、プローブ4
と電極パッド14との間に加わるコンタクト荷重を制御
することが可能である。
【0034】上記したように、配線3の表面には保護膜
12が形成されている。そのため、本実施の形態のシリ
コンコンタクタと半導体チップ13とが接触することに
起因する配線3の摩耗を防ぐことができる。すなわち、
配線3の摩耗を防ぐことができることから、本実施の形
態のシリコンコンタクタの寿命を向上させることが可能
となる。
【0035】この状態で、半導体チップ13およびシリ
コンコンタクタをテスタ(図示は省略)に装着すること
により、上記した二次電極パッド5とテスタの試験用端
子とを電気的に接続する。続いて、その試験用端子から
二次電極パッド5へ所定の動作電力、動作信号または試
験信号などを印加することにより、半導体チップ13に
対して所望の検査を行うことができる。また、温度など
の環境負荷をかけつつ、上記した動作電力、動作信号ま
たは試験信号などを印加することにより、半導体チップ
13の潜在的な不良を顕在化させるバーンイン試験など
を行うことも可能である。
【0036】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでも
ない。
【0037】たとえば、上記の実施の形態においては、
本発明のシリコンコンタクタを用いて、所定の数の半導
体素子および配線が形成された半導体チップに対して検
査を行う場合を例示したが、それら半導体および配線が
形成途中の半導体チップまたは半導体ウェハに対して検
査を行ってもよい。
【0038】また、上記の実施の形態のシリコンコンタ
クタは、微細に形成された電極パッドを有する半導体チ
ップの特性検査に広く適用することが可能である。
【0039】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。 (1)電着レジスト液を用いて基板上に形成した配線の
表面にのみ保護膜を形成することができるので、基板の
段差が生じている部分に配線が形成されている場合で
も、その表面に容易かつ確実に均一な膜厚の保護膜を形
成することができる。 (2)電着レジスト液を用いて基板上に形成した配線の
表面にのみ保護膜を形成することができるので、保護膜
のパターニングを簡易化することができる。 (3)複数の配線の表面に絶縁性の保護膜を形成するこ
とができるので、それら配線間で短絡してしまうことを
防ぐことができる。 (4)配線の表面に保護膜を形成することができるの
で、その配線の腐食および摩耗を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の半導体検査装置である
シリコンコンタクタをプローブ側から見た平面図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態の半導体検査装置である
シリコンコンタクタを二次電極側から見た平面図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態である半導体検査装置の
製造工程中の要部断面図である。
【図4】図3に続く半導体検査装置の製造工程中の要部
断面図である。
【図5】図4中に示した配線の形成工程の詳細を示した
要部断面図である。
【図6】図5に続く配線の形成工程の詳細を示した要部
断面図である。
【図7】図4中に示した配線が形成され、半導体検査装
置の形成領域以外の領域に金属膜が形成され、配線と金
属膜とを接続する給電配線が形成された時点の基板の裏
面を示した平面図である。
【図8】図4中に示した配線上に保護膜を形成する方法
を示した説明図である。
【図9】図7に続く半導体検査装置の製造工程中の要部
断面図である。
【図10】図9に続く半導体検査装置の製造工程中の要
部断面図である。
【図11】図10に続く半導体検査装置の製造工程中の
要部断面図である。
【図12】本発明の一実施の形態である半導体検査装置
を用いた半導体装置の検査方法を説明する要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 基板(半導体基板) 1A シリコン 1B 酸化膜 2 梁 3 配線 3B Ti膜 3C Au膜 3D Cu膜 3E Ni膜 3F Au膜 4 プローブ 4A 突起部 5 二次電極パッド(第1領域) 6 貫通孔 7 給電配線 8 金属膜 9 レジスト槽 10 電着レジスト液 11 電極 12 保護膜(第1保護膜) 13 半導体チップ(被検体) 14 電極パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甘利 浩之 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 2G003 AA07 AA10 AB01 AC01 AF06 AH07 2G011 AA16 AA21 AB06 AB10 AE03 4M106 AA01 BA01 DD03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコンから形成された検査構造体を用
    いた被検体の電気的検査工程を含み、前記検査構造体
    は、(a)シリコンからなる半導体基板の主面に突起部
    を有する梁を形成する工程、(b)前記半導体基板に前
    記半導体基板の表裏を貫通する貫通孔を形成する工程、
    (c)前記貫通孔を通じて前記突起部から前記半導体基
    板の裏面の第1領域へ延在する配線を形成する工程、
    (d)前記配線に給電し、電着法により前記配線の表面
    に絶縁性の第1保護膜を形成する工程、(e)前記突起
    部および前記第1領域における前記配線の表面の前記第
    1保護膜を除去する工程、を含む工程により形成するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 シリコンから形成された検査構造体を用
    いた被検体の電気的検査工程を含み、前記検査構造体
    は、(a)シリコンからなる半導体基板の主面に突起部
    を有する梁を形成する工程、(b)前記半導体基板に前
    記半導体基板の表裏を貫通する貫通孔を形成する工程、
    (c)前記貫通孔を通じて前記突起部から前記半導体基
    板の裏面の第1領域へ延在する配線を形成する工程、
    (d)前記配線に給電し、電着法により前記配線の表面
    に絶縁性の第1保護膜を形成する工程、(e)前記突起
    部および前記第1領域における前記配線の表面の前記第
    1保護膜を除去する工程、を含む工程により形成し、前
    記検査工程は前記突起部を前記被検体の所定の位置に接
    触させることにより行うことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 シリコンから形成された検査構造体を用
    いた被検体の電気的検査工程を含み、前記検査構造体
    は、(a)シリコンからなる半導体基板の主面に突起部
    を有する梁を形成する工程、(b)前記半導体基板に前
    記半導体基板の表裏を貫通する貫通孔を形成する工程、
    (c)前記貫通孔を通じて前記突起部から前記半導体基
    板の裏面の第1領域へ延在する配線を形成する工程、
    (d)前記配線に給電し、電着法により前記配線の表面
    に絶縁性の第1保護膜を形成する工程、(e)前記突起
    部および前記第1領域における前記配線の表面の前記第
    1保護膜を除去する工程、を含む工程により形成し、前
    記第1保護膜はアクリル樹脂を主成分とすることを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板の主面に突起部を有する梁を
    有し、前記半導体基板に前記半導体基板の表裏を貫通す
    る貫通孔が形成され、前記貫通孔を通じて前記突起部か
    ら前記半導体基板の裏面の第1領域へ配線が延在し、前
    記突起部および前記第1領域の前記配線の表面を除く前
    記配線の表面に絶縁性の第1保護膜が形成されているこ
    とを特徴とする半導体検査装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板の主面に突起部を有する梁を
    有し、前記半導体基板に前記半導体基板の表裏を貫通す
    る貫通孔が形成され、前記貫通孔を通じて前記突起部か
    ら前記半導体基板の裏面の第1領域へ配線が延在し、前
    記突起部および前記第1領域の前記配線の表面を除く前
    記配線の表面に絶縁性の第1保護膜が形成されている半
    導体検査装置であって、前記突起部を被検体の所定の位
    置に接触させることにより前記被検体を電気的に検査す
    ることを特徴とする半導体検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015154353A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 三菱電機株式会社 高周波電力増幅器及びその製造方法

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