JP2002266613A - 三連式オイルポンプを備えた潤滑装置及びその製造方法 - Google Patents

三連式オイルポンプを備えた潤滑装置及びその製造方法

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JP2002266613A JP2001071046A JP2001071046A JP2002266613A JP 2002266613 A JP2002266613 A JP 2002266613A JP 2001071046 A JP2001071046 A JP 2001071046A JP 2001071046 A JP2001071046 A JP 2001071046A JP 2002266613 A JP2002266613 A JP 2002266613A
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拓也 熊谷
Akira Numata
明 沼田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 三連式オイルポンプを備えた潤滑装置におい
て、ポンプの吸入部及び吐出部を改良することによりオ
イルポンプを小形コンパクト化してオイルポンプ取付部
寸法を短縮するとともに、該オイルポンプの組立作業を
容易化して組立工数を低減し、さらにポンプケースの鋳
物形状を簡単化して鋳造工数を低減して装置コストを低
減した装置構造及び製造方法を提供する。 【解決手段】 ポンプケース内に並設された3個のポン
プギヤの回転により2つの吸入通路から吸入された潤滑
油を2つの吐出通路に送出するように構成された三連式
オイルポンプを備えた潤滑装置において、オイルポンプ
の取付機器のケース部にポンプケースの吐出通路の出口
開口部分を埋め込み該吐出通路ケース部内に直接開口さ
せるとともに、ポンプケースの吸入ダクト部を前記ケー
ス部に直接固定してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの潤滑シ
ステム等に適用され、ポンプケース内に回転自在に並設
された3個のポンプギヤの回転により2つの吸入通路か
ら吸入された潤滑油を2つの吐出通路に送出するように
構成された三連式オイルポンプを備えた潤滑装置及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの潤滑部に潤滑油を供給するオ
イルポンプ(潤滑油ポンプ)は、通常、エンジン前端部
に取り付けられ、該エンジンのクランク軸に直結駆動さ
れる。図6は、かかるエンジン駆動のオイルポンプ10
0を備えたエンジン101の前端部におけるオイルポン
プ周りにおける補機の配置の1例を示す模式図であり、
図においてエンジン101の前端部101aには前記オ
イルポンプ100及びこれに潤滑油の集合吐出管08を
介して接続されるオイルクーラ(潤滑油冷却器)102
の他、清水ポンプ103、振動抑制用のダンパー104
等の補機類が取り付けられている。
【0003】かかるエンジンの潤滑装置においては、歯
車式オイルポンプの1つとして三連式オイルポンプが採
用されている。該三連式オイルポンプは、ポンプケース
内に回転自在に並設された3個のポンプギヤの回転によ
り2つの吸入通路から吸入された潤滑油を2つの吐出通
路に送出するように構成されて、二連式オイルポンプに
比べて歯車の外径及び歯幅を増加することなくポンプ容
量を増大できるという利点を有し、近年、高速デイーゼ
ルエンジン等に使用されるようになってきている。
【0004】図4〜図5はかかる三連式オイルポンプの
従来の一例を示す。図において100はオイルポンプ
で、鋳造品からなるポンプケース01内に回転自在に並
設され互いに噛み合う3個のポンプギヤ2a、2b、2
cの回転により第1及び第2吸入通路04、05から吸
入された潤滑油を第1及び第2吐出通路06、07に送
出するように構成されて、エンジン前端部101aのギ
ヤケース13に固定されている。前記3個のポンプギヤ
2a、2b、2cは回転軸心線2d上に並設され、ポン
プ軸10a、10b、10cと一体に構成されている。
14は前記ポンプケース01の端面を覆うポンプカバー
で該ポンプケース01にインロー嵌合されて前記第1及
び第2吸入通路04、05、並びに第1及び第2吐出通
路06、07を密閉している。
【0005】前記各ポンプ軸10a、10b、10cは
両端部を前記ポンプケース01及びポンプカバー14に
圧入されたブッシュ軸受9a、9b、9cにより回転自
在に支持されている。11は中央の前記ポンプ軸10b
の軸端に形成された駆動軸部12にナット012により
固定された駆動ギヤで、前記エンジン101のクランク
軸側の歯車列に噛み合い該クランク軸により回転駆動さ
れるようになっている。
【0006】前記ポンプケース01内の吸入側には、前
記第1吸入通路04及び第2吸入通路05が前記回転軸
心線2dの上下に形成されている。前記第1吸入通路0
4は回転軸心線2dの下側に形成されて一方側(図4の
左側)の前記ポンプギヤ2bと2cとの噛み合い入口部
に下側から潤滑油が吸入されるように開口され、また第
2吸入通路05は回転軸心線2dの上側に形成されて他
方側(図4の右側)の前記ポンプギヤ2bと2aとの噛
み合い入口部に上側から潤滑油が吸入されるように開口
されている。
【0007】また前記ポンプケース01内の吐出側に
は、前記第1吐出通路06及び第2吐出通路07が前記
回転軸心線2dの上下に形成されている。前記第1吐出
通路06は回転軸心線2dの上側に形成されて、一方側
(図4の左側)の前記ポンプギヤ2bと2cとの噛み合
い出口部から上側に吐出される潤滑油を受け入れるよう
に開口され、また第2吐出通路07は回転軸心線2dの
下側に形成されて、他方側(図4の右側)の前記ポンプ
ギヤ2bと2aとの噛み合い出口部から下側に吐出され
る潤滑油を受け入れるように開口されている。
【0008】図4に示すように、前記第2吸入通路05
と前記第1吐出通路06及び第2吐出通路07とは前記
ポンプギヤ2a、2b、2cの歯幅方向において同一断
面位置に配置し、前記第1吸入通路04は前記第2吸入
通路05と同一断面位置から前記第2吐出通路07の干
渉を避けるように該第2吐出通路07と交叉させる形で
歯幅方向にずらして前記ポンプギヤ2bと2cとの噛み
合い入口部に下側から潤滑油が吸入されるように開口さ
れている。
【0009】03は吸入管で、前記ポンプケース01の
取付面20にボルト(図示省略)により固定され、内部
には前記第1吸入通路04及び第2吸入通路05に連通
される吸入路03aが形成されている。08は集合吐出
管で、前記ポンプケース01の取付面21にボルト(図
示省略)により固定され、内部には前記第1吐出通路0
6及び第2吐出通路07に連通される集合吐出路08a
が形成されている。
【0010】かかる従来のエンジンの潤滑装置におい
て、エンジン101のクランク軸により駆動ギヤ11及
びポンプ軸10bを介して中央のポンプギヤ2bが図4
の矢印のように回転駆動されると、これに噛み合う左右
のポンプギヤ2c及び2aが矢印のように左右方向に回
転する。かかるポンプギヤの回転により、前記ポンプギ
ヤ2cと2bとの噛み合い側には前記吸入口03aを経
て第1吸入通路04に導入された潤滑油が図の破線のよ
うに流れて吸入され、該ポンプギヤ2cと2bとにより
前記第1吐出通路06に吐出せしめられる。また前記ポ
ンプギヤ2bと2aとの噛み合い側には前記前記第2吸
入通路05からの潤滑油が図の破線のように流れて吸入
され、該ポンプギヤ2bと2aとにより前記第2吐出通
路07に吐出せしめられる。第1吐出通路06及び第2
吐出通路07を通して吐出された潤滑油は、前記集合吐
出管08内の集合吐出路08aにて合流され、前記オイ
ルクーラ102に送られて冷却される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の三連式オイルポンプ及びこれを備えた潤滑装置に
あっては次のような問題点を有している。即ち、かかる
従来技術にあっては、図4〜5に示すように、ポンプケ
ース01の吸入側及び吐出側の取付面20、21に、該
ポンプケース01とは別部品の吸入管03及び集合吐出
管08をボルトにて固定し連結する構造であるため、該
吸入管03及び集合吐出管08の取付スペース分だけオ
イルポンプ100がエンジン前方側に突出することとな
って突出長さHが大きくなり、該オイルポンプ100
が大型化するとともに該オイルポンプ100の端面01
cで決まるエンジン全長の増大を招く。また、前記吸入
管03及び集合吐出管08をオイルポンプ100とは別
個に製作するため、部品点数が多くなるとともにこれら
の管をポンプケース01に固定するための組立工数が増
大することにより、装置コストが高くなる。
【0012】また、鋳造品からなるポンプケース01
は、前記第1吸入通路04を前記第2吐出通路07との
干渉を避けるようにするため該第2吐出通路07と交叉
させて形成していることから、鋳物の形状が複雑となり
中子の数が多くなって鋳造工数が増大しこの面からも装
置コストの増大を招く。
【0013】本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、
三連式オイルポンプを備えた潤滑装置において、ポンプ
の吸入部及び吐出部を改良することによりオイルポンプ
を小形コンパクト化してオイルポンプ取付部寸法を短縮
するとともに、該オイルポンプの組立作業を容易化して
組立工数を低減し、さらにポンプケースの鋳物形状を簡
単化して鋳造工数を低減して装置コストを低減した装置
構造及び製造方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、請求項1記載の発明として、ポンプケース
内に回転自在に並設された3個のポンプギヤの回転によ
り2つの吸入通路から吸入された潤滑油を2つの吐出通
路に送出するように構成された三連式オイルポンプを備
えた潤滑装置において、エンジンのギヤケース等の、前
記オイルポンプからの潤滑油が供給される機器のケース
部に前記ポンプケースの少なくとも前記吐出通路の出口
開口部分を埋め込み該吐出通路を前記ケース部内に直接
開口させて、該ケース部に前記ポンプケースを固定する
とともに、前記吸入通路が形成される前記ポンプケース
の吸入ダクト部を前記機器のケース部に直接固定してな
ることを特徴とする三連式オイルポンプを備えた潤滑装
置を提案する。
【0015】請求項1において、好ましくは請求項2の
ように、前記ポンプケースに形成された前記機器のケー
ス部への取付フランジの取付面と、前記吸入ダクト部に
形成されたケース部への取付フランジの取付面とを同一
平面状に形成する。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1におい
て、前記機器のケース部の内部に前記2つの吐出通路に
接続される集合吐出路を形成し、該集合吐出路の出口端
をオイルクーラ(潤滑油冷却器)に接続してなることを
特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1におい
て、ポンプケースを鋳造品で構成し、前記2つの吸入通
路及び2つの吐出通路の夫々を前記ポンプギヤの回転軸
心線に対して上下に1つずつ配置するとともに、前記2
つの吸入通路及び前記吐出通路の1つを前記ポンプギヤ
の歯幅に直角方向において同一断面位置に配置し他の吐
出通路を前記2つの吸入通路及び吐出通路の1つとは前
記歯幅方向にずらして配置し、前記4つの通路がポンプ
ケース内において交叉しないように構成してなることを
特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
記載の三連式オイルポンプを備えた潤滑装置を製造する
方法に係り、ポンプケース内に回転自在に並設された3
個のポンプギヤの回転により2つの吸入通路から吸入さ
れた潤滑油を2つの吐出通路に送出するように構成され
てなる三連式オイルポンプを備えた潤滑装置の製造方法
において、前記ポンプケースを、前記2つの吐出通路及
びこれの出口開口部分と前記2つの吸入通路と該吸入通
路に接続される吸入ダクト部とを一体に形成した鋳造品
で製作し、次いで該ポンプケース内に前記3個のポンプ
ギヤを含む内部構成部品を組み込んでオイルポンプ組立
品を製作し、該オイルポンプ組立品を前記オイルポンプ
からの潤滑油が供給される機器のケース部の取付面に、
前記ポンプケースの少なくとも前記吐出通路の開口部分
を埋め込み該吐出通路を前記ケース部内に直接開口させ
て固定するとともに前記吸入通路が形成されるポンプケ
ースの吸入ダクト部を前記ケース部取付面に直接固定す
ることを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項4記載の鋳
造製ポンプケースを備えた三連式オイルポンプの鋳造方
法に係り、請求項5において、前記ポンプケースの鋳造
にあたり、該ポンプケースの鋳型を、前記2つの吸入通
路及び2つの吐出通路の夫々が前記ポンプギヤの回転軸
心線に対して上下に1つずつ配置されるとともに、前記
2つの吸入通路及び前記吐出通路の1つが前記ポンプギ
ヤの歯幅に直角方向において同一断面位置に配置され他
の吐出通路が前記2つの吸入通路及び吐出通路の1つと
は前記歯幅方向にずらして配置されるようにして、前記
4つの通路がポンプケース内において交叉しないように
形成することを特徴とする。
【0020】かかる発明によれば、ギヤケース等の機器
のケース部にポンプケースの少なくとも吐出通路の出口
開口部分を埋め込み該吐出通路をケース部内に直接開口
させて該ケース部に前記ポンプケースを固定するととも
に、吸入ダクト部を前記機器のケース部に直接固定して
構成したため、従来技術のようなポンプケースと別体の
吸入管及び吐出管が不要となって、部品点数が減少する
とともに、吸入部及び吐出部を含むオイルポンプ全体の
組立作業が容易化され組立工数が低減される。
【0021】また、従来技術のように吐出管を設けるこ
となく、2つの吐出通路の出口開口部分をギヤケース等
のケース部の内部に埋め込んで該ケース部内の集合吐出
路に直接開口しているので、前記ケース部のポンプ取付
面からのオイルポンプの突出長さが従来技術よりも大幅
に減少し、該オイルポンプが小形コンパクト化され、該
オイルポンプの端面で決まるエンジン等の機器の全長も
短縮される。また前記2つの吐出通路及び集合吐出路か
らなる吐出通路がケース部の内部に形成されているの
で、吐出通路からのオイルの漏洩の発生が防止される。
【0022】また、請求項2のように構成すれば、吸入
ダクト部の取付面とポンプケース取付フランジの取付面
とを同一平面上に形成しているので、ポンプケースの前
記機器のケース部への取付部の機械加工が簡単になると
ともに、ポンプケースと前記ケース部との取付面におけ
る流体シール性も向上する。
【0023】さらに請求項4、6記載の発明によれば、
ポンプギヤの回転軸心線に対して上下に1つずつ配置さ
れる2つの吸入通路及び2つの吐出通路のうち、2つの
吸入通路及び吐出通路の1つをポンプギヤの歯幅に直角
方向において同一断面位置に配置し、他の吐出通路を前
記2つの吸入通路及び吐出通路の1つとは前記歯幅方向
にずらして配置したので、前記回転軸心線の下側に形成
される吸入通路と吐出通路とは交叉することなく、潤滑
油の流れに沿って同一方向に向いた滑らかな流路形状と
なる。これにより、鋳物の形状が簡単となって中子の数
も最少限で済み、鋳造工数が低減される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その他相対配置などは
特に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれの
みに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0025】図1は本発明の実施例に係るエンジンの潤
滑装置における三連式オイルポンプの正面形状を示す要
部断面構成図、図2は図1のA−A線断面図である。図
3は前記実施例におけるエンジン前端部のオイルポンプ
周り補機配置の模式図である。
【0026】本発明に係る三連式オイルポンプの構成を
示す図1〜2において、100はオイルポンプで、鋳造
品からなるポンプケース1内に回転自在に並設され互い
に噛み合う3個のポンプギヤ2a、2b、2cの回転に
より第1及び第2吸入通路4、5から吸入された潤滑油
を第1及び第2吐出通路6、7に送出するように構成さ
れて、エンジン前端部101aのギヤケース13に固定
されている。前記3個のポンプギヤ2a、2b、2cは
回転軸線2d上に並設され、ポンプ軸10a、10b、
10cと一体に構成されている。14は前記ポンプケー
ス01の端面を覆うポンプカバーで該ポンプケース1に
インロー嵌合されて前記第1及び第2吸入通路4、5、
並びに第1及び第2吐出通路6、7を密閉している。
【0027】前記各ポンプ軸10a、10b、10cは
両端部を前記ポンプケース1及びポンプカバー14に圧
入されたブッシュ軸受9a、9b、9cにより両端支持
方式にて回転自在に支持されている。11は中央の前記
ポンプ軸10bの軸端に形成された駆動軸部12にナッ
ト012により固定された駆動ギヤで、エンジン101
のクランク軸(図示省略)側の歯車列に噛み合い該クラ
ンク軸により回転駆動されるようになっている。前記ポ
ンプケース1の鋳造及び機械加工後、該ポンプケース1
内に前記3個のポンプギヤ2a、2b、2cを含む内部
構成部品を組み込んでオイルポンプ100組立品を製作
する。以上の構成は図4〜6に示された従来技術と同様
である。本発明においては、ポンプケース及び吸入部、
吐出部を改良している。
【0028】即ち、図1〜2において、1bは吸入ダク
ト部で、前記ポンプケース1と一体の鋳物で構成され内
部に潤滑油の吸入口3が形成されている。該吸入ダクト
部1bに形成された前記ギヤケース13への取付フラン
ジの取付面1aと前記ポンプケース1に形成された前記
ギヤケース13への取付フランジ1dの取付面1cとを
同一平面上に形成して、同一平面からなるギヤケース1
3のポンプ取付面13aにボルト(図示省略)にて直接
固定している。
【0029】これにより、図4〜6に示される従来技術
のようなポンプケース01と別体の吸入管03は不要と
なって、部品点数が減少し、吸入管03の接続作業の省
略を含む吸入部の組立工数も低減される。また、吸入ダ
クト部1bの取付面1aとポンプケース1取付フランジ
1dの取付面1cとを同一平面上に形成しているので、
ポンプケース1のギヤケース13への取付部の機械加工
が簡単となるとともに、ポンプケース1とギヤケース1
3との取付面における流体シール性も向上する。
【0030】そして前記ポンプケース1内の吸入側に
は、前記吸入ダクト部1b内の吸入口3から2股に分け
られた前記第1吸入通路4及び第2吸入通路5が前記回
転軸心線2dの上下に形成されている。前記第1吸入通
路4は回転軸心線2dの下側に形成されて一方側(図1
の左側)の前記ポンプギヤ2bと2cとの噛み合い入口
部に下側から潤滑油が吸入されるように開口され、また
第2吸入通路5は前記回転軸心線2dの上側に形成され
て他方側(図1の右側)の前記ポンプギヤ2bと2aと
の噛み合い入口部に上側から潤滑油が吸入されるように
開口されている。
【0031】また前記ポンプケース1内の吐出側には、
前記第1吐出通路6及び第2吐出通路7が前記回転軸心
線2dの上下に形成されている。前記第1吐出通路6は
回転軸心線2dの上側に形成されて、一方側(図1の左
側)の前記ポンプギヤ2bと2cとの噛み合い出口部か
ら上側に吐出される潤滑油を受け入れるように開口さ
れ、また第2吐出通路7は回転軸心線2dの下側に形成
されて、他方側(図1の右側)の前記ポンプギヤ2bと
2aとの噛み合い出口部から下側に吐出される潤滑油を
受け入れるように開口されている。
【0032】そして、前記第1吐出通路6及び第2吐出
通路7は、その出口開口部分を前記ギヤケース13の内
部に埋め込んで該ギヤケース13内に形成された集合吐
出路8に直接開口し吐出通路が合流せしめられている。
前記集合吐出路8は図3に示すように、前記ギヤケース
13の内部を上方に延設され前記オイルクーラ102の
オイル入口に接続されている。
【0033】これにより、図4〜6に示される従来技術
のようなポンプケース01と別体の吐出管08は不要と
なって、部品点数が減少し、吐出管08の接続作業の省
略を含む吐出部の組立工数も低減される。また、吐出管
を設けることなく、前記2つの吐出通路6、7の出口開
口部分を前記ギヤケース13の内部に埋め込んで該ギヤ
ケース13内の集合吐出路8に直接開口しているので、
ギヤケース13のポンプ取付面13aからのオイルポン
プ100の突出長さHが従来技術(図5のH)よりも
大幅に減少し、オイルポンプ100が小形コンパクト化
され、該オイルポンプ100の端面01cで決まるエン
ジン全長も短縮される。また前記2つの吐出通路6、7
及び集合吐出路8からなる吐出通路がギヤケース13の
内部に形成されているので、吐出通路からのオイルの漏
洩の発生が防止される。
【0034】また図1に示すように、前記回転軸心線2
dの上下に形成された前記第1吸入通路4及び第2吸入
通路5と回転軸心線2dの上側に形成された前記第1吐
出通路6とは前記ポンプギヤ2a、2b、2cの歯幅に
直角方向つまり該ポンプギヤ2a、2b、2cの歯形断
面において同一断面位置に配置される。そして、回転軸
心線2dの下側に形成された前記第2吐出通路7は、前
記第1吸入通路4との干渉を避けるため、前記ポンプギ
ヤ2bと2aとの噛み合い出口部の部位から、前記ポン
プギヤ2b、2aの歯幅Bの方向において前記吐出集合
路8が設けられている前記ギヤケース13側にずらして
形成されている。これにより、回転軸心線2dの下側に
形成される前記第1吸入通路4と第2吐出通路7とは交
叉することなく、図1の正面形状(ポンプギヤ2a、2
b、2cの歯形断面方向の形状)において同一方向に向
いた滑らかな流路形状となる。従って前記交叉部を有し
ないため、鋳物の形状が簡単となり中子の数も最少限で
済み、鋳造工数が低減される。
【0035】かかる構成からなる潤滑装置を備えたエン
ジンの運転時において、エンジン101のクランク軸に
より駆動ギヤ11及びポンプ軸10bを介して中央のポ
ンプギヤ2bが図1の矢印のように回転駆動されると、
これに噛み合う左右のポンプギヤ2c及び2aが矢印の
ように左右方向に回転せしめられる。かかるポンプギヤ
の回転により、前記ポンプギヤ2cと2bとの噛み合い
側には前記吸入口3を経て第1吸入通路4に導入された
潤滑油が図の破線のように流れて吸入され、該ポンプギ
ヤ2cと2bとにより前記第1吐出通路6に吐出せしめ
られる。また前記ポンプギヤ2bと2aとの噛み合い側
には前記吸入口3から分岐された前記第2吸入通路5か
らの潤滑油が図の破線のように流れて吸入され、該ポン
プギヤ2bと2aとにより前記第2吐出通路7に吐出せ
しめられる。
【0036】第1吐出通路6及び第2吐出通路7を通し
て吐出された潤滑油は、該ギヤケース13内に形成され
た集合吐出路8にて合流せしめられ、前記ギヤケース1
3の内部を上方に延設されている該集合吐出路8を通っ
て前記オイルクーラ102のオイル入口に供給される。
【0037】尚、本発明は、この実施例におけるエンジ
ン用潤滑装置の他、種々の原動機用潤滑装置、車両用潤
滑装置、産業機械用潤滑装置等、三連式オイルポンプを
備えた潤滑装置の全てに広く適用できる。
【0038】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、機器
のケース部に固定されるポンプケースの少なくとも吐出
通路の出口開口部分を埋め込み該吐出通路をケース部内
に直接開口させるとともに、吸入ダクト部を前記ケース
部に直接固定して構成したため、従来技術のようなポン
プケースと別体の吸入管及び吐出管が不要となって、部
品点数が減少するとともに、吸入部及び吐出部を含むオ
イルポンプ全体の組立作業が容易化され組立工数が低減
される。
【0039】また、従来技術のように吐出管を設けるこ
となく、2つの吐出通路の出口開口部分をポンプケース
の相手方ケース部の内部に埋め込んで該ケース部内の集
合吐出路に直接開口しているので、前記ケース部のポン
プ取付面からのオイルポンプの突出長さが従来技術より
も大幅に減少し、該オイルポンプが小形コンパクト化さ
れ、該オイルポンプの端面で決まるエンジン等の機器の
全長も短縮される。また前記2つの吐出通路及び集合吐
出路からなる吐出通路がケース部の内部に形成されてい
るので、吐出通路からのオイルの漏洩の発生が防止され
る。
【0040】また、請求項2のように構成すれば、吸入
ダクト部の取付面とポンプケース取付フランジの取付面
とを同一平面上に形成しているので、ポンプケースの前
記機器のケース部への取付部の機械加工が簡単になると
ともに、ポンプケースと前記ケース部との取付面におけ
る流体シール性も向上する。
【0041】さらに請求項4、6のように構成すれば、
オイルポンプの回転軸心線の下側に形成される吸入通路
と吐出通路とは交叉することなく、潤滑油の流れに沿っ
て同一方向に向いた滑らかな流路形状となる。これによ
り、鋳物の形状が簡単となって中子の数も最少限で済
み、鋳造工数が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るエンジンの潤滑装置に
おける三連式オイルポ ンプの正面形状を示す要部断面
構成図である。
【図2】 図1のA―A線断面図である。
【図3】 前記実施例におけるエンジン前端部のオイル
ポンプ周り補機配置の模式図である。
【図4】 従来技術を示す図1対応図である。
【図5】 図4のB―B線断面図である。
【図6】 従来技術を示す図3対応図である。
【符号の説明】
1 ポンプケース 1a、1c取付面 1b 吸入ダクト部 1d 取付フランジ 2a、2b、2c ポンプギヤ 2d 回転軸心線 3 吸入口 4 第1吸入通路 5 第2吸入通路 6 第1吐出通路 7 第2吐出通路 8 集合吐出路 10a、10b、10c ポンプ軸 11 駆動ギヤ 13 ギヤケース 13a ポンプ取付面 14 ポンプカバー 100 オイルポンプ 101 エンジン 101a 前端部 102 オイルクーラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼田 明 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社汎用機・特車事業本部内 Fターム(参考) 3G013 BB04 BB18 BD10 DA05 DA15 3H041 AA02 BB02 CC15 CC20 DD01 DD12 DD13 DD38 3H044 AA02 BB02 BB08 CC14 CC19 DD01 DD12 DD13 DD28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプケース内に回転自在に並設された
    3個のポンプギヤの回転により2つの吸入通路から吸入
    された潤滑油を2つの吐出通路に送出するように構成さ
    れた三連式オイルポンプを備えた潤滑装置において、エ
    ンジンのギヤケース等の、前記オイルポンプからの潤滑
    油が供給される機器のケース部に前記ポンプケースの少
    なくとも前記吐出通路の出口開口部分を埋め込み該吐出
    通路を前記ケース部内に直接開口させて、該ケース部に
    前記ポンプケースを固定するとともに、前記吸入通路が
    形成される前記ポンプケースの吸入ダクト部を前記機器
    のケース部に直接固定してなることを特徴とする三連式
    オイルポンプを備えた潤滑装置。
  2. 【請求項2】 前記ポンプケースに形成された前記機器
    のケース部への取付フランジの取付面と、前記吸入ダク
    ト部に形成されたケース部への取付フランジの取付面と
    を同一平面上に形成してなることを特徴とする請求項1
    記載の三連式オイルポンプを備えた潤滑装置。
  3. 【請求項3】 前記機器のケース部の内部に前記2つの
    吐出通路に接続される集合吐出路を形成し、該集合吐出
    路の出口端をオイルクーラ(潤滑油冷却器)に接続して
    なることを特徴とする請求項1記載の三連式オイルポン
    プを備えた潤滑装置。
  4. 【請求項4】 ポンプケースを鋳造品で構成し、前記2
    つの吸入通路及び2つの吐出通路の夫々を前記ポンプギ
    ヤの回転軸心線に対して上下に1つずつ配置するととも
    に、前記2つの吸入通路及び前記吐出通路の1つを前記
    ポンプギヤの歯幅に直角方向において同一断面位置に配
    置し他の吐出通路を前記2つの吸入通路及び吐出通路の
    1つとは前記歯幅方向にずらして配置し、前記4つの通
    路がポンプケース内において交叉しないように構成して
    なることを特徴とする請求項1記載の三連式オイルポン
    プを備えた潤滑装置。
  5. 【請求項5】 ポンプケース内に回転自在に並設された
    3個のポンプギヤの回転により2つの吸入通路から吸入
    された潤滑油を2つの吐出通路に送出するように構成さ
    れてなる三連式オイルポンプを備えた潤滑装置の製造方
    法において、前記ポンプケースを、前記2つの吐出通路
    及びこれの出口開口部分と前記2つの吸入通路と該吸入
    通路に接続される吸入ダクト部とを一体に形成した鋳造
    品で製作し、次いで該ポンプケース内に前記3個のポン
    プギヤを含む内部構成部品を組み込んでオイルポンプ組
    立品を製作し、該オイルポンプ組立品を前記オイルポン
    プからの潤滑油が供給される機器のケース部の取付面
    に、前記ポンプケースの少なくとも前記吐出通路の開口
    部分を埋め込み該吐出通路を前記ケース部内に直接開口
    させて固定するとともに前記吸入通路が形成されるポン
    プケースの吸入ダクト部を前記ケース部取付面に直接固
    定することを特徴とする三連式オイルポンプを備えた潤
    滑装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記ポンプケースの鋳造にあたり、該ポ
    ンプケースの鋳型を、前記2つの吸入通路及び2つの吐
    出通路の夫々が前記ポンプギヤの回転軸心線に対して上
    下に1つずつ配置されるとともに、前記2つの吸入通路
    及び前記吐出通路の1つが前記ポンプギヤの歯幅に直角
    方向において同一断面位置に配置され他の吐出通路が前
    記2つの吸入通路及び吐出通路の1つとは前記歯幅方向
    にずらして配置されるようにして、前記4つの通路がポ
    ンプケース内において交叉しないように形成することを
    特徴とする請求項5記載の三連式オイルポンプを備えた
    潤滑装置の製造方法。
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