JP2002265778A - 蓋用密封材、蓋密封材形成用組成物及びそれを用いた密封材付き蓋の製造方法 - Google Patents

蓋用密封材、蓋密封材形成用組成物及びそれを用いた密封材付き蓋の製造方法

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JP2002265778A
JP2002265778A JP2001066481A JP2001066481A JP2002265778A JP 2002265778 A JP2002265778 A JP 2002265778A JP 2001066481 A JP2001066481 A JP 2001066481A JP 2001066481 A JP2001066481 A JP 2001066481A JP 2002265778 A JP2002265778 A JP 2002265778A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開封作業を軽い力で行うことの出来るにもか
かわらず、密閉性に優れた蓋用密封材を提供し、また、
主剤/硬化剤の二液配合設備を使用することができ、更
に、ブロック有機イソシアネートを使用した場合には一
液化することもできる蓋密封材形成用組成物、及びそれ
を用いた密封材付き蓋の製造方法を提供する。 【解決手段】 (a1)ブロック化していてもよい有機
イソシアネート、(a2)活性水素基含有化合物、
(B)無機粉末、(C)有機滑剤及び(D)金属石鹸か
らなる蓋用密封材形成用組成物、及びそれを用いた密封
材付き蓋の製造方法である。また、(A)ポリウレタン
樹脂、(B)無機粉末、(C)有機滑剤及び(D)金属
石鹸からなる蓋用密封材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体との分離
性能に優れた蓋用密封材、蓋密封材形成用組成物及びそ
れを用いた密封材付き蓋の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリウレタンエラストマーは、高い引張
り強度、耐疲労性、良好な低温柔軟性、耐摩耗性などの
優れた物理的性質を有しているため、ロール類、パッキ
ン類、各種機械部品、自動車部品、電子機器部品等の材
料として広く使用されている。
【0003】一般に、ポリウレタンエラストマーを製造
する方法としては、例えば、高分子ポリヒドロキシル化
合物及び鎖延長剤として低分子ポリヒドロキシル化合物
と、有機ジイソシアネート化合物とを触媒の存在下又は
不存在下で反応させる方法が知られている。そして、こ
の方法には大別して二つあり、前記3成分を同時に注
形、反応を行うワンショット法と、あらかじめ高分子ポ
リヒドロキシル化合物と有機ジイソシアネート化合物と
を反応させて得られるイソシアネート基末端ウレタンプ
レポリマーを主剤として、これに低分子ポリヒドロキシ
ル化合物を架橋反応させるプレポリマー法とに分けるこ
とができる。このプレポリマー法によるポリウレタンエ
ラストマーの製造方法として、例えば特開昭63−86
85号公報には、ポリエステルポリオールとジフェニル
メタンジイソシアネートとからなるイソシアネート基末
端ウレタンプレポリマーを主剤として、これに1,4−
ブタンジオールとトリメチロールプロパンとからなる混
合物を架橋剤として、140℃で反応させて硬度78〜
80(JIS A)のポリウレタンエラストマーを得る
方法が記載されている。この方法により得られるポリウ
レタンエラストマーは機械的強度に優れており、特に電
子写真複写機用クリーニング部材としてバランスが良
い。
【0004】ポリウレタン樹脂をペール缶やオープンド
ラム等の容器蓋用密封材に用いた例としては、特開昭6
1−9481号公報に記載された技術がある。この技術
は、ポリウレタンプレポリマーを主成分とする第一液
と、ポリオールを主成分とする第二液とからなり、この
二液の混合の際に、0〜60℃の温度範囲における混合
物の粘度を200〜20000mPa・sに調整したも
のである。
【0005】このような二液を用いた注型操作では、主
剤成分を入れるタンクと硬化剤成分を入れるタンクを用
意し、それぞれのタンクより、一定の配合比率になるよ
うに定量ポンプにて混合装置へ送液する。機械的攪拌又
は高圧衝突方式により二液を混合したのち、金型に注型
し、一定時間熱処理して、エラストマー成型品を得てい
る。
【0006】機械的攪拌は、一般に常圧で行われるの
で、金型に流し込む際、流動時間が必要であり、硬化時
間を短縮しようとするには限界があった。また、高圧衝
突混合方式では、能力のある高圧ポンプと密閉性のよい
金型が必要であった。
【0007】特開昭61−9481号公報に記載のよう
な二液型組成物であっても、ブロックイソシアネートと
ポリヒドロキシル化合物からなる一液型組成物であって
も、一般的にポリウレタンエラストマーは滑り性能に劣
る高分子材料である。蓋用密封材としてポリウレタンエ
ラストマーを使用した場合、密封剤と容器本体の口が付
着しやすく、蓋が開けにくいという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、開封
作業を軽い力で行うことが出来るにもかかわらず、密閉
性に優れた蓋用密封材を提供することにある。また、本
発明の他の目的は、主剤/硬化剤の二液配合設備を使用
することができ、また、ブロック有機イソシアネートを
使用した場合には一液化することもできる蓋密封材形成
用組成物、及びそれを用いた密封材付き蓋の製造方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、下記の成分(A)、(B)、(C)及
び(D)からなること、を特徴とする蓋用密封材であ
る。 (A)ポリウレタン樹脂 (B)無機粉末 (C)有機滑剤 (D)金属石鹸
【0010】また本発明は、下記の成分(a1)、(a
2)、(B)、(C)及び(D)を含有すること、を特
徴とする蓋密封材形成用組成物である。 (a1)ブロック化していてもよい有機イソシアネート (a2)活性水素基含有化合物 (B)無機粉末 (C)有機滑剤 (D)金属石鹸
【0011】更に本発明は、前記蓋密封材形成用組成物
を蓋内にライニングし、次いで加熱し反応させて蓋用密
封材を製造し、該蓋用密封材と蓋とを一体化させるこ
と、を特徴とする密封材付き蓋の製造方法である。
【0012】また更に本発明は、(a2)活性水素基含
有化合物に(B)無機粉末を混合分散した後、この中に
(C)有機滑剤と(D)金属石鹸と(a1)ブロック化
していてもよい有機イソシアネートとを添加し混合して
分散液を調製し、次いで該分散液を蓋の溝内にライニン
グし、180℃〜260℃で40〜240秒間加熱し反
応させて蓋用密封材を製造し、該蓋用密封材と一体化さ
せること、を特徴とする密封材付き蓋の製造方法であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳しく説明する。
本発明に使用される(A)ポリウレタン樹脂は、(a
1)ブロック化していてもよい有機イソシアネートと
(a2)活性水素基含有化合物とを反応させて得られ
る。
【0014】(a1)有機イソシアネートとしては、例
えば、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ポリイソシア
ネート、脂環族ポリイソシアネート、これらの変性体、
また、これらをブロック化したポリイソシアネートが挙
げられる。これらは単独であるいは2種類以上を混合し
て使用することができる。これらの化合物の平均官能基
数は、2〜3が好ましい。
【0015】具体的には、2,4−トリレンジイソシア
ネート、2,6−トリレンジイソシアネート、キシリレ
ン−1,4−ジイソシアネート、キシリレン−1,3−
ジイソシアネート、キシリレン−1,2−ジイソシアネ
ート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、
2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,
2′−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4′−
ジフェニルエーテルジイソシアネート、2−ニトロジフ
ェニル−4,4′−ジイソシアネート、2,2′−ジフ
ェニルプロパン−4,4′−ジイソシアネート、3,
3′−ジメチルジフェニルメタン−4,4′−ジイソシ
アネート、4,4′−ジフェニルプロパンジイソシアネ
ート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレ
ンジイソシアネート、ナフチレン−1,4−ジイソシア
ネート、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、3,
3′−ジメトキシジフェニル−4,4′−ジイソシアネ
ート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート等の芳
香族ジイソシアネート、また、テトラメチレンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(以下HD
Iと略す)、3−メチル−1,5−ペンタンジイソシア
ネート、リジンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシア
ネート、また、水素添加トリレンジイソシアネート、水
素添加キシリレンジイソシアネート、水素添加ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、水素添加テトラメチルキシ
リレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート
等の脂環族ジイソシアネート、更に、これら有機ジイソ
シアネートのウレタン変性体、アロファネート変性体、
ウレア変性体、ビウレット変性体、カルボジイミド変性
体、ウレトンイミン変性体、ウレトジオン変性体、イソ
シアヌレート変性体等を挙げることができ、このうち耐
候性の点から、脂肪族ジイソシアネートが好ましい。
【0016】更に具体的には、これらの有機イソシアネ
ートと後述する活性水素基含有化合物とを反応させて得
られるイソシアネート基末端プレポリマーが好適に例示
される。イソシアネート基末端プレポリマーは、例え
ば、過剰の有機イソシアネート中に活性水素基含有化合
物を添加し、80〜90℃で1〜2時間反応させること
により得ることができる。このプレポリマーのイソシア
ネート基含有量としては、1〜20質量%、更には2〜
10質量%が好ましい。
【0017】また、前記の有機イソシアネートにブロッ
ク化剤を反応させて得られるブロックポリイソシアネー
トも好適に例示され、これは一液化して使用することが
可能となるため、密封剤の製造上有利である。ブロック
化に使用される有機イソシアネートとしては、前記の各
化合物を挙げることができるが、このうち、2,4−及
び2,6−トリレンジイソシアネート(以下TDIと略
す)の混合物、ジフェニルメタンジイソシアネート、カ
ルボジイミド化ジフェニルメタンジイソシアネートが好
ましい。ブロック化に使用されるブロック化剤として
は、ε−カプロラクタム、メチルエチルケトンオキシ
ム、アセト酢酸エチル等を挙げることができる。ブロッ
ク化は、有機イソシアネートと同モル又はわずかに過剰
量のブロック化剤を使用して行うのが好ましい。ブロッ
クされた有機イソシアネートは、取り扱いやすさの点か
ら、80℃以下で液状であることが好ましい。
【0018】本発明に使用される(a2)活性水素基含
有化合物としては、高分子ポリオール、低分子ポリオー
ル、ポリアミン、アミノアルコール等を挙げることがで
きる。これらは単独であるいは2種以上を混合して使用
することができ、このうち、低分子活性水素基含有化合
物単独又はこれと高分子ポリオールとの混合物が好まし
い。これらの化合物の数平均分子量は62〜12,00
0の範囲が好ましく、平均官能基数は2〜3が好まし
い。
【0019】高分子ポリオールとしては、アジペート系
ポリオール、ラクトン系ポリオール、カーボネート系ポ
リオール、エーテル系ポリオール等を挙げることができ
る。このうち、好ましい高分子ポリオールはエーテル系
ポリオールであり、更に好ましい具体例として、ポリオ
キシアルキレンポリオールを挙げることができる。この
ポリオールは、2〜4官能の低分子活性水素基含有化合
物を開始剤として、エチレンオキサイドやプロピレンオ
キサイド等のアルキレンオキサイドを付加させた、数平
均分子量500〜10,000のものが好ましい。ま
た、更に具体的にはポリテトラメチレンエーテルグリコ
ールが好ましい。
【0020】低分子ポリオールとは数平均分子量500
未満のポリオールであり、例えば、エチレングリコー
ル、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオ
ール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール(以下1,4−BGと略
す)、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、1,8−オクタンジオール、1,
9−ノナンジオール、ジエチレングリコール、シクロヘ
キサン−1,4−ジオール、シクロヘキサン−1,4−
ジメタノール、ジメチロールヘプタン、ダイマー酸ジオ
ール、トリメチロールプロパン(以下TMPと略す)、
グリセリン、ヘキサントリオール、クオドロール、ある
いはビスフェノールA、水素添加ビスフェノールA及び
これらのエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイド
付加物等を挙げることができる。更に、N,N,N′,
N′−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチレン
ジアミンも挙げられる。
【0021】ポリアミンとしては、3,3′−ジメチル
−4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメタン、3−ア
ミノ−1−シクロヘキシルアミノプロパン、イソホロン
ジアミン、1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサ
ン等の数平均分子量500未満の低分子ポリアミンや、
数平均分子量500以上の高分子ポリアミンを挙げるこ
とができる。数平均分子量500以上の高分子ポリアミ
ンとしては、例えば、ポリエーテルポリオールの末端水
酸基をアミノ基に変換したポリオキシアルキレンポリア
ミンを挙げることができ、具体的には、数平均分子量
1,000〜5,000、アミノ官能基数2〜3のもの
がハンツマン社から入手できる。ハードセグメントを構
成する低分子ポリアミンとしては、イソシアネート基と
の反応性がやや小さいものがよい。低分子ポリアミンの
アミノ基としては、反応性の面から、芳香環についたも
ので、芳香環の隣接位置にアルキル基があるものや芳香
環についた2級アミノ基が好ましい。イソシアネート基
との反応性が大きすぎる脂肪族1級ジアミンでは、高分
子化したエラストマーを得ることが難しい。
【0022】アミノアルコールとしては、モノエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン等を挙げることができ
る。
【0023】水酸基とアミノ基では、イソシアネート基
との反応性が極端に異なり、アミノ基が先に反応して、
水酸基が未反応となりやすいので、分子量が伸びず、得
られる樹脂は機械強度の劣ったものができやすい。その
ため、ポリオールとポリアミンとの併用系では、反応バ
ランスを考慮して配合する必要があり、高分子ポリオー
ルは、イソシアネート末端プレポリマーに組み込み、高
分子化合物はアミノ基末端とすることが好ましい。ま
た、低分子ポリオールとしては、3級アミノ基を有する
ヒドロキシル基末端化合物を用いることが好ましい。
【0024】本発明において、(a1)ブロック化して
いてもよい有機イソシアネートと(a2)活性水素基含
有化合物とを反応させてポリウレタン樹脂を合成するに
際し、(a1)ブロック化していてもよい有機イソシア
ネートは(a2)活性水素基含有化合物に対し、該活性
水素原子1モル当たりの(潜在)イソシアネート基のモ
ル数が0.9〜1.5モルとなる割合で使用するのが好
ましく、1.00〜1.10モル程度となる割合で使用
することが更に好ましい。本発明におけるポリウレタン
樹脂の合成方法としては、公知のウレタン化反応技術の
いずれも使用でき、プレポリマー法、ワンショット法の
いずれであってもよい。
【0025】本発明に使用される(B)無機粉末として
は、例えば、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化マグ
ネシウム、酸化チタン、酸化カルシウム、クレー、ケイ
ソウ土、シリカ、塩化亜鉛、酸化亜鉛、及びこれらの2
種以上の混合物を挙げることができる。これらは平均粒
径40μm以下のものが好ましい。
【0026】本発明に使用される(C)有機滑剤として
は、有機脂肪酸系滑剤を好適に例示することができ、具
体的には例えば、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステルなどの脂肪酸エステ
ルや、オレイン酸アミドなどの脂肪酸アミド、及びこれ
らの2種以上の混合物を挙げることができる。
【0027】本発明に使用される(D)金属石鹸とは、
有機脂肪酸の金属塩であり、例えば、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ラウリン酸亜鉛、ラウ
リン酸カルシウム、及びこれらの2種以上の混合物を挙
げることができる。
【0028】本発明においては更に、熱分解型の発泡剤
を併用することが好ましい。引張り強さの向上を目指し
て、ウレタン基やウレア基からなるハードセグメント量
を増やすと、それにつれて樹脂は硬くなる。無発泡では
硬すぎて密封材として使用できない組成でも、発泡した
樹脂では柔らかくなるので、密封材として利用できるよ
うになる。熱分解型発泡剤の添加量は、目的とする硬さ
や比重、その他物性のバランスを考慮して決定される。
添加量が多くなればなるほど、発泡倍率が大きくなり、
比重は小さくなる。それにつれて柔らかくなるが、圧縮
永久歪み等は逆に悪化する。熱分解型発泡剤としては、
例えば、炭酸ナトリウム系、ヒドラジン系、ニトロソ
系、アゾ系等の各化合物、及びこれらの2種以上の混合
物を挙げることができる。好ましい熱分解型発泡剤はア
ゾ系化合物であり、更に具体的には、アソビスイソブチ
ロニトリル、アゾジカーボンアミド等を挙げることがで
きる。
【0029】また、本発明においては触媒を併用するこ
ともでき、具体的には、ジブチルチンジラウレート、ジ
オクチルチンジラウレート、トリエチルアミン、ネオデ
カン酸ビスマス、ジアザビシクロウンデセン等の公知の
ウレタン化触媒を挙げることができる。ブロックした有
機イソシアネートを本発明の(a1)成分として用い、
極めて反応性の早いポリアミンを(a2)成分として用
いる場合には、触媒を使用する必要性はほとんど無い。
【0030】更に、本発明においては公知の各種添加剤
を併用することができる。添加剤としては例えば、密封
材の着色を目的とした染料、顔料や、密封材の保形性及
び曲げ強度の向上を目的としたガラス繊維等の無機フィ
ラーや、難燃性向上剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光
安定剤、電気絶縁性向上剤、防かび剤等を挙げることが
できる。
【0031】本発明において、(A)ポリウレタン樹脂
100質量部に対して、(B)無機粉末は2〜40質量
部、(C)有機滑剤は0.5〜5質量部、(D)金属石
鹸は0.5〜5質量部、そして熱分解型発泡剤は4質量
部以下であることが好ましく、更に触媒は150ppm
以下であることが好ましい。
【0032】本発明の密封材付き蓋の製造は、(a1)
ブロック化していてもよい有機イソシアネート、(a
2)活性水素基含有化合物、(B)無機粉末、(C)有
機滑剤及び(D)金属石鹸を含有する蓋密封材形成用組
成物を蓋内にライニングし、次いで加熱し反応させて蓋
用密封材を製造し、蓋用密封材と蓋とを一体化させるこ
とにより行なう。具体的には例えば、まず、(a2)活
性水素基含有化合物に(B)無機粉末を混合分散した
後、この中に(C)有機滑剤と(D)金属石鹸と(a
1)ブロック化していてもよい有機イソシアネートとを
添加し混合して分散液を調製するのが好ましい。次い
で、この分散液は蓋の溝内にライニングし、好ましくは
180℃〜260℃で40〜240秒間加熱し反応させ
て、密封材と蓋とを一体化させる。本発明の組成物は一
液或いは二液として使用することができるが、主剤と硬
化剤とからなる二液の組成物の場合は、混合操作及び混
合後のポットライフ時間内で蓋の溝内にライニングする
必要がある。本発明の(a1)有機イソシアネートがブ
ロックイソシアネートである場合、容量の小さな吐出機
や手作業でのライニングも可能であるが、加熱によりブ
ロック剤がはずれて硬化反応するので、注入物を急激に
昇温できる金型や装置を使用するのが好ましい。薄い金
型を高温のオーブンに入れる方法や金型を熱媒で急激に
加熱し、硬化した後に急冷して型から取り出す等の方法
が採用できる。そのため、成形される密封材は、熱伝導
により内部が分解温度以上になる必要があるため、0.
1〜10mm、更には1〜7mmの厚みであることが好
ましい。また、離型剤を使用すれば硬化樹脂組成物のみ
からなる密封材が得られ、離型剤を用いない溝付きの蓋
を用いれば、蓋と硬化樹脂組成物が一体化した密封材付
きの蓋が得られる。
【0033】
【実施例】以下に、実施例及び比較例により本発明を更
に詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定し
て解釈されるものではない。
【0034】使用した原料について下記に示す。 PTG−1000SN:ポリテトラメチレンエーテルグリコール、 保土谷化学工業(株)製 1,4−BG:1,4−ブタンジオール TMP:トリメチロールプロパン ニップジェルAZ200:粉末シリカ、 平均粒径2.5μm、 日本シリカ(株)製 C−2532:TDI系ブロックイソシアネート、 潜在イソシアネート平均官能基数=2、 潜在イソシアネート基含有量=4.1%、 日本ポリウレタン工業(株)製 C−2094:HDI系プレポリマー ラロミンC−260:アミン化合物、 官能基数2、 分子量238、 BASF製 THPEA:N,N,N′,N′−テトラキス(2−ヒドロキシプロピル)エチ レンジアミン 熱分解型発泡剤:アゾジカーボンアミド ダイヤミッドO200:オレイン酸アミド、 日本化成(株)製 リケマールL−250A:ソルビタン脂肪酸エステル
【0035】実施例1 ラロミンC−260を5.8gと、THPEAを3.3
gと、C−2532を100g混合した後、更に、熱分
解発泡剤を2gと、酸化亜鉛を0.5gと、ステアリン
酸亜鉛を3gと、ダイヤミッド0200を3g加えて均
一に混合した。次いで、この中に、炭酸カルシウムを2
gと、ニップジェルAZ200を2g加えて、均一に分
散されるまで攪拌した。更に、この混合分散液を減圧し
て気泡を除去した後、深さ7mm、幅8.5mm、外円
周940mmの溝(シール部)を有する金属ペール缶の
蓋の溝内に、発泡後の厚みが7mmになるように、蓋を
回転させながら前記混合分散液を流し込んだ。蓋が1周
したところで吐出を終了した。吐出の終了した蓋を20
0℃の加熱炉に3分間入れ、蓋に密封材が一体化成形さ
れた金属ペール缶の蓋を得た。成形密封材の肉厚は平均
化されたものであった。また、液切れが良く、溝以外へ
の樹脂の付着は無かった。この金属ペール缶の密封材付
き蓋について、漏れ性試験を行った。また、蓋の溝に離
型剤を塗り、上記と同様にして物性測定用の密封材を得
て、JIS K7312に準拠してその物性を測定し
た。これらの結果を表1に示す。
【0036】実施例2 THPEAを7gと、C−2532を100g混合した
後、更に、熱分解発泡剤を2gと、酸化亜鉛を0.5g
と、ステアリン酸亜鉛を3gと、リケマールL−250
Aを3g加えて均一に混合した。次いで、この中に、炭
酸カルシウムを4g加えて、均一に分散されるまで攪拌
した。更に、この混合分散液を用いて実施例1と同様に
して、蓋に密封材が一体化成形された金属ペール缶の蓋
を得た。成形密封材の肉厚は平均化されたものであっ
た。また、液切れが良く、溝以外への樹脂の付着は無か
った。この金属ペール缶の密封材付き蓋について、漏れ
性試験を行った。また、蓋の溝に離型剤を塗り、上記と
同様にして物性測定用の密封材を得て、JIS K73
12に準拠してその物性を測定した。これらの結果を表
1に示す。
【0037】実施例3 TMPを2.2gと、ラロミンC−260を6.0g
と、C−2532を100g混合した後、更に、熱分解
発泡剤を2gと、酸化亜鉛を0.5gと、ステアリン酸
亜鉛を3gと、ダイヤミッド0200を1.5gと、リ
ケマールL−250Aを1.5g加えて均一に混合し
た。次いで、この中に、炭酸カルシウムを4g加え、各
粉末が均一に分散されるまで攪拌した。更に、この混合
分散液を用いて実施例1と同様にして、蓋に密封材が一
体化成形された金属ペール缶の蓋を得た。成形密封剤の
肉厚は平均化されたものであった。また、液切れが良
く、溝以外への樹脂の付着は無かった。この金属ペール
缶の密封材付き蓋について、漏れ性試験を行った。ま
た、蓋の溝に離型剤を塗り、上記と同様にして物性測定
用の密封材を得て、JIS K7312に準拠してその
物性を測定した。これらの結果を表1に示す。
【0038】実施例4 PTG−1000SNを80gと、TMPを6gと、
1,4−BGを4g加えて攪拌混合したのち、更に、酸
化カルシウムを16gと、酸化チタンを4gと、ダイヤ
ミッドO200を1.5gと、ステアリン酸亜鉛を1.
5gと、C−2094を97g加えて均一に混合攪拌し
た。次いで、この混合分散液を用いて実施例1と同様に
して、蓋に密封材が一体化成形された金属ペール缶の蓋
を得た。成形密封材の肉厚は平均化されたものであっ
た。また、液切れが良く、溝以外への樹脂の付着は無か
った。この金属ペール缶の密封材付き蓋について、漏れ
性試験を行った。また、蓋の溝に離型剤を塗り、上記と
同様にして物性測定用の密封材を得て、JIS K73
12に準拠してその物性を測定した。これらの結果を表
1に示す。
【0039】実施例5 PTG−1000SNを80gと、TMPを6gと、
1,4−BGを4g加えて攪拌混合したのち、更に、酸
化カルシウムを8gと、炭酸カルシウムを8gと、酸化
チタンを4gと、ダイヤミッドO200を1.5gと、
リケマールL−250Aを1.5gと、ステアリン酸亜
鉛を1.5gと、C−2094を97g加えて均一に攪
拌混合した。次いで、この混合分散液を用いて実施例1
と同様にして、蓋に密封材が一体化成形された金属ペー
ル缶の蓋を得た。成形密封材の肉厚は平均化されたもの
であった。また、液切れが良く、溝以外への樹脂の付着
は無かった。この金属ペール缶の密封材付き蓋につい
て、漏れ性試験を行った。また、蓋の溝に離型剤を塗
り、上記と同様にして物性測定用の密封材を得て、JI
S K7312に準拠してその物性を測定した。これら
の結果を表1に示す。
【0040】比較例1 ラロミンC−260を5.8gと、THPEAを3.3
gと、C−2532を100g混合した後、更に、熱分
解発泡剤を2gと、酸化亜鉛を0.5gと、ダイヤミッ
ド0200を3g加えて均一に混合した。次いで、炭酸
カルシウムを2gと、ニップジェルAZ200を2g加
えて、均一に攪拌混合した。次いで、この混合分散液を
用いて実施例1と同様にして、蓋に密封材が一体化成形
された金属ペール缶の蓋を得た。成形密封材の肉厚は平
均化されたものであった。また、液切れが良く、溝以外
への樹脂の付着は無かった。この金属ペール缶の密封材
付き蓋について、漏れ性試験を行った。また、蓋の溝に
離型剤を塗り、上記と同様にして物性測定用の密封材を
得て、JIS K7312に準拠してその物性を測定し
た。これらの結果を表1に示す。
【0041】比較例2 ラロミンC−260を5.8gと、THPEAを3.3
gと、C−2532を100g混合した後、更に、熱分
解発泡剤を2gと、酸化亜鉛を0.5gと、ステアリン
酸亜鉛を3g加えて均一に混合した。次いで、炭酸カル
シウムを2gと、ニップジェルAZ200を2g加え
て、均一に攪拌混合した。次いで、この混合分散液を用
いて実施例1と同様にして、蓋に密封材が一体化成形さ
れた金属ペール缶の蓋を得た。成形密封材の肉厚は平均
化されたものであった。また、液切れが良く、溝以外へ
の樹脂の付着は無かった。この金属ペール缶の密封材付
き蓋について、漏れ性試験を行った。また、蓋の溝に離
型剤を塗り、上記と同様にして物性測定用の密封材を得
て、JIS K7312に準拠してその物性を測定し
た。これらの結果を表1に示す。
【0042】比較例3 ラロミンC−260を5.8gと、THPEAを3.3
gと、C−2532を100g混合した後、更に、熱分
解発泡剤を2gと、ステアリン酸亜鉛を3gと、ダイヤ
ミッド0200を3g加えて均一に混合した。次いで、
この混合分散液を用いて実施例1と同様にして、蓋に密
封材が一体化成形された金属ペール缶の蓋を得た。成形
密封材の肉厚は不均一なものであった。また、液切れが
悪く、溝以外へ樹脂が付着した。この金属ペール缶の密
封材付き蓋について、漏れ性試験を行った。また、蓋の
溝に離型剤を塗り、上記と同様にして物性測定用の密封
材を得て、JIS K7312に準拠してその物性を測
定した。これらの結果を表1に示す。
【0043】[ペ−ル缶の漏れ性試験]製造したペール
缶内に表2に記載した試験液体をその1/2量充填し、
ペール缶を横倒しにして、雰囲気温度50℃で1ヶ月間
放置し、試験液体の漏れを確認した。1品種の試験液体
に対し10缶の試験ペール缶を使用し、漏れた缶がある
かどうかを観察した。この結果を表2に示す。 評価基準 ○:液漏れした缶なし ×:液漏れした缶あり
【0044】[蓋の開封性]製造したペール缶にはなに
も詰めないで栓をし、蓋の上に50kgの荷重を掛けて
雰囲気温度50℃で1カ月間放置した後、蓋のみをその
まま持ち上げてその開封性を観察した。この結果を表3
に示す。 評価基準; ○:蓋は缶本体の口から容易に離脱できる。 △:蓋を缶本体の口から離脱させるのに抵抗がある。 ×:蓋を缶本体の口から離脱させるのが困難である。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の蓋用密封材
は、容器接触部との分離性能が優れているため、開封作
業を軽い力で行うことができ、しかも密閉性に優れてい
る。また、本発明の蓋密封材形成用組成物及び密封材付
き蓋の製造方法には、主剤/硬化剤の二液配合設備を使
用することができ、また、ブロック有機イソシアネート
を使用した場合には一液化することもできるため、1液
システム、2液システムのいずれも採用することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 3/10 C09K 3/10 Q Z Fターム(参考) 3E084 HA02 HB03 HC06 HD01 4H017 AA04 AA22 AA24 AA31 AA39 AB03 AD02 AE04 4J002 CK021 CK031 CK041 CK051 DD076 DE086 DE096 DE106 DE136 DE236 DG046 DJ006 DJ016 DJ036 EG038 EG048 EH047 EH057 EP017 FD016 FD177 FD320 GG01 GJ02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の成分(A)、(B)、(C)及び
    (D)からなること、を特徴とする蓋用密封材。 (A)ポリウレタン樹脂 (B)無機粉末 (C)有機滑剤 (D)金属石鹸
  2. 【請求項2】 下記の成分(a1)、(a2)、
    (B)、(C)及び(D)を含有すること、を特徴とす
    る蓋密封材形成用組成物。 (a1)ブロック化していてもよい有機イソシアネート (a2)活性水素基含有化合物 (B)無機粉末 (C)有機滑剤 (D)金属石鹸
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の蓋密封材形成用組成物
    を蓋内にライニングし、次いで加熱し反応させて蓋用密
    封材を製造し、該蓋用密封材と蓋とを一体化させるこ
    と、を特徴とする密封材付き蓋の製造方法。
  4. 【請求項4】 (a2)活性水素基含有化合物に(B)
    無機粉末を混合分散した後、この中に(C)有機滑剤と
    (D)金属石鹸と(a1)ブロック化していてもよい有
    機イソシアネートとを添加し混合して分散液を調製し、
    次いで該分散液を蓋の溝内にライニングし、180℃〜
    260℃で40〜240秒間加熱し反応させて蓋用密封
    材を製造し、該蓋用密封材と蓋とを一体化させること、
    を特徴とする密封材付き蓋の製造方法。
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