JP2002265046A - 粉粒体気力輸送用二重構造ホッパー - Google Patents
粉粒体気力輸送用二重構造ホッパーInfo
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Abstract
が低下を防止し、設備を小型化簡素化すること。 【解決手段】粉粒体貯留容器7を経てロータリーバルブ
8から間欠的に供給される粉粒体Pは、重力によって下
方に落下し、内筒部3の内部を通過して下方に誘導され
る。一方、入口6から輸送用空気Gが横方向から供給さ
れ、内筒部3の外面に当って流れ方向が垂直下方に変更
され、ホッパー1の下部領域において粉粒体Pと混合
し、空気輸送配管2で輸送される。
Description
する粉粒体気力輸送用二重構造ホッパーに関するもので
ある。詳しくは、輸送途中における乱流の防止に関す
る。
々な発明がなされている。例えば、特開昭63−660
21号の穀物等の空気輸送用混入機は、空気取入管と排
出管との間に、前管と後管とを相互に螺合させて長さ調
整可能にした膨らみ状の滞留室を設け、その前管の内壁
には傾斜壁を形成し、滞留室内にホッパーから伸びて緩
やかに屈曲した導入管を挿入するとともに、その先端部
を傾斜壁に接近させて狭隘なる噴射孔に形成し、かつ、
導入管の屈曲部一部に空気取り入れ管に向けて開口し、
管内に空気流を導入するための分流管を連通させ、空気
取入管と排出管及び導入管との口径をほぼ等しくすると
ともに、前管の内壁と導入管とで挟まれる空間の縦断面
積を空気取入管の縦断面籍とほぼ等しくしたものであ
る。これにより輸送の流れを円滑化し、噴射圧の調整が
可能で、圧力損失が極力少ない混入機としたものであ
る。
発想はホッパーの外部領域の下部に混合機を設けたもの
であり、従来の発想の枠をでたものは皆無であった。即
ち、従来の技術で述べたものにあっては、ホッパーの外
部で処理をしようとするため、空気と粉体の交わる場所
で、乱流が発生しやすく、エネルギーロスが生じ、輸送
効率が低下するとともに、設備が複雑になるとともに大
型になる問題点を有していた。また、低濃度高速空気輸
送には適するが、高濃度低速気力輸送は困難であり適用
範囲が限定されるという欠点もある。本発明は、実用性
に欠ける従来の技術の有するこのような種々の問題点に
鑑みなされたものであり、その目的とするところは、上
述の問題を解決できるものを提供するものである。
は上述の点に鑑みなされたものであり、ホッパーの内部
のスペースを有効に活用しようとする発想に基づくもの
であり、請求項1記載の装置は、粉粒体と輸送用気体の
混合気を、気力輸送配管へ送り込む粉粒体気力輸送用二
重構造ホッパーであって、内筒部と外筒部とを備えた二
重構造部を上部に備え、前記内筒部に粉粒体が供給さ
れ、前記外筒部に輸送用気体が供給され、前記内筒部を
通過した粉粒体は、重力によって前記気力輸送配管に向
かって落下し、前記外筒部に供給された輸送用気体は、
前記気力輸送配管に向かって下向きに供給されることを
特徴とする粉粒体気力輸送用二重構造ホッパーである。
とガスの流れがともに重力方向と同一方向とされること
で、乱流を生じさせることを防止でき、前記課題が好適
に解決できる。
と、該粉粒体貯留容器の下部に配置したロータリーバル
ブ又はスクリューフィーダと、を備え、前記二重構造部
は前記ロータリーバルブ又はスクリューフィーダの出口
に接続され、前記外筒に気体送り元が接続された請求項
1の粉粒体気力輸送用二重構造ホッパーである請求項2
記載の装置によれば、前記課題を解決できるほか、高濃
度気力輸送にも適用できる。
ルブを備え、粉粒体高濃度気力輸送の送り元に適用され
た請求項1又は2の粉粒体気力輸送用二重構造ホッパー
である。請求項3記載の装置によれば、前記課題を解決
できるほか、高濃度気力輸送にも適用でき、プラグが好
適に形成できる。
気輸送用二重構造ホッパー1について図1〜図4を参照
して説明する。第1実施形態の粉粒体空気輸送用二重構
造ホッパー1は、図1及び図2の通り、粉粒体Pと輸送
用空気Gの混合気を、スムースに空気輸送配管2へ送り
込むものであり、内筒部3と外筒部4とを備えた二重構
造部5を上部に備え、内筒部3に粉粒体Pが供給され、
外筒部4に輸送用空気Gが供給され、内筒部3を通過し
た粉粒体Pは、重力によって空気輸送配管2に向かって
落下し、外筒部4に供給された輸送用空気Gは、空気輸
送配管2に向かって下向きに供給される構造である。外
筒部4の外周には入口6が設置され、圧送式の場合は、
ブロア、コンプレッサ等により輸送用空気Gがホッパー
1の内部へ供給されるようになっている。圧送式に代え
て、吸引式の場合は、入口6は、輸送用空気Gの取入口
としての役目を果たす。内筒部3は筒状に形成され、上
端部は外筒部4の上端部に接続され、上部は閉じた空間
を形成している。また、段付きの角筒形状とされている
が、段付きでなくても例えば傾斜状の筒でも差し支えな
い。外筒部4は筒状に形成され、下方の断面積が絞られ
た、通常のホッパー形状とされている。入口6は内筒部
3に臨む位置に形成されている。また、ホッパー1の上
部に、粉粒体貯留容器7と、粉粒体貯留容器7の下部に
配置したロータリーバルブ8と、を備え、二重構造部5
はロータリーバルブ8の出口9に接続されている。この
ロータリーバルブ8からプラグ状に粉粒体Pが排出され
ることで、ホッパー1は、粉粒体高濃度空気輸送又は粉
粒体低濃度空気輸送の送り元を構成することができる。
なお、ホッパー1は内筒部3、外筒部4共に角型、丸型
どちらでも差し支えない。輸送用空気Gの入口の設置箇
所は、単数でも複数でもよい。ロータリーバルブ8の排
出口は角型でも丸型でも良い。
構造ホッパー1の動作について図1〜図2を参照して説
明する。粉粒体貯留容器7を経てロータリーバルブ8か
ら間欠的に供給される粉粒体Pは、重力によって下方に
落下し、内筒部3の内部を通過して下方に誘導される。
一方、入口6から輸送用空気Gが横方向から供給され、
内筒部3の外面に当って流れ方向が垂直下方に変更さ
れ、ホッパー1の下部領域において粉粒体Pと混合し、
空気輸送配管2で輸送される。高濃度空気輸送の場合、
ホッパー1と粉粒体貯留容器7とロータリーバルブ8と
で高濃度空気輸送のプラグ形成装置を構成できる。
ホッパー1によれば、次の効果を生じる。 (1)粉粒体Pと輸送用空気Gの流れ方向がともに同じ
で、かつ、下方であるので、ホッパー1内で乱流が発生
せず、また、粉粒体Pが一層流動化しやすく、流れがス
ムースである。 (2)ホッパー1内に供給された輸送用空気Gが直接、
粉粒体に当らないので、例えば、粉粒体Pが粒体である
場合、ガスの勢いに乗ってホッパー1の壁面に当たり、
破砕することが皆無か、ほとんどない。 (3)本実施形態の用途としては、高濃度空気輸送以外
にも低濃度空気輸送とか他の用途にも適用可能であり、
適用範囲が広い。
輸送用二重構造ホッパー100は上記のロータリーバル
ブ8に代えてスクリューフィーダ108を採用したもの
であり、同様に効果を達成することができる。なお、対
応する部品番号は100番台とし、説明は援用する。な
お、内筒部103はここでは直管状に形成されている
が、適宜の形状に変更が可能である。なお、ロータリー
バルブやスクリューコンベア以外にフラップ弁、ゲート
弁でも良い。ただ、ロータリーバルブとは限らないが、
ホッパー1,100内部に空気が送り込まれることか
ら、圧力がある以上どうしてもエアロックもしくはダン
パ、ダブルダンバなどの構造は必要である。
207から排出される粉粒体は、入口206から供給さ
れるガスと衝突して、図示の通り、ホッパー201内部
で乱流をおこし、エネルギーロスが生じる。当然、この
乱流に粉粒体ものって流れるわけであり、スムースに粉
粒体が空気輸送配管202に入っていくとは考えられな
い。また、非常にガスの勢いが強いので、例えば米粒な
どに衝突して破損する可能性もあり、商品価値を損なう
おそれがある。
されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない
範囲に於て、改変等を加えることが出来るものであり、
それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれ
ることとなる。例えば、ホッパー1は、上述例に限定さ
れるものではなく、その形状、配置、或いは構造などは
発明の精神を逸脱しない限り適宜の構成を採用できる。
構造ホッパーの正面断面図である。
ーの左側面断面図、(b)は図1のIIB−IIB断面
図である。
構造ホッパーの正面断面図である。
構造ホッパーの側面断面図である。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】粉粒体と輸送用気体の混合気を、気力輸送
配管へ送り込む粉粒体気力輸送用二重構造ホッパーであ
って、 内筒部と外筒部とを備えた二重構造部を上部に備え、前
記内筒部に粉粒体が供給され、前記外筒部に輸送用気体
が供給され、前記内筒部を通過した粉粒体は、重力によ
って前記気力輸送配管に向かって落下し、前記外筒部に
供給された輸送用気体は、前記気力輸送配管に向かって
下向きに供給されることを特徴とする粉粒体気力輸送用
二重構造ホッパー。 - 【請求項2】粉粒体貯留容器と、該粉粒体貯留容器の下
部に配置したロータリーバルブ又はスクリューフィーダ
と、を備え、前記二重構造部は前記ロータリーバルブ又
はスクリューフィーダの出口に接続され、前記外筒に気
体送り元が接続された請求項1の粉粒体気力輸送用二重
構造ホッパー。 - 【請求項3】前記ロータリーバルブを備え、粉粒体高濃
度気力輸送の送り元に適用された請求項1又は2の粉粒
体気力輸送用二重構造ホッパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001067556A JP2002265046A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 粉粒体気力輸送用二重構造ホッパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001067556A JP2002265046A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 粉粒体気力輸送用二重構造ホッパー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002265046A true JP2002265046A (ja) | 2002-09-18 |
Family
ID=18925887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001067556A Pending JP2002265046A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | 粉粒体気力輸送用二重構造ホッパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002265046A (ja) |
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- 2001-03-09 JP JP2001067556A patent/JP2002265046A/ja active Pending
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