JPH0525711Y2 - - Google Patents

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JPH0525711Y2
JPH0525711Y2 JP17388587U JP17388587U JPH0525711Y2 JP H0525711 Y2 JPH0525711 Y2 JP H0525711Y2 JP 17388587 U JP17388587 U JP 17388587U JP 17388587 U JP17388587 U JP 17388587U JP H0525711 Y2 JPH0525711 Y2 JP H0525711Y2
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crushing
crushed
tube
outlet
collision plate
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は粉砕装置に関し、詳しくは高圧ガス等
の被粉砕物搬送媒体と共に流過する被粉砕物を効
率良く且つ能率的に粉砕できる粉砕装置に関す
る。
[従来の技術] 高圧ガス等を被粉砕物の搬送媒体として用いる
従来の粉砕管を有する粉砕装置を使用した場合の
状態図を第3図に示した。
被粉砕物はホツパー1から投入口2を介して、
粉砕管3の管通路5内に導かれ、ここで、のど部
4から先端出口部6方向に流れる高圧ガス流に粉
砕物は乗り、先端出口部6より粉砕室に噴出され
る。そして被粉砕物は衝突板7に衝突し、その衝
撃力で粉砕され、粉砕室の上部に設置された排出
口8から系外に排出される。
[考案が解決しようとする課題] 従来の粉砕管では、管通路の先端出口部6は円
形であつたが、このものでは第3図に示すように
先端出口部6から噴出した被粉砕物は放射線状に
広がり、衝突板に当たる確率が低くなり、衝突板
に当たらずに排出口8から系外に出て行く被粉砕
物が多かつた。また、粉砕管と衝突板の距離が遠
くなる程、被粉砕物が衝突板に当たる確率と衝突
時の粉砕力が低くなり、粉砕効率が極端に低下す
る問題もあつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の問題を解決して、先端出口部
から噴出した被粉砕物が確実に衝突板に当たり、
粉砕効率の低下も起こらず、且つ粉砕操作の許容
範囲の広い粉砕装置を提供することを目的とす
る。
即ち、本考案は、被粉砕物をガス流に乗せて搬
送するための管通路を有し、該管通路の先端出口
部より被粉砕物をガス流と共に粉砕室に噴出させ
るための粉砕管と、 噴出した被粉砕物を粉砕するための該先端出口
部と対向する衝突板と、粉砕された被粉砕物を系
外に排出するための排出出口を粉砕室上部に有す
る粉砕装置において、該粉砕管の管通路の先端出
口部が横方向に広がつている長円状をなしている
ことを特徴とする粉砕装置に関する。
[実施例] 第1図は、本考案の粉砕装置に使用される粉砕
管の一実施例を示し、このうち第1−a図は粉砕
管の側方断面図、第2−b図は粉砕管の上面図、
第1−c図は粉砕管の正面図である。また、第2
図は本実施例の粉砕装置を用いて粉砕を行う場合
の状態を示す図である。
粉砕管13は、順次大径構造の管通路15を有
し、粉砕管の上側には被粉砕物の投入口12が設
けられている。コンプレツサー(図示せず)から
の圧縮気体等のガス流を、のど部14を介して管
通路15内に導き、被粉砕物の投入口12からの
被粉砕物をガス流に乗せて先端出口部16より粉
砕室に噴出させる。
管通路15の先端出口部16は、第1−c図に
示すように、長円状をなしている。こうすること
によつて、第2図に示すように、先端出口部16
から噴出する被粉砕物の流れが、ある一定の幅に
抑えられることになつて、被粉砕物は確実に衝突
板17に衝突する。
被粉砕物及びガス流は、管通路の壁面に沿つて
流れる傾向を有するので、粉砕管の先端出口部が
円形状で口径が大きく且つ排出口が粉砕室上部に
ある場合、先端出口部の上方部分から噴出される
被粉砕物は衝突板に衝突せずにガス流に乗つて排
出口へ排出される傾向がある。これを防止するた
めに、衝突板を大きくしたとしても先端出口部の
上部から噴出され、衝突板に衝突せずに排出口へ
ガス流に乗つて排出される被粉砕物の量を減らす
ことは困難である。また、衝突板と先端出口部の
距離を短くして衝突板に衝突せずに排出される被
粉砕物の量を抑制刷る場合には、先端出口部近傍
の被粉砕物の粉体濃度が高くなり過ぎて、粉砕効
率の低下及び被粉砕物の融着現象が発現しやす
い。
一方、粉砕管の先端出口部の口径を小さくした
場合には、被粉砕物が衝突板に衝突せずに排出口
へ排出される割合を減少させることはできるが、
粉砕処理量が低下してしまう。
これに対して、本考案の粉砕装置では、上述し
た如く、縦方向が狭く横方向に広がつている長円
状の先端出口部を有する粉砕管を具備しているの
で、粉砕処理能力を低下せずに、第2図に示す如
く、上方への被粉砕物の噴出が抑制され、衝突板
に衝突せずに排出口に排出される被粉砕物の量を
減少させることが可能である。
故に粉砕操作の制御性が高く、粉砕操作の許容
範囲の広いものとなる。
衝突により粉砕された被粉砕物は、排出口18
より系外に排出される。
なお、本考案は第1図及び第2図に示したもの
に限定されるものではない。例えば、管通路15
は順次大径構造をなすものでなくても良い。
[考案の効果] 本考案の粉砕装置に使用される粉砕管の管通路
の先端出口部は長円状をなしているため、噴出す
る被粉砕物の流れが一定の幅に抑えられ、衝突板
との距離が遠くなつても効率よく衝突板に衝突
し、粉砕効率の低下が起こらず、粉砕操作の許容
範囲が広くなる。
更に、管通路の先端出口部が横に広がつている
ことと相まつて、粉砕管内への被粉砕物の導入を
従来よりも多量にでき、粉体の供給具合に左右さ
れ難いため、処理能力の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の粉砕装置に使用される粉砕管
の一実施例を示し、このうち第1−a図は粉砕管
の側方断面図、第1−b図は粉砕管の上面図、第
1−c図は粉砕管の正面図である。第2図は本考
案の粉砕装置を用いて粉砕を行う場合の状態を示
す図であり、第3図は従来の粉砕管を有する粉砕
装置を用いた場合の状態図である。 1,11……ホツパー、2,12……投入口、
3,13……粉砕管、4,14……のど部、5,
15……管通路、6,16……先端開口出口部、
7,17……衝突板、8,18……排出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被粉砕物をガス流に乗せて搬送するための管通
    路を有し、該管通路の先端出口部より被粉砕物を
    ガス流と共に粉砕室に噴出させるための粉砕管
    と、 噴出した被粉砕物を粉砕するための該先端出口
    部と対向する衝突板と、粉砕された被粉砕物を系
    外に排出するための排出口を粉砕室上部に有する
    粉砕装置において、該粉砕管の管通路の先端出口
    部が横方向に広がつている長円状をなしているこ
    とを特徴とする粉砕装置。
JP17388587U 1987-11-16 1987-11-16 Expired - Lifetime JPH0525711Y2 (ja)

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JP17388587U JPH0525711Y2 (ja) 1987-11-16 1987-11-16

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JP17388587U JPH0525711Y2 (ja) 1987-11-16 1987-11-16

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JPH0183450U JPH0183450U (ja) 1989-06-02
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011245362A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Aishin Nano Technologies Co Ltd ジェットミル用グライディングノズル、ジェットミル用エジェクターノズル及びそれらを備えたジェットミル

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JPH0183450U (ja) 1989-06-02

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