JPS6317501B2 - - Google Patents

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JPS6317501B2
JPS6317501B2 JP15764184A JP15764184A JPS6317501B2 JP S6317501 B2 JPS6317501 B2 JP S6317501B2 JP 15764184 A JP15764184 A JP 15764184A JP 15764184 A JP15764184 A JP 15764184A JP S6317501 B2 JPS6317501 B2 JP S6317501B2
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JP
Japan
Prior art keywords
chamber
classification
solid
rotating crushing
tube
Prior art date
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Expired
Application number
JP15764184A
Other languages
English (en)
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JPS6135858A (ja
Inventor
Toshiki Akamatsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP15764184A priority Critical patent/JPS6135858A/ja
Publication of JPS6135858A publication Critical patent/JPS6135858A/ja
Publication of JPS6317501B2 publication Critical patent/JPS6317501B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高圧気体を用いて、あらかじめ細粒
子化されている粉粒体を原料として、さらに微細
化された粉体を得る微粉砕機に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
高圧気体、例えば圧縮空気を用いた微粉砕機に
は、特公昭47―4389号公報に示されるような粉砕
室内での高速旋回流中における摩擦粉砕、特開昭
58−137449号報に示されるような対向的に配備さ
れた高圧気体の噴射ノズルによつて高速に粉体同
士を衝突させるもの、あるいは特開昭53−143853
号公報に示されるような高速で傾斜衝突板に衝突
させるもの等があるが、こられの微粉砕機にはい
ずれも問題点が多い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来の旋回摩擦粉砕のみでは、ある程度微
細化された粒子は球形に近い粒子形状を呈して粉
砕しにくく、対向噴射ノズルでは粉砕力が弱く、
微粉細化への限界を生じており、また、衝突粉砕
のみでは微細化された粒子は鋭角部を有する角張
つた粒子形状を呈し、粉粒体での流動性、充填性
などに障害をきたす等の問題点があり、たとえこ
れらを組み合わせたとしても構造的に広いスペー
スを必要とする。
本発明は、これら従来の問題点を解決し、前記
従来の各機能を同時に満足させ、流動性、充填性
の障害を除去することのできる極微粉粒子を安定
して得ることができる微粉砕機を提供しようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記問題点を解決するために、一端
に原料供給口と高圧気体を噴出する原料供給ノズ
ルを隣設開口した固気混合室を形成し、他端に衝
突板を設けかつ高圧気体を噴出する旋回粉砕用ノ
ズルを配設した旋回粉砕室を形成し、これらの固
気混合室と旋回粉砕室とを一端を前記衝突板に対
向させた加速管にて連通し、該加速管外周に整流
ゾーンを介して前記旋回粉砕室と連通する分級室
を形成し、さらに該分級室に前記加速管を囲繞し
て環状の分級板を設けてその内側を排出孔に、外
側を前記固気混合室に連通したことを特徴とする
ものである。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
ると、1は外胴であつて、その一端に固気混合室
2を形成し、この固気混合室2に原料供給口3
と、高圧ヘツダ4に圧縮空気管5を介して連通さ
れて圧縮空気を噴出する原料供給ノズル6が隣設
開口されている。外銅1の他端には、旋回粉砕室
7が形成され、該旋回粉砕室7にはそれぞれ圧縮
空気管8a,8b……8o-1,8oを介して高圧ヘツ
ダ4に連通されて圧縮空気を噴出する旋回粉砕ノ
ズル9a,9b,……9o-1,9oが、室の中心に対
してある角度θをもつて外周上に等配置され、開
口している。また、旋回粉砕室7内には衝突板1
0が設けられ、この衝突板10は旋回粉砕室7の
底板11の一構成部分を兼ね、中央部に配備され
ている。
また、固気混合室2と旋回粉砕室7とを固気混
合気流を加速するための加速管12にて連通し、
その放出先端部を、衝突板10とある間隔をもつ
て加速管12の流線と直交するように臨ませてあ
るが、この加速管12の放出先端部を図示例のよ
うにラツパ状に拡大させるのが好ましい。
さらに、加速管12の外周には、外胴1と所定
の間隔をもつ環状の整流ゾーン13を設け、旋回
粉砕室7はこの整流ゾーン13を介して分級室1
4と連通されている。さらにまた、分級室14内
には、加速管12を囲んで、超微粉と所定粒度に
達しない微粉を分級するための環状の分級板15
を設け、その内側を超微粉室16、外側を微粉室
17とに区分し、超微粉室16にはこれと連通す
る排出孔18a,18b,……18o-1,18oが各
排出管19a,19b,……19o-1,19oを経て
集合排出管20に連通される一方、微粉室17は
循環孔21a,21b,……21o-1,21oを経て
固気混合室2に連通されている。
今、高圧ヘツダ4から圧縮空気管5及び8a
b,……8o-1,8oを経て圧縮空気が原料供給
ノズル6及び旋回粉砕ノズル9a,9b,……9o-
,9oより噴出しているときに、粉砕用細粒を原
料供給口3より供給すれば、固気混合室2内で噴
出空気と混合されながら加速管12に導入され、
ある速度エネルギーをもつて加速管12の前方に
設けられた衝突板10に激突し、細粒子はさらに
砕けあるいは亀裂を生じて、衝突板10に平行か
つ放射状に飛散し、旋回粉砕室7に飛び込む。旋
回粉砕室7では、旋回粉砕ノズル9a,9b,……
o-1,9oが外周壁に等間隔で配置されており、
これらのノズルから高速ジエツトエアーが噴出さ
れているから、前記の放射状に飛散した破砕粉
は、高速ジエツトエアーによつて高速旋回され、
この間に破砕粉同士が衝突及び摩擦してさらに粉
砕される。すなわち、旋回粉砕室7内では、高速
旋回によつて粉体には遠心力が働らき、大きい粒
子は外壁側で旋回しながら、旋回粉砕ノズル9a
b,……9o-1,9oによつてさらに粉砕が繰り
返され、微細化してゆく。
微細化された微細粉は、サイクロン効果によつ
て旋回粉砕室7の中心部に旋回しながら移動し、
整流ゾーン13をさらに高速旋回しながら分級室
14の方向へ移動するが、整流ゾーン13では微
細粉の分級が促進され、中心部に近い側すなわち
加速管12の外周面側は超微粉に、外胴1に接す
る側には比較的粗い微粉に分級、整流されて分級
室14に至る。
分級室14は、図示例のように入口部から末広
がり状になつているのが好ましく、その場合旋回
による遠心力は次第に減少し、分級効果は減衰す
ることになる。しかし、遠心作用が全く消滅した
訳ではなく、かつ整流ゾーン13で微細粉に与え
られた遠心力により、環状の分級板15の内側に
は確実に超微粉のみが旋回上昇流と流入すること
になる。なお、分級室15の内側には確実に超微
粉のみが旋回上昇気流と共に流入することにな
る。なお、分級板15の内側と加速管12の外周
面間に形成される隙間面積を、整流ゾーン13断
面積と近似もしくはそれ以下に設定することで、
さらに分級効果を高めることができる。
かくして、分級室15の内側を通過した超微粉
は、排出孔18a,18b,……18o-1,18o
通過し、排出管19a,19b,……19o-1,1
oを経て集合排出管20に至り、次工程へ圧送
される。一方、微粉室17に至つた粒子は、循環
路21から再度固気混合室2に入り、原料供給ノ
ズル6からの噴出空気によつて、原料供給口3か
ら供給される粉砕用細粒と共に加速管12に吸引
され、衝突粉砕及び旋回摩擦粉砕が繰り返される
ことになる。
なお、上記実施例に示した微粉砕機は、図示例
と上下を逆にしたり、また横型として使用するこ
ともできる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、原料であ
る細粒子を衝突粉砕する第1工程と、、第1工程
で得られた角張つた微粉を旋回摩擦によつて尖つ
た部分を削りとりながらさらに粉砕する第2工程
を有し、第2工程で得られた球形微粉を再第1工
程の衝突粉砕工程に導くもので、容易に微細化さ
れた粉体を得ることは勿論のこと、分級室におい
ては衝撃及び旋回摩擦によつて微細化された粉体
から微粉と超微粉とを分級し、超微粉を製品とし
て回収するが、比較的粗い微粉は再度前記衝突粉
砕と旋回摩擦粉砕が繰り返され、回収された製品
は希望する粒度に整えることは勿論のこと、その
形状も一定に整えることができ、微粒体での流動
性、充填性などの障害を除去することができ、さ
らに全体をきわめてコンパクトにすることができ
るという、きわめて有益なる効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は縦断側面図、第2図は第1図―線の断面
図、第3図は第1図―線の断面図である。 1…外胴、2…固気混合室、3…原料供給口、
4…高圧ヘツダ、5,8a,8b,……8o-1,8o
…圧縮空気管、6…原料供給ノズル、7…旋回粉
砕室、9a,9b,……9o-1,9o…旋回粉砕ノズ
ル、10…衝突板、11…底板、12…加速管、
13…整流ゾーン、14…分級室、15…分級
板、16…超微粉室、17…微粉室、18a,1
b,……18o-1,18o…排出孔、19a,19
,……19o-1,19o…排出管、20…集合排
出管、21a,21b,……21o-1,21o…循環
路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端に原料供給口と高圧気体を噴出する原料
    供給ノズルを隣設開口した固気混合室を形成し、
    他端に衝突板を設けかつ高圧気体を噴出する旋回
    粉砕ノズルを配設した旋回粉砕室を形成し、これ
    らの固気混合室と旋回粉砕室とを一端を前記衝突
    板に対向させた加速管にて連通し、該加速管外周
    に整流ゾーンを介して前記旋回粉砕室と連通する
    分級室を形成し、さらに該分級室に前記加速管を
    囲繞して環状の分級板を設けてその内側を排出孔
    に、外側を前記固気混合室に連通したことを特徴
    とする微粉砕機。 2 前記加速管の前記衝突板との対向端部をラツ
    パ状に拡大したものである特許請求の範囲第1項
    記載の微粉砕機。 3 前記分級室を入口部から末広がり状たらしめ
    たものである特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の微粉砕機。 4 前記分級板の内側と前記加速管外周面間に形
    成される隙間面積を前記整流ゾーン断面積と近似
    もしくはそれ以下に設定したものである特許請求
    の範囲第1項〜第3項のいずれか一つの項記載の
    微粉砕機。
JP15764184A 1984-07-30 1984-07-30 微粉砕機 Granted JPS6135858A (ja)

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JP15764184A JPS6135858A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 微粉砕機

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JPS6135858A JPS6135858A (ja) 1986-02-20
JPS6317501B2 true JPS6317501B2 (ja) 1988-04-14

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JPH0270205A (ja) * 1988-08-31 1990-03-09 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 電動車の速度制御装置
JPH0442706A (ja) * 1990-06-06 1992-02-13 Shikoku Seisakusho:Kk 電動車の走行制御方法

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