JP2002264821A - ステアリングシャフト - Google Patents

ステアリングシャフト

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JP2002264821A
JP2002264821A JP2001066722A JP2001066722A JP2002264821A JP 2002264821 A JP2002264821 A JP 2002264821A JP 2001066722 A JP2001066722 A JP 2001066722A JP 2001066722 A JP2001066722 A JP 2001066722A JP 2002264821 A JP2002264821 A JP 2002264821A
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JP
Japan
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shaft
steering
steering wheel
outer periphery
aluminum
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001066722A
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English (en)
Inventor
Shuzo Hiragushi
周三 平櫛
Hiroaki Souun
裕昭 宗雲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スチールとアルミアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金との複合材から構成されることで、強度の低下
なく、量産されているステアリングホイールに連結可能
な軽量化されたステアリングシャフトを提供する。 【解決手段】ステアリングホイール2の回転を伝達する
ステアリングシャフト1は、スチール製の第1シャフト
3とアルミニウム製またはアルミニウム合金製の第2シ
ャフト4とを備える。その第1シャフト3の一端側にス
テアリングホイール2が連結され、他端側に第2シャフ
ト4の一端側が一体化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のステアリン
グ装置においてステアリングホイールの回転を伝達する
ステアリングシャフトに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】車両の軽
量化のために車両構成部品をアルミニウム製やアルミニ
ウム合金製とすることが行われている。しかし、ステア
リングシャフトをアルミニウム製やアルミニウム合金製
とした場合、ステアリングホイールとの連結部に操舵ト
ルクが作用するため、その連結部の径を必要な強度確保
のために従来よりも大きくする必要がある。ところが、
量産されているステアリングホイールにおいては、ステ
アリングシャフトとの連結部の径は一定とされている。
そうすると、もしステアリングシャフトにおけるステア
リングホイールとの連結部の径を従来よりも大きくする
と、量産されているステアリングホイールを使用するこ
とができなくなる。そのため、従来のステアリングシャ
フトはスチール製とされ、軽量化することができなかっ
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステアリング
ホイールの回転を伝達するステアリングシャフトであっ
て、スチール製の第1シャフトと、アルミニウム製また
はアルミニウム合金製の第2シャフトとを備え、前記第
1シャフトの一端側に前記ステアリングホイールが連結
され、前記第1シャフトの他端側に前記第2シャフトの
一端側が一体化されていることを特徴とする。本発明の
構成によれば、ステアリングホイールに連結される第1
シャフトはスチール製とされているので、その第1シャ
フトにおけるステアリングホイールとの連結部の径を従
来と同様にしても強度を確保できる。その第1シャフト
に一体化される第2シャフトはアルミニウム製またはア
ルミニウム合金製であるので、全体がスチール製の従来
のステアリングシャフトよりも軽量化される。
【0004】前記第2シャフトは筒状に成形され、前記
第1シャフトの外周と前記第2シャフトの内周とに、軸
方向に延びる凹凸部が形成され、前記第1シャフトは前
記第2シャフトに、前記凹凸部を介して回転伝達可能に
圧入され、前記第1シャフトの外周において、一端側を
他端側よりも小径とする段差が形成され、その段差は前
記第2シャフトの内部に配置され、前記第2シャフトが
外周からかしめられることで、前記段差よりも一端側に
おいて、前記第2シャフトの内周に突出部が形成され、
前記突出部が前記段差に接することで前記第1シャフト
の第2シャフトからの抜けが阻止されるのが好ましい。
その第1シャフトを筒状の第2シャフトに凹凸部を介し
て圧入することで、確実に第1シャフトから第2シャフ
トに回転を伝達できる。また、その第2シャフトの内周
の突出部が第1シャフトの外周の段差に接することで、
第1シャフトの第2シャフトからの抜けを確実に防止す
ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に示す車両のステアリング装
置用のステアリングシャフト1は、操舵によるステアリ
ングホイール2の回転を図外ステアリングギアに伝達す
ることで、そのステアリングギヤに連結される車輪のト
ー角を変化させるために用いられ、車体に取り付けられ
る筒状コラムによりベアリングを介して支持される。
【0006】そのステアリングシャフト1は、スチール
製の第1シャフト3と、アルミニウム製またはアルミニ
ウム合金製の第2シャフト4とを備える。その第1シャ
フト3の材料としては例えばJIS規格のS45C相当
材やSTKM材が好ましく、その第2シャフト4の材料
としては例えばJIS規格のA7276‐T6材が好ま
しい。その第1シャフト3は、一端側から順に雄ねじ部
11a、回転伝達部5、テーパーボス部6、中間シャフ
ト部7、フランジ部8、かしめ受け部9、圧入部10と
され、本実施形態では機械加工により成形されている。
この第1シャフト3は本実施形態では中実であるが筒状
であってもよい。その第2シャフト4は円筒状で、本実
施形態では引き抜き成形されている。
【0007】その第1シャフト3の一端側にステアリン
グホイール2が同行回転するように連結される。すなわ
ち、その回転伝達部5は外周にセレーション5′が形成
され、そのテーパーボス部6の外周は一端から他端に向
かうに従い大径となるテーパー状とされ、その雄ねじ部
11aと回転伝達部5の外径はテーパーボス部6の小径
部分よりも小径とされている。そのステアリングホイー
ル2は、その回転伝達部5のセレーション5′に噛み合
うセレーションと、そのテーパーボス部6の外周に沿う
内周テーパー面とが形成された中心穴2′を有し、その
中心穴2′を介して第1シャフト3に同行回転するよう
に嵌め合わされる。その雄ねじ部11aにねじ合わされ
るナット11bにより、そのステアリングホイール2の
第1シャフト3からの抜け止めがなされる。
【0008】その中間シャフト部7は、そのテーパーボ
ス部6の大径部分と同径とされ、そのフランジ部8は中
間シャフト部7とかしめ受け部9との間において径方向
外方に張り出す円板状とされている。そのかしめ受け部
9は中間シャフト部7よりも大径で圧入部10よりも小
径とされている。これにより、その第1シャフト3の外
周におけるかしめ受け部9と圧入部10との境界に、そ
の外周の一端側を他端側よりも小径とする段差12が形
成されている。
【0009】その第1シャフト3の他端側に第2シャフ
ト4の一端側が一体化されている。すなわち、その第1
シャフト3の他端側に位置する圧入部10の外周に、軸
方向に延びる凹凸部としてセレーション10′が形成さ
れ、また、その第2シャフト4の一端側の内周にも軸方
向に延びる凹凸部としてセレーション4′が形成されて
いる。その第1シャフト3は第2シャフト4に、そのセ
レーション4′、10′を介して回転伝達可能に圧入さ
れる。上記フランジ部8は第2シャフト4の一端面に接
するものとされる。上記第1シャフト3の外周の段差1
2は、その第2シャフト4の内部に配置される。その第
2シャフト4が外周からかしめられることで、その段差
12よりも一端側において、その第2シャフト4の内周
に突出部13が形成される。その突出部13が段差12
に接することで第1シャフト3の第2シャフト4からの
抜けが阻止される。本実施形態では、その第2シャフト
4の他端に別のシャフト(図示省略)が嵌め合わされ、
その別のシャフトを介してステアリングシャフト1はス
テアリングギヤに接続されるが、その第2シャフト4の
他端にユニバーサルジョイント等のジョイントを直接取
り付け、そのジョイントを介してステアリングギヤに接
続してもよい。
【0010】上記構成によれば、ステアリングホイール
2に連結される第1シャフト3はスチール製とされてい
るので、その第1シャフト3におけるステアリングホイ
ール2との連結部である回転伝達部5やテーパーボス部
6の径を従来と同様にしても強度を確保できる。その第
1シャフト3に一体化される第2シャフト4はアルミニ
ウム製またはアルミニウム合金製であるので、全体がス
チール製の従来のステアリングシャフトよりも軽量化さ
れる。その第1シャフト3を筒状の第2シャフト4にセ
レーション4′、10′を介して圧入することで、確実
に第1シャフト3から第2シャフト4に回転を伝達でき
る。また、その第2シャフト4の内周の突出部13が第
1シャフト3の外周の段差12に接することで、第1シ
ャフト3の第2シャフト4からの抜けを確実に防止する
ことができる。
【0011】本発明は上記実施形態に限定されない。例
えば、第1シャフトを第2シャフトにセレーション以外
のスプラインや凹溝と凸条のような凹凸部を介して圧入
してもよいし、また、第1シャフトの外周と第2シャフ
トの内周とを非円形とすることで回転伝達可能に圧入し
てもよい。さらに、上記実施形態では第1シャフト3を
第2シャフト4に圧入することで両シャフトを一体化し
たが、第2シャフトを鋳造成形するものとし、その成形
型内に第1シャフトを挿入した状態で溶湯を注入するこ
とで両シャフトを一体化してもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、スチールとアルミアル
ミニウムまたはアルミニウム合金との複合材から構成さ
れることで、強度の低下なく、量産されているステアリ
ングホイールに連結可能な軽量化されたステアリングシ
ャフトを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のステアリングシャフトの断
面図
【符号の説明】
1 ステアリングシャフト 2 ステアリングホイール 3 第1シャフト 4 第2シャフト 4′、10′ セレーション(凹凸部) 12 段差 13 突出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングホイールの回転を伝達するス
    テアリングシャフトであって、スチール製の第1シャフ
    トと、アルミニウム製またはアルミニウム合金製の第2
    シャフトとを備え、前記第1シャフトの一端側に前記ス
    テアリングホイールが連結され、前記第1シャフトの他
    端側に前記第2シャフトの一端側が一体化されているス
    テアリングシャフト。
  2. 【請求項2】前記第2シャフトは筒状に成形され、前記
    第1シャフトの外周と前記第2シャフトの内周とに、軸
    方向に延びる凹凸部が形成され、前記第1シャフトは前
    記第2シャフトに、前記凹凸部を介して回転伝達可能に
    圧入され、前記第1シャフトの外周において、一端側を
    他端側よりも小径とする段差が形成され、その段差は前
    記第2シャフトの内部に配置され、前記第2シャフトが
    外周からかしめられることで、前記段差よりも一端側に
    おいて、前記第2シャフトの内周に突出部が形成され、
    前記突出部が前記段差に接することで前記第1シャフト
    の第2シャフトからの抜けが阻止される請求項1に記載
    のステアリングシャフト。
JP2001066722A 2001-03-09 2001-03-09 ステアリングシャフト Pending JP2002264821A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014061748A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Nsk Ltd ステアリングコラム及びその製造方法
JP2014139076A (ja) * 2011-07-26 2014-07-31 Nsk Ltd テレスコピック機構付ステアリングコラム用アウタコラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014139076A (ja) * 2011-07-26 2014-07-31 Nsk Ltd テレスコピック機構付ステアリングコラム用アウタコラム
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