JP2002264782A - ヘッドランプクリーナの取付け構造 - Google Patents
ヘッドランプクリーナの取付け構造Info
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Abstract
し、即ち位置決め精度が向上し、取付け時の作業性が大
幅に向上する、車両バンパーへのヘッドランプクリーナ
の取付け構造を提供する。 【解決手段】 ブラケット13が、その軸心に対して1
80度対称位置にある可制撓性を有する爪片13aと爪
片からノズルの軸心の周りに90度回転した位置でその
軸心に対して180度対称位置にある一対の可撓性を有
する当接片13bとを有し、爪片の先端に爪13a’を
また当接片の先端部近傍に当接部13b’を形成し、爪
と当接部とのノズルの軸方向の間隔はバンパー4の肉厚
に等しいかわずかに小さく、爪片の先端部近傍がバンパ
ーの開口穴4aの内縁に圧接し且つ爪が開口穴の内縁部
に表側から係合し、また当接片の先端部がバンパーの開
口穴の内縁に圧接し当接部が開口穴の内縁部に裏側から
当接するように構成する。
Description
のヘッドランプクリーナの取付け構造に関する。
るヘッドランプクリーナは、図4に示したように、洗浄
液を噴射するノズル1と、ノズル1に洗浄液を加圧して
送り込むアクチュエータ2と、アクチュエータ2に固着
されていて、ノズル1の軸心に対して180度対称位置
にある一対の当接部3aを有するブラケット3からなっ
ていた。そして、図5に示したように、バンパー4の開
口穴4aにバンパー4の表側から4本の脚部5aを有す
る位置決め用グロメット5を嵌合した後、図6に示した
ように、バンパー4の裏側からこの裏側に突き出たグロ
メット5の脚部5aにブラケット3を嵌合しその一対の
当接部3aがバンパー4の裏面に当接するまで押し込む
ことにより、このヘッドランプクリーナをそのノズル1
の芯だし、即ち位置決めをしながらバンパー4の開口部
4aに取り付けていた。
の場合、位置決め用グロメットを必要としていたため、
部品点数が多くてコスト高になるという問題があった。
また、ノズル1の芯だしに影響するのがブラケット3と
グロメット5の2つの部品であるため、芯だし、即ち位
置決め精度が出にくいという問題もあった。さらに、ヘ
ッドランプクリーナのバンパー4への取付け作業をバン
パー4の表と裏の両側から行わなければならないため、
作業性も悪かった。
コスト安になり、芯だし、即ち位置決め精度が向上し、
取付け時の作業性が大幅に向上する、車両バンパーへの
ヘッドランプクリーナの取付け構造を提供することを目
的とする。
に、請求項1に記載の発明にかかるヘッドランプクリー
ナの取付け構造は、洗浄液を噴射するノズルと、このノ
ズルに洗浄液を加圧して送り込むアクチュエータと、こ
のアクチュエータに固着されたブラケットとを有し、前
記ブラケットが、前記ノズルの軸心に対して180度対
称位置にある一対の可制撓性有する爪片と、この爪片か
らノズルの軸心の周りに90度回転した位置でノズルの
軸心に対して180度対称位置にある一対の可撓性を有
する当接片とを有し、前記爪片の先端には爪が形成され
且つ前記当接片の先端部近傍には当接部が形成され、前
記爪と前記当接部とのノズルの軸方向の間隔がバンパー
の肉厚に等しいかあるいはわずかに小さくなっていて、
爪片の先端部近傍がバンパーの開口穴の内縁に圧接し且
つ前記爪が開口穴の内縁部に表側から係合すると共に、
当接片の先端部がバンパーの開口穴の内縁に圧接し且つ
当接部が開口穴の内縁部に裏側から当接するようにした
ものである。
を必要としないため、部品点数が少なくなってコスト安
になる。また、ノズルの芯だしに影響するのがブラケッ
トだけであるので、芯だし、即ち位置決め精度が出易
い。さらに、ヘッドランプクリーナのバンパーへの取付
け作業をバンパーの裏側だけで行えるので、作業性も向
上する。
載の発明は、請求項1において、前記ブラケットが、前
記バンパーの矩形状開口穴にほぼ一致する矩形状断面を
有していることを特徴とするものである。
のノズル軸まわりの回転が確実に防止される。
基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は本発明によ
るヘッドランプクリーナの取付け構造を示す斜視図であ
る。本発明によるヘッドランプクリーナは、洗浄液を噴
射するノズル11と、ノズル11に洗浄液を加圧して送
り込むアクチュエータ12と、アクチュエータ2に固着
されたブラケット13からなっている。ブラケット13
は、バンパー4の矩形状の開口穴4aにほぼ一致する矩
形状断面を有していて、ノズル11の軸心に対して18
0度対称位置にある一対の可制撓性を有する爪片13a
と、この爪片13aからノズル11の軸心の周りに90
度回転した位置でノズル11の軸心に対して180度対
称位置にある一対の可撓性を有する当接片13bとを有
している。爪片13aの先端には爪13a’が形成され
ており、また当接片13bの先端部近傍には当接部13
b’が形成されている。なお、爪13a’と当接部13
b’とのノズル11の軸方向の間隔はバンパー4の肉厚
に等しいかあるいはわずかに小さいものとする。
ーへの取付け手順について以下に説明する。まず、図2
(A)及び(B)に示したように、手指でブラケット1
3の一対の爪片13aを内側に撓ませてバンパー4の裏
側から開口穴4aに挿入し、その後手指を離すことによ
り爪片13aの元に戻ろうとする力、即ち反力により、
爪片13aの先端部近傍が開口穴4aの内縁に圧接し且
つ爪13a’が開口穴4aの内縁部に表側から係合す
る。
に、手指でブラケット13の一対の当接片13bを内側
に撓ませると、当接片13bの先端部がバンパー4の裏
面上をすべって開口穴4aに入り込む。その後手指を離
すと、当接片13の元に戻ろうとする力、即ち反力によ
って当接片13aの先端部が開口穴4aの内縁に圧接し
且つ当接部13b’が開口穴4aの内縁部に裏側から当
接する。かくして、一対の爪片13の先端部近傍と一対
の当接片13bの先端部が開口穴4aの内縁へ圧接する
ことと、爪13a’が開口穴4aの内縁部に表側から係
合し且つ当接部13b’が開口穴4aの内縁部に裏側か
ら当接することにより、ノズル11の芯だし、即ち位置
決めが自動的に行われつつヘッドランプクリーナがバン
パー4へガタなく取り付けられる。
を必要としないため、部品点数が少なくなってコスト安
になる。また、ノズル1の芯だしに影響するのがブラケ
ット13だけであるので、芯だし、即ち位置決め精度が
出易い。さらに、ヘッドランプクリーナのバンパー4へ
の取付け作業をバンパー4の裏側だけで行えるので、作
業性も向上する。また、ブラケット13が、バンパー4
の矩形状開口穴4aにほぼ一致する矩形状断面を有して
いるので、ヘッドランプクリーナのノズル軸まわりの回
転が確実に防止される。
ーへのヘッドランプクリーナの取付け構造によれば、部
品点数が削減されてコスト安になり、芯だし、即ち位置
決め精度が向上し、取付け時の作業性が大幅に向上する
という利点がある。
リーナの取付構造を示す斜視図である。
ンパーの開口穴への取付け手順を示す図である。
バンパーの開口穴への取付け手順を示す図である。
取り付ける状態をを示す斜視図である。
取り付けた状態を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 洗浄液を噴射するノズルと、このノズル
に洗浄液を加圧して送り込むアクチュエータと、このア
クチュエータに固着されたブラケットとを有し、 前記ブラケットが、前記ノズルの軸心に対して180度
対称位置にある一対の可制撓性を有する爪片と、該爪片
からノズルの軸心の周りに90度回転した位置で前記ノ
ズルの軸心に対して180度対称位置にある一対の可撓
性を有する当接片とを有し、 前記爪片の先端には爪が形成され且つ前記当接片の先端
部近傍には当接部が形成され、 前記爪と前記当接部との前記ノズルの軸方向の間隔はバ
ンパーの肉厚に等しいかあるいはわずかに小さくなって
いて、 前記爪片の先端部近傍が前記バンパーの開口穴の内縁に
圧接し且つ前記爪が開口穴の内縁部に表側から係合する
と共に、前記当接片の先端部が前記バンパーの開口穴の
内縁に圧接し且つ前記当接部が前記開口穴の内縁部に裏
側から当接するようにした、ヘッドランプクリーナの取
付け構造。 - 【請求項2】 前記ブラケットが、前記バンパーの矩形
状開口穴にほぼ一致する矩形状断面を有していることを
特徴とする、請求項1に記載のヘッドランプクリーナの
取付け構造。
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JP2001069568A JP3918072B2 (ja) | 2001-03-13 | 2001-03-13 | ヘッドランプクリーナの取付け構造 |
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JP3918072B2 JP3918072B2 (ja) | 2007-05-23 |
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-
2001
- 2001-03-13 JP JP2001069568A patent/JP3918072B2/ja not_active Expired - Fee Related
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