JP7245018B2 - 車両用洗浄装置の保持構造 - Google Patents

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本発明は、車両用洗浄装置の保持構造に関し、特に、車両用洗浄装置がフロントバンパに固定されず、アジャスタに位置精度良く保持されることで、フロントバンパとの外観意匠性を向上させると共に、車両用洗浄装置の車体への組み付け作業性を向上させる車両用洗浄装置の保持構造に関する。
従来のヘッドランプクリーナー100の構造として、以下の構造が知られている。図5は、従来のヘッドランプクリーナー100を説明する断面図である。
図5に示す如く、ヘッドランプクリーナー100は、主に、シリンダ101と、シリンダ101を支持するピストン102と、シリンダ101を保持するブラケット103と、ピストン102の先端側に設けられた噴射ノズル104と、ピストンの先端に固定されたノズルカバー105と、を有している。
車体の前方側には、フロントバンパ106が組み付けられ、フロントバンパ106のヘッドランプ(図示せず)周辺には、ヘッドランプクリーナー100を組み付けるための開口部107が形成されている。図示したように、開口部107にはブラケット103が組み付けられ、ブラケット103はフロントバンパ106に固定されている。そして、シリンダ101は、ブラケット103に固定されることで、ヘッドランプクリーナー100は、フロントバンパ106に固定されている。
ピストン102は、筒状に形成されたシリンダ101の内部に摺動自在に支持され、シリンダ101とピストン102との中心軸L1の伸びる方向に沿って進退する。また、ピストン102の先端に固定されたノズルカバー105は、ピストン102が格納位置に後退した際に、開口部107を塞ぐように、フロントバンパ106の意匠面108側に突出している(例えば、特許文献1参照。)。
特許第5173785号公報
図5に示す如く、ノズルカバー105は、フロントバンパ106の開口部107よりも広い面積を有し、ピストン102が格納位置に後退した際に、開口部107及びブラケット103を意匠面108側から完全に覆い隠している。そのため、ノズルカバー105が、フロントバンパ106の意匠面と略同一面を形成できず、意匠面108から突出するため、外観上のデザインが悪いという課題がある。
また、ブラケット103は、フロントバンパ106に固定され、シリンダ101が、ブラケット103に固定されることで、ヘッドランプクリーナー100が、フロントバンパ106に固定された構造である。そして、車両事故の際や車両走行中にフロントバンパ106が路面に接触した際等、フロントバンパ106には外力が加わり易い。そのため、フロントバンパ106が、車体の後方側へと押されることで、シリンダ101等も一緒に後方へと移動し、ヘッドランプクリーナー100のホースが車体等に挟まれ、断線し易いという課題がある。また、シリンダ101等が、フロントバンパ106と一緒に後方へと移動することで、更にその後方に配設される車両部品と衝突し、お互いに破損してしまうという課題がある。
また、ヘッドランプクリーナー100のシリンダ101等が、フロントバンパ106に固定される構造のため、先ず、シリンダ101等をフロントバンパ106に組み付ける。その後、フロントバンパ106を車体に組み付ける際、車体側に対してホースの結線作業等を行う必要がある。そのため、作業員が、フロントバンパ106により視界が悪く、狭い作業領域にて、上記結線作業等を行わなければならず、作業効率が悪く、作業時間も掛かるという課題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、車両用洗浄装置がフロントバンパに固定されず、アジャスタに位置精度良く保持されることで、フロントバンパとの外観意匠性を向上させると共に、車両用洗浄装置の車体への組み付け作業性を向上させる車両用洗浄装置の保持構造を提供することにある。
本発明の車両用洗浄装置の保持構造では、車両の前方を照射するライトが組み付けられる車体と、前記車体に組み付けられ、前記ライトを洗浄する車両用洗浄装置と、前記車体に組み付けられ、前記ライトの周辺に前記車両用洗浄装置の洗浄用ノズルが進退する開口部が設けられるフロントバンパと、前記洗浄用ノズルの先端に取り付けられ、前記洗浄用ノズルが後退したときに前記開口部を塞ぐ蓋部と、を備え、前記フロントバンパには、前記開口部を介して、前記車両用洗浄装置を保持するアジャスタが組み付けられ、前記アジャスタは、前記洗浄ノズルの進退方向に貫通する貫通孔を有し、前記車両用洗浄装置は、前記貫通孔に挿通されると共に、前記フロントバンパが前記車両の後方側へと移動する際に前記アジャスタに対して摺動可能となることを特徴とする。
また、本発明の車両用洗浄装置の保持構造では、車両の前方を照射するライトが組み付けられる車体と、前記車体に組み付けられ、前記ライトを洗浄する車両用洗浄装置と、前記車体に組み付けられ、前記ライトの周辺に前記車両用洗浄装置の洗浄用ノズルが進退する開口部が設けられるフロントバンパと、前記洗浄用ノズルの先端に取り付けられ、前記洗浄用ノズルが後退したときに前記開口部を塞ぐ蓋部と、を備え、前記フロントバンパには、前記開口部を介して、前記車両用洗浄装置を保持するアジャスタが組み付けられ、前記アジャスタは、前記洗浄用ノズルの進退方向に貫通する貫通孔を有し、前記車両用洗浄装置は、前記貫通孔に挿通されると共に、前記アジャスタに対して摺動可能な状態に保持され、前記アジャスタの前記貫通孔を囲む側面には、前記洗浄用ノズルと当接する保持リブが形成され、前記保持リブは、前記洗浄用ノズルの前記進退方向に延在していることを特徴とする。
また、本発明の車両用洗浄装置の保持構造では、車両の前方を照射するライトが組み付けられる車体と、前記車体に組み付けられ、前記ライトを洗浄する車両用洗浄装置と、前記車体に組み付けられ、前記ライトの周辺に前記車両用洗浄装置の洗浄用ノズルが進退する開口部が設けられるフロントバンパと、前記洗浄用ノズルの先端に取り付けられ、前記洗浄用ノズルが後退したときに前記開口部を塞ぐ蓋部と、を備え、前記フロントバンパには、前記開口部を介して、前記車両用洗浄装置を保持するアジャスタが組み付けられ、前記アジャスタは、前記洗浄用ノズルの進退方向に貫通する貫通孔を有し、前記車両用洗浄装置は、前記貫通孔に挿通されると共に、前記アジャスタに対して摺動可能な状態に保持され、前記アジャスタは、前記フロントバンパの意匠面側から前記フロントバンパへと組み付けられ、前記フロントバンパの前記意匠面側の係止部には、前記貫通孔の外側へと向けて突起する爪部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の車両用洗浄装置の保持構造では、車両の前方を照射するライトが組み付けられる車体と、前記車体に組み付けられ、前記ライトを洗浄する車両用洗浄装置と、前記車体に組み付けられ、前記ライトの周辺に前記車両用洗浄装置の洗浄用ノズルが進退する開口部が設けられるフロントバンパと、前記洗浄用ノズルの先端に取り付けられ、前記洗浄用ノズルが後退したときに前記開口部を塞ぐ蓋部と、を備え、前記フロントバンパには、前記開口部を介して、前記車両用洗浄装置を保持するアジャスタが組み付けられ、前記アジャスタは、前記洗浄用ノズルの進退方向に貫通する貫通孔を有し、前記車両用洗浄装置は、前記貫通孔に挿通されると共に、前記アジャスタに対して摺動可能な状態に保持され、前記ライトの周辺には前記車体に組み付けられるブラケットを更に有し、前記洗浄用ノズルを支持する前記車両用洗浄装置のノズル支持筐体部は、前記ブラケットに組み付けられ前記ブラケットの前記ノズル支持筐体部の組み付け領域の周辺には、弾性変形可能な屈曲部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の車両用洗浄装置の保持構造では、前記洗浄用ノズルの前記進退方向における前記アジャスタの後端部には、前記貫通孔の内側へと向けて傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の車両用洗浄装置の保持構造では、前記アジャスタには、前記係止部の前記貫通孔の内側への撓みを規制する撓み規制部が形成されていることを特徴とする。
本発明の車両用洗浄装置の保持構造は、車両のライトを洗浄する車両用洗浄装置と、ライトの周辺に車両用洗浄装置の洗浄用ノズルが進退する開口部が設けられるフロントバンパと、洗浄用ノズルの先端に取り付けられた蓋部と、開口部を介してフロントバンパに組み付けられるアジャスタと、を有している。そして、アジャスタは、車両用洗浄装置の先端側を摺動可能に保持している。この構造により、洗浄用ノズル等の車両用洗浄装置は、フロントバンパに固定されない状態となり、車両事故等の際に、洗浄用ノズル等が、フロントバンパと一緒に車両の後方側へと移動することが防止される。そして、洗浄用ノズルと連結する配管が、その後方に配設される車体や車両部品等と衝突し、断線することが防止される。
また、本発明の車両用洗浄装置の保持構造では、フロントバンパの開口部は、フロントバンパの意匠面に対して窪んでいる窪み領域に形成されている。そして、開口部を塞ぐ蓋部は、洗浄用ノズルが後退したときに、その窪み領域内に収納される。この構造により、蓋部の意匠面は、フロントバンパの意匠面と略同一面を形成することで、フロントバンパのデザインが向上する。
また、本発明の車両用洗浄装置の保持構造では、アジャスタは、開口部を介してフロントバンパに組み付けられ、開口部の軸中心が、アジャスタの貫通孔の軸中心と一致している。この構造により、洗浄用ノズルは、開口部の中心軸に沿って真直ぐに進退動作することで、蓋部とフロントバンパの意匠面とが接触し、フロントバンパの塗装剥がれ等が発生することが防止される。
また、本発明の車両用洗浄装置の保持構造では、アジャスタの貫通孔を囲む側面には、車両用洗浄装置を摺動可能に保持する保持リブが形成されている。この構造により、貫通孔内に保持リブを有することで、車両用洗浄装置とアジャスタとの接触面積を低減し、接触抵抗を小さくすることで、車両用洗浄装置の先端側をアジャスタへと組み付ける作業性が向上する。
また、本発明の車両用洗浄装置の保持構造では、アジャスタの洗浄用ノズルの進退方向の後端部には、貫通孔の内側へと向けて傾斜する傾斜面が形成されている。この構造により、作業員は、この傾斜面を利用して、洗浄用ノズルの先端側を容易にアジャスタの貫通孔内へと挿入することができ、作業効率が向上すると共に、作業時間を短縮することができる。
また、本発明の車両用洗浄装置の保持構造では、アジャスタには、アジャスタをフロントバンパに対して着脱可能に組み付ける係止部が形成され、係止部は、貫通孔の内側へと向けて撓む形状である。この構造により、作業員は、フロントバンパの開口部に対してアジャスタを挿入し、容易にアジャスタをフロントバンパに組み付けることができる。
また、本発明の車両用洗浄装置の保持構造では、アジャスタは、フロントバンパの意匠面側からフロントバンパへと組み付けられ、フロントバンパの意匠面側の係止部には、爪部が形成されている。この構造により、作業者が、開口部からアジャスタを取り外す際には、作業者の指先を爪部に引っ掛けることで、アジャスタを容易に取り外すことができる。そして、アジャスタの損傷を防止し、アジャスタを繰り返し使用することができる。
また、本発明の車両用洗浄装置の保持構造では、アジャスタには、係止部が貫通孔の内側へと撓み過ぎないように規制する撓み規制部が形成されている。この構造により、アジャスタをフロントバンパに対して着脱する際に、係止部が、必要以上に貫通孔の内側へと撓むことが防止される。そして、係止部が破損し難くなり、アジャスタを繰り返し使用することができる。
また、本発明の車両用洗浄装置の保持構造は、ライトの周辺には車体に組み付けられるブラケットを有し、車両用洗浄装置のノズル支持筐体部は、ブラケットに組み付けられる。そして、ブラケットには、上記組み付け領域の周辺に弾性変形可能な屈曲部が形成されている。この構造により、車両事故等の際にフロントバンパを介して洗浄用ノズル等に衝撃が加わるが、屈曲部によりその衝撃を緩衝することで、例えば、洗浄用ノズルと配管との連結箇所が破損し、洗浄液が漏れ、車両用洗浄装置が故障することが防止される。
本発明の一実施形態である(A)車両用洗浄装置の保持構造を備えた車両を説明する斜視図、(B)車両用洗浄装置の配管系統を説明する概略図である。 本発明の一実施形態である(A)車両用洗浄装置の保持構造を説明する分解斜視図であり、(B)車両用洗浄装置の保持構造に用いるアジャスタを説明する斜視図である。 本発明の一実施形態である車両用洗浄装置の保持構造を説明する(A)断面図、(B)断面図である。 本発明の一実施形態である車両用洗浄装置の保持構造を説明する断面図である。 従来のヘッドランプクリーナーを説明する断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用洗浄装置10の保持構造31を図面に基づき詳細に説明する。尚、本実施形態の説明の際には、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。また、以下の説明では、紙面上下方向は車両11の高さ方向を示し、紙面左右方向は車両11の車幅方向を示し、紙面前後方向は車両11の前後方向を示している。
図1(A)は、本実施形態の車両用洗浄装置10の保持構造31(図2(A)参照)を備えた車両11を説明する斜視図である。図1(B)は、本実施形態の車両用洗浄装置10の配管系統を説明する概略図である。図2(A)は、本実施形態の車両用洗浄装置10の保持構造31を説明する分解斜視図である。図2(B)は、本実施形態の車両用洗浄装置10の保持構造31に用いるアジャスタ34を説明する斜視図である。図3(A)は、本実施形態の車両用洗浄装置10の保持構造31を説明する図であり、図1(A)に示すA-A線方向の断面図である。図3(B)は、本実施形態の車両用洗浄装置10の保持構造31を説明する図であり、図1(A)に示すB-B線方向の断面図である。図4は、本実施形態の車両用洗浄装置10の保持構造31を説明する断面図である。
図1(A)に示す如く、車両11の前方側では、車体に対してフロントフード12、フロントバンパ13及びフロントグリル14等が組み付けられている。車両11の車幅方向の両端部には、フロントバンパ13の上方に車両11の前方を照射する一対のヘッドライト15が、車体に組み付けられている。
ヘッドライト15の下方のフロントバンパ13には、車両用洗浄装置10の洗浄用ノズル17(図1(B)参照)が進退するための開口部33(図2(A)参照)が形成されている。詳細は後述するが、開口部33は、洗浄用ノズル17の先端に固定された蓋部19により開閉され、洗浄用ノズル17が後退した状態では、開口部33は蓋部19により塞がれる。そして、この塞がれた状態では、フロントバンパ13と蓋部19とは、略同一面となる意匠面13Dを形成している。
車両用洗浄装置10は、主に、車両11の車体側に組み付けられるノズル支持筐体部16と、ノズル支持筐体部16に進退自在に支持される洗浄用ノズル17と、洗浄用ノズル17に一体に形成される一対の洗浄液噴射部18と、洗浄用ノズル17の先端に固定される蓋部19と、洗浄液を貯留するタンク20と、洗浄用ノズル17とタンク20とを連結する配管21と、洗浄液を送り出すポンプ22と、ポンプ22を駆動するモータ23と、を有している。
尚、車両11の電子制御ユニット24はモータ23を制御し、運転手の操作に応じてモータ23を駆動させ、タンク20内の洗浄液を配管21を介して洗浄用ノズル17へと送り出す。また、電子制御ユニット24は洗浄液残留センサ25からの信号に基づき、タンク20内の洗浄液の残量を監視する。
図2(A)に示す如く、車両用洗浄装置10(図1(B)参照)の保持構造31は、主に、車両11(図1(A)参照)の車体と、車両11の後方側から、車両11の車体にボルト締結されるブラケット32と、ブラケット32に対してボルト締結されるノズル支持筐体部16と、ノズル支持筐体部16に進退自在に支持される洗浄用ノズル17と、フロントバンパ13と、フロントバンパ13の開口部33に着脱自在に組み付けられるアジャスタ34と、洗浄用ノズル17の進退動作に連動してフロントバンパ13の開口部33を開閉する蓋部19と、を有している。
尚、図1(B)に示す車両用洗浄装置10のタンク20、ポンプ22及びモータ23は、車両11の車体に対してそれぞれボルト締結されている。そして、洗浄用ノズル17とタンク20及びポンプ22とは、例えば、高圧ゴムホースや高圧ビニールホースからなる配管21により連結されている。
ブラケット32は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を射出成形して形成された樹脂製部材であり、車両11の車幅方向に細長く伸びる形状である。ブラケット32は、一対のヘッドライト15(図1(A)参照)に対してそれぞれ配設され、ヘッドライト15の周辺であり、主にヘッドライト15の下方側に渡って車体にボルト締結されている。そして、ブラケット32は、その中心領域にてノズル支持筐体部16をボルト締結により支持している。
アジャスタ34は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を射出成形して形成された樹脂製部材であり、開口部33を介してフロントバンパ13に対して着脱自在に組み付けられる。そして、アジャスタ34の内部には、車両11の前後方向(洗浄用ノズル17の進退方向)に貫通する断面視略直方形形状の貫通孔35が形成されている。尚、図示したように、貫通孔35を形成する上下内側面は、係止部38、39により構成されている。
ここで、車両事故の際や走行中に路面に接触した際等、フロントバンパ13には外力が加わり易く、外力が加わることで、フロントバンパ13は車両11の後方側へと押される。このとき、詳細は後述するが、洗浄用ノズル17が進退自在に支持されるノズル支持筐体部16は、その先端側がアジャスタ34の貫通孔35内に挿通され、摺動可能な状態に保持され、フロントバンパ13に対して固定されていない。つまり、ノズル支持筐体部16は、アジャスタ34に対して、車両11の前後方向に摺動することができる。
この構造により、フロントバンパ13が車両11の後方側へと押された場合でも、洗浄用ノズル17及びノズル支持筐体部16が、フロントバンパ13及びアジャスタ34と一緒に車両11の後方側へと移動することが防止され、あるいは、その移動量が大幅に低減される。そして、洗浄用ノズル17と連結する配管21が、その後方に配設される車体や車両部品等と衝突し、断線することが防止される。更には、洗浄用ノズル17等の車両用洗浄装置10の各部品と車両部品や車体とが衝突し、破損することが防止される。
図2(B)に示す如く、アジャスタ34の貫通孔35には、車両11の車幅方向に対向する内側面35A、35Bに一対の保持リブ36、37が形成されている。貫通孔35は、アジャスタ34を車両11の前後方向に貫通して形成され、保持リブ36、37も車両11の前後方向に延在して形成されている。そして、保持リブ36、37は、貫通孔35内へと挿通されたノズル支持筐体部16と当接し、保持する。このとき、ノズル支持筐体部16は、係止構造により保持リブ36、37に対して位置固定されないため、例えば、車両事故等によりフロントバンパ13が車両11の後方へと移動した際に、ノズル支持筐体部16は車両11の前後方向へと摺動可能となる。
一方、アジャスタ34の貫通孔35には、車両11の上下方向に対向する一対の係止部38、39が形成されている。係止部38、39は、開口部33を介してフロントバンパ13に対してアジャスタ34を係止させるための弾性変形可能な構造であり、例えば、薄型の略V字形状である。係止部38、39は、上記熱可塑性樹脂により成形されることで、一定の外力が加わることで貫通孔35の内側へと撓む形状となっている。そして、係止部38、39間の離間幅W1が、フロントバンパ13の開口部33の上下方向の開口幅W2(図3(A)参照)よりも広くなっている。
図示したように、係止部38、39には、車両11の前方側に爪部38A、39Aが形成されている。この構造により、特に、作業者が、開口部33からアジャスタ34を取り外す際には、作業者の指先を爪部38A、39Aに引っ掛けることで、アジャスタ34を開口部33から容易に取り外すことができる。その結果、アジャスタ34の取り外しの際に、ドライバ等を用い強引にアジャスタ34を取り外すことがなく、アジャスタ34の損傷を防止し、アジャスタ34を繰り返し使用することができる。
また、アジャスタ34の貫通孔35には、4つのコーナー部近傍に、車両11の上下方向に突起する4つの撓み規制部40、41、42、43が形成されている。撓み規制部40~43は、係止部38、39よりも貫通孔35の内側に形成され、係止部38、39が撓むことで当接し、係止部38、39の撓み範囲を規制する。具体的には、撓み規制部40~43の係止部38、39との対向領域には、一定の深さを有し、係止部38、39の一部が入り込む窪み領域40A、41A、42A、43Aが形成されている。
この構造により、アジャスタ34を開口部33に対して着脱する際に、係止部38、39の一部が、上記窪み領域40A~43Aに入り込むことで、係止部38、39は、アジャスタ34がフロントバンパ13から離脱する程度には撓むが、必要以上に貫通孔35の内側へと撓むことが防止される。その結果、脱着時における係止部38、39の変位量が少なくなり、係止部38、39への外的負荷が小さくなり、係止部38、39が破損し難くなり、アジャスタ34を繰り返し使用することができる。
更には、撓み規制部40~43が貫通孔35の内側へと突出することで、撓み規制部40~43に保持リブ36、37と同じ機能を持たせることができる。この構造により、ノズル支持筐体部16は、保持リブ36、37及び撓み規制部40~43により、車両11の前後方向へ摺動可能な状態にて保持される。
図3(A)では、洗浄用ノズル17が後退し、洗浄用ノズル17の先端に固定された蓋部19が、フロントバンパ13の窪み領域13A内に収納された状態を示している。図示したように、フロントバンパ13には、車両11の後方側へと2段窪んだ窪み領域13Aが形成され、1段目の第1の窪み領域13Bは、少なくとも蓋部19の厚み分だけ窪んでいる。また、2段目の第2の窪み領域13Cは、第1の窪み領域13Bよりも更に窪み、開口部33が形成されている。そして、蓋部19が、第1の窪み領域13B内に収納されることで、フロントバンパ13と蓋部19とは、略同一面となる意匠面13Dを形成し、そのデザインも向上する。
また、アジャスタ34は、開口部33を介してフロントバンパ13に組み付けられている。上述したように、係止部38、39は、上記熱可塑性樹脂により成形され、一定の外力が加わることで貫通孔35の内側へと撓み、再び、元の形状に戻る。この形状により、車両11の前方側から開口部33に対してアジャスタ34を挿入することで、アジャスタ34はフロントバンパ13に対して容易に組み付けられる。尚、アジャスタ34の爪突起部34Aがフロントバンパ13に係止されることで、アジャスタ34はフロントバンパ13に対して固定された状態となる。
また、車両11の前後方向において、アジャスタ34の後端部には、貫通孔35の内側へと傾斜した傾斜面34Bが形成されている。図3(B)にも示すように、傾斜面34Bは、アジャスタ34の後端部に渡り環状に形成されている。この構造により、作業員は、この傾斜面34Bを利用して、洗浄用ノズル17の先端側のノズル支持筐体部16を容易にアジャスタ34の貫通孔35内へと挿入することができる。更には、貫通孔35内に保持リブ36、37(図3(B)参照)を有することで、ノズル支持筐体部16とアジャスタ34との接触面積を低減し、接触抵抗を小さくすることで、ノズル支持筐体部16の先端側をアジャスタ34へと組み付ける作業性が向上する。
ここで、上述したように、車両用洗浄装置10(図1(B)参照)は、車両11の車体に対して固定されているが、フロントバンパ13に対しては固定されていない。つまり、車両用洗浄装置10の先端側のノズル支持筐体部16は、アジャスタ34を介してフロントバンパ13に対して保持されているが、例えば、車両事故等によりフロントバンパ13が車両11の後方へと移動した際に、フロントバンパ13に固定されたアジャスタ34に対して車両11の前後方向に摺動することができる。
この構造により、作業者は、先ず、車両用洗浄装置10の各部品を車体に組み付け、その際に、洗浄用ノズル17、タンク20やポンプ22に対して配管21の結線作業を行うことができる。この作業の段階では、車体にフロントバンパ13が組み付けられてなく、作業スペースや視界を十分に確保でき、その作業性が大幅に向上する。また、上記作業性の向上により、配管21を必要以上の長くする必要がなく、製造コストも低減される共に、衝突事故等の際に、配管21の断線が起り難くなる。
次に、作業者は、アジャスタ34が装着されたフロントバンパ13を車体に組み付ける際に、既に車体側に組み付けられ、洗浄用ノズル17が収納されているノズル支持筐体部16の先端側をアジャスタ34の貫通孔35内へと挿入する。上述したように、アジャスタ34の傾斜面34Bを利用することで、フロントバンパ13により視界が悪く、狭い作業領域でも容易にその作業を行うことができる。更には、従来の組み付け作業のように、フロントバンパ13により視界が悪く、狭い作業領域にて、上記配管21の結線作業等が不要となる。その結果、作業効率が大幅に向上し、作業時間の短縮も実現できる。尚、フロントバンパ13の組み付け作業後に、洗浄用ノズル17の先端に蓋部19を固定し、車両用洗浄装置10の組み付け作業が終了する。
図3(B)では、図3(A)と同様に、洗浄用ノズル17が後退し、洗浄用ノズル17の先端に固定された蓋部19が、フロントバンパ13の窪み領域13A内に収納された状態を示している。図示したように、洗浄用ノズル17の先端側には、一対の洗浄液噴射部18等を保護するノズル支持筐体部16が形成され、ノズル支持筐体部16は、アジャスタ34の保持リブ36、37と当接し、保持リブ36、37により摺動可能な状態に保持されている。尚、図3(B)に示す断面では、ノズル支持筐体部16は車両11の前後方向へと分断して図示されているが、図2(A)に示す如く、ノズル支持筐体部16は、洗浄用ノズル17の後退時において、洗浄用ノズル17全体を収納する一体構造となっている。
運転者の操作により、ヘッドライト15の前面カバー15A(図1(A)参照)を洗浄する際には、洗浄用ノズル17が、ノズル支持筐体部16内を車両11の前方側へと前進する。上述したように、ノズル支持筐体部16は、保持リブ36、37及び撓み規制部40~43により、アジャスタ34の貫通孔35内に位置精度良く保持されている。
ここで、図3(A)及び図3(B)に示す一点鎖線51は、フロントバンパ13の開口部33の中心軸及びアジャスタ34の貫通孔35の中心軸を示すが、両者の中心軸が、実質、一致するように、アジャスタ34は、フロントバンパ13に組み付けられている。更には、洗浄用ノズル17を収納するノズル支持筐体部16が、上記保持リブ36、37及び撓み規制部40~43により、貫通孔35内の挿入位置が調整されることで、洗浄用ノズル17の中心軸も開口部33及び貫通孔35の中心軸と、実質、一致している。
この構造により、洗浄用ノズル17は、車両11の前後方向に進退動作を繰り返すが、洗浄用ノズル17が、貫通孔35及び開口部33に対して位置精度良く、真直ぐに進退することで、洗浄用ノズル17の先端の蓋部19も、第1の窪み領域13Bに対して位置精度良く出し入れされる。その結果、丸印52にて示すように、蓋部19が、フロントバンパ13の窪み領域13Aの端部やその周辺の意匠面13Dと接触することが防止され、フロントバンパ13の塗装剥がれ等の発生が防止される。
更に、車両11の車幅方向において、ブラケット32の中心部にはノズル支持筐体部16がボルト締結されている。そして、その締結領域の両側には、ノズル支持筐体部16等に加わる衝撃を緩衝するための屈曲部32Aが形成されている。上述したように、ノズル支持筐体部16や洗浄用ノズル17は、フロントバンパ13に対してボルト締結等により固定されていないが、アジャスタ34により保持されている。そのため、車両事故等によりフロントバンパ13に衝撃が加わった際には、その衝撃は、ノズル支持筐体部16等にも加わる。
そこで、ブラケット32は、上記熱可塑性樹脂により成形されることで、一定の外力が加わることで撓み易い材質であると共に、ブラケット32に弾性形状の屈曲部32Aを設けることで、上記衝撃を緩衝することができる。この構造により、上記衝撃により洗浄用ノズル17と配管21との連結箇所が破損し、洗浄液が漏れ、車両用洗浄装置10が故障することが防止される。また、上記衝撃により洗浄用ノズル17とノズル支持筐体部16との組み付け位置にずれが発生し、蓋部19とフロントバンパ13の意匠面13Dとが接触し、フロントバンパ13の塗装剥がれ等が発生することが防止される。
図4では、洗浄用ノズル17が前進し、洗浄用ノズル17の先端に固定された蓋部19及び洗浄液噴射部18が、フロントバンパ13の窪み領域13Aの外側へと導出した状態を示している。尚、図4は、図3(B)に示す断面と同じ断面であり、洗浄用ノズル17にてヘッドライト15の前面カバー15A(図1(A)参照)を洗浄する状態を示している。
上述したように、ノズル支持筐体部16は、保持リブ36、37及び撓み規制部40~43により、アジャスタ34の貫通孔35内に保持されている。そこで、図示したように、洗浄用ノズル17及び蓋部19は、車両11の前方側へと一定距離だけスライド移動する。このとき、洗浄液噴射部18も窪み領域13Aの外側へと導出し、その位置から洗浄液をヘッドライト15の前面カバー15Aに噴射することで、前面カバー15Aに付着した汚れ等を落とすことができる。その後、洗浄用ノズル17等はノズル支持筐体部16内へと後退し、図3(B)に示す状態となる。
尚、本実施形態では、車両用洗浄装置10にてヘッドライト15の前面カバー15Aを洗浄する場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、フロントバンパ13に配設されるフォグランプに対して上述した車両用洗浄装置10の保持構造31を採用することで、同様な効果を得ることができる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて種々の変更が可能である。
10 車両用洗浄装置
11 車両
13 フロントバンパ
13A 窪み領域
13B 第1の窪み領域
13C 第2の窪み領域
13D 意匠面
15 ヘッドライト
16 ノズル支持筐体部
17 洗浄用ノズル
18 洗浄液噴射部
19 蓋部
21 配管
31 車両用洗浄装置の保持構造
32 ブラケット
32A 屈曲部
33 開口部
34 アジャスタ
34B 傾斜面
35 貫通孔
36、37 保持リブ
38、39 係止部
38A、39A 爪部
40、41、42、43 撓み規制部

Claims (6)

  1. 車両の前方を照射するライトが組み付けられる車体と、
    前記車体に組み付けられ、前記ライトを洗浄する車両用洗浄装置と、
    前記車体に組み付けられ、前記ライトの周辺に前記車両用洗浄装置の洗浄用ノズルが進退する開口部が設けられるフロントバンパと、
    前記洗浄用ノズルの先端に取り付けられ、前記洗浄用ノズルが後退したときに前記開口部を塞ぐ蓋部と、を備え、
    前記フロントバンパには、前記開口部を介して、前記車両用洗浄装置を保持するアジャスタが組み付けられ、
    前記アジャスタは、前記洗浄ノズルの進退方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記車両用洗浄装置は、前記貫通孔に挿通されると共に、前記フロントバンパが前記車両の後方側へと移動する際に前記アジャスタに対して摺動可能となることを特徴とする車両用洗浄装置の保持構造。
  2. 車両の前方を照射するライトが組み付けられる車体と、
    前記車体に組み付けられ、前記ライトを洗浄する車両用洗浄装置と、
    前記車体に組み付けられ、前記ライトの周辺に前記車両用洗浄装置の洗浄用ノズルが進退する開口部が設けられるフロントバンパと、
    前記洗浄用ノズルの先端に取り付けられ、前記洗浄用ノズルが後退したときに前記開口部を塞ぐ蓋部と、を備え、
    前記フロントバンパには、前記開口部を介して、前記車両用洗浄装置を保持するアジャスタが組み付けられ、
    前記アジャスタは、前記洗浄用ノズルの進退方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記車両用洗浄装置は、前記貫通孔に挿通されると共に、前記アジャスタに対して摺動可能な状態に保持され、
    前記アジャスタの前記貫通孔を囲む側面には、前記洗浄用ノズルと当接する保持リブが形成され、
    前記保持リブは、前記洗浄用ノズルの前記進退方向に延在していることを特徴とする車両用洗浄装置の保持構造。
  3. 車両の前方を照射するライトが組み付けられる車体と、
    前記車体に組み付けられ、前記ライトを洗浄する車両用洗浄装置と、
    前記車体に組み付けられ、前記ライトの周辺に前記車両用洗浄装置の洗浄用ノズルが進退する開口部が設けられるフロントバンパと、
    前記洗浄用ノズルの先端に取り付けられ、前記洗浄用ノズルが後退したときに前記開口部を塞ぐ蓋部と、を備え、
    前記フロントバンパには、前記開口部を介して、前記車両用洗浄装置を保持するアジャスタが組み付けられ、
    前記アジャスタは、前記洗浄用ノズルの進退方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記車両用洗浄装置は、前記貫通孔に挿通されると共に、前記アジャスタに対して摺動可能な状態に保持され、
    前記アジャスタは、前記フロントバンパの意匠面側から前記フロントバンパへと組み付けられ、
    前記フロントバンパの前記意匠面側の係止部には、前記貫通孔の外側へと向けて突起する爪部が形成されていることを特徴とする車両用洗浄装置の保持構造。
  4. 車両の前方を照射するライトが組み付けられる車体と、
    前記車体に組み付けられ、前記ライトを洗浄する車両用洗浄装置と、
    前記車体に組み付けられ、前記ライトの周辺に前記車両用洗浄装置の洗浄用ノズルが進退する開口部が設けられるフロントバンパと、
    前記洗浄用ノズルの先端に取り付けられ、前記洗浄用ノズルが後退したときに前記開口部を塞ぐ蓋部と、を備え、
    前記フロントバンパには、前記開口部を介して、前記車両用洗浄装置を保持するアジャスタが組み付けられ、
    前記アジャスタは、前記洗浄用ノズルの進退方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記車両用洗浄装置は、前記貫通孔に挿通されると共に、前記アジャスタに対して摺動可能な状態に保持され、
    前記ライトの周辺には前記車体に組み付けられるブラケットを更に有し、
    前記洗浄用ノズルを支持する前記車両用洗浄装置のノズル支持筐体部は、前記ブラケットに組み付けられ
    前記ブラケットの前記ノズル支持筐体部の組み付け領域の周辺には、弾性変形可能な屈曲部が形成されていることを特徴とする車両用洗浄装置の保持構造。
  5. 前記洗浄用ノズルの前記進退方向における前記アジャスタの後端部には、前記貫通孔の内側へと向けて傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用洗浄装置の保持構造。
  6. 前記アジャスタには、前記係止部の前記貫通孔の内側への撓みを規制する撓み規制部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用洗浄装置の保持構造。
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