JP2002263739A - コルゲートフィンの製造方法 - Google Patents

コルゲートフィンの製造方法

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JP2002263739A
JP2002263739A JP2001069187A JP2001069187A JP2002263739A JP 2002263739 A JP2002263739 A JP 2002263739A JP 2001069187 A JP2001069187 A JP 2001069187A JP 2001069187 A JP2001069187 A JP 2001069187A JP 2002263739 A JP2002263739 A JP 2002263739A
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fin
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Shinichi Morihira
晋一 森平
Yuji Sako
雄二 迫
Keiichi Yoshii
桂一 吉井
Kiyokazu Futami
清和 二見
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    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
    • F28F1/12Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
    • F28F1/126Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element consisting of zig-zag shaped fins
    • F28F1/128Fins with openings, e.g. louvered fins
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D13/00Corrugating sheet metal, rods or profiles; Bending sheet metal, rods or profiles into wave form
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的硬度が高い金属製のフィンにおいて
も、コルゲートフィンの仕上がり寸法精度を向上させ
る。 【解決手段】 プレス工程が終了した帯板材Wを焼きな
ますことにより、帯板材Wに発生した残留応力を除去
し、その後に縮め工程を実施する。これにより、加工硬
化により硬化した部分(特に、折曲部121)を柔らか
くすることができるので、プレス工程を終了した帯板材
Wを、容易に縮めて折曲部121の曲率半径を所定寸法
まで小さくすることができるので、比較的硬度が高い金
属(ステンレス)製のフィン120においても、フィン
120の仕上がり寸法精度を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルーバが形成され
た熱交換器用コルゲートフィン(以下、フィンと略
す。)の製造方法に関するものである。
【0002】なお、ルーバとは、フィンの一部を鎧窓状
に切り起こすことにより、フィン周りを流通する流体を
転向させて温度境界層の成長を抑制するものでる。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般的
なフィンの製造方法では、金属製の帯板材(ワーク)に
ロールフォーミング等のプレス加工(JIS B 01
22参照)を施して、ルーバを切り起こしながら帯板材
を波状に成形した後、波状に成形された帯板材を縮めて
フィンの折曲部(山部及び谷部)の曲率半径を小さく
し、その後、所定の山数(谷数)を有するように帯板材
を切断している。
【0004】ところで、ルーバを切り起こしながら帯板
材を波状に成形するため、1/4H材やO材(JIS
H 0500参照)等の比較的硬度の低い金属製の帯板
材にてプレス加工を施すと、材料が柔らかく伸びが易い
ため、ルーバを切り起こすための金型(カッター)が帯
板材から抜け難く、図9に示すように、ルーバ123が
形成された部分が湾曲する、又は割れる等の成形不良が
発生し易い。
【0005】そこで、通常、1/4H材やO材より硬度
が高い1/2H材やH材等の比較的硬度が高い金属製の
帯板材にてフィンを成形している。
【0006】しかし、比較的硬度が高い金属製の帯板材
にプレス加工を施すと、折曲部(山部及び谷部)に発生
する加工硬化により、塑性加工に対する対抗力が大きく
なってしまうので、波状に成形された帯板材を縮めるよ
うにフィンを塑性変形させても、折曲部(山部及び谷
部)の曲率半径を所定寸法まで小さくすることができ
ず、フィンの仕上がり寸法精度が低いという問題が発生
する。
【0007】本発明は、上記点に鑑み、比較的硬度が高
い金属製のフィンにおいて、フィンの仕上がり寸法精度
を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、複数箇所の
折曲部(121)を有して波状に成形され、隣り合う折
曲部(121)間を繋ぐ平面部(122)に鎧窓状に切
り起こされたルーバ(123)を備える熱交換器用コル
ゲートフィンの製造方法であって、金属製の帯板材
(W)にプレス加工を施し、帯板材(W)を波状に成形
しながらルーバ(123)を切り起こすプレス工程と、
プレス工程の終了後、帯板材(W)に発生した残留応力
を除去する熱処理工程と、熱処理工程の終了後、波状に
成形された帯板材(W)を縮めて折曲部(121)の曲
率半径を小さくする縮め工程とを具備することを特徴と
する。
【0009】これにより、プレス工程が終了した帯板材
(W)に熱処理を施すことにより、帯板材(W)に発生
した残留応力を除去するので、加工硬化により硬化した
部分(特に、折曲部(121))を柔らかくすることが
できる。
【0010】したがって、プレス工程を終了した帯板材
(W)を、容易に縮めて折曲部(121)の曲率半径を
所定寸法まで小さくすることができるので、比較的硬度
が高い金属製のコルゲートフィンにおいても、コルゲー
トフィンの仕上がり寸法精度を向上させることができ
る。
【0011】請求項2に記載の発明では、複数箇所の折
曲部(121)を有して波状に成形され、隣り合う折曲
部(121)間を繋ぐ平面部(122)に鎧窓状に切り
起こされたルーバ(123)を備える熱交換器用コルゲ
ートフィンの製造方法であって、鉄系金属製の帯板材
(W)にプレス加工を施し、帯板材(W)を波状に成形
しながらルーバ(123)を切り起こすプレス工程と、
プレス工程の終了後、帯板材(W)に発生した残留応力
を除去する熱処理工程と、熱処理工程の終了後、波状に
成形された帯板材(W)を縮めて折曲部(121)の曲
率半径を小さくする縮め工程とを具備することを特徴と
する。
【0012】これにより、プレス工程が終了した帯板材
(W)に熱処理を施すことにより、帯板材(W)に発生
した残留応力を除去するので、加工硬化により硬化した
部分(特に、折曲部(121))を柔らかくすることが
できる。
【0013】したがって、プレス工程を終了した帯板材
(W)を、容易に縮めて折曲部(121)の曲率半径を
所定寸法まで小さくすることができるので、比較的硬度
が高い鉄系金属製のコルゲートフィンにおいても、コル
ゲートフィンの仕上がり寸法精度を向上させることがで
きる。
【0014】請求項3に記載の発明では、複数箇所の折
曲部(121)を有して波状に成形され、隣り合う折曲
部(121)間を繋ぐ平面部(122)に鎧窓状に切り
起こされたルーバ(123)を備える熱交換器用コルゲ
ートフィンの製造方法であって、ステンレス系金属製の
帯板材(W)にプレス加工を施し、帯板材(W)を波状
に成形しながらルーバ(123)を切り起こすプレス工
程と、プレス工程の終了後、帯板材(W)に発生した残
留応力を除去する熱処理工程と、熱処理工程の終了後、
波状に成形された帯板材(W)を縮めて折曲部(12
1)の曲率半径を小さくする縮め工程とを具備すること
を特徴とする。
【0015】これにより、プレス工程が終了した帯板材
(W)に熱処理を施すことにより、帯板材(W)に発生
した残留応力を除去するので、加工硬化により硬化した
部分(特に、折曲部(121))を柔らかくすることが
できる。
【0016】したがって、プレス工程を終了した帯板材
(W)を、容易に縮めて折曲部(121)の曲率半径を
所定寸法まで小さくすることができるので、比較的硬度
が高いステンレス系金属製のコルゲートフィンにおいて
も、コルゲートフィンの仕上がり寸法精度を向上させる
ことができる。
【0017】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本実施形態に係るコルゲー
トフィンの製造方法にて製造されたコルゲートフィンを
有する熱交換器100の模式図であり、110は水(流
体)が流通するステンレス製のチューブであり、120
はチューブ110内を流通する水と空気との熱交換を促
進するコルゲートフィンである。
【0019】130はチューブ110の長手方向両端側
に配設されて複数本の各チューブ110と連通するヘッ
ダタンクであり、紙面右側のヘッダタンク130は水を
各チューブ110に分配供給するものであり、紙面左側
のヘッダタンク130は、熱交換を終えた水を集合回収
するものである。
【0020】ところで、コルゲートフィン120は、図
2に示すように、複数箇所の折曲部(山部及び谷部)1
21を有して波状に成形され、隣り合う折曲部121間
を繋ぐ平面部122に鎧窓状に切り起こされたルーバ1
23を備えるものであって、本実施形態では、厚さ50
μmのステンレス(SUS304)製の帯板材Wから成
形されている。
【0021】次に、コルゲートフィン120(以下、フ
ィン120と略す。)の製造方法をその工程順に述べ
る。
【0022】ステンレス系金属製の帯板材Wにプレス加
工を施し、帯板材Wを波状に成形しながらルーバ123
を切り起こし(プレス工程)、所定の山数(谷数)を有
するようにプレス工程にて波状に成形された帯板材Wを
切断する(切断工程)。
【0023】次に、切断工程にて切断された所定の山数
を有する帯板材Wを焼きなまして、帯板材W(特に、屈
曲部121)に発生した残留応力を除去する(熱処理工
程)。なお、本実施形態では、1050℃の30分加熱
した後、不活性ガス(本実施形態では、窒素)雰囲気中
にてファンを稼動させて強制放冷することにより、プレ
ス工程が終了した帯板材Wを焼きなましている。
【0024】その後、波状に成形された帯板材Wを縮め
て折曲部121の曲率半径をを所定寸法まで小さくし
(縮め工程)、外観検査及び寸法検査を行う。
【0025】因みに、図3は切断工程(プレス工程)が
終了した時点における帯板材Wの模式図であり、図4は
縮め工程が終了した時点における帯板材W(完成品のフ
ィン120)を示す図であり、図5は焼きなまし(熱処
理工程)を実施しないで、縮め工程を実施した場合(従
来の技術に係るコルゲートフィンの製造方法)における
帯板材W(完成品のフィン120)を示す図である。
【0026】ところで、図6はプレス工程及び切断工程
を実施するためのプレス装置を示す模式図であり、図7
は縮め工程を実施するための装置の模式図である。そし
て、図6中、1は薄板状の帯板材Wが巻かれた材料ロー
ル(アンコイラ)であり、この材料ロールから取り出さ
れたフィン材料は、帯板材Wに所定の張力を与えるテン
ション装置2により張力が与えられる。このテンション
装置2は、重力によって一定の張力を帯板材Wに与える
ウエイトテンション部2aと、帯板材Wの進行とともに
回転するローラ2b及びこのローラ2bを介して帯板材
Wに所定の張力を与えるバネ手段2cからなるローラテ
ンション部2dとから構成されている。
【0027】なお、テンション装置2によって帯板材W
に所定の張力を与えるのは、後述するフィン成形装置3
によって折り曲げ成形されたコルゲートフィンのフィン
高さ(隣り合う折曲部121の高低差)を一定に保持す
るためである。
【0028】3は、テンション装置2によって所定の張
力が与えられた帯板材Wに、多数個の折曲部121を形
成して帯板材Wを波状にするとともに、平面部122に
相当する部位にルーバ123を形成する上下方向からプ
レスするフィン成形装置である。
【0029】このフィン成形装置は、プレス用の一対の
金型3aと、金型3aの歯面に設けられたルーバ123
を形成するカッター(図示せず。)とから構成されてお
り、帯板材Wが金型3a間を通過する際に金型3aの歯
部3bに沿うように折り曲げられて折曲部121とルー
バ123とが略同時に形成される。
【0030】4は、折曲部121及びルーバ123が形
成された帯板材Wを切断する切断装置であり、この切断
装置4は、1つのフィン120に折曲部121が所定の
数だけ有するように帯板材Wを所定長さに切断する。
【0031】また、図7中、5は焼きなまし(熱処理工
程)が終了した帯板材Wを矯正装置6に向けて送るため
の送り装置5であり、この送り装置5は、フィン成形装
置3に形成された折曲部121間距離と略等しい基準ピ
ッチを有する一対の歯車状の送りローラ5aから構成さ
れている。
【0032】6は、折曲部121の尾根方向に対して略
直角方向から折曲部121を押圧して折曲部121の凹
凸を矯正する矯正装置であり、この矯正装置6は、帯板
材Wを挟んで帯板材Wの進行とともに従動的に回転する
一対の矯正ローラ6a、6bから形成されている。な
お、矯正ローラ6a、6bは、矯正ローラ6a、6bの
回転中心を結ぶ線が、帯板材Wの進行方向に対して直角
となるように配置されている。
【0033】7は、複数個の折曲部121に接して帯板
材Wの進行方向反対側に向けて摩擦力を発生するブレー
キ面7a、7bを有するブレーキ装置であり、このブレ
ーキ装置7は、矯正装置6より帯板材Wの進行方向側に
配置されて、送り装置5が発生する送り力と、ブレーキ
面7a、7bで発生する摩擦力とによって、帯板材Wの
折曲部121が互いに接するように帯板材Wを押し縮め
るものである。
【0034】また、ブレーキ面7aが形成されたブレー
キシュー7cは、一端側は回転可能に支持されており、
他端側には摩擦力調節機構をなすバネ部材7dが配置さ
れている。そして、ブレーキ面7a、7bで発生する摩
擦力は、このバネ部材7dの撓み量を調節することによ
り調整される。なお、ブレーキシュー7c及びブレーキ
面7bを形成するプレート部7eは、耐磨耗性に優れた
材料にて構成されており、因みに本実施形態ではダイス
鋼である。
【0035】次に、本実施形態の特徴(作用効果)を述
べる。
【0036】本実施形態では、プレス工程が終了した帯
板材Wを焼きなますことにより、帯板材Wに発生した残
留応力を除去するので、加工硬化により硬化した部分
(特に、折曲部121)を柔らかくすることができる。
【0037】したがって、プレス工程を終了した帯板材
Wを、容易に縮めて折曲部121の曲率半径を所定寸法
まで小さくすることができるので、比較的硬度が高い金
属(この例では、ステンレス)製のフィン120におい
ても、フィン120の仕上がり寸法精度を向上させるこ
とができる。
【0038】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、上下方向からプレスすることによりプレス工程を実
施したが、例えば図8に示すように、成形ローラ3aに
よりロールフォーミングにてプレス加工を実施してもよ
い。
【0039】また、本発明に係るコルゲートフィンの製
造方法にて製造されたコルゲートフィンは、上述の実施
形態に示された熱交換器にその適用が限定されるもので
はなく、例えば燃料電池システムやマイクロガスタービ
ンシステム等の高温、かつ、腐食環境で使用される熱交
換器等のその他の熱交換器にも使用することができる。
【0040】また、上述実施形態では、矩形波状のコル
ゲートフィンであったが、本発明の適用対象はこれに限
定されうものではなく、正弦波状のコルゲートフィンで
あってもよい。
【0041】また、上述の実施形態では、プレス工程の
終了後に切断工程を実施したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、縮め工程の終了後に切断工程を実施
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るコルゲートフィンの製
造方法にて製造されたコルゲートフィンを有する熱交換
器の模式図である。
【図2】本発明の実施形態に係るコルゲートフィンの斜
視図である。
【図3】切断工程(プレス工程)が終了した時点におけ
る帯板材の模式図である。
【図4】縮め工程が終了した時点における帯板材(完成
品のフィン)を示す図である。
【図5】焼きなまし(熱処理工程)を実施しないで、縮
め工程を実施した場合(従来の技術に係るコルゲートフ
ィンの製造方法)における帯板材(完成品のフィン)を
示す図である。
【図6】プレス工程及び切断工程を実施するためのプレ
ス装置を示す模式図である。
【図7】縮め工程を実施するための装置の模式図であ
る。
【図8】プレス工程及び切断工程を実施するためのプレ
ス装置の変形例を示す模式図である。
【図9】従来の技術に係るコルゲートフィンの製造方法
における帯板材(完成品のフィン)を示す図である。
【符号の説明】
120…コルゲートフィン、121…折曲部、123…
ルーバ、W…帯板材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉井 桂一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 二見 清和 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数箇所の折曲部(121)を有して波
    状に成形され、隣り合う前記折曲部(121)間を繋ぐ
    平面部(122)に鎧窓状に切り起こされたルーバ(1
    23)を備える熱交換器用コルゲートフィンの製造方法
    であって、 金属製の帯板材(W)にプレス加工を施し、前記帯板材
    (W)を波状に成形しながら前記ルーバ(123)を切
    り起こすプレス工程と、 前記プレス工程の終了後、前記帯板材(W)に発生した
    残留応力を除去する熱処理工程と、 前記熱処理工程の終了後、波状に成形された前記帯板材
    (W)を縮めて前記折曲部(121)の曲率半径を小さ
    くする縮め工程とを具備することを特徴とするコルゲー
    トフィンの製造方法。
  2. 【請求項2】 複数箇所の折曲部(121)を有して波
    状に成形され、隣り合う前記折曲部(121)間を繋ぐ
    平面部(122)に鎧窓状に切り起こされたルーバ(1
    23)を備える熱交換器用コルゲートフィンの製造方法
    であって、 鉄系金属製の帯板材(W)にプレス加工を施し、前記帯
    板材(W)を波状に成形しながら前記ルーバ(123)
    を切り起こすプレス工程と、 前記プレス工程の終了後、前記帯板材(W)に発生した
    残留応力を除去する熱処理工程と、 前記熱処理工程の終了後、波状に成形された前記帯板材
    (W)を縮めて前記折曲部(121)の曲率半径を小さ
    くする縮め工程とを具備することを特徴とするコルゲー
    トフィンの製造方法。
  3. 【請求項3】 複数箇所の折曲部(121)を有して波
    状に成形され、隣り合う前記折曲部(121)間を繋ぐ
    平面部(122)に鎧窓状に切り起こされたルーバ(1
    23)を備える熱交換器用コルゲートフィンの製造方法
    であって、 ステンレス系金属製の帯板材(W)にプレス加工を施
    し、前記帯板材(W)を波状に成形しながら前記ルーバ
    (123)を切り起こすプレス工程と、 前記プレス工程の終了後、前記帯板材(W)に発生した
    残留応力を除去する熱処理工程と、 前記熱処理工程の終了後、波状に成形された前記帯板材
    (W)を縮めて前記折曲部(121)の曲率半径を小さ
    くする縮め工程とを具備することを特徴とするコルゲー
    トフィンの製造方法。
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